JPS58118433A - 自動車のジヤツキ格納部構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動車のジヤツキ格納部構造に係り、％に、
　　ラゲージルームの側部等に形成した自動車のジヤツ
キ格納部構造の改良に関する。

一般に、自動車におけるシャツ命格納部としては、何え
ば、第１図に示すように１　ラゲージルームＲの収納ス
ペースを狭めないように、ラゲージルーム凡のリヤホイ
ールハウスの後方スペースを利用したものがある。

この種の従来におけるジヤツキ格納部構造としては、第
１図及び第２図に示すように、ラゲージルームＲを構成
するラゲージサイドパネル１と、このラゲージサイドパ
ネル１を被覆する樹脂製のフィニッシャ２との関にジヤ
ツキ収納室３を形成し、上記フィニッシャ２にはシャツ
中収納ｉＩ３に連通する開口４を開設すると共に、この
開口４下縁には薄肉ヒンジ５を介して前記開口４を開閉
するリッド６を回転可能に設は丸ものがある。尚、上記
フィニッシャ２の開口４上縁には係止突起７が突設され
ておシ、一方、上記リッド６の上縁には上記係止突起７
が係脱する係止孔８が開設されている。

このタイプにおいて、ジヤツキ９は、上記ジヤツキ収納
！１６内に格納されると共に、ジヤツキハンドル１０は
、リヤフロアパネル１１に固定し九複数の保持クリップ
１２によシ、リヤフロアパネル１１ｉ１に添って保持固
定される。

然しなから、このような従来のシャツ中格納部構造にあ
っては、ジヤツキ収納室３を形成するフィニッシャ２は
樹脂製であり、シかもフィニッシャ２にはジヤツキ９を
出し入れするための開口４が開設されているので、ジャ
ツヤ収納壁を構成するフィニッシャ２自体の剛性は比較
的低いものＫなってしまい、ラゲージルームＲ内の荷物
等がフィニッシャ２に当ってフィニッシャ２が変形して
しまうという虞れがある。

この不具合を解決する手段として、フイニツヤ２の板厚
を厚くすることが考えられるが、このようＫすると、フ
ィニッシャ２自体のｍｔが嵩んでしまうはか、フィニッ
シャ２成形時において、板厚が厚くなる分、フィニッシ
ャ２の生産サイクルが長くなってしまい、フィニッシャ
２の生産効率が悪くなるという不具合が生ずる。

本発明は以上の観点に立って為されたものであって、そ
の目的とするところは、ジヤツキ収納壁を構゛成するフ
ィニッシャの板厚を厚くすることなく、シャツキノ・ン
ドルを利用してジャツヤ収納壁の剛性を向上させるよう
にした自動車のジヤツキ格納部構造を提供することにあ
る。

そして、本発明の要旨とするところは、ジヤツキ収納壁
を構成するフィニッシャの内壁に、フィニッシャの内壁
面に添ってシャツキノ１ンドルを着脱自在（保持する）
・ンドル保持部を形成してなる自動車のジヤツキ格納部
構造である。

以下、添付図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な
説明する。

第３図乃至第６図に示す実施例において、ジヤツキ収納
室３は、従来と同様に、ラゲージサイドパネル１と、こ
のラゲージサイド／（ネル１を被覆するフィニッシャ２
との間に形成されておシ、上紀フイニッグヤ２のジヤツ
キ収納壁２０車室内１１には開口４が開設されると共に
、この開口４下縁には薄肉ヒンジ５を介してリッド６が
回転可能に設けられている。

この実施例において、上記ジヤツキ収納Ｍ２０車室内側
には、第３図及び第４図に示すように、クランク状に折
曲されたジヤツキハンドル１０を着脱自在に嵌合保持す
るハンドル保持部としての・・ンドル保持クリップ２１
が複数溶着若しくは接着によシ取付けられており、この
ハンドル保持クリップ２１によって、上記ジヤツキハン
ドル１０は、ジヤツキ収納壁２０の車室内側内壁に添い
、しかも開口４の上部を横切るように配置される。

そして、上記ジヤツキ収納壁２０の上側内壁には、第３
図及び第５図に示すように、複数の保持リプ２ｉが下方
に向かって一体的に突設されておシ、この保持リプ２２
の車室内情下縁には、開口４の上部を横切るジヤツキハ
ンドル１０部分が当接スる円弧状に切欠され九ストッパ
部２３が形成されている。

又、上記リッド６の内側上部には、第３図及び第６図に
示すように、開口４の上部を横切るジヤツキハンドル１
０部分に係脱する係止部としての係止クリップ２４が溶
着若しくは接着により堆付けられておシ、この係止クリ
ップ２４は、前記ジヤツキハンドル１０部分を嵌合保持
するようになっている。

従って、この実施例に係るジヤツキ格納部構造において
、ジャッキ９格納時には、ジャツヤ収納壁２０の開口４
からジヤツキ収納室３内にジヤツキ９を格納すると共に
、ジヤツキハンドル１０を・・ンドル保持クリップ２１
で保持し、次いで、リッド６の係止クリップ２４をジヤ
ツキハンドル１０に係止させてリッド６で開口４を塞ぐ
ようＫすればよい。このとき、上記ジヤツキハンドル１
０は、保持リプ２２のストッパ部２３に当接しているの
で、ハンドル保持クリップ２１から離脱することはなく
、ジヤツキ収納ｇ１２０の車室内側内壁に確実に保持さ
れている。この状態において、上記シャツ中ハンドル１
０は、シャツ中収納壁冗の車室内側内１に添った状態で
配置されることになシ、その分、シャツ午収納１１２０
０軍室内側部分の面剛性が向上し、ジヤツキ収納１１２
０の変形は有効に防止される。又、上記リッド６の係止
クリップ２４は、剛性の高いシャツキノ・ンドル１０に
直接係止されているので、リッド６の閉状態での保持が
確実になる。

逆に１ジヤツキ９を使用する場合には、リッド６を手前
側に引いて係止クリップ２４とジャツギ・・ンドル１０
との係止状態を解除した後、ジヤツキ−・ンドル１０を
ノ・ンドル保持クリップ２１から離脱させて開口４から
取出すと共に、ジヤツキ９を開口４から取出すようにす
ればよい。

尚、上記実施例にあっては、リッド６の一端をジヤツキ
ハンドル１０に係止させるようにしているが、必ずしも
これに限定されるものではなく、リッド６の一端をジヤ
ツキ収納壁２０の開口４縁に係止させるようにしてもよ
い、又、上記実施例では、ジヤツキ収納壁２０の車室内
側内壁にジヤツキハンドル１Ｇを保持するようにしてい
るが、必ずしもこれに限定されるものではなく、例えば
、ジヤツキ収納壁２０の上側部分に開口４が開設されて
いるような場合、ジヤツキ収納壁２０の上側部分を補強
するために、ジヤツキ収納壁２０の上側内壁にシャツキ
ノ・ンドル１０を保持するようＫしてもよい。更に％Ｉ
・ンドル保持部、リッド６の係上部の具体的構成につい
ては、上記実施例で示したものに限られるものではなく
、適宜設計変更できることは勿論である。ｉｌ！に又１
上記実施例では、ラゲージルームＲの側部において本発
明を適用しているが、その他の部分におけるジヤツキ格
納部構造についても本発明を適用して差支えない。

以上説明してきたように、本発明に係る自動車のジヤツ
キ格納部構造によれば、ジヤツキ収納壁を構成するフィ
ニッシャの内壁に、フィニッシャの内壁順に添ってジヤ
ツキノーンドルを着脱自在に保持するー・ンドル保持部
を形成し九ので、ジヤツキ収納壁の板厚を厚くすること
なく、剛性の高いジヤツキノーンドルを利用してジヤツ
キ収納壁の剛性を向上させることができる。このため、
ラゲージルーム内の荷物等がフィニッシャに当ったとし
ても、フィニッシャが変形してしまうという事態は確実
に防止される。又、フィニッシャの内壁に保持した剛性
の高いジヤツキハンドルにリッドを係止させることによ
シ、リッドの閉状態での保持を確実にすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来における自動車のジヤツキ格納部位置を示
す斜視図、第２図は従来における自動車のジヤツキ格納
部構造の一例を示す要部拡大斜視図、Ｍ３図は本発明に
係る自動車のジヤツキ格納部構造の一実施例を示す要部
拡大斜視図、第４図乃至第６図は夫々第３図中ｆｆ−Ｉ
Ｔ線、ｖ−ｖ線及びＶｌ　−Ｖｌ線断面図である。 Ｒ・・・ラゲージルーム ト・・ラゲージサイドパネル（車体パネル）２・・・フ
（＝ラシャ　　６・・・ジヤツキ収納室４・・・開口　
　　　　　　６・・・リッド９・・・ジヤツキ　　　　
１０・・・シャツキノ１ンドル２０・・・ジヤツキ収納
壁 ２１・・・ハンドル保持クリップ（〕・ンドル保持部）
２２・・・保持リプ　　　　２４・・・係止クリップ（
係止部）特許出願人　　日産自動車株式会社 １４図 第５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 りラゲージルームを構成する車体パネルと、この車体パ
   ネルを被覆する樹脂製のフィニッシャとの間にジヤツキ
   収納室を形成し、上記フィニッシャにはジヤツキ収納室
   に連通ずる開口を開閉するリッドを設けてなる自動車の
   ジヤツキ格納部構造において、上記フィニッシャの内壁
   には、フィニッシャの内４１１面に添ってシャツ中ハン
   ドルを着脱自在に保゛持するハンドル保持部を形成した
   ことｔ−特徴とする自動車のジヤツキ格納部構造。 ２）上記リッドは、フィニッシャの内壁に保持したシャ
   ツ午ハンドルに係脱する係止部を備えていることを特徴
   とする特許請求の範ｌ！ｌ第１項記載の自動車のジヤツ
   キ格納部構造。