JPS5811302B2 - 真空加圧鋳造方法 - Google Patents

真空加圧鋳造方法

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JPS5811302B2
JPS5811302B2 JP55028270A JP2827080A JPS5811302B2 JP S5811302 B2 JPS5811302 B2 JP S5811302B2 JP 55028270 A JP55028270 A JP 55028270A JP 2827080 A JP2827080 A JP 2827080A JP S5811302 B2 JPS5811302 B2 JP S5811302B2
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metal
furnace body
casting
inert gas
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奥村三郎
吉野章英
小室嘉明
小西均
新川勉
浜田聡
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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Sansha Electric Manufacturing Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D25/00Special casting characterised by the nature of the product
    • B22D25/02Special casting characterised by the nature of the product by its peculiarity of shape; of works of art
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D27/00Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting
    • B22D27/15Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting by using vacuum

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Dental Prosthetics (AREA)
  • Crucibles And Fluidized-Bed Furnaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、歯科用あるいは工業用の小型鋳物を製造す
る真空加圧鋳造方法に関する。
一般に鋳造方法としては、融解しようとする金属をルツ
ボ内に収容し、この金属に対して不活性なガス雰囲気中
でこの金属を融解し、何らかの方法でルツボを傾けたり
、回転させたりすることにより、鋳型に鋳込むものが考
えられる。
このような方法では、ルツボを傾けたり回転させたりす
るための機構が必要で装置が複雑となるだけでなく、融
解金属の酸化物が融解金属と共に鋳型内に鋳込れて鋳造
欠陥を生じたり、また比較的温度の低いルツボの壁面や
流出口を融解金属が通過しなければならないため、融解
金属の温度が低下し、鋳はだ荒れや鋳巣が生じることが
あった。
この発明は、ルツボを傾けたり回転させたりする必要が
なく、かつ簡単に良好な鋳物を製造できる真空加圧鋳造
方法を提供することを目的とする。
以下、この発明を図示の1実施例に基いて説明する。
まず説明の便宜上、この発明による鋳造方法に使用する
装置から説明する。
第1図および第2図において、1は装置全体の本体を構
成するフレームで、4本のフレームスタンド1a、1b
、1c、1dと、これらの下端部にボルト(図示せず)
によって取付けられた底板4と、これらフレームスタン
ド1a、1b、1c。
1dの上端部に同じくボルト(図示せず)によって取付
けられた上蓋板6とからなっている。
フレームスタンドla、ldと1b、1cの下端部近傍
には第1の平面運動用ベアリングすなわち支持体7,7
が取付けられている。
この平面運動用支持体7,7には受金具8,8が第1図
で前後方向(第2図では左右の方向)に摺動可能に係合
している。
受金具8,8の上面には案内棒9,9が垂直に固定され
ている。
10は容器状のシリンダケースて、その底面は閉塞され
ており、その上縁にはフランジ部11が形成されている
第2図に点線で示すように、このフランジ部11に穿設
した孔12,12にそれぞれ案内棒9,9が嵌合してい
る。
さらに、この容器状シリンダケースは案内棒9,9に挿
通されたばね13.13によって底板4から浮いた状態
で支持されている。
シリンダケース10の底部には後桟説明する空気の圧入
・排出口14が穿設されている。
シリンダケース10の内部には同じく容器状の鋳造室炉
体15がOリング16,17により気密を保った状態で
上下方向の移動可能に嵌め込まれている。
従って、鋳造室炉体15はシリンダケース10と一体に
なって第1図で前後方向に摺動することができる。
この鋳造室炉体15内には断熱材18を介して上面に湯
口を有する鋳型19が嵌め込まれている。
フレームスタンド1a、Idと1b、1cには第1の平
面運動用ベアリング7.7よりもL方に第2の平面運動
用ベアリングすなわち支持体2020も取付けられてお
り、この支持体20.20には受金具21.21が第1
図で前後方向(第2図で左右方向)に摺動可能に係合し
ている。
受金具21,21の上面には案内棒22,22が垂直に
固定されている。
23は円筒形の融解室炉体でその上部にはフランジ部2
4が形成されている。
これには第2図に点線で示すように孔25.25が穿設
されており、これら孔25.25は案内棒22.22に
嵌合している。
融解室炉体23の底縁部には鋳造用炉体15が上昇して
きたとき、該鋳造用炉体15の上面が圧接して気密を保
たせるためのOリング26が装着されている。
融解室炉体23の内側にはルツボ受27がルツボ上昇用
シリンダ28によって支持されており、このルツボ受2
7にはルツボ29が装着されている。
このルツボ29は第5図に示すように上縁開口部周囲に
フランジ状部100を有し、このフランジ状部100の
下面であるテーパ面がルツボ受け27に当接して支持さ
れている。
このルツボ29は全体が中央部で縦方向に2分割されて
、部分29a。
29bとされている。
101がその分割面であり、この分割面の上端部には切
欠102が形成されている。
このルツボ29の下端部は固定台104に挿入され、分
割面101が閉じられている。
ルツボ29の周囲には加熱源として高周波誘導巻線30
が設けられている。
上蓋板6の底面の融解室炉体23と接触する部分にはO
リング31が装着されており、融解室炉体23力月―昇
してきたときにその上縁部が圧接して両者の間の気密が
保たれるようにしている。
上蓋板6の中央部には覗穴32が形成されており、この
覗穴32は耐熱ガラス33.0リング34および取付具
35によって気密に封止されている。
36はアルゴンガス等の融解しようとする金属に対して
不活性なガスの噴出用通路、37は排気用通路で、融解
室炉体23の内側に開口するように上蓋板6に穿設され
ている。
第3図はこの鋳造装置の配管図で、38は吸引ポンプ、
39はコンプレッサーである。
吸引ポンプ38は排気用通路37に接続されている真空
フィルタ40に常閉型電磁開閉弁41を介して接続され
ている。
また、この真空フィルタ40は常閉型電磁開閉弁42を
介して大気に連通している。
真空タンク38は、常閉型電磁開閉弁43を介して圧入
・排出口14にも接続されている。
さらに真空タンク38は、常閉型電磁開閉弁44を介し
てシリンダ28の圧入・排出口(図示せず)にも接続さ
れている。
コンプレッサー39は、空気用フィルタ45、圧力調整
用レギュレータ46に接続されている。
このレギュレータ46は、流量制御弁47、常閉型電磁
開閉弁48を介してシリンダ28の圧入・排出口に接続
され、さらに流量制御弁49、常閉型電磁開閉弁50を
介して圧入・排出口14にも接続されている。
不活性ガス噴出通路36には不活性ガス供給源(図示せ
ず)が接続されている。
この発明による鋳造方法では、上記のように構成した装
置を使用して、次のようにして鋳物を製造する。
今、吸引ポンプ38、コンプレッサー39はそれぞれ作
動し、電磁弁41,42,48゜50は閉じられ、同4
3,44は開かれているとする。
従って両炉体15,23は第1図に示すように支持され
ている。
この状態において融解室炉体23を平面運動用支持体2
0,20に沿って斤1図における手前方向に引き出し、
ルツボ29に必要量の金属を入れて元に戻す。
次に鋳造室炉体15をシリンダケース10と共に平面運
動用支持体7,7に沿って引き出し、炉体15の断熱材
18内に鋳型19を装着し、元に戻す。
次に電磁弁43を閉じ、電磁弁50を開いて、コンプレ
ッサー39の空気をシリンダケース10内に圧入し、鋳
造室炉体15を押し上げさせる。
この鋳造室炉体15が上昇すると、その上縁部が融解室
炉体23にOリング26を介して密着し、この融解室炉
体23も押し上げる。
融解室炉体23がOリング31を介して上蓋体6に密着
すると、鋳造室炉体15及び融解室炉体23の上昇が阻
止される。
その後は空気圧によりシリンダケース10が、ばね13
,13の作用力に抗して下降し、その底が底板4に接触
することによって下降が阻止され、第3図に示すように
鋳造室炉体15融解室炉体23は外界から遮断された気
密室となる。
この状態において、電磁弁41を開いて一体になった鋳
造室炉体15及び融解室炉体23を排気し、第4図に点
51で示すように約60Torr程度の真空状態にする
次に電磁弁41を閉じ、不活性なガス噴出通路36を介
して不活性なガスを供給して、同図に直線52で示すよ
うに内炉体内の圧力をゲージ圧で約0.3 kg/cm
2程度とする。
そして高周波巻線30に高周波電流を供給してルツボ2
9内の金属を融解させる。
このとき、不活性なガスの供給を継続して内炉体内の圧
力をゲージ圧で約0.3kg/cm2程度に維持しなが
ら、電磁弁42を開いて、金属、断熱材18、ルツボ2
9等から発生するガスを排出する。
なお、融解中に不活性なガスを供給するのは、融解され
た金属が融解室炉体23等に蒸着するのを防止するため
である。
金属が完全に融解すると電磁弁42を閉じて不活性なガ
スの供給を停止し、電磁弁41を開いて第4図に点53
で示すように両炉体を160Torr程度の真空状態に
する。
これは鋳型19内部に侵入した不活性ガスを除去するた
めである。
同時に電磁弁44を閉じて電磁弁48を開いて、ピスト
ン28に空気を供給し、ルツボ受27と共にルツボ29
を上昇させて、ルツボ29の下端部を固定台104から
抜いて、固定台104より拘束を解く。
このとき、ルツボ29の部分29a、29bがフランジ
状部100の下面のテーパ面で支持され、各々の重心位
置の関係で第6図に示すようにルツボ29の下部が自然
に両側へ開き、融解金属を鋳型19内に落し込む。
同時に電磁弁41を閉じて排気を停止し、内炉体内に再
び不活性なガスを急速に供給し、第4図に直線54で示
すように内炉体内の圧力をゲージ圧で約3kg/cm2
程度にする。
これによって鋳型19の湯口に落ち込んだ融解金属を鋳
型19内に完全圧入する。
この場合、シリンダケース10内の空気圧は内炉体内の
圧力よりも若干高めに流量制御弁49によって予め設定
されているので、不活性なガスの圧入により各炉体が下
って外界との気密性が損なわれることはない。
しかし、何らかの原因で炉体内の圧力が異常に高くなる
と、両炉体はシリンダケース10内の空気圧に打ちかつ
て降下するから、内炉体内が危険な高圧となることはな
い。
鋳型19内で融解金属が完全に凝固後、不活性ガスの供
給を停止トして、電磁弁41を開いて、排気用通路37
から炉体内の不活性なガスを第4図に点55で示すよう
に内部が大気圧になるまで排出する。
次に電磁弁50を閉じ、電磁弁43を開いて、空気圧入
・排出口14よりシリンダケース10内の空気を排出す
る。
これによってシリンダケース10は、ばね13,13の
作用力によって第1図に示す位置に戻り、鋳造室炉体1
5、融解室炉体23は自重により同様に第1図に示す位
置に復帰する。
そこでシリンダケース10を手前に引出して、鋳型19
を取出し、融解室炉体23を引出して、ルツボ29内の
残査の除去、ルツボ29への金属の再挿入、あるいはル
ツボ29の交換を行なう。
このような方法では、縦方向に分割したルツボ29の下
部を開いて融解金属を鋳型に注湯するようにしているの
で、ルツボを回転させたり傾斜させたりする機構が不要
であり、シリンダ28だけという簡単な構成で鋳込みが
でき、しかも融解金属の酸化物は融解金属の上面にある
ので、もつとも最後に注湯されるので、この酸化物が融
解金属と共に鋳型に鋳込れることによる鋳造欠陥を防止
できるうえに、比較的温度の低いルツボの表面や流出口
を融解金属が通らないため、はとんど温度低下を考慮す
る必要がなく、鋳はだ荒れや鋳巣かできず、簡単に良好
な鋳物が得られる。
不活性ガスの圧入は、鋳込みと同時に行なったが、鋳込
みから幾分遅くれて例えば融解金属が湯口を塞いだとき
に圧入してもよい。
金属の融解を誘導加熱によって行なったが、アーク放電
による加熱や抵抗加熱などによって行なってもよい。
その上、両炉体15,23及びシリンダ28の昇降には
空気を利用したが、他の流体も使用できる。
また、不活性なガスとしてアルゴンガスを使用したが、
融解金属と化学反応をおこさないものであれば、いかな
るものでも使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による真空加圧鋳造方法に使用する鋳
造装置の縦断面図、第2図は同装置の右側面図、第3図
は同装置の配管図、第4図は同装置の真空加圧特性図、
第5図は同装置のルツボ部分の融解状態の拡大縦断面図
、第6図は同装置のルツボ部分の鋳込み状態の拡大縦断
面図である。 19・・・・・・鋳型、23・・・・・・融解室炉体、
29・・・・・・ルツボ、30・・・・・・高周波巻線
、36・・・・・・不活性ガス噴出通路、38・・・・
・・吸引ポンプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 縦方向に分割可能に形成され内部に融解しようとす
    る金属を収容したルツボと、このルツボの下方に設けた
    鋳型さを備える金属融解炉においてこの金属融解炉内を
    一旦真空にした後に不活性なガスを注入充満させる工程
    と、その後に上記不活性ガスの注入を続けると共に上記
    金属から生じるガスを排出しつつ上記ルツボ内の金属を
    融解する工程と、この融解後に上記金属融解炉内を真空
    にする工程と、上記ルツボを分割することによりその下
    部を開いて上記鋳型に上記融解した金属を鋳込む工程と
    、この鋳込みと同時にまたはそれより遅く上記金属融解
    炉内に不活性なガスを圧注入する工程とからなる真空加
    圧鋳造方法。
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