JPS58179703A - ボイラ系における蒸発量計測装置 - Google Patents

ボイラ系における蒸発量計測装置

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JPS58179703A
JPS58179703A JP6416882A JP6416882A JPS58179703A JP S58179703 A JPS58179703 A JP S58179703A JP 6416882 A JP6416882 A JP 6416882A JP 6416882 A JP6416882 A JP 6416882A JP S58179703 A JPS58179703 A JP S58179703A
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pressure
pressure signal
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steam
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藤田 忠男
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  • Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ボイラ系の蒸気負荷、即ち、蒸発量を自動
的に計測するための蒸発量計測装置に係わり、特に、ボ
イラ系の缶水を加熱するための加熱制御系の断続制御に
より、昇降する蒸気圧が、上下限蒸気圧の間に設定され
た第一、第二の基準値間を上昇する期間に基づいて蒸発
量を計測するようにした蒸発量計測装置に関するもので
ある。
一般に、ボイラ系では、長時間の運転に際して、缶水の
濃縮化に伴うキャリーオーバーやスケールの成長等のよ
うに累積蒸発量に応じて増大する運転阻害要因が知られ
ている。
更には、ボイラ系には、給水量等のように蒸発lに応じ
て適正量に制御される制御対象があるので、蒸発量に基
づいてこれらの制御が適正に行われているか否かを判断
し、不適当な場合には後備保護を図ることも行われてお
り、蒸発量はボイラ系の運転管理上重要な基礎データで
あることも知られている。
而して、かかる運転管理上の基礎データとしての蒸発量
を把握するためには、蒸気負荷の流量を流量針でもって
計測することがしばしば行われてはいるものの、小形の
ボイラ系では、流量針を装備することの経済的負担が相
対的に大きくなるので、その採用が一般的に困難であっ
た。
したがって、従前の小形ボイラ系では、蒸発蓋を正確に
把握することができなかったので、給水制御系等の後備
保護を十分に図ることができないばかりか、キャリーオ
ーバーに起因する機器の破損やスケール成長に起因する
水管の焼損等を被る危険性が極めて大であるという欠点
があった。
この発明の目的は、上記従来技術に基づ(ボイラ系の蒸
発量計測の問題点に鑑み、流量計を用いることな(、加
熱制御系の断続制御に際して、昇降する蒸気圧が、上下
限蒸気圧の間に設定された第二の設定値から、同様に設
定された−一の設定値まで上昇するに要する基準圧力上
春期間を計測し、その計測結果に基づいて蒸発量を算出
することにより、上記欠点を除去し、蒸発量を自動的に
計測することができる優れたボイラ系における蒸発量計
測装置を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの発明の構成は、水管中の蒸気圧に対
応する蒸気圧信号を出力する圧力センナと、蒸気圧信号
が上下限蒸気圧に対応する上下限設定値番ζ到達したこ
とを検出する第−第二のコンパレータとを配設して、第
一のli圧圧検郡部形成し、第一第二のコンパレータの
各各からの出力信号に応答して水管を加熱するための加
熱装置、典型的には、バーナを始動あるいは停止させる
加熱制御部を設けて、蒸気の消費に伴い水管中の蒸気圧
が低下して下限蒸気圧に到達したときには、第一のコン
パレータがこれを検出して、下限蒸気圧信号を加熱制御
部に送って加熱装置を始動させ、加熱の開始に伴い水管
中の蒸気圧が上昇して上限蒸気圧に到達したときには、
第二のコンパレータがこれを検出して上限蒸気圧信号を
加熱制御部に送って、加IIIを停止させるようにした
断続制御の加熱制御系を備えたボイラ系において、水管
中の蒸気圧に対応する蒸気圧信号を出力する第二の圧力
センサと蒸気圧信号が上限設定値と下限設定値の間に設
定された第一の基準値であることを検出して第一の基準
蒸気圧信号を出力する第三のコンパレータと、蒸気圧信
号が上記第一の基準値と下限設定値との間に設定された
第二の基準値であることを検出して第二の基準蒸気圧信
号を出力する第四のコンパレータとから成る第;の蒸気
圧検出部を形成し、上記第二の基準蒸気圧信号が出力さ
れてから上記第一の基準蒸気圧信号が出力されるまでの
基準圧力上昇期間を計測し、更に、蒸発量演算部を付設
して、基準圧力上昇期間計測部でもって計測された基準
圧力上昇期間に対応する蒸発量を、基準圧力上昇期間と
蒸発量の関係を表わすテーブルに従って検索して出力す
るようにしたことを特徴とするものである。
さて、後続するこの発明の詳細な説明に先がけて、この
発明の構成を付設することができる典型的な小形ボイラ
系の構成及び動作を説明すれば以下の通りである。
第1図(A)は、かかるボイラ系の構成を示すブロック
説明図であり、ボイラ1はその断面が示されている。
第1図(B)は第1図(A)におけるA−A断面図であ
る。
図において、ボイラ1の内爺吊、壁1aの内周面に沿っ
て多数の水管1bが立設され、水管1bは中空筒状体か
ら成り、その下端部は環状の下部管寄せ1c (氷室)
に、そして、その上端部は同じく環状の上部管寄せld
(蒸気室)にそれぞれ連通し、下部管寄せ1c及び水管
1bの下部には、缶水が収納される。
水管1bで囲まれたボイラ1の中心部には、燃焼室1e
が形成される。ボイラ1の上部には、電動機1fで駆動
されるプロア1gに連通する風道1h燃焼室1eの下端
部は、多数の水管1bの中空部を経て煙道1kに連通ず
る。上部管寄せ1dからは、連通管11が壁1a外に延
びて下部管寄せ1Cに連通する。
連通管11の中間部には、缶水水位を目視可能に表示す
る水位ゲージ1mと水位検出部2が介装される。水位検
出部2には、給水制御部3が接続され、その出力端子は
給水ポンプ4を駆動する電動機4aに接続される。給水
ポンプ4の導入管は図示しない水源に連通し、その吐出
管は下部管寄せICに連通ずる。
更に、連通管11の上部には、圧力検出部5が接続され
、その出力端子は燃焼制御部6に接続される。燃焼制御
部6からは、制御信号線6a′〜60′が延びて電動機
1f、電極棒1j、燃料ポンプ6d′のそれぞれに接続
される。燃料ポンプ6d’の導入管は図示しない燃料タ
ンクに連通し、その吐出管はノズル捧11に連通する。
そして、下部管寄せ1Cからはブロー管1nが延びて、
ブロー−ツク1pを介して図示しない排水路に連通し、
上部管寄せ1dからは蒸気管1qが延びて図示しない所
望の蒸気負荷に連通する。
上記ボイラ系の構成では、蒸気番発生させるに際しては
、電動機1fでもりてプロア1gを駆動して風道1h内
に空気を圧送しつつ電極棒1jに高電圧を印加してノズ
ル棒11の先端から噴射される燃料を着火させ、これを
燃焼室1e内で燃焼させる。かかる燃焼により生じた高
温度の燃焼ガスは、燃焼室1e下端部から水管1bの中
空部に進入し、これを通過して煙道1kに至り排気され
る。
この間に、熱交換が行われて水管1b中の缶水が加熱さ
れて蒸気、となり、これが上部管寄せ1dにて収集、蓄
積され、蒸気管1qを通じて蒸気負荷に供給されるもの
である。
そして、燃焼制御に関しては、下部管寄せ旬内の蒸気圧
を連通管11を通じて抽出して圧力検出部5に供給し、
圧力検出部5は上部管寄せ1d内の蒸気圧が予め設定さ
れた下限蒸気圧に達したことを検出したときには、下限
蒸気圧信号を、同様に、上限蒸気圧に達したことを検出
したときには、上限蒸気圧信号を燃焼制御部6に送る。
燃焼制御部6は、蒸気の消費が続行して上部管寄せ1d
内の蒸気圧が降下し、圧力検出部5から下限蒸気圧信号
を受けたときには、制御信号線6A′を通じて電動機1
fを始動させて、プロア1gでもって風道1hを空気パ
ージしてから制御信号線6b’を通じて電極棒1jに高
電圧を印加するとともに、制御信号線60′を通じて燃
料ポンプ料に点火し燃焼を開始させ、更に、蒸気の発生
が続行して蒸気圧が上昇し、圧力検出部5から上限蒸気
圧信号を受けたときには、制御信号線8c’を通じて燃
料ポンプ8d’を停止させて、燃料供給を断つことによ
り、燃焼を停止させるとともに、燃焼ガスの排出を待っ
て、制御信号線68′を通じて電動機1fを停止させて
プロア1gがらの送風を断つ。
而して、燃焼の断続制御でもって、上部管寄せ1d内の
蒸気圧を上下限蒸気圧として予め設定された同圧力値の
間の圧力値に保つことができるものである。
なお、簡便な装置では、電動機1f、燃料ポンプ6d’
の始動・停止制御、及び電極棒1jへの高電圧の印加を
同時的に行ってもよい。
更に、給水系に関しては、連通管11内の気水境界面、
即ち、水管1b中の缶水水位の変化を水位検出部2に伝
達し、水位検出部2は缶水水位が予め設定された下限水
位に達したことを検出したときには、下限水位信号を、
同様に、上限水位に達したことを検出したときには、上
限水位信号を給水制御部3に送る。
給水制御部3は、蒸気の消費により水管中の缶水水位が
降下し、水位検出部2から下限水位信号を受けたときに
は、電動機4aを始動させて給水ポンプ4でもって下部
管寄せ1Cを通じて水管1bへの給水を開始させ、給水
が続行して缶水水位が上昇し、水位検出部2から上限水
位信号を受けたときには、電動機48を停止させて、水
管1bへの給水を断つ。
而して、給水の断続制御でもって、水管1b内の缶水水
位を上下限水位として予め設定された両水位値の間の水
位値に保つことができるものである。
そして、かかる給水の断続制御と、前記燃焼の断続制御
は、互いに別個独立に行われるものである。
また、缶水のブロー・に際しては、ブローコック1pを
開くことにより、排水管1nを通じて下部管寄せIC及
び水管1b中の缶水の一部あるいは全部をブローするこ
とができるものである。
なお、プロア1g、風道1h、ノズル棒1is電極棒I
Jから成るバーナは、これに限られるものではなく、要
すれば、水管1b中の缶水を加熱して蒸気を発生させ得
れば足りるので、一般的には、電気ヒータ等をも含む加
熱装置であればよい。
而して、同様に、燃焼制御部6も加熱装置を断続する加
熱制御部であればよい。
続いて、第2図〜第5図に基づいて、この発明の実施例
の構成及び動作を説明すれば以下の通りである。
第2図は、この発明の一実施例の構成を示すブロック図
であり、図中、第1図における符号と同一の符号で表わ
される構成要素はそれぞれ第1図のものに対応している
第一の蒸気圧検出部5は、連通管11を通じて上部管寄
せ1d内の蒸気圧が導かれる圧力センサ5aと、圧力セ
ンサ5aの出力端子にそれぞれの第一の入力端子が接続
された第一、第二のコンパレータ5b、5cと、第一、
第二のコンパレータsb。
5Cの第二の入力端子にそれぞれ接続された基準−電源
5d、5eとから成る。
加熱制御部6は、第一のコンパレータ5bの出力端子が
そのセット端子に接続され、第二のコンパレータ5Cの
出力端子がインバータ6aを通じてそのリセッ上端子に
接続されたフリップフロップ6bと、フリップフロップ
lIbの正相出力端子がドライバ6Cを通じてその一端
に接続され、その他端が電源6dに接続されたリレー6
8とから成り、リレー6eの接点6e’ 、@e  、
@e  は電動機′f、電極棒1j、燃料ポンプ6d′
を制御するための制御信号線6a’ 、6b’ 、li
c’のそれぞれと電源の間に挿入される。
第二の蒸気圧検出部Tは、連通管11を通じて上部管寄
せ1d内の蒸気圧が導かれる圧力センサ7aと、圧力セ
ンサ7aの出力端子にそれぞれの第一の入力端子が接続
された第三、第四コンパレータ7b、ICと、第三、第
四のコンパレータTb、7Cの第二の入力端子にそれぞ
れ接続された基準電圧源7d、 reとから成る。
基準圧力上昇期間計測部8は、第三のコンパレータrb
の出力端子がインバータ8aを通じてそノリセット端子
に接続され、第四のコンパレータ7cの出力端子がイン
バータ8bを通じてそのセット端子に接続されたフリッ
プフロップ8cと、クロックパルス発振器8dと、その
−っの入力端子がクロックパルス発振器8dの出方端子
に接続リレ、他の一つの入力端子がフリップフロップ8
Cの正相出力端子に接続されたアントゲ−)1eと、ア
ンドゲート8eの出力端子がその人力端子に接続された
カウンタ8fと、その人力端子が7リツプフロツプ8c
の正相出力端子に接続され、その出力端子がカウンタ8
fのクリア端子に接続された単安定マルチバイブレータ
8gとから成る。
蒸発量演算部9は、データバス9a、アドレスバス9b
、コントロールバス9cでもっテ相互接続されたマイク
ロプロセッサIdと、メモリseと、入カポ−)Ifと
、出カポ−Hgと、割込制御線shにその補相出力端子
が接続された単安定マルチバイブレータ81とから成り
、入カポ−Hfの入力端子はカウンタ8fの出力端子に
接続され、単安定マルチバイブレータ9+の入力端子は
アリツブフロップ8Cの正相出力端子に接続される。
第3図は連通管1]に抽出された上部管寄せ1d内の蒸
気圧の変化(人と、第一第二のコンパレータ5b、5C
が出力する上下限蒸気圧信号(Bl (C1と、フリッ
プフロップ6bの正相出力信号(D)とを対比し、さら
に第三第四のコンパレータ7b、 Tcが出力する第一
、第二の基準蒸気圧信号(E)(F)と、フリップフロ
ップ8Cの正相出力信号fGl同とを対比して示す波形
図である。
上記構成において、先ず、第一の蒸気圧検出部5、加熱
制御部6の動作を説明すれば以下の通りである。
圧力センサ5aは連通管11を通じて導かれた上部管寄
せ1d内の蒸気圧に応答して、これ尋こ対応する蒸気圧
信号S1を出力するものであるところ、いま、第3図K
) Hに示すように蒸気圧が下限蒸気圧しよりも高い場
合には、基準電圧源5dから供給される下限蒸気圧りに
対応する、蒸気圧信号81の下限設定値に等しい基準電
圧VLよりも蒸気圧信号Slの方が大きくなるので、こ
れを検出して第一のコンパレータ5bは第3図(Bl 
bに示すように「1」を出力する。
そして、蒸気の消費あるいは温度低下に伴って蒸気圧が
低下し、第3図(A) Cに示すように、下限蒸気圧り
に達すると、蒸気圧信号Slが基準電圧Vt、よりも小
さくなるので、これを検出して第一のコンパレータ5b
は第3図(B) dに示すようから「0」への反転を下
限蒸気圧信号SLとしてセット端子に受けてフリップフ
ロップ6bが「1」にセットされ、その正相出力信号は
、第3図(D) eに示すように「O」から「1」に反
転する。この信号を受けてドライバ6cが導通状態とな
り、リレー@eが励磁されて、接点6e’ 、 @e”
 、@e”’が閉成し、電動機1f、電極棒1j、燃料
ポンプ8d’に電源が供給されるので、缶水の加熱が行
われる。
而して、フリップフロップ6bが「1」になっている期
間中、加熱が続行し1、第3図(Al fに示すように
、蒸気圧が上昇し続ける。
やがて、第3図(A) gに示すように、蒸気圧が上限
蒸気圧Hに達すると、いままで、蒸気圧信号81が、基
準電源5eから供給される上限蒸気圧[■に対応する、
蒸気圧信号81の上限設定値に等しい基準電圧VHより
も小さかったために、第3図(C1hに示すように、「
O」を出力していた第二から「1」への反転はインバー
タ6aにより、「1」から10」への反転に変換されて
、上限蒸気圧信号軸としてフリップフロップ6bのリセ
ット端子に供給され、これを「0」にリセットする。
而して、第3図(Di jに示すように、フリップフロ
ップ6bの正相出力信号がrO」となるので、リレー6
eが非励磁状態となり、接点lie’ 、@e”、6e
  が開成し、缶水の加熱が停止する。
このようにして、加熱装置が始動してから停止するまで
の期間Ts (以下加熱期間という)はフリップフロッ
プ6bが「1」になっている期間でもって特定され、更
に、加熱装置が停止してから始動するまでの期間T2 
(以下加熱停止期間という)は、フリップフロップ6b
が「0」になっている期間でもつで特定されるものであ
る。
加熱を停止した後は第3図囚kに示すように、蒸気の消
費あるいは温度低下に伴って蒸気圧かり返し行われて、
蒸気圧は上限蒸気圧と下限蒸気圧の間に保たれる。
次に、第二の蒸気圧検出部T、基準圧力上昇期間計測部
魯の動作を説明すれば以下の通りである。
第一の蒸気圧検声部s内の圧力センサ5aと並列に接続
され、連通管11を通じて導かれた上部管寄せ1d内の
蒸気圧に応答して、これに対応する蒸気圧信号81′を
出力する第二の圧力センサTaは第3図(A)aに示す
ように、蒸気圧が第二の基準蒸気圧Bより低い場合には
、基準電圧源reから供給される第二の基準蒸気圧Bに
対応する、蒸気圧信号S l’の第二の基準設定値に等
しい基準電圧■Bよりも蒸気圧信号、lの方が小さくな
るので、これを検出して第四のコンパレータ7cは第3
図(E) mに示すように「0」を出力する。そして、
第3図(A) nに示すように、蒸気圧が第二の基準蒸
気圧Bに達すると、蒸気圧信号Sl′は基から「1」へ
の反転はインバータ8bにより「1」から「0」への反
転に変換されて、第二の基準蒸気圧信号Sgとしてフリ
ップフロップ8Cの令ット端子に供給されるので、フリ
ップフロップ8Cが「1」にセットされ、その正相出力
信号は、第3図(Qpに示すように、「0」から「1」
に反転する。
さらに、第3図(Alqに示すように、蒸気圧が第一の
基準蒸気圧Aに達すると、いままで蒸気圧信号Sl′が
基準電源7dから供給される第一の基準蒸気圧に対応す
る、蒸気圧信号81′の第一の基準設定値に等しい基準
電圧Vムよりも小さかったために、第3図(F) rに
示すように、rJを出力していた第三のコンパレータ7
bが第3図(FISに示すように、「1」を出力するよ
うになる。
かかる第三のコンパレータ7bの出力信号の「o」ト端
子に供給され、これを「0」にリセットする。
而して、第3図(Gl tに示すように、フリップフロ
ップ8Cの正相出力信号が「0」となる。
このように、加熱期間Tl中において、フリップフロッ
プ8cが「1」になっている期間は基準圧力上昇期間t
1を表わすものである。
そして、例えば、蒸気圧の上昇工程で蒸発量(蒸気負荷
)が増大した場合には、缶水の加熱、缶水の供給によっ
てボイラ系に流入する熱量と、放熱によってボイラ系か
ら流出する熱量力慎定常運転中の加熱期間について略々
一定であるところ、缶水の蒸発によってボイラ系から流
出する熱量が蒸発量に応じて増大するので、ボイラ系か
らより多(の熱量が奪われることとなり、第3図(Al
 f’に示すように、蒸気圧の上昇勾配が鈍化するもの
である。
而して、蒸発量が増大した場合1こ:ま、第3図(A)
 n’の時点で第3図(Hip’に示すようiこ、7 
!j −/プフロップ8Cが「1」に反転して基準圧力
上昇期間に移行し、第3図(A)q ’の時点で第3図
(Bt’sこ示すように、フリップ70ツブ80力i 
r(+11こ反転することとなるので、蒸発量が増大す
る以前の基準圧力上昇期間t1よりも長時間の基準圧力
上昇期間tllが形成される。
かかる蒸発量の変化に依存する基準圧力上昇期間t1の
変化を定量的に考察すると、蒸発量Gsは、 (j5 = Cn  DB−一・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(1)1゜ なる式で表わされる。
ただし、 η・・・・・・ボイラ効率(放熱損失を除()B・・・
・・・燃料消費量(流量) HU・・・・・・燃料の発熱量 000番 IW…・・・給水エンタルピ GS・・・・・・蒸発量(流量) ISM・・・・・・蒸気のエンタルピ(第一、第二の基
準蒸気圧に対応するエンタ ルビの平均値) Q+<・・・・・・ボイラの放熱量(熱流量)U^・・
・・・・第一の基準蒸気圧Aに対応して基準圧力上昇期
間t1の開始時点 においてボイラ系が保有する内 部熱エネルギー Uh・・・・・・第二の基準蒸気圧Bに対応して基準圧
力上昇期間t1の終了時点 においてボイラ系が保有する内 部熱エネルギー である。
而して、(1)式において、 C=CB−CR・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・ (2)とおくと、蒸発LGsは、 で表わされる。
そして、(2は基準圧力上昇期間t1が無限大の場合の
蒸兄量、すなわち、各ボイラ系個有の最大蒸発量を表わ
す。
また、Gs x Oにおける基準圧力上昇期間1.1は
、 となり、かかる基準圧力上昇期間tloは蒸発量(蒸気
負荷)が零であっても、主にボイラからの放熱により流
出する熱エネルギーを補1て、ボイラ系を運転状態に維
持するために必要な最小の基準圧力上昇期間である。
そして、前記(3)式で表わされる基準圧力上昇期間1
1と蒸発量Gsの関係を例示するグラフが第4図である
このように、ボイラ系の基準圧力上昇期間1゜は蒸発量
Gsに従って各ボイラ系個有の値に特定されるので、基
準圧力上昇期間t1を計測してこれを特定すれば、第4
図に例示するようなグラフに従って蒸発量Gsを特定す
ることができるものである。
続いて、第2図、第3図、第4図及び第5図を参照しつ
つ基準圧力上昇期間計測部8、蒸発量演算部9及び表示
部10の動作を説明すれば以下の通りである。
第5図は蒸発量演算部9における演算処理のフローチャ
ートである。
先ず、蒸発量演算部Sが動作を開始すると、マイクロプ
ロセッサ9dは第5図aの工程に移行し、基準圧力上昇
期間1.を読み込むための割込処理を実行すべく、割込
み待ちの状態で待機する。
このような状態下で、加熱装置の断続制御が行われると
、フリップフロップ8Cの正相出力信号は第3図()(
)に示すように基準圧力上昇期開扉の間「1」となるの
で、かかる正相出力信号を受けて、基準圧力上昇期間t
l′中に限り、アントゲ−)Beが開いて、クロックパ
ルス発振器8dからのクロックパルスをカウンタ8fに
導き、これを計数させる。
そして、第3図(Hit’に示すように、フリップフロ
ップ8cが「1」から「0」に反転すると、アントゲ−
)8eが閉じて、カウンタ8fへのクロックパルスの供
給が断たれ、カウンタ8fには、基準圧力上昇期間11
′を表わすディジタル符号が生成され、基準圧力上昇期
間信号Szとして出力される。
このとき同時に、フリップフロップ1Cの正相出力信号
の「1」からrJへの反転により、単安定マルチバイブ
レータ91がトリガされて準安定状態に移行し、割込制
御線9hを「0」にして、マイクロプロセッサ9dに割
込指令信号を与える。
割込指令信号を受けたマイクロプロセッサ9dぼ、第5
図すの工程を実行し、アドレスバス9bに入力ポート9
fを指定するアドレス信号を送出するとともに、コント
ロールバス9cに制御信号を送出して、カウンタ8fが
出力する基準圧力上昇期間tl′を表わす基準圧力上昇
期間信号82を入力ポート9fから読み込み、これをデ
ータバス9aを通じてマイクロプロセッサ9d内に転送
する。
そして、カウンタ8fが出力する基準圧力上昇期間信号
S2がマイクロプロセッサ9dに読み込まれた後、フリ
ップフロップ8Cの正相出力信号の「1」から「0」へ
の反転により、トリガされて準安定状態に移行していた
単安定マルチバイブレータ8gが安定状態に復帰し、カ
ウンタ8fをクリアし、これを次回の基準圧力上昇期間
の計測に備える。
この間に、々イクロプロセッサ9dは第5図Cの工程に
移行し、転送された基準圧力上昇期間信号S2に基づい
て、この基準圧力上昇期間信号S2で表わされる基準圧
力上昇期間t1′に対応する、蒸発蓋Gsを表わす蒸発
量信号S3が記憶されているアドレスを算出し、更に、
第5図dの工程に移行し、算出されたメモリのアドレス
をマイクロプロセッサ9d内のレジスタに一旦記憶させ
てから、第5図eの工程に移行する。
この工程では、上記レジスタに記憶されているメモリの
アドレスをアドレスバス9bを通じてメモIJ9eに転
送して、そのアドレスを指定するとともにコントロール
バス9cを通じて1ilJll信号をメモIJ9eに送
ってこれを読み出しモードで作動させることにより、指
定されたアドレスに記憶されている蒸発量信号Ssを読
み出してデータバスlaを通じてこれをマイクロプロセ
ッサ9d内に取り組む。
かかる検索処理に際して、メモリse内には、各アドレ
スと、そこに記憶されている記憶内容との関係に従って
テーブルが形成されるので、ある基準圧力上昇期間信号
に基づいてメモIJ 9 eのアドレスを指定し、その
基準圧力上昇期間借に対応する蒸発量信号をテーブルに
従って検索することができるものである。
そして、上記テーブルにおける基準圧力上昇期間tlと
蒸発量Gsとの関係は前述した第4図のグラフに示すよ
うなものとなり、このような関係は各ボイラ系について
実測により容易に決定できるものである。
第4図のグラフを参照しつつ上記検索処理について、更
に、説明すれば、この処理は基準圧力上昇期間計測部8
にて得られる基準圧力上昇期間信号S2に基づいて同図
1に示すよう1と、グラフの横軸上に表わされた基準圧
力上昇期間tlの値を特定し、同図すに示すように、そ
の横軸上の値に対応して縦軸上に表わされた蒸発量Gs
の特定の値を検索することにより、基準圧力上昇期間1
.から蒸発量Gsを求めるようにしたものである。
上記検索処理の実行が完了すると、マイクロプロセッサ
9dは第5図fの工程に移行し、検索処理で得られた蒸
発量信号S3を出カポ−)1gを通じて表示部10に転
送する。
しかる後、マイクロプロセッサlidは第5図gの復帰
工程にて同図aの工程にもどつて、割り込み待ちの状態
となり、次回の基準圧力上昇期間の計測、すなわち、割
込指令信号を受けるべく待機する。
表示部10は蒸発量信号S3を受けて、蒸発量()sを
目視可能に表示する。
この発明に牽連する第二の発明の構成は、この発明の構
成において、基準圧力上昇期間計測部に代えて基準圧力
降下期間計測部を付設して昇降する蒸気圧が、上下限蒸
気圧の間に設定された第一の設定値から、同様に設定さ
れた第二の設定値まで降下するに要する基準圧力降下期
間を計測し、蒸発量演算部は基準圧力降下期間計測部で
もって計測された基準圧力降下期間に対応する蒸発量を
基準圧力降下期間と蒸発量の第6図、第9図に基づいて
、第7図、第8図をも参照しつつ上記第二の発明の構成
及び動作を説明すれば以下の通りである。
第6図は上記第二の発明の構成を示すブロック図であり
、図中、基準圧力降下期間計測部11は第2図における
基準圧力上昇期間計測部8と同様に構成され、アンドゲ
ート118の一つの入力端子と、単安定マルチバイブレ
ータ11gの入力端子が共に7リツプ70ツブ11cの
正相出力端子に接続される。フリップフロップ11cの
セット端子には、第三のコンパレータ7bの出力端子が
接続され、同様にリセット端子には、第四のコンパレー
タ7cの出力端子が接続される。
そして、図中、蒸発量演算部−に含まれる単安定マルチ
バイブレータsiの入力端子もフリップ70ツブ11c
の正相出力端子に接続される。
他の構成要素は第2図において同一の符号が示す構成要
素とそれぞれ同一である。
第7図において、加熱停止期間T鵞における蒸気圧は第
T図囚kに示すように、蒸気の消費あるいは温度の低下
に伴って上限蒸気圧Hから低下しはじめ、途中第7図G
&l uに示すように、第一の基準蒸気圧Aに達すると
、蒸気圧信号81′が基準電圧VAよりも小さくなるの
で、これを検出して、第三のコンパレータrbは第7図
(F) wに示すように、「1」から「0」へその出力
信号を反転させる。これを、第一の基準蒸気圧信号S、
′としてセット端子に受けてフリップフロップllcが
「1」にセットされ、その正相出力信号は、第7図((
1pに示すように「0」から「1」に反転する。
さらに、蒸気圧が降下し、第7図(A) Vに示すよう
に、第二の基準蒸気圧Bに達すると、蒸気圧信号Sl′
が基準蒸気圧Vsよりも小さくなるので、これを検出し
て第四のコンパレータTCは第7図(E) xに示すよ
うに「1」から「0」へその出力信号を反転させる。こ
れを、第二の基準蒸気圧信号SL1′としてリセット端
子に受けてフリップフロップ11cが「0」にリセット
され、その正相出力転する。
このようにしてフリップフロップ11Cが「1」になっ
ている期間は基準圧力降下期間t2を表わすものである
次に、例えば、蒸気圧の下降工程で蒸発量(蒸気負荷)
が増大した場合には、缶水の加熱によってボイラ系に流
入する熱電がなく、更に、缶水の供給によってボイラ系
に流入する熱量と、放熱によってボイラ系から流出する
熱量が定常運転中の加熱停止期間中について略々一定で
あるところ、缶水の蒸発によってボイラ系から流出する
熱量が蒸発量に応じて増大するので、蒸気圧の上昇工程
の場合と同様に、ボイラ系からより多くの熱量が奪われ
ることとなり、第3図に対応する第γ図K)k’に示す
ように、蒸気圧の下降勾配が急峻化するものである。
而して、いま仮りに、第7図(A) gに示す時点で、
フリップフロップ6bがro」に反転して加熱−1停止
期間に移行したと仮定すると、蒸発量が項線した場合に
は、第7図(A)u’及びV′に示す時点で第7図Hp
 ’、及びt′に示すように、7リツプフロツプ11c
の出方が反転することとなるので、蒸発量か増大する以
前の基準圧力降下期間t、よりも短期間の基準圧力降下
期間t2′が形成される。
かかる蒸発量の変化に依存する基準圧力降下期間t2の
変化を定量的に考察すると、蒸発量G3は、 cV′ ()s−〜−CR・曲・曲・・・曲回・・・(51tり なる式で表わされる。
ただし、 そして、(jszQにおける基準圧力降下期間t20は
、 となり、かかる基準圧力降下期間t2oは蒸発量の基準
蒸気圧から第二の基準蒸気圧に至るまでに要する最大の
基準圧力降下期間である。
第1+図は第6図における蒸発量演算部1の演算処理の
フローチャートである。
上記構成では、マイクロプロセッサ9dが第9図aの工
程にて割り込み待ちの状態で時期しているときに、加熱
装置の断続制御が行われると、フリップフロップ11c
の正相出力信号は第7図(■(転)に示すように、基準
圧力降下期間t2’の間「1」となるので、かかる正相
出力信号を受けて、基準圧力降下期間t2′中に限り、
アントゲ−) 11eが開いて、クロックパルス発振器
11dからのクロックパルスをカウンタ11fに導き、
これを計数させる。
そして、jF17図(H)t’に示すように、ブリップ
フロップ11cが「1」から「o」に反転すると、アは
、基準圧力降下期間t2′を表わすディジタル符号が生
成され、基準圧力降下期間信号82′として出力される
このとき同時に、7リツプフロツプ11cの正相出力信
号の「1」から「o」への反転により、単安定マルチバ
イブレータ91がトリガされて準安定状Njに移行し、
割込制御線9hをrJにして、マイクロプロセッサ9d
に割込指令信号を与える。
割込指令信号を受けたマイクロプロセッサ9dは、第9
図b′の工程に移行し、第S図すの工程と同様の処理を
実行して、基準圧力降下期間、/を読み込んでから、第
9図c−dの工程を経て第一図e′の工程に移行する。
この工程では、第5図eの工程と同様の検索処理を実行
することにより、第9図b′の工程にて読み込んだ基準
圧力降下期間信号82′が表わす基準圧力降下期間t2
′に対応する蒸発量Qsを、にて得られる基準圧力降下
期間信号82′に基づいて第8図のグラフ中、aに示す
ように、横軸上に表わされた基準圧力降下期間t2の値
を特定し、同図すに示すように、その横軸上の値に対応
して縦軸上に表わされた蒸発値慟の特定の値を検索する
ことにより、基準圧力降下期間t2から蒸発量Gsを求
めるようにしたものである。
上記工程e′に後続して、第9図f−gの工程が実行さ
れて、出カポ−)9gを通じて蒸発量信号S3が出力さ
れ、これを受けて表示部10は蒸発量(js’を目視可
能に表示する。
なお、上記この発明及びこの発明に牽連する第二の発明
の構成では、基準圧力上昇期間計測部8、基準圧力降下
期間計測部11は1回の断続制御に関して基準圧力上昇
期間tl、基準圧力降下期間t2を計測して、それぞれ
一つの基準圧力上昇期間信号S2、一つの基準圧力降下
期間信号82′を出力し、各々に基づいて蒸発量を検索
しているが、複数回の断続制御に関して基準圧力上昇期
+i!j、!準圧力降下期間を計測して、これらの平均
値を算出して一つの基準圧力上昇期間信号、一つの丞準
圧力降下期間信号として処理することもできる。
そのようにすれば、ボイラ系の瞬時的変動、特に、耐水
のkII続制御に起因する基準圧力上昇期間1d号、基
準圧力降下期間信号のバラツキを回避で=5、より安定
で正確な蒸発量が得られるという実益がある。
以上のように、この発明及びこれに牽連する第二の発明
は、加熱装置を断続制御するボイラ系において、基準圧
力上昇期間、基準圧力降下期間を計測してその各々に基
づいて蒸発量を検索するように構成されているので、ボ
イラ系における蒸発量を自動的に計測し、これを正確に
把握することができる。
したがって、この発明及びこれに牽連する第二の発明に
よれば、蒸発量に基づく制御系、典lIl!的には、給
水制御系の後備保護を図ることに子り、空焚きを完全に
防止できるとともに、蒸発量というボイラ系の運転管理
上、重要な基礎データを確保することにより、キャリー
オーバーやスケール成長に起因する機器等の破損、焼損
を未然に防止できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
[図(A)はこの発明の構成を付設することができる小
形ボイラ系の構成を示すブロック図、第1図(B)は第
1図(Nにおけるボイラ1のA−A断面図である。 第2図〜第5図はこの発明の実施例に関するものであり
、第2図はその構成を示すブロック図、第3図は第2図
における加熱制御部1及び基準圧力上昇期間計測部8の
要部の波形図、第4図は基準圧力上昇期間t1と蒸発量
Gsの関係を示すグラフ、第5図は第2図中の蒸発量演
算部9における演算処理の手順を示すフローチャーの構
成を示すブロック図、第7図は第1図における加熱制御
部6及び基準圧力降下期間計測部11の要部の波形図、
第8図は基準圧力降下期間t2と蒸ThjiGsの関係
を示すグラフ、第1図は第6図中の蒸発量演算部9にお
ける演算処理の手順を示すフローチャートである。 1・・・・・・ボイラ       5、T・・・・・
・蒸気圧検出部5a、 ?a・・・・・・圧力センサ 5b、 5c%7b、 Tc・・・・・・コンパレータ
6・・・・・・加熱制御部 8・・・・・・基準圧力上昇期間計測部11・・・・・
・基準圧力降下期間計測部9・・・・・・蒸発量演算部
  10・・・・・・表示部特許出願人 株式会社 荏
原製作所 第8図 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  ボイラの蒸気圧に対応する蒸気圧信号81を
    出8Hを出力するコンパレータ5Cとから成る第一の蒸
    気圧検出手段5と、下限蒸気圧信号SLに応答して、缶
    水を加熱するための加熱装置Fを始動させ、上限蒸気圧
    信号SHに応答して加熱装置Fを停止させる加熱制御手
    段6とを備えたボイラ系において、ボイラの蒸気圧に対
    応する蒸気圧信号Sl′を出力する圧力センサTaと、
    蒸気圧信号Sl′が上限設定値Hと下限設定値りの間に
    設定された第一の基準値Aであることを検出して、第一
    の基準蒸気圧信号Sムを出力するコンパレータTbと、
    蒸気圧信号Sl′が上記第一の基準値Aと下限設定値り
    との間に設定された第二の基準値Bであることを検出し
    て、第二の基準蒸気圧信号8Bを出力するコンパレータ
    7cとから成る第二の蒸気圧検出手段Tと、上記第二の
    基準蒸気圧信号8mが出力されてから上記第一の基準蒸
    気圧信号8Aが出力されるまでの基準圧力上昇期間11
    を計測して、その計測結果を基準圧力上昇期間信を算出
    し、その算出結果を蒸発量信号S3として出力する蒸発
    量演算手段9とを付設して成り、上記蒸発量演算手段9
    は、予め記憶された基準圧力上昇期間とそれに対応する
    蒸発量の関係を表わすテーブルに従って、基準圧力上昇
    期間に対応する蒸発量を検索するようにしたことを特徴
    とするボイラ系における蒸発量計測装置。
  2. (2)  ボイラの蒸気圧に対応する蒸気圧信号S1を
    出力する圧力センサ5aと、蒸気圧信号Slが下限設L 定iあることを検出して、下限蒸気圧信号8x。 を出力するコンパレータ5bと、蒸気圧信号S1が上限
    設定値Hであることを検出して、上限蒸気圧信号814
    を出力するコンパレータ5Cとから成る第一の蒸気圧検
    出手段5と、下限蒸気圧信号SLに応答して、缶水を加
    熱するための加熱装置Fを始動させ、上限蒸気圧信号S
    Hに応答して、加熱装置Fを停止させる加熱制御手段8
    とを備えたボイラ系において、ボイラの蒸気圧に対応す
    る蒸気圧信号Sl′を出力する圧力センナ7aと、蒸気
    圧信号Sl′が上限設定値Hと下限設定値りの間に設定
    された第一の基準値人であることを検出して、第一の基
    準蒸気圧信号Sム′を出力するコンパレータ7bと、蒸
    気圧信号81′が上記第一の基準値Aと下限設定値りと
    の間に設定された第二の基準値Bであることを検出して
    、第二の基準蒸気圧信号8a’を出力するコンパレータ
    7Cとから成る第二の蒸気圧検出手段Tと、上記第一の
    基準蒸気圧信号8A’が出力されてから上記第二の基準
    蒸気圧信号S11′が出力されるまでの基準圧力下降期
    間t2を計測して、その計測結果を基準圧力降下期間信
    号82′として出力する基準圧力降下期間計測手段11
    と、基準圧力降下期間に基づいて蒸発量を算出し、その
    算出結果を蒸発量信号s3として出力する蒸発量演算手
    段9とを付設して成り、上記蒸発量演算手段8は、予め
    記憶された基準圧力降下期間とそれに対応する蒸発量の
    関係を表わすテーブルに従って、基準圧力降下期間に対
    応する蒸発量を検索するようにしたことを特徴とするボ
    イラ系における蒸発量計測、装置。
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