JPS5811892B2 - 含ホウ素樹脂の製造方法 - Google Patents

含ホウ素樹脂の製造方法

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JPS5811892B2
JPS5811892B2 JP51150403A JP15040376A JPS5811892B2 JP S5811892 B2 JPS5811892 B2 JP S5811892B2 JP 51150403 A JP51150403 A JP 51150403A JP 15040376 A JP15040376 A JP 15040376A JP S5811892 B2 JPS5811892 B2 JP S5811892B2
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resin
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G8/00Condensation polymers of aldehydes or ketones with phenols only
    • C08G8/28Chemically modified polycondensates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers

Description

【発明の詳細な説明】 一官能性フエノール及びホウ酸アルキルエステルに基ず
くノボラックの縮合によって製造されたプラスチックス
材料は充填添加物に対する結合剤として使用し得ること
は、例えばドイツ国特許出願公開明細書第2,245,
812号により公知である。
この方法において、ハク離内張りの製造に適する耐高温
性成形用組成物が得られる。
しかしながらこのような変性した合成樹脂をゴムに混入
した場合、望ましくない粘度の増加を生じ、このために
更に悪影響を増進する。
従来、これらはニトリルゴム(NBR)のみの硬化剤と
して用いられ、他のゴム材料には硬化作用を生じない有
機溶媒の存在下においてジフェニロールプロパン(ビス
フェノールA)とホルマリンとの縮合によるノボラック
の製造はドイツ国特許出願公開明細書第1,570,3
51号により公知である。
この種の生成物はゴムに対する強化樹脂としての用途に
は不適当であり、その理由はヘキサメチレンテトラミン
の如きホルムアルデヒド給体の存在下において硬化させ
た場合、例えばこの種のノボラック−ゴム混合物は混合
及びカレンダーロールにかなりの程度で付着するためで
ある。
加えて、ドイツ国特許出願公開明細書第2436358
号にはフェノール、ジフェニロールプロパン及びアルコ
ールの混成ホウ酸エステルとパラホルムアルデヒドとの
縮合によって製造した熱硬化性含ホウ素合成樹脂が記載
されている。
例えばNBR及びヘキサメチレンテトラミンの如きホル
ムアルデヒド給体との混合物で硬化させた場合、これら
の生成物は未加硫混合物の粘度を著しるしく増加させ、
これはそれ以上の工程に悪影響を及ぼし、加えてスチレ
ン−ブタジェンゴム(SBR)において硬化作用を有し
ていない。
おどろくべきことに、随時その場で生成させたホウ酸ア
ルキルエステルによるジフェニロールアルカンノボラッ
クの部分的トランスエステル化及び不飽和脂肪酸または
そのエステルとの部分的反応によって得られた樹脂は強
化樹脂としてすぐれた特性を有し、そしてゴムに使用し
得ることを見出した。
樹脂及び未加硫ゴムの混合物をホルムアルデヒド給体、
例えばヘキサメチレンテトラミンで硬化させた場合、例
えば更に加工するために十分に低い混合物粘度を保有し
ている。
相当する成形物を十分に加硫した後、これらは顕著な硬
度を示し、加熱してもこれを保持する。
例えばSBRに本発明の樹脂10重量%の添加により、
SBRに標準市販縁の低分子量スチレン重合体硬化剤4
5重量%を加えて得られたものと同等の硬度を生じる。
同様に本発明による樹脂で硬化したSBRに基ずくゴム
成形物は、標準の市販級熱可塑性強化剤、例えば低分子
せポリスチレンで硬化したSBHに基ずくゴムとは異な
り、その硬度特性のすぐれた耐高温性に特色を有する。
従って本発明は、平均分子量(浸透圧測定法による)4
00〜1600、好ましくは600〜1200のジフェ
ニロールアルカンノボラックを、アルキル鎖当り炭素原
子1〜4個を含むホウ酸トリアルキルエステル20〜1
00重量部またはホウ酸18〜90重量部または三酸化
ホウ素10〜50重量部、好ましくは15〜20重量部
をC1〜C4−アルコールの存在下において反応させ、
その後、得られたホウ酸エステル樹脂を昇温下で不飽和
脂肪酸またはそのエステル15〜35重量部と反応させ
ることを特徴とするジフェニロールアルカンノボラック
とホウ素化合物及び不飽和脂肪酸または脂肪酸エステル
との反応によるゴムに対する硬化可能な含ホウ素強化樹
脂の製造方法に関する。
また本発明は、メタノール、エタノール、プロパツール
、インプロパツール、ブタノール、インブタノール、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、メチルエチ
ルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルグリコール
及びエチレングリコールアセテートζこ可溶性であり、
且つヨウ素価80〜200.好ましくは110〜170
、OH価200〜500、好ましくは240〜450及
びホウ素含有量7重量%、好ましくは15〜5重量%を
有する上記方法によって得られる含ホウ素樹脂に関する
ジフェニロールアルカンノボラックは次の式に相当する
式中、m、nは1及び2間の値を有し、条件としてm+
n≦2であるものとする、RはC1〜C4−アルキル、
例えばメチル、エチル、プロピルまたはブチルを表わし
、R1またはXを表わし、Xは酸触媒の存在下において
アルデヒドとジフェニロールアルカンまたはジフェニロ
ールアルカン及びヒドロキシ(フェニルヒト宅キシ)イ
ンダンの混合物との縮合によって得られ、且つ遊離フェ
ノール注OH基を含むノボラックを表わす。
必要なノボラックはジフェニロールアルカンまたは例え
ばドイツ国・特許出願公告明細書箱1.235,894
号に記載されたタイプの式(If)、式中、R=C1〜
C8−アルキル、C5〜C12−シクロアルキル、R=
HもしくはR1またはR及びR=C4〜C7−アルキレ
ン、加えてR及びR′はこれらが結合した炭素原子と共
に炭素環式環をつくる、そしてR”= HまたはC1〜
C4−アルキル、に相当するジフェニロールアルカンか
ら製造される。
またビスフェノールAの合成において残留樹脂(いわゆ
る”第一樹脂“)として得られるタイプの一般式(II
)のジフェニロールアルカンと一般式のヒドロキシフェ
ニルヒドロキシインダンとの混合物をノボラックの製造
に用いることができる。
ビスフェノールAまたはビスフェノールA異性体と一般
式(Il[)に相当するヒドロキシフェニルヒドロキシ
インダンとの混合物を、ビスフェノールA異性体対一般
式(fit)のヒドロキシフェニルヒドロキシインダン
の重量比が4:1及び9:1間、好ましくは6:1及び
8:1間になるように用いることが好ましい。
ジフェニロールアルカンまたはジフェニロールアルカン
混合物を、有機溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン、酢酸エチル、酢酸ブチル、:酢酸メチルグリコー
ルまたは酢酸エチレングリコール40〜150重量部、
好ましくは60〜80重量部(ジフエニロイルアルカン
100重量部を基準にして)の存在下において且つ酸性
有機もしくは無機触媒またはその混合物0.01〜1モ
ル%、好ましくは0.5モル%の存在下において、アル
デヒド100〜140モル%、好ましくは120〜13
0モル%と反応させ、この反応を公知の方法において沸
騰温度で行なう。
反応時間は約20分及び2時間、好ましくは30分及び
1時間の間である。
アルデヒドとしてクロラール、フルフロール、プロピオ
ンアルデヒド、ブチルアルデヒド、アセトアルデヒド及
びホルムアルデヒドを用いることができる。
水性ホルマリン溶液、トリオキサンまたはパラホルムア
ルデヒドを用いることが好ましい。
使用する酸触媒は固体または液体の有機酸例えばシュウ
酸、コハク酸、酢酸及び乳酸である。
無機酸例えば塩化水素酸、臭化水素酸、リン酸、並びに
上記の有機酸及び無機酸の組合せたものも使用すること
ができる。
シュウ酸及びリン酸を用いることが好ましい。
ホウ酸アルキルエステルは弐B(OR)3に相当する化
合物であり、ここにRは炭素原子1〜4個のアルキル基
、例えばメチル、エチル、プロピルまたはブチルを表わ
す。
反応に用いるエステルは通常、対応するアルコール及び
三酸化ホウ素またはホウ酸からその場で生成される。
勿論また別個に合成したホウ酸エステルを用いることも
できる。
適当な不飽和脂肪酸またはそのエンチルは酸部分に炭素
原子24〜4個をもつ化合・物、及びエステルの場合に
はアルコール部分のアルキル鎖に炭素原子1〜4個をも
つ化合物である。
また宅ノグリセリド、ジグリセリドまたはトリグリセリ
ドを使用することもできる。
不飽和脂肪酸またはそのエステルとして例えば次の化合
物を用いることができる。
アマニ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、タール油脂肪酸、落花
生油脂肪酸、市販縁の共役不飽和脂肪酸、例えばコンシ
ュエン(conjuene)脂肪酸、リシルイン酸、リ
ンネン脂肪酸またはその混合物、及びまたグリセリドも
しくはグリセリド混合物またはそのメチルエステルもし
くはメチルエステル混合物。
アマニ油脂肪酸、大豆油脂肪酸、コンシュエン脂肪酸及
びヒマシ油を用いることが好ましい。
不飽和脂肪酸またはそのエステルはヨウ素価40以上を
有することが好ましい。
ジフェニロールアルカンノボラックとホウ素化合物との
反応は次の如くして行なわれるニジフェニロールアルカ
ノボラックをアルコールROH1但しRは炭素原子1〜
4個の直鎖または分枝鎖状のアルキル基例えばメチル、
エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル
またはt−ブチル、好ましくはエチルの40〜120重
量部、好ましくは60〜100重量部(ジフェニロール
アルカン100重量部基準にして)に希釈する。
勿論またノボラックを製造した際に水の共沸蒸留後に残
ったノボラック溶液またはノボラック懸濁液を使用する
こともできる。
このノボラックのアルコール性溶液に、三酸化ホウ素1
0〜50重量部、好ましくは15〜20重量部、または
ホウ酸18〜90重量部、好ましくは25〜36重量部
を加え、還流程度で30分ないし3時間反応させ、混成
脂肪族−芳香族ホウ酸エステルを生成させる。
三酸化ホウ素またはホウ酸を用いる代りに、勿論また別
個に合成したホウ酸アルキルエステルを使用することが
できる。
生じた混成脂肪族−芳香族ホウ酸エステルと不飽和脂肪
酸またはそのエステルとの反応は次の如くして行なわれ
る。
ホウ酸エステルを浴温100〜200℃、好ましくは1
30〜170℃で、不飽和脂肪酸またはそのエステル1
5〜35重量部、好ましくは20〜27重量部(ジフェ
ニロールアルカン100重量部を基準にして)と10〜
60分間反応させる。
勿論また上記のホウ酸エステルの製造中に生じた溶液を
用いることもできる。
この場合には、溶媒の全量のほぼ80重量%を留去すべ
きである。
不飽和脂肪酸またはそのエステルとの反応後、残った溶
媒及び単量体状反応生成物をまず常圧下で、次に水流ポ
ンプによる減圧下で留去する。
樹脂が反応容器から液状で流出し、固化後にこれを粉砕
する。
上記の如き本発明における方法の変法としては、両反応
段階及びまた上記の成分反応段階は、全ての反応体が同
時に導入されるならば、同時に行なうことができる。
例えば脂肪酸またはそのエステルを、ホウ酸アルキルエ
ステル、ホウ酸または三酸化ホウ素と共にジフェニロー
ルアルカンノボラックに加えることができる。
上記のものを天然及び/または合成ゴムに対する強化用
樹脂として使用する場合、本発明における樹脂を、ホル
ムアルデヒド給体、例えばヘキサメチレンテトラミン、
バラホルムアルデヒド、トリオキシまたはテトラオキシ
メチレンの存在下において、ゴム加工に通常用いられる
混成装置、例えばロール、こねまぜ機及び高速度ミキサ
ーにより配合する。
本発明における樹脂は70〜120℃好ましくは80〜
100℃の温度範囲で配合される。
天然及び/または合成ゴムの例として次のものがあげら
れる。
天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム、クロロプレンゴ
ム、ニトリルゴム、インプレンゴム、ブタジェンゴム、
EPDM、ブチルゴム及びトランスポリペンテナマーゴ
ム。
このゴムに通常の充填剤、例えば活性シリカ、カーボン
ブラック、カオリン、チョーク並びにまた老化防止剤、
交叉結合剤、加硫促進剤及び他の標準添加物を加えるこ
とができる。
本発明における樹脂をゴムに強化作用が生じるのに十分
な量で、好ましくはゴム100重量部を基準にして5〜
100重量部、殊に10〜60重量部を加える。
かくして生じたゴム混合物を普通の方法、例えば成形、
押出しまたはカレンダリングによって成形品、例えば靴
底、ローラー、フロア−カバー及び密封環をつくるため
に加工することができる。
加硫は普通の方法、例えば加圧下、蒸気中、熱風トンネ
ルまたは塩浴中にて、約130〜210℃の温度範囲で
行なわれる。
本発明を次の実施例によって説明する。
全ての%は特記せぬ限り重量基準である。
実施例 1 ビスフェノールA1.45kg(5モル)をトルエン7
00m1懸濁させた。
シュウ酸25gを加え、次いではげしく撹拌しながら1
0分間にわたり35%ホルマリン溶液550g(6,4
モル)を導入し、このホルマリン溶液は窒素下にて還流
温度で加えた。
この反応混合物を沸騰温度で30分間撹拌し、その後リ
ン酸(85%)2gを加え、この混合物を沸騰温度で更
に15分間反応させた。
次に水を共沸的に留去しくほぼ440m1)、一方有機
溶媒は再循環させた。
エタノール11を加え、生じた透明な溶液に三酸化ホウ
素200g(6,75当量)を導入した。
はげしく撹拌しながら還流下で2時間反応させた後、全
溶媒量のほぼ80%を常圧下で留去した。
この低粘度の反応生成物にヒマシ油300gを加えた。
このものを更に15分間、浴温150℃で反応させた。
次に残っている溶媒を水流ポンプによる真空下で留去し
た(蒸留時間:30分ないし1時間)。
残った粘性樹脂を反応容器から取り出し、固化後に粉砕
した。
収量:18kg 軟化点:91℃ ヨウ素価:156 OH価:352 ホウ素=2.9% 実施例1に従って得られた硬化剤樹脂を、a)SBR(
スチレン−ブタジェンゴム)に基ずく標準ゴム混合物及
び b)NBR(アクリロニトリル−ブタジェンゴムに基ず
く標準ゴム混合物に混入し、そして硬化作用またはこれ
らのゴム混合物から生じた加硫物の機械的特性における
明白な変化を、SBRにおける普通のスチレン−ブタジ
ェン−樹脂(スチレン含量的85%)またはNBRにお
ける標準のフェノール−ホルムアルデヒド樹脂によって
得られた効果と比較した。
a)SBRに基ずく混合物(A、B、C)を次の基礎的
製法に従って製造した。
これらの混合物から下記の物理特性を有する加硫物を製
造した。
また樹脂の作用下で工程反応を立証するために、粗製の
混合物の値も示した。
A B C混合物
重量部 重量部 重量部5BR
(ブナ・ハルス(BunaHuls) 1507)
l 00.0 100.0 100.0ステ
アリン酸
2.0 2.0 2.0酸化亜鉛、活性
3.0
3.0 3.0シリカ〔プルカシル(Vu
lkasil)S ) 30,
0 30.0 30.0ジエチレングリコール
2.5
” 2.5 2.5老化防止剤ブルカノツクス
(Vulkanox)DS 1.5
1.5 1.5硫 黄
2.2
2.2 2.2プルカシツト・(Vulka
cit)DM 2.2
.2.2 2.2ブルカシツト・チウラ
ム 0.75
0.75 0.75スチレン樹脂〔デューラニッ
ト(Duranit)B)
30.0 −ヘキサメチレンテトラミン(V
ulkacit H30)
3.6硬化用樹脂(実施例1によ
る)
30.0粗製の混合物の物理性 粘度〔デフォ(Defo)硬度/弾性)DIN5351
4による 400/20500/23675/124朋
試験片の加硫物の物理特性(加硫:150℃で30分)
A B C下記DIN五によ
る A B C引張強さ
くMPa ) 53504
4..7 7.2 6.3破損時の伸
び(%) 53504 350
350 335モジュラス100%(MPa
) 、 53504 1.6 1.
9 3.5硬 度(20/7.5℃でのショアA
)53505 63/62 68158 87/82
衝撃弾性(20/75℃での%) 53512
51/61 46152 46150構造的強度(N
)〔ポール(Pohle)による〕60 80
90b)NBRに基ずく混合物(L、E、F)を
次の基礎的製法に従って製造した。
これらの混合物から下記の物理特性を有する加硫物を製
造した。
またこの樹脂の作用下で工程反応を立証するために、和
製の混合物の値も示した。
混 合 物
D E F重量部
重量部 重量部 NBR(パーブナ−N−3307NS)
100.0 100.0 100.0(Per
bunan−N−3307NS)ステアリン酸
1.5
1.5 1.5老化防止剤ブルカノツクスPA
N 1.5 1.5
1.5カーボンブラツクN774(デユーレッ
クス(Durex)0) 30,0 30.0
30.0カーボンブラツクN330〔コラックス(
Corax)3) 15.0 15.0
15.0酸化亜鉛、活性
5.0 5.0 5.0
硫黄 1.8 1.8 1.8
プルカシツトCZ
1.0 1.0 1.0
へキサメチレンテトラミン(VulkacitH30)
3.
6フエノールーホルムアルデヒド樹脂30.0
−〔ブルカデユール(Vulkadur)A)硬化用樹
脂(実施例1による)
30.0粗製の混合物の
物理特性 D
E F粘度(デフォ(Defo)
硬度/弾性、80℃) 1275/171
375/181025/20DIN53514による 4mrn試験片の加硫後の加硫物の物理特性(加硫:1
50℃で30分 下記DINAによる 引張強さくMPa) 5350
4 14.8 19.3 18.5破損時の
伸び(%) 5350438o
33o 345モジュラス100%(MP
a) 53504 3.9 5.
2 5.7硬 度(20/75℃でノショアA)
53505 74/72 79/75 80/
75衝撃弾性(20/75℃での%) 535
12 28/62 22157 28150構造的強
度(N)〔ポール(Pohle)による)
110 130 170実施例 2 実施例1におけるものと同一出発物質、同量及び同様な
条件を用いて樹脂を製造するが、但し異なる点は、ヒマ
シ油300gの代りに、重量で同量の市販縁の共役不飽
和脂肪酸〔コンシュパンドール(Konjuvando
l)脂肪酸、ユニケマ(Unichema)の製品〕を
用いた。
実施例1と同様に処理し、軟化点74℃を有する樹脂1
.8kgを得た。
ヨウ素価:156 OH価:316 ホウ素:3,2% 実施例1の方法に従い、実施例2に従って得られた硬化
剤樹脂をSBRに混入し、標準のスチレンーブクジエン
樹脂(スチレン含量約85%)と比較試験した。
混 合 物
A B C重量部
重量部 重量部 5BR(ブナ、ハルス(BunaHuls)1507)
100.0 100.0 1 (Jo
、0ステアリン酸
2.0 2.0 2.0酸化
亜鉛、活性
3.0 3.0 3.0シリカ〔プルカ
シル(Vulkasjl)Sll
30.0 30.0 30.0ジエチレ
ングリコール 2
.5 ’2.5 2.5老化防止剤ブ
ルカノツクス(Vulkanox’)DS
1.5 1.5 1.5硫黄
2.2 2.2 2.2プルカシツ
ト(Vulkacit)DM
2.2 2.2 2.2ブ
ルカシフト、チウラム
0.75 ’0.75 0.75スチ
レン樹脂〔デューラニット(Duranit)B)
30.0 −へキサ
メチレンテトラミン(VulkacitH30)
□二” −3,6硬化用樹脂(実施例2によ
る)
30.’0−−■−−−−■騨−1− 相剋の混合物の物理特性 粘度〔デフォ(Defo)硬度/弾性)DIN5351
4cこよる 400/20 500/23600/16
4朋試験片の力ロ硫後の加硫物の物理特性 □加吠:1
50℃で30 下記DIN煮による 引張強さくMPa) 5350,
4 、: 、4.7 7.2’ 6.
1破損時の伸び(%) 5350
4 350 350 280モジュラス10
0%(MPa) 53504 1.6
1.9 3.9硬 度(20/75℃での
ショアA) 53505 63/62 68758
86/79衝撃弾性(20/75℃での%) 5
3512 51/61 46152 46151構造
的強度(N)〔ポール(Pohle)による)
60 80 85実施例 3 本実施例に対しては、ビスフェノールAの製造中に得ら
れた「第一樹脂」、ビスフェノールA異性体とヒドロキ
シフェニルヒドロキシインダン及びヒドロキシフェニル
ヒドロキシクロマン異性体とのほぼ7:1:1の重量比
における混合物を用いた。
第一樹脂1.24kgをトルエン700m1に懸濁させ
、実施例1に従って反応させた。
ヒマシ油300gの代りに等量のコンシュパンドール脂
肪酸、ユニケマ製、を用いた。
実施例1と同様の方法で処理し、軟化点76℃を有する
樹脂1.7kgを得た。
ヨウ素価:143 OH価=450 ホウ素=2.7% 実施例1に述べた方法に従い、実施例3に従って得られ
た硬化剤樹脂を、 a)SBRに基ずく標準ゴム混合物(混合物C)及び* b)NBRに基ずく標準ゴム混合物(混合物F)に混入
し、 そして硬化作用またはこれらのゴム混合物から生じた加
硫物の機械的特性における明白な変化を、SBRにおけ
る普通のスチレン−ブタジェン樹脂(混合物B)または
NBRにおける標準のフェノール−ホルムアルデヒド樹
脂(混合物E)を用いて得られた効果と比較した。
a)混 合 物
A B C重量
部 重量部 重量部 5BR(ブナ、ハルス(BunaHuls)1507)
100.0 100.0 100.0
ステアリン酸
2.0 2.0 2.0酸化亜鉛
、活性 3
.0 − 3.0 3.0シリカ〔プルカシル
(Vulkasil )S)
30.0 30.0 30.0ジエチレ
ングリコール 2
.5 2.5 2.5老化防止剤ブルカノ
ツクスf■ulkanox)DS 1
.5 1.5 1.5硫 黄
2.2
2.2 2.2ブルカシット、 (
Vulkacit)DM
2.2 2.2 2.2ブルカシフ
ト、チウラム 0
.75 0.75 0.75スヂレン樹脂〔デ
ューラニット(Duranit )B)
−30,0−ヘキサメチレンテトラミン(Vulka
cit H30)
3.6硬化用樹脂(実施例3による)

30.0籾製の混合物の物理特性 粘度〔デフォ(Defo)硬度/弾性) D I N5
3514による 40.0/、20500/23 72
5/174mm725/17後の加硫物の物理特性加硫
: 150℃で30分 下記D I NAによる

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平均分子量400〜1600のジフェニロールアル
    カンノボラックをC1〜C4−アルコールの存在下にお
    いてアルキル鎖に炭素原子1〜4個を含むホウ酸トリア
    ルキルエステル20〜100重量部またはホウ酸18〜
    90重量部または三酸化ホウ素10〜50重量部と反応
    させ、そして得られたホウ酸エステル樹脂を昇温下にて
    不飽和脂肪酸またはそのエステル15〜35重量部と反
    応させることを特徴とする、ジフェニロールアルカンノ
    ボラックとホウ素化合物及び不飽和脂肪酸または脂肪酸
    エステルとの反応による、メタノール、エタノール、プ
    ロパツール、インプロパツール、ブタノール、イソブタ
    ノール、ジオキサン、テトラヒドロフラン、アセトン、
    メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチル
    グリコール及びエチレングリコールアセテートに可溶性
    であり且つヨウ素価80〜200、OH価200〜50
    0並びに7重量%までのホウ素含有量を有する含ホウ素
    樹脂の製造方法。 2 ジフェニロールアルカンノボラックとホウ素化合物
    との反応をアルコール性溶媒中で行なう特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 3 反応を還流下で30分ないし3時間にわたって行な
    う特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 ホウ酸エステル樹脂と不飽和脂肪酸またはそのエス
    テルとの反応を100〜200℃の温度範囲で行なう特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 5 反応を130〜170℃の温度範囲で行なう特許請
    求の範囲第4項記載の方法。 6 ジフェニロールアルカンノボラックとホウ素化合物
    との混合物の反応溶液を不飽和脂肪酸またはそのエステ
    ルとの反応に用いる特許請求の範囲第1項記載の方法。 7 使用するジフェニロールアルカンノボラックがアル
    デヒドと一般式 式中、R=C1〜C8−アルキル、C5〜C12−シク
    ロアルキル、 R′=HもしくはR1またはR及びR=C4〜C7−ア
    ルキレン、加えてR及びR′はこれが結合した炭素原子
    と共に炭素項式項をつくる、そしてR〃−HまたはC1
    〜C4−アルキル、 に相当するジフェニロールアルカン吉の反応生成物或い
    は一般式(II)のジフェニロールアルカンと一般式、 に4・目当するヒドロキシフェニルヒドロキシインダン
    との混合物である特許請求の範囲第1項記載の方法。
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