JPS5811722B2 - カンシツソシ - Google Patents
カンシツソシInfo
- Publication number
- JPS5811722B2 JPS5811722B2 JP50099834A JP9983475A JPS5811722B2 JP S5811722 B2 JPS5811722 B2 JP S5811722B2 JP 50099834 A JP50099834 A JP 50099834A JP 9983475 A JP9983475 A JP 9983475A JP S5811722 B2 JPS5811722 B2 JP S5811722B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- humidity
- moisture
- present
- sintered body
- sensing element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、酸化物半導体からなり湿度を電気抵抗の変化
として検出する感湿素子に関する。
として検出する感湿素子に関する。
周知のように、一般に金属酸化物(Fe304−Fe2
03.At203−Cr20B等)は吸水性にすぐれて
いるため感湿素子として利用できる。
03.At203−Cr20B等)は吸水性にすぐれて
いるため感湿素子として利用できる。
すなわちこの種の金属酸化物の微粉末を一対の対向電極
を有する無機質絶縁基板の表面に被着してなる層が、湿
度の変化に応じてその電気抵抗が大幅に変化することを
利用したものである。
を有する無機質絶縁基板の表面に被着してなる層が、湿
度の変化に応じてその電気抵抗が大幅に変化することを
利用したものである。
上記金属酸化物の微粉末を利用した感湿素子は物理的、
化学的、熱的に安定であるが、一般に固有抵抗が高いた
め吸脱湿現象によって多少の抵抗変化があってもこれを
電気的に高精度に検出することはむずかしい。
化学的、熱的に安定であるが、一般に固有抵抗が高いた
め吸脱湿現象によって多少の抵抗変化があってもこれを
電気的に高精度に検出することはむずかしい。
そこで固有抵抗を低下させる試みがいくつかなされてお
り、たとえばアルカリ金属酸化物(Li20.に20.
Na2O等)を添加含有せしめることが行なわれている
。
り、たとえばアルカリ金属酸化物(Li20.に20.
Na2O等)を添加含有せしめることが行なわれている
。
しかしながらこの場合湿度サイクルの履歴が著るしく太
き(なる欠点があるばかりでなく、再現性が悪かったり
、経時変化も大きいなどの欠点がある。
き(なる欠点があるばかりでなく、再現性が悪かったり
、経時変化も大きいなどの欠点がある。
従って、本発明は上記欠点の除去された感湿素子を提供
しようとするものである。
しようとするものである。
以下、本発明の感湿素子はLiMeTiQ4(Me=4
t、Cr、FesGayMnpRhpVから選ばれた少
な(とも一種)からなる焼結体を用いるものであり、ま
たLiMeTiQ、5モ泣係以上(ただし100モ泣係
を含まず)、Zn095モ泣係以下(ただし0モ泣係を
含まず)の組成の焼結体を用いるものである。
t、Cr、FesGayMnpRhpVから選ばれた少
な(とも一種)からなる焼結体を用いるものであり、ま
たLiMeTiQ、5モ泣係以上(ただし100モ泣係
を含まず)、Zn095モ泣係以下(ただし0モ泣係を
含まず)の組成の焼結体を用いるものである。
即ち本発明の感湿素子は酸化アルミニウム、酸化クロム
、酸化鉄、酸化カリウム、炭酸マンガン、酸化ロジウム
、酸化バナジウムのうち少なくとも一種と炭酸リチウム
、酸化チタンを組成品として焼結してなる疑スピネル構
造をもつ酸化物を主体とし要すれば酸化亜鉛を混合し、
プレス成形し焼結して得られた焼結体に少なくとも一対
の電極を設けて成るものである。
、酸化鉄、酸化カリウム、炭酸マンガン、酸化ロジウム
、酸化バナジウムのうち少なくとも一種と炭酸リチウム
、酸化チタンを組成品として焼結してなる疑スピネル構
造をもつ酸化物を主体とし要すれば酸化亜鉛を混合し、
プレス成形し焼結して得られた焼結体に少なくとも一対
の電極を設けて成るものである。
ZnOを添加することにより焼結体の抵抗値を下げ、所
望の値に制御することができる。
望の値に制御することができる。
しかしZnO成分を添加混合する場合にはその組成比は
95モル係以下に選択する必要がある。
95モル係以下に選択する必要がある。
その理由はZnOの組成比が95モル%以上を占めると
湿度に対する抵抗値の変化幅が小さくなり実用上適さな
くなるからである。
湿度に対する抵抗値の変化幅が小さくなり実用上適さな
くなるからである。
本発明において主成分をなすLiMeTO4粉末は列え
ばLi2Co3jMe2Li2Co5j/、CrsFe
sGasMnRh、Vのうち少なくとも一種)MよびT
iO2を1:2:2のモル比に正確に秤取し、これがボ
ールミルによってよく混合し、700℃程度の温度で1
時間前後予備焼成し、粉砕することによって容易に得ら
れる。
ばLi2Co3jMe2Li2Co5j/、CrsFe
sGasMnRh、Vのうち少なくとも一種)MよびT
iO2を1:2:2のモル比に正確に秤取し、これがボ
ールミルによってよく混合し、700℃程度の温度で1
時間前後予備焼成し、粉砕することによって容易に得ら
れる。
しかして本発明の感湿素子の焼結体は上記LiMeTi
04粉末のみ又はLiMeTi04粉末にZnO粉末を
添加混合してプレス成形焼成を施して得ることができる
。
04粉末のみ又はLiMeTi04粉末にZnO粉末を
添加混合してプレス成形焼成を施して得ることができる
。
次に本発明について具体列を挙げて説明する。
Li2Co3#Me203(Me=AtsCr、Few
Ga磨Mn5Rhavのうち少なくとも一種)およびT
iO2をモル比で1:2:2の組成比に正確に秤取し、
ボールミルによってよく混合した。
Ga磨Mn5Rhavのうち少なくとも一種)およびT
iO2をモル比で1:2:2の組成比に正確に秤取し、
ボールミルによってよく混合した。
しかる後この混合物を700℃で1時間予備焼成しぞか
らボールミルによって粉砕して、LiMjTf04(M
e=Al、CryFeeGasMnsRhsVのうち少
なくとも一種)を得た。
らボールミルによって粉砕して、LiMjTf04(M
e=Al、CryFeeGasMnsRhsVのうち少
なくとも一種)を得た。
かくして得たLiMeTi04粉末とZnO粉末とを次
表に示す如き組成比(モルチ)に選び混合したりして比
較例を含め55種の原料を調製用意した。
表に示す如き組成比(モルチ)に選び混合したりして比
較例を含め55種の原料を調製用意した。
次いで上記原料粉末にポリビニルアルコール(粘結剤)
を加え1トン/cdlの圧力でプレス成形してから80
0〜1300℃の温度で2時間加熱焼結して厚さ1mm
、径20mmの円板形焼結体を得た。
を加え1トン/cdlの圧力でプレス成形してから80
0〜1300℃の温度で2時間加熱焼結して厚さ1mm
、径20mmの円板形焼結体を得た。
この円板形焼結体の主面に銀ペーストを焼付は一対の電
極を設ける一方リード整を半田付けして感湿素子をそれ
ぞれ作成した。
極を設ける一方リード整を半田付けして感湿素子をそれ
ぞれ作成した。
第1図は上記感湿素子を平面的に示したもので1は焼結
体を、2.7′は電極を、3.3’はリード線を示す。
体を、2.7′は電極を、3.3’はリード線を示す。
上記によってそれぞれ得た感湿素子について、相対湿度
と抵抗値との関係を表に併せて示す。
と抵抗値との関係を表に併せて示す。
第2図に実施例33の相対湿度−抵抗値特性を示す。
湿度サイクルによるずれが認められず安定した特性を示
した。
した。
また第2図には参考までに従来例としてマグネタイトコ
ロイド型の場合も併せて示した。
ロイド型の場合も併せて示した。
さらに実施例24,34.44について40℃相対湿度
95%下1000Hr放置1特性(抵抗値−湿度関係)
の経時変化を求めたところ、第3図に示す如くであった
。
95%下1000Hr放置1特性(抵抗値−湿度関係)
の経時変化を求めたところ、第3図に示す如くであった
。
図から明らかなように、本発明に係る
LiMeTiO,系の感湿素子は、抵抗値の変化がほと
んどみられず経時に対しても安定している。
んどみられず経時に対しても安定している。
このように本発明に係る感湿素子は常に所要の特性を示
し湿度サイクルによるずれもなく、且つ湿度変化に対す
る抵抗変化も大きいので、正確に湿度を測定しうろこと
になるので、その製造の容易さ、取扱品さなどの点と相
俟って実用上多くの利点をもたらすものと云える。
し湿度サイクルによるずれもなく、且つ湿度変化に対す
る抵抗変化も大きいので、正確に湿度を測定しうろこと
になるので、その製造の容易さ、取扱品さなどの点と相
俟って実用上多くの利点をもたらすものと云える。
第1図は本発明に係る感湿素子の構成列を示す平面図、
第2図は本発明に係る感湿素子について相対湿度と蝋抗
値との関係例を示す特性図、第3図は本発明に係本感湿
素子についての経時特性同図である。
第2図は本発明に係る感湿素子について相対湿度と蝋抗
値との関係例を示す特性図、第3図は本発明に係本感湿
素子についての経時特性同図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 I LiMeTiQ4(Me=A4.CrpFepGa
yMn、RttVから選ばれた少なくとも一種)からな
る焼結体に少なくとも一対の電極を設けてなる感湿素子
。 2 LiMeTiQ45モル%l上(ただし100モ泣
係を含まず)Zn095モ泣係以下(ただし0モ泣係を
含まず)(Me”AtpCrsFepGapMnpRh
pVから選ばれた少なくとも一種)の組成の焼結疹に少
なくとも一対の電極を設けてなる感湿素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50099834A JPS5811722B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | カンシツソシ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP50099834A JPS5811722B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | カンシツソシ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5223694A JPS5223694A (en) | 1977-02-22 |
JPS5811722B2 true JPS5811722B2 (ja) | 1983-03-04 |
Family
ID=14257832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50099834A Expired JPS5811722B2 (ja) | 1975-08-19 | 1975-08-19 | カンシツソシ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5811722B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123950U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-13 | 東芝熱器具株式会社 | 電気ポツト |
JPH0354730Y2 (ja) * | 1987-05-27 | 1991-12-04 |
-
1975
- 1975-08-19 JP JP50099834A patent/JPS5811722B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123950U (ja) * | 1984-07-18 | 1986-02-13 | 東芝熱器具株式会社 | 電気ポツト |
JPH0354730Y2 (ja) * | 1987-05-27 | 1991-12-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5223694A (en) | 1977-02-22 |
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