JPS5812172B2 - 積層単板の分離方法 - Google Patents
積層単板の分離方法Info
- Publication number
- JPS5812172B2 JPS5812172B2 JP53022945A JP2294578A JPS5812172B2 JP S5812172 B2 JPS5812172 B2 JP S5812172B2 JP 53022945 A JP53022945 A JP 53022945A JP 2294578 A JP2294578 A JP 2294578A JP S5812172 B2 JPS5812172 B2 JP S5812172B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- mounting table
- suction tool
- storage container
- suction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は積層単板の分離方法に係るものであって、その
目的とするところは単板を一枚一枚確実に取り出すこと
ができる積層単板の分離方法を提供するにある。
目的とするところは単板を一枚一枚確実に取り出すこと
ができる積層単板の分離方法を提供するにある。
本発明を以下実施例により詳述する。
図には、単板1として例えば厚さ0.2〜1.0mm、
大きさが5〜10cm角の木質小片薄単板を複数枚積み
重ねた状態より1枚ずつ載置台3に送る方法が示しであ
る。
大きさが5〜10cm角の木質小片薄単板を複数枚積み
重ねた状態より1枚ずつ載置台3に送る方法が示しであ
る。
単板1は収納容器4内に上下に複数枚積み上げてあり、
先ず第1図に示すように収納容器4上方より下降する吸
引具2の吸引ヘッド5に上から順に単板1を−500〜
−3000mmHgの吸引圧P2で吸引して単板1を収
納容器4より取り出して、単板1を処理するための載置
台3の上に吸引具2を移行させた後、第2図に示すよう
に吸引具2にかけた負圧を解除して吸引圧P4を0とし
、載置台3に単板1を受は渡し、載置台3のポート6よ
り空気を引いて載置台3に単板1を−300〜−500
mmHgの吸引圧P5で吸着し、その後吸引具2に載置
台3にかける吸引圧(P5;−300〜−500mmH
g)よりも小さい吸引圧(P6;−100〜−200m
mHg)をさせるわけであり、(第3図)このことによ
りたとえ収納容器4より単板1が2枚−斉に吸引具2に
よって載置台3に運ばれたとしても、上の一枚は吸引具
2に、下の一枚は載置台3に吸引されて、上の一枚を吸
引具2を移動させ吸引具2を載置台3より遠ざけること
によって、結局一枚の単板1のみを載置台3に残すこと
ができるものであり、もちろん一枚の単板1だけを吸引
具2にて載置台3に供給した場合は、P5とP6との圧
力差(P5>P6)によって、単板1は下の載置台3に
吸引され、単板1を載置台3に残すものである。
先ず第1図に示すように収納容器4上方より下降する吸
引具2の吸引ヘッド5に上から順に単板1を−500〜
−3000mmHgの吸引圧P2で吸引して単板1を収
納容器4より取り出して、単板1を処理するための載置
台3の上に吸引具2を移行させた後、第2図に示すよう
に吸引具2にかけた負圧を解除して吸引圧P4を0とし
、載置台3に単板1を受は渡し、載置台3のポート6よ
り空気を引いて載置台3に単板1を−300〜−500
mmHgの吸引圧P5で吸着し、その後吸引具2に載置
台3にかける吸引圧(P5;−300〜−500mmH
g)よりも小さい吸引圧(P6;−100〜−200m
mHg)をさせるわけであり、(第3図)このことによ
りたとえ収納容器4より単板1が2枚−斉に吸引具2に
よって載置台3に運ばれたとしても、上の一枚は吸引具
2に、下の一枚は載置台3に吸引されて、上の一枚を吸
引具2を移動させ吸引具2を載置台3より遠ざけること
によって、結局一枚の単板1のみを載置台3に残すこと
ができるものであり、もちろん一枚の単板1だけを吸引
具2にて載置台3に供給した場合は、P5とP6との圧
力差(P5>P6)によって、単板1は下の載置台3に
吸引され、単板1を載置台3に残すものである。
ここで上の一枚を取り除くために吸引具2かける吸引圧
P6を−100〜−200mmHgとしたのは、吸引具
2が収納容器4へ帰る途中ではけのような離型具8に単
板1を当てることによって、簡単に単板1を払い落し、
単板1が再び収納容器4に戻るのを防止するためである
。
P6を−100〜−200mmHgとしたのは、吸引具
2が収納容器4へ帰る途中ではけのような離型具8に単
板1を当てることによって、簡単に単板1を払い落し、
単板1が再び収納容器4に戻るのを防止するためである
。
これは、単板1がもし収納容器4に投入されると、割れ
などが起る恐れがあり、また単板1を元の正確な位置に
戻すことが困難であるためである。
などが起る恐れがあり、また単板1を元の正確な位置に
戻すことが困難であるためである。
また吸引具2の吸引ヘッド5をその囲りの吸着枠7より
も突出させているのは、両者5,7の間に隙間Hをつく
り、このことによって第2図に示す過程の際に、吸着枠
7で上の単板1を下の単板1へ全面的に押し付け、両年
板1゜1間に単板1,1の反りやあばれなどが原因で存
在する空気を追い出してしまうのを防ぎ、両年板1.1
の離間作用を低下させるのを防止するためである。
も突出させているのは、両者5,7の間に隙間Hをつく
り、このことによって第2図に示す過程の際に、吸着枠
7で上の単板1を下の単板1へ全面的に押し付け、両年
板1゜1間に単板1,1の反りやあばれなどが原因で存
在する空気を追い出してしまうのを防ぎ、両年板1.1
の離間作用を低下させるのを防止するためである。
ここで離型具8は上下動自在に配設してあって、必要時
のみ、吸引具2の通過路に移行して上記の作用を果すも
のである。
のみ、吸引具2の通過路に移行して上記の作用を果すも
のである。
本発明は以上のように、複数枚積み重ねられた単板を吸
引具に吸着させ、その後吸引具を載置台に移行させ、し
かる後載置台に上記吸引具の吸引圧よりも大きな圧力で
単板を吸着させるものであるから、たとえ吸引具で2枚
の単板を抱んで載置台に送り込んだとしても、上の一枚
を吸引具に、下の一枚を載置台に吸引して、単板を分離
して一枚の単板のみを載置台に残すことができ、勿論一
枚の単板のみを吸引具で載置台に送り込んだ場合は、両
者の差圧によって単板を載置台にとどめ、誤って単板を
持ち帰ってしまうことがないものであり、さらに吸引具
によって収納容器から単板が2枚吸引された際一枚の単
板のみが載置台に吸着された後吸引具を載置台から収納
容器に戻す時吸引されたまま収納容器側にもどろうとす
る残りの一枚の単板をはけのような離型具に当てて払い
落すので、最初吸引具が収納容器から二枚取りして一枚
の単板のみが載置台に載置されて残りの一枚の単板が吸
引具に吸引されて収納容器に戻ろうとしてもこれを払い
落すことができ、収納容器に単板が戻るのを防止できて
、単板が割れたりする虞れがないものである。
引具に吸着させ、その後吸引具を載置台に移行させ、し
かる後載置台に上記吸引具の吸引圧よりも大きな圧力で
単板を吸着させるものであるから、たとえ吸引具で2枚
の単板を抱んで載置台に送り込んだとしても、上の一枚
を吸引具に、下の一枚を載置台に吸引して、単板を分離
して一枚の単板のみを載置台に残すことができ、勿論一
枚の単板のみを吸引具で載置台に送り込んだ場合は、両
者の差圧によって単板を載置台にとどめ、誤って単板を
持ち帰ってしまうことがないものであり、さらに吸引具
によって収納容器から単板が2枚吸引された際一枚の単
板のみが載置台に吸着された後吸引具を載置台から収納
容器に戻す時吸引されたまま収納容器側にもどろうとす
る残りの一枚の単板をはけのような離型具に当てて払い
落すので、最初吸引具が収納容器から二枚取りして一枚
の単板のみが載置台に載置されて残りの一枚の単板が吸
引具に吸引されて収納容器に戻ろうとしてもこれを払い
落すことができ、収納容器に単板が戻るのを防止できて
、単板が割れたりする虞れがないものである。
第1図乃至第4図は本発明の一実施例の概略工程図であ
り、1は単板、2は吸引具、3は載置台である。
り、1は単板、2は吸引具、3は載置台である。
Claims (1)
- 1 収納容器に複数枚積重ねられた単板の最上部の単板
を吸引具に吸着させ、その後吸引具を載置台に移行させ
、しかる後載置台に上記吸引圧より大きな圧力で単板を
吸着させ、吸引具を載置台から収納容器に戻すものにお
いて、吸引具によって収納容器から単板が2枚吸引され
た際一枚の単板のみが載置台に吸着された後吸引具を載
置台から収納容器に戻す時吸引具に吸引されたまま収納
容器側にもどろうとする残りの一枚の単板をはけのよう
な離型具に当てて払い落すことを特徴とする積層単板の
分離方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53022945A JPS5812172B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 積層単板の分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP53022945A JPS5812172B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 積層単板の分離方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54115865A JPS54115865A (en) | 1979-09-08 |
JPS5812172B2 true JPS5812172B2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=12096751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP53022945A Expired JPS5812172B2 (ja) | 1978-02-28 | 1978-02-28 | 積層単板の分離方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5812172B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1185902B1 (de) * | 2000-04-11 | 2004-12-22 | DRS Digitale Repro-Systeme GmbH | Verfahren und vorrichtung zum automatischen einzug von auf einem sichtgerät anzuzeigenden und/oder in einem digitalisierungsgerät abzulichtenden dokumentenvorlagen |
SE522297C2 (sv) * | 2001-05-17 | 2004-01-27 | Biodisk Ab | Förfarande och anordning för anbringande av tunna föremål samt användning av förpackning för de tunna föremålen |
-
1978
- 1978-02-28 JP JP53022945A patent/JPS5812172B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54115865A (en) | 1979-09-08 |
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