JPS58106068A - 屋根浮上工法による円筒形タンクの建造方法 - Google Patents

屋根浮上工法による円筒形タンクの建造方法

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Publication number
JPS58106068A
JPS58106068A JP56205723A JP20572381A JPS58106068A JP S58106068 A JPS58106068 A JP S58106068A JP 56205723 A JP56205723 A JP 56205723A JP 20572381 A JP20572381 A JP 20572381A JP S58106068 A JPS58106068 A JP S58106068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
side plate
tank
knuckle
tank side
Prior art date
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Pending
Application number
JP56205723A
Other languages
English (en)
Inventor
山田 義男
井阪 敏文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は屋根浮上工法による円筒形タンクの建造方法に
関するものである。
この屋根浮上工法は、とくに大形のガスおよび液体貯蔵
用円筒形タンクを建造する場合において、タンク側板を
組立てる一方で、その内側において屋根を組立て、両者
完成した時点で屋根を空気圧により浮上させてタンク側
板に溶接固着する工法である1、この工法の実施にあた
っては、屋根浮上時における屋根とタンク側板側面との
間の気密保持が重要となるが、従来ではこの点に問題が
あった。図によって説明すると、第6,7図においてA
はタンク側板、Bは屋根、Cは屋根Bの周辺部下面に取
付けた仮屋根で、この仮屋根Cにシール材りを装着し、
このシール材りをタンク側板内面に密着させた状態で屋
根下方に空気を送り込んで屋根Bを浮上させる。一方、
タンク側板1の上端にはナックル部Eを予め一体に溶接
固着しておき、浮上させた屋根Bの周辺部をこのナック
ル部Eに溶接固着することにより、ドーム屋根構造を備
えた円筒形タンクを建造するものである。ところが、こ
の従来方法によるときは、屋根浮上時において、屋根B
とタンク側板Aの内面との間の隙間Fが、タンク側板A
上端のナックル部Eのタンク内方への突出寸法とはソ同
等という大きな寸法となり、この大きな隙間Fのために
、往、々にしてシール材りが下方からの空気圧によって
めくれ上がり、ソール効果が失なわれてしまうことにな
っていだのである。なお、屋根Bまたは仮屋根Cを大形
化すれば上記隙間Fは縮小できるが、こうすると、とく
に大形タンクでは材料コストが著しく高騰化するため得
策ではない。
本発明は上記の点に鑑み、コストの高騰化を招くことの
ない合理的な手段により上記タンク側板内面と屋根との
間の隙間を最小限に縮小でき、もってシール材のめくれ
上が□りを防止してシール効果を確実に保持できる屋根
浮ト工法による円筒形タンクの建造方法を提供せんとす
るものである。
本発明の特徴点は、ドーム屋根構造を構成するナックル
部を、タンク側板と屋根の双方によって形成するように
、予めナックル部を−F下に二分割して一方をタンク側
板側に、他方を屋根側に溶接固着しておき、しかも上記
分割位置、すなわち屋根浮上後に溶接結合される位置を
、ナックル部におけるタンク側板側と屋根側の二個所の
反曲点のうちタンク側板側の反曲点付近で且つタンク側
板より内側の位置に設定した点に存する。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図に依拠して説
明する。
図において1はタンク側板、2は屋根、6はタンク完成
状態で該タンク側板1と屋根2の連接部分に形成される
ナックル部で、このナックル部6は、タンク側板1側に
予め溶接固着された下側分割ナックル部31と、屋根2
側に予め溶接固着された上側分割ナックル部32とを屋
根浮上後に溶接結合することによって形成している。
すなわち、タンク構成要素としての独立部品であるナッ
クル部6を予め上下に二分割し、側板組立後に下側分割
ナックル部31をタンク側板1の上端部に溶接固着し、
屋根組立後に上側分割ナラ・ クル部32を屋根2の周
端部に溶接固着する。しかる後、屋根2を浮上させて分
割ナックル部31゜32同士を溶接結合することにより
、ナックル部6が形成されると同時にドーム屋根構造の
円筒形タンクが完成する。4は上側分割ナックル部62
の周端部下面に取付けたシール取付ビーム、5は該ビー
ム4の下面に装着した硬質ゴム製のシール材である。
このようにナックル部6をタンク側板1と屋根2の双方
によって形成するようにすれば、いいかえれば屋根2側
にもナックル部6の一部62を予め形成しておけば、こ
の分割ナックル部52の分だけ屋根全体の径寸法が拡大
されるだめ、必然的に屋根浮上時における屋根2とタッ
ク側板1内面との間の隙間6が縮小されることとなる。
このため、屋根浮上時のシール材5のめくれ上がりが防
止され、/−ル効果が確実に保持される。
上記隙間6は、屋根2側の分割ナックル部62の径方向
寸法を大きくとればとるほど、すなわち全ナックル部6
における該分割ナックル部62の寸法比率を大きくする
ほど縮小される。従って、隙間6をできるだけ小さくす
る意味で、ナックル部6をできるだけタンク側板1に近
い位置で分割するのが望ましい。しかしながら、該ナッ
クル部6を、タンク内圧による大きな応力が作用する部
分で分割し、後に溶接結合すると、タンク使用時に上記
結合部分が応力に耐えられなくなるおそれが生じる。そ
こで本発明においては、第5図に示すように、ナックル
部6においてタンク側板1より内側で、かつタンク側板
1側と屋根2側の二個所に存在する反曲点Pl+ P2
のうち夕7り側板1側の反曲点P1にできるだけ近い位
置で該ナックル部6を分割したものである。こうすれば
、元々耐圧強度的に弱い分割ナックル部31.32の溶
接部分の応力負担を最小限におさえることができる。
なお、分割位置へをタンク側板1より内側としたのは、
屋根浮上時における分割ナックル部62とタンク側板1
の干渉を防止するためであることはいうまでもない。一
方、この実施例ではシール材5の、ンール取付ビーム4
に固着された基端部の肉厚を充分大きくとり、ここから
先端に向けて漸次薄肉としているため、シール材5の剛
性が高まり、シール効果が一層確実なものとなる。
、F記のように本発明によれば、ドーム屋根構造のナッ
クル部を、タンク側板より内側で且つタンク側板に近く
、シかもタンク内圧による応力のできるだけ小さい位置
で上下に二分割し、その−F細分割ナックル部を屋根に
、下側分割ナックル部をタンク側板にそれぞれ溶接固着
し、屋根浮上後、この分割ナックル部同士を溶接結合し
てナックル部を形成するようにしたから、実質的な材料
コストの増加を招くことなく、またナックル部の部分的
な耐圧強度の低下を招くことなく、屋根浮上時における
屋根とタンク側板内面との間の隙間を縮小でき、これに
よりシール材のめくれ上がりを防市して、屋根浮上時の
シール効果を確実に保持しうるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は屋根浮−F前の状態を示す夕/りの概略的断面
図、第2図は第1図イ部の拡大図、第6図は同口部の拡
大図、第4図はタンク完成状態の概略的断面図、第5図
は同ナックル部の拡大図、第6図は従来例を説明するだ
めのタンク断面図、第7図は同一部拡大図である。 1 タンク側板、2・屋根、6・・ナックル部、61・
・・下側分割ナックル部、3本・・・上側分割ナックル
部、5−シール材、Pl、P2  ・・・ナックル部の
反曲点、尾 分割位置。 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 第  1  図 第  2  図 第  3  図 第  4  図 第  5  図 第  6  図 第  7  図 =356

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 タンク側板の内側で組立てた屋根を空気圧により
    浮上させ、該屋根とタンク側板とを互いの周辺部で溶接
    することにより、ナックル部を有するドーム屋根構造の
    円筒形タンクを建造する屋根浮上工法による円筒形タン
    クの建造方法であって、タンク建造状態で上記ナックル
    部におけるタンク側板側と屋根側の二個所に形成される
    タンク内圧による応力の反曲点のうち、タンク側板側の
    反曲点付近で且つタンク側板より内側の位置でナックル
    部を予め上下に二分割し、下側の分割ナックル部をタン
    ク側板に、上側の分割ナックル部を屋根にそれぞれ溶接
    固着しておき、屋根の周辺部にシール材を取付けた状態
    で、該シール材をタンク側板内周面に密接させながら空
    気圧により屋根を浮上させた後、該屋根とタンク側板の
    上記分割ナックル部同士を溶接することを特徴とする屋
    根浮上工法による円筒形タンクの建造方法。
JP56205723A 1981-12-18 1981-12-18 屋根浮上工法による円筒形タンクの建造方法 Pending JPS58106068A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203742A1 (ja) * 2013-06-20 2014-12-24 三菱重工業株式会社 曲率変化部を有する独立型タンクおよびその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014203742A1 (ja) * 2013-06-20 2014-12-24 三菱重工業株式会社 曲率変化部を有する独立型タンクおよびその製造方法
JP2015003746A (ja) * 2013-06-20 2015-01-08 三菱重工業株式会社 曲率変化部を有する独立型タンクおよびその製造方法
US9868493B2 (en) 2013-06-20 2018-01-16 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Independent tank with curvature change section, and manufacturing method for independent tank

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