JPS58125482A - タンクコンテナ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、脱着自在の天部側支持部材を備え、また枠体
に円筒状タンクを装着したプリズム型支持体若しくは枠
体を有し、かつスリーブ面に固定されたフランジ形状の
補強部材を有するタンクコンテナーに関するもので、該
補強部材はサドル部材を介して枠体の底側支持体に連結
されるものである。

主として液体の輸送および貯蔵用に設計される従来のタ
ンクコンテナー（例えば、西ドイツ公告公報第２５４３
７２９号）において、枠体は長手方向および交差支持部
材、更に支柱および筋交支柱かは該タンクの周辺をスリ
ーブラインの長手方向に伸長する補強リングが設けられ
ている。フランジ形状の補強部材はタンクの長軸に沿う
スリーブ面に固定され、またサドル部材に連結されて、
タンクの軸受の役割をする。好ましくは円筒状タンクの
半径方向に移動するサドル部材はタンクに溶接されるか
若しくはねじ留めされている。枠体に面するサドル部材
の端部は枠体の底部アッセンブリの長手方向または交差
支持部に溶接されている。

従来のタンクコンテナーにおいては、タンクと枠体との
間の連結部分に非常に高い機械的負荷がある。従って、
これが材料疲労によるサドル部材の割れの原因となる。

これらの原因は、リフト装置を用いての輸送の中に起る
ねじれ、荷積み中のタンクの不平衡な配置、若しくは鉄
道車両または路面自動車の振動応力によるものであシ、
これによｐ動荷重がタンクコンテナーに対し垂直及び水
平方向の両方向に作用する。更に、従来のタンクコンテ
ナーの不利な点は、異なった直径のタンク用に調整され
た枠体または一定の枠体には当然具なるサドル部材を必
要とするということである。

本発明の目的は、異なるサイズのタンクがタンクの寸法
にかかわらず同じサドル部材を用いて一つの枠体の中に
組付けられ、かつタンクと枠体間の連結部の材料応力が
軽減される、最初に述べた種類のタンクコンテナーを提
供することである。

従来のタンクコンテナーの問題は、底部支持部又はタン
クに面するサドル部材の端部が各振動用ベアリング中の
一つのピボットビンに連結され、該ピボットビンがタン
クの長袖に平行で、ヒツジ状に形成されていること、お
よび振動用ベアリングが底部支持部材側に配置されると
き、ピボットビンを受入れまたは収容するベアリングの
部分が長手方向に変位可能であるように交差支持部に装
着され、また振動用ベアリングがタンク側に配置される
とき、底部支持部材に面するサドル部材の端部が長手方
向に変位可能でおるように交差支持部材に装着されるこ
とを特徴とする本発明によって解決される。

好ましくは円筒状の振動用ベアリングは、底部側上の枠
体の交差支持部材に固定されるか、若しくはスリーブ状
のベアリング部分でタンクに固定される。振動用ベアリ
ングが底部支持部材に配置される場合は、該ベアリング
は交差支持部材上に変位可能に配置され、一方サドル部
材はタンクに直接固定されるか若しくはその補強部材に
固定される。振動用ベアリングがタンク側に配置される
場合は、振動ベアリングはピボットビンを支承するベア
リングの部分によってタンクに直接またはその補強部材
に連結されるが、一方振動用ベアリングから離れている
サドル部材の端部は底部支持部材上で変位可能になって
いる。

ゴムまたはプラスチックの適宜の弾性を有する部材が、
振動用ベアリングのスリーブ状ベアリング部分とピボッ
トビンとの間に位置するので、ピボットピンとベアリン
グ部分との間のスプリング作用を行う。

振動用ベアリングを用いることによって、枠体とタンク
コンテナーが相対運動をなすことができ、また発生しう
るいかなる振動も減衰されるので、サドル部材、枠体お
よび連結部上の力が軽減される。上述した疲労による割
れが、枠体およびサドル部材上に生ずる動的応力が低い
ため避けられる。

振動用ベアリングをヒンジ状とすることにより、ヒケッ
トピンに固定されたサドル部材はピぜットピンの軸に枢
着される。従って、異なる寸法のタンクを固定するのに
同一のサドル部材が同一の枠体に用いられることが可能
である。一方において振動用ベアリングまたはサドル部
材を底部側の交差支持部材上を変位可能とすることによ
シ、また他方においては交差部材を適宜角度を変えて位
置させることによシ、異なる寸法のタンクに適用するこ
とができる。サドル部材は、タンクの寸法にかかわらず
大量生産されるものであるので、タンク及びサドル部材
や振動用ベアリングを含む枠体は予かしめ分散し製造さ
れ在庫として保持することができる。

タンクコンテナーの好ましくかつ簡便な実施態様は、振
動用ベアリングが底部支持部材側に配置されるときサド
ル部材をタンクの補強部材に係合させることにより得ら
れる。該補強部材は断面Ｕ字状のプロファイル部材の部
分として、補強リングにかかわりなく円周方向タンクの
スリーブ面上に配置されている。その結果、ベアリング
内のタンクの許容範囲を越えた機械的荷重が避けられる
。

交差サドル部材は、平行に配置されかつピボットピンの
両端に固定された長手方向リムを備え、また該長手方向
リムに連結する交差リムと、交差リムからタンクまで伸
長してピボット（ンに平行な梯形プレートと、該梯形グ
レート−に対し垂直でタンクの補強部材の範囲まで伸長
する二つの梯形プレートを備えたプロファイル部材とし
て形成することが望ましい。

ピボットピンの軸に平行な交差リムはピボットピンより
長くしてもよい。タンクまで伸長するプレートは、その
平行な側部でタンク及び振動用ベアリングと回し、その
二つの平行な側部のうち短い側部が、ピボットピンに平
行な交差リムに連結される。プレート状部材又はＵ字型
プレート状部材からなるこの種のサドル部材は簡便かつ
廉価に製造できる。

ピボットピンに平行である梯形プレートがその間に複板
をもってタンクの壁に連結され、かつピボットピンに対
し垂直な交差プレートがタンクの補強部材に連結される
とき機械的応力は低くなる。

そのとき交差プレートは、交差プレートと補強部材間に
全面的につながシが生ずるよう広い範囲にわたってタン
クに連結する補強部材に重なる。サドル部材とタンクの
間のこの種の連結によって、簡潔かつ高荷重用ベアリン
グ構成が提供される。

第１図乃至第３図に示されるタンクコンテナーは、主に
底部側長手方向支持部１、交差支持部２、垂直支柱３、
天部側縦型の支持部４、交差支持部５、及び種々の筋交
支柱からなる枠体を有する。

枠体の大部側支持部材は、枠体に載置される円筒状タン
ク６が上方向に移動または上から入れられるように移動
可能である。タンク６は、一方においてタンク６のスリ
ーブ面に連結され、他方において枠体の底部側支持部材
９，１０に順次固定される振動用ベアリング８に連結さ
れるサドル部材７によって枠体内に支持される。

第４図において、振動用ベアリング８及びサドル部材の
実施態様を特に明らかにする。円筒状の振動用ベアリン
グ８は、半シリンダー８ａ、８ｂからなるベアリング部
材からなっている。該二つの半シリンダー８＆及び８ｂ
はフランジによって連結され、かつキャリアプレート２
２によって枠体の底部側交差支持部９及び１０に連結さ
れる。

半シリンダーはタンク６の長軸に平行なピボットピン１
１を取り囲み、そして弾性材がピボットピン、１１及び
半シリンダー８ａ、８ｂの間の空間を充填している。そ
の結果、枠体に関連してタンク６に振動を生ずるが、そ
れは適当に減衰されるため堅固な連結部材は動荷重から
大幅に軽減される。

振動用ベアリング８のピボットピン１１に連結されるサ
ドル部材７は、ピボットピン１１の両端で固定され、互
いに平行な長手方向リム１２．１３及びそれらに連結す
る交差リム１４を備えたプロファイル部材として形成さ
れる。梯形プレート１５及び該梯形プレート１５に対し
垂直な二つの梯形交差プレート１６及び１７は、ピボッ
トピン１１に平行な交差リム１４からタンク６の半径方
向に伸長する。槌形プレート１５はその間に配置された
複板（裏打板）１８を介してタンク６の壁に連結される
。しかし、梯形交差プレート１６及び１７はタンク６の
壁に直接連結されてい寿いで、断面がＵ字型で、スリー
ブ表面にわたシタンク６の補強リング２０に関係なくサ
ドル部材７の領域内で区分して円周状に伸長し、更にタ
ンク６に固定される補強部材１９に連結される。

振動用ベアリング８は交差支持部９，１０の底部側上に
配置され、該支持部９，１０に対して長手方向に変位可
能でおる。第４図に示されるごとく、振動用ベアリング
８は穴２３を設けるキャリアプレート２２に固定される
。

交差支持体９及び１０は、穴２３とラスクスケール（ｒ
ａｓｔｅｒ　５ｃａｌｅ　）状に配置され、キャリアプ
レート２２の穴２３に相応する穴２４を設ける。

従って、異なる位置でキャリアプレート２２をスクリュ
ーによって、交差支持体９及び１０上に固定することが
できる。サドル部材７は、振動用ベアリング８及び該ベ
アリング８に枢着して載置されるサドル部材７の調節自
在の構成の故にタンクの寸法にかかわらずタンク６を一
定の枠体に連結するために用いることができる。

第４図に示される交差支持部９及び１０上のキャリアプ
レート２２の基本的位置は１５５０箇乃至２３００＋＋
＋ｍの直径を有する商業的に入手可能なタンク６に相当
する。−同一寸法のタンクの内側に結果として生じる許
容誤差は、ピボットピン１１の軸に枢着するサドル部材
７の角度位置を変えることによって補償される。従って
、たとえタンクの直径が小さくても、サドル部材７は非
常に短いプレート１５及び交差プレー）１６．１７をも
って用いることができる。そのため、サドル部材７の剛
性や強度について機械的になんら問題はない。底部側長
手方向支持部材１及び交差支持部材９，１０によシ形成
される連結部に生じる容認できない高荷重を避けるため
に・、長手方向支持部材の方向に伸長する補強プレート
２１が設けられている。

【図面の簡単な説明】

第１図はサドル部材の底部側に配置された振動用ベアリ
ングを備えた本発明によるタンクコンテナーの側面図で
、直径が小さいタンクが左半分にまた大径のタンクが右
半分に配置されている。 第２図は、第１図によ↓タンクコンテ址の平面図。 第３図は、第１図によるタンクコンテナーの一部省略し
た正面図。 第４図は、振動用ベアリングが底部支持部材側に配置さ
れるときのサドル部材の要部拡大斜視図１・・・底部側
長手方向支持部材、２・・・交差支持部材 材、３・・・垂直支柱雫、４・・・天部側縦支持部材、
５・・・交差支持部材、６・・・円筒状タンク、７・・
・サドル部材、８・・・振動用ベアリング、９，１０・
・・底部支持部材、８ｍ、８ｂ・・・半シリンダー、２
２・・・キャレー）、１６．１７・・・梯形交差プレー
ト、１８・・・複板、１９・・・補強部材、２０・・・
補強リング、２３・・・穴、２株・・・穴。 特許出願人 コンテイナー・テヒニツクハングルググエぜルシャフト
ミット　ベエシュレンクタ　ハツトラング・ラント。 コン７ぐアニイ 代理人　鈴木辿夫

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　プリズム状の支持体あるいは天部に着脱可能の支
   持部材をもつ枠体と、前記支持体もしくは枠体に装着し
   た円筒タンクを有するタンクコンテナーで、該タンクは
   フランジ状の形状を有し、タンク表面あるいはスリーブ
   線に固定した補強部材を有し、該補強部材はサドル部材
   を介して交差する枠体の底部支持体に連結されており、
   タンク又は底部支持体に面するサドル部材（７）の端部
   が、振動用ベアリング（８）のピボットピン（１１）の
   一つにそれぞれ連結され、前記ピボットピン（１１）は
   タンク（６）の長軸に平行し、かつベアリング（８）は
   ヒンジ状に形成され、そして振動用ベアリング（８）が
   底部支持体に配置されると、ピボットピン（１１）を支
   承するベアリング部材は、交差する支持体（９，１０）
   上を長手方向に変位可能となるよう装着され、振動用ベ
   アリング（８）がタンク側に配置されると、底部支持体
   に面するサドル部材の端部は、交差する支持体（９，１
   ０）を縦方向に変位可能となるように装着されることを
   特徴とするタンクコンテナー ２、振動用ベアリング（８）が底部支持体側に配置され
   ると、サドル部材（７）はタンク（６）の補強部材（１
   ９）に係合し、それら補強部材（１９）は、Ｕ字形断面
   を有するプロファイル部材の一部として、補強リング（
   ２０）とは無関係にタンク（６）のスリーブ外周面上に
   配置されることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のタンクコンテナー３、各サドル部材（７）はプロファ
   イル部材として形成され、平行でピボットピン（１１）
   の両端に固定される長手方向リム（１２，１３）と、振
   動用ベアリング（８）が底部支持体側に配置されるとき
   長手リム（１２，１３）に連結する交差リム（１４）と
   、ピボットピン（１１）に平行し交差リム（１４）から
   タンク（６）に伸長する梯形プレー）　（１５）と、タ
   ンクの補強部材（１９）ｔで伸長して梯形グレー）　（
   １５）に対し垂直な２つの梯形プレート（１６，１７）
   とを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第１項もし
   くは第２項記載のタンクコンテナー ４、　ピボットビン（１１）に平行な梯形グレート（１
   ５）が、タンク（６）の壁に連結され、ピボットビン（
   １１）に垂直なプレー）　（１６，１７）がタンク（６
   ）の補強部材（１９）に連結されることを特徴とする特
   許請求の範囲第３項記載のタンクコンテナー。