JPS5812588Y2 - 排ワラ結束装置用フレ−ムの構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本発明は、脱穀装置に対して着脱する排ワラ結束装置の
下部に連設するフレームの構造に関し、その目的とする
ところは、フレームを合理的に構成することにより、構
造を複雑にすることなく、フレームに排ワラ結束装置の
スタンド機能、持ち上げ用把手機能、そして脱穀装置へ
の取付機能を持たせることにある。

次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。

ビル４及び紐ホルダ−５を備えた結節部２ａと、ニード
ル６を備えた紐供給部２ｂとを、結束空間Ａを介して上
下に配設して、排ワラ結束装置２を構成し、その結実装
置２を脱穀装置１に装着して、脱穀装置１からの排ワラ
がパッカー１の作用により終端部がドアー８にて閉鎖さ
れている結束空間Ａ内へ供給され、一定量に達すると紐
９がニードル６により結節部２ａへ供給されて結束が行
なわれ、結束完了に引続いて前記ドアー８が開かれ、そ
して、放出アーム１０の作用により結束排ワラが放出さ
れるように構成しである。

前記結束装置２の下部にフレーム３を取付けて、結束装
置２を前記脱穀装置１に取付けるに当っては、フレーム
３をして結束装置２を持ち上げ支持し、フレーム３を脱
穀装置１側の連結具１４に係止するように構成され、又
、結束装置２を取外した際には、フレーム３をして結束
装置２を立て置くことができるように構成されている。

前記フレーム３を構成するに、ループ状フレーム１１に
その第１対向辺部分１１ａ、ｌｌａにわたって、２本の
略り字状の屈曲フレーム１２を同姿勢で、あるいははゾ
同姿勢で、かつ、互に間隔をへだでて架設し、両屈曲フ
レーム１２．１２それぞれに、結束装置取付用ブラケツ
Ｎ３，１３を立設させ、両ブラケット１３，１３の上方
に結束装置２を取付けるように構成されている。

そして、前記結束装置２の下方で、且つ、前記両ブラケ
ット１３，１３間に結束紐収納部１５を形威しである。

つ唸り、前記屈曲フレーム１２の底辺部分１２ａを下に
すると、屈曲フレーム１２がスタンドとなって、結束装
置２を立てることができ、また、前記ループ状フレーム
１１の第２対向辺部分１１ｂ。

１１ｂを着脱用把手として持って、結束装置２を持ち上
げ支持でき、さらに、前記ループ状フレーム１１の第１
対向辺部分１１ａ、１１ａのうち、上方側部分１１ａを
係止部材として前記連結具１４に引掛けられる。

前記ニードル６が結束紐収納部１５から紐９を引出す際
の紐９に対するブレーキ機構１６が次の如く構成されて
いる。

すなわち、支柱１７に固定の紐受は体１８のフランジ１
８ａと、紐受は体１８を覆うバネ鋼製紐押え体１９のフ
ランジ１９ａとに紐９を挾持させて引出し抵抗を付与す
るように構成されている。

又、紐受は体１８の周方向に傾斜するネジ山伏突起１８
ｂを紐押え体１９の前記突起１８ｂに対応させた状態の
スリット１９ｂに嵌入させてあって、紐受は体１８に対
する紐押え体１９の回動操作を行なうと、紐受は体側フ
ランジ１８ａに対する紐押え体側フランジ１９ａの弾性
押圧力を変更調節でき、もって、紐ブレーキ圧を調節で
きるように構成されている。

前記ドアー８を固定しているドアー軸２０の歯車２１に
咬合連動する被ブレーキ歯車２２を設け、この被ブレー
キ歯車２２の両側面をスプリンｎ３の付勢力により、２
枚のブレーキ板２４２４にて挟圧させて、ドアー８が開
姿勢から閉姿勢に復帰する際の衝撃を吸収するようには
緩衝機構２５を構成しもって、ドアー８が閉姿勢に復帰
した時の衝撃力のためにニードル６、ビル４、紐ホルダ
−５及び放出ドアー８等の駆動源に設けであるクラッチ
が接状態に入る不測事態を防止できるように構成されて
いる。

要するに、本考案は雪泥した排ワラ結束装置用フレーム
の溝道において、ループ状フレームにその第１対向辺部
分にわたって、略り字状の屈曲フレームの複数本を同姿
勢あるいはほぼ同姿勢で、かつ、互に間隔をへだでて架
設し、目ｆ■記両屈曲フレーム夫々に、前記結束装置取
付用ブラケットをその一上方に？Ｊ而面排ワラ結束装置
を取付ける状態で立設させ、前記屈曲フレームが前記排
ワラ結束装置のスタンドに、前記ループ状フレームの第
１対向辺部分のうち上方側のものが前記脱穀装置側の連
結具に着脱する係止部材に、かつ、前記ループ状フレー
ムの第２対向辺部分が着脱用把手に夫々兼用して、前記
排ワラ結束装置の下方で、且つ、前記両ブラケット間に
結束紐収納部を形成しである事を特徴とする。

つまり、屈曲フレームを排ワラ結束装置を立てる際のス
タンドに、そして、ループ状フレームの第１対向辺部分
の上方側を脱穀装置に前記結束装置を取付けるための係
止部材に、第２対向辺部分を、前記結束装置を持ち上げ
支持する際の着脱用把手に夫々兼用させるべく、ループ
状フレームと屈曲フレームを合理的に糺合わせ、しかも
、結束装置をその上方に取付けるための結束装置取付用
ブラケットを前記両屈曲フレーム夫々に立設させること
によって、前記結束装置による排ワラ結束を前記フレー
ムによって、じゃまされない上方で行なえ、結束装置の
下方の両ブラケット間に結束収納部を形成して全体をコ
ンパクト化でき、前記の各種機能用部材を別途設けるこ
とのない簡単なフレーム構造でありながらも、スタンド
機能や持ち上げ用把手媚訳そして、取付具機能、更には
空間利用によるコンパクト化を付与できるに至った。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案に係る排ワラ結束装置用フレームの構造の
実施例を示し、第１図は脱穀装置に取付けた状態におけ
る排ワラ結束装置の側面図、第２図は要部の斜視図、第
３図は紐ブレーキ装置の一部切欠斜視図、第４図は結束
装置の側面図、第５図は第４図の■−■断面図である。 １・・・・・・脱穀装置、２・・・・・・結束装置、１
１・・・・・・ループ状フレーム、１１ａ、１１ｂ・・
・・・・対向辺部分、１２・・・・・・屈曲フレーム、
１４・・・・・・連結具。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 脱穀装置１に対して着脱する排ワラ結束装置２の下部に
   連設するフレームの構造であって、ループ状フレーム１
   １にその第１対向辺部分１１ａ。 １１ａにわたって、略り字状の屈曲フレーム１２の複数
   本を同姿勢あるいははゾ同姿勢で、かつ、互に間隔をへ
   たてて架設し、前記両屈曲フレーム１２．１２夫々に、
   前記結束取付用ブラケット１３．１３をその上方に前記
   排ワラ結束装置２を取付ける状態で立設させ、前記屈曲
   フレーム１２が前記排ワラ結束装置２のスタンドに、前
   記ループ状フレーム１１の第１対向辺部分１１ａ、１１
   ａのうち上方側のものが前記脱穀装置１側の連結具１４
   に着脱する係止部材に、かつ、前記ループ状フレーム１
   １の第２対向辺部分１１ｂ、１１ｂが着脱用把手に夫々
   兼用して、前記排ワラ結束装置２の下方で、且つ、前記
   両ブラケット１３，１３間に結束紐収納部１５を形成し
   である事を特徴とする排ワラ結束装置用フレームの構造
   。