JPS58112880A - ティルト・キャブ型自動車 - Google Patents
ティルト・キャブ型自動車Info
- Publication number
- JPS58112880A JPS58112880A JP56214802A JP21480281A JPS58112880A JP S58112880 A JPS58112880 A JP S58112880A JP 56214802 A JP56214802 A JP 56214802A JP 21480281 A JP21480281 A JP 21480281A JP S58112880 A JPS58112880 A JP S58112880A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cab
- cylinder
- chassis
- tilt
- tilt shaft
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D33/00—Superstructures for load-carrying vehicles
- B62D33/06—Drivers' cabs
- B62D33/063—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other
- B62D33/067—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable
- B62D33/07—Drivers' cabs movable from one position into at least one other position, e.g. tiltable, pivotable about a vertical axis, displaceable from one side of the vehicle to the other tiltable characterised by the device for locking the cab in the tilted or in the driving position
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ティルト・キャブ型自動車の改良に関する
。
。
従来、この種のティルト・、キャブ型自動車は、キャブ
をシャシに対してティルト・ピンのまわりに回転し、そ
のキャブを乗車位置から傾倒位置に持ち上げ、また、そ
のキャブを傾倒位置から乗車位置に降ろすために、油圧
ジヤツキ、すなわち、油圧型操作シリンダを備えている
。
をシャシに対してティルト・ピンのまわりに回転し、そ
のキャブを乗車位置から傾倒位置に持ち上げ、また、そ
のキャブを傾倒位置から乗車位置に降ろすために、油圧
ジヤツキ、すなわち、油圧型操作シリンダを備えている
。
しかし、キャブが、そのシャシ上に弾性的に支持されて
いるので、その操作シリンダには、そのシャシ上に′お
・シ・て、そのキャブの自由運動を許す手段が備えられ
、また、そのキャブを乗車位置から傾斜位置に持ち上げ
るさい、キャブの重心がティルト・シャフトを越えて前
方に傾倒する過傾倒位置(オーバ・ティルト範囲)にお
いて、そのシャシに対するそのキャブの運動を抑制する
手段が備えられてきた。
いるので、その操作シリンダには、そのシャシ上に′お
・シ・て、そのキャブの自由運動を許す手段が備えられ
、また、そのキャブを乗車位置から傾斜位置に持ち上げ
るさい、キャブの重心がティルト・シャフトを越えて前
方に傾倒する過傾倒位置(オーバ・ティルト範囲)にお
いて、そのシャシに対するそのキャブの運動を抑制する
手段が備えられてきた。
それらの手段が機械的に構成されたものは、例えば、英
国特許第1399β12号に、また、流体圧回路的に構
成されたものは、米国特許第1,447,673号にそ
れぞれ開示され、使用されてきている。
国特許第1399β12号に、また、流体圧回路的に構
成されたものは、米国特許第1,447,673号にそ
れぞれ開示され、使用されてきている。
しかし、前者は、キャブ・ブラケットに回転可能に保持
されたトラニオンの軸受孔にピストン・ロッドを往復摺
動可能に嵌め合わせて、油圧ジヤツキをキャブに連結し
ているので、シャシに対するキャブの自由運動を円滑に
することに難がちシ、その上、充分な機械的強度のため
に、そのトラニオンを太くするか、高価な材料を使用せ
ねばならず、また、後者は、機械的な前者に比して構造
上複雑で、製作に高度な技術を要求し、高価になった。
されたトラニオンの軸受孔にピストン・ロッドを往復摺
動可能に嵌め合わせて、油圧ジヤツキをキャブに連結し
ているので、シャシに対するキャブの自由運動を円滑に
することに難がちシ、その上、充分な機械的強度のため
に、そのトラニオンを太くするか、高価な材料を使用せ
ねばならず、また、後者は、機械的な前者に比して構造
上複雑で、製作に高度な技術を要求し、高価になった。
この発明の目的は、キャブがシャシに対して乗車位置に
あるとき、すなわち、走行姿勢にあるとき、そのキャブ
の自由運動を円滑にする手段およびそのキャブがそのシ
ャシに対してティルト・シャフトのまわりに乗車位置か
ら傾倒位置に持ち上げられ、さらに、そのキャブの重心
がそのティルト・シャフトを越えて、そのキャブが前方
に傾倒するとき、そのシャシに対するキャブの傾倒運動
を確実に抑制する手段を有するキャブ・ティルト手段を
備え、そのキャブの自由運動を円滑にする手段およびそ
のキャブの傾倒運動を抑制する手段が大型化されること
なしに、機械的強度を向上し、構造を簡単にし、部品員
数を少なくし、製作費用を低減するところのティルト・
キャブ型自動車の提供にある。
あるとき、すなわち、走行姿勢にあるとき、そのキャブ
の自由運動を円滑にする手段およびそのキャブがそのシ
ャシに対してティルト・シャフトのまわりに乗車位置か
ら傾倒位置に持ち上げられ、さらに、そのキャブの重心
がそのティルト・シャフトを越えて、そのキャブが前方
に傾倒するとき、そのシャシに対するキャブの傾倒運動
を確実に抑制する手段を有するキャブ・ティルト手段を
備え、そのキャブの自由運動を円滑にする手段およびそ
のキャブの傾倒運動を抑制する手段が大型化されること
なしに、機械的強度を向上し、構造を簡単にし、部品員
数を少なくし、製作費用を低減するところのティルト・
キャブ型自動車の提供にある。
それらの課題のために、この発明のティルト・キャブ型
自動車は、キャブ・ティルト手段として流体圧型操作シ
リンダを備え、さらに、その操作シリンダのシリンダお
よび操作ロッドの他方に配置された連結部分と、その連
結部分およびキャブの一方に形成された長孔と、その長
孔に通され、かつ、その連結部分およびキャブの他方に
固定された連結ピンと、その連結ピンにほぼ平行な軸線
を含む方向において、その連結部分側に配置された突起
と、そのキャブがそのシャシに対してそのティルト・シ
ャフトのまわシに乗車位置から傾倒位置に持ち上げられ
るさい、その突起を引っ掛けながらその連結部分を押し
上げ状態に保持するように、そのキャブに配置された突
起フランジとを備えている。
自動車は、キャブ・ティルト手段として流体圧型操作シ
リンダを備え、さらに、その操作シリンダのシリンダお
よび操作ロッドの他方に配置された連結部分と、その連
結部分およびキャブの一方に形成された長孔と、その長
孔に通され、かつ、その連結部分およびキャブの他方に
固定された連結ピンと、その連結ピンにほぼ平行な軸線
を含む方向において、その連結部分側に配置された突起
と、そのキャブがそのシャシに対してそのティルト・シ
ャフトのまわシに乗車位置から傾倒位置に持ち上げられ
るさい、その突起を引っ掛けながらその連結部分を押し
上げ状態に保持するように、そのキャブに配置された突
起フランジとを備えている。
以下、この発明に係るティルト・キャブ型自動車の望ま
しい具体例について、図面を参照して説明する。
しい具体例について、図面を参照して説明する。
第1および2図は、ティルト・キャブ型トラックとして
具体化されたこの発明のティルト・キャブ型自動車lO
を示している。
具体化されたこの発明のティルト・キャブ型自動車lO
を示している。
そのティルト・キャブ型トラック10は、シャシ11と
、そのシャシ11の前方において、そのシャシ11上に
配置されたキャブ12と、そのキャブ12をそのシャシ
11上に弾性的に支持するように、そのキャブ12の前
方をそのシャシ11に連結する左右のキャブ・フロント
・サスペンション13と、そのキャブ12をそのシャシ
11上に弾性的に支持するように、そのキャブ12の後
′方をそのシャシ11に連結するキャブ・リア・マウン
ト(図示せず)と、そのキャブ12を乗車位置と傾倒位
置との間に回転させるように、そのキャブ・フロント・
サスインジョン13の後方において、そのシャシ11と
そのキャブ12との間に配置された流体圧型操作シリン
ダ14と、その操作シリンダ14ip操作ロッド31に
一体的に形成された連結部分15と、そのキャブ・フロ
ント・サスペンション13の後方において、そのキャブ
12側の上方ブラケット21に形成された長孔16ど、
その長孔16に通され、かつ、その操作ロッド31の連
結部分15に固定された連結ピン17と、その連結部分
15の根元側に形成された突起18と、その突起18の
ために、その上方ブラケット21に配置された突起シリ
ンダ19と、そのキャブ12の乗車位置において、その
キャブ12をシャシ11に固定するために、そのキャブ
12の後方とそのキャブ・リア・マウントとの間に配置
されたキャブ・ロック装置(図示せず)とを含んでいる
。
、そのシャシ11の前方において、そのシャシ11上に
配置されたキャブ12と、そのキャブ12をそのシャシ
11上に弾性的に支持するように、そのキャブ12の前
方をそのシャシ11に連結する左右のキャブ・フロント
・サスペンション13と、そのキャブ12をそのシャシ
11上に弾性的に支持するように、そのキャブ12の後
′方をそのシャシ11に連結するキャブ・リア・マウン
ト(図示せず)と、そのキャブ12を乗車位置と傾倒位
置との間に回転させるように、そのキャブ・フロント・
サスインジョン13の後方において、そのシャシ11と
そのキャブ12との間に配置された流体圧型操作シリン
ダ14と、その操作シリンダ14ip操作ロッド31に
一体的に形成された連結部分15と、そのキャブ・フロ
ント・サスペンション13の後方において、そのキャブ
12側の上方ブラケット21に形成された長孔16ど、
その長孔16に通され、かつ、その操作ロッド31の連
結部分15に固定された連結ピン17と、その連結部分
15の根元側に形成された突起18と、その突起18の
ために、その上方ブラケット21に配置された突起シリ
ンダ19と、そのキャブ12の乗車位置において、その
キャブ12をシャシ11に固定するために、そのキャブ
12の後方とそのキャブ・リア・マウントとの間に配置
されたキャブ・ロック装置(図示せず)とを含んでいる
。
左右のキャブ・フロント・サスペンション13は、それ
ぞれ、シャシ11にゲルト締めされた下方ブラケット2
0と、キャブ12の前方において、そのキャブ12の下
面にゲルト締めされた上方ブラケット21と、そのトラ
ック101すなわち、そのシャシ11の縦方向に伸長さ
れて、その上方および下方プラタン)20.21間に配
置された縦方向リンク22と、その縦方向リンク22の
前方端をその下方!ラケット20に回転可能に連結する
ティルト・シャフト23と、その縦方向リンク22の後
方端をその上方ブラケット21に回転可能に連結する連
結シャフト24と、その上方ブラケット21のスプリン
グ・シート28とその縦方向リンク22のスプリング・
シート27との間に配置されたコイル・スプリング25
と、一端をティルト・シャフト23に、他端を上方ブラ
ケット21のピン29にそれぞれ回転可能に連結された
ショック・アブソーバ26とより構成されている。
ぞれ、シャシ11にゲルト締めされた下方ブラケット2
0と、キャブ12の前方において、そのキャブ12の下
面にゲルト締めされた上方ブラケット21と、そのトラ
ック101すなわち、そのシャシ11の縦方向に伸長さ
れて、その上方および下方プラタン)20.21間に配
置された縦方向リンク22と、その縦方向リンク22の
前方端をその下方!ラケット20に回転可能に連結する
ティルト・シャフト23と、その縦方向リンク22の後
方端をその上方ブラケット21に回転可能に連結する連
結シャフト24と、その上方ブラケット21のスプリン
グ・シート28とその縦方向リンク22のスプリング・
シート27との間に配置されたコイル・スプリング25
と、一端をティルト・シャフト23に、他端を上方ブラ
ケット21のピン29にそれぞれ回転可能に連結された
ショック・アブソーバ26とより構成されている。
流体圧型操作シリンダ14は、油圧シリンダで、シリン
ダ30.そのシリンダ30内に往復摺動可能に嵌め込ま
れたピストン(図示せず)、そのシリンダ30の一端に
おいて、そのシリンダ3oの外側に一端側を出し入れ可
能にして、他端をそのピストンに連結した操作ロッド3
1とを含むもので、そのシ1へンダ30は、油圧源装置
、制御弁などを含む油圧ユニット(図示せず)に配管3
3゜34を介して接続されている。
ダ30.そのシリンダ30内に往復摺動可能に嵌め込ま
れたピストン(図示せず)、そのシリンダ30の一端に
おいて、そのシリンダ3oの外側に一端側を出し入れ可
能にして、他端をそのピストンに連結した操作ロッド3
1とを含むもので、そのシ1へンダ30は、油圧源装置
、制御弁などを含む油圧ユニット(図示せず)に配管3
3゜34を介して接続されている。
そのシリンダ30は、そのティルト・シャフト23の後
方に適宜の間隔を置かれて、ビン32を介して、一端を
シャシ11に回転可能に連結している。
方に適宜の間隔を置かれて、ビン32を介して、一端を
シャシ11に回転可能に連結している。
また、その操作ロッド31の一端には、上方ブラケット
21側に連結される部分としての連結部分!5が一体的
に形成されている。
21側に連結される部分としての連結部分!5が一体的
に形成されている。
勿論、その操作シリンダ14は、第1および2図に示さ
れるように傾斜して配置され、その連結部分15は、そ
の上方プラタン)21側に位置されるが、その上方プラ
タン)21において、その連結部分ISに相当する位置
には、長孔16が、その操作ロッド31の軸方向に沿う
ようにして形成されている。
れるように傾斜して配置され、その連結部分15は、そ
の上方プラタン)21側に位置されるが、その上方プラ
タン)21において、その連結部分ISに相当する位置
には、長孔16が、その操作ロッド31の軸方向に沿う
ようにして形成されている。
連結ピン17は、その操作ロッド31の一端側、すなわ
ち、その連結部分15を、その長孔16に沿って摺動さ
せ、かつ、回転可能に支持するもので、その長孔16に
通すようにして、その連結部分15に固定されている。
ち、その連結部分15を、その長孔16に沿って摺動さ
せ、かつ、回転可能に支持するもので、その長孔16に
通すようにして、その連結部分15に固定されている。
突起18は、その連結ピン17の軸線にほぼ平行な軸線
を含む方向において、その連結部分15の根元側に突出
されたフランジに形成され、そのフランジの下面は、部
分球形面に加工されている。
を含む方向において、その連結部分15の根元側に突出
されたフランジに形成され、そのフランジの下面は、部
分球形面に加工されている。
勿論、そのフランジの下面はチーiR面に加工すること
も可能である。
も可能である。
また、その突起18は、後述する突起シリンダ19に引
っ掛けられた状態で、その突起シリンダ19上に摺動さ
れるが、その突起1aの形状は、様々な変形が可能であ
る。
っ掛けられた状態で、その突起シリンダ19上に摺動さ
れるが、その突起1aの形状は、様々な変形が可能であ
る。
その突起クランプ19は、長孔16の下方において、そ
の長孔11C近接してその上方プラタン)21の内側面
に突出されている。
の長孔11C近接してその上方プラタン)21の内側面
に突出されている。
その突起クランプ19は、その連結ピン17がその長孔
16の上端に位置されている状態で、その連結ピン17
の軸線に同心円的に湾曲された上面を備え、キャブ12
がそのシャシ11に対して、そのティルト・シャフト2
3のまわりに乗車位置から傾倒位置に操作シリンダ14
によって持ち上げられるとき、その突起18を引っ掛け
ながら、その連結部分15を押し上げ状態に保持し、そ
の湾曲面上に突起18を摺動的に移動させる。
16の上端に位置されている状態で、その連結ピン17
の軸線に同心円的に湾曲された上面を備え、キャブ12
がそのシャシ11に対して、そのティルト・シャフト2
3のまわりに乗車位置から傾倒位置に操作シリンダ14
によって持ち上げられるとき、その突起18を引っ掛け
ながら、その連結部分15を押し上げ状態に保持し、そ
の湾曲面上に突起18を摺動的に移動させる。
次に、上述されたトラック10のキャブ・ティルト動作
について説明する。
について説明する。
そのトラックlOにおいて、そのキャブ12が第1図に
示すように、乗車位置に置かれているならば、操作ロッ
ド31の先端側、すなわち、連結部分15に固定された
連結ピン17が、上方ブラケット21に形成された長孔
16に収められ、しかも、その長孔16は、その操作ロ
ッド31の軸方向に沿うように形成されているので、キ
ャブ1;2のシャシ11に対する相対的動きが許容され
、キャブ12はシャシ11上に弾性的に支持されること
になり、その結果、トラック10の走行時、シャシ11
1111の振動がキャブ12側に直接的に伝播されず、
操作シリンダ14のロック作用によるキャブ12の乗心
地低下が阻止される。
示すように、乗車位置に置かれているならば、操作ロッ
ド31の先端側、すなわち、連結部分15に固定された
連結ピン17が、上方ブラケット21に形成された長孔
16に収められ、しかも、その長孔16は、その操作ロ
ッド31の軸方向に沿うように形成されているので、キ
ャブ1;2のシャシ11に対する相対的動きが許容され
、キャブ12はシャシ11上に弾性的に支持されること
になり、その結果、トラック10の走行時、シャシ11
1111の振動がキャブ12側に直接的に伝播されず、
操作シリンダ14のロック作用によるキャブ12の乗心
地低下が阻止される。
また、そのキャブ12が乗車位置から傾倒位置に持ち上
げられる場合において、その操作シリンダ14が駆動さ
れ、操作ロッド31が押し出されると、連結部分15に
固定された連結ピン17が、上方ブラケット21におけ
る長孔16に沿って上方に摺動される。
げられる場合において、その操作シリンダ14が駆動さ
れ、操作ロッド31が押し出されると、連結部分15に
固定された連結ピン17が、上方ブラケット21におけ
る長孔16に沿って上方に摺動される。
勿論、そのような連結ピン17の摺動状態において、そ
の連結ピン17がその長孔16の上端に接触する以前に
は、その操作シリンダ14による押上げ力は、そのキャ
ブ12側に伝達されていない。
の連結ピン17がその長孔16の上端に接触する以前に
は、その操作シリンダ14による押上げ力は、そのキャ
ブ12側に伝達されていない。
その操作ロッド31がさらに押し出され、その連結ピン
17がその長孔16の上端に接触すると、その操作シリ
ンダ14による押上げ力が、そのキャブ12側、すなわ
ち、上方ブラケット21に伝達され、そのキャブ12は
、ティルト・シャフト23のまわりに回転され、乗車位
置から傾倒位置に持ち上げられる。
17がその長孔16の上端に接触すると、その操作シリ
ンダ14による押上げ力が、そのキャブ12側、すなわ
ち、上方ブラケット21に伝達され、そのキャブ12は
、ティルト・シャフト23のまわりに回転され、乗車位
置から傾倒位置に持ち上げられる。
キャブ重心がティルト・シャフト23の上方に近づくま
で、そのキャブ12が持ち上げられると、その連結ピン
17がその長孔16の上端に押し当てられた状態で、連
結部分15における突起18が突起クランプ19の湾曲
面に引っ掛けられ、その状態を維持しながらその湾曲面
上を摺動する。
で、そのキャブ12が持ち上げられると、その連結ピン
17がその長孔16の上端に押し当てられた状態で、連
結部分15における突起18が突起クランプ19の湾曲
面に引っ掛けられ、その状態を維持しながらその湾曲面
上を摺動する。
すなわち、キャブ重心がそのティルト・シャフト23を
越えて前方に移動するようにして、そのキャブ12が持
ち上げられても、その突起18がその突起クランプ19
に引っ掛けられていることから、その操作シリンダ14
の駆動が停止すれば、そのキャブ12の傾倒状態が確実
に維持され、そのトラック10におけるエンジンの点検
整備作業を安全に行うことが可能になる。
越えて前方に移動するようにして、そのキャブ12が持
ち上げられても、その突起18がその突起クランプ19
に引っ掛けられていることから、その操作シリンダ14
の駆動が停止すれば、そのキャブ12の傾倒状態が確実
に維持され、そのトラック10におけるエンジンの点検
整備作業を安全に行うことが可能になる。
勿論、そのキャブ12がそのような傾倒位置から乗車位
置に戻される場合には、その突起18がその突起クラン
プ19に引っ掛けられて、そのキャブ12が引き下げら
れ、さらに、キャブ重心がそのティルト・シャフト23
よりも後方に移動すると、その長孔16の上端に接触さ
れた連結ピン17によって、そのキャブ12の荷重を支
えながら、そのキャブ12が乗車位置に戻される。
置に戻される場合には、その突起18がその突起クラン
プ19に引っ掛けられて、そのキャブ12が引き下げら
れ、さらに、キャブ重心がそのティルト・シャフト23
よりも後方に移動すると、その長孔16の上端に接触さ
れた連結ピン17によって、そのキャブ12の荷重を支
えながら、そのキャブ12が乗車位置に戻される。
また、そのキャブ12が乗車位置に戻され、その操作シ
リンダ14の駆動が停止する状態においては、その連結
ピン17は、その長孔16の上端から離れ、第1図に示
すように、その長孔16のほぼ中央に位置されること勿
論である。
リンダ14の駆動が停止する状態においては、その連結
ピン17は、その長孔16の上端から離れ、第1図に示
すように、その長孔16のほぼ中央に位置されること勿
論である。
如上のこの発明によれば、シャシに対して、キャブを乗
車位置から傾倒位置に持ち上げ、また、傾倒位置から乗
車位置に戻す流体圧型操作クランプにおいて、その操作
シリンダのシリンダおよび操作ロッドの他方に配置され
た連結部分が、長孔および連結ピンを介してキャブに摺
動かつ回転可能に連結されているので、キャブがシャシ
に対して乗車位置にあるとき、すなわち、走行姿勢にあ
るとき、そのキャブの自由運動が円滑になされ、また、
そのキャブがシャシに対してティルト・シャフトのまわ
シに乗車位置から傾倒位置に持ち上げられ、さらに、そ
のキャブ重心がそのティルト・シャフトを越えて、その
キャブが前方に傾倒しようとするとき、その連結部分側
に形成された突起とキャブ側の突起クランプとによって
、そのシャシに対するキャブの傾倒運動が確実に抑制さ
れ、そのようにキャブの自由運動を許容する手段、およ
び、キャブの傾倒運動を抑制する手段が大型化されず、
また、それらの手段の機械的強度が向上され、構造が簡
単化され、部品員数が少なくなシ、製作費用が低減され
、極めて実用的になる。
車位置から傾倒位置に持ち上げ、また、傾倒位置から乗
車位置に戻す流体圧型操作クランプにおいて、その操作
シリンダのシリンダおよび操作ロッドの他方に配置され
た連結部分が、長孔および連結ピンを介してキャブに摺
動かつ回転可能に連結されているので、キャブがシャシ
に対して乗車位置にあるとき、すなわち、走行姿勢にあ
るとき、そのキャブの自由運動が円滑になされ、また、
そのキャブがシャシに対してティルト・シャフトのまわ
シに乗車位置から傾倒位置に持ち上げられ、さらに、そ
のキャブ重心がそのティルト・シャフトを越えて、その
キャブが前方に傾倒しようとするとき、その連結部分側
に形成された突起とキャブ側の突起クランプとによって
、そのシャシに対するキャブの傾倒運動が確実に抑制さ
れ、そのようにキャブの自由運動を許容する手段、およ
び、キャブの傾倒運動を抑制する手段が大型化されず、
また、それらの手段の機械的強度が向上され、構造が簡
単化され、部品員数が少なくなシ、製作費用が低減され
、極めて実用的になる。
第1図はこの発明に基づいて具体化されたティルト・キ
ャブ型トラックのキャブが乗車位置に置かれた状態で一
部を切シ欠いて示した部分前方側面図、第2図は第1図
に示すトラックのキャブが傾倒位置に置かれた状態を示
す部分前方側面図である。 10・・・ティルト・キャブ型トラック、11・・・シ
ャシ、12・・・キャブ、13・・・キャブ・フロント
・サス啄ンション、14・・・流体圧型操作シリンダ、
15・・・連結部分、16・・・長孔、17・・・連結
♂ン、18・・・突起、19・・・突起フランジ。
ャブ型トラックのキャブが乗車位置に置かれた状態で一
部を切シ欠いて示した部分前方側面図、第2図は第1図
に示すトラックのキャブが傾倒位置に置かれた状態を示
す部分前方側面図である。 10・・・ティルト・キャブ型トラック、11・・・シ
ャシ、12・・・キャブ、13・・・キャブ・フロント
・サス啄ンション、14・・・流体圧型操作シリンダ、
15・・・連結部分、16・・・長孔、17・・・連結
♂ン、18・・・突起、19・・・突起フランジ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 シャンと、 乗車位置と傾倒位置との間に回転されるように、そのシ
ャシの前方において、ティルト・シャフトを介してその
シャシに回転可能に連結され、かつ、そのシャシ上に弾
性的に支持されたキャブと、シリンダ、そのシリンダ内
に往復摺動可能に嵌め込まれたピストン、および、その
シリンダの一端において、そのシリンダの外側に一端側
を出し入れ可能にして、他端をそのピストンに連結した
操作ロッドよシなシ、そのティルト・シャフトの後方に
おいて、そのシリンダおよび操作ロッドの一方をそのシ
ャシに回転可能に連結した流体圧型操作シリンダと、 その操作シリンダのシリンダおよび操作ロッドの他方に
配置された連結部分と、 その連結部分およびキャブの一方に形成された長孔と、 その長孔に通され、かつ、その連続部分およびキャブの
他方に固定された連結ピンと、その連結ピンにほぼ平行
な軸線を含む方向において、その連結部分側に配置され
た突起と、そのキャブがそのシャシに対してそのティル
ト・シャフトのまわりに乗車位置から傾倒位置に持ち上
げられるさい、その突起を引っ掛けながらその連結部分
を押し上げ状態に保持するように、そのキャブに配置さ
れた突起シリンダ とを含むティルト・キャブ型自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56214802A JPS58112880A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ティルト・キャブ型自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56214802A JPS58112880A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ティルト・キャブ型自動車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58112880A true JPS58112880A (ja) | 1983-07-05 |
Family
ID=16661762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56214802A Pending JPS58112880A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | ティルト・キャブ型自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58112880A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545431A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Food processing machine |
JPS5871269A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-27 | Mitsuwa Seiki Co Ltd | 運転台持上装置 |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP56214802A patent/JPS58112880A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5545431A (en) * | 1978-09-25 | 1980-03-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Food processing machine |
JPS5871269A (ja) * | 1981-10-22 | 1983-04-27 | Mitsuwa Seiki Co Ltd | 運転台持上装置 |
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