JPS5810767Y2 - 土工作業用ア−ムのシ−ル構造 - Google Patents

土工作業用ア−ムのシ−ル構造

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Publication number
JPS5810767Y2
JPS5810767Y2 JP1976131991U JP13199176U JPS5810767Y2 JP S5810767 Y2 JPS5810767 Y2 JP S5810767Y2 JP 1976131991 U JP1976131991 U JP 1976131991U JP 13199176 U JP13199176 U JP 13199176U JP S5810767 Y2 JPS5810767 Y2 JP S5810767Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
seal
shaft
seal structure
bearing parts
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976131991U
Other languages
English (en)
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JPS5349202U (ja
Inventor
武志 梶本
滋 幸
喜一 上田
誉夫 渡辺
Original Assignee
株式会社クボタ
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社クボタ filed Critical 株式会社クボタ
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Publication of JPS5349202U publication Critical patent/JPS5349202U/ja
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Publication of JPS5810767Y2 publication Critical patent/JPS5810767Y2/ja
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  • Shovels (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えばバックホウにおける作業用アームとパ
ケットの枢支連結個所のように、互いに間隔をへだてた
一対の第1軸受部間に第2軸受部をそれら両輪受部に挿
通した軸周りで相対回転自在に位置させた軸支部におけ
るシール構造に関する。
この種の構造において、土工作業中に両軸受部間の間隙
から土砂等が侵入して、軸支部を摩損させるので、従来
、実開昭51−69302号公報に示されるように、両
軸受部の対向面の外周縁をカットして断面V字状の環状
溝を形成し、その環状溝に嵌り込む環状のシール部材を
嵌入し、さらに該シール部材を覆うリングを外嵌させた
技術が知られているが、この従来構造のものは、前記環
状溝及び軸受部長さの製作誤差により、シール部材が緩
んだ状態で環状溝に嵌入されてシール性の弱いものとな
ったり、また軸受部長さの製作誤差によりシール部材が
両軸受部の対向面間に咬み込み、スラスト荷重を受けて
早期に損傷する欠点があった。
本考案は、軸支部への土砂等の侵入を防止するためのシ
ール部材を、軸受部材の製作誤差に影響されず完全なレ
ール性を確保するとともに、シール部材の圧損を確実に
回避するように設け、しかも組付及び分解が容易で製作
面及び保守面において有利な土工作業用アームのシール
構造を得ることを目的とする。
本考案の特徴とする構成は前記作業用アームの軸支部の
シール構造において両軸受部どうしの対向面近くでその
両軸受部の外周面に夫々環状凹溝を穿設し、その凹溝夫
々にシール部材を嵌入するとともに、前記両シール部材
の間隔よりも幅広で、かつ、両シール部材にわたってそ
の全周に摺接するべく割り型筒状体を外嵌囲繞させた点
にあり、かかる構成から次の作用効果を奏する。
すなわち、両軸受部の対向面近くの両側の環状凹溝にシ
ール部材を嵌入し、かつ幅広の割り型筒状体に摺接させ
て外嵌囲繞させであるので、 ■ 軸受部の製作誤差に全く影響をされず、完全なシー
ル性を確保する。
とともに、両軸受部間の対向面を避けてシール部材を設
けであるので、 ■ 両軸受の軸芯方向の移動によるシール部材の圧損な
いしは咬み込みによる損傷等を回避できる。
また、シール部材に筒状体を外嵌させて、土砂等の衝突
に対してシール部材を保護して、シール部材とともに、
両軸受部間への土砂等の侵入を防止させ、さらに筒状体
を割゛り型に構威しであるので、シール構造の組付は分
解を容易に行え、製作面及び保守点検面においても極め
て有利である。
■ 全体として従来構造に比して好良なシール性を著し
く助長できた。
次に、本考案の実施例を図面に基いて詳述する。
クローラ走行装置1を装備する走行機台に旋回台2を全
旋回可能に取付けると共に、旋回台2にブラケット3を
縦軸芯2周りで旋回可能に取付け、このブラケット3に
、ブーム4とアーム5を互いに揺動自在に枢支連結して
なる作業用アーム6を上下揺動自在に枢支連結すると共
に作業用アーム6にパケット7を枢支連結し、ブラケッ
ト3とブーム4、ブーム4とアーム5、そしてアーム5
とパケット7間に油圧シリンダー8・・・・・・を介装
し、旋回台2及び作業用アーム6を旋回させると共にパ
ケット7を揺動させ、側溝掘り等をもできる対地掘削作
業用のバックホウを構成しである。
前記ブラケット3とブーム4、ブーム4とアーム5、ア
ーム5とパケット7、そしてブラケット3、ブーム4、
アーム5及びパケット7に対して油圧シリンダー8・・
・・・・を枢支連結する軸支部9・・・・・・は、夫々
はぼ同様に構威されており、以下作業用アーム6とパケ
ット7との軸支部9によりそれらに対するシール構造を
説明する。
パケット7に互いに間隔をへだてで連設した一対の第1
軸受部10.10間に作業用アーム6の先端に連設した
第2軸受部11を位置させると共に、それら軸受部10
,10.11に軸12を挿通して抜は止めして軸支部9
を構成してあり、もって両軸受部10.11が前記軸1
2の軸芯0周りに互いに相対回転するべく構威しである
前記両軸受部10.11の軸12の長手方向に対向する
個所近くの外周面には、夫々環状に凹溝13゜13が穿
設してあり、その凹溝13,13夫々に環状の弾性シー
ル部材14.14を嵌入しである。
前記両シール部材14.14の間隔よりも幅広にして、
前記両軸受部10.11の対向個所及び両シール部材1
4.14を外嵌囲繞し、かつ両シール部材14゜14の
全周にわたって摺接するべく割り型筒状体15を設けて
あり、両シール部材14.14夫々が両軸受部10.1
1の外周と筒状体15の内周とに摺接し、両軸受部10
.11間に土砂等が侵入するのを正面視で両軸受部10
.11を間にしてその両側個所において防止すると共に
、両シール部材14.14を他物との衝突から保護する
べく構成しである。
前記筒状体15は、側面視においてほぼ半円づつ分割可
能に構成し、両分側部分15 a 、15 bをポル)
16.16で連結あるいは分離するべく構成してあり、
もって軸支部jに対する組付分解を容易に、かつ、両軸
受部10.11を連設するパケット部分7aとアーム部
分5aとが対向近接していても組付けを容易に行えるよ
うに構成しである。
尚、本考案はバックホウに限らず、ショベルローダに付
設の作業用アーム等、要するに土工作業用アームの各種
軸支部に適用できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る土工作業用アームのシール構造の実
施例を示し、第1図はバックホウの全体側面図、第2図
は軸支部の一部切欠正面図、第3図は割り型筒状体の分
解斜視図である。 9・・・・・・軸支部、10・・・・・・第1軸受部、
11・・・・・・第2軸受部、12・・・・・・軸、1
3・・・・・・環状凹溝、14・・・・・・シール部材
、15・・・・・・割り型筒状体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 互いに間隔をへだてた一対の第1軸受部10.10間に
    第2軸受部11をそれら両軸受部10.11に挿通した
    軸12周りで相対回転自在に位置させた軸支部9におけ
    るシール構造において、前記両軸受部10.11どうし
    の対向面近くでその両軸支部10゜11の外周面に夫々
    環状凹溝13,13を穿設し、その凹溝13,13夫々
    にシール部材14.14を嵌入するとともに、前記両シ
    ール部材14.14の間隔よりも幅広で、かつ、両シー
    ル部材14.14にわたってその全周に摺接するべく割
    り型筒状体15を外嵌囲繞させである事を特徴とする土
    工作業用アームのシール構造。
JP1976131991U 1976-09-29 1976-09-29 土工作業用ア−ムのシ−ル構造 Expired JPS5810767Y2 (ja)

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JP1976131991U JPS5810767Y2 (ja) 1976-09-29 1976-09-29 土工作業用ア−ムのシ−ル構造

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JP1976131991U JPS5810767Y2 (ja) 1976-09-29 1976-09-29 土工作業用ア−ムのシ−ル構造

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Publication Number Publication Date
JPS5349202U JPS5349202U (ja) 1978-04-26
JPS5810767Y2 true JPS5810767Y2 (ja) 1983-02-28

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ID=28741038

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116566U (ja) * 1974-07-19 1976-02-06

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5536618Y2 (ja) * 1974-11-21 1980-08-28

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116566U (ja) * 1974-07-19 1976-02-06

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JPS5349202U (ja) 1978-04-26

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