JPS5811443B2 - ダストを含まない改質ポリ塩化ビニルの製造方法 - Google Patents

ダストを含まない改質ポリ塩化ビニルの製造方法

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JPS5811443B2
JPS5811443B2 JP55131748A JP13174880A JPS5811443B2 JP S5811443 B2 JPS5811443 B2 JP S5811443B2 JP 55131748 A JP55131748 A JP 55131748A JP 13174880 A JP13174880 A JP 13174880A JP S5811443 B2 JPS5811443 B2 JP S5811443B2
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F14/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen
    • C08F14/02Monomers containing chlorine
    • C08F14/04Monomers containing two carbon atoms
    • C08F14/06Vinyl chloride

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の対象は、油溶性ラジカル開始前、分散安定剤お
よび場合によっては、他の重合助剤の存在下での懸濁重
合方法による、塩化ビニル(VC)のホモ重合または場
合によっては、塩化ビニルに関して40重量%までの共
重合可能な、他のビニル化合物との共重合による、ダス
トを含有しない改質ポリ塩化ビニル(pvc)の製造方
法において、酸触媒を添加したアルコール溶液中でのポ
リ酢酸ビニル(PVAC)の部分的ソルボリシスによっ
て製造される、1種類または数種類の水溶性ポリビニル
アルコール(PVAL)を分散安定剤として用いること
を特徴とする製造方法である。
略語PVCとはここでは、VC−ホモポリマーおよびV
Cに関して40重量%までの1種類または数種類の共重
合可能なエチレン系不飽和モノマーとのVC−コポリマ
ーを意味する。
このような、VC以外の共重合可能なモノマーは例えば
、直鎖および/または分枝の脂肪族飽和C2〜C18カ
ルボン酸のビニルエステル;エチレン;フロピレンC1
〜C18アルコールのアクリル酸エステル、メタクリル
酸エステル、マレイン酸エステルおよびフマール酸エス
テル;ならびにアクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸
およびクロトン酸のような不飽和カルボン酸:マレイン
酸およびフマール酸とその半エステルである。
略語PVCはまたVCとVCに関して50重量係までの
、上記モノマーの1種類または数種類から成るポリマー
基質との間のグラフトポリマーも包含する。
例えば、一部ケン化PVACと一般番こ呼ばれているP
VALの存在下で、VC−ホモポリマーおよびVC−コ
ポリマーを製造することがヨーロッパ特許公開第286
1号公報と西ドイツ公開筒2653.087号公報から
公知である。
この両方の公報においては、水溶性の言わゆる一次保護
コロイドと水に不溶な言わゆる二次保護コロイドとの結
合物の存在下でモノマーの懸濁重合を行なっている。
二次保護コロイドは有用な懸濁−PVCの製造のための
この方法に、一次保護コロイドなしには、用いることの
できないものである。
前記のヨーロッパ特許−公開公報によると高度の多孔性
、大きいBET−表面、、狭い粘度分布および良好な軟
化剤受容性を有し、加工後に殆んど“魚の目“を有さな
い生成物が得られる。
また、前記西ドイツ公開公報の方法は、多孔性が改良さ
れ、モノマー残含量は低下したが、砕は易い構造であり
、かさ密度の大きいポリマーを提供している。
これらの性質は通常の水溶性保護コロイド(酸加水分解
によって製造され、懸濁−PVC製造に適しているPV
ALは世界市場に提供されていない)と、それぞれの出
願に固有な、水に不溶な二次保護コロイドとの組合わせ
によってのみ得られるものである。
PVALは酸性またはアルカリ性聞−領域におけ6 P
VACのソルボリンスによって製造されるが、更に詳し
く二次保護コロイドの製造法を述べるとアルカリ性領域
でもっばら製造されることが、ヨーロッパ特許−公開公
報で述べられている。
水に不溶なPVACの低い加水分解性は、ソルボリシス
の早期の中断によって、または前記公報に詳細に述べら
れている複雑な条件によって得られる。
このヨーロッパ特許公開公報によると、この反応があま
りに迅速に進行すると、非常に不均質な、不良な保護コ
ロイドが生ずる。
西ドイツ特許公開公報では、酸性またはアルカリ性触媒
反応によるケン化によって、二次保護コロイドを製造す
ると言う可能性のみが、注目されるが、この場合も前述
のように、反応は早期に中断しなければならない。
この西ドイツ公開公報における他の、例えば製造される
ポリマーが反応器壁に付着し易く、砕は易いと言う実施
態様では、製造されるポリマーがダストを大きい割合で
含んでいることを示している。
西ドイツ特許公開第2702771号公報は、VCの懸
濁重合の場合にPVCの改質を必要とする無定形構造お
よび粒状構造を更に改良するために、二次保護コロイド
として酢酸ビニル−ビニルアルコール・ブロックコポリ
マーを用いている。
しかしながら、このようなブロックコポリマーはその製
造法が既に複雑であるために、PVCの現在の通常行な
われている大量生産に適した保護コロイドであるとは言
えない。
先行技術においては、製造が簡単であるためにPvCの
大量生産に適しており、かつ改良された性質のダストを
含まない生成物を提供し得るような方法は今までにまだ
知られていない。
今回、酸性触媒を添加したアルコール性溶液中でのPV
ACの部分的ソルボリシスによって製造することのでき
る水溶性PVALの唯一の保護コロイドとしての存在下
で、本発明による方法を実施するならば、改良された性
質を有し、微粒部分を有することのないVC−ポリマー
を製造できることが1画期的にも発見された。
従がって1本発明による方法によって、今までは分粒な
しには得られなかったような、ダストのないPvCを技
術的に簡単な方法で入手することができるようになった
PVCの加工の際に、ダスト成分は種層な理由から望ま
しくない。
ダストを飛散させるポリマーを取り扱う際の作業場の負
担を別としても1例えば軟化剤、安定剤、染料等のよう
な加ニー剤の混合が、特に液状の助剤および添加剤の場
合には微粒成分や標準粒子が種々に吸着されてこれらの
物質の不均一な分布が生ずると言う点で、困難になる。
このような状態の影響はミキサー内の付着物形成、PV
Cの加工の困難性、および完成製品の品質低下として現
われる。
金目、工業的な大規模運転に不可欠であるとされている
、圧縮空気による材料運搬の場合にも、風ふるいのよう
な分離現象が生じ得るので、PVC中のダスト成分は望
ましくない。
このようにして、生成物内部に制御し難い不均質性が生
ずるが、このことは重大な、加工の困難性をも生じ得る
ものである。
本発明によって製造したPVCには微粒成分が存在しな
い結果として、先行技術による方法では今まで不可欠で
あったような、重合の際のオートクレーブ器壁の付着物
形成は予想外に減少することになった。
技術的に簡単な方法で、付着物防止剤を添加することな
く、付着物形成の減少が可能になる。
付着物防止剤はしばしば、ポリマーの望ましくない汚染
の原因となるものである。
最後に、本発明による重合の終了後に有害な残留モノマ
ー成分を除去するために必要な脱ガス化は、懸濁液の起
泡性が従来のアルカリ性でケン化するポリビニルアルコ
ールによる懸濁重合に比べて減少しているので、かなり
容易になることが判明した。
この脱ガス化過程は、製造に要する時間を短縮させ、粗
生成物の熱応力を低下させ、それとともに経済性を向上
させることによって、助成される。
本発明によって製造した生成物は、従来の方法でアルカ
リ性でケン化したPVALの存在下での懸濁重合によっ
て製造した生成物に比べて、向上した熱安定性を有して
いる。
本発明による方法に用いる水溶性PVALは重合出発材
料の水相に、望ましくはVCに関して0.02〜1.0
の重量%までの量で重合開始前に加えることができる、
あるいは全体または一部を重合間に供給することもでき
る。
また特に成果をあげるために、VCに関して最大1重量
%までの量で二次保護コロイドを付加的に併用すること
も自然可能である。
しかしながら、特にその使用量は明らかに少なく、例え
ばVCに関してo、1%以下である。
また、このような併用は最初に述べた。改質されたダス
トのないPvCを製造すると言う目的の達成のためには
、必らずしも必要ではない。
本発明によって用いるPVALは例えば次のようにして
製造することができる: 先ず最初に低〜中程度の粒度を有するPVAC10重量
部(4重量%水溶液(20℃)として、ヘプラーによっ
て測定した、約3〜約30mpasを有する)をメタノ
ール40重量部に撹拌しながら溶解する。
60℃に加熱した後に、濃塩酸0.5重量部をメタノー
ル1重量部に溶解したものを、撹拌を続けながら加える
この時開始するソルボリシスを反応時間の範囲にわたっ
て測定する。
反応期間の加水分解度に対する関%は、若干の予備テス
トにおいて容易に認められる。
定性テストとして、試験管実験によってケン化の進行状
態を追跡することができる。
反応器実験用には十分な水を添加して沈殿が生成しない
ならば、55モル%以上の加水分解度に相当する、40
0以下のケン化数が一般に得られる。
試験管実験はケン化の進行に伴なって、水を添加すると
ますます透明になる。
反応の出発原料に50重量部の水を加え、pH6,5〜
7.0に中和すると望ましい時点で酸加水分解を終了す
ることがセきる。
メタノールと酢酸メチルは真空蒸留によって大体分離す
ることができるが、この場合適当量を水の添加によって
償なうことができ、ポリビニルアルコールの無色透明な
水溶液が得られる。
この溶液は合成した形状で、ケン化度と固体含量とを定
量した後に、塩化ビニル−懸濁重合に用いることができ
る。
前記製造条件は、前記範囲の粘度と加水分解度が保持さ
れているかぎり、酸加水分解によって製造されたPVA
Lの特殊な保護コロイド性に影響を及ぼすことなく、更
lこ広い範囲で変動できることは自明のことである。
PVAC濃度が上昇すると、メタノール性溶液の粘度も
上昇するので、この濃度は反応混合物が撹拌され得るよ
うに調節しなければならない。
PVACの濃度は例えばC1〜C8アルコ一ル100重
量部につき約10−約60重量部になることができる。
PVACの粘度が高ければ高いほど、濃度は低くなるよ
うに調節する。
温度の変動も当然可能である。低い温度は一般に反応期
間を延長させるが、あまり高い温度は反応器内で沸騰過
程を生じるために、実際に困難を生ずる。
酸触媒の濃度も例えばアルコール100重量部につき0
.1〜5重量部まで変化することができる。
この場合に一般に、触媒濃度が増加すると、ソルボリシ
ス速度も上昇する。
望ましい触媒作用は、例えば塩酸、臭化水素酸、フッ酸
、硫酸、リン酸、過塩酸およびこれらの混合物のような
無機酸水溶液にのみ限定されているものでないことは自
明のことである。
可能であり、有意義である限りにおいて、酸触媒を水を
含有しない形状で用いることも可能である。
更に、他の酸性に作用する無機および有機化合物を触媒
として用いることも可能であり、例えば、カルボン酸、
スルホン酸およびホスホン酸を用いることができる。
適当な酸触媒は例えば、′純粋および応用化学“1 (
1960年)187〜536頁および同圓(1960年
)133〜236頁における表から選択することができ
る。
ソルボリシスが十分に迅速に進行することを保証するた
めには、ソルボリシス間のpH−値が6.5以下、特に
5以下であることが重要である。
ソルボリシスを停止し、反応混合物中に存在する揮発性
有機化合物を蒸発させて、水中から除去した後に、PV
ALを本発明による方法に用いることができる。
20℃において4重量%水溶液としてヘプラーによって
測定した、約2〜30.特に2〜10mpasの粘度を
有し、約4Q−0−7約165のケン化数に相応する、
約55〜85モル%の加水分鮮度を特に有するPVAL
が特に望ましい。
本発明による方法は、例えばアシルペルオキシド、過炭
酸塩、アシルシクロヘキサンスルホニルペルオキシド、
過エステル、アゾカルボン酸ニトリルである、有機過酸
化物またはアゾ化合物のような油溶性ラジカル開始剤ま
たはそれらの混合物、および場合によっては公知の重合
助剤の存在下で。
本来公知の方法で実施することができるが、この場合に
前記化合物の濃度は一般に用いられる範囲のものである
場合によっては併用する、適当な重合助剤は例えば乳化
剤、緩衝剤、分子量調節剤および付着物防止剤等である
これらの助剤は本発明の利点の達成に対して本質的なも
のではなく、これらの助剤を併用するまたは併用しない
、ならびにその添加の時点、種類および量は、重要な判
断基準を表わすものではなく、またこれらの最適値は当
業者によって若干のテストにおいて求められるので、本
発明を限定するものでもない。
次に、実施例および対照テストに芋づいて、本発明を更
に詳細に説明する。
生成物分析は分粒分析、ダストテスト、耐圧性および耐
熱性に基づいて実施した。
この場合に注釈として、次のことを表示する:(ppm
=重量部/106重量部)分粒分析: Alpine−気流分粒 ダストテスト: 乾燥したPVCサンプル81を、垂直(こ設置した、長
さ1m、直径25mmのPVC管を通して流し入れた。
管壁の静電気負荷のために付着した成分を秤量し、秤量
した部分に対する割合を求めた。
耐圧性 PVC100重量部をジー2−エチルへキシルフタレー
ト0.5重量部、3塩基性硫酸鉛(三塩基)Q、5重量
部およびモンタンワックス(Wachs E)0.2重
量部と混合し、ローラーによって2分間。
ローラー面において170℃で処理した。
次に、このローラー面を10分間の期間、180℃また
は190℃において1mTIL厚さの圧縮プレートが得
られるまで圧縮した。
安定性が悪いために生じた変色を西ドイツ工業規格DI
N6174による比色法によって測定した。
無制限な透過(測定値100)による測定標準と比較す
ると、変色が増強すると減少した数値を示した。
耐熱性 2つの材料AとBにおいて、170℃における10分間
のローリングによって1 tmnN−さのPVC−ロー
ラー被覆を製造し、次にこれに対して190℃において
Matths−加熱テストを行なった。
これによって1.ローラー被覆から切り取ったPvC−
スt−IJツブを一定の送りで加熱炉に通した。
開始時から暗褐色出現までの間隔が耐熱性の尺度である
対照テストA 2m”−撹拌オートクレープに下記の反応成分を記載し
た順序に装入した: 脱イオン化水 930重量部水20重量
部に溶解した ポリビニルアルコール 2.3 重を部炭酸水素ナト
リウム 0.15重量部ジセチルペルオキシ ジカルボネート 0.31重量部 この先行技術によるポリビニルアルコールは76モル%
のケン化度と、20℃において4重量%水溶液としてヘ
プラーによって測定した5mpasの粘度を有した。
これは浸透圧法によって測定した重合度500を有する
PVACのアルカリ性ケン化によって製造したものであ
る。
オートクレーブを閉塞した後、その都度0.2バールま
で2回排気し、この間は不活性ガスで緩和した。
第2回目の排気の後lこ塩化ビニル570重量部を加え
た。
このように前処理した出発材料を次に、撹拌しながら(
撹拌後130回転/分)59℃まで加熱した。
自発のvC圧下で63/4時間経過した後に、1.5バ
ールの圧力低下が生じたにの時点で、圧力を緩和するこ
と(こよって重合が開始した。
圧力等化した後、残留するVCは更に70〜75℃まで
加熱することによって蒸発するが、最後に2時間の期間
0.4バールの真空に保持した。
この過程は望ましくない泡立ちを避けるために、ガス発
生を阻止しながら充分に注意して行なわなければならな
い。
2時間圧力を緩和した後に、生成するPVC懸濁液を、
ろ過または遠心分離、洗浄および乾燥による従来の方法
で処押しなければならない。
遠心分離後の湿った生成物は2時間脱ガス化の後に、ガ
スクロマトグラフィで測定したVC残含量200重量p
pm を有した。
第1表には、生成物分析のデータを総括する。
オートクレーブは重量の終了後に、高圧水洗浄装置で洗
浄しなければならない。
実施例 1 対照テスl−Aで出発材料として用いたポリビニルアセ
テートの酸加水分解(濃塩酸を触媒として用いる)によ
って得られるPVALを分散安定剤として用いた点以外
は、対照テス)−Aに記載した装入物を用いた。
このPVACは上述のように、浸透圧法で測定した平均
重合度500を有した。
前述の方法による酸加水分解によって製造したPVAL
に関しては75モル%の加水分鮮度と。
3.2mpasの粘度(4重量%水溶液として20℃に
おいてヘプラーにより測定)が測定された。
このようにして製造した懸濁−PVCは微粒成分と熱安
定性において、対照テストからのものとは異なった。
生成物分析は同様にして第1表に示す。
対照テストAに述べた脱ガス化プロセスによると、遠心
分離後の湿った生成物は100 ppm のVCC残量
量有した。
真空にする際に、対照テストに比べて少ない泡粒子が観
察されたので、ガス発生は明らかにあまり阻止する必要
がなかった。
オートクレーブ壁は実際に不純物の付着がなかったので
、オートクレーブの洗浄は簡単な水洗浄で充分であった
実施例 2 オートクレーブを更に洗浄することなく、75モル%の
加水分鮮度を有する純粋なPVALの代りに、加水分鮮
度の異なる2種類のポリビニルアルコールの等景況合物
を用いて、実施例1の方法をくり返した。
両者のPVALは対照テストAと実施例1に述べたポリ
ビニルアセテートから酸加水分解によって製造したもの
である。
これらはそれぞれ、68モル%と75モル%の加水分鮮
度を有しているので、等しい重量部で用いる場合は。
平均72モル%の加水分鮮度を有した。
適当に製造したPVC−懸濁液は、実施例1によって製
造したポリマーとあまり異ならなかった。
この場合にも、重合出発材料の脱ガス化の際に泡立ちの
少ないことが観察された。
他の重合出発材料の装入に対して、オートクレーブは洗
浄の必要がなかった。
生成物の性質は第1表に同様に記載する。
第 1 表 実施例 ポリビニルアルコール重合 分 粒 分 析N
o、 重量%加水分解度時間 対照(VCに
ダク) R−G多孔性耐圧性熱安定性テスト
材料A 材料Bテスト 関し
て)モ ル %(時) 0.50.30.250.2
0.150.10.06 D (mL%) 、!
i2//l cr/!/9180°190° mm
mmA O,4766,75000,40,4
1,640,045,612,01,75000,29
559,637,5849710,4756,7500
,814,044,835,64,8000,0543
0,21577,149,89510820,2687
,001,215,642,035,65,6000,
05430,21078,553,3981110,2
75 注釈:材料A:100重量部 懸濁−PVC材料B:
100重量部 懸濁−PVCO,5//3塩基性硫酸
鉛 35 〃 ジー2−エ
チルへキシルフタレート0.8〃 ステアリン酸
鉛 1 〃 ステアリン
酸鉛/硫酸鉛0.2〃 ステアリン酸鉛 分粒分析:メツシュサイズ(、、)における分粒残渣(
重量%)D=メツシュ通過 − R−G=振動量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油溶性ラジカル開始剤および場合によっては他の重
    合助剤の存在下での懸濁重合方法による、塩化ビニルの
    ホモ重合または場合によっては塩化ビニルに関して40
    重量%までの共重合可能な他のビニル化合物との共重合
    による、熱安定性の向上したダストを含まないポリ塩化
    ビニルの製造方法において、酸触媒を添加したアルコー
    ル性溶液中におけるポリ酢酸ビニルの部分的ソルボリシ
    スによって製造した水溶性ポリビニルアルコールを1種
    類またはそれ以上分散安定剤として用いることを特徴と
    する方法。 2 水溶性ポリビニルアルコールが鉱酸水溶液の添加に
    よる酢酸ビニルのソルボリシスによって製造されること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 ポリビニルアルコールが55へ85モル%の加水分
    解度を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 4 ポリビニルアルコールが20℃において4重量%水
    溶液として測定した2〜30mpasのヘプラー粘度を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 5 ポリビニルアルコールが20℃において4重量%水
    溶液として測定した2〜10mpasのヘプラー粘度を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の方
    法。
JP55131748A 1980-01-17 1980-09-24 ダストを含まない改質ポリ塩化ビニルの製造方法 Expired JPS5811443B2 (ja)

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