JPS58115343A - ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置 - Google Patents

ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置

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JPS58115343A
JPS58115343A JP21505681A JP21505681A JPS58115343A JP S58115343 A JPS58115343 A JP S58115343A JP 21505681 A JP21505681 A JP 21505681A JP 21505681 A JP21505681 A JP 21505681A JP S58115343 A JPS58115343 A JP S58115343A
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JP
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signal
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pressure
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Application number
JP21505681A
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English (en)
Inventor
Tadao Fujita
藤田 忠男
Shin Taniguchi
谷口 紳
Ichiro Hiraiwa
一郎 平岩
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Publication of JPS58115343A publication Critical patent/JPS58115343A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N7/00Analysing materials by measuring the pressure or volume of a gas or vapour

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はボイラ系における缶水の濃縮化1ζ伴う水管
中のスケール付着状態を連続的番こ自動計測するための
スケール付着状態計測装置1こ係わり、特に、加熱制御
のための断続制御番とおける1回の加熱期間が、木管中
のスケール付着の進行に伴って増大するという現象に基
づしλて、水管中のスケール付着状態を計測するよう番
こしたスケール付着状態計測装置に関するものである。
一般番こ、ボイラ系を長時間運転すると、缶水が濃縮化
されるので、′缶水中に含まれるカルシュウム、マグネ
シュウム、シリカ等の不純物濃度が増大し、これが水管
内面に析出付着してスケールに成長するものである。そ
して、スケールが熱の不良導体であるために、スケール
の付着はボイラ系の熱交換の効率を低下させるばかりか
、水管を高温度に至らしめ、ついには、焼損をも招くこ
とが知られている。
而して、かかる不都合に対処するためには、水管中のス
ケール付着状態を定期的な目視観測により確認し、スケ
ール付着がある程度進行したときには、木管に通薬して
スケールを溶解除去することが行われている。
しかしながら、スケール付着状態を目視観測するために
は、ボイラ系の運転を停止させ、一旦、缶水をブローし
てから水管内部を観測しなければならず、手間のかかる
作業を伴うものであった。
而して、かかる作業は往々にして悔怠され、結果的に、
スケールの異常な成長を見過し、ついには、水管を焼損
に至らしめ、復旧に事大の時間と労力を費すことがしば
しばであった。
また、ボイラ系の運転停止を伴う作業である以上、スケ
ール付着状態の目視観測作業は、その頻度において著し
い制約を受けるので、連続計測にはほど遠いものであり
、スケール付着の進行を正確に把握することは困難であ
った。
したがって、従前のボイラ系では、水管中のスケール付
着状態・を高精度に、かつ、連続的に自動計測すること
ができず、而して、スケールを除去すべき時期を正確に
把握することができず、スケールの異常な成長を許し、
水管の焼損を招く危険性が極めて大であるという欠点が
あった。
こや発明の目的は、−上記従来技術に基づく水管中のス
ケール付着状態の計測の問題点に鑑み、缶水の濃縮化に
伴って増大する加熱期間に基づいて、蒸気負荷に係わり
な(、缶水の濃縮状態を表わす評価値を算出し、かかる
評価値が特定値以上である期間の累積値に基づいてスケ
ール付着状態を判別することにより、上記欠点を除去し
、高精度に、しかも、連続的に水管中のスケール付着状
態を自動計測することができるボイラ系におけるスケー
ル付着状態計測装置を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの発明の構成は、ボイラ中の蒸気圧が
上限蒸気圧から下限蒸気圧に到達するまでの基準圧力降
下期間と、該蒸気圧が上限蒸気圧から下限蒸気圧に至り
、更に、これを通遇して反転上昇を開始するまでの全圧
力降下期間、即ち、加熱停止期間と、該蒸気圧が反転上
昇を開始してから上限蒸気圧に到達するまでの全圧力上
昇期間、即ち、加熱期間の各々を、基準圧力降下期間計
測部と、全圧力降下期間計測部と、全圧力上昇期間計測
部の各々でもって計測し、これらの期間に基づいて、該
蒸気圧が下限蒸気圧から上限蒸気圧に到達するまでの基
準圧力上昇期間を基準圧力上昇期間演算部でもって算出
し、基準圧力降下期間と基準圧力上昇期間とに基づいて
、評価値演算部でもって蒸気負荷に係わりなく、缶水濃
縮状態を表わす特定の評4A値を算出し、該評価値が特
定の参焦評IIK以上であることを濃縮状態判定部でも
って判別して濃縮状態信号を出力し、該信号か出力され
ている期間についての全圧力上昇期間を圧力上昇期間累
算部でもって累算しぞ、累積圧力上昇期間を算出するよ
うにしたことを特徴とするものである。
第1図以下に基づいてこの発明の実施例の構成及び動作
を説明すれば以下の通りである。
第1図はこの発明の実施例における蒸気圧検出部と加熱
制御部の構成を示すブロック図である。同図において、
ボイラAはm*aで囲まれ、その内周に沿って多数の水
管すが立設され、皺水管すの上部は環状に連結されて上
部管寄せCを形成する。
ボイラAの上壁dには、モータeに連動するプロアfと
、燃料パルプgを介して図示しない燃料タンクに遅過ず
る燃料管りに接続された燃料噴出棒1と 、電極棒Jと
、CdS等から成る火炎センサにとが隣接配置され、こ
れらをプロアf 4C連逸する風道1でもって囲んで燃
焼室Inに開口するバーナBが形成される。
上部管寄せCからは、連通管nと蒸気管0が延びて、そ
れぞれ圧力センサ1aと図示しない蒸気負荷とに接続さ
れ名。
蒸気圧検出部1は圧力センサ1aと、これに後続する第
一、ミニのコンパレータ1b、1cト、参照電圧i1d
、leとから成る。
加熱制御部2は、そのセット端子が第一のコンパレータ
1bに接続され、そのリセット端子がインバータ2aを
介して第二のコンパレータ1Cに接続された第一の7リ
ツプ70ツブ2bと、該7リツプフロツプ2bの正相出
力端子番とドライバ2Cを介して接続された第一のりレ
ー2dと、第一のコンパレータ1bに接続された単安定
マルチバイブレータ2Cと、そのセット端子が該マルチ
バイブレータ2eの出力端子に接続され、そのリセット
端子がインバータ2aの出力端子に接続された第二の7
リツプ70ツブ2fと、該フリップ70ツブ2fの正相
出力端子にドライバ2gを介して接続された第二のリレ
ー2hと、その非反転入力端子が抵抗器21を通じて電
源2jに接続され、その反転入力端子がポテンシ1メー
タ?kを介して図示しない電源に接続されたコンパレー
タ21とから成り、抵抗器21とコンパレータ2Iの非
反転入力端子の接続点は信号線pを通じて火炎センサk
に接続される。
ら延びる給電線qs Ss”はそれぞれ第一のリレー2
dのメーク接点r1r1’、第二のリレー21tのメー
ク接点r2を通じて図示しない電源に接続される。
尚、2+n 、2n 、 2oはそれぞれ制御信号出力
端子である。
第2図は連通管n内の蒸気圧、即ち、圧力センナ11が
出力する蒸気圧信号の経時変化^)と、火炎センサにの
オンオフ状態(B)と、第一の7リツプフロツプ2bの
rlJ rOJ状態(e)と、第二の7リツプフロツプ
2fのrlJ rOJ状態(DJとを対比して示す波形
図である。
上記の構成において、連通管n内の蒸気圧、即ち、上部
管寄せC内の蒸気圧が上限蒸気圧に到達し、圧力センサ
1aが出力する蒸気圧信号Slが第2図(A) aに示
すように、上限蒸気圧に対応する上限設定ikHに到達
すると、第二のコン74レータ1Cに供給される蒸気圧
信号81が参照電圧源1eから供給される上限設定値H
に対応する参力は「1」に反転して上限蒸気圧信号S2
を供給し、かかる「O」から「1」への反転信号を受け
てインバータ2aは「1」からrJへの反転信号を第一
の7リツプフロツプ2bのリセット端子に供給し、第2
図(c) bに示すように、これをリセットする。
而して、該フリップフロップ2bの正相出力は「0」と
なり、インバータ2Cを介して第一のリレー2dは非励
磁状態に移行するので、接点rlrl’が開成し、給電
線Qs”を通じての電源供給が断たれ、プロアfは送風
を停止し、電極棒jは火花放−を停止する。このとき、
インバータ2aからの反転信号は第二のフリップフロッ
プ2fのリセット端子にも供給され、第2図(1)) 
cに示すように、これをり七ッ卜する。
而して、該フリップフロップ2fの正相出力は「0」と
なり、インバータ2gを介して第二のリレー2hも非励
磁状態に移行するので、接点r!が開成し、給電線tを
通じての電源供給が断たれ、燃料ポンプgが停止する。
かかる状態では、プロアfgこよる送風も、火花放電に
よる着火も行われず、燃料供給も断たれ、バーナBか消
火状態となるので火炎センサにとしてのCdS素子には
、火炎からの光線の照射がなく、第2図(Bl dに示
すように、該素子はオフ状態となる。
バーナBが消火状態となった後、時間が経過すると、蒸
気圧は熱的な過渡現象により僅かに上昇してからボイラ
の温度低下に伴って減少するので、蒸気圧信号Slは第
2図(Aleに示すように、一旦増大してから、同図(
5)fに示すように、直線的に減少する。
そして、第2図(A) gに示すように、蒸気圧信号8
.が下限設定値りまで減少すると、今度は。
第一のコンパレータ1bに供給される蒸気圧信号Slが
参照電圧源1dから供給される下限設定値りに対応する
参照電圧に到達するので、該コンパレータ1bの出力は
「0」゛に反転して下限蒸気圧信号Ssを供給し、第2
図(C1hに示すように、第一“のフリップフロップ2
bがセットされ、第一のリレー2dが励磁状態に移行し
、プロアfを始動させて、風道1内を空気パージする。
かかる動作において、第一の7リツプフロツプ2bが「
O叫こなっている期間tIは第2図(Al a、es 
f、’g’ζ示すよう6ζ、蒸気圧が上限蒸気圧を越え
て上昇した後に降下して下限蒸気圧に至るまでに要する
時間を表わすものであるが、同図囚eに示す圧力上昇分
は一般に備小であるので、該期間t:は蒸気圧が予め設
定されたボイラ系固有の上下限蒸気圧の間を降下するに
要す4基準圧力降下期間t2に実質的番ζ等しい。
プロアfが始動する際における第一のコンパレータ1b
からの反転信号、即ち、下限蒸気圧信号S3は単安定マ
ルチバイブレータ2eにも供給されて、これをトリガし
、準安定状態に移行さす、販マルチバイブレータ2・が
安定状態に復帰する時点で、第2図(D) iに示すよ
うに、第二の7リツプフロツプ2fがセットされる。
すると、第二のりレー2hが励磁状態となり、接点r2
が閉成して、燃料パルプgに給電線tを通じて電源が供
給されるので、該パルプgが開いて、燃料噴出棒iから
燃料が噴出し、ノく−ナBが燃焼状態に移行する。
上記動作において、プロアfが始動してから燃料パルプ
gが開くまでの期間t、は風道1内部に空気をパージし
て、バーナBを確案に着火させるために必要なプリパー
ジ期間である。
しかるところ、かかるプリパージ期間Ip中にも、第2
図囚jに示すように、蒸気圧信号S、は減少し、バーナ
Bが燃焼状態に移行するまでには、第2図囚kに示すよ
うに、最小値LLまで減少し、しかる後、バーナBが燃
焼を開始すると、ボイラの温度上昇に伴って、第2図(
A)1に示すように直線的に増大する。
このとき、バーナBの火炎からの光線照射を受けて、第
2図(B) +n 4ζ示すように、火炎センサにはオ
ン状態となる。
上記動作において、火炎センサkがオフ状態になってい
る期間はバーナBが消火状態である期間、即ち、加熱停
止期間に相当し、第2図囚a、e、f、g、にζこ示す
ように、蒸気圧が上成魚気圧から下限蒸気圧まで降下し
、更に、反転上昇するまでの全圧力降下期間t2”を表
わすものである。
バーナBの燃焼状態が継続すると、蒸気圧は上昇し続け
、蒸気圧信号81はやがて、第2図固自に示すように、
上限設定値Hに到達し、第2図す、c、dを参照した前
記説明と同様に作動し、第2図b′、。°、d′に示す
ように、第一、第二のフリップフロップ2b、 2fが
リセットされ、火炎センサkがオフ状態に復帰する。
そして、火炎センサkがオン状態になっている期間はバ
ーナBが燃焼状態である期間、即ち、加熱期間に相当し
、第2図(A) k、1、nに示すように、蒸気圧が反
転上昇を開始してから上限蒸気圧に達するまでの全圧力
上昇期間t;を表わすものである。
尚、第2回置に、l、nに案!ように、蒸気圧が下限蒸
気圧から上限蒸気圧に達するまでの期間は基準圧力上昇
期間11であるニ 一般に、基準圧力降下期間t2、基準圧力上昇期間1.
のように、蒸気圧が予めホイラ系固有に設定された上下
限蒸気圧間を変化する際には、該期間t2、tlの各々
の始点、終点におけるボイラ系の内部エネルギの差は一
定であり、蒸気負荷の影響を受けることはない。
しかるに、蒸気負荷が変動すると、第2図囚fに示す蒸
気圧の降下勾配が変化し、プリノシージ期間ip中の蒸
気圧変化分も増減するので、全圧力降下期間t2°、全
圧力上昇期間1.″の各々の始点、終点におけるボイラ
系の内部エネルギの差は、蒸気負荷に従つ、て増減する
ものである。
そして、基準圧力降下期間t2、全圧力降下期間t;、
全圧力上昇期間t°に基づいて基準圧力上昇期間t1を
算出し、しかる後、共に蒸気負荷の影響を受けることの
ない基準圧力降下期間型1と基準圧力上昇期間t2を用
いて缶水濃縮状態の評価値を算出し、更に4該評価値に
基づいてスケール付着状態を判別するための′!Ai例
の構成を示すブロック図が第3図である。
同図”において、基準圧力降下期間計測部3、全圧力降
下期間計測部4、全圧力上昇期間計測部5の各々はクロ
ックパルス発振器と、ゲートと、カウンタとを含むタイ
ムインターバル計数回路から成り、該計測部3.4.5
の入力端子は、それぞれ、加熱制御部2の制御信号出力
端子2n、2m、2oに接続される。
該計測部3.4、Sの各出力端子は基準圧力上昇期間演
算部6の入力端子に接続され、該計測部3.4.5及び
該演算部6と制御部Tの間には、制御信号線ra yb
 rcが結線され、更に、腋制御部Tと加熱制御部20
制御信号出力端子2nとの間には、制御信号線1dが結
線される。
基準圧力上昇期間演算部6と基準圧力降下期間計測部3
には、評価値演算部口が後続し、餠演算部6、該計測部
3の出力端子はそれぞれ評価値演算部8の入力端子に接
続され、該演算部6からは、評価値演算部・に対して制
御信号線6aが延びる。
評価値演算部8には、ディジタルアナログ変換部9が後
続し、該演算部8からは、該変換部−に対して制御信号
線8aが延びる。
ディジタルアナログ変換部9には、濃縮状態判定部10
が後続し、該判定部10は、その非反転入力端子がディ
ジタルアナログ変換部9の出力端子に接続され、その反
転入力端子がポテンシ■メータteaを介して電源に接
続されたコンパレータtabから成る。
そシテ、該コンパレータ10bの出力端子は制−信号線
10cを通じて圧力上昇期間累算部11のクリア端子に
接続される。
該累算部110入力端子は全圧力上昇期間計測部Sの出
力端子に接続され、更に、そのロード端子には制御部T
から延びる制御信号線yet11接続される。
該累算部11には、ディジタルアナログ変換部12が後
続し、制御信号線11―延びる。
諌変換部12には、スケール付着状態判定部13が後続
し、該判定部13はその非反転入力端子が該変換部12
の出力端子に接続され、その反転入力端子がポテンシ璽
メータ13aを介して電源に接続されたコンパレータI
Sbから成る。
そして、酸コンパレータ13bの出力端子は警報表示部
14の入力端子に接続される。
上記構成において、先ず、バーナBが消火状態に移行す
る際には、第一の7リツプフロツプ2bが「0」となる
ので、その補相出力′が「1」となり、第2図10)に
示す波形の反転波形を持つ制御信号C1が制御出力端子
2n、制御信号線Tdを介して制御部Tに供給され、こ
れを初期状態にリセットする。
このとき、同じ制御信号(、llが基準圧力降下期間計
測部3にも供給されるので、該計測部3は該制御信号C
Iが「1」である期間、即ち、基準圧力上昇期間川ζわ
たって、内蔵するゲートを−き、クロックパルスをカウ
ンタでもって計数し、該期間t2をディジタル符号で表
わして成る基準圧力降下期間信号S4を出力する。
更に、このとき、第2図(B)に示す火炎センサにのオ
ンオフ状態はコンパレータ2目の非反転入力・端子の電
位に変換され、これをポテンショメータ2kから反転入
力端チーご供給される参照電圧と比較することにより、
該コンパレータ21は火炎センサにのオンオフ状態に対
応してそれぞれ「O」「1」に反転する制御信号C2を
制御信号出力端子2mを介して全圧力降下期間計測部4
に供給するので、該計測部4は該制御信号C黛が「1」
である期間、即ち、全圧力降下期間t1にわたって前記
同様番ζ計数動作を実行し、該期間t1をディジタル符
号で表わして成る全圧力降下期間信号allを出力する
続いて、バーナBが燃焼状電番こ移行する際には、第二
の7リツプフロツプ2fが「1」となるので、その正相
出力も「1」どなり、第2図(Dlに示す波形を持つ制
御信号Cmが制御信号出力−子3”。
を介して全圧力上昇期間計測部S SC供給される。
これを受けて該計測部Sは、該制御信号C3が「1」で
ある期間、□即ち、全圧力上昇期間tl°にわたって前
記同様ζζ計数動作を゛実行し、該期間tl。
をディジタル符号で表わして成る全圧力上昇期間信号8
6を出力するとともに、該期間1.”の終了時点にて制
御信号線Tcを通じて計数完了信号C4を制御部Tに対
して供給する。
制御部1は計数完了信号C4を受けると、制御信号線1
a、1eを通じて入力指令信号C,を基準圧力上昇期間
演算部6、評価値演算部a及び圧力上昇期間累算部11
に対して供給する。
これを受けて該演算部・は、すでに計数動作を完了した
各期間計測部3.4.5Iζ記憶されている基準圧力降
下期間信号S4、全圧力降下期間信号S6、全圧力上昇
期間信号S−をロードして後述の演算処理を開始する。
更に、これを受けて評価値演算部Tは、基準圧力降下期
間計測部3から基準圧力降下期間信号S4をロードし、
圧力上昇期間累算部11は全圧力上昇期間計測部5から
全圧力上昇期間信号S6をロードする。かかるロードの
ための動作時間を待って制御部1は、制御信号線ybを
通じて各計測部3.4.5にリセットパルスC6を送す
、これらを初期状態に後場させて次周期の計測に備える
続いて、基準圧力降下期間演算部6はロードされた基準
圧力降下期間信号S4、全圧力降下期間信号ag、全圧
力上昇期間信号S6を変数として、2 但し、tl−基準圧力上昇期間 tl−全圧力上昇期間 t2−基準圧力降下期間 t−一全圧力降下期間  ゛ なる演算式番ζ従って演算処理を実行して、基準圧力上
昇期間t1を算出し、該演算処理が完了したときは、こ
れをディジタル符号で表わして成る基準圧力上昇期間信
号8?を出力するとともに、制御信号線6aを通じて演
算完了信号C,を評価値演算部8に送る。
上記演算式(1)は第2図体)か゛ら明らかなように、
蒸気圧の上昇降下が直線的であるために成立する ”2  ’  ”2”  =  tl :  h”なる
関係から導出されるものである。
評価値演算部口は演算完了信号C7を受けると、基準圧
力降下期間僅号8丁をロードし、該信号87とすでにロ
ードされている基準圧力降下期間信号S4とを変数とし
て、 なる演算式に従って演算処理を実行し、評価値Kを算出
し、演算処理が終了したときは、これをディジタル符号
で表わして成る濃縮状態評価値信号S8を出力するとと
もに、制御信号線8aを通じて演算完了信号CIをディ
ジタルアナログ変換部9に送る。
上記演算式(2)は以下の関係から導出されるものであ
る。
即ち、一般に、断続制御のボイラ系では、蒸気負荷(蒸
発量)Wと基準圧力上昇期間t1、基準圧力降下期間t
2との間には、 tl    t! ルギ ルギ IIM−蒸気のエンタルどの 平均値 ] Iw!e給水のエンタルピ で表わされることが知られており、上記(3)式の導出
過程は、例えば、特願昭S@−1451195号に開示
されている。
上記(3)式から基準圧力上昇期間t1、基準圧力降下
期間t2を求めると、 なる関係が得られる。
しかるところ、Cvは該期間”ls ”2の各始点、終
点におけるボイラ系の内部エネルギの変化分(U#1U
t、) Iζ応じて変化する量であるけれども、予めボ
イラ系固有に設定された上下限蒸気圧の間を変化する番
ζ要する基準圧力上昇期間t1、基準圧力降下期間tl
こと関しては、その始点、終点における内部エネルギの
変化分が一定値となるので、Cvをもボイラ系固有の定
数として取り扱うことができるものである。そして、W
+nax、C1lはボイラ系固有の定数であるので、か
くして、なる評価値を定義して、該m式に+6)、+7
)式を代入すると、 となり、蒸気負荷Wに無関係であることがわかる。
一般に、ボイラ系では、缶水が濃縮されると、牛ヤリー
オーバを生じ、多量の熱が系外に持ち去られるので、加
熱期間中の蒸気圧の上昇勾配が純化し、而して、基゛準
圧力上昇期間tlが顕著に増大する反面、蒸気負荷を除
けば、専ら放熱量に支配される基準圧力降下期間t2は
缶水濃縮の影響をほとんど受けないので、評価値には缶
水の濃縮度合いに応じて増、大傾向を示すものである。
かかる評価値にの運転期間の経過に伴う増大傾向を示す
グラフが第4回内であり、ボイラ系の運転が続行される
と、評価、値には第4図囚aに示すようなS字曲線に沿
って増大し、缶水をブロー(新鮮水に置換)すると、缶
水の濃縮が解消され、評価値には第4図(A)bに示す
ようK。
極小値まで減少するものである。
第3図にもどって、評価値演算部−から演算完了信号C
@の供給を受けると、ディジタルアナログ変換部9はこ
の時点で該演算部8から供給されている濃縮状態評価値
信号8sをこれに対応するアナログ信号−に変換してコ
ンパレータ10bの非反転入力端子に供給する。該コン
パレータIQ#t 駿<it号Slと、ボテンシ目メー
タ1θaでもって設定され、反転入力端子に供給されて
いる参照評価値信号S9との大小関係を比較判定し、第
41(AI Cに示すように、評価値Kが該信号S9で
もって表わされる参照評価値に−に到達したときに「0
」から「1」への反転信号を濃縮状態信号SM1として
出力する。
この間、圧力上昇期間累算部11は入力指令信号Csを
受けて全圧力上昇期間計測部5から全圧力上昇期間信号
8−をロードし、これを前回の計測特番こロードした全
圧力上昇期間信号に対して累積加算する。
そして、コンパレータ10bから濃縮状態信号8纏が供
給されているときには、該累算部11は上記累積加算結
果を該累算部11内に記憶保持し、該濃縮状態信号へが
供給されていないときには、骸累算部11はクリアされ
、上記累積加算結果を零に復帰させる。
而して、該累算部11へ累算結果は評価値Kが参照評価
値に8に到達するまでは、第4図(B) aに示すよう
に、零に保持されていて、第4図囚Cに示すように、評
価値Kが参照評価値に、に到達した後は第4図(B) 
b:に示すように、加熱装置の断続制御のたびに全圧力
上昇期間tl°、即ち、加熱期間を累積加算し、一方、
第4図(A)bに示すよう番ζ、缶水を完全にブローす
ることにより、あるいは同図、(A) dに示すように
、缶水を部分的にブローすること番こより、評価値Kが
参照評価値Ks以下に低下した場合には、第4図(B)
 Cに示すように、再び零に復帰するものである。
そして、かかる累算結果として累積圧力上昇期間1t1
′を表わす累積圧力上昇期間信号811はディジタルア
ナログ変換部12に供給され、該変換部12は該累算部
11から制御信号線11aを通じて演算完了信号C9を
受けて各累積圧力上昇期間信号811が得られるたびに
これを対応するアナログ信号Slζに変換し、第4図(
B)に対応して第4図(C)に示スようなffi 別l
rをコンパレータ13bの非反転入力端子に供給する。
該コンパレータIlbは、前記コンパレータ10bと同
様に作動し、第4図(e) aに示すように、累積圧力
上昇期間Jtl”がポテンシ四メータISaで設定され
た参照圧力上昇期間信号allが表わす参照圧力上昇期
間TIに到達したことを判別して、「O」から「1」へ
の反転信号をスケール付着状態信号へ3として出力する
かかるスケール付着状態の判別処理は、缶水をブローす
ることなく、缶水濃縮状態下で水管を加熱した期間の累
積値が特定値以上になると必ずスケール付着状態に至る
という経験則に基づくものである。
そして、スケール付着状態信号SUを受けて、警報表示
部14はスケール付着状態に至ったことを目視可能、あ
るいは聴取可能に表示する。
尚、上記実施例の構成では、圧力上昇期間累算部11が
出力する累積圧力上昇期間信号SOをアナログ信号al
l’・に変換してスケール付着状態判定部13に供給す
るように構成されているが、該スケール付着状態判定部
13以後の構成要素は必須的なものではな(、累積圧力
上昇期間信号811に基づいて累積圧力上昇期間を直接
的に表示する構成としてもよいし、あるいは、該信号S
llを適宜の信号処理手段に供給する構成としてもよい
以上のように、この発明は基準圧力降下期間t2と、全
力降下期間t2°と、全圧力上昇期間t1°を計測し、
これらの期間に基づいて基準圧力上昇期間11を算出し
、しかる後、基準圧力上昇期間1.と基準圧力降下期間
t!とを変数として、なる演算式に従って缶水濃縮状態
の評価値Kを演算し、骸評価値Kが特定の参照評価値に
、を越えている期間についての全圧力上昇期−間t1°
、即ち、加熱期間の累積値を累積圧力上昇期間信号81
1として出力するように構成されているので、上記累積
値とスケール付着状態との強い相関関係を直接的に利用
することにより、従前の目視観測に比べれば、はるかに
高精度に、しかも、連続的にスケール付着状態を計測す
ることができ、而して、スケール除去作業時期を正確魯
ζ把握できるという優れた効果がある。
しかも、缶水濃縮状態の評価値にの演算式は、蒸気負荷
の影響を除去するように構成されているので、上記効果
を達成するに際して、蒸気負荷を計測して該評価値を補
正するというような作業を伴うことがない。
加えて、スケール付着状態を表わす累積圧力上昇期間信
号が自動的に得られるので、従前のように、ボイラをブ
ローした後、分解点検するというような煩雑な作業が不
要となり、而して、スケール付着状態監視作業の憚怠も
なく、スケール除去作業時期を失する危険性が極めて少
なくなるという効果もある。
しかも、この発明の構成における加熱制御部はボイラ加
熱の断続制御には、不可欠の構成要素であり、これを七
つ(りそのまま利用できるように構成されているので、
構成が簡潔で無駄がなく、低コストで実現できるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例に関するものであり、第1図は、
蒸気圧検出部と加熱制御部の構成を示すブロック図、第
2図は、蒸気圧と加熱制御部2中の要部波形を対比して
示す波形図、第3図は他の部分の構成を示すブロック図
、第4図は評価値にの経時変化とスケール付着状態判定
部10中の要部波形とを対比して示すグラフである。 1・・・・・・蒸気圧検出部  2・・・・・・加熱制
御部3・・・・・・基準圧力降下期間計測部4・・・・
・・全圧力降下期間計測部 S・・・・・・全圧力上昇期間計測部 6・・・・・・基準圧力上昇期間演算部T・・・・・・
制御部    S・・・・・・評価値演算部口・・・・
・・ディジタルアナログ変換部10・・・・・・スケー
ル付着状態判定部11・・・・・・圧力期間累算部 12・・・・・・ディジタルアナログ変換部13・・・
・・・スケール付着状態判定部14・・・・・・警報表
示部 特許出願人 株式会社 荏原製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ボイラの蒸気圧に対応する蒸気圧信号Slを出力する圧
    力センサ1暑と、蒸気圧信号S1が下限蒸気圧に対応す
    る下限設定値であることを検出して下限蒸気圧信号8m
    を出力する第一のコンパレータ1bと、蒸気圧信号81
    が上限蒸気圧に対応する上限設定値であることを検出し
    て上限蒸気圧信号S2を出力する第二のコンパレータ1
    cとから成る蒸気圧検出手段1と、下限蒸気圧信号ss
    に応答して、ボイラを加熱するための加熱装置を始動さ
    せ、上限°蒸気圧信号81ζ応答して加熱装置を停止さ
    せる断続制御の加熱制御手段2とを備えたボイラ系にお
    いて、降下中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号81が上限
    設定値番ζ到達してがら下限設定値に到達するまでの基
    準圧力降下期間t2を計測し、その計測結果を基準圧力
    降下期間信号S4として出力する基準圧力降下期間計測
    手段3と、降下中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号81が
    上限設定値に到達してから再び上昇を開始するまでの全
    圧力降下期間tiを計測し、その計測結果を全圧力降下
    期間信号8.とじて出力する全圧力降下期間計測手段4
    と、上昇中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号S1が上昇を
    開始してから上限設定値番ζ到達するまでの全圧力上昇
    期間tl”を計測し、その計測結果を全圧力上昇期間信
    号S6として出力する全圧力上昇期間計測手段5と、基
    準圧力降下期間信号84と、全圧力降下期間信号86と
    、全圧力上昇期間信号S−とに基づいて、上昇中の蒸気
    圧信号Slが下限設定値に到達してから上限設定値に到
    達するまでの基準圧力上昇期間tlを演算し、その演算
    結果を基準圧力上昇期間信号87として出力する基準圧
    力上昇期間演算手段6と、基準圧力降下期間信号84と
    基準圧力上昇期間信号S7とに基づいて、缶水濃縮状態
    の評価値Kを演算し、その演算結果を評価値信号S8と
    して出力する評価値演算手段6と、評価値信号S8と、
    予め設定された参照評価値信号S9とに基づいて、評価
    値が特定の参照評価値以上であることを判定して、濃縮
    状態信号810を出力する濃縮状態判定手段10と、濃
    縮状態信号81Gと、全圧力上昇期間信号S・とに応答
    して、濃縮状態信号810が供給されている期間につい
    ては、全圧力上昇期間t7を累算し、その累算結果を累
    積圧力上昇期間信号811として出力し、濃縮状態信号
    810が供給されていない期間については、その累算結
    果を零復帰させる圧力上昇期間累算手段11とが付設さ
    れ、前記評価値演算手段8は、但し、tl−基準圧力上
    昇期間 t!冒基準圧力下降期間 で表わされる評価関数に基づいて評価値Kを算出するこ
    とを特徴とするボイラ系におけるスケール付着状態計測
    装置。
JP21505681A 1981-12-28 1981-12-28 ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置 Pending JPS58115343A (ja)

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