JPS5811960Y2 - ４ サイクルキカンノダイナミツクバランサ−ソウチ - Google Patents
４ サイクルキカンノダイナミツクバランサ−ソウチInfo
- Publication number
- JPS5811960Y2 JPS5811960Y2 JP1975113389U JP11338975U JPS5811960Y2 JP S5811960 Y2 JPS5811960 Y2 JP S5811960Y2 JP 1975113389 U JP1975113389 U JP 1975113389U JP 11338975 U JP11338975 U JP 11338975U JP S5811960 Y2 JPS5811960 Y2 JP S5811960Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- crankshaft
- balancer
- gear
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
一般に従来のバランサー装置は第１図の様にクランク軸
１、カム軸２の他に、バランサー専用軸３を設けている
。
１、カム軸２の他に、バランサー専用軸３を設けている
。
ところがその場合はバランサー専用軸３が大型化し易い
ため材料費及び加工々数が増し、バランサー専用軸３の
支持機構（軸受４，５等）にも多くのスペースを要し、
クランクケース６、サイドベース７もクランク軸１の一
側方に張り出し、結局機関の巾りが増し、大型化する不
具合が避けられない。
ため材料費及び加工々数が増し、バランサー専用軸３の
支持機構（軸受４，５等）にも多くのスペースを要し、
クランクケース６、サイドベース７もクランク軸１の一
側方に張り出し、結局機関の巾りが増し、大型化する不
具合が避けられない。
本考案は上記従来の問題を解決するため、カム軸２をダ
イナミックバランサーの支持部材として利用したもので
、第２図はその一実施例を示す。
イナミックバランサーの支持部材として利用したもので
、第２図はその一実施例を示す。
第２図中、ダイナミックバランサー１０はフ゛ツシュ１
１を介してカム軸２の表面上に回転自在に支承され、両
側のスラスト受はリング１２．１３により軸方向の位置
決めがなされている。
１を介してカム軸２の表面上に回転自在に支承され、両
側のスラスト受はリング１２．１３により軸方向の位置
決めがなされている。
バランサー１０のボス９部分には歯車１４が圧入固定さ
れており、この歯車１４はクランク軸１上に固定された
同歯数の歯車１５と噛み合っている。
れており、この歯車１４はクランク軸１上に固定された
同歯数の歯車１５と噛み合っている。
そしてダイナミックバランサー１０の偏心重量はクラン
ク軸１に作用する慣性力とバランスする様にその大きさ
及び位相が定められている。
ク軸１に作用する慣性力とバランスする様にその大きさ
及び位相が定められている。
尚第２図中１６．１７はタイミング用のカム歯車（歯数
比２：１）で、それぞれカム軸２とクランク軸１に固定
された状態で互に噛み合っている。
比２：１）で、それぞれカム軸２とクランク軸１に固定
された状態で互に噛み合っている。
１８はカム、１９はシールキャップエンジン運転中、ク
ランク軸１の回転はカム歯車１７．１６を経てカム軸２
に伝達され、カム軸２はクランク軸１の士の回転数で回
転する。
ランク軸１の回転はカム歯車１７．１６を経てカム軸２
に伝達され、カム軸２はクランク軸１の士の回転数で回
転する。
一方クランク軸１の回転は歯車１５．１４を経てダイナ
ミックバランサー１０に伝達され、ダイナミックバラン
サー１０はクランク軸１と同一回転数でカム軸２と同方
向（クランク軸１と反対方向）に回転し、慣性力のアン
バランスを是正する。
ミックバランサー１０に伝達され、ダイナミックバラン
サー１０はクランク軸１と同一回転数でカム軸２と同方
向（クランク軸１と反対方向）に回転し、慣性力のアン
バランスを是正する。
この様にするとダイナミックバランサー１０の為の専用
軸が不要となり、単にカム軸２上に回転自在に支承して
歯車１４．１５を噛み合せるだけでよい為、バランサ−
１０自体が小型化すると共に、カム軸２上の空いたスペ
ースを有効に利用することが出来、機関全体がコンパク
ト且つ安価になる利点がある。
軸が不要となり、単にカム軸２上に回転自在に支承して
歯車１４．１５を噛み合せるだけでよい為、バランサ−
１０自体が小型化すると共に、カム軸２上の空いたスペ
ースを有効に利用することが出来、機関全体がコンパク
ト且つ安価になる利点がある。
又バランサー１０をカム軸２上に支持すると、バランサ
ー１０の回転数はカム軸２の回転数の２倍となるが、回
転方向が同じとなる為、カム軸２の表面上に於けるブツ
シュ１１の摺動速度は相対的に減少し、ブツシュ１１の
軸受負荷が低減し、バランサー１０の作動を長期間安定
に維持することが容易になる。
ー１０の回転数はカム軸２の回転数の２倍となるが、回
転方向が同じとなる為、カム軸２の表面上に於けるブツ
シュ１１の摺動速度は相対的に減少し、ブツシュ１１の
軸受負荷が低減し、バランサー１０の作動を長期間安定
に維持することが容易になる。
しかもクランクアームの例えば第２図中右側にカム歯車
１６．１７を配置し、第２図中左側にダイナミックバラ
ンサー１０及び歯車１４．１５を配置したので、クラン
クケース内の空いたスペースを有効に利用することがで
き、この点においても機関全体がコンパクト且つ安価に
なる。
１６．１７を配置し、第２図中左側にダイナミックバラ
ンサー１０及び歯車１４．１５を配置したので、クラン
クケース内の空いたスペースを有効に利用することがで
き、この点においても機関全体がコンパクト且つ安価に
なる。
又カム軸２にバランサー１０を取り付けるようにしたの
で、バランサー装置を備えていない標準仕様のエンジン
においても、第２図のバランサー１０及び歯車１４．１
５等を取り外すだけで、他の部品（例えばクランク軸１
やカム軸２）を概ねそのまま流用することができ、バラ
ンサー付きエンジン及び標準仕様エンジンの両方を製造
する場合、部品数を減して製造コストを下げることがで
きる。
で、バランサー装置を備えていない標準仕様のエンジン
においても、第２図のバランサー１０及び歯車１４．１
５等を取り外すだけで、他の部品（例えばクランク軸１
やカム軸２）を概ねそのまま流用することができ、バラ
ンサー付きエンジン及び標準仕様エンジンの両方を製造
する場合、部品数を減して製造コストを下げることがで
きる。
第１図は従来の構造を示す水平断面図、第２図は本考案
によるダイナミックバランサー装置を装備した４サイク
ル１気筒機関の水平断面図である。 １６．１７・・・・・・カム歯車、１８・・・・・・カ
ム。
によるダイナミックバランサー装置を装備した４サイク
ル１気筒機関の水平断面図である。 １６．１７・・・・・・カム歯車、１８・・・・・・カ
ム。
Claims (1)
- クランクケースの一方の側壁とクランクアームの間に於
て、クランク軸１上のカム歯車１７をカム軸２に固定し
たカム歯車１６と噛み合せ、クランクケースの他方の側
壁とクランクアームの間に於て、カム軸２上にダイナミ
ックバランサー１０を回転自在に支承すると共に、ダイ
ナミックバランサー１０に固定された歯車１４とクラン
ク軸１上に固定された同歯数の歯車１５とを噛み合せた
ことを特徴とする、４サイクル機関のダイナミックバラ
ンサー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975113389U JPS5811960Y2 (ja) | 1975-08-16 | 1975-08-16 | ４ サイクルキカンノダイナミツクバランサ−ソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1975113389U JPS5811960Y2 (ja) | 1975-08-16 | 1975-08-16 | ４ サイクルキカンノダイナミツクバランサ−ソウチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5227504U JPS5227504U (ja) | 1977-02-25 |
| JPS5811960Y2 true JPS5811960Y2 (ja) | 1983-03-07 |
Family
ID=28594468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1975113389U Expired JPS5811960Y2 (ja) | 1975-08-16 | 1975-08-16 | ４ サイクルキカンノダイナミツクバランサ−ソウチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811960Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6346751Y2 (ja) * | 1980-09-29 | 1988-12-05 | ||
| JPS6093039U (ja) * | 1983-12-01 | 1985-06-25 | 本田技研工業株式会社 | ２サイクルエンジンにおけるバランサ装置 |
-
1975
- 1975-08-16 JP JP1975113389U patent/JPS5811960Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5227504U (ja) | 1977-02-25 |
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