JPS58105590A - プリプレグの製造方法 - Google Patents

プリプレグの製造方法

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JPS58105590A
JPS58105590A JP20248681A JP20248681A JPS58105590A JP S58105590 A JPS58105590 A JP S58105590A JP 20248681 A JP20248681 A JP 20248681A JP 20248681 A JP20248681 A JP 20248681A JP S58105590 A JPS58105590 A JP S58105590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
prepreg
resin composition
weight
curable resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP20248681A
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English (en)
Inventor
浜田 弘夫
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Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
Original Assignee
Dainichiseika Color and Chemicals Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はプリント回路基板等種々の積層板に加工される
プリプレグの製造方法に関するものである。
(先行技術) 従来、プリント回路基板等に加工されるプリプレグシー
トは、不飽和ポリエステル樹脂等の原料樹脂にガラス繊
維、充填剤、硬化剤および必要に応じて顔料等を配合し
た組成物をプラスチックフィルムとプラスチックフィル
ムの間に挾み、カラス繊維中に樹脂を充分含浸せしめ、
更にこのものを約3日間熟成してからプラスチックフィ
ルムを剥離してプリプレグを製造している。
しかしながら、この従来のプリプレグの製造法は前記の
如く、フィルム中で3日間はど熟成しなりとプリプレグ
はベトツくため、プラスチックフィルムをプリプレグか
ら剥離することができず、そのため作業時間が長時間に
及び、色分れが生じるなどの欠点を有していた。
(発明の目的) 本発明者は前記従来のプリプレグの製造法の欠陥である
熟成工程の短縮化を計るべく種々研究を重ねた結果、本
発明に到達して目的を達成することができた。
(発明の構成) 本発明は顔料、ガラス繊維、充填剤等を含有する紫外線
硬化性樹脂組成物層を中間層とし、その両面にフィルム
を貼着せしめ、前記フィルムの両面から紫外線を照射し
、前記紫外線硬化性樹脂組成物層の表面層部分のみを硬
化せしめることを特徴とするプリプレグの製造方法であ
る。
本発明の構成について詳しく説明すれば、下記のとおり
である。
(紫外線硬化性樹脂) 本発明において用いられる紫外線硬化性樹脂としては、
分子中に2個以上の重合性不飽和基を有する分子量20
0〜6.000の不飽和プレポリマーの1種または2種
以上、または該不飽和プレポリマーにビニルモノマーを
配合したものが用いられる。かかる重合性不飽和プレポ
リマーとしては、たとえばグリコールのジアクリレート
やジメタクリレート、分子末端水酸基オリゴエステルの
アクリレートやメタクリレート、分子末端水酸基不飽和
オリゴエステルのアクリレートやメタクリレート、分子
末端カルボキシオリゴエステルおよびまたは分子末端カ
ルボキシ・不飽和オリゴエステルとα、β−不飽和アル
コール性化合物とのエステル化物、エポキシ樹脂のアク
リル酸エステルやメタクリル酸エステル、ウレタン変性
不飽和オリゴエステルまたは不飽和ポリエステル樹脂な
どがあげられる。
また前記紫外線硬化性樹脂には、スチレン、ビニルトル
エン3、アクリル識エステル類、メタクリル酸エステル
等のビニルモノマーを配合することもできる。
(充填剤) 本発明において前記紫外線硬化性樹脂に配合される充填
剤としては、水酸化アルミニウム、ケイ酸アルミニウム
、コロイダルシリカ、炭酸カルシウム、メルク、石英粉
、ケイ藻上等がある。そして本発明においてはこれらの
充填剤を紫外線硬化性樹脂に対して約3倍(重量比)程
度まで添加することができる。
(顔料) また本発明において用いられる顔料としてはアゾ系顔料
、キナクリドン系顔料、インダンスレン系顔料、二酸化
チタン、ベンガラ、群青、コバルトブルー等があげられ
る。
(増感剤) また紫外線硬化性樹脂組成物の紫外線硬化性を改善する
ために、光増感剤を組成物100重量部VC河して0.
01〜5 N t m 冷加することが好ましい。かか
る光増感剤としては、たとえばベンゾインやベンゾイン
のメチル土−テル、インブチルエーテルなどのベンゾイ
ン誘導体、アントラキノン、ナフトキノン、ジフェニル
スルフィト1、ハンゾイルパーオキシド、アゾビスイソ
ブチロニトリルなどが挙げられる。
(重合禁止剤) さらに紫外線硬化性樹脂組成物の貯蔵安定性を改善する
ために、重合禁止剤を樹脂組成物100重量部に対して
o、ooi〜0.1重量部添加するのが好ましい。かか
る重合禁止剤としては、念とえば、バイドロキノン、バ
ラベンゾキノンなどが挙げられる。
(樹脂組成物層の厚さ)〜 前記した各成分により調整される紫外線硬化性樹脂組成
物層の厚さは1.0關以上のものが好′ましく、1.0
+mより薄い層のものでは表面層のみならずその内部ま
で紫外線照射により硬化してしまうため、その後のプレ
ス加工によって樹脂の流れが良くなくなるので好ましく
ない。
(樹脂組成物層の形成方法) 紫外線硬化性樹脂組成物層の形成方法としては、例えば
炭酸カルシウムなどの充填剤を用いて、紫外線硬化性樹
脂と共にロールミルなどで混合し、ついで見られる混合
物をプラスチックフィルムの上に層状となし、その上に
ガラスマットをのせて更にその上にプラスチックフィル
ムを貼付して、ガラスマット中に樹脂組成物を含浸せし
めることによってなされる。
(プラスチックフィルム) 本発明において前記紫外線硬化性樹脂組成物を挾むのに
使用するプラスチックフィルムとは例工ば、ナイロンフ
ィルム、セロファン、ポリビニルアルコールフィルム、
ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリ
エチレンテレフタレートフィルム、ポリカーボネートフ
ィルムおよびセルローズアセテートフィルム等の透明フ
ィルムである。
(発明の作用と効果) 本発明のプリプレグの製造方法によると、ガラス繊維に
樹脂を含浸させて、フィルムを剥離するまでの熟成工程
を要し−ないため、作業時間を大幅に短縮することがで
き生産性が高い。
また紫外線硬化性樹脂組成物中には紫外線の透過力の小
さい顔料、充填剤等を配合せしめであるので、このもの
に紫外線を照射し之場合、紫外線は樹脂組成物層の内部
まで通らない几め、樹脂組成物層の表面層のみが硬化し
て内部は硬化しないので、紫外線を照射して直ぐにフィ
ルムを剥離しても樹脂組成物層の表面がべとつかず、プ
リプレグシートを取り出すことが容易である。ま念内部
は流動性があるため、プリプレグシートをプレス成型加
工する際成形むらが生じることがなく作業性が極めて良
好である。
(実施例) 以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、下記
の実施例は本発明を限定するものではない。
実施例1゜ 不飽和ポリエステル樹脂(商品名;ポリセットPS−1
168、日立化成工業社製品)85重量部、顔料(商品
名;STホワイトトーナーカラー、大日精化工業社製品
)12重量部、クメンヒドロパーオキサイド1重量部、
微粉末ケイ酸1重量部およびベンゾインブチルエーテル
2重量部を混合し、紫外線硬化性樹脂組成物を得た。
次いで、得られ九組成物75.9を厚さ0.03111
のポリプロピレンフィルム上に層状にのせ、その上にガ
ラス繊維マット(20cIILx 20cm )をのせ
て、前記マットの間隙部に組成物を充分含浸させ、更に
その上に−ポリプロピレンフィルム(厚さ0.03朋)
を貼付し、組成物をサンドウィッチ状に挾んだポリプロ
ピレンフィルムの両面から紫外線照射装置(出力80 
W/cmの高圧水銀封入ランプ)でもって紫外線を30
秒間照射し、プリプレグを得た。
前記プリプレグを熟成することなく直ちに所定寸法に切
って前記ポリプロピレンフィルムを剥離し金型に入れ、
プレス成形して厚さ11111の積層板を侍たO この積層板の物性を第1表に示す。
実施例2゜ エポキシ樹脂(商品名;エポン807、シェル化学社製
品)40重量部、ポリエステルアクリレート(商品名;
アロニツクスM−8030、東亜合成柱製品)50重量
部、顔料(商品名;STレッドトーナー、大日精化工業
株式会社製品)5部およびジメトキシ−2−フェニルア
セトフェノン5部を攪拌機で充分に攪拌混合してA成分
とする。
一方、別にシクロアセタール型変性ポリアミン(商品名
;エボメー)N−001、三菱油化社製品)を用意して
、これをB成分とする。
次いで、前記A成分10重量部にB成分4重量部を配合
し、充分混合して、紫外線硬化性樹脂組成物を得た。
次いで得られた組成物75gを厚さ0.0311のポリ
プロピレンフィルム上に層状にのせ、その上にガラス繊
維マット(20cfLX 20c1rL)をのせて、前
記マットの間隙部に組成物を充分含浸させ、更にその上
にポリプロピレンフィルム(厚さ0.03朋)を貼付し
、組成物をサンドウィッチ状に挾んだポリプロピレンフ
ィルムの両面から紫外線照射装置(出力80 W/cm
の高圧木調封入ランプ)でもって、紫外線を10秒間照
射し、プリプレグを得た。前記プリプレグを熟成するこ
となく直ちに所定寸法に切って前記ポリプロピレンフィ
ルムを剥離し、金型に入れ、プレス成形して厚さ1關の
積層板を得た。
この積層板の物性を第1表に示す。
比較例1 不飽和ポリエステル樹脂(商品名;ホリマール6409
、武田薬品工業社製品)100重量部、重質炭酸カルシ
ウム100重量部、顔料(商品名;STホワイトトーナ
ーカラー、大日精化工業社製品)−10重量部、酸化マ
グネシウ、ム2重量部およびクメンヒドロノミ−オキサ
411重量部を加え樹脂組成物を得た。
次いで、得られた組成物75gを厚さ0.03mmのポ
リプロピレンフィルム上に層状にのせ、その上にガラス
繊維マット(20α×20crIL)をのせて、前記マ
ットの間隙部に組成物を充分含浸させ、更にその′上に
、ポリプロピレンフィルム(厚さ0.0311N)を貼
付し、常温で72時間熟成してプリプレグを得た。  
 。
次いで前記プリプレグを所定寸法に切って前記ポリプロ
ピレンフィルムを剥離し、金型に入れプレス成形して厚
さ1 mの積層板を得た。この積層板の物性を第1表に
示す。    、 第1表 注1.熟成時間はポリプロピレンフィルムに挾んだプリ
プレグ成形用樹脂組成物から該フィルムが剥離できる程
度までベトつかなくなるまでの時間である。
注20寸法安定性は常温におけるサンプルの厚み人と、
5秒間に30℃から150℃まで昇温したとき0150
℃におけるサンプルの厚みA′とを測定し、式込5人X
 100 (%)により算出する。一般に2−00%以
下が好ましいとされている。
注3.吸水率は50X50gmのサンプル片を50℃の
オープン中で24時間乾燥し、次いでデシケータ−中で
20±1℃に放冷後の重量W、を測定し、次いで同じサ
ンプルを23±0.5℃の水中に24時間浸漬後、水中
よシ取シ出し、表面の水分をガーゼ5等で完全に拭き取
り、1分以内に重量W2を測定し次式yにux1o0(
@により算W! −出する。
注4、 ミーズリング抵抗はサンプルを30分間煮沸後
、270℃のハンダ浴[15秒間浮かした時の表面状態
。    ′ 特許出願人大日精化工業株式会社 代理人 弁理士 井 坂 實 夫

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 顔料、ガラス繊維、充填剤等を含有する紫外線硬化性樹
    脂組成物層を中間層とし、その両面、にフィルムを貼着
    せしめ、前記フィルムの両面から紫外線を照射し、前記
    紫外線硬化性樹脂組成物層の表面層部分のみを硬化せし
    めることを特許とするプリプレグの製造方法。
JP20248681A 1981-12-17 1981-12-17 プリプレグの製造方法 Pending JPS58105590A (ja)

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JP20248681A JPS58105590A (ja) 1981-12-17 1981-12-17 プリプレグの製造方法

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JPS58105590A true JPS58105590A (ja) 1983-06-23

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JP20248681A Pending JPS58105590A (ja) 1981-12-17 1981-12-17 プリプレグの製造方法

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073975A (ja) * 1973-10-30 1975-06-18
JPS5086571A (ja) * 1973-12-03 1975-07-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5073975A (ja) * 1973-10-30 1975-06-18
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