JPS58124766A - スルフアモイル安息香酸誘導体およびそれを有効成分として含む治療用組成物 - Google Patents

スルフアモイル安息香酸誘導体およびそれを有効成分として含む治療用組成物

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JPS58124766A
JPS58124766A JP497982A JP497982A JPS58124766A JP S58124766 A JPS58124766 A JP S58124766A JP 497982 A JP497982 A JP 497982A JP 497982 A JP497982 A JP 497982A JP S58124766 A JPS58124766 A JP S58124766A
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methylindoline
chloro
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尾館 誠
Takashi Nishina
仁科 孝士
Joji Kamiya
神谷 譲二
Yasuhito Tanaka
康仁 田中
▲や▼上 奎介
Keisuke Yagami
Takuo Nakano
中野 卓雄
Toshihiko Ito
俊彦 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は抗高血圧作用を有する新規なスルファモイル安
息香酸誘導体に関するもので、詳しくは(式中、R1は
水素原子、又は置換または置換されていない低級アルキ
ル基を表わし、R2は置換または置換されていないフェ
ニル基、置換または置換されていないベンジル基又は複
素環残基を表わす。)で表わされるスルファモイル安息
香酸誘導体に関するものである。本発明化合物は文献未
載の新規物質であって、血圧降下作用を有する有用な物
質である。
従来、スルファモイル安息香酸誘導体が利尿作用を有す
ることはよく知られており、例えば、Jo−LL4.n
nl cl Md1Gbaaf OJi、af+、21
5巻 79〜83頁、1972年などに詳しく記載され
ている。しかし、利尿作用に伴い種々の副作用、例えば
低カリウム血症、耐糖能の低下、尿酸血症なとの症状が
現れるため、副作用の低減が強く望まれている。
本発明化合物にやや類似した化学構造を有するものとし
ては次の化学構造式 で表わされるN−(3−スルファモイル−4−クロロベ
ンツアミド)−2−メチルインドリンが利尿降圧剤、イ
ンダパミドとして公知である(例文ば、特公昭46−3
7818参照)。このものは利尿作用を有しているため
、場合によっては前述のような副作用の発現が懸念され
る。このため利尿作用を伴なわない降圧剤の出現が望ま
れている。
本発明者らは、そのような薬剤を得るため鋭意検討を続
けた結果、驚くべきことに、(n)式の化合物に置換基
を導入した(1)式の本発明化合物、すなわち、N−(
2−置換アミノ−4−クロロ−5−スルファモイルペン
ツアミド)−2−メチルインドリン類は、強い降圧−作
用を示すとともに、はとんどあるいは全く利尿作用を示
さないことを見出し本発明を完成した。
本発明のスルファモイル安息香酸誘導体について、説明
を加えれば前記一般式(1)の置換または置換されてい
ない低級アルキル基とは、例えば00〜atの低級アル
キル基、ハロゲン置換低級アルキル基およびヒドロキシ
置換低級アルキル基などを意味し、R2の置換または置
換されていないフェニル基とは、例えばフェニル基、ハ
ロゲン置換フェニル基、低級アルキル置換フェニル基、
ニトロ置換フェニル基および低級アルコキシ置換フェニ
ル基などを意味し、置換または置換されていないぺフリ
ル基とは、例えばベンジル基、ハロゲン置換ぺフリル基
、低級アルキル置換ベンジル基、低級アルコキン置換ベ
ンジル基およびニトロ置換ベンジル基などを意味し、複
素環残基とは、例えばフリル基、テトラヒドロフリル基
、ピリジル基およびチェニル基などを意味する。さらに
上記置換基について詳細に説明すると、01〜C4の低
級アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、n
 −プロピル基およびルーブチル基などを、ハロゲン置
換低級アルキル基としては、例えばクロルメチル基、ク
ロルエチル基およびトリフルオロエチル基などを、ヒド
ロキシ置換低級アルキル基としては、例えばヒドロキシ
エチル基などを、ハロゲン置換フェニル基としては、例
えば2−クロロフェニル基、6−クロロフェニル基、4
−クロロフェニル基、2.4−ジクロロフェニル基、6
,4−シクoo7x二に基および2.6−ジクロロフェ
ニル基などを、低級アルキル置換フェニル基としては、
例えば2−メチルフェニル基、3−メチルフェニル基、
4−メチルフェニル基、2,4−ジメチルフェニル基、
3.4−ジメチルフェニル基および2,6−ジメチルフ
ェニル基などを、ニトロ置換フェニル基としては、例え
ば2−ニトロフェニル基、6−二トロフエニル基および
4−ニトロフェニル基などな、低級アルコキシ置換フェ
ニル基としては件えば2−メトキシフェニル基、6−メ
トキシフェニル基および4−メトキシフェニル基などを
、ハロゲン置換ベンジル基としては、例えば2−クロロ
ベンジル基、6−クロロベンジル基、4−クロロベンジ
ル基、2.4−ジクロロベンジル基、3.4−ジクロロ
ベンジル基オヨヒ2.6−シクロロベンジル基などを、
低級アルキル置換ベンジル基とは、例えば2−メチルベ
ンジル基、6−メチルベンジル基、4−メチルベンジル
基、2.4−ジメチルベンジル基、6,4−ジメチルベ
ンジル基および2,5−ジメチルベンジル基などを、低
級アルコキシ置換ベンジル基としては、例えば2−メト
キシベンジル基、3−メトキシベンジル基および4−メ
トキシベンジル基などを、ニトロ置換ベンジル基として
は、例えば2−ニトロベンジル基、6−ニトロベンジル
基および4−ニトロベンジル基などを、複素環残基とし
ては、例えば2−フリル基、2−テトラヒドロフリル基
、2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基お
よび2−チェニル基などを挙げることができる。
而してこれらの誘導体としては具体的につぎのものが含
まれる。
N−(2−ベンジルアミノ−4−クロロ−5−スルファ
モイルベンツアミド)−2−メチルインドリン。N−〔
4−クロロ−2−(N−メチル−N−ベンジルアミノ)
−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイン
ドリン。N−(4−クロロ−2−(N−?L−ブチルー
N−ベンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミ
ド〕−2−メチルインドリン。N−(4−クロロ−2−
(N−クロルメチル−N−ベンジルアミノ)−5−スル
ファモイルベンツアミド〕−2−メチルインドリン。N
−〔4−クロロ−2−(N−2−クロロエチル−N−ベ
ンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−
2−メチルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(N−2−トリフルオロエチル
−N−ベンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツア
ミド〕−2−メチルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(2−クロロベンジルアミノ)
−5−スル7アモイルベ/ツアミ)’)−2−メチルイ
ンドリ/。N−〔4−クロロ−2−(6−クロロベンジ
ルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−
メチルインドリン。N−〔4−クロロ−2−(4−クロ
ロベンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド
〕−2−メチルインドリン。N−〔4−クロロ−2−(
2,4−ジクロロベンジルアミノ)−5−スルファモイ
ルベンツアミド〕−2−メチルインドリン。N−〔4−
クロロ−2−(3,4−ジクロロベンジルアミノ)−5
−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルインドリ
ン。N−〔4−クローo −2−(2,6−ジクロロベ
ンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−
2−メチルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(2−メチルベンジルアミノ)
−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイン
ドリン。N−(4−クロロ−2−(6−メチルベンジル
アミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メ
チルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(4−メチルベンジルアミノ)
−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイン
ドリン。N−〔4−クロロ−2−(2,4−ジメチルベ
ンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−
2−メチルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(5,4−ジメチルベンジルア
ミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチ
ルインドリン。N−(4−クロロ−2−(2j−ジメチ
ルベンジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド
〕−2−メチルインドリン。N−〔4−クロロ−2−(
2−ニトロベンジルアミノ)−5−スルファモイルベン
ツアミド〕−2−メチルインドリン。N−(4−クロロ
−2(5−ニトロベンジルアミノ)−5−スルファモイ
ルベンツアミド〕−2−メチルインドリン。
N−〔4−クロロ−2−(4−ニトロベンジルアミノ)
−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイン
ドリン。N−(a−クロロ−2−(2−メトキシベンジ
ルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−
メチルインドリ/。
N−〔4−クロロ−2−(3−メトキシベンジルアミノ
)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイ
ンドリン。N−(4−クロロ−2−(4−メトキシベン
ジルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド〕−2
−メチルインドリン。
N−(4−クロロ−2−7エネチルアミノー5−スルフ
ァモイルベンツアミド)−2−メチルインドリン。N−
〔4−クロロ−2−(2−クロロフェネチルアミノ)−
5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルインド
リン。N−〔4−クロロ−2−(5−クロロフェネチル
アミノ)−S−スルファモイルベンツアミド〕−2−メ
チルインドリン。N−〔4−クロロ−2−(4−クロロ
フェネチルアミノ)−5−スルファモイルベンツアミド
〕−2−メチルインドリン。N−(a−クロロ−2−(
2,4−ジクロロフェネチルアミノ)−5−スルファモ
イルベンツアミド〕−2−メチルインドリン。N−〔4
−クロロ−2−(5,4−ジクロロフェネチルアミノ)
−5−スルファモイルベンツアミド〕−2−メチルイン
ドリン。N−〔4−クロロ−2−(2,6−ジクロロフ
エネチルアミン)−5−スルファモイルベンツアミド〕
−2−メチルインドリン。N−(4−クロロ−2−(2
−メトキシフェネチルアミノ)−5−スルファモイルベ
ンツアミド〕−2−メチルインドリン。
本発明のスルファモイル安息香酸誘導体は、例えば次式
に示す方法によって製造できる。
上記の反応式におけるR1および恥は前記と同じ意味を
表わし、Xは塩素原子又は臭素原子を表わす。(ロ)式
の化食物は、B4ルLc、Ju499巻 328〜35
2頁 1966年などに記載された方法によってI式の
化合物から(5)式の化合物を経て製造できる。(M式
の化合物と1−アミノ−2−メチルインドリンから(ロ
)式の化合物を得る反応では、M式の化合物をカルボキ
シル基の反応性誘導体に変換してから反応させるのが有
利である。
而して反応性誘導体とは、酸ハライド、酸無水物、活性
エステル等の誘導体を意味する。
本発明化合物の利尿作用についてラットを用いて試験し
た結果、大部分の化合物はほとんど利尿作用を示さない
ことが確認されている。
次に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 N−(2−ベンジルアミノ−4−クロロ−5−スルファ
モイルベンツアミド)−2−メチルインドリン N−(2,4−ジクロロ−5−スルファモイルベンツア
ミド)−2−メチルインドリン6gをベンジルアミン2
5m1と混合し、90°0で45時間反応させた。反応
終了後、反応液を2N−塩酸水溶液中に加え、析出した
結晶を1過したのちカラムクロマトグラフィーで精製し
て、N−(2−ベンジルアミノ−4−クロロ−5−スル
ファモイルベンツアミド)−2−メチルインドリン5g
を得た。
融点 185〜187°C(無定形粉末)。
NMR(d6− DM80 ) ppm1.35(3H
,d)、2.4−2.7 (IH,m )、3ト3.4
 (I H,a)、5B 〜4.1 (I H,?7L
)、4.5 (2H,d)、6.4〜8.4 (14H
m)、10.5 (1H,S ) 実施例2 N−(4−クロロ−2−フェネチルアミノ−5−スルフ
ァモイルベンツアミド)−2−メチルインドリン N−(2,4−ジクロロ−5−スルファモイルベンツア
ミド)−2−メチルインドリン6gをβ−フェネチルア
ミン1oml!と混合し、100°Cで1.5時間反応
させた。反応終了後、10チ塩酸水溶液に反応液を加え
たのち、酢酸エチルで抽出し、カラムクロマトグラフィ
ーで精責して、N−(4−クロロ−2−フェネチルアミ
ノ−5−スルファモイルベンツアミド)−2−メチルイ
ンドリン1,8gを得た。
融点 208〜210°CO NMR(d6DMSO)ppm 1.30(3H,d)、2.4〜3.6(6H,?PL
)、3.8〜4.1 (I H。
m)、6.4〜7.2(7H,7FL)、7.25(5
H,8)、8.16(IH,、t)、8.28(IH,
8)、10.36(IH,S)実施例6 N−(4−クロロ−2−N−メチルベ/ジルアミノ−5
−スルファモイルベンツアミド)、−2−メチルインド
リン N−(2,4−ジクロロ−5−スルファモイルベンツア
ミド)−2−メチルインドリン6gをN −メチルベン
ジルアミン15dに加え、90°0で2.5時間反応さ
せた。反応終了後、実施例2と同様に処理して、N−(
4−クロロ−2−N−メチルベンジルアミノ−5−スル
ファモイルベンツアミド)−2−メチルインドリン2.
4gを得た。
融点 120〜122°C(無定形粉末)。
NMR(d6−DMSO) ppm 1.50(3H,り、2.4〜2.7 (I H,fi
)、2.9(5H,8)、3.8〜4.2 (I H,
m )、4.55(2H,S)、6.4〜7.2(5)
1゜m)、7.30(5H,S)、7.40(2H,S
)、8.0 (I H。
S)、10.4(IH,S) 実施例4 N−(4−クロロ−2−テトラヒドロフルフリルアミノ
−5−スルファモイルベンツアミド)−2−メチルイン
ドリン N−(2,4−ジクロロ−5−スルファモイルベンツア
ミド)−2−メチルインドリン3gをテトラヒドロフル
フリルアミン15m1と混合し100°0で2時間反応
させた。反応終了後、実施例2と同様に処理して、N−
(4−クロロ−2−テトラヒドロフルフリルアミノ−5
−スルファモイルベンツアミド)−2−メチルインドリ
ンt5gを得た。
叢点 202〜206°CO NMR(d6DMSO) ppm t3(3o、d)、1,85〜3.9 (10H,??
L)、4.0(2H,S)、63〜8.5(9H,tt
t)、10.4(IH,S)実施例5〜12 上記の実施例1〜4とほぼ同じ方法によって製造した化
合物および夫々の化合物の特性値を表1に示した。
試験例1 本発明のスルファモイル安息香酸誘導体の薬理効果を下
記の試験例により示す。
DOOA/生理食塩生理面塩液高血圧症ラット降圧作用
: H,54yz 、 O,B、Halj!およびE、 M
、 I内、 □anadLanpJ<tlbc、a−I
 A11ec、i、albex J tyst欄L 4
9巻 88頁1943年に記載された方法に準じてDO
OA/生理食塩生理面塩液高血圧症ラットた。すなわち
、雄性5週令体重100〜120gのWLAムル系ラッ
トの左側腎臓をエーテル麻酔下に摘出した。以後、飲料
水として1チ食塩溶液(3afiy< )を飲水させ、
毎週1回デオキシコルチコステロン7セテートヲ10シ
〜の用量で皮下投与した。4〜6週間後、これらのラッ
トに高血圧を生じた。
血圧測定は、M、GL材nおよびH,TノcJi1〜。
A*、>u元、ttu%匂cJscyby 113巻 
1285頁 1968年に記載された方法により、ラッ
ト尾動脈から収縮期圧を間接的にW+Wエレクトロニッ
ク社BPレコーダー80D2型および8005型を用い
て行つ)中に置き血圧を測定した。収縮期圧が17 o
mygより高いD00A/生理食塩液高血圧症ラット(
15〜17週令)を1群6〜4匹ずつ用いた。化合物は
0.29!+カルボキシメチルセルロース溶液で懸濁し
てsaw/heの用量でラットに1日1回、5日間経口
投与した。血圧測定は化合物投与前と投与開始1日、6
日および5日目の化合物投与4時間後に実施した。
結果は表2に示す通りであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (式中、R1は水素原子又は置換または置換されていな
    い低級アルキル基を表わし、R2は置換または置換さ(
    tていないフェニル基、置換または置換されていないベ
    ンジル基又は複素環残基を表わす。)で表わされるスル
    ファモイル安息香酸誘導体。 (式中、Rλは水素原子、又は置換または置換されてい
    ない低級アルキル基を表わし、R2は置換または置換さ
    れていないフェニル基、置換または置換されていないベ
    ンジル基又は複素環残基な表をす。)で表わされるスル
    ファモイル安息香酸誘導体を有効成分として含む高血圧
    治療用組成物。
JP497982A 1982-01-18 1982-01-18 Surufuamoiruansokukosanjudotaioyobisoreojukoseibuntoshitefukumuchiryoyososeibutsu Expired - Lifetime JPH0233030B2 (ja)

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