JPS5811534A - ポリオレフイン系樹脂組成物 - Google Patents
ポリオレフイン系樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS5811534A JPS5811534A JP10899581A JP10899581A JPS5811534A JP S5811534 A JPS5811534 A JP S5811534A JP 10899581 A JP10899581 A JP 10899581A JP 10899581 A JP10899581 A JP 10899581A JP S5811534 A JPS5811534 A JP S5811534A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyolefin resin
- organic
- resin composition
- composition
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリオレフィン系樹脂組成物の改良Ｋｌｌ〜
、特に水トリーの発生を防止できるポリオレフィン系樹
脂組成物に関するものである。
、特に水トリーの発生を防止できるポリオレフィン系樹
脂組成物に関するものである。
従来、一般にポリオレフィンはその電気特性が優れてい
るため、電気絶縁材料として電カケープルの絶縁体等に
使用されている。その代表例としては、架構ポリエチレ
ンあるいはポリエチレン絶縁ケーブル等が知られている
。
るため、電気絶縁材料として電カケープルの絶縁体等に
使用されている。その代表例としては、架構ポリエチレ
ンあるいはポリエチレン絶縁ケーブル等が知られている
。
しかしながら、例えば、架構ポリエチレンケーブルをｆ
ＩＷＩｔ雰囲気で交流課電し長期間使用すると。
ＩＷＩｔ雰囲気で交流課電し長期間使用すると。
架構ポリエチレン絶縁体内に水トリーと呼ばれる劣化現
象が生ずることが判った。これらの水トリーは絶縁体中
の不整に基因し発生するものであり。
象が生ずることが判った。これらの水トリーは絶縁体中
の不整に基因し発生するものであり。
例えば、内部半導電層の突起、絶縁体中のボイドなどの
電界集中部より発生するものである。しかして、このよ
うにポリオレフィン絶縁体層に水トリーが発生すると、
これが成長を続け、最終的には該絶縁体を貫き、絶縁体
の絶縁破壊現象を引き起こすものであり、この水トリー
の発生はケーブルの性能を著しく阻害するものであった
。
電界集中部より発生するものである。しかして、このよ
うにポリオレフィン絶縁体層に水トリーが発生すると、
これが成長を続け、最終的には該絶縁体を貫き、絶縁体
の絶縁破壊現象を引き起こすものであり、この水トリー
の発生はケーブルの性能を著しく阻害するものであった
。
従って、この水トリーの発生を阻止しうるポリオレツィ
ン絶縁ケーブルの出現が５ｌｉｔされていた一本発明は
、かかる要望に応じ鋭意研究を行なった結果、水トリー
の発生のないポリオレフィン系樹脂組成物を見出したも
のである。
ン絶縁ケーブルの出現が５ｌｉｔされていた一本発明は
、かかる要望に応じ鋭意研究を行なった結果、水トリー
の発生のないポリオレフィン系樹脂組成物を見出したも
のである。
すなわち、本発明の組成物は、ポリオレツイｙ系樹脂に
対して、分子中に少なくともｌ＃のイソシアネート基を
有する有機イノシアネート化合物と、アセトフェノンと
を併用配合して成ることを特徴とする。
対して、分子中に少なくともｌ＃のイソシアネート基を
有する有機イノシアネート化合物と、アセトフェノンと
を併用配合して成ることを特徴とする。
本発明の組成物において水トリーの発生を高度に防止す
る機構は未だ十分には解明できていないカ、有機インシ
アネート化合物ア竜トフエノンあるいはクミルアルコー
ルをそれぞれ各単ａＫボリオレフィ／に混合した場合よ
りも、両者を同時に併用配合した場合の方が、はるかに
水トリーの発生を防止できることから、これらの両化合
物の相互作用又は相乗作用により融着な効果が発生する
ものと推定される。
る機構は未だ十分には解明できていないカ、有機インシ
アネート化合物ア竜トフエノンあるいはクミルアルコー
ルをそれぞれ各単ａＫボリオレフィ／に混合した場合よ
りも、両者を同時に併用配合した場合の方が、はるかに
水トリーの発生を防止できることから、これらの両化合
物の相互作用又は相乗作用により融着な効果が発生する
ものと推定される。
ここで有機インシアネート化合物を例示すれば。
フェニルイックアネート、エチルイソシアネー）、２．
４−トリレンジイソシアネート、２ｊ−）リレンジイソ
シアネート。５．５−ビドリレンー４．４−ジインシア
ネート、４．４’−ジフェニルメタンジイソシアネート
％４．２′−ジフェニルメタンジイソシアネート％３．
３′−ジメチルジフェニルメタン−４，４′−ジイソシ
アネート、エタンジイソシアネー、ト、プロパンジイン
シアネート、ブタンジインシアネート、チオジエチルジ
インシアネート、チオジエチルジインシアネート、乙、
ｃ／−ジイソシアネート−１，５−ジメチルペンゾール
、ω、シージイソシアネートー１．４−ジメチルペンゾ
ール、 ａｍ、ｄ−ジインシアネート−１，２−ジメチ
ルシフ。ヘキサン、ｏｎ、ａ／−ジイソシアネート−１
，４−ジメチルナフタリン、１．５−ジフエニレンジイ
ノシアネート。
４−トリレンジイソシアネート、２ｊ−）リレンジイソ
シアネート。５．５−ビドリレンー４．４−ジインシア
ネート、４．４’−ジフェニルメタンジイソシアネート
％４．２′−ジフェニルメタンジイソシアネート％３．
３′−ジメチルジフェニルメタン−４，４′−ジイソシ
アネート、エタンジイソシアネー、ト、プロパンジイン
シアネート、ブタンジインシアネート、チオジエチルジ
インシアネート、チオジエチルジインシアネート、乙、
ｃ／−ジイソシアネート−１，５−ジメチルペンゾール
、ω、シージイソシアネートー１．４−ジメチルペンゾ
ール、 ａｍ、ｄ−ジインシアネート−１，２−ジメチ
ルシフ。ヘキサン、ｏｎ、ａ／−ジイソシアネート−１
，４−ジメチルナフタリン、１．５−ジフエニレンジイ
ノシアネート。
ナフタリンジイノシアネート、１．５．５−トリメチル
ベンゾ−ルー２．４．４− ） ９イノシアネート、ト
リフェニルメタン−４，４’、４’−）ジイソシアネー
ト及びこれらをフェノールなどで安定化した−の更には
商品名デスモジエールＡＰステープル、デスモジエール
ＣＴステープルなどの二量体、三量体など挙けられる。
ベンゾ−ルー２．４．４− ） ９イノシアネート、ト
リフェニルメタン−４，４’、４’−）ジイソシアネー
ト及びこれらをフェノールなどで安定化した−の更には
商品名デスモジエールＡＰステープル、デスモジエール
ＣＴステープルなどの二量体、三量体など挙けられる。
または、アニリνとホルムアルデＥドとの反応生成物を
ホスゲン化して得られる下記一般式にて表わせる如ぎポ
リマーダート類鹸−ト類も使用可能である。
ホスゲン化して得られる下記一般式にて表わせる如ぎポ
リマーダート類鹸−ト類も使用可能である。
（但し式中ｎ ＝ Ｑ〜１０の整数である。）尚、配合
量、入手容易性、価格などの点から一般式Ｒ−（ＮＣＯ
）（弐゛中Ｒは芳香族、脂肪族残基。
量、入手容易性、価格などの点から一般式Ｒ−（ＮＣＯ
）（弐゛中Ｒは芳香族、脂肪族残基。
ｎは２〜４）で表わせる有機ポリイソシアネート化合物
が実用上好ましい物質である。
が実用上好ましい物質である。
そこで、これらの有−イソシアネート化合物の配合量は
、実用上ポリオレフィン系樹脂１００重量１１に５１ｖ
して、０．Ｏｓ ３Ｈ１ｍ未ｔｌ１４ｆ＞場合ハ、 −
ｒ＊ ）ツエノンとの併用による水トリーの発生を防止
する効果が薄く、又１０重量部な越えた場合には。
、実用上ポリオレフィン系樹脂１００重量１１に５１ｖ
して、０．Ｏｓ ３Ｈ１ｍ未ｔｌ１４ｆ＞場合ハ、 −
ｒ＊ ）ツエノンとの併用による水トリーの発生を防止
する効果が薄く、又１０重量部な越えた場合には。
その効果が飽和し、経済的に不（利なため、０．０ｊ〜
１０重量部の範囲で配合することが好ましい。
１０重量部の範囲で配合することが好ましい。
次に、アセトフェノ／の配合量は、実用上ポリオレフィ
ン系樹ｍ ｔｏｏ重量部に対して、０．０２重量部未満
の場合は、有機インシアネート化合物との併用による水
トリーの発生を防止する効果が薄く、又アセトフェノ／
の配合量が１０重量部を越えた場合には、得られる配合
組成物のスクリュー混練時ＫＭいてすべりが生じ、押出
加工性が著しく低下するという問題点があるため、かか
る観点からσ、Ｏｊ〜１０重量部の範囲で配合すること
が好ましい。
ン系樹ｍ ｔｏｏ重量部に対して、０．０２重量部未満
の場合は、有機インシアネート化合物との併用による水
トリーの発生を防止する効果が薄く、又アセトフェノ／
の配合量が１０重量部を越えた場合には、得られる配合
組成物のスクリュー混練時ＫＭいてすべりが生じ、押出
加工性が著しく低下するという問題点があるため、かか
る観点からσ、Ｏｊ〜１０重量部の範囲で配合すること
が好ましい。
なお、絶縁層に使用される本発明のポリオレアイン系＊
ｍとは、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、又はエチレン−プロピレン共重
合体等をいう。
ｍとは、高密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、低
密度ポリエチレン、ポリプロピレン、塩素化ポリエチレ
ン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチル
アクリレート共重合体、又はエチレン−プロピレン共重
合体等をいう。
又、ポリオレアイン系樹脂の耐熱性を向上させる目的か
ら果横剤として、有機過酸化物を配合することも可能で
あり、その添加量は１リオレフイｙ系樹脂１００重量部
に対して０．２〜！重量Ｓが好ましい、有機過酸化物と
しては、ジクζルバーオ＋？４ Ｆ、ジ−ｔ−ブチルパ
ーオキナイド、１．ｌ−ビス−（ｔ−プチルパーオキシ
イソプａビル）ぺｙゼン等がある。
ら果横剤として、有機過酸化物を配合することも可能で
あり、その添加量は１リオレフイｙ系樹脂１００重量部
に対して０．２〜！重量Ｓが好ましい、有機過酸化物と
しては、ジクζルバーオ＋？４ Ｆ、ジ−ｔ−ブチルパ
ーオキナイド、１．ｌ−ビス−（ｔ−プチルパーオキシ
イソプａビル）ぺｙゼン等がある。
さらに父、絶縁＠に使用する本発明のポリオレアイン系
樹脂組成物には、上記のはかに、／檀又は一種以上の高
温抗酸化剤を配合してもよく、好ましい抗酸化剤は１例
えば、１，５．５−’）リメチル−２，４，６−ドリス
ー（５，５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシベンジル
）ベンゼンがある。
樹脂組成物には、上記のはかに、／檀又は一種以上の高
温抗酸化剤を配合してもよく、好ましい抗酸化剤は１例
えば、１，５．５−’）リメチル−２，４，６−ドリス
ー（５，５−ジ−ｔ−ブチル−４−ヒドロキシベンジル
）ベンゼンがある。
以下本発明をさらに実施例につき具体的に説明する。
実施例１〜Ｓ、及び比較例１〜２
第１１！！に示す如き組成により均一に混合配合せしめ
て得たポリオレフィン系樹脚岨成物をそれぞれ導体の外
＠に押出被覆し、４ ＫＶ ＪＪ−の電カケープルを製
造した。かくして得たケーブルを１０Ｃのｍｆの温水中
に浸漬し！ＯＨｚ ／ｊ ＫＶ テ／７４ｒ月間課電し
た後、絶縁体中の水トリーの発生数を測定した。
て得たポリオレフィン系樹脚岨成物をそれぞれ導体の外
＠に押出被覆し、４ ＫＶ ＪＪ−の電カケープルを製
造した。かくして得たケーブルを１０Ｃのｍｆの温水中
に浸漬し！ＯＨｚ ／ｊ ＫＶ テ／７４ｒ月間課電し
た後、絶縁体中の水トリーの発生数を測定した。
実施例４〜５．及び比較例Ｓ〜６
第２表に示す如き組成により均一に％合せしめて得たポ
リオレアイン系樹脂組成物をそれぞれ導体の外側に押出
被覆し、ＣＣＶすなわちカテナリー腫連続加＊＠ｆｌＫ
て架橋して４ＫＶＪコーの架橋ポリエチレンケーブルな
１１造した。
リオレアイン系樹脂組成物をそれぞれ導体の外側に押出
被覆し、ＣＣＶすなわちカテナリー腫連続加＊＠ｆｌＫ
て架橋して４ＫＶＪコーの架橋ポリエチレンケーブルな
１１造した。
浸水課電条件は実施ｆ１１１〜５と同一方法で実施した
。
。
第１表及び第２表からも明らかな如く１本発明のポリオ
レフィン系樹脂組成物を用いて塵遺したポリオレフィン
絶縁ケーブルは長期間浸水課電しても絶縁体中に水トリ
ーの発生は、従来のものに比較して桁違いに極めて少な
く、絶縁組成物として極めて有用なものである。
レフィン系樹脂組成物を用いて塵遺したポリオレフィン
絶縁ケーブルは長期間浸水課電しても絶縁体中に水トリ
ーの発生は、従来のものに比較して桁違いに極めて少な
く、絶縁組成物として極めて有用なものである。
特許出願人 古河電気工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ｔ ポリオレフィン系樹脂１００重量部忙対して。 有機イソ７アネート化合物を０．０！〜１０重量部と、
アセトフェノンを０．０２〜１０重ｔｇと併用配合して
成ることを特徴とするポリオレアイン系樹脂組成物。 ２ ポリオレフィン系樹脂ｉｏ０重量部に対して。 有機過酸化物な０．！〜！重敬部併用配合して成ること
を特徴とする特許請求の範＃ｌｌＩ第１項記載のポリオ
レフィン系樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10899581A JPS5811534A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10899581A JPS5811534A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5811534A true JPS5811534A (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=14498907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10899581A Pending JPS5811534A (ja) | 1981-07-13 | 1981-07-13 | ポリオレフイン系樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5811534A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63289715A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 | Fujikura Ltd | 電線・ケ−ブル絶縁体用組成物 |
| US6905762B1 (en) * | 2001-02-13 | 2005-06-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Non-aqueous electrolyte solutions comprising additives and non-aqueous electrolyte cells comprising the same |
-
1981
- 1981-07-13 JP JP10899581A patent/JPS5811534A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63289715A (ja) * | 1987-05-20 | 1988-11-28 | Fujikura Ltd | 電線・ケ−ブル絶縁体用組成物 |
| US6905762B1 (en) * | 2001-02-13 | 2005-06-14 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army | Non-aqueous electrolyte solutions comprising additives and non-aqueous electrolyte cells comprising the same |
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