JPS58116213A - 減衰力調整式シヨツクアブソ−バ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は減衰力を調整自在とした車両のショックアブソ
ーバに関する。

車両の運転栄件によってショックアブソーバの要求減衰
力が変化し、これに対応するために減衰力調整型のショ
ックアブソーバが提案されている。

第１図に示すように、シリンダ１に摺動自由にピストン
２が収装され、内部に上下の油室６，７を画成する。ピ
ストン２には伸側、圧倒減衰パルプ３．４が並設される
。

そして、これら伸側、圧側減衰パルプ３．４をバイパス
して上下油室６，７ｔ一連通する通路８が設けられ、通
路８はピストンロッド５と同軸的に形成され、側孔９を
介して上部の油室６と連通するが、この連通状態を開閉
するロータリパルプ１０が設けられる。

ロータリパルプ１０はピストンロッド５を軸方向に貫通
して外部へ突出するコントロールロッド１１に連結され
、このロッド１１の回転によりパルプ孔１２の上記側孔
９に対する開度を変化させる可変オリフィスを構成して
いる。

したがって、例えば圧側作動時には下部油室７の油抹圧
側減衰パルプ４を通って上部の油室６へ流れるものと、
通路８かしロータリパルプ１０、側孔９を通って同じく
油室６へ流入するものとに分かれ、圧側パルプ４が開く
まではオリアイスにより、開いた後は主としてパルプに
よシ減衰力を発生させている。

このことは、伸側作動時についても同様であって、ロー
タリパルプ１０によるオリフィスと伸側パルプ３とによ
）減衰力が発生する。

これに対して、ロータリパルプ１０を手動又はロータリ
ソレノイド等により回転させて閉弁すると、伸圧減衰力
はそれぞれ伸側、圧側パルプ３゜４によってのみ制御さ
れ、−第２図にも示すように相対的に減衰力が強まる（
大きくなる）のでおる。

なお、ロータリパルプ１０の回転を全開、全閉の二位置
に加えてその中間で比例制御する仁とも勿論できる。

このようにして、車両の走行状態に応じて任意に減衰力
を調整できるのでおるが、これによれば可変オリフィス
を構成するロータリバルブ１０が伸側・圧側について共
通のため減衰力の設定変化幅を伸側と圧側で変化させる
ことができない。

車両によっては伸、圧の要求減衰特性は微妙に変化し、
乗心地、操安性の改善のためにもこれらに対応させられ
ることが要求されるわけである。

本発明は、伸側、圧側で自由に減衰力の調整幅を変化さ
せることができ、したがって車両の操安性や乗心地の一
層の向上がはかれるショックアブソーバを提供すること
を目的とする。

本発明は、ピストンをバイパスする通路に圧側作動時に
のみ開くノンリタンパルプを設け、ノンリタンパルプの
手前から王室に連絡する側路を形成し、ノンリタンパル
プと側路の間の通路面積と側路の通路面積を増減する回
転パルプを設け、これにより伸側、圧側で独立的に減衰
力調整を行えるようにしている。

以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説明する。

第３図ご第４図（示すように、ピストン２の下部には、
ピストンロッド５に円筒形のハウジング１５が同軸的に
取付けられる。

ハウジング１５の内部には、この内周と摺接する翻転パ
ルプ１６が設けられ、この下部に圧側作動時にのみ開く
ノンリタンパルプ１７が配設される。　　　。

回転パルプ１６はコントロールロッド１１の先端面取角
部１１Ａと係合し、ハウジング１５の内周に沿って回転
するとともに１円筒状スリーブ１８０周面に複数の口径
の異るオリスイスａｉ　ｓ　　ａｌ及ヒｂ１（りだしａ
ｌとａ、は伸圧共通オリフィスで同径）を有する。

このオリフィスａ１〜ｂ、と同一高さにハウジング１５
の周面には側路１９が貫通形成され、回転パルプ１６の
内部と下部油室７とを選択的に連通ずる。

壇た、ハウジング１５の側路１９と反対側の内周面には
、縦溝２ｏが形成しである。

ノンリタンパルプ１７は、パルプハウジング、１５の下
部開口に取付けられたパルプシー）２１に円盤状のパル
プグレート２２がノンリタンスゲリンダ２３により押し
付けられて２シ、このスフリン／２３０他端を受けるパ
ルプキャップ２５が、パにグンート２１とと４にハウジ
ング１５に＃躇めされる。

そして、前記縦溝２０がこのノ／リタンバｋｆ１７（Ｄ
パｈｆｆｖ−）　２２の内側と連通状態に形成されてい
る。

２７はスリーブ１８の底部に設けた小孔で、スリーブ１
８の上下部の圧力を同圧にして、スリーブ１８の上下振
動を防止するものである。

次に作用を説明すると、ピストンロッド５が侵入する圧
側作動時には、縮小する下部油室７がら拡大する上部油
室６へ作動油が流れるのであるが、この経路としては圧
側減衰パルプ４を押し拡いて流れるものと、ハウジング
１５の側路１９がら回転パルプ１６のオリフィスａｓｋ
経て通路８へ流れるものと、さらに下部油室７の圧力で
ノンリタンパルプ１７を押拡いて縦溝２ｏがら回転パル
プ１６のオリフィスｂ、を経て通路８へ流れるものとに
分けられ、それぞれで流路抵抗が附与されて減衰力が発
生する。

そしてこの圧側減衰力の調整は、回転パルプ１６をコン
トロールロッド１１により回転させることにより行う、
すなわち、回転パルプ１６を回わして側路１９と縦溝２
０に対するオリアイスＪＬｊ　ｍ　＆ｔとｂｔｔ選択す
ると、オリフィス抵抗が変化し、オリフィス径が小さく
なるほど減衰力は高まる。

第５図に圧側減衰力が変化する様子を示す０回転パルプ
１６のオリフィスを全閉したときに最大の減衰力（■′
）が発生し、第４図の状態すなわち側路１９にオリアイ
スａ３．縦溝２０にオリフィスｂ１を対応させたときに
発生減衰力（［）は最小となる。

鷹り、側路１９にオリフィスａｌを対応させ縦溝２０會
全閉したときに中間の減衰力（ＩＩ’）？発生する。

次に、伸側作動時にはピストン２の上昇に伴い縮小する
上部油室６から拡大する下部油室７へと油が流れるが、
油室７が低圧化するため、ノンリタンパルプ１７はパル
プグレート２２がバルブシート２１に圧着して全閉する
。

このため、作動油は伸側減衰パルプ３を通るものと１通
路８から回転バルブ１６のオリフィス（ａ、）及び側路
１９を経由して下部油室７へ流れるもののみとなる。

したがって、伸側減衰パルプ３と圧側減衰ノ々ルプ４と
の設定にもよるが、伸側の方が流路が少なくなる関係で
減衰力は相対的に高まる。

そして、この減衰力の調整は１回転パルプ１６をコント
ロールロッド１１を介して回転させ、ｎ路１９に対して
のオリアイスを全開または全閉に選択することにより行
われる。

第５四の伸側減衰力の最大値は、回転バルブ１６のオリ
フィスを全閉したとき、厳小値はオリフィスＩＬＩまた
はａｔｆ：選択したときにそれぞれ得られる。

以上のように本発明によれば、伸側と圧側とで減衰力を
、車両の要求特性に応じて互に独立的に調整することが
でき、ｌたとくに圧側減衰力は伸側よりも多くの通路（
オリフィス）により選択できるのでその調整幅を大きく
でき、車種や運転条件が変化しても操安性、乗心地が常
に最良の状態となるように設定できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来装置の要部断面図、第２図はその発生減衰
力特性を示す説明図である。第３図は本発明の第１実施
例の要部断面図、第４図は第３図のＡ−Ａ＃！断面図、
第５図は本発明の発生減衰力特性を示す説明図である。 １・・・シリンダ、２・・・ピストン、３・・・伸側減
衰ノ寸ルプ、４・・・圧側減衰パルプ、５・・・ピスト
ンロッド、６．７・・・油室、８・・・通路、１１・・
・コントロールロッド、１５・・・パルプノーウジング
、１６・・・回転ノ４ルツ、１７・・・ノンリタンパル
プ、１８・・・スリーブ、１９オ・・側路、２０・・・
縦溝、２１・・・バルブシート、２２・・・パルプグレ
ー）、２３・・・スソリンｌ”、ａｌ　ｌ　　＆宜＋ｂ
１・・・オリフィス。 特許出願人　　萱場工業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シリンダに対して摺動自由にピストンを収装して上下油
   室を区画形成し、このピストンに伸側。 圧側減衰パルプを並設したショックアブソーバにおいて
   、前記ピストンに上下油室を短経する通路を設け、この
   通路に圧側作動時のみ開くノンリタンパルプと、このノ
   ンリタンパルｆｔ−迂回する側路を設け、この側路の面
   積を増減するとともに側路とノンリタンパルプとの間の
   通路の面積を増減する回転パルプを設け、この回転パル
   プをピストンロッドを軸方向に貫通して回転自由なコン
   トロールロッドに係合したことを特徴とする減衰力調整
   式ショックアブソーバ。