JPS58114972A - 印字ハンマの磁気回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は印字ハンマの磁気回路に関し、特にドツト式印
字装置の印字ハンマの一気回路に関する。

従来のドツト式印字装置の印字パノ！の磁気回路は、側
断面がお−むね１３１字状の形状を有する鉄心の対面す
る２辺のうちの一方の辺の外周に巻線を巻付けると共に
、仁れら０２辺を連結する辺の中間または連結部分の近
傍に永久磁石を挾持し、巻線を巻付けた辺と対面する辺
の端面にハンマばねの一方の端部を押え板を介してボル
トでねじ止め固定し、ハンマばねの他の一方の端部を巻
ＩＩＡを巻付けた辺の端面と接触するように配置して構
成されている。

上記のように構成された磁気回路、を有する印字ハンマ
は、通常は永久磁石の磁力によってハン！、ばねの自由
端を鉄心の巻線を巻付けた辺の端面に吸引してお）、、
印字動作を行わせ、るときは、永久磁石による磁力を打
消す方向に磁力を発生するように巻線に電流を供給して
、永久磁石による磁束と、巻線に与えられる電流による
永久磁石の磁束と逆向７色９の磁束とが打消し合ったと
きに、ノ１ンマばねの弾性力によりハンマばねが鉄心の
端面から離れて印字のための打撃動作を行わせる。

しかしながら、上述のよう表構成を有する磁気回路にお
いては、永久磁石の位置が対面する２辺を連結する辺の
中間を九は連結部分の近傍に配置されているため、永久
磁石によって発生する磁束は、鉄心を通って直接ハンマ
ばねに吸引力としてその効果を発揮するものの外に対面
する２辺のはゾ全長に互って漏えいする漏えい磁束があ
る。この漏えい磁束は巻線の巻数を大きくしようとする
と、鉄心の長さを長くする必要があるために、ますます
大きくなる。

従ってハンマばねに対して必要な吸引力を得るためには
、漏えい磁束を含めた磁束を発生することのできる大き
な永久磁石を使用し、かつ対面する２辺の断面積を大き
くとるか、ｔたは対面する２辺の間隔を大きくして漏え
い磁束を少なくするかＯいずれかの方法が必要であり、
これらのいずれの場合も磁気回路の形状が大きくなり、
従って印字ハンマ、ひいてはこの印字ハンマを使用する
印字装置が大型で重いものになるという欠点がある。

本発明の目的は、巻線のための空間を充分に確保した上
で漏えい磁束を少なくシ、小さな形状で且つ重量の小さ
な印字ハンマを実現するのに適した印字ハンマの磁気回
路を提供することにある。

本発明の印字ハンマの磁気回路は、対面する２辺および
この２辺の同一方向の端部を連結する辺とからなりおお
むね１コ′字状の側面形状を有する鉄心と、この鉄心の
前記対面する２辺のいずれか一方の前記連結する辺と反
対側の自由端面に近接し九部分に挾持される永久磁石と
、前記鉄心の前記対面する２辺のいずれか一方の辺の外
周に巻付けられた巻線と、前記鉄心の前記対面する２辺
のうち前記巻線を巻付けられ九辺と相対する辺の前記自
由端面（一方の端部を支持され　他方の端部を前記巻線
を巻付けられ九辺の前記自由端面と接触する位置に配置
されたハンマばねとを備えて構成されている。

以下１本発明について図面を参照して詳細に説明する。

本発明の第１の実施ｆＩｌｔ示した１１１図を参照する
に、断面がお−むね１コ１字状の形状を有する鉄心１１
０対面する２辺１１ｍおよびｌｌｂのうち０１辺１１ｍ
の外局に装着された巻枠１５に巻１１１３が巻付けられ
てお９．その端面１Ｂの近傍に永久磁石１２が挾持され
ている。また、／・ンマばね１４は、その上端部および
下端部がそれぞれ辺１１麿および辺ｆｌｂの端面１８お
よび１９に接触する位置に配置され、下端部は端面１９
に押え板１６を介してボルト１７によって固定されて支
持されている。

このように構成された磁気回路は、巻線１３に電流が供
給されていないときは、永久磁石１２による吸引力によ
り吸引しτハンマばね１４を非吸引位置１４′から端面
１８に接触する位置にその弾性力に抗して変位させてい
る。この）１ン！ばね１４に印字のための打撃動作を行
なわせるときは、巻線１３に電流を供給することによっ
て生ずる鉄心１１内の磁束が、永久磁石１２による鉄心
１１内の磁束を打消す方向に巻＠１３に電流を供給する
。これによう辺１１１の端面１８におけるハンマばね１
４の吸引力がなくなるので、ハンマばね１４はその変位
による弾性力により非吸引位置１４′に戻る運動を行い
、この運動が印字の九めの打撃運動となる。

ハンマばねが打撃動作を行ってインク・リボン３３ｔ−
介してプラーテン３１に装着されている用紙３２に印字
を行うと、打撃の反力により端面１８の方へ運動を行う
が、このとき巻線１３への電流供給を停止すると、ハン
マばねは再び永久磁石１２による吸引力によシ吸引され
て端面１８に吸引されて静止する。

このとき、鉄心１１の辺ｔｉａが永久磁石１２と接触す
る接触面１１Ｃから辺１１ｂの接触面１１Ｃにほぼ相対
する位１１ｔｌｌｄまでは磁位差が小さいので、鉄心１
１のｉｌｌ　ｍと辺１１ｂとの間の漏えい磁束２０は、
永久磁石１２の近傍のみに生じ１辺１１ａおよびｌｌｂ
の全長に互って生ずることはない。このため漏えい磁束
を増すことなく接触面１１Ｃと相対する位置ｌｉｄとの
間の鉄心に巻＄１３の九めの空間を充分に大きくとるこ
とが可能である。

従って永久磁石１２の磁力はｔ１望ノ１ンマばね１４を
吸引するのに必要な力にわずかな漏えい磁束分を加えた
力があれば充分で、比較的小さな磁石で目的を達するこ
とができる。なお永久磁石１２の位置は、漏えい磁束を
できるだけ小さくするために出来る限り端面１８または
１９に接近させ、その長さも辺１１畠またはｌｌｂの長
に比して小さいことが望ましい。

本発明のＩＩ２の実ｍ例を示す第２図を参照すると、永
久磁石２２は、ハンマばね２４を固定する↓ 端面２９を有する辺２１ｂに挾持れてお夛、又辺２１ｋ
ｌ）形状は全長に互って厚さは等しくなく、その一部は
重量を軽減するために永石磁石による磁束を通すのに必
要にして充分なだけの厚さにしであるため、鉄心２１は
変形し九１コ′字状の形状を有するが、ＴｉＩｋ気的効
果は第１図に示した第１の実施例と全く同じである。

すなわち、ハンマばね２４はその一方の端部を鉄心２１
の一方の辺２１ｂの端面２９に押え板２６を介してボル
ト２７により固定されて支持されておシ、他方の端部は
鉄心２１の他方の辺２１ａの端面２８に相対する位置に
起重されている。一方永久磁石２２は辺２１ｂの端面２
９に近接した位置に挾持されており、永久磁石２２によ
って生じ鉄心２１ｔ−通る磁束は、端面２８においてハ
ンマばね２４の端面２９に固定されている端部の反対側
の端部を吸引している。辺２１ａの外周には巻線２３が
巻付けられていて、この巻線２３に永久磁石２２による
鉄心２１内の磁束を打消す方向に・磁束を生ずるように
電流を供給することによシ。

永久磁石２２による吸引力を打消してハンマばね２４に
その弾性力による印字動作を行わせる。

このとき辺２１ａと辺２１ｂとの間に生ずる漏えい磁束
３０は永久磁石２２の近傍のみであるので、第り★施例
と同様に永久磁石を小型のものにすることができる。

以上詳細に説明したように１本発明の磁気回路によれば
、鉄心の巻線部分の長さを充分に大きくとっても、小さ
な寸法の永久磁石と小さな断面積の鉄心又は対面する辺
の間隔の小さな鉄心とでもハンマばねを吸引するのに充
分な力が得られるので、小皺で軽量の印字ハンマを実現
することができ、従りて印字装置を小型且つ軽量するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

′　第ｉｍｌは本発明の印字ハンマの磁気回路の第１・
Ｏ実施例の断面図、＠２図拡本発明の第２の実施ガの断
面図である。 図において、１１・・・・・・鉄心、１２・・・・・・
永久磁石、１３・・・・・・巻線、１４・・・・・・／
−ンマばね、２１・・・・・・鉄心、２Ｆ・・・・・永
久磁石、２３・・・・・・巻線、２４・・・・・・ハン
マばね。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 対面する２辺およびこの２辺の同一方向の端部を連結す
   る辺とからな）おおむね１コ′字参の側面形状を有する
   鉄心と、この鉄心０ｆｌＪ記対面する２辺Ｏいず些か一
   ７Ｊｏｓｔｒ記連結する辺と反対側の自由端１１ｉＫ近
   接した部分に挾持される永久磁石と。 １１１Ｅ鉄心Ｏ錬記対面する２辺のいずれか一方の辺の
   外局に巻付けられた巻線と、前記鉄心の前記対面する２
   辺のうち鋳記壱ａｔ巻付けられた辺と相対する辺の鋳記
   自由噛面に一方の端部を支持され他方Ｏ端部を前記巻線
   を巻付けられた辺０ｆｌｌ記自由端面と接触する位置に
   配置され危ハ２−１ばねとを儂えることを特徴とする印
   字ハンマの磁気回路。