JPS58115344A - ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置 - Google Patents

ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置

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JPS58115344A
JPS58115344A JP21505781A JP21505781A JPS58115344A JP S58115344 A JPS58115344 A JP S58115344A JP 21505781 A JP21505781 A JP 21505781A JP 21505781 A JP21505781 A JP 21505781A JP S58115344 A JPS58115344 A JP S58115344A
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signal
pressure
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JP21505781A
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Tadao Fujita
藤田 忠男
Shin Taniguchi
谷口 紳
Ichiro Hiraiwa
一郎 平岩
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N7/00Analysing materials by measuring the pressure or volume of a gas or vapour

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Pathology (AREA)
  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はボイラ系における缶水の濃縮化に伴う水管中
のスケール付着状態を連続的に自動計測するためのスケ
ール付着状態計測装置に係わり、特に、加熱制御のだめ
の断続制御における1回の加熱期間が、水管中のスケー
ル付層の進行に伴って増大するという現象に基づいて、
水雷中のスケール付着状態を計測するようにしたスケー
ル付着状態計測装置に関するものである。
一般に、ボイラ系を長時間運転すると、缶水が!!縮化
されるので、缶水中に含まれるカルシュラム、マグネシ
ュウム、シリカ等の不純物一度が増大し、これが水管内
面に町田付層してスケールに成長するものでるる。そし
て1スケールが熱の不良導体であるために、スケールの
付層はボイラ系の熱交換の効率を低下させるはかりか、
水管を高温度に至らしめ、ついには、焼損をも招くこと
が知られている。
而して、かかる不都合に対処するためには、水管中のス
ケール付層状態を定期的な目視麩測により確認し、スケ
ール付着がある程度進行したときには、水管に通薬して
スケールを溶解除去することが行われている。
しかしながら、スケール付着状態を目視観測するために
は、ボイラ系の運転を停止させ、一旦、缶水をブローし
てから水管内部を観測しなければならず、手間のかかる
作業を伴うものであった。
而して、かかる作業は往々にして惇怠され、給米的に、
スケールの異常な成長を見過し、ついには、水管を焼損
に至らしめ、復旧に多大の時間と労力を賀すことがしば
しばであった。
また、ボイラ系の運転停止を伴う作業である以上、スケ
ール付着状態の目視観測作業は、その頻度において著し
い制約を受けるので、連続計測にはほど遠いものであり
、スケール付着の進行を正確に把握することは困難でめ
った。
したがって、従前のボイラ糸では、水管中のスケール付
着状態を高精度に、かつ、連続的に自動計測することか
できず、面して、スケールを除去すべき時期を正確に把
握することかできず、スケールの異常な成長を許し、水
管の焼損を招く危険性が極めて犬であるという欠点があ
った。
この発明の目的は、上記従来技術に基づく水管中のスケ
ール付着状態の計測の問題点に鑑み、缶水の濃縮化に伴
って増大する加熱期間に基づいて、蒸気負荷に保わりな
く、缶水の′m#i状態を表わす評価値を算出し、缶水
の全部を新鮮水に置換(以丁、完全ブローという)した
直後における上iCW+価値が特定値以上であることに
基づいてスケール付層状態を判別することにより、上記
欠点を除去し、高#1度に、しかも、実輌上連続的にス
ケール付it状態を自動計測することができるボイラ系
におけるスケール付着状態計測装置を提供せんとするも
のでるる。
上記目的に沿うこの発明の1s成は、ボイラ中の蒸気圧
が上限蒸気圧から下限蒸気圧に到達するまでの基準圧力
降下期間と、該蒸気圧〃・上限蒸気圧から下限蒸気圧に
至シ、更に、これを通過して反転上昇を開始するまでの
全圧力降下期間、Pl」ち、加熱停止期間と、該蒸気圧
が反転上昇を開始してから上限蒸気圧に到達するまでの
全圧力上昇期間、即ち、加熱期間の各々を、基準圧力降
下期間計測部と、全圧力降下期間計測部と、全圧力上昇
期間計測部の各々でもって計測し、これらの期間に基づ
いて、該蒸気圧が下限蒸気圧から上限蒸気圧に到達する
までの基準圧力上昇期間を基準圧力上昇期間演算部でも
って算出し、基準圧力降下期間と基準圧力上昇期間とに
基づいて、評価値演算部でもって蒸気負荷に係わりなく
、缶水濃縮状態を表わす特定の評価値を算出し、完全ブ
ローが実行された後、最初に算出される評価値が特定の
参照評価値以上であることをスケール付着状態判定部で
もって判別して、スケール付着状態信焉を表示部に供給
し、スケール付着状態に至ったことを表示するようにし
たことを特徴とするものである。
第1図以下に基づいてこの発明の実施例の構成及び動作
を説明すれは以下の通シである。
第1図はこの発明の実施例における蒸気圧検出部と加熱
制御部の構成を示すブロック図である。同図において、
ボイラAは狙11壁aで囲まれ、その内周に沿って多数
の水管すが立設され、該水管すの上部は環状に連結され
て上部管寄せCを形成する。
ボイラAの上壁dには、モータeに連動するブロアfと
、燃料バルブgk介して図示しない燃料タンクに連通ず
る燃料管りに接続された燃料噴出weiと、電極棒jと
、CdS等から取る火炎センサにとが@接装置され、こ
れらをブロアfに連通する風道lでもって囲んで燃焼室
mに開口するバーナBが形成される。
上部管寄せCからは、連通管nと蒸気管0が延びて、そ
れぞれ圧力センサ1aと図示しない蒸気負荷とに・接続
される。
蒸気圧検出部1は圧力センサ1aと、これに後続する第
一、第二のコンパレータ1b、 1cと、参照電圧源1
d、 1eとから成る。
加熱制御部2は、そのセット端子が第一〇コンパレータ
1bに接続され、そのリセット端子がインバータ2aを
介して第二のコンパレータ1cK≠続された第一のフリ
ップフロップ2bと、該フリップフロップ2bの正相出
力端子にドライバ20ケ介して接続された第一のリレー
2dと、第一のコンパレータ1dK接続された単安定マ
ルチバイブレータ2eと、そのセラ)!子が該マルチバ
イブレータ2eの出力鴻子に接続され、そのリセットy
向子がインバータ2aの出力端子に接続された第二のフ
リップフロップ2fと、該フリップフロップ2fの正相
出力端子にドライバ2gを介して接精された第二のリレ
ー2hと、その非反転入力端子がa抗器21を通じて電
源2jに接続され、その反転入力陽子がボテンシ目メー
タ2kを介して図示しないmsに接続されたコンパレー
タ21とから故り、抵抗器21とコンパレータ21の非
反転入力端子の恢絖点は信号hpを逍じて火炎センサk
KfX:絖される。
甲に、モータe1電極棒j1燃料バルブgがら延びる給
’に勝q%  s、tはそれぞれ第一〇リレー2dのメ
ーク接点r1、r′1、鋒二のリレー2hのメーク接点
r2を通じて図示しない電源に接続される。
尚、2m、 2n、 2oはそれぞれ制御部+3比力端
子である。
第2図は連通管n内の蒸気圧、即ち、圧力センサ1aが
出力する蒸気圧信号の経時変化(A)と、火炎センサに
のオン−オフ状m(B)と、簾−のフリップフロップ2
bのrIJ rOJ状態(C)と、糖、二のフリップフ
ロップ2fのNJ rOJ状Ve(D)とを対比して示
す波形図である。
上記の構成において、連通管n内の蒸気圧、即ち、上部
管寄せC内の蒸り圧が上限蒸気圧に到達し、圧力センサ
1aか出力する蒸気圧検出部Slが第2図(A)aに示
すように、上限蒸気圧に対応する上限設W値Hに到達す
ると、第二のコシパレータ1cに供給される蒸気圧伯+
jSl力・参照電圧源1eからgl−胎される上限設定
値1(K対応する参照電圧に到達するので、該コシパレ
ータ1cの出力は「1」に反転して上限蒸気圧18芳8
2に供給し、かかる「0」から「1」への反転信号を受
けてインバータ2aは「1」から「0」への反転信号を
第一のフリップフロップ2bのリセット端子に供給し、
第、2図(C)bに示すように、これをリセットする。
而して、該フリップフロップ2bの正相出力は「0」と
なり、インバータ2Cを介して第一のリレー21は非励
磁状態に移行するので、接点rlsr’1か開ryyシ
、給電iQ、sを通じての電源供給が断たれ、ブロアf
は送風を停止し、を極棒jは火花放電を停止する。この
とき、インバータ2aからの反転信号は第二のフリップ
フロップ2fのリセット端子にも供給され、第2図(D
) cに示すように、これをリセットする。
而して、該フリップフロップ2fの正相出力は「0」と
なり、インバータ2gを介して第二のリレー2hも非励
磁状態に移行するので、接点r2が聞取し、帽竜#1を
通じての電源供給が断たれ、燻材パルプgか停止する。
かかる状態では、ブロアfによる込凰も、火花)fi亀
による堝火も行われず、燃料供給も断たれ、バーナBが
消火状態となるので火炎センサにとしてのCdS素子に
は、火炎からの光糾の照射がなく、第2図(B) dに
示すように、該素子はオフ状態となる。
バーナBが消火状態となった体、時間か紗迦すると、蒸
気圧は熱的な過渡現象によりイ(かに上昇してからボイ
ラの温度低下に伴って成牛するので、蒸気圧信号Slは
第2区:(A)eに示すようにに、一旦増大してから、
同図(A)fに示すように、直線的に減少する。
そして、第2図(A)gに示すように、蒸気圧イぎ+5
81が下限設定値しまで減少すると、今!紺は、第一の
コンパレータ1bに供給される蒸気圧信号Slが参照電
圧源1dから供給さhる下限設定1;ILに対応する参
照電圧に到達するので、該コンパレータ1bの出力は「
0」に反転して下限蒸気圧信号S3を供給し、第2図(
C)hKボすように、紀−の7リツプフロツフ’2bか
セットされ、絹−のリレー2dが励磁状態に移行し、ブ
ロアfを始動させて、風道l内を空気パージする。
かかる動作において、第一のフリップフロップ2bが「
0」になっている期間tl、は第2図(A) a %’
ζe、fSgに示すように、蒸気圧が上限蒸気圧を越え
て上昇した後に降下して下限蒸気圧に至るまでに賛する
時間を表わすものであるが、同図(A)eに示す圧力上
昇分は一般に偏手であるので、該期間t’zは蒸気圧が
予め設定されたボイラ糸固有の上下限蒸気圧の間を降下
するに女する基準圧力降下期間t2に実質的に等しい。
ブロアfが始動する際における第一のコンパレータ1b
からの反転信号、即ち、下限蒸気圧信号S3は単安定マ
ルチパイプレーク2eにも供給されて、こnff1)+
Jガし、準安定状態に移行させ、該マルチバイブレータ
2eが安定状態に復帰する時点で、第2図(D)iに示
すように、第二の7リノプ70ツブ2fがセットされる
すると、第二のリレー2hが励磁状態となり、接点r2
が閉成して、燃焼バルブgに給電線tを通じて電源が供
給−されるので、該バルブgが屍いて、燃料噴出悸iか
ら燃料が嗅出し、バーナBが燃焼状態に移行する。
上記動作において、ブロアfが始動してから燃料バルブ
gが開くまでの期間t、は風道l内部に空気をパージし
て、バーナBk確実に着火させるために必要なプリパー
ジ期間である。
しかるところ、かかるプリパージ41 r8’l t、
中にも、第2しくA) jに示すように、蒸気圧何層8
1は減少し、バーナBが燃焼状態に移行するまでには、
第2図(A) kに示すように、最小佃LLまで減少し
、しかる後、バーナBが燃焼を開始すると、ボイラの温
度上昇に伴って、第2図(A)、1に示すように直線的
に増大する。
このとき、バーナBの火炎からの元巌照射を受けて、第
2図(B)mに示すように、火炎センサにはオン状態と
なる。
上記動作において、火炎センサkがオフ状態になってい
る期1lilはバーナBが消火状態である期間、即ち、
加熱停止期間に相当し、第2凶(A)&s ez  f
z g、kに示すように、蒸気圧が上限蒸気圧から下限
蒸気圧まで降下し、更に、反転上昇するまでの全圧力降
下期間t′tを表わすものである。
バーナBの燃焼状態が継続すると、蒸気圧は上昇し続け
、蒸気圧信号S!はやがて、第2図(A)nに示すよう
に、上限設定値Hに到達し、第2図す、c、dを参照し
た前記説明と同様に作動し、第2図b′、C′、d′に
示すように、第一、鉋、二のフリップフロップ2b、 
2fかリセットされ、火炎センサkがオフ状態に復帰す
る。
そして、火炎センサk・がオン状態になっている期間は
バーナBが燃焼状態である期間、即ち、加熱期間に相当
し、第2図(A) k% 1% nに示すように、蒸気
圧が反転上昇を開始してから上限蒸気圧に達するまでの
全圧力上昇期間t″Kを表わすものである。
尚、第2区1(A)k、1、nに示すように、蒸気圧が
下限蒸気圧から上限蒸気圧に達するまでの期間は基準圧
力上昇期間t1である。
一般に、基準圧力降下期間t2、基準圧力上昇期ja’
l t 1のように、蒸気圧が予めボイラ糸固弔に設定
された上下限蒸気圧間を変化する際には、該期間t2、
tlの各々の始点、終点におけるボイラ系の内部エネル
ギーの差は一足であり、蒸気負荷の影響を受けることは
ない。
しかるに、蒸気負荷が変動すると、第2図(A)fに示
す蒸気圧の降下勾配が変化し、プリパージ期間t、中の
蒸気圧電化分も増減するので、全圧力降下期間t1、全
圧力上昇期間t1の各々の酩点、終点におけるボイラ糸
の内部エネルギーの差は、蒸気負荷に従って増成するも
のである。
そして7、基準圧力上昇期曲t2、全圧カー111間t
′;、全圧力上昇期間t′tに基づいて基準圧力上昇期
間t1を算出し、しかる後、共に蒸気負歪工の影響を受
けることのない基準圧力上昇期間t2と基準圧力上昇期
nil t tを用いて缶水該軸状態の評価値を算出し
、史に、該評価値に基ついてスケール付着状態を判別す
るための実施例の撫越を示すブロック図か謝3し1であ
る。
同図において、基準圧力降下期間計也IJ都3、全圧力
降下JJJ3 rtj+訂担りs4、全圧力上昇期1川
d]街11部5の各声はクロックパルス発振器と、ゲー
トと、カウンタとを含むタイムインターバル計数回路か
ら成り、該計測部3.4.5の入力端子はそれぞれ加熱
制御部20制御信号出力端子2イ、2m、 2Gに接続
される。
杉計測部3.4.5の各出力端子は基準圧力上昇期間演
算部6の入力端子に接続され、該計測部3、’4.5及
び該演算部6と制御部7の間には、制御信号ftMTa
s 7b% reが結線され、爽に、評制御部Tと加熱
制御部20制御信号出力端子2nとの間には、制御信号
線1dが結線される。
基準圧力上昇期間演算部6と基準圧力降下期間計測部3
には、評価値演算部8が後続し、該演算s6、該計測部
3の出力端子はそれぞれ計価仙演算部8の入力端子に接
続され、該演算部6からは、評価値演算部8に対して制
御信号線6aが姑びる。
評価値演算部8には、ディジタルアナログ変換s9が後
続し、該演算部8からは、該変換部9に対して制御信号
#8aが延びる。
ディジタルアナログ変換s9にハ、嬢縮状態判定部10
が後続し、該判定部10は、その非反転入力端子がディ
ジタルアナログ変換部9の出力端子に接続され、その反
転入力端子がボテンシ目メータ10aを介して電源に接
続され、更に、その出力端子がアントゲ−)10bの一
つの入力端子に接続されたコンパレータ10cと、その
入力端子に制御信号@ 8 aが接続され、その正相出
力端子がアンドケート10bの一つの入力端子に接続さ
れた単安定マルチバイブレータ10dと、そのリセット
端子が該マルチバイブレータ10dの正相出力端子に接
続され、そのセット端子が完全プロースイッチ11に接
歓・され、巣に、その正相出力端子がアンドグー) 1
0bの一つの入力端子に′#:絖された7リツプフロツ
プ10eとから成り、完全プロースイッチ11は図示し
ない完全ブロー検出装置にょシ躯動されて、あるいは、
運転員に操作されて完全ブロー実行時に閉成するスイッ
チである。
そして、アンドグー) 10bの出方端子はVN表示部
12−(D、入力端子に接続される。
上記榊取において、先ず、バーナBが消火状態に移行す
る際には、第一のフリップフロップ2bが「0」となる
ので、その補相出力が「1」となり、第2図(C)に示
す波形の反転波形を持つ制御信号C,が制御出力端子2
n、制御信号線7dを介して制御部1に供給され、これ
を初期状態にリセットする。
このとき、同じ制御信号Ctが基準圧力降下期間計測部
3にも供給されるので、該計測部3は該制御信号CIが
「1」である期間、リロち、基準圧力降下期間t2にわ
たって、内敗するケートを開き、クロックパルスをカウ
ンタでもって計数し1.8に期間t2をディジタル符号
で表わして取る基準圧力降下期間信号S4を出力する。
艷に、このとき、第21Z(B)に示す火炎センサにの
オン・オフ状態はコンパレータ21の非反転入力み子の
電位に変換され、゛これをポテンショメータ2kから反
転入力端子に供給される参照電比と比較することによ)
、該コンバレ、り21ハ火炎センサにのオン・オフ状態
に対応して、それぞれrOJ NJに反転する制御信号
C2を制御信号出力端子2mを介して全圧力降下期間計
測部4に供給するので、該計測部4は該制御信号C2が
「1」である期間、即ち、全圧力降下期間t(’にわた
って前記同様に計数動作を★行し、該期間t″2をディ
ジタル符号で表わしてなる全圧力降下期間信号S5を出
力する。
続いて、バーナBが燃焼状態に移行する際には、第二の
フリップフロップ2fが「1」となるので、その正相出
力も「1」となり、第2図(2)に示す波形を持つ制御
信号C3が制御信号出力端子20を介して全圧力上昇期
間計測部5に供給される。
これを受けて該計測部5は、該制御信号C3が「1」で
ある期間、即ち、全圧力上昇期間t″1にわたって前記
、同様に計数動作を実行し、該期間t″1をディジタル
符号で宍わして欣る全圧力上昇期間信号S6を出力する
とともに、該期間j IIlの終了時点にて制御信号線
7Cを通じて計数完了信号C4を制御部7に対して供給
する。
制御部Tは計数完了信号C4を受けると、制御信号#7
aを違じて入力指令信号“C6を基準圧力1昇期間演算
部6、評価値演算部8に対して供給する。
これを受けて該演算部6は、すでに計数動作を完了した
各期間計測部3.4.5に・記憶されている基準圧力降
下期間信号S4、全圧力降下期間信号S5、全圧力上昇
期間信号S6をロードして後述の演算処理を開始する。
更に、これを受けて評価値演算部8は、基準圧力降下期
間計測部3から基準圧力降下期間信号84にロードする
。かかるロードのだめの動作時間を待って制御部Tは、
制御信号線7bを通じて各計測部3.4.5にリセット
パルスC−を送り、これらを初期状態に復帰させて次周
期の計測に備える。
続いて、基準圧力降下期間演算部6はロードされた基準
圧力降下期間信号S4、全圧力降下期間信号88%全圧
力上昇期間信号56Yr変数として、但し、t1=基準
基準上昇w8間 tIIl・=全圧力上昇期間 t2=基準基準降下期間 t″2=全2=降下期間 なる演算式に従って運算処理を実行して、基準圧力上昇
期間1.を算出し、該演算処理か完了したときは、これ
をディジタル符号で表わして成る基準圧力上昇期間信号
S7を出力するとともに、制−信号#6aを通じて演算
完了毎号C7を評価値演算部8に送る。
上記演算式(1)は第2図(A)から明らかなように、
蒸気圧の上昇降下が直―的であるために取立する t7  :  t”2 =  tI:  t”1なる関
係から導出されるものである。
評価値演算部8は演算完了信号c7を受けると、基準圧
力上昇期間信号s7をロードし、該信号s7と、すでに
ロードされている基準圧力押下期間信号S4とを変数と
して、 なる演算式に従って演算処理を実行し、評価値Kを算出
し、演算処理が終了したときは、これをディジタル符号
で表わして成る濃縮状態評価値信号S8を出力するとと
もに、制御信号i$8aを通じて演算完了信号c8をデ
ィジタルアナログ変換部9に送る。
上記演算式(2)は以下の関係から導出されるものであ
る。
即ち、一般に、断続制御のボ、イラ系では、蒸気負荷(
蒸発it) Wと基準圧力上昇期間t1、基準圧力降下
期間t2との間には、 但し、W、、、==ボイラ系固肩の第大蒸発量i=上限
蒸気圧におけるボイラ 系の内部エネルギ U=下限蒸気圧におけるボイラ 系の内部エネルギ IIM ”’蒸気のエンタルピの平均値1、 =給水の
エンタルピ q=ボイラの放熱k(熱流fii) で表わされることか知られており、上nc (3)式の
導出過程は、例えば、特願昭56−145895号に開
示されている。
上記(3)式か、1ら基準圧力上昇期…Jt+、基準圧
力降下期間11を求めると、 C1 1、=□ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(6)W、、、  −W なる関係が得られる。
しかるところ、Cvは1期間t!、t2の各始点、終点
におけるボイラ系の内部エネルギの変化分(TJ、 −
UL )に応じて変化する量であるけれども、予め、ボ
イラ系固有に設定され友上下限蒸気圧の間を変化するに
会する基準圧力上昇期間t1、基準圧力降下期間を雪に
関しては、その始点、終点における内部エネルギの変化
分が一定値となるので、C9をもボイラ系固有の定数と
して取り扱うことができるものである。そして、W、、
、、αはボイラ系t!iI肩の定数であるので、かくし
て、なる評価値を定義して、該(8)式に(6)、(7
)式を代入すると、 となり、蒸気負荷Wに無関係であることかわかる。
一般に、ボイラ糸では、缶水が濃縮されると、キャリー
オーバを生じ、多量の熱が系外に持ち去られるので、加
熱期間中の蒸気圧の上昇勾配が鈍化し、而して、基準圧
力上昇期間11が順著に増大する反面、蒸気負荷を除け
ば、専ら放熱量に支配される基準圧力降下期間t2は缶
水磯動の影醤をほとんど受けないので、評価値には缶水
の濃縮度合いに応じて増大傾向を示すものである。
かかる評価値にの運転期間のに過に伴う増大傾向を示す
グラフが第4図であり、ボイラ糸の、運転が続行される
と、評価値には第4図aに示すようなS字曲縁に沿って
増大し、缶水tブロ−(新鮮水に置換)すると、缶水の
濃縮が解消され、評価値には第4図b 、 b’、b”
・・・・・・に示すように、極小値まで減少するもので
ある。
第3図にもどって、評価値演算部8から演算完了信号C
11の供給を受けると、ディジタルアナログ変換部9は
この時点で皺演算部8から供給されている濃縮状態評価
値信号S8をこれに対応するアナログ信号81.に変換
してコンパレータ10eの非反転入力端子に供給する。
該コンパレータ100は骸信号S′8と、ポテンショメ
ータ10aでもって設定され、反転入力端子に供給され
ている参照評価値信号S9との大小関係を比較判定し、
第4図Cに示すように、評価値Kが該信号S9でもって
表わされる参照評価領民に到達したときに10」から「
1」への反転信号を濃縮状態信号StOとして出力する
この間、単安定マルチバイブレータ10d[、第5図(
A)aに示すような演算完了信号Csに応答して、第5
図G3) bに示すように、準安定状態に移行し、アン
ドゲート10bに「1」を供給して、これに「1」を出
力させる機会を与える。
このとき、図示しない完全ブロー検出装置に駆動されて
、あるいは、運転員に操作されて、完全ブロースイッチ
11が、一旦、閉成することにより、完全ブロー信号8
11が供給された結果、フリップフロップ10eが第5
図(C) cに示すように、予めセットされている場合
には、アントゲ−) 10bの出力状態は、濃縮状態信
号Sloによって支配される。
而して、第5図0dに示すように、コンパレータ10c
の出力が「1」にならていねば、即ち、濃縮状態信号8
1Gが供給されていれば、該ケート10bは、第5図(
へ)eに示すように、スケール付着状態信号812を出
力する。
そして、第5図(A)fに示すように、単安定マルチバ
イブレータ10dが安定状態に復帰する際の後縁でもっ
て、第5図■)gに示すように、フリップフロップ10
eがリセットされる。
しかしながら、次回の計6(IIに対応して、第5図(
4)hに示すような演算完了信号CSが供給きれて1.
第5−〇)iに示すように、単安定マルチバイブレータ
10dが11」になった場合でも、第5図(C) jに
示すように、一旦、リセットされたフリップフロップ1
0eは、完全ブロー信号SOの供給により、再度、セッ
トされるまではrOJにと4とまるので、以後、完全ブ
ロー信号811が供給される着では、アンドゲート10
bの出力は、第5図□□□)kに示すように「0」とな
り、スケール付着信号812か出力されることはない。
かかる信号処理は、第4図において、完全ブローを実行
した時点、即ち、ttl、tK2、tK3、t、4・・
・・・・の時点直後に得られた極小値としての評価値に
1%に、2、K、3、K、4・・・・・・と、参照評価
領民との大小関係を比較判定するものであり、−訃tf
4の時点で完全ブローを実行して、bl/、b″′のよ
うに急低下した評価値にの極小値に、s、K、4は参照
評価値んを越えているので、かかる時点−3、k4では
スケール付着信号812が出力される。
一般に、水管のスケール付層が進行すると、缶水への熱
体はんが阻害されるので、基準圧力、上昇期間1.が増
大゛し、評価値が増大傾向を示すものであるが、かかる
傾向は、缶水濃縮に伴う〜評価値にの増大傾向と交絡す
るので、該評価値にの値から直接的にスケール付着状態
を推量することはできない。
しかるところ、完全ブロー直後の缶水は新鮮水であるの
で、缶水濃縮化の影響が除去され、而して、完全プロー
直後の評価値にはスケール付着状態のみによって支配さ
れるものであり、スケール付着状態の進行に従って増大
する。
そして、前記信号処理は、かかる完1全ブロー直後の評
価値Kが癖照評価値ル以上であることを判別することに
より、スケール付着信号Sl型を出力するものであり、
該信′号812を受けて警報表示部12はスケール付着
状態に至ったことを目視可能、あるいは、聴取可能に表
示する。
以上のよう゛に、この発明は、基準圧力降下期間t:と
、全圧力降下期間tII、と、全圧力上昇期間tlll
を計測し、これらの期間に基づいて基準圧力上昇期間t
1を算出し、しかる後、基準圧力上昇期間1.と基準圧
力降下期間t2とを変数として、なる演算式に従って缶
水濃縮状態の評価値Kを演算し、完全ブローが実行され
た後、最初に算出される評価値が特定の参照評価値以上
であることに基づいて、スケール付着然態を判別し1、
表示するように構成されているので、上記完全ブロー直
後における缶水濃縮状態の評価値と、スケール付着状態
との強い相関関係を直接的に利用することにより、従前
の目視観測に比べれは、はるかに高精度に、しかも、連
続的にスケール付着状態を計測することができ、而して
、スケール除去作業時期を正確に把握できるという優れ
た効果がある。
しかも、缶水濃縮状態の評価値にの演算式は、蒸気負荷
の影*を除去するように構成されているので、上記効果
を達成するに際して、蒸気負荷を計測して該評価値を補
正するというような作業を伴うことがない。
加えて、スケール付着状態を表わすスケール付着状態信
号が自動的に得られるので、従前のように、ボイラをブ
ローした後、分解点検するというような煩雑な作業が不
要となり、而して、スケール付着状態監視作業の悔怠も
なく、スケール除去作業時期を失する危険性が極めて少
なくなるという効果もある。
しかも、この発明の構成における□加熱制御1部はボイ
ラ加熱の断続制御には、不可欠の構成要素であり、これ
をそっくりそのit利用できるように構成されているの
で、構成が簡潔で無駄がなく、低コストで実現できると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例に関するものであり、第1図は蒸
気圧検出部と′加熱制御部の構&を示すブロック図、第
2図は蒸気圧と加熱制#部2中の要部波形を対比して示
す波形図、第3図は他の部分の構成を示すブロック図、
第4図は評価値にの経時変化とスケール付着状態判定部
10中の要部波形とを対比して示すグラフ、第5図はス
ケール付着状態判定部10の要部波形を示す波形図であ
る。 1・・・・・・蒸気圧検出部  2・・・・・・加熱制
御部3・・・・・・基準圧力降下期間計測部4・・・・
・・全圧力降下期間計測部 5・・・・・・全圧力上昇期間計測部 6・・・・・・基準圧力上昇期間演算部T・・・・・・
制御部     8・・・・・・評価値演算部9・・・
・・・ディジタルアナログ変換部10・・・・・・スケ
ール付着状態判定部11・・・・・・完全プロニスイッ
チ 12・・・・・・警報表示部 特許出願人 株式会社 荏原製作所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ボイラの蒸気圧に対応する蒸気圧信号S、を出力する圧
    力センサ1aと、蒸気圧信号S菫が下限蒸気圧に対応す
    る下限設定値であることを検出して下限蒸気圧信号S3
    を出力する第一のコンパレータ1bと、蒸気圧信号S1
    が上限蒸気圧に対応する上限設定値であることを検出し
    て上限蒸気圧信号S2を出力する第二のコンパレータ1
    cとから成る蒸気圧検出手段1と、下限蒸気圧信号S3
    に応答して、ボイラを加熱するための加熱装置を始動さ
    せ、上限蒸気圧信号S2に応答して加熱装置を停止させ
    る断続制御の加熱制御手段2とを備えたボイラ糸におい
    て、降下中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号Slが上限設
    定値に到達してから下限設定値に到達するまでの基準圧
    力降下期間t!を計測し、その計測結果を基準圧力降下
    期間信号S4として出力する基準圧力降下期間計測手段
    3と、降下中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号S1が上限
    設定値に到達してから再び上昇を開始するまでの全圧力
    降下期間t−ヲ計測し、その計測結果を全圧力降下期間
    信号S5として出力する全圧力降下期間計測手段4と、
    上昇中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号Slが上昇を開始
    してから上限設定値に到達するまでの全圧力上昇期間t
    1を計測し、その計測結果を全圧力上昇期間信号S6と
    して出力する全圧力上昇期間計測手段5と、基準圧力降
    下期間信号S4と、全圧力降下期間開信号S5と、全圧
    力上昇期間信号S6とに基づいて、上昇中の蒸気圧信号
    81が下限設定値に到達してから上限設定値に到達する
    までの基準圧力上昇期間t1を演算し、その演算結果を
    基準圧力上昇期間信号S7として出力する基準圧力上昇
    期間演算手段6と、基準圧力降下期間信号S4と基準圧
    力上昇期間信号S7とに基づいて、缶水寝縮状態の評価
    値Kを債算し、その演:jL結米を評価値信号S8とし
    て出力する評価値演算手段8と、完全ブローの実行を表
    わす完全ブロー信号S11の供給があった後、最初に供
    給される評価値信号S8と、予め設定された参照評価値
    信号S会とに基づいて、評価値が特定の参照評価値以上
    であることを判定して、スケール付層状態信号812を
    出力するスケール付着状態判定手段10と、スケール付
    着状態信号S12に応答して、警報表示を行う警報表示
    手段12とが付設され、前記評価値演算手段8は、 但し、t1=基準基準上昇期間 を雪=基準圧力降下期間 で衣わされる評価関数に基づいて、評価値に′ft算出
    することを特徴とするボイラ系におけるスケール付着状
    態計測装置。
JP21505781A 1981-12-28 1981-12-28 ボイラ系におけるスケ−ル付着状態計測装置 Pending JPS58115344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272136A (ja) * 1986-02-19 1987-11-26 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 流動床中の異常物の検出法と装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62272136A (ja) * 1986-02-19 1987-11-26 ビ−ピ− ケミカルズ リミテツド 流動床中の異常物の検出法と装置

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