JPS5812510Y2 - プラスチツクシ−スケ−ブルの接続用補助テ−プ - Google Patents

プラスチツクシ−スケ−ブルの接続用補助テ−プ

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JPS5812510Y2
JPS5812510Y2 JP5137879U JP5137879U JPS5812510Y2 JP S5812510 Y2 JPS5812510 Y2 JP S5812510Y2 JP 5137879 U JP5137879 U JP 5137879U JP 5137879 U JP5137879 U JP 5137879U JP S5812510 Y2 JPS5812510 Y2 JP S5812510Y2
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JP
Japan
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tape
heat
generating
laminated
auxiliary
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Expired
Application number
JP5137879U
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English (en)
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JPS55153833U (ja
Inventor
啓司 田戸
Original Assignee
株式会社フジクラ
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Publication date
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Priority to JP5137879U priority Critical patent/JPS5812510Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はプラスチックシースを備えたケーブルの接続
に使用する補助テープに関するものである。
従来より前述のようなケーブルの接続方法として第1図
に示す方法が知られている。
すなわちプラスチックシースケーブル7.7の接続部8
にプラスチックスリーブ9を被せた後、このプラスチッ
クスリーブ9の端末がケーブルシース10に重なる部分
の外側に伸縮性テープ11を緊張状態で巻付けて固定し
、次いでこの伸縮性テープ11の外側からトーチランプ
、ガスバーナー、熱風ブロア等の加熱手段(図示は省略
した)で加熱してプラスチックスリーブの端末をケーブ
ルシース上に加熱融着させている。
このとき伸縮性テープ11は加熱されることによってい
く分収綿し、プラスチックスリーブの端末をケーブルシ
ース上に押圧する。
なおプラスチックスリーブがケーブルシース上に加熱融
着されたのち、伸縮性テープ11は除去される。
しかるに、前記従来の接続方法の場合は、伸縮性テープ
の加熱をガソリントーチ、ガスバーナ、熱風ブロア等の
加熱手段により行なうので、加熱量の制御が困難であり
、かつ作業に熟練が要求され、さらにマンホール内等の
狭い場所で接続作業を行なう場合は作業環境が悪いとい
う欠点があった。
この対策として、外部から加熱する手段によらないで、
伸縮性テープ自体に発熱する機能を持たせるように構成
したものが提案されている。
すなわちこれを第2図によって説明すると、第2図に示
されるものは電気抵抗によって発熱する導電性粉末が予
め均一に混入されている発熱伸縮性テープ12に耐熱性
の非発熱伸縮性テープ13が一体に積層されており、さ
らに発熱伸縮性テープ12と耐熱性の非発熱伸縮性テー
プ13との境界には、これ等のテープの長さ方向に沿っ
て電極線3および4が一定間隔を保って屈曲延長するよ
うに埋設されている。
そしてこのように構成された接続用補助テープを使用し
てケーブルシースとこれに嵌装されたプラスチックスリ
ーブの端末部とを加熱融着させる場合は、その接続補助
テープを引き伸ばしながら前記端末部に緊張状態で巻付
けて固定し、次に前記各電極線3,4に電圧を印加して
発熱伸縮性テープを発熱させている。
しかし、この接続用補助テープを前記端末部に巻付ける
場合は、発熱伸縮性テープ12が大きく伸ばされてしま
い、このためにこのテープの電気抵抗が変化してしまい
、常に均一な発熱量を得ることか゛できなくなる欠点が
ある。
この考案は前述の欠点を排除できるプラスチックシース
ケーブルの接続用補助テープを提供することを目的とす
るもので゛ある。
、次にこの考案を図示の例によって詳細に説明する。
第3図および第4図はこの考案の第1実施例の接続用補
助テープを示すものであって、耐熱シリコーンゴムから
なる伸縮性テープ2の片方の面におけるテープ長手方向
の一側部に、金属線のメツシュ、メリアス編あるいはそ
れに類似したもので熱伝導性が良く可撓性のある材料か
らなる均熱材6が積層されて一体に固定され、がつ前記
伸縮性テープ2の片方の面におけるテープ長手方向の他
側部すなわち均熱材6が積層されていない部切には、耐
熱性布(例えばテ゛ユポン社製ノーメックスなど)をバ
イアス切断したもの、あるいは耐熱性繊維をメリアス編
したもとからなる伸び量規定材14が積層されて一体に
固定されている。
前記伸縮性テープ2の他方の面におけるテープ長手方向
の一側部すなわち前記均熱材6に重なる部分には、耐熱
シリコーンゴムあるいは架橋ポリエチレン等に電気抵抗
によって発熱する導電発熱性粉末を均一に混入した材料
またはグラフトカーボンをガラスクロス等の耐熱可撓性
基材に塗布した材料等の半導電性材料からなる発熱性テ
ープ1が積層されて一体に固定されている。
前記均熱材6は発熱性テープ1よりも多少長くなってお
り、かつ発熱性テープ1の巾方向の両側には、伸縮性テ
ープ2との境界においてテープ長手方向に沿って相互に
平行に延長する1対の電極線3,4が埋設され、かつ前
記発熱性テープ1における表面および伸縮性テープ中間
側の端面にわたって絶縁シリコーンゴム等の電気絶縁性
材料からなる絶縁テープ15が固着されている。
前記電極線3.4としては、錫メッキした銅撚線あるい
は円筒状に編組したものを潰して板状にしたもの等のよ
うに可撓性を有するものを使用する。
前述のように構成された接続用補助テープ]6における
伸び量規定材14とこれに重なる伸縮性テープ2の前記
他側部とが巻付加圧部5であり、他の部分が巻付加熱部
17である。
巻付加圧部および巻付加熱部の表面には、それらの境界
を基準とし異なるサイズのケーブル外径に対応する切断
位置表示線18A〜18Eが設けられ、ケーブル外径に
対応する切断位置表示線に沿って切断されて余長部分が
除去される。
前記接続用補助テープ16を使用してケーブルシースと
これに嵌装されたプラスチックスリーブの端末部とを加
熱融着させる場合は、第5図に示すように、接続用補助
テープ16における巻付加圧7部5を、その巻付加圧部
における伸び量規定材14がプラスチックスリーブ9の
端末部の外周面に接触するようにして引き伸ばしながら
緊張状態で巻付け、次いでこの上に巻付加熱部17を引
き伸ばすことなく巻付け、さらにその上に耐熱性ベルト
(図1示を省略した)を巻付けて全体を固定する。
なお発熱性テープ1の両端の短絡を確実に防止する目的
で゛、発熱性テープ1の両端部間に間隙が生じるように
巻付けるのが好ましい。
このように発熱性テープ1の両端部間に間隙があっても
、その間隙部分にある均熱材、すなわち均熱材6におけ
る発熱性テープの端部よりも突出している部分がプラス
チックスリーブ9の端末部に熱を供給するので、その端
末部の全周にわたって均一に加熱することができる。
次に電極線3,4に電圧を印加して電流を流すと、発熱
性テープ1が電気抵抗によって発熱し、この結果プラス
チックスリーブがケーブルのプラスチックシース上に熱
融着される。
プラスチックスリーブがケーブルシース上に完全に融着
した後は、接続用補助テープは除去される。
なお熱融着の完了は、接続用補助テープの全体あるいは
一部に示温塗料を塗布しておきその示温塗料の変色によ
り判断する。
第6図および第7図はこの考案の第2実施例の接続用補
助テープを示すものであって、第1実施例の接続用補助
テープにおける絶縁テープ15の表面に前記均熱材6と
同様な材質の均熱材19が積層されて一体に固着されて
いるが、その他の構成は第1実施例の場合と同様である
前記実施例のように、巻付加圧部に伸び量規定材14を
設けておけば、作業者の引張力の差による巻付加圧部に
おける伸縮性テープの緊張度にバラツキが生じるのを防
止することができる。
前記実施例においては、電極線が発熱性テープ1におけ
る伸縮性テープとの境界に埋設されているが、電極線は
発熱性テープにおける厚さ方向の中間に埋設されていて
もよい。
またこの考案の接続用補助テープは、分割型プラスチッ
クスリーブにおける分割スリーブ外面ッ)9A、9B相
互の嵌合部の加熱融着にも使用することができる。
さらにまた、積層された各部分を一体に接着する手段と
しては、例えば加硫(ゴム材相互の場合)または接着剤
による固着手段を採用する。
この考案によれば、発熱性テープ1の端末がら耐熱性の
伸縮性テープ2が突出延長してスリーブ外面に対する巻
付加圧部5が形成されているので、その巻付加圧部5を
引き伸ばしながらプラスチックスリーブ9における被融
着部分の上に巻付けることにより、その巻付加圧部5の
収縮性を利用してプラスチックスリーブにおける被融着
部分をケーブルシース上に容易に圧接させることができ
、したがって発熱性テープ1を引き伸ばす必要がないの
で、電気抵抗の変化による発熱量のバラツキが生じるの
を防止することができ、さらに前記伸縮性テープ2にお
ける発熱性テープ1と反対側の面には、その発熱性テー
プ1に対向する位置において均熱材6が一体に積層され
ているので、発熱性テープ1の熱をプラスチックスリー
ブにおけるテープ巻付部の全周にわたって均一に伝達す
ることができ、したがって高品質の加熱融着を行なうこ
とができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプラスチックシースケーブルの接続方法
を説明するための一部縦断側面図、第2図は従来のプラ
スチックシースケーブルの接続用補助テープを示す斜視
図である。 第3図はこの考案の第1実施例の接続用補助テープを示
す斜視図、第4図はその一部を示す縦断側面図、第5図
はその接続用補助テープをプラスチックスリーブの端末
部に巻付けた状態を示す縦断正面図、第6図はこの考案
の第2実施例の接続用補助テープを示す斜視図、第7図
はその一部を示す縦断側面図である。 図において、1は発熱性テープ、2は伸縮性テープ、3
および4は電極線、5は巻付加圧部、6は均熱材、14
は伸び量規定材、15は絶縁テープ、16は接続用補助
テープ、17は巻付加熱部、18A〜18Eは切断位置
表示線、19は均熱材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電気抵抗によって発熱する導電性粉末が混入されている
    発熱性テープ1に耐熱性の伸縮性テープ2が一体に積層
    され、前記発熱性テープ1の内部あるいはこのテープと
    耐熱性の伸縮性テープ2との境界に、テープ巾方向に一
    定間隔でかつテープ長手方向に沿って延長する電極線3
    ,4が埋設され、前記伸縮性テープ2が発熱性テープ1
    の端末から突出延長されてスリーブ外面に対する巻付加
    圧部5が形成され、さらに前記伸縮性テープ2における
    発熱性テープ1と反対側の面には、その発熱性テープ1
    に対向する位置において均熱材6が一体に積層されてい
    ることを特徴とするプラスチックシースケーブルの接続
    用補助テープ。
JP5137879U 1979-04-19 1979-04-19 プラスチツクシ−スケ−ブルの接続用補助テ−プ Expired JPS5812510Y2 (ja)

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JP5137879U JPS5812510Y2 (ja) 1979-04-19 1979-04-19 プラスチツクシ−スケ−ブルの接続用補助テ−プ

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Publication Number Publication Date
JPS55153833U JPS55153833U (ja) 1980-11-06
JPS5812510Y2 true JPS5812510Y2 (ja) 1983-03-10

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