JPS58125713A - 形状が整つた非水溶性重合体の製造法 - Google Patents

形状が整つた非水溶性重合体の製造法

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JPS58125713A
JPS58125713A JP750282A JP750282A JPS58125713A JP S58125713 A JPS58125713 A JP S58125713A JP 750282 A JP750282 A JP 750282A JP 750282 A JP750282 A JP 750282A JP S58125713 A JPS58125713 A JP S58125713A
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坂田 興
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水不溶性重合体の製造法、さらに詳しくは形状
の整った所望の形状の水不溶性重合体を製造する方法に
関するものである。
従来水溶性のラジカル重合性ビニルモノマーと3個以上
のラジカル重合性ビニル基を有する架橋性モノマーから
、大きさ、形状の整った所望の形状の水不溶性1F合体
の製造を実施することは成形性、広い形状分布、重合反
応の制御性などに問題があり、工業的な利用は極めて困
難であった。
上述のモノマーを用いて特に粒子状の水不溶性重合体を
製造する方法としては懸濁重合法が用いられてきた。こ
のjll!l蜀重合法においてけ水およびモノマーを全
く溶解し々いかまたはほとんど離解し々い媒体[モノマ
ーの水溶液、l:、−u:び界面活性剤を添加し、十分
に攪拌してモノマーの水〃(液を微細な懸濁液とし、モ
ノマーに易溶の重合開始剤を添加す2・ことにより懸濁
水溶液液滴中で重合を行わせ、粒子状の水不溶性重合体
を製造していた。
この従来法で(()らねる粒状水不溶性重合体の粒径は
用いる媒体、モノマーおよび界面活性剤の種類、重合槽
の形状、攪拌羽根の形状および攪拌速度により変化する
が、通常はQ、 / mm 、LJ、下の小粒径の粒状
水不溶性重合体の製造に適し、かつ得られる粒子の粒径
分布が広く、特定の粒径の粒状重合体を使用した因とき
け(’tFら力/こ粒子を篩分けして用いる必要がel
に+ 、 目的以外の粒径の粒状重合体は廃棄するなど
経済的り製造法としl−云えなかった。さらに才た粒径
が数羽」・L十の大粒径の粒状重合体を製造1−るとと
回−極めて困ll!1fであり、大粒径の粒状重合体を
製造I2ようとすると大きな塊状重合体が生成1−11
(合(4,1月Il′i′:′!i′−]了つリングさ
せて重合の続行が困難と々ることが起りやすカ。さらV
C粒状以外の形状の水不溶性重合体はこの懸濁重合法で
は製造でき々層。
本発明者らは、形状の整った形状分布の狭い所望の形状
の水不溶性重合体を安定して製造する方法を鋭意研究し
た結果、ついに本発明に到達した。
す々わち本発明しt (al水溶性アルギン酸塩、(b
l下記式で示されるリン酸エステル、 00   H,I  R,2](,3 (ここで、](、+ 、 It、2および1(,3はそ
hぞれ水素又はメチル基を示す。) (cl 、2 個以」:のラジカル重合性ビニル基をイ
ーする架橋性ビニルモノマーおよび必要に」:す(山水
溶性のラジカル重合性ビニルモノマーを水に=辛半鉱伺
1解もしくは一部1懸濁させ、、この水溶液又は)懸濁
液を水溶性アルギン酸塩をゲル化する能力を有する溶液
と接触させることにより形状の整った所望の形状の水不
溶性ゲルを形成せしめ、しかるのちにこのゲルをラジカ
ル重合させることにより形状の整った所望の形状の水不
溶性重合体を製造するととを特徴とするものである。
本発明できうfl)lりん酸エステルの代表例としてけ
了ジットホスホオキシエチルアクリレート(前記式中の
R,1,l′L2 、 H,3がともに[[)アシッド
ホスホオキシエチルメタクリレート(IL+ 、H,2
がII、R,3がメチル基)アシッドホスホオキシプロ
ビルアクリレート(H,+又け1モ2のいずhかが11
 、残りがメチル基、H,3がIN)、アシッドホスホ
オキシプロピルメタクリレ−) (+(,1,H,2の
いずれかがIT、残りがメチル基、I(,3がメチル基
)等でありこilらの−fΦ又は、2神以十を混合1て
使Jrlすることかできる。
本発明においてイ()られた水不溶性重合体に含有され
ているアルギン酸塩は、必要に応じて、アルギン酸ゲル
を溶解させる試薬と接触させると吉により除去すること
もできる。これによりアルギン酸を含ま々い形状の整っ
た水不溶性重合体が製造される。本発明の方法により、
ば形状の整った所望の形状の重合体が製造できるのみ々
らず、重合にともなう重合熱の除去が容易であり重合反
応の制御が可能となり、オた重合槽の汚わ、がほとんど
ない々どの利、T、’、tもある。
本発明の方法において用いらhる水溶性のラジカル重合
性ビニルモノマーの代表例としてはアクリル酸またはメ
タアクリル酸のナトリウム、カリウムなどのアルカリ金
属塩、hどの不飽和カルボン酸の塩、ヒドロギシエチル
アクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレート、アミ
ノエチルアクリレート、N−メチルアミノエチルアクリ
レート、N、N−ジメチルアミノエチルアクリレート、
ヒドロギシエチルメタクリレート、ヒドロキシプロビル
メタクリレ−1・、了ミノエチルメタクリレート、N−
メチル了ミノエチルメタクリレ−1,、N。
N−ジメチルアミノエチルメタクリレ−1・などのアク
リル酸、メタクリル酸のエステル、アクリルアミド、メ
タクリル了ミド、N−メチロールアクリルアミド、N−
メチロールメタクリルアミド、N−メチル了り))ルア
ミド、N、N−ジメチ、しアクリルアミド、N、N−ジ
エチルアクリル了ミド、ノーアクリルアミ!・エタンス
ルホン酸寸た辷rノーアクリル了ミ)・−ツーメチルプ
ロパンスルホン1萱の了ルノノリ金属J4A tk如マ
グネンウl、」λ11にどのアクリルアミド、AJ、0
体、メチルビニルケトンO、Illおよびp−アミノス
チレン、ヒニルスルホン酸マタは了りルスルホン酸のプ
ルカリ金属膓、スチレンスルホン酸のアルカリ金属塩丑
た妊マグネシウム塩、お」:ひN−ビニルピリド゛ン々
どがあり、こわらのモノマーは71重あるいけ!利1以
上を汀1いることができる。
前3己リン酸エステルにχ・すするラジカル重合性ビニ
ルモノマーの使用I¥1”は通常重計比でl:0θlか
らl二lOまで、り1寸しぐはl:01から/:5寸で
である。
本発明の方法において用いらhる。!個以上のラジカル
重合能を有するビニル基を持つ架橋性ビニルモノマーの
代表例としてはN 、 N+−メチレンビスアクリルア
ミドゞ、N、N+−プロピレンビスアクリル了ミド、N
−7クロイルアクリル了ミド、ジアクリルアミド−ジメ
チルエーテル、l、2−ジアクリル了ミドエヂレングリ
コール、エチレン尿素ビス了りυルアミ1ご、ポリエチ
レングリコール、オたけ両末端に水酸基を有するエチレ
ンオキシドとプロピレンオキシド゛コポリマ〜のアクリ
ルe−tたはメタアクリル酸のエステルおよびi、3.
s−トリアクリルへギザヒドロ−5−トリアジンなどが
ある。
本発明における水不溶性重合体の製造におVて用いられ
るリン酸エステル類吉架橋性ビニルモノマーの割合d′
通営重計比で100:00夕から100:、、2O−I
C,グア捷しく:trJ100:0./から100:/
3で用いることが好ましい。丑だリン酸エステルに水溶
性のラジカル重合性ビニルモノマーを加える場合r(は
こわらのモノマーの重−計の金目計にA[する架橋性ビ
ニルモノマーの割合は車叶比で/θ0:06θ3−から
100:、20寸で、好捷しく(dloo:0./から
10θ:ljで月1いることが好ましい。架A・1体件
ビニルモノマーの割合が低いと得られる水不溶性重合体
が水で膨潤しやすぐ、かつ水で膨潤したいわゆる含水ゲ
ルの状態で弾性台・示し、引張り強度が弱く、逆に架橋
性ビニルモノマーの割合が高くなると1()らhる水不
溶性重合体が水で膨り′司しr(〈〈なり、かつ水で膨
flVI した含水ゲル相−引張り強1すは強く々る幀
向を示すが、もろ〈々る。
これらのラジカル重合性モノマーid:重合前に水溶性
アルギン酸塩とともに水に溶1r「シてアルギン酸塩水
溶液とするがこのとき一部のモノマーが水に懸濁した状
態で用いてもよい。アルギン酸塩水溶液中のラジカル重
合性モノマーの濃度はアシッドホスホオキシエチルアク
リレート類と架橋性ビニルモノマーの和で表現してO1
重量係から夕。
重計係、好才しぐけ/重則係から)0重量係である。上
記ラジカル11f合件モノマーと上記以外の水溶性のラ
ジカル重合性ビニルモノマーを加える場合もアルギン酸
塩水溶液r11の全てのラジカル重合性モノマーの濃度
id’ 0. /重;什係から50重量係、好捷しぐは
ノ重則係から:20重帛°係である。
本発明の力法ではラジノノル市合性モノマーヲアルギン
酸塩のゲル化によりゲル中に含有させた水不溶性ゲル(
以下アルギン酸ゲルという。)とし・こhをη重合反応
に用いるが、この重合反応には通常ラジカル開始剤を用
いることが好ましい。用−らhるラジカル開始剤として
は過酸化水素、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム々どの通常の水溶性ラジカル開始剤が
ある。
これらけ通常アルギン酸ゲル作成前にアルギン酸塩水溶
液に添加しておくことができる。勿論水難溶性あるいは
水不溶性のラジカル開始剤もアルギン酸塩水溶液に分1
1女させて用いることも可能である。?−&わちこれら
ラジカル開始剤はアルギン酸ゲル中に重合性モノマーと
同様に含有させておぐことができる。もちろん、後続す
るラジカル重合反応の前には、温度を低温にするとか、
低温では分解し難いラジカル開始剤を用いる等のことを
考慮し、ラジカル開始剤の分解を抑制することが好まし
い。なお後記するように、重合反応f放射線などで行な
う場合は、アルギン酸ゲル「1−1ニラジツノル開始剤
を含有させないこともできる。ラジカル開始剤の使用隈
は架〕・fl 4’lビニルモノマーを含むラジカル重
合性ビニルモノマーK &tして0.0/%からlい■
で、好1しくばQ、 /係からj係捷でで開始剤の使用
叶はラジカル重合性ビニルモノマーと架橋性ビニルモノ
マーの和に対して0016りから10係丑で、好ましく
はQ、 /係からj係脣でである。さらにこれらのラジ
カル開始剤のほかrCアルギン酸ゲルの生成反応および
重合反応を妨害しないものを添加することは何んら問題
はない。
本発明において形状の整ったrす1望の形状の水不溶V
1−重合体を製造する際rCは上記ラジカル重合1<1
ヨモノマ−(ラジカル重合+1ビニルモノマーと架橋性
ビニルモノマー)および必要に応じラジカル開始剤をあ
らかじめ水溶性アルギン酸塩とともに水に溶解あるいは
一部懸濁させ、この液を上記アルギン酸塩をゲル化する
司モカを有する液と接触させて寸ずゲル化させ所q!の
形状のゲルとし、その後ラジカル重合性モノマーを重合
させて水不溶性重合体とするが、このラジカル重合性モ
ノマー溶液をゲル化するのに用いる水溶性アルギン酸塩
としてはアルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウムま
た嬬−アルギン酸アンモニウム々どがある。了ルギン酸
は海藻から?(iられるマンヌロン酸とグルロン酸の共
重合体であり、その組成は産地、採取時期によって異な
るが水溶性アルギン酸塩のゲル化剤によりゲル化するも
のは組成の如何によらず用いることができる。捷だアル
ギン酸の分子量としては乙000から/、000.00
0 ’4Fでの範囲のものが用いられる。アルギン酸ゲ
ルを製造するために用めらり、る水溶性アルギン酸塩水
溶液中のアルギン酸塩の濃度は01重計係から)θ重量
係まで、    □好ましく id:0.5重計係から
10重1日でか用いられる。アルギン酸塩濃度が低いと
得られるアルギン酸ゲルの強度が弱く、所望の形状のゲ
ルとすることが困難とカリ捷だラジカル重合性モノマー
がゲルから流出しゃすぐ、逆にアルギン酸塩濃度が高い
とK)らハるアルギン酸ゲルの強度は強くなるが、アル
ギン酸J)111溶液の粘度が高く々って取り扱いにく
く、所望の形状のゲルに成形I−にくくなりかつ経済的
でない。これらのラジカル重合性モノマーを含有する水
溶性アルギン酸塩水溶液は後続する重合反応を円滑に進
行させる目的で溶存酸素を除去しておくことが好捷しい
。この目的で窒素のような不活性ガスを導入することが
できるQ本発明における水溶性アルギン酸Jλにの水溶
液をゲル化する能力のある溶液としてはたとえば可I7
以下の酸性水溶液、マグネシウムおよび水銀以外の2価
以上の多価金踊イオンを含む水溶液である。
pH7以下の酸性水溶1夜としては塩酸、硫酸、硝酸な
どの無機酸の水溶液、ギ酸、酢酸などの有機酸水溶液で
あり、また多価金属イオンと1〜ではL +、l +F
e 、Mn 、Co 、Ni  、Zn 、Cd 、S
r 、Cu 、I月)、 13 ;]金属、々どの金属
イオンを含む溶液である。々J9後記するように、微生
物ノ牛菌体を包含させる場合にはp[■が〃〜7の酸性
水溶液を用いることが好ましい。
本発明においてラジカル重合性モノマーおよび場合によ
りラジカル開始剤を含有するアルギン酸ゲルを製造する
方法はラジカル重合性モノマーおよび場合によりラジカ
ル開始剤を含有するアルギン酸塩水溶液又は懸濁液をア
ルギン酸塩のゲル化剤溶液に接触させることにより実施
できる。
得られるアルギン酸ゲルの形状は前記の接触の方法によ
り大きく変化させることができる。たとえばラジカル重
合性モノマーを含有するアルギン酸塩水溶液をアルギン
酸塩のゲル化剤溶液中に滴下することにより真球性の高
くかつ粒径分布の極めて狭い球状のアルギン酸ゲルを形
成することができる。球状ゲルの粒径はアルギン酸塩水
溶液の粘度、アルギン酸塩水溶液の滴下ノズルの形状な
どに依存する。また重合性モノマーを含有するアルギン
酸塩の水溶液をアルギン酸塩のゲル化剤溶液に注入する
場合には注入1−]の形状によって得られるアルギン酸
ゲルの形状は変化させらり、る。さらにあらかじめアル
ギン酸J篇の水溶液を鋳型に注入しておき、鋳ノチリの
一部を開口した寸まゲル化剤溶液に浸漬することにより
ゲル化剤溶液が開口部より鋳型内部に入りアルギン酸」
)1に水溶液と接触し表面ヲゲル化1〜つつ内部にも浸
透してライK fl′i型内部にあるアルギン酸塩水塔
液全体をゲル化することにより極めて容易に所望の形状
のアルギン酸ゲルを形成するこ七も回合1?である。捷
だアルギン酸塩水溶液を浅め皿に拡げて、」=から静か
にアルギン酸」焦のゲル化剤溶液を流し込むことにより
薄板状にゲル化させ、そのゲルをさらに打抜き成形する
こともできる。またアルギン酸塩水溶液とアルギン酸塩
のゲル化剤溶液を高速ブレンドし、直ちに鋳型に入れる
ことにより所望の形状のゲルとすることができる。この
ゲル化操作時にはゲル化遅延剤としてリン酸アルカリ寸
だに1クエン酸アルカリなどを添加してもよい。また一
度成形したゲルについても所望の形状とするために切断
または切削などの操作を行ってもよい。こハらのアルギ
ン酸ゲルの調製はラジカル開始剤の分解が始まり、重合
が始まる温度以下で操作する必要がある。通常ばOCか
ら/ 00 a−jlでの温度範囲で実施することが好
ましい。またアルギン酸ゲルの調製は後続する重合反応
を円滑に進めるために不活性ガス(たとえば窒素ガス)
雰囲気下で操作することが好ましい。
得られだラジカル重合性モノマーを含有するアルギン酸
ゲルは続いて重合反応に供する。重合反応はラジカル重
合後 アルコール、炭化水素など)にアルギン酸ゲルを入れて
、酸素を除去して行うことが好”i L ’7−1o勿
論溶媒を用いず、酸素を除去した不活性ガス気流下で重
合を行ってもよ込。重合温度は用いるラジカル開始剤の
種類に」:って異なるが、ラジカル開始剤の分解温度以
上で実施すればよい。重合を低温で行うことが好ましい
ときはラジカル開始剤の分解温度を下げる目的でゲルに
ラジカル開始剤の分解を促進する試薬あるいけこの試薬
を含む液を接触させるとよい(たとえば過酸化水素に対
してけテトラメチルエチレンジアミン、過硫酸カリウム
に対しては第1鉄イオンなど)。ラジカル重合性モノマ
ー含有するアルギン酸ゲルがラジカル開始剤を含有して
いない場合はこのアルギン酸ゲルに放射線を巨財してラ
ジカル1f合させることもできる。本発明においてアル
ギン酸塩水溶液又U懸濁液ヲゲル化させ、?()られる
ゲルを重合させる操作はそれぞれ別個に行ってもよいし
、またこれを連続して行っても」ニー。すなわちアルギ
ン酸塩をゲル化する能力のあるゲル化剤溶液をラジカル
開始剤の分解温度以上に保っておいて、この溶液にラジ
カル重合性モノマーを含有するアルギン酸塩水溶液を接
触させるとアルギン酸ゲルの生成と同時に重合が開始し
、所望の形状の水不溶性重合体が合成できる。かくして
得られろ水不溶性重合体はその一部に先に使用しゲル化
したアルギン酸塩を含んでbる。使用する目的によりこ
のアルギン酸塩が不要ないしは妨害効果がある場合は水
不溶性重合体ゲルからアルギン酸塩を除去すればよい。
アルギン酸塩を除去1y ’It)るものとしては多価
金属イオンをギレート化して水溶性の金属イオンにする
もの、たとえばエチレンジアミンテトラ酢酸のナトリウ
ム、カリウム塩、アルカリ金属のリン酸塩の水溶液、あ
るいけアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩水溶液りどが挙
げられ、これらの水溶液でラジカル重合後の水不溶性重
合体を00から100°Cの温度で浸漬または洗浄すれ
ば゛よい。
本発明の方法で得られる水不溶性重合体は水には溶解し
ないが親水性は十分にあり、重合後に得られる水不溶性
重合体も水で膨潤した状態である。
使用する目的r(より重合後に得らり、る水で膨潤した
状態でその−18ま用いてもよいLlまた水不溶性重合
体を水で十分洗浄した抜用いてもよいし、さらにまたこ
ハを乾燥して水を除去して用いてもよい0 本発明で得らhる形状の整った水不溶性重合体は酵素活
性物質の相体として用いると形状の整った利点を生かす
ことができる。特にアルギン酸ゲルを調製する以前の段
階で目的とする微生物を添加しておくと微生物を包括し
た形状の整った水不溶性重合体とすると占ができ、との
ra /JE物を利用する酵素反応にχ・すして有効に
利用することかり能となる。捷だ本発明で得らシ1.る
水不溶イノ1重合体を乾燥したものは非常に吸水性が太
きbので吸水(,1ポリマーと1〜で利111でき土壌
改良剤、紙」9しめ、生理用ナプキン々どの衛牛材別と
しても形状の整った水工$411重合体としての!侍徴
を利用できる。
以下に本発明をさらに詳しく説明するために実施例を挙
げるが、本発明はとわ、らの実施例に」こり制限される
ものではない。
実施例1 13−2の了ジット゛ボスホオギシエチルアクリレ−ト
、/jiのN 、 Nl−メチレンビス(了クリルアミ
ド)、2gのアルギン酸すトリウム(鴨川化成製ダック
了ルギンNSPM)を水と溶卵rl−,て全体で10C
gとし、さらに1重計係の過酸化水素水1m1!を7J
llえた水溶液を調製し窒素ガスをバブリングした。1
2の硫酸第1鉄および乙Iの塩化カルシウムを30θ1
1]lの水と俗解した溶If、 K上記水溶液を液温を
、20Cに保ちつつ窒素気流Fで滴下した。生成した球
状の粒子状ゲルを含む膣液を窒素気流下で) 0 ’O
K保つととrより1時間重合反応を行ったととd”、3
rnmK粒径のそろった球状の水不溶性の共重合木粒=
rが生成した。この共重合粒子の、!OIをllの容器
に人i、、−2N水酸化すl・リウム水溶液300m1
!を加えてノ0Cにて5時間攪拌することに」:リアル
ギン酸部分を実質的に含捷ぬIt mmに粒径のそろっ
た球状の水不溶性の共重合体粒子が生成した。
実施例ノ /Qiの了シツドホスホオギシエチルメタクリレート、
19のN、Nl−メチレンビス(アクリルアミド)1.
27のアルギン酸ナトリウム(鴨川化成製ダック了ルギ
ンNSPM)を水r(溶解して全体で1001とし、さ
らにオ重訃係の過硫酸カリウム水溶液/mugを加λた
水溶液を調製し窒素ガスをバブリングした。11のテト
ラメチルエチレンジアミンおよび乙tの塩化カルシウム
を3001の水に溶解した溶液に上記の水溶液を液温を
、20Cと保ちつつ窒素気流下で滴下した。生成した球
状の粒子状ゲルを含む膣液を窒素気流下で300に保つ
ことにより1時間重合反応を行ったところ、+2龍に粒
径のそろった球状の水不彪1/1の共重合体粒子が生成
した。
実施例3 )0Iの了ジット゛ホスホオキシエチルメタクリレート
、j2のアクリルアミド、ノ2のN、Nl−メチレンビ
ス(アクリルアミド)1.2gのアルギン酸ナトリウム
(鴨川化成製ダック了ルギンNSPM)を水と溶解して
全体でlθθlとI71さらに3沖!if %の過硫酸
アンモニウム水溶液lIηlを加えた水溶液を調製し窒
素ガスをバブリングした。llのテトラメチルエチレン
ジアミンおよび乙tのkm化カルシウムを3001の水
に溶πイした溶液と上記の水溶液を液温をノθCに保ち
つつ窒素気流下で滴下した。生成した球状の粒子状ゲル
を含む膣液を窒素気流下でぶθCに保つことにより1時
間重合反応を行ったところ1.2 mmに粒径のそろっ
た球状の水不溶性の共重合体粒子が生成した。
手  続  補  正  書(自発) 昭和37年3月1日 特許庁長官 殿 1、事件の表示 昭和!;7年特許願  第7602号
3、補正をする者 事件との関係   出願人 (In)日本石油株式会社 4、代理人 住所  東京都港区赤坂1丁目9番20号明細書の「発
明の詳細な説明」の楠。
6、補正の内容 θh (1)  明細書第11’o10行にある「できない。
」の記載を「できないという欠点があった。」の記載に
訂正する。
(2)明細害第乙〔115行にある[アルカリ金属塩、
など」の記載を1アルカリ金属塩など−1の記載に訂正
する。
(3)明細書節7頁/、2行にある1−メヂルビニルケ
トンO4m」の記載を1メチルビニルケトン、0、m」
の記載に訂正する。
(4)  明細調節9頁3行にある「割合は」の記載の
後に「通常」の記載を加入する。
(5)  明細書第9頁20行にある「表現して」の記
載の後に「通常」の記載を加入する。
(6)明細当節1 O頁/〜2行にある「である。」の
記載を「であり、またより硬質の重合体を得るには一〇
からI15重咀顕色することができる。」の記載に訂正
する。
(力 明細書力10頁S行にある「濃度は」の記載の後
に「通常」の記載を加入する。
(8)  明細書第1O’Q乙行にある「である。」の
記載を1であり、またより硬質の重合体を得るには20
から&5重1■とすることができる。」・D記載に訂正
する。
(9)明細書第70頁10行にある「重合反応に用いる
が、」の記載を「重合反応に処するが、」の記載に訂正
する。
(10)明細書第1/頁9行にある「対してJの記載の
後に「通常」の記載を加入する。
0])明細書第1/頁//〜73行にある「開始剤の使
用匿は・旧づ%までで」の記載を削除する。
(12)  明細書第12頁/g?7にある[濃度はj
の記載の後に「通常」の記載を加入する。
((2)明細書第7@/乙行にある[N−ビニルピリド
ン]の記載を「N−ビニルピロリドン」の記i代に訂正
する。
99

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  (a)水溶性アルギン酸塩、(1〕)下記式
    で示されるリン酸エステル、 T−To −P −0−CI−T −QT −0−DI
     = CrT21  1  I   1 0T T   ](、In、2   T(,3(ここで
    、1(・1.1(,2およびH,3Its’そhぞれ水
    素又はメチル基を示す。) および(c) 、2個以上のラジカル重合性ビニル基ヲ
    有する架橋性ビニルモノマーを水に溶解もしくは一部懸
    濁させ、この水溶液又は懸濁液を、水溶性アルギン酸」
    ゛(1Δをゲル化する水溜液と接触させてJlり状の整
    った水不爵性ゲルとし1、シかるのちこのゲルをラジカ
    ル111合させ水不溶性の重合体を製造することを@徴
    とする形状の整った水不溶性重合体の製造方法。
  2. (2)  にI)水溶性アルギン酸塩、(b)下記式で
    示されるリン酸エステル、 CNT      ItII(之      1(,3
    (ことで、 R・I、1(・2および1(13はそれぞ
    れ水素又はメチル基を示す。) (C)、2個以上のラジカル重合性ビニル基を有する架
    橋性ビニルモノマーおよび((1)水溶性のラジカル重
    合性とニルモノマーを水に溶解もしくは一部懸濁させ、
    この水溶液又は懸濁液を、水溶性アルギン酸J’A7を
    ゲル化する水溶液と接触させて形状の整った水不溶性ゲ
    ルとし、しかるのちこのゲルをラジカル重合させ水不溶
    性の重合体を製造することを![!1徴とする形状の整
    った水不溶性重合体の製造方法。
JP750282A 1982-01-22 1982-01-22 形状が整つた非水溶性重合体の製造法 Granted JPS58125713A (ja)

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