JPS5810801Y2 - 合成木材パネル - Google Patents

合成木材パネル

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JPS5810801Y2
JPS5810801Y2 JP1978097461U JP9746178U JPS5810801Y2 JP S5810801 Y2 JPS5810801 Y2 JP S5810801Y2 JP 1978097461 U JP1978097461 U JP 1978097461U JP 9746178 U JP9746178 U JP 9746178U JP S5810801 Y2 JPS5810801 Y2 JP S5810801Y2
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JP
Japan
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groove
foam
shaped
wood panel
gas vent
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Expired
Application number
JP1978097461U
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English (en)
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JPS5513772U (ja
Inventor
尋史 松田
Original Assignee
松下電工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は合成木材パネルに関するものである。
硬質合成樹脂発泡体を第1図のような板状に形成すると
軽量で断熱性のよい安価な合成木材パネル1を得ること
ができるが、この合成木材パネル1は嵌合用の雄ざね部
2や雌ざね部3などの厚みの薄い部分が損傷しやすく、
またその部分は発泡成形時においてエアボイド4が生じ
やすく強度がさらに低くなるという問題があった。
したがって、この考案の目的は、嵌合部の強度の高い軽
量の合成木材パネルを提供することにある。
この考案の一実施例を第2図に示す。
すなわち、この合成木材パネルは、硬質発泡ウレタン樹
脂5を板状に成形するとともに一方側部には薄い鋼板製
の雄ざね部材6を、他方側部には同じく薄い鋼板製の雌
ざね部材7をそれぞれ一体的に設けている。
なおこの合成木材パネルは、図示しない金型内の両側に
雄ざね部材6と雌ざね部材7とを配置するとともにその
金型内に発泡性ウレタン樹脂を注入してこれを発泡硬化
させることにより硬質発泡ウレタン樹脂5と雄ざね部材
6および雌ざね部材7とがそれぞれ一体的に密着して成
形されたものであり、その成形時における密着性を良好
とするために雄ざね部材6および雌ざね部材7の硬質発
泡ウレタン樹脂5の側にはそれぞれつばで囲まれた溝形
部8とその奥部にガス抜き孔9とを設けている。
なお、この溝形部8の開口端はその成形工程において過
度に発泡性ウレタン樹脂が流入しないように狭くしてい
る。
また、雌ざね部材7は嵌合奥部を2重にして強度を高め
るとともにその2重にした部分の間隙10を前記ガス抜
き孔9と連通させ、成形時におけるエアボイド発生の原
因となるガスをこの間隙10を通じて雌ざね部材7の長
手方向に排出で゛きるようにしている。
このように構成したため、この合成木材パネルはその嵌
合部が鋼板製の雄ざね部材6と雌ざね部材7とで補強さ
れているので施工時などに破損することがなく、シたが
って気密性よく施工でき、しかも板状部分は硬質発泡ウ
レタン樹脂5からなるため軽量でかつ断熱性が優れてお
り、また、これら雄ざね部材6および雌ざね部材7には
ガス抜き孔9を設けたため、一体成形により製造する場
合に硬質発泡ウレタン樹脂5がその溝形部8に均一にゆ
きわたりエアボイドなどを生じることなく相互に良く密
着し、均斉度の優れたものとすることができる。
また、このガス抜き孔9は溝形部8の奥部に設けである
うえ溝形部8の入口は狭くしであるために過度の発泡性
ウレタン樹脂が流入せず、ガス抜き孔9から外部にばつ
が突出することがなく施工時の障害となることがない。
なお、この実施例においては薄い鋼板で雄ざね部材6お
よび雌ざね部材7を形成したが他の金属板や硬質または
軟質の合成樹脂で押出形成してもよく、特に軟質塩化ビ
ニル樹脂を用いた場合には嵌合部の気密性をさらに高め
ることができるという効果がある。
以上のように、この考案の合成木材パネルは、−側に雄
ざね部を有し他側に雌ざね部を有する板状の発泡体と、
溝形に形成されてガス抜孔を有し前記雄ざね部に外嵌し
て両開口縁部分が前記発泡体に埋込まれた雄ざね部材と
、略H形断面形状に形成されてウェブ部にガス抜孔を有
し前記雌ざね部に内嵌されて前記ウェブ部より奥側のフ
ランジ部分が前記発泡体に埋込まれた雌ざね部材とを備
えたものであるから、嵌合部の強度が高く、シかも軽量
であり、また一体成形によりエアボイドなどのない優れ
た合成木材パネルが簡単に製造できるという利点を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の合成木材パネルの切欠斜視図、第2図は
この考案の一実施例を示す切欠斜視図である。 5・・・・・・硬質発泡ウレタン樹脂、6・・・・・・
雄ざね部材、7・・・・・・雌ざね部材、8・・・・・
・溝形部、9・・・・・・ガス抜き孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)−側に雄ざね部を有し他側に雄ざね部を有する板
    状の発泡体と、溝形に形成されてガス抜孔を有し前記能
    ざね部に外嵌して両開口縁部分が前記発泡体に埋込まれ
    た雄ざね部材と、略H形断面形状に形成されてウェブ部
    にガス抜孔を有し前記能ざね部に内嵌されて前記ウェブ
    部より奥側のフランジ部分が前記発泡体に埋込まれた雌
    ざね部材とを備えた合成木材パネル。
  2. (2)前記能ざね部材および雌ざね部材の前記発泡体内
    への埋込部分を、開口部が狭くなる形状とした実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の合成木材パネル。
JP1978097461U 1978-07-14 1978-07-14 合成木材パネル Expired JPS5810801Y2 (ja)

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JPS5513772U JPS5513772U (ja) 1980-01-29
JPS5810801Y2 true JPS5810801Y2 (ja) 1983-02-28

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58101976A (ja) * 1981-12-14 1983-06-17 松下電器産業株式会社 扉開閉装置
JPS6316955U (ja) * 1986-07-21 1988-02-04
JPH055089Y2 (ja) * 1986-07-21 1993-02-09

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JPS5715344Y2 (ja) * 1976-08-31 1982-03-30

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JPS5513772U (ja) 1980-01-29

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