JPS58126857A - オキシミノシランの製造法 - Google Patents

オキシミノシランの製造法

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JPS58126857A
JPS58126857A JP57221742A JP22174282A JPS58126857A JP S58126857 A JPS58126857 A JP S58126857A JP 57221742 A JP57221742 A JP 57221742A JP 22174282 A JP22174282 A JP 22174282A JP S58126857 A JPS58126857 A JP S58126857A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はオキシミノシラン(OXiminOsユ1.a
nenカバシミノゲルマン(oximinogerma
ne)及びオキ/ミノスタナン(oximinoSta
rnano)例えばメチルトリス(メチルエチルケトオ
キシミノ)シランにIWjるものであり、特にメチルl
−IJフクロシラン及びビニルトリクロルンラン等のア
ルキル及びアルケニル塩化シランから斯かる’rllJ
Pjを製造する方法に関する。
オキシミツノラン類の古典的調製方法は、メチルトリク
ロル7ラン等の塩化シランを、化学量論量のオキシム化
合物例えばメチルエチルケトオキシム及び化学量論量の
有機塩基例えばトリエチルアミンと反応させることであ
る。斯かる方法に於ては、生成物と有機塩基塩酸塩を互
いに分離せねばならぬが、通常そのためには蒸留が必要
である。
生成物を有機塩基塩酸塩から蒸留分離する際には諸困難
が存し5時々爆発を伴なうことがある。米国特許第4.
.1.26,630号に記載の本方法の一変形方法は、
先ず塩化シランをアミンと反応させて中間物を形成し、
続いて該中間物なオキシム化合物と反応させることに関
する。
既提案の別法は、塩化シランを化学量論量のオキジム化
合物ナトリウム塩と反応させることである。(例えばメ
チルトリクロルシラ/を3モルのメチルエチルケトオキ
シムナトリウム塩と反応させる)副生物の無機塩(塩化
ナトリウム)は生成物のオキシミノシランに不溶である
が、塩化ナトリウムは生成物中に細かく分散されている
ので、分離は相変らず困難である。更にオキシム化合物
のナトリウム塩の調製には、比較的高価なすl−IJウ
ム金属を使用せねばならない。
ニー、シン(A、 Sjhgh )他は、T 、 Oh
em、 SOc 。
Dal、tOn Trams、第17巻第1911−1
913頁(1972年) ; J、 OrganOme
talliCChem、。
第57巻第301−31.1頁(1973年);Ind
、J、Ohem、 、  第12巻第851−854頁
(1974年)  ;  Syn、React、■no
rg −Metal−Ong、Chem、第4巻549
−556頁(1974年);Ind、 J、 Ch、e
m、第13巻第1.197−1199頁(1975年)
に於て、前記三方法を各種オキシミノシラン、オキシミ
ノシラン及びオキ/ミノスタナンの製造に適用している
ソビエト連邦特許第435,243号(1974年、ジ
ー、ヴイー、リャシ/(G、V、Ryasin))は、
金属触媒の存在下、90℃以上にてオキシム化合物を有
機塩化シランと反応させ、副生HCIを不活性ガスでス
トリップする方法を開示している。ソビエト連邦特許第
724,514号(1977年)は、生成物の爆発的分
解を回避するため、滞留時間を短くしてカラム内で行な
う同一方法を開示している。ケミカルアプストラクツ第
91巻20702n(チェコスロバキア国特許第176
,704号)も参照されたい。
化学量論量の少くとく2倍量のオキシム化合物を使用し
、反応物を追加することなくノ\ロシランとオキシムを
直接反応させると、オキシミノシランが高収率で得られ
ることは知見されている。斯かる方法に於ける副生物は
、オキシム化合物塩酸塩(例工ばメチルエチルケトオキ
シム塩酸塩)である。類似の塩化ゲルマニウム及び塩化
錫と少くとも化学敏論量の2倍量のオキシム化合物によ
り、同様な高収率が得られると思われる。
従って、本発明は、液相にて化学式R4−nMXnなる
第■a族金属・・ロゲン化物(すなわち)・ロゲン化ケ
イ素、ハロゲン化ゲルマニウム又はハロゲン化錫)を化
学式R’ R,”C= NOHなるオキシム化合物と、
オキシム化合物/第■a族金属ハロゲン化物が少くとも
2n/1なるモル比にて反応させ、化学式(R’R” 
C=NO) n MR4−Hなる生成物を化学式R’R
’ C= N0H−HXなる副生物のオキシム塩酸塩か
ら分離することからなる第1V a族金属オキシム化合
物(すなわちオキシミノンラン、オキシミノゲルマン及
ヒオキシミノスタナン)の製造方法を包含′する。式中
、Rは炭素数1−6のアルキル基、炭素数2−6のアル
ケニル基、アリール基、アラルキル基、シクロアルキル
基、それらのハロゲン置換物;Mは、Si 、 Ge又
はSn ; XはC1、Br、又は■;nは1乃芋4で
あり;R′及びR′は各々独立にH1炭素数1−6のア
ルキル基、アリール基、シクロアルキル基又はアラルキ
ル基又はそれらのいずれかのハロゲン置換物であるか、
或いはR′及びR′共に(CH2)m (mは3乃至7
)又はアルキル基又はそれらのハロゲン置換物である。
好適化合物は、Rがメチル、エチル、フェニル又はビニ
ルであり、XがC1,nが3なる化合物である。反応は
溶剤の存在下、或いは反応物のみにて行なわれ、副生物
のオキシムハロゲン化水素酸塩の1類に応じ、相分離又
は沢過により分離される。
本発明に於ける2種の反応物は、ハロゲン化ケイ素、ハ
ロゲン化ゲルマニウム又はハロゲン化錫とオキシム化合
物である。以下の説明はケイ素さ有化合物について指適
し、ゲルマニウム含有類似物及び錫含有類似物に関し特
別に指適せぬ場合もあるが、全説明がこれらの類似化合
物にも適用されることは当然である。好適ハロゲン化ケ
イ素は      !化学式R4H5iXnにて表わさ
れる。本式中Rは、メチル、エチル、プロピル、インプ
ロピル、ブチル、ペンチル又はヘキシル等炭素数1−6
のアルキル基;ビニル、2−7”ロペニル、3−ブテニ
ル又は2−ペンテニル等炭素2−6のアルケニル基;フ
ェニル等のアリール基;ベンジル等のアラルキル基、又
は前記いずれかのノ・ロゲン置換物である。
更には、メチルエチルジクロルシランのように同−汁)
に相異なるRが存在してもよい。好適な置41JIRは
メチル、エチル、ビニル及びフェニルであり、メチル及
びビニル基が最も好適である。前式中、XはC1、Br
、父は1であり、C1が好ましい。更に前記式中のnは
1.2.3又は4であるが、3すなわちR1個とX3個
のものが好捷しい。
本発明の方法でオキシム化合物と反応する第■a族金属
ノ・ロゲン化物の代表例は、メチルトリクロル7ラン、
フェニルトリクロルシラン、トリメチルクロルンラン、
メチルエチルジクロルシラン、2−クロルエチルトリク
ロル7ラン1、トリイソブチル塩化ゲルマニウム、四塩
化ケイ素、トリーn−ブチルヨウ化ケルマニウム、ジエ
チルジクロルシラン、トリエチル臭化錫、ジーn−プチ
ルニ塩化錫、トリエチル塩化シラン、ベンジル三基化シ
ラ7.71J /l/トリクロルシラン、トリメチル臭
化シラン、トリメチル塩化錫、  !−リフエニノト堪
化シリル、ジフェニルニ塩化ゲルマニウム、メチル三塩
化ゲルマニウム、ジビニルニ塩化錫、及びメチル三塩化
錫を包含する。MがSi、nが3.Rがアルキル(例え
ばメチル及びエチル)又はアルケニル(例えばビニル)
の第[1/a族金属・・ロゲン化物が好適である。
本発明に使用されるオキシムは、化学式R’R”C−N
OHなる化合物である。本式に於てR′及びR“は夫々
、H又は炭素数1−6のアルキル基、アリール基、シク
ロアルキル基、アラルキル基又(すこれらの・・ログン
置換物であるか、壕1こはR′及びR“共に(CH2)
m(mは3乃至7の整数)あるいはア・ルキル又はノ・
ロケンであってもよい。R′又はR1又は両者共にノ・
ロゲン置換物の場合、その分子中の・・ロゲンは非反応
性でなければならない。
(例えば3級炭素上の)・ロゲン) J4/r <て適
切なオキシムには4−メチ・ルシクロへキサノンオキン
ム。
4−塩化シクロへキサノンオキシム、アセトフェノンオ
キジム、ベンゾフェノンオキシム、ベンジルエテルケト
ンオキシム、シクロヘキシルメチルケトンオキシム及び
ベンズアルデヒドオキシムが含まれる。好適オキシム化
合物には、ホルムアルデヒドオキンム、アセトアルデヒ
ドオキシム、アセトンオキシム、メチルエチルケトンオ
キシム、ジエチルケトンオキシム及びシクロへキサノン
オキシムが含まれ、メチルエチルケトンオキシム及びア
セトンオキシムは更に好適である。メチルエチルケトン
オキシムは、シリコーン重合物常温加硫剤として用いら
れる多数のオキシミノシラン化合物に使用されるため、
最も好適である。
本発明実施の際のオキシム化合物/ハロゲン化7ランの
モル比は、少くとも2n/1であり、3n/1以下なる
ことが好ましく、2n/1より1()係以下大なるモル
比(例えば2.2n/1)が更に好ましい。nが3なる
ハロゲン化シランの場合、モル比は6/1乃至66/1
となる。メチルトリクロルシランとメチルエチルケトン
オキシムとの反応に関しては、モル比は1o/1以−り
の高率となってもよいが、9/1以下が好捷しく(きれ
いな相分離を維持するため)、6/1乃至6.6/1が
更に好捷しい。
反応は反応物のみか、或いは溶剤の存在下に行なわれる
。ヘキサン、石油エーテル、トルエンその他の低沸点物
質は、反応混合物の粘度を低下させるため及び生成物の
オキシミノシラノ−含有相の粘度並びに密度の双方を低
下させ、固体又は重質液なるオキシムハロゲン化水素酸
塩かラノオキシミノシランの分離を容易とするために1
史用すると有利なることが知見された。
斯かる環境下での各種反応物に対する溶剤の比は限界的
でなく、溶剤量が多であるほど分離を益々容易とするが
、生成物を副生物のオキシム塩酸塩から分離したあとの
生成物から溶剤を除去するための蒸発又は蒸留を余分に
必要とする。系が特     場定されると、溶剤の好
適使用量は容易に決定できる。メチルトリクロルシラン
とメチルエチルケトンオキシムとの反応系での溶剤/メ
チルトリクロル/ラン好適割合は重肝比で約1. / 
]乃至2/1である。
反応が生起する温度は限界的でなく、室温又はそれ以下
にて反応は適当な高速で生起し、温度の上昇につれて反
応速度は増大−炙るが着色体の形成も若干増加する。温
度範囲は約0℃乃至約100℃が一般に適であるが、少
くともメチルトリクロル7ランとメチルエチルケトンオ
キシムの反応の場合には、約20℃乃至約70℃での操
作が好ましい。発熱反応であるため、この範囲の上端温
度も、反応物を室温で導入し、大幅に熱交換することな
く反応混合物を30乃至60℃の温度まで放置・加熱す
ることにより通常達成可能である。反応時間も限界的で
なく、反応時間(回分法の場合)及び滞留時間(連続法
の場合)は一般に15分間乃至5時間の範囲、特に30
分間乃至2時間の範囲である。適当な反応時間は、反応
物、溶剤、温度その他の操作条件の組合せが特定される
と、ルーチン実験により決定できろ。
反1芯が完丁すると、生成物、副生物のオキ7ムハロゲ
ン化水素酸塩、溶剤及び未反応オギ/ム化合物は一般に
2相に分かれる。二相とは室温以上で2液相であるか、
又は液相と固相である。第1相すなわち有機相(通常頂
相である)は、実質的に全ての溶剤、実質的に全ての生
成物オキシミノシラノ、大部分の未反応オギシム化合物
及び少敏の副生オキシムハロゲン化水素酸塩を含有する
第2相は液相(一般に塔底相)又は固相であるが、副生
物のオキシムハロゲン化水素酸塩並びに少駁乃至微量の
溶剤、生成物のオキシミノ、シラン及び未反応オキシム
化合物を含有する。両相の分離はデカンテーション、沢
過、遠心分離その他の液体から固体を分離する又は相異
なる密度の不液を分離する通常技術によりなされる。一
般に、2相を実質的にきれいに分離するために要する時
間コま比較的僅かである。
相分離後、生成物を有機相から回収する。生成物の精製
の一好適方法、特に副生物のオキシム/・ロゲン化水素
酸塩から精製する方法は、この何機相に乾燥した塩基性
化合物、好ましくはアンモニアガスを添加してオキシム
・・ロケン化水素酸塩を中和し、無機・・ロケン化物(
例えば塩化アンモニウム)を生成させることであり、斯
くて不溶性沈澱と遊離のオキシム化合物が形成される。
続いて固体の無機・・ロゲン化物?除去しく例えばf過
又は遠心分離により)、一方、浴剤、未反応オキシム化
合物及び乾燥塩基により生成したオキツム化合物を、フ
ラッシュ蒸発、蒸留、その他溶剤並びにオキシム化合物
共にその沸点が生成物のオキシミノシランに対し低いこ
とを利用する類似技術により、有機相から除去する。こ
の蒸発は例えばI Q kpa以下の大気圧以下で行な
い、生成物のオキシミノシランが露出される温度を最低
にすることが好ましい。かくして、生成物は使用に供せ
られる状態となるが、場合により蒸発過程中に形成又は
蓄積された同体tf’過・除去することもある。
R及nが101であるかに応じて、生成物は各種用途に
有用であり、特にシリコーン用の常温加硫剤又は硬化剤
として有用である。生成物のオキシミノシランを蒸留し
て塔頂物とする必要はなく、むしろ溶剤及びオキシム化
合物の′j5過並びに蒸発の綱合せにより、比較的純粋
なオキシミノシランが製造される。
反応混合物の分離の際、実質的に副生物のオキシムハロ
ゲン化水素酸塩を含有する第2相が形成される。この物
質を有用なる形態にて回収し、反応への再循環その他に
供することは非常に望ましい。この物質は何等かの精製
を必要とするが、そのあとヒドロキシルアミン塩の製造
用に、好ましくは米国特許出願セリアル番号第2’−)
5,347号(1981年8月24日出願、ボンフィー
ルド(Bonfield )他)の方法にて使用される
。しかしながら、このオキシムハロゲン化水素酸塩から
オキシム化合物を再生したい場合の好適方法は、この第
2相を塩基と混合し、塩(好ましくは無機塩)と遊離の
オキシム化合物を形成することである。この中和を行な
うための一方法は、乾燥した塩基、特にアンモニアガス
をpHが中度(例えばpH7)になるまで第2相に添加
することである。
斯かる条件下では、多量の塩化アンモニウムその他のハ
ロゲン化アンモニウムがオキシム化合物中に沈澱として
生成する3濾過その他の方法によりアンモニウム塩を除
去すると乾燥したオキシム化合物が残留し、ノ・ロゲン
化シランとの反応を維持すべく再循環される。アンモニ
アとの斯かる中和ノ際、オキシム・・ロゲン酸塩をでき
るだけ多量中和させるため、スラリーをその生成時に完
全攪拌することが望ましい。しかしながら、オキシム化
合物中に残存するオキシム・・ロゲン化水素酸塩は再循
環され、反応混合物中にあって比較的不活性であろう。
オキシムハロゲン化水素酸塩を中和する別法は、水酸化
アンモニウム水溶、液、水酸化ナトリウム水溶液、水酸
化カリウム水溶液又は類似物等の塩基水溶液を添加して
塩水溶液を形成することであり、該塩水溶液相はオキシ
ム化合物から相分離する。
斯かる中和プロセスに於て、適切な濃度の塩基水浴液を
用い或いは別に適切な比率にて水を供給して、中和後に
混合物を分離させ、関連温度で飽和t’= fa液な形
成させることが望ましい。(例えば室温で25パーセン
ト塩化ナトリウム)第2層はオキシム化合物(例えばメ
チルエチルケトンオキシム)を含有するが、飽和水相で
はオキシム化合物の溶解度は最小となる。
塩基水溶液による中和は、混合が容鴇なこと、粘度が低
いこと、固体が存在しないことのfこめ一般に取扱いが
容易な方法であるが、溶解水を若干部含有するオキシム
化合物を製造することが欠点である。オキシム化合物が
置かれる使用状態に応じ、乾燥剤に通すこと、蒸留、共
沸蒸留その池の技術により水を除去する。オキシム化合
物を・・ロゲン化シランとの反応に再循環せんとする場
合、先ずはオキシム化合物から、好ましくは1000p
pm以下の水準にまで水を除去することが望ましい。
第1図は本発明方法の一好適実施態様を示すものであり
、反応器10は攪拌機を備え、無水条件を適切に確保す
るため不活性I囲気(例えば窒素)にて被覆される。石
油エーテル又はへキサン等の溶剤を流11にて反応器1
0に供給する。メチルエチルケトンオキシム(MgKo
 )等のオキシムを流I2にて反応器に供給する。メチ
ルトリクロルンラン(MTL:!S )等のハロゲン化
シラ/を流13にて反応器10に供給する。3流は全て
実質的に無水(例えば水1000 ppm以下)でなけ
ればならない。MEK○/MTC8のモル比は6/1以
上に維持せねばならず、約6/1乃至6.6/1が好ま
しい。
反応器10は回分的、半連続的又は連続的に操作され、
滞留時間は約0.5−2時間である。回分操作では最初
空の反応器10に3流全部を充填し、反応混合物を所望
の期間攪拌する。反応熱の発生のため、容器の間接冷却
又は溶剤蒸気の放出により若干冷却し、最大温度を約3
0−60℃に制限する。反応期後に反応混合物を流14
にて反応器】0から分離槽15に移す。
連続操作で(ハ反応混合物を流14で除去するので、追
加の溶剤、 M118CO及びMOSを初期充填とほぼ
同じ割合で添加する。流11 、1.2及び13の供給
速度は流I4の抜取速度に一致しく溢流でもよい)、平
均滞留時間は所望の1−3時間程度である。
前記により当業者には回分操作と連続操作の各種組合せ
が明らかであろう。但し本発明は特定のいずれかの形態
に制限されるものではない。
分離槽15では、実質的に生成物のオキシミノシラン(
例えばメチルトリス(メチルエチルケトオキシミノ)シ
ランすなわちMMllThKO8)及び溶剤からなる相
16が、実質的にオキシム・・ロゲン化水素酸塩(例え
ばメチルエチルケトンオキンム塩酸塩すなわちMEKO
HC)の相17から急速且つきれいに分離する。MEK
OHCは室温で液体なので、図の相17は相16より重
質の液相と[〜で説明される。その他のオキシムノ・ロ
ゲン化水素塩(例えばアセトンオキシム塩酸塩又はシク
ロヘキサノンオキシム塩酸塩)に関しては、相17は固
体であり、従って分離槽15は遠心分離器、η−i過系
その他同様な液/固分離装置である。相16及び17は
槽15から連続的又は断続的に抜き出され、以    
!下の説明のように更に処理される。相16の代表的組
成は、MMEK、O840%以−4=、溶剤約40%、
MEKOH02%以下、MEKO2チ以下及びMMEK
O8の二量体及び三量体等の各種副生物少量である。
相17の代表的組成は、MPKOHo 95%以上、溶
剤2%以下、MMEK’O82%以下及びMKKo 2
%以下である。
相16を分離槽15から、攪拌機な備えた処理槽18に
取り出し、そこで流19にて供給される乾燥アンモニア
ガスで処理する。乾燥アンモニアガスの量はMEKOH
CヲMEKOと塩化アンモニウムに転化するムニめに十
分なる量である。処理槽18内の滞留時間は数分間しか
要さぬが、更に長時間な使用し2てもよい。生成する薄
いスラリーは流20で処理槽18からf”過装置21に
抜き取られ、そこで固体の塩化アンモニウムを液体から
除去する。粗なる固体塩化アンモニウムは、流22で示
さ第1.るJ:うにt1過装置2】から除去され、廃棄
されるか或いは有機物と無機物に分離される。f過温j
r(2+の下流の清澄にしだ流230代表的組成’r’
!、 MMEK(”1840%以上、m剤約40%、M
F、KOHCO,0を係以下、MKKO:3−4チ、M
MKKO8の二量体及び三量体少楡である。
清澄流23を真空ストリッパー24に供給し、そこで減
圧下に実質的に全ての溶剤とMEKOを含有する蒸気流
25と、精製MMEKO8?:含有する塔底液流に分離
する。流26は、再度沢過して溶剤蒸発時に形成される
固体(例えばMMEKO8の二量体及び三量体の沈澱物
)を除去するか、或いはストリッパー24からの採取物
その1Xて1史出される。溶剤(ヘキサンの沸点kS 
101 Kpaで78℃)及びMEKO(沸点101 
kpaで152℃)とMMEKO8(沸点は1.01 
kpaで300℃以七、0.5鵬Hgjなわち67 p
aで110℃)との沸点差は犬なるので、ス) IJツ
バ−24は一段で十分である。流23により流14が約
50℃の温度に維持されるならば、ストリッパー24で
史に加熱する必要はない。
分離槽】5内の相17(主としてMEKOHCを庁有)
を、連続的又は断続的に攪拌機を備えた中和槽30に供
給−する。塩基水溶液(例えば17%Ha OH)を流
31で、槽30内に飽和無磯塩(例えばNaC])を含
有する水溶液相とオキシム化合物(MEKO)含有有機
相の懸濁物を調製する割合にて供給する。このスラリー
を流32で、連続的又は断続的に分離槽33に供給する
と、そこでオキシム相34と塩水浴液相35に急速1つ
容易に分離し、両者共除去される。水相35の残留有機
物は常法により除去され廃棄される。水分を若干官有す
るオキシム相34は常法にて精製の上、乾燥オキシムを
必要とする各種プロセス(例えばfi12への再循環用
)に供されるか、或いはその他のプロセスで湿った形態
にて使用される。(例えば水酸化アンモニウム塩酸塩の
製造用) 本発明を以下の実施例により説明する。実施例)′!実
験室規模で行なったものであるが、第1図に示すような
プロセスへの移行は容易である。
実施例1 メチルエチルケトキシムとメチルトリクロルシラン(6
:I)の反応 コンデンサー、温度計及び滴下ロートを備えた1、00
m/3つ目フラスコに、新たに蒸留したメチルエチルケ
トキシム(MEKす(52,5y; 0.6モル)を配
置した。コンデンサーに乾燥管(drierite t
ube)を取り付けて反応媒体な乾燥状態に維持した。
磁気攪拌子を用いて攪拌し、氷−水浴で冷却しながら、
メチルトリクロルシラン(M7C3)(1511; 0
.1 モル):l、tキシムに滴下した。添加の間中、
温度を5℃乃至15℃に維持した。添加兄了後、水浴を
取り除き、フラスコをマントル上で3時間にわたり加熱
し、撹拌子温度を70−85℃に維持した。
冷却すると、2相が明確に分離した。乾燥トルエン(1
00ml )を用いて無色の頂相をデカントした、この
トルエン溶液をアンモニアガスで処理すると、塩化アン
モニウムの白色沈澱が形成された。該固体をf過−除去
し、減圧下に透明な?j1液を蒸留した。
無色の液体を105−108℃10−7鵡曳(93Pa
 jで挿果した。収率は23.41であった。(777
%)本試利を炭素−13及びプロトンNMRで分析の結
果、これは純粋のメチルトリス・−(メチルエチルケト
キシム)−シランであった。
実施例2 MEKOとu′rcs (6: 1 )の反応コンデン
サー、温度計及び滴下ロートを備えた2リツトルの3つ
ロフラスコに、ヘキサン(450y)に俗解したMgx
o (630P )を配置した。
攪拌しながらメチルトリクロルシラン(180y)の滴
下ケ22℃で開始した。添aO完了時(1時間)、温度
は60℃に上昇した。混合物乞攪拌下に2時間、70℃
に加熱し、続いて20℃に冷却した。
粘調な底相(468y)を、無色易動性の頂相(780
f! )から分離し1こ。
頂相をシリンダーからのアンモニアガスで処理しく1分
間泡立て)、塩化アンモニウム(16,4y>wc過に
より除去した。次に透明なiy4′#。
(752y)を最大温度100℃及び1麹H区(133
Pa )の圧力下にて真空蒸留して、ヘキサンの全部と
未反応MEKオキシムを除去した。蒸”dフラスコ内の
無色の液体(322y、89.4%)を炭素−13NM
Rにて分析すると、純粋のメチルトリス(メチルエチル
ケトキシム)−シランなることが朋」明した。
底相な水酸化す) IJウム水溶液で中和1″ると、メ
チルエチルケトキシム(乾燥後34351 )が得られ
1こ。
実施例3 MPKOとMTcs (6: 1 )の反応2リツトル
の3つ目フラスコに、メチルエチルケトキシム(630
y)並びに石油エーテル(沸点範囲50−110℃)(
500y)を配置した。
撤しく攪拌しながらメチルトリクロル7ラン(180y
)を一時間にわたり徐々に添’Jl11”−ると、温度
は23′から55℃に上昇し1こ。次にそれを攪拌しな
がら2時間にわたり65℃にυ11熱した。常温1で冷
却′1−るど相分離した。
頂相(824y)tアンモニアカスで1分間処理し1過
し1こ。(11,5Fの固体)f液(850y)を先ず
常圧で蒸留して溶剤を除去し、次に減圧下(1MHg、
or 133 Pa)最大温度130℃でメチルエチル
ケトキシムな蒸留しfこ。蒸留フラスコ内の明コ・・り
色の液体残、査の重量は326y(906%収率)であ
り、純メチルトリス−(メチルエチルケトキシム)シラ
ンなることが判明した。
次に底部(480jiりを水(400y)に混合し、5
0%NaoH水溶液(265y)で中和した。メチルエ
チルケトキシムが頂部として分離され、それを乾燥した
。(341)) 実施例4 MEKnとMTO8(6:1)の反応 コンデンサー、温度計及び滴下ロートを1リツトル3つ
ロフラスコに備え、メチルエチルケトオキ7ム(31s
p)の乾燥トルエン(400ml)溶液をその中に配置
した。次にメチルトリクロルシラン(90y)を攪拌下
1時間にわたり徐々に添加した。外部冷却は行なわなか
った。混合物の添7JII終了時の温度は55℃であっ
たが、60℃に更に2時間加熱した。40℃に冷却すす
ると2相が分離した。
底部(292p)を水(250y)及び50%NaOH
(l l 29 )と混合して中和した。(pH7,0
)メチルエチルケトオキシムの頂部有機相を分離しく2
39y)、乾燥すると230yのオキシムが得られた。
第1工程からの頂部(407y)をアンモニアガスで処
理し遠心分離を施すと、少量の堪比アンモニウムが分離
した。Pgを先ず常圧で蒸留して大部分のトルエンを除
去した。(条理120℃)次に減圧にして(1m Hg
すなわち133 Pa )未反応のメチルエチルケトオ
キシムを除去した。蒸留フラスコ中の液体残留物(11
4y、収率6343%)はカッ色であったが、炭素−1
3NMR分析の結果、純粋のメチルトリス−(メチルエ
チルケトキシム)シランなることが判明した。
実施例5 MEKOとMTC8(6: 1 )のみでの反応コンデ
ンサー、温度計及び滴下ロートを備えた    11リ
ツトル3つロフラスコにメチルエチルケトオキシム(3
]、 5 f )を配置した。冷却せずに一時間にわた
ってメチルトリクロルシラン(90y)を滴下した。温
度は24℃から60℃に上昇し、相が分離した。オキシ
ム塩酸塩の底部(258y)に水(250t/)を混合
し、続いて50%NaOH溶*(120y)で中和した
。メチルエチルケトオキシムのm相を乾燥して秤量する
と159yであった。
第1段階の頂部(133y)’vアンモニアガスで処理
し、生成した固体の塩化アンモニウムを沢過・除去する
と無色透明の液体が得られ、それを減圧下(I MIL
Hgすなわち133 Pa )で2時間、100℃に加
熱して少量のメチルエチルケトオキシムを除去した。未
蒸留部分は無色の液体(127y1収率705%)で、
純粋のメチルトリス(メチルエチルケトオキシム)−シ
ランであった。
実施例6 MEK、OとMTcs (6: 1 )の反応5 (l
 Om13つ口のフラスコ内で、メチルエチルケトオキ
シム(52,5y)を沸点範囲50−110℃の石油エ
ーテル(250m/)に溶解し5石油エーテル(100
i/’)中のメチルトリクロルシラン(15y)を25
℃攪拌下に徐々に添υ目した。混合完了時(20分)の
最終温度は38℃であった。
続いて2相系を最大温度67℃の攪拌下に1−邑6時間
加熱した。常温に分離すると2相が分離した。
底部(38y)に更なる石油エーテル(250ml )
を混合し、攪拌下にアンモニアガスで攪拌すると、嵩ば
った塩化アンモニウムの沈澱が形成された。沢過すると
、石油エーテルに溶解したメチルエチルケトオキシムで
ある透明なt1液が得られた。(ガスクロストグラフに
て測定)これは再開用に適する。
頂部をアンモニアガスで処理してf過した。f液を減圧
下(lIIIILHgすなわち133Pa、条理120
℃)にて蒸留して溶剤全部とメチルエチルケトオキシム
を除去した。蒸留フラスコ内の残留液(28,0y、収
率93.0%)は無色で、純粋メチルトリス−(メチル
エチルケトオキシム)シランなることが判明した。
実施例7 M EK OとMTC8(6: 1 )の反応3つ口の
500+/フラスコに、乾燥石油エーテル(50−11
0℃;250m1)にイ容解したメチルエチルケトオキ
シム(52,5y)溶液を配置した。45℃に加熱後、
100m/の石油エーテルにf4解したメチルトリクロ
ルシラン(15y)を徐々に添加した。(20分間)温
度は55℃に上昇した。最大温度67℃にて加熱を1−
34時間継続した。反応混合物は明確に2相を含んでい
た。水浴にて5℃に冷却後、相分離を行なわずにアンモ
ニアガスを泡立てた。塩化アンモニウムの嵩張った沈澱
が分離析出した。これを濾過−除去し、透明な/i液を
減圧蒸留して低沸点成分を除去した。
(2mHgすなわち267 Paにて条理90−95℃
) 蒸留フラスコ内に残留した液は無色の易動性液体であり
、メチルトリス−(メチルエチルケトキンモ)7ランと
同定された。収量26.7 Pc 88.7%) 人相例8 MEKOトヒニルトリクロルシラン(6,9:l)の反
応 石油エーテル(50−110℃、15℃1mJ)に溶解
したメチルエチルケトオキツム(60y) ’r、コン
デンサー、温度計及び滴下ロートを備えた300m13
つ口のフラスコに配置した。磁気攪拌子を用いて攪拌し
ながら、石油エーテル(50m/)中のビニルトリクロ
ル7ラン(16,2y)を、外冷せずに徐々に添加した
。反応塊の温度は、添加終期までに36℃に上昇し、更
に60℃にて2時間加熱した。次にそれを常温捷で冷却
すると、相が分離した。底部を更なる石油エーテル(7
5m/)と混合し、再度相分離した。この石油エーテル
相を、第1工程のm相に混合した。
全石油エーテル溶液をアンモニアガスで処理すると、ふ
わふわした白色の沈澱が生成した。これを1過・除去し
、f液を先ずは常圧で蒸留イーると、! 石油エーテルの大部分が回収された。最後にそ才1を真
空下(5113Hgすなわち667 Pa )最大条理
100℃にて蒸留した。
汐留フラスコ内に残留した液(30y、収率958%)
は、非常に明るいこはく色であった。
これを炭素−13NMRで分析すると、純粋のビニルト
リス(メチルエチルケトオキシム)シランなることが判
明した。
実施例9 MEKOとジメチルジクロルシラン(49: 1 )の
反応 温度計、コンデンサー及び滴下ロートを備えた500m
/3つ口のフラスコに、メチルエチルケトオキシム(1
29y)のヘキサン(120y)溶液を配置した。攪拌
下にジメチルジクロルシラン(43y )を徐々に(1
5分間)添加すると、温度は50℃に一ト昇した。この
2相系を攪拌しながら65℃で2時間加熱し、23℃に
冷却すると相分離しTこ。
頂部(+90y)をシリンダーからのアンモニアガスで
処理すると、ふわふわした白色の沈澱が5)離さ才tだ
。これは容易に濾過・除去され、f液(178y)を減
圧下(21BHgすなわち267Pa)に蒸留すると、
純粋のジメチルトリス−(メチルエチルケトキシモ)7
ラン(69y、  90.0%収率)が無色透明の易動
性液体として得らJ+、1:o生成物の同定及び純度は
炭素−+ 3 NMR及びプロトンNMRにて測定した
底部(100y)を水(200y)で稀釈したあと、5
0%NaOH水溶液(56F)で中和し、メチルエチル
ケトオキシムを頂部として捕集した。
(69F) 実施例10 MEKOとトリメチルクロルシラン(21:])の反応 温度計、コンデンサー及び滴下ロートをi蒔えた5 0
0 m13つ口のフラスコにヘキサン(+25y)中M
EKO(74y )を配置した。攪拌しながら、23℃
にてトリメチルクロルシラン(43,6y)の添加を開
始した。添加完了後(10分間)の温度は42℃であっ
た。次にこれを攪拌下に65℃で2時間加熱しfこ。2
5℃に冷却すると2相が分離した。
複相(57y)ケN a OH水l容液で中和するとメ
チルエチルケトオキンム(39y )が生成した。
生成物を含有するヘキサン相をアンモニアガスで処理し
てj−1過し、fJ液を蒸留した。ヘキサンは大部分常
圧で除去され、続いて残留物を蒸留して無色の易動性液
体留分を捕集し1こ。(58,7y、収率919%)こ
の液体はNMR(炭素−13及びゾロトン)によりトリ
メチル(メチルエチルケトキシモ)シランなりと同定さ
れた。
実施例11 アセトオキシムとメチルトリクロルシラン(7:1)の
反応 y品I隻計及びコンデンサーを調えた500Hの3) 
11フラスコに、アセトオキシム(51y;0.7モル
)のパ・キサン(200y)溶液を配置E〜だ。
この溶液を加熱して50y以上の蒸留液を留去し、アセ
トオキシム中の全水分を除去した。新ヘキザン50yの
試料を添110し、50℃の該溶液に滴下ロートからメ
チルトリクロルシラン(15yi()1モル)を、攪拌
下10分間にわたり添加した。
(温度55℃)攪拌しながら反応混合物ケ65−70℃
に2時間加熱すると、アセトオキシム塩酸塩の白色粒状
固体が分離した。
生成物の透明なヘキサン溶液な濾過にて固体から分離し
、アンモニアガスで処理した。固体は分離せず、該相中
にオキシム塩酸塩は存在しなかった。次にそれを蒸留し
て先ずヘキサンを、次にアセトオキシムを蒸留した。最
後に生成物の無色透明な液体(2IIm、 Hgにて1
10℃で留去、22..1y;収率864%)を捕集し
た。
13c及びプロトンNMR分析の結果、純粋なメチルト
リス・(アセト・オキシモ)7ランなることが判明した
実施例12 7クロヘキサノンオキシムとメチルトリクロルシラン(
7:1)の反応 シクロへキサノンオキシム(80y;0.7モル)を、
温度計及びコンデンサーを備えた5 00 ml 3つ
ロフラスコに配置し、それに石油エーテル(沸点範囲5
0−100℃、200y)を冷加した。
それを加熱して石油エーテル並びに混合物中の水全部(
67y)を留去した。次に新石油エーテル(67y)を
添加し、40℃の該溶液にメチルトリクロル7ラン(1
5y;0−1モル)ヲ徐々に(10分間)導入した。攪
拌しながらそれを65℃で2時間以上加熱した。すると
シクロ−・キサノンオキシム塩酸塩の白色沈澱が多量分
離し1こ。
常温に冷却して固体を濾過・除去したあと、実質的に無
色のp液をアンモニアガスで処理したか、固体は実質的
に形成されなかった。この透明な溶液を蒸留して先ず溶
剤を除去し、次に固体のンクロー\キサノンオキ/ムを
除去した。l un Hg 、 105℃(釜渦)で3
時間加熱したあと、生成物を実質的に無色の粘稠な液体
として捕集し1こ。(306y;so、7%収率) 生成物を+3c及びIHNMRにて分析した結果は、メ
チルトリス−(7クロー・キサノンオキシム)シランで
あった。
1〔し1而の開学な説明〕 ・1〜1図は本発明の方法の好適゛実施態様を示すもの
である。
特許出願人 アライド・コーポレー/ヨン(外・1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、液相にて化学式R,−nMXnなる第■a族金属パ
    ロケン化物を、化学式R’ R’ C= NOHなるオ
    キシム化合物と、オキシム化合物/第1V a族金属ハ
    ロゲン化物か少くとも2n/1なるモル比にて反応させ
    ること、及び実質的に生成物からなる液状有機相を実質
    的にオキシムハロゲン化水素酸塩からなる相から分離す
    ることにより、化学式(R’R″CニNo)nMR4−
    nなる生成物を化学式R’R”0=NOH−HXなる副
    生物のオキシムハロゲン化水素酸塩から分離すること、
    実質的に生成物からなる液状有機相を乾燥した塩基と反
    応させて不純物のオキシムハロゲン化水素酸塩をオキシ
    ム化合物と固体塩に転化すること、該固体塩を残存液か
    ら除去すること、残存液を蒸留して未反応のオキシム化
    合物及び乾燥塩基との反応により形成されたオキシム化
    合物を除去すること、及び生成物(!1′蒸留塔底物と
    して回収することからなる、第■a族金属オキシメート
    の製造方法。 但し式中、Rは炭素数1−6のアルキル基、炭素数2−
    6のアルケニル基、アリール基、アラルキル基、シクロ
    アルキル基又はそれらの・・ロゲン誼換物であり、Mは
    Sl、Ge、又はSn、XはC]、Br又は1%nは1
    乃至4、R′及びR“は夫々独立にH1炭素数1−6の
    アルキル基、アリール基、シクロアルキル基、アラルキ
    ル基又はそ才1らのハロゲン置換物であるか、或いはR
    ′及びR“共に(CH2)m(mは3乃至7)、又はア
    ルキル基又はそれらのハロゲン置換物である。 2 Mが81である特許請求の範囲第1項に記載の方法
    。 3、  Xが01である特許請求の範囲第1項又は第2
    項に記載の方法。 4、  nが3である特許請求の範囲第1項又は第2項
    又は第3項に記載の方法。 5 Rが炭素数1−6のアルキル基である特許請求の・
    範囲第1項又は第2項又は第3項又は第4項に記載の方
    法。 6、  Rがメチル基である特許請求の範囲第5項に記
    載の方法。 7、  F+’がメチル基月一つR1がエチル基である
    特許請求の範囲第1項乃至第6項に記載の方法。 8、オキシム化合物/第1Va&金属・・ロゲン化物の
    、)11記モル比が2n/1乃至2.2n/1である特
    許請求の範囲第1項乃至第7項に記載の方法。 9 実質的にオキシム・・ロゲン化水素酸塩からなる相
    をアンモニアと反応させて、固体の塩化アンモ、−ラム
    とオキシム化合物を形成する特許請求の範囲第1項乃至
    第8項に記載の方法。 10、  固体の・・ロゲン化アンモニウムを残液から
    除去し、残液を蒸留して未反応オキシム化合物及びアン
    モニアと反応して形成されたオキシム化合物を商去し、
    生成物を蒸留塔底物として回収する′[4f−許請求の
    範囲第9項に記載の方法。 11  揮発性の不活性有機溶剤が反応混合物中、有機
    液体相中、及び残液中に存在し、それを蒸留にてオキシ
    ム化合物と共に除去する特許1、^求の範囲第10項に
    記載の方法。
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