JPS5812072B2 - 埋設管の更正工事における管内滞留水の排出方法 - Google Patents

埋設管の更正工事における管内滞留水の排出方法

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JPS5812072B2
JPS5812072B2 JP54169260A JP16926079A JPS5812072B2 JP S5812072 B2 JPS5812072 B2 JP S5812072B2 JP 54169260 A JP54169260 A JP 54169260A JP 16926079 A JP16926079 A JP 16926079A JP S5812072 B2 JPS5812072 B2 JP S5812072B2
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JP
Japan
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pipe
water
pressurized water
injection
buried
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JP54169260A
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JPS5691882A (en
Inventor
長谷川三郎
冨岡孝三郎
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TOTO KOATSU SENKAN KK
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TOTO KOATSU SENKAN KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は地中に埋設された配水管、カス管、その他の管
類を埋設状態のままで補修する埋設管更正工事の改良に
係り、特に加圧水の噴射によって管内壁に付着している
雑物を除去したり、あるいは水力タービンを加圧水によ
って駆動せしめこれに連動するブラシの回転力によって
管内壁に付着している錆とぶ等を除去した後、管内に残
留する滞留水を、前記加圧水を噴射することによって生
ずる吸引力と変流器を併用して管外に排出させ、管内乾
燥工程の所要時間を大幅に短縮し、ライニング工程に速
かに移行できるようにした埋設管の更正工事における管
内滞留水の排出方法に関する。
以下、配水管を例にして本発明方法の具体的構成を説明
する。
埋設後相当期間を経過した配水管内には水質にもよるが
、錆が発生し、時間の経過とともに大きな錆こぶとなっ
て流水抵抗が大となり通水量を減少させたり、または赤
水発生の原因にもなるという不具合がある。
そこで、管内壁に付着した錆こぶ等を加圧水を利用して
除去し、管内を乾燥させた後、管内面にライニング剤に
よって塗膜を形成し、防錆することが行なわれている。
なお、充分なる乾燥工程を経ないでライニング工程に移
行するとライニング剤の付着状態が悪いばかりでなく、
後にピンホールまたはふくれ発生の原因ともなるのでク
リーニング後には管内を充分乾燥させなければならない
一方、斯る更正工事は給水を停止して行なわれるもので
あり、また地上の交通事情等からも可及的速かに行なわ
れなければならない。
しかしながら、加圧水の噴射等により管内面に付着した
錆こぶを除去した場合、該錆こぶの除去後に管路内の継
手部や制水弁部、また浸蝕されてできた凹部等に清掃水
が残留し、これが原因となって管内乾燥工程に多くの手
間と時間が掛るという不利があった。
本発明は斯る不利を解消するとともに、管内クリーニン
グ工程で使用した加圧水系を応用し、加圧水の噴射によ
る吸引力と変流器を併用することによって管内滞留水を
瞬時のうちに管外に排出させ、管内乾燥時間を大幅に短
縮できるようにした埋設管更正工事における管内滞留水
の排出方法を提供することを目的とするものである。
斯る目的のため、本発明は次のように構成される。
すなわち、本発明埋設管更正工事における管内滞留水の
排出方法は、加圧水を利用して管内をクリーニングした
後、加圧水の流路を噴射吸引装置に切替えると共に、噴
射吸引装置の吸引口と埋設管の一端開口部とを直接また
は中継管を介して接続し、噴射吸引装置の噴射口より加
圧水を噴射することによって加圧水の噴射方向の後方ま
たは側方に負圧部をつくり出し、この負圧部から加圧水
の噴射方向に向う気流の力によって埋設管の他端開口部
から、ロープの先端に取付けた変流器を吸引させ、この
変流器によって生ずる乱流により埋設管内に残留してい
る滞留水を管外に排出するように構成したものである。
埋設管の更正工事は、配水管1の給水を停止し、配水管
1を切断する箇所の地Gを掘削して作業に支障のない程
度の作業穴Hを約50乃至300mおきに設け、この作
業穴H内に露出した配水管1の適宜長さを切断すること
から始められる。
加圧水を利用した管内クリーニング工程は、第1図に示
す実施例の場合、配水管1の切断端口から、加圧水を斜
め後方に向って噴射するノズル2を取付けたホース3を
、そのノズル2より挿入して加圧水の噴射反力によりノ
ズル2を自走させながら、加圧水の噴射力によって配水
管1の内壁に定着した錆こぶ4等を除去したり、また図
示しないが、加圧水によって水力タービンを駆動し、該
タービンの主軸に取付けたブラシを回動させ管内をブラ
ッシングすることにより錆こぶ等を除去したりするもの
である。
この工程の終了後、配水管1内をライニングに適するよ
う乾燥させるのであるが、管1内の継手部や浸蝕されて
できた凹部あるいは伏越部、その他配管上の凹部等に前
記クリーニング工程で用いた水が残っているので、この
滞留水を管外に排出しなければならない。
その作業は先づ、管内クリーニング工程に利用した加圧
水の流路を噴射吸引装置5に切替え、噴射吸引装置5の
吸引口6と埋設された配水管1の一端開口部7とを直接
または適宜中継管8を介して接続する。
噴射吸引装置5は第2図及び第3図に示す実施例の場合
、作業穴Hの周辺の地上に配置した機枠9内に設けられ
、加圧水の通流路10とこれに連通ずるいくつかの噴射
口11を設けた中空の基部12と、この基部12に連続
する筒状体13とを備えたもので、基部12の中空部が
吸引口6となっている。
この実施例の場合、管内クリーニング後、加圧水のホー
ス3を噴射吸引装置5の基部12に接続して加圧水の流
路を噴射吸引装置5に切替えると共に、吸引口6と配水
管1の一端開口部7とを中継管8を介して接続する。
次いで、地上の作業車14に塔載した水圧機より加圧水
をホース3に通ずると加圧水は噴射吸引装置5の噴射口
11より第3図矢示方向に強く噴射する。
すると、加圧水の噴射方向の後方が気薄となって負圧部
15が生じ、負圧部15から加圧水の噴射方向へと向う
大きな吸引力を生ずるのである。
一方、配水管1の他端開口部16から、前記吸引力によ
って、ロープ17の先端に取付けた変流器18を吸引さ
せ、ロープ17を介して速度の制御を行いつつ徐々に移
動させると、吸引気流は第6図に示すように、変流器1
8の部分で乱流を起こし、管1内の継手部19や浸蝕し
てできた凹部等に残留している滞留水を舞い上げ、吸引
気流と共に噴射吸引装置5の吸引口6方向に瞬時のうち
に排出される。
排出水は噴射口11から噴射する噴射水と共に筒状体1
3内を通り、反射板20によって機枠9内の下部に落下
する。
この水は機枠9の下部に設けた排出口21より戻しパイ
プ22を通って作業車14上の水圧機に導かれ、繰り返
し使用される。
また、第4図及び第5図に示す実施例は、噴射吸引装置
を地上の作業車14に組込んだもので、この実施例の噴
射吸引装置は屈曲部23に加圧水の噴射口24を臨ませ
たエルボ管25の一端を配水管1の一端開口部7に接続
し、エルボ管25の他端を作業車14に配設した機枠2
6に接続してなるもので、加圧水を用いた管内クリーニ
ング後、加圧水の流路をバルブ27,28の操作により
噴射吸引装置の噴射口24に切替え、作業車14に塔載
した水圧機より加圧水を送水管29に通ずると、加圧水
は噴射吸引装置の噴射口24より第5図矢示方向に勢い
よく噴射する。
すると、噴射水束は周辺の空気を巻込んで機枠26内に
噴出してエルボ管25の側方が非常に気薄な状態となり
負圧部30が生じ、該負圧部30から加圧水の噴射方向
へと向う大きな吸引力を生ずるのである。
以下、この吸引力によって、配水管1の他端開口部16
から、ロープ17の先端に取付けた変流器18を吸引さ
せ、該変流器18の乱流作用により管内の凹部等に残留
している滞留水を舞い上げて管外に排出する方法は前記
実施例の場合と同様である。
なお、噴射口24から噴出する加圧水は機枠26内で脱
気され、水圧機に戻されて反復使用される。
本発明方法は以上の如き構成からなるもので、次に示す
如き効果を奏する。
(1) 加圧水の噴射に伴なう吸引作用と変流器によ
る乱流作用との相乗作用により埋設管内の継手部や制水
弁部、また浸蝕されてできた凹部等に残留している滞留
水は完全に管外に排出され、乾燥時間が大幅に短縮され
る。
(2)管内クリーニング工程で利用した加圧水系を転用
するので経済的にも甚だ有利である。
(3)分岐管内に残留する水分も強制的に引戻されるの
で、時間の経過に伴い本管に滴下するような不具合も解
消できる。
(4)乾燥が完全に行われるため、ライニング剤の付着
がよく、またピンホール発生のおそれもなく強固な塗膜
を得るのに効果がある。
(5)埋設管の一端開口部から吸引させた変流器は埋設
管の他端開口部まで到達するので、埋設管内の道糸通し
にも有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は加圧水を利用した管内クリーニング工程の一例
を示す縦断面図、第2図は本発明方法の一実施例を示す
縦断面図、第3図は噴射吸引装置の一例を示す縦断面図
、第4図は本発明方法の他の実施例を示す縦断面図、第
5図は噴射吸引装置の他の実施例を示す縦断面図、第6
図は変流器の乱流作用により管内の滞留水を舞い上げて
いる状態を示す縦断面図である。 1・・・・・・配水管、2・・・・・・ノズル、3・・
・・・・ホース、4・・・・・・錆こぶ、5・・・・・
・噴射吸引装置、6・・・・・・吸引口、7・・・・・
・一端開口部、8・・・・・・中継管、9・・・・・・
機枠、10・・・・・・通流路、11・・・・・・噴射
口、12・・・・・・基部、13・・・・・・筒状体、
14・・・・・・作業車、15・・・・・・負圧部、1
6・・・・・・他端開口部、17・・・・・・ロープ、
18・・・・・・変流器、19・・・・・・継手部、2
0・・・・・・反射板、21・・・・・・排出口、22
・・・・・・戻しパイプ、23・・・・・・屈曲部、2
4・・・・・・噴射口、25・・・・・・エルボ管、2
6・・・・・・機枠、27・・・・・・バルブ、28・
・・・・・バルブ、29・・・・・・送水管、30・・
・・・・負圧部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 加圧水を利用して埋設管内をクリーニングした後、
    加圧水の流路を管外に準備した噴射吸引装置に切替える
    と共に、噴射吸引装置の吸引口と埋設管の一端開口部と
    を直接または中継管を介して接続し、噴射吸引装置の噴
    射口より加圧水を反埋設管方向に噴射することによって
    加圧水の噴射方向の後方または側方に負圧部をつくり出
    し、この負圧部から加圧水の噴射方向に向う気流の力に
    よって埋設管の他端開口部から、ロープの先端に取付け
    た変流器を吸引させ、この変流器によって生ずる乱流に
    より埋設管内に残留している滞留水を管外に排出するよ
    うに構成したことを特徴とする埋設管の更正工事におけ
    る管内滞留水の排出方法。
JP54169260A 1979-12-27 1979-12-27 埋設管の更正工事における管内滞留水の排出方法 Expired JPS5812072B2 (ja)

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JPS5691882A JPS5691882A (en) 1981-07-25
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144923A (ja) * 1974-05-12 1975-11-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50144923A (ja) * 1974-05-12 1975-11-21

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