JPS5812442B2 - 可変容量ノズルレスタ−ビン - Google Patents
可変容量ノズルレスタ−ビンInfo
- Publication number
- JPS5812442B2 JPS5812442B2 JP52113926A JP11392677A JPS5812442B2 JP S5812442 B2 JPS5812442 B2 JP S5812442B2 JP 52113926 A JP52113926 A JP 52113926A JP 11392677 A JP11392677 A JP 11392677A JP S5812442 B2 JPS5812442 B2 JP S5812442B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- nozzleless
- volute
- rotor blade
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Supercharger (AREA)
- Control Of Turbines (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はノズルレスタービンの性能改善に関する。
通常のタービンはノズル翼と動翼とからなり、その容量
（作動流体の入口、出口条件が等しい時の流量）を可変
とするために、ノズル翼の取付を機械的に可動とし、こ
のノズル翼の取付角を変化させる方式（いわゆる可変ピ
ッチノズル方式）が採用されることがある。
（作動流体の入口、出口条件が等しい時の流量）を可変
とするために、ノズル翼の取付を機械的に可動とし、こ
のノズル翼の取付角を変化させる方式（いわゆる可変ピ
ッチノズル方式）が採用されることがある。
しかしながら特殊なタービンとして、ノズル翼を有しな
いいわゆるノズルレスタービンがある。
いいわゆるノズルレスタービンがある。
第１図はノズルレスタービンの軸心を通る断面図、第２
図はそのポリュートケーシングの軸直角断面図、即ち第
１図のポリュートケーシングのみの■−■矢視断面図で
ある。
図はそのポリュートケーシングの軸直角断面図、即ち第
１図のポリュートケーシングのみの■−■矢視断面図で
ある。
タービン形式はラジアル形の場合の一例である。
図において、１０はポリュートケーシング、１１は同舌
部、１２は同導入部、１３は同渦巻部、Ａｅｎは入口面
、Ａｔは喉、２０はタービン動翼である。
部、１２は同導入部、１３は同渦巻部、Ａｅｎは入口面
、Ａｔは喉、２０はタービン動翼である。
タービン動翼２０へ作動流体を導入するためのポリュー
トケーシング１０はタービン動翼２０をその外周側から
とり巻《様に配置されている。
トケーシング１０はタービン動翼２０をその外周側から
とり巻《様に配置されている。
ポリュートケーシング１０の内部通路はボリュート入口
面Ａｅｎからボリュート喉Ａｔまでのダクト状のボリュ
ート導入部１２と内側をタービン動翼に向って一部開放
した断面を有する渦巻状のボリュート渦巻部１３よりな
る。
面Ａｅｎからボリュート喉Ａｔまでのダクト状のボリュ
ート導入部１２と内側をタービン動翼に向って一部開放
した断面を有する渦巻状のボリュート渦巻部１３よりな
る。
作動流体は第２図の矢印方向へ流れる。
ポリュートケーシング１０の中心部からみて、前記のボ
リュート導入部の先端とボリュート渦流部先端において
両者が重なる部分のその両者の境界壁をボリュート舌部
１１と称し、第２図で２重ハツチングで示す。
リュート導入部の先端とボリュート渦流部先端において
両者が重なる部分のその両者の境界壁をボリュート舌部
１１と称し、第２図で２重ハツチングで示す。
ボリュート喉Ａｊはこのボリュート舌部１１の先端外周
側に形成されており、ボリュート導入部１２はボリュー
ト入口面Ａ。
側に形成されており、ボリュート導入部１２はボリュー
ト入口面Ａ。
ｎからボリュート喉Ａｊに向って、その通路面積をゆる
やかに減少させ、ボリュート喉Ａｊの断面積の大小によ
って、このタービンの容量は決定する。
やかに減少させ、ボリュート喉Ａｊの断面積の大小によ
って、このタービンの容量は決定する。
この様なポリュートケーシングの導入部の一部にボリュ
ート喉部を設け、この部分の面積によってその容量を調
整するようにしたいわゆるノズルレスタービンにおいて
は、前述した可変ピッチノズル方式では可変容量化が不
可能であった。
ート喉部を設け、この部分の面積によってその容量を調
整するようにしたいわゆるノズルレスタービンにおいて
は、前述した可変ピッチノズル方式では可変容量化が不
可能であった。
本発明の目的は上記の点に着目し、可変容量化を実現し
たノズルレスタービンを提供することであり、その特徴
とするところは、導入部を形成するポリュートケーシン
グの重合壁部のタービン動翼側の壁面先端部を同壁面を
横切る方向の軸心まわりに回動可能とし回動により上記
導入部の最小流路面積を可変とする可動壁部材に形成し
たことであり、これによりノズルレスタービンの容量を
可変としたことである。
たノズルレスタービンを提供することであり、その特徴
とするところは、導入部を形成するポリュートケーシン
グの重合壁部のタービン動翼側の壁面先端部を同壁面を
横切る方向の軸心まわりに回動可能とし回動により上記
導入部の最小流路面積を可変とする可動壁部材に形成し
たことであり、これによりノズルレスタービンの容量を
可変としたことである。
本発明はラジアル形及び軸流形のタービンに広く適用で
きる。
きる。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明する
。
。
第３図は本発明によるｌ実施例のノズルレスタービンの
ポリュートケーシングを示す断面図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ矢視断面図である。
ポリュートケーシングを示す断面図、第４図は第３図の
ＩＶ−ＩＶ矢視断面図である。
図において、比較的短かいボリュート舌部１１のほぼ巧
長線上にこれと別体で回転可能な可動舌１４、即ち可動
壁部材を設げ、同可動舌１４は、ポリュートケーシング
１０の前面の壁を貫通しボリュート舌部１１の壁面を横
切る方向に設けられた可動舌軸１４Ａにより、適当な角
度θだげ回転できるようになっている。
長線上にこれと別体で回転可能な可動舌１４、即ち可動
壁部材を設げ、同可動舌１４は、ポリュートケーシング
１０の前面の壁を貫通しボリュート舌部１１の壁面を横
切る方向に設けられた可動舌軸１４Ａにより、適当な角
度θだげ回転できるようになっている。
今、可動舌１４の前縁部がボリュート舌部１１と接して
いる場合、即ち第３図の実線位置では、ボリュート導入
部１２とこれに続く可動舌１４とポリュートケーシング
１０との間に形成される第２のボリュート導入部１２′
よりなるダクト状作動流体通路の最小面積は可動舌１４
の後縁付近のＡｔ′断面となる。
いる場合、即ち第３図の実線位置では、ボリュート導入
部１２とこれに続く可動舌１４とポリュートケーシング
１０との間に形成される第２のボリュート導入部１２′
よりなるダクト状作動流体通路の最小面積は可動舌１４
の後縁付近のＡｔ′断面となる。
次に可動舌１４がθだけ回転した状態、即ち第３図の破
線位置では、可動舌１４とボリュート舌部１１の間に新
しい通路Ａｔ１が形成され、作動流体の最小通路断面積
はほぼＡｔ１＋Ａｔ２あるいはＡｊ，＋Ａｊ’となり、
これはいずれもＡｔ′より太きくなるようにする（性能
的にはＡｔ′≦Ａｊが望ましい）。
線位置では、可動舌１４とボリュート舌部１１の間に新
しい通路Ａｔ１が形成され、作動流体の最小通路断面積
はほぼＡｔ１＋Ａｔ２あるいはＡｊ，＋Ａｊ’となり、
これはいずれもＡｔ′より太きくなるようにする（性能
的にはＡｔ′≦Ａｊが望ましい）。
上記構成の場合の作用について述べる。
可動舌１４を適当な角度θだけ回転させることにより同
可動舌１４をはさんで二手に分れた作動流体の最小通路
断面積の和、即ち総合ボリュート喉面積を変化させ得る
。
可動舌１４をはさんで二手に分れた作動流体の最小通路
断面積の和、即ち総合ボリュート喉面積を変化させ得る
。
上述のように本発明による場合は次の効果がある。
上記総合ボリュート喉面積の変化と共にタービンの容量
が変化するので、可変容量のノズルレスタービンを実現
することができる。
が変化するので、可変容量のノズルレスタービンを実現
することができる。
本発明による他の実施例である軸流タービンの場合を第
５図、第６図に示す。
５図、第６図に示す。
第５図の本実施例のノズルレスタービンを示す断面図、
第６図は、第５図のタービンのポリュートケーシングと
タービン動翼の関係を示すため、タービン動翼の平均翼
高径での円筒断面をタービン動翼の回転方向に展開した
模式図である。
第６図は、第５図のタービンのポリュートケーシングと
タービン動翼の関係を示すため、タービン動翼の平均翼
高径での円筒断面をタービン動翼の回転方向に展開した
模式図である。
なお、図中の符号は前記した実施例と同様に同一部分に
１００を加えた同一符号が付けてある。
１００を加えた同一符号が付けてある。
ポリュートケーシング１１０の内部において、ボリュー
ト舌部１１１のほぼ延長線上にこれと別体回転可能な可
動舌１１４、即ち可動壁部材を設け、同可動舌１１４は
ポリュートケーシング１１０の外周壁を貫通しボリュー
ト舌部１１１の壁面を横切る方向に設けられた可動舌軸
１１４Ａ，により適当な角度だけ回転できるようになっ
ている。
ト舌部１１１のほぼ延長線上にこれと別体回転可能な可
動舌１１４、即ち可動壁部材を設け、同可動舌１１４は
ポリュートケーシング１１０の外周壁を貫通しボリュー
ト舌部１１１の壁面を横切る方向に設けられた可動舌軸
１１４Ａ，により適当な角度だけ回転できるようになっ
ている。
なお、第６図において、ボリュート舌部１１１及び可動
舌１１４付近は本図が円筒断面の展開模式図であるので
、重復して示している。
舌１１４付近は本図が円筒断面の展開模式図であるので
、重復して示している。
上記構成の場合の作用、効果は前記した実施例の場合と
同じである。
同じである。
第１図は従来のノズルレスタービンを示す断面図、第２
図は第１図のポリュートケーシングのみを示す■一■矢
視断面図、第３図は本発明によるｌ実施例のノズルレス
タービンのポリュートケーシングを示す断面図、第４図
は第３図のＩＶ −ＩＶ矢視断面図、第５図は本発明に
よる他の実施例のノズルレスタービンを示す断面図、第
６図は第５図のノズルレスタービンのポリュートケーシ
ングとタービン動翼の関係を展開して示す模式図である
。 １０，１１０……ポリュートケーシング、１１，１１１
……舌部、１２，１２’……導入部、１３……ボリュー
ト渦巻部、１４，１１４……可動舌、１４Ａ，１１４Ａ
……可動舌軸、２０，１２０……タービン動翼。
図は第１図のポリュートケーシングのみを示す■一■矢
視断面図、第３図は本発明によるｌ実施例のノズルレス
タービンのポリュートケーシングを示す断面図、第４図
は第３図のＩＶ −ＩＶ矢視断面図、第５図は本発明に
よる他の実施例のノズルレスタービンを示す断面図、第
６図は第５図のノズルレスタービンのポリュートケーシ
ングとタービン動翼の関係を展開して示す模式図である
。 １０，１１０……ポリュートケーシング、１１，１１１
……舌部、１２，１２’……導入部、１３……ボリュー
ト渦巻部、１４，１１４……可動舌、１４Ａ，１１４Ａ
……可動舌軸、２０，１２０……タービン動翼。
Claims (1)
- １ ボリュートケーシングにタービン動翼の周方向に向
く重合壁部を設け同重合壁間に形成された導入部を経て
作動流体をタービン動翼へ供給するノズルレスタービン
において、上記重合壁部のタービン動翼側の壁面先端部
を同壁面を横切る方向の軸心まわりに回動可能とし回動
により上記導入部の最小流路面積を可変とする可動壁部
材に形成したことを特徴とする可変容量ノズルレスター
ビン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52113926A JPS5812442B2 (ja) | 1977-09-24 | 1977-09-24 | 可変容量ノズルレスタ−ビン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52113926A JPS5812442B2 (ja) | 1977-09-24 | 1977-09-24 | 可変容量ノズルレスタ−ビン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5447916A JPS5447916A (en) | 1979-04-16 |
| JPS5812442B2 true JPS5812442B2 (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=14624645
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52113926A Expired JPS5812442B2 (ja) | 1977-09-24 | 1977-09-24 | 可変容量ノズルレスタ−ビン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5812442B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5683604U (ja) * | 1979-12-03 | 1981-07-06 | ||
| JPH02107735U (ja) * | 1989-02-16 | 1990-08-28 | ||
| EP1903184B1 (en) * | 2006-09-21 | 2019-05-01 | Siemens Energy, Inc. | Combustion turbine subsystem with twisted transition duct |
| CN106574514B (zh) | 2014-08-27 | 2019-01-25 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 开关阀装置及旋转机械 |
-
1977
- 1977-09-24 JP JP52113926A patent/JPS5812442B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5447916A (en) | 1979-04-16 |
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