JPS58117251A - 導電性ポリアミド組成物およびその製造方法 - Google Patents
導電性ポリアミド組成物およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS58117251A JPS58117251A JP4982A JP4982A JPS58117251A JP S58117251 A JPS58117251 A JP S58117251A JP 4982 A JP4982 A JP 4982A JP 4982 A JP4982 A JP 4982A JP S58117251 A JPS58117251 A JP S58117251A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyamide
- conductive powder
- tin oxide
- conductive
- electrically conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Artificial Filaments (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、導電性Kiすれた淡色のポリアミ12組成物
およびその製造方法tこ関する。
およびその製造方法tこ関する。
ポリアミドは繊維噂の成形物として有用に利用されてき
ているが、低湿度雰囲気下での取扱いtこおいて靜を気
が発生するという欠点がある。
ているが、低湿度雰囲気下での取扱いtこおいて靜を気
が発生するという欠点がある。
そのため、ポリアミドtこ、ボリエーテw 未化合物を
共電合させたり混合分散させたりして帯電防止性を付与
する方法(特公昭43−28785号公報など〕、ある
いは導電性カーボンブラックを混合分散させて導電性を
付与する方法(特公昭52−31450号公報などJ等
が知られている。しかしながら、これらの方法で得られ
た帯電防止性あるいは導電性ポリアミドは、次のような
欠点がある。すなわち、前者の場合、制電性が不十分で
ありi制電性を要求される無1g衣、コンヒユータール
ーム用敷物類などには不迩肖であり、一方、後者の場合
、色調が黒色となり衣料用繊維など色が重要である用途
には不適肖である。
共電合させたり混合分散させたりして帯電防止性を付与
する方法(特公昭43−28785号公報など〕、ある
いは導電性カーボンブラックを混合分散させて導電性を
付与する方法(特公昭52−31450号公報などJ等
が知られている。しかしながら、これらの方法で得られ
た帯電防止性あるいは導電性ポリアミドは、次のような
欠点がある。すなわち、前者の場合、制電性が不十分で
ありi制電性を要求される無1g衣、コンヒユータール
ーム用敷物類などには不迩肖であり、一方、後者の場合
、色調が黒色となり衣料用繊維など色が重要である用途
には不適肖である。
そこで、4′tIt性あるいは74制電性と白に近い淡
色の色調とを同時に具備したポリアミドml酸物および
その製造方法を求めて検討を唄えた結呆、本発明をなす
tこ至った。
色の色調とを同時に具備したポリアミドml酸物および
その製造方法を求めて検討を唄えた結呆、本発明をなす
tこ至った。
すなわち、本発明は、酸化スズを主成分としてなる導電
性粉末とポリアミドとから主としてなり、前記導電性粉
末/前記ポリアミドの重量比が20/13Q〜7015
0である導電性ポリアミド組成物;および、酸化スズを
主成分としてなる導電性粉末を、ポリアミド生成原料中
1こ混合分散させた後、重合させて前記導電性粉末/ポ
リアミドの重量比が20/80〜70/30の組成物と
なすことからなる導電性ポリアミド組成物の製造方法か
らなる。
性粉末とポリアミドとから主としてなり、前記導電性粉
末/前記ポリアミドの重量比が20/13Q〜7015
0である導電性ポリアミド組成物;および、酸化スズを
主成分としてなる導電性粉末を、ポリアミド生成原料中
1こ混合分散させた後、重合させて前記導電性粉末/ポ
リアミドの重量比が20/80〜70/30の組成物と
なすことからなる導電性ポリアミド組成物の製造方法か
らなる。
本発明で用いる導電性粉末は酸化スズを主成分とするも
のである。例えば、酸化ヌズに、導電性向上や導電性安
定のためにアンチモン処理を行なったり、あるいは、白
皮向上のために酸化チタンの表面に酸化スズをコーティ
ングさせた物が使用される。高度の導電性が必要な場合
tこは、酸化スズ含有量が高い導電性粉末を用いること
が好ましい。酸化スズを主成分とする前記の導電性粉末
の他tこ、その導電性および色調を阻害しない範囲で、
他の導電性成分例えばポリエーテルアミド化合物、導電
性カーボンブラック等を併用してもよい。
のである。例えば、酸化ヌズに、導電性向上や導電性安
定のためにアンチモン処理を行なったり、あるいは、白
皮向上のために酸化チタンの表面に酸化スズをコーティ
ングさせた物が使用される。高度の導電性が必要な場合
tこは、酸化スズ含有量が高い導電性粉末を用いること
が好ましい。酸化スズを主成分とする前記の導電性粉末
の他tこ、その導電性および色調を阻害しない範囲で、
他の導電性成分例えばポリエーテルアミド化合物、導電
性カーボンブラック等を併用してもよい。
導電性の艮好なポリアミド組成物を得るためには、前記
導電性粉末がポリアミド中で、ある程度連らなっている
ことが必要であり、このため、導電性粉末はポリアミド
との重量比で少なくとも20/80含有させることが必
要である。
導電性粉末がポリアミド中で、ある程度連らなっている
ことが必要であり、このため、導電性粉末はポリアミド
との重量比で少なくとも20/80含有させることが必
要である。
また、導電性粉末が70/、50を越えて多いとポリア
ミド組成物を繊維、フィルム等に成形することが困難と
なり不適当である。一般に、導1工性粉末の配合量を多
(するほど導電性は良好となる。導電性粉末中の酸化ス
ズ含有量が比較的低い場合には50150〜70150
の如き多(配合することが好ましいが、導電性粉末中の
酸化スズ含有tが扁い場合1こは2G/80〜5015
0の如き比幀的少ない一合でも良好な導電性を得ること
かでざる。
ミド組成物を繊維、フィルム等に成形することが困難と
なり不適当である。一般に、導1工性粉末の配合量を多
(するほど導電性は良好となる。導電性粉末中の酸化ス
ズ含有量が比較的低い場合には50150〜70150
の如き多(配合することが好ましいが、導電性粉末中の
酸化スズ含有tが扁い場合1こは2G/80〜5015
0の如き比幀的少ない一合でも良好な導電性を得ること
かでざる。
本発明は、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610
、ナイロン61などの公知のポリアミド一般1こ成用す
ることができる。待にナイロン6に効果的である。
、ナイロン61などの公知のポリアミド一般1こ成用す
ることができる。待にナイロン6に効果的である。
本発明tこ係る導電性ポリアミド組成物は、上記した導
電性粉末およびポリアミド以外1こ、通常用いられるポ
リアミド用添加剤、例えば、粘度安定剤、耐候剤、耐熱
剤、分散剤などを含有していてもよい。
電性粉末およびポリアミド以外1こ、通常用いられるポ
リアミド用添加剤、例えば、粘度安定剤、耐候剤、耐熱
剤、分散剤などを含有していてもよい。
本発明tこ係る導電性ポリアミド組成物は、前記導電性
粉末を電合前のポリアミド生成原料く混合分散させる方
法tこより製造することができる。導電性粉末は、ポリ
アミド生成原料いわゆるモノマの水溶液あるいは融液1
こ混合し、公知の方法ケこより分散させればよい。該分
散には分散剤を併用したり、あるいは機械的な分散機(
例えは、ミル、サンドグラインダ、サブミクロンダイス
パーシャ]や分級慎を用いることが好ましい。分散させ
た導電性粉末は、重合する前に、沈降あるいは凝集を*
賞的1こ生じさせないようにしておくことが必要であり
、このためには、屁合分散液を攪拌するなどの手段をと
ることが好ましい。導電性粉末を分散させたポリアミド
生成原料を重合装置により通常の方法で夏合し、導電性
ポリアミド組成物となせばよい。
粉末を電合前のポリアミド生成原料く混合分散させる方
法tこより製造することができる。導電性粉末は、ポリ
アミド生成原料いわゆるモノマの水溶液あるいは融液1
こ混合し、公知の方法ケこより分散させればよい。該分
散には分散剤を併用したり、あるいは機械的な分散機(
例えは、ミル、サンドグラインダ、サブミクロンダイス
パーシャ]や分級慎を用いることが好ましい。分散させ
た導電性粉末は、重合する前に、沈降あるいは凝集を*
賞的1こ生じさせないようにしておくことが必要であり
、このためには、屁合分散液を攪拌するなどの手段をと
ることが好ましい。導電性粉末を分散させたポリアミド
生成原料を重合装置により通常の方法で夏合し、導電性
ポリアミド組成物となせばよい。
導電性粉末は、重合した後にポリアミドとの重量比で2
0/80〜70/[0となる量で配合する必要がある。
0/80〜70/[0となる量で配合する必要がある。
導電性粉末は、上記方法のとおり、ポリアミド生成原料
中に混合分散させることが必要である。すなわち、ポリ
アミドに均一かつ艮好な導電性を付与するためには、導
電性粉末をポリアミド中tこ均−tこ分散させる必要が
あるが、導電性粉末の比恵が太き(、かつ多量に混入さ
せるためtこは、ポリアミドにトライブレンドするなど
の方法では均一に分散させることができず、導電性の後
れたag物が得らrbmいのである。
中に混合分散させることが必要である。すなわち、ポリ
アミドに均一かつ艮好な導電性を付与するためには、導
電性粉末をポリアミド中tこ均−tこ分散させる必要が
あるが、導電性粉末の比恵が太き(、かつ多量に混入さ
せるためtこは、ポリアミドにトライブレンドするなど
の方法では均一に分散させることができず、導電性の後
れたag物が得らrbmいのである。
本発明に係る導電性ポリアミド組成物は導電性および色
調ともtこ置れており、高制電性と淡色とが要求される
櫨々の用途、例えば、衣料用、カーペット用などの制電
性繊維、tこ有効である。
調ともtこ置れており、高制電性と淡色とが要求される
櫨々の用途、例えば、衣料用、カーペット用などの制電
性繊維、tこ有効である。
また、上記導電性ポリアミド組成物は本発明法eこより
製造すると、その導電性をより均一かつ良好1こするこ
とができる。
製造すると、その導電性をより均一かつ良好1こするこ
とができる。
次に、実施例により本、21発明を説明する。
実施例1〜4
水2000gに、ε−カグロラクタム1000gとポリ
アクvtv酸系分散剤3gとを溶解させ、次いで攪拌し
ながら、酸化スズを表面コーティングした酸化チタンか
らなる導電性粉末(llWI II三菱金属(株)製)
1000gを徐々に添加した。この混合液をスリット巾
5μのコロイドミルを通して導電性粉末を微分散させた
後、60 rpmで攪拌している攪拌機付51オートク
レーブ1こ移し、鼠素置換し、加熱した。温度240℃
、菫素雰囲気下で、16時間常圧重合した。得られた導
電性ポリアミド組成物は、ガツト状tこ押し出し水冷後
、切断・してペレットとした。このペレットを95℃熱
水で洗浄し、乾燥し、通常の方法で溶融紡糸して繊維と
し、その比抵抗を次の方法で測定し、表1fこ示した。
アクvtv酸系分散剤3gとを溶解させ、次いで攪拌し
ながら、酸化スズを表面コーティングした酸化チタンか
らなる導電性粉末(llWI II三菱金属(株)製)
1000gを徐々に添加した。この混合液をスリット巾
5μのコロイドミルを通して導電性粉末を微分散させた
後、60 rpmで攪拌している攪拌機付51オートク
レーブ1こ移し、鼠素置換し、加熱した。温度240℃
、菫素雰囲気下で、16時間常圧重合した。得られた導
電性ポリアミド組成物は、ガツト状tこ押し出し水冷後
、切断・してペレットとした。このペレットを95℃熱
水で洗浄し、乾燥し、通常の方法で溶融紡糸して繊維と
し、その比抵抗を次の方法で測定し、表1fこ示した。
比抵抗測定法、m維を束ねてその両端の抵抗τ20℃、
40%RHの条件下で測定することにより求めた。
40%RHの条件下で測定することにより求めた。
得られたポリアミド組成物の硫酸相対粘度(ηr)は1
.83であった。
.83であった。
表 1
得られたポリアミド組成物は、淡色でかつ導電性tこ諷
れていた。
れていた。
実施例5〜8
導電性粉末として、酸化スズをアンチモン処理した成分
(II T −I II三茨金属(株ン製ンを用い、4
電性粉末の配合割合を変化させた以外は、実施例1と同
様の方法で導電性ポリアミド組成物とし、次いで繊維と
し、その比抵抗を測定した。
(II T −I II三茨金属(株ン製ンを用い、4
電性粉末の配合割合を変化させた以外は、実施例1と同
様の方法で導電性ポリアミド組成物とし、次いで繊維と
し、その比抵抗を測定した。
辰 2
Claims (2)
- (1) 酸化スズを主成分としてなる導電性粉末とポ
リアミドとから主としてなり、前記導電性粉末/前記ポ
リアミドの重量比が20/80〜70/30であること
を特徴とする導電性ポリアミド組成物。 - (2) 酸化スズを主成分としてなる導電性粉末を、
ポリアミド生成原料中に混合分散させた後重合させて、
前記導電性粉末/ポリアミドの電量比が20/a o〜
70150の組成物となすことを特徴とする導電性ポリ
アミド組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982A JPS58117251A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 導電性ポリアミド組成物およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4982A JPS58117251A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 導電性ポリアミド組成物およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58117251A true JPS58117251A (ja) | 1983-07-12 |
Family
ID=11463406
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4982A Pending JPS58117251A (ja) | 1982-01-05 | 1982-01-05 | 導電性ポリアミド組成物およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58117251A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638459A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-14 | Mitsubishi Metal Corp | 導電性樹脂組成物 |
CN115012056A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-06 | 江南大学 | 一种聚酰胺56抗静电纤维及其制备方法 |
-
1982
- 1982-01-05 JP JP4982A patent/JPS58117251A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638459A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-14 | Mitsubishi Metal Corp | 導電性樹脂組成物 |
CN115012056A (zh) * | 2022-06-30 | 2022-09-06 | 江南大学 | 一种聚酰胺56抗静电纤维及其制备方法 |
CN115012056B (zh) * | 2022-06-30 | 2023-09-26 | 江南大学 | 一种聚酰胺56抗静电纤维及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU475785A3 (ru) | Прессовочна композици | |
JPS6129385B2 (ja) | ||
DE3043815C2 (ja) | ||
JPS58117251A (ja) | 導電性ポリアミド組成物およびその製造方法 | |
JPS61250034A (ja) | 原着ポリエステルペレツトの製造法 | |
CN109402763A (zh) | 一种凉感锦纶6短纤维及其制备方法 | |
JP5230936B2 (ja) | マイクロパルプ含有ポリマー前駆体分散液およびとその分散液の製造方法 | |
CN110452474A (zh) | 一种阻燃abs材料的生产系统及工艺 | |
EP0559667A1 (en) | Thermoplastically processable aromatic polyether amide. | |
CN108059720A (zh) | 一种氧化石墨烯、绢云母、聚酰胺6复合材料及其制备方法 | |
JPH0662847B2 (ja) | 高衝撃抵抗性の熱可塑性組成物 | |
EP0381172A2 (de) | Homogen gemischte Legierungen aus aromatischen Polyamiden und Poly-N-Vinylpyrrolidon, Verfahren zu ihrer Herstellung und ihre Verwendung | |
DE2226672A1 (de) | Antimon enthaltende anorganische materialien und verfahren zu ihrer herstellung | |
JPS61209238A (ja) | カ−ボンブラツク配合熱可塑性樹脂組成物の製造方法 | |
Heiligmann et al. | FILMS DERIVED FROM STYRENE-MALEIC ANHYDRIDE AND STYRENE-MONOETHYL MALEATE HETEROPOLYMERS. SOLUBILITIES AND CONSTITUTION | |
JPS62256724A (ja) | 高分子材料用導電性無機粉体の製造方法 | |
JPS5927949A (ja) | 添加剤の仕込方法 | |
SU94842A1 (ru) | Способ получени светлых и легких активных наполнителей каучука | |
JPS63286470A (ja) | 表面処理されたカ−ボンブラックの製造方法 | |
JPS6341936B2 (ja) | ||
CN116622150A (zh) | 一种交联聚乙烯基无卤阻燃电缆及其制备方法 | |
US2200353A (en) | Process of preparing a casein solution | |
JPS6281418A (ja) | ポリエステルの製造方法 | |
JPS58223208A (ja) | 導電性重合体組成物 | |
SU717099A1 (ru) | Электропровод ща композици на основе полиэтилена |