JPS58116329A - 加熱容器およびその製造方法 - Google Patents

加熱容器およびその製造方法

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JPS58116329A
JPS58116329A JP21243981A JP21243981A JPS58116329A JP S58116329 A JPS58116329 A JP S58116329A JP 21243981 A JP21243981 A JP 21243981A JP 21243981 A JP21243981 A JP 21243981A JP S58116329 A JPS58116329 A JP S58116329A
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JP
Japan
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wall
heating container
wall structure
heat
working fluid
Prior art date
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Pending
Application number
JP21243981A
Other languages
English (en)
Inventor
忠夫 大橋
勝田 研
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、炊飯器、炊飯ジャー、保温ジャー、煮炊用
鍋等に使用される加熱容器に関する。
この種の加熱容器としては、内容物5こむらなく熱が行
きわたるように、底部から頂部にかけて均等に加熱でき
るものが要望せられている。
この発明は、このような要望にこたえるものであって、
熱を内容物全体にむらなく行きわたらせて、これを均等
に加熱することができるとともに、強度的に優れて安全
性を確保することができ、しかも製造が容易な加熱容器
を提供することを目的とする。
この発明の1つの加熱容器は、内外2重壁構内外両壁に
より底壁部と周壁部とを連通せしめる空隙部が形成され
、この空隙部がヒート・パイプ用作動流体の封入により
ヒート・パイプとなされていることを特徴とするもので
あり、この発明の他の1つの加熱容器の製造1進は、圧
着防止材を所要の形態に介在させて2枚の金属板を圧着
してなるロール・ボンド用素材より形成せられた第1の
壁構成体と、金属板からなる第2の壁構成体とを重ねる
工程と、上記第1の壁構成体の非圧着部に流体圧を導入
して膨管部を形成し、この膨管部を上記第2の壁構成体
に密着せしめる工程と、上記両壁構成体の上端どうしを
接合する工程と、両壁構成体をろう付して両壁構成体間
に底壁部と周壁部とを連通せしめる密閉状空隙部を形成
する工程と、密閉状空隙部内にヒート・パイプ用作動流
体を封入してヒート・パイプを形成する工程とよりなる
ことを特徴とするものである。
以下、この発明を図面を参照して説明する。
る加熱容器(1)は、内外2重壁+21 [31よりな
る。内壁(2)は、両壁f21 +31間に膨出しかつ
外壁(3)に密着した膨管部(4)を有するロール・ボ
ンド材からなる。ロール・ボンド材製内壁(2)は、圧
着防止剤を所要の形態に介在させて2枚の金属板を圧着
し、このうちの非圧着部に流体圧を導入して膨管部を形
成することによりつくられたものであるが、上記2枚の
金属板のうち、容器(1)内面に相当する金属板(5)
としては、3C法、ノ1ンター法などの連続鋳造圧延法
により通常の熱間圧延工程を経ないで得られた連続鋳造
板を用い、外側の金属板(6)としては上記連続鋳造板
と同じ組成でかつ通常の熱開田延により得られたものを
用いることが好ましい。連続鋳造板と通常の熱開田延に
より得られた板とを比較すると、後者より前者の方が硬
度ないし強度が大でありかつ再結晶温度が高い。その結
果、非圧着部に流体圧を導入する前の焼鈍温度を内側の
金属板(5)の再結晶温度より低くかつ外側の金属板(
6)の再結晶温度よりも高く設定することにより外側の
金属板(6)側のみを膨出させて容器(1)の内面を平
滑面にすることができるからである。内壁(2)を構成
する2枚の金属板[51+61としては、たとえばアル
ミニウム板が用いられる。外壁(3)は、内外両面のう
ち内面にろう材がクラッドされたブレージング・シート
からなるものを用いることが好ましい。
そして、内外両壁+21 +31間において、膨管部(
4)により区画された空隙部(7)が形成されている。
(7) 空隙部(5)は、容器(1)の周壁部においては上下方
向に伸びており、底壁部においては中央部から略放射状
となって、底壁部の両壁+21 +31間と鳴壁部の両
壁+21 +31間とを連通せしめている。この空隙部
(7)には、水、フレオン等からなる1ヒート・パイプ
用作動流体(8)が封入されてヒート・パイプとなされ
ている。この作動流体(8)は両壁+21 +31間の
底壁部に滞留している。
この容器(1)が底部から加熱されると、両壁(2)(
3)間の底壁部に滞留していたヒート・パイプ用作動流
体(8)が加熱気化せしめられ、周壁部上端に至り、こ
こでガス状作動流体は容器(1)内側に放熱して液化し
た後下方に流れる。こうして熱は容器(1)内の上方部
分にまで運ばれ、容器(1)内の内容物は均等に加熱さ
れる。
つぎに、この発明による加熱容器の製造方法について第
4図を参照して説明する。
まず、圧着防止剤を所要の形態に介在させて2枚の金属
板を圧着し、この圧着したものに絞り加工を施して、膨
管部を形成する前のロール・ボンド用素材からなる内壁
構成体αlス用意する。また、−面にろう材がクラッド
されたブレージング・シートに、ろう材面が内側にくる
ように絞り加工を施して、外壁構成体+Illを形成し
、両横成体GO+01)を重ね合わせる(第4図(イ)
参照)。
ついで、内壁構成体止の非圧着部に流体圧を導入して膨
管部(4)を形成し、この膨管部(4)を外壁構成体0
11に密着させる(第4図(ロ)参照)。そして、内外
両壁構成体0101)の上端どうしをスピニング加工等
により接合した後、両横成体CIQ Ollをろう付し
て、両構成体朋an間に底壁部と周壁部上端を連通せし
める空隙部(7)を形成する(第4図(ハ)参照)。そ
して最後に、空隙部(7)内にヒート・パイプ用作動流
体(8)を封入してヒート・パイプを形成する。このよ
うにして、2重壁構造の加熱容器(1)がつくられる。
上記実施例においては、内壁(2)が、膨管部(4)を
有するロール・ボンド材で形成されているが、もちろん
外壁(3)を膨管部(4)を有するロール・ボンド材で
形成しても良い。
この発明の1つa加熱容器(1)によれば、上述のよう
に内容物を均等に加熱することができる。
また、内外2重壁構造であり、内外両壁のうちいずれか
一方の壁が、両壁間に膨出しかつ他方の早番こ密着して
ろう付せられた膨管部を有するロール・ボンド材で形成
され、内外両壁により形成された空隙部にヒート・パイ
プ用作動流体が封入されているので、強度ないし耐圧力
が大きくなる。したがって、作動流体が加熱気化せしめ
られて空隙部内の蒸気圧が高まっても、容器が変形した
り、作動流体が洩れたりすることはなく安全性が確保さ
れる。
一方[E着量止剤を所要の形態に介在させて2枚の分民
扱を圧着してなるロール・ボンド用素材より形成せられ
た第1の壁構成体と、金属板からなる第2の壁構成体と
を重ね、ついて上記第1の壁構成体の非圧着部に流体圧
を導入して膨管部を形成し、この膨管部を上記第2の壁
構成体に密着せしめた後、両壁構成体をろう付するもの
であるから、両者を完全に接合させることができる。ま
た、両壁構成体を、上記非圧着部に流体圧を導入するこ
とにより形成された膨管部を介して密着させてろう付す
るものであるから、両壁構成体を絞り加工等で形成する
さいに若干の寸法誤差が存在してもかまわず、しかもろ
う付のために両壁構成体を密着させる特別の作業を必要
としない。したがって、容器の製造作業が容易になる。
さらに、この発明の製造方法によれば、空隙部の形態を
任意に決めることができるので、この空隙部にヒート・
バイプ用作動流体を封入してヒート・パイプ部とするの
に、ヒート・パイプとして最も効率の良い形態とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は加熱容器の垂
直断面図、第2図は同水平断面図、第3図は第2図の部
分拡大図、第4図は加熱容器の製造方法を示す工程図で
ある。 (1)・・・加熱容器、(2)・・・内壁、(3)・・
・外壁、(4)・・・膨管部、(7)・・・空隙部、(
8)・・・ヒート・パイプ用作動流体、0α・・・内壁
構成体、+Ill・■外壁構成体。 以  上 第1図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  内外2重壁構造であり、内外両壁のうちい−
    ル・ボンド材で形成され、内外両壁により底壁部と筒壁
    部上端とを連通せしめる空隙部が形成され、この空隙部
    がヒートΦパイプ用作動流体の封入によりヒート・パイ
    プとなされている加熱容器。
  2. (2)  圧着防止剤を所要の形態に介在させて2枚の
    金属板を圧着してなるロール・ボンド用素材より形成せ
    られた第1の壁構成体と、金属板からなる第2の壁構成
    体とを重ねる工程と、上記第1の壁構成体の非圧着部に
    流体圧を導入して膨管部を形成し、この膨管部を上記第
    2の壁構成体に密着せしめる工程と、上記両壁構成体の
    上端どうしを接合する工程と、両壁構成体をろう付して
    両壁構成体間に底壁部と周壁部とを連通せしめる密閉状
    空隙部を形成する工程と、密閉状空隙部、内にヒート・
    パイプ用作動流体を封入してヒート・パイプを形成する
    工程とよりなる加熱容器の製造方法。
JP21243981A 1981-12-29 1981-12-29 加熱容器およびその製造方法 Pending JPS58116329A (ja)

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JP (1) JPS58116329A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0672522U (ja) * 1991-06-05 1994-10-11 広島アルミニウム工業株式会社 加熱調理用鍋
US6545392B2 (en) 2000-03-15 2003-04-08 Seiko Epson Corporation Package structure for a piezoelectric resonator
JP2010187054A (ja) * 2009-02-10 2010-08-26 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 圧電デバイス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0672522U (ja) * 1991-06-05 1994-10-11 広島アルミニウム工業株式会社 加熱調理用鍋
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