JPH1199562A - ポリエチレン管の突き合わせ融着方法 - Google Patents

ポリエチレン管の突き合わせ融着方法

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JPH1199562A
JPH1199562A JP9279777A JP27977797A JPH1199562A JP H1199562 A JPH1199562 A JP H1199562A JP 9279777 A JP9279777 A JP 9279777A JP 27977797 A JP27977797 A JP 27977797A JP H1199562 A JPH1199562 A JP H1199562A
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JP
Japan
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polyethylene
edge
polyethylene pipe
pipe
tapered edge
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JP9279777A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Matano
満 俣野
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MANMARU SANGYO KK
Original Assignee
MANMARU SANGYO KK
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質上同一径のポリエチレン管と、ポリエチ
レン管又はポリエチレン製配管部品とを位置決め容易に
突き合わせ融着し、大なる接合強度を得ること。 【解決手段】 一方のポリエチレン管6aの先端外縁を
40〜50°傾斜した凸状テーパ縁7aとなるように切
削するとともに、他方のポリエチレン管等の先端内縁を
前記凸状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾斜した凹状テ
ーパ縁7bとなるように切削し、前記ポリエチレン管の
切削された凸状テーパ縁及び凹状テーパ縁を、それぞれ
ヒータ素子8の接触加熱面として形成された円錐孔面1
2a及び円錐突起面13aにあてがって溶融し、前記一
方のポリエチレン管の溶融した凸状テーパ縁、及び他方
のポリエチレン管又は配管部品の溶融した凹状テーパ縁
を互いに突き合わせて圧接することにより、ポリエチレ
ン管同士、又はポリエチレン管とポリエチレン製配管部
品とを突き合わせ融着するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はポリエチレン管同
士、又はポリエチレン管とポリエチレン製配管部品とを
突き合わせ融着する方法と、その方法の実施に用いるた
めの装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス配管用ポリエチレン管は耐食性、耐
震性及び施工性がよく、総じて経済的であるため金属管
に代わって多用されつつある。特に近年、ポリエチレン
管同士、又はポリエチレン管とポリエチレン製配管部品
とを接合するために、ヒータ装置を用いて比較的低温
(約250°C)の加熱によって先端同士の突き合わせ
融着(バット融着)や、ポリエチレン管側面とサドル内
側面との融着(サドル融着)を行うこと、或いは予めポ
リエチレン製継手にヒータを埋め込んだもの(EF継
手)を用いてEF(エレクトロフュージョン)接合を行
うことが簡便に行われている。
【0003】ここでは上記のうち最も簡便なバット融着
に着目すると、この方法では一対のポリエチレン管が実
質上同一径であり、互いに融着されるべきそれらの先端
面は管軸に直交して切断された切り口であるため、突き
合わせの位置決めがずれやすく、その場合でも重なった
面と面が密着して一応接合されたとしても、これが接合
強度不足やガス漏れの原因となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、実質上同一径のポリエチレン管同士、又はポリエチ
レン管とポリエチレン製配管部品とを突き合わせ融着す
る場合の位置決めを容易とし、かつ接合強度を強くする
ための新規の方法を提供することである。
【0005】本発明の第2の目的は、新規の突き合わせ
融着方法において好ましく用いるための装置を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達する
ため、本発明はポリエチレン管と、ポリエチレン製チー
ズ、エルボ及びソケット等の継手又はキャップ等の配管
部品とを突き合わせ融着する方法であって、 a)前記ポリエチレン製継手又は配管部品として、融着
すべき先端内縁が40〜50°傾斜した凹状テーパ縁と
なるように成形されたものを用い、 b)融着すべき前記ポリエチレン管の先端外縁を前記凹
状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾斜した凸状テーパ縁
となるように切削し、 c)前記ポリエチレン管の切削された凸状テーパ縁、及
び前記ポリエチレン製継手又は配管部品の成形された凹
状テーパ縁を、それぞれヒータ素子の接触加熱面として
形成された円錐孔面及び円錐突起面にあてがって溶融
し、 d)前記ポリエチレン管の溶融した凸状テーパ縁、及び
ポリエチレン製継手又は配管部品の成形された管又は配
管部品の溶融した凹状テーパ縁を互いに突き合わせて圧
接することにより、ポリエチレン管同士、又はポリエチ
レン管とポリエチレン製配管部品とを突き合わせ融着す
る方法を構成したものである。
【0007】上記の方法では、突き合わせ融着される一
方側は、予め先端を凹状テーパ縁として成形された配管
部品であるが、融着される双方の先端がともにテーパを
有しない実質的な直角端面である場合には、 a)融着すべき一方のポリエチレン管の先端外縁を40
〜50°傾斜した凸状テーパ縁となるように切削すると
ともに、融着すべき他方のポリエチレン管又は配管部品
の先端内縁を前記凸状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾
斜した凹状テーパ縁となるように切削し、 b)前記一方のポリエチレン管の切削された凸状テーパ
縁、及び他方のポリエチレン管又は配管部品の切削され
た凹状テーパ縁を、それぞれヒータ素子の接触加熱面と
して形成された円錐孔面及び円錐突起面にあてがって溶
融し、 c)前記一方のポリエチレン管の溶融した凸状テーパ
縁、及び他方のポリエチレン管又は配管部品の溶融した
凹状テーパ縁を互いに突き合わせて圧接することによ
り、ポリエチレン管同士、又はポリエチレン管とポリエ
チレン製配管部品とを突き合わせ融着する方法を構成し
たものである。
【0008】上記二つの方法によれば、ポリエチレン管
同士、又はポリエチレン管とポリエチレン製配管部品の
互いに融着されるべき先端は、それぞれ嵌合可能な凸状
テーパ縁、及び凹状テーパ縁となるため、位置決めから
接触─圧接に到る過程で互いに同軸・整合するように自
然に案内され、これが突き合わせ圧接作業の容易性と、
融着強度の向上に大きく寄与することになる。
【0009】上記の方法を実施するにあたり、本発明に
おいては単純な構造を有する新規の管端切削工具を用い
ることにより、簡単かつ迅速に前記のような凸状テーパ
縁、及び凹状テーパ縁を形成できるようにし、さらにこ
のような凸状及び凹状テーパ縁を、これに対応した円錐
形状を有する新規のヒータ装置を用いることにより、迅
速・確実に加熱及び溶融できるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明方法の実施に
用いられる管端切削工具を示している。この工具1は長
さ10〜12cm程度、直径8〜12mm程度の支軸2
と、この支軸2において一端2aまでの距離が全長の3
/4程度の位置から、円錐の開き角(円錐面上の対向母
線間の角度)が80°〜100°、好ましくは90°の
同軸円錐面に沿って放射状に延びるこの場合6本の等角
度配置された両刃セグメント3と、これら6本の両刃セ
グメント3の各内端部をその同軸円錐面に沿った等角度
配置において前記支軸2に固定するセグメント付け根部
4と、これら6本の両刃セグメント3の外端部を固定し
た前記支軸1と同軸のセグメント保持環5とからなって
いる。この場合、各両刃セグメント3の長さを約63.
5mmとすれば、その軸方向投影寸法は約45mmとな
り、厚さ約1cmのセグメント保持環5は支軸2におい
て他端2bまでの距離が全長の3/4程度の位置に対応
することになる。
【0011】各両刃セグメント3の典型的な配置は、支
軸2の所定の一方向の回転、この場合図1及び図3にお
ける正面側を右方向に移動させる回転を与えたとき、移
動方向の前端側の刃縁(図1の正面位置の刃では右側
縁、図3の正面及び支軸破断域内に示された背後位置の
刃では左側縁)3aを、後端側の刃縁3bよりも凸型円
錐面から僅かに持ち上げる(軸から遠ざける)ようにし
てある。この関係を図1の正面位置の刃3について下側
から見た一断面は図4Aに示すとおりであり、この工具
をポリエチレン管等の先端開口に、支軸2の上端2aか
ら挿入した状態において、前述した支軸2の回転を与え
ると、刃縁3aの刃先3cに接するその先端開口を円錐
状に切削しうることが理解されよう。なお、図4Bは両
刃セグメント3自体の配置を単純に円錐面に沿ったもの
とし、その前端側の刃先3cを両刃セグメント3の外側
表面の延長上に形成し、後端側の刃先3dを両刃セグメ
ント3の内側表面の延長上に形成するように、刃縁3a
及び3bの傾斜方向を定めたことによって、刃先3cを
円錐軸から最も遠い位置にしたものであり、やはりポリ
エチレン管等の先端開口を、必要に応じて凹型円錐状に
切削しうることが分かる。
【0012】上記のような支軸回転は、支軸2の一端に
固定されるグリップ(図示せず)又はセグメント保持環
5を掴んでおこなう手操作によっても与えられるが、好
ましくは、支軸2の下端2b側をドリル等のチャックに
固定すれば、上端2a側からこの工具(両刃セグメン
ト)にあてがわれたポリエチレン管等の工作物に向かっ
て右向きの回転を与えることができる。そして、この上
端と下端との役割を入れ換えると、そのままのドリル等
の回転は下端2b側からこの工具にあてがわれた工作物
に向かっても右向きの回転となり、今度は回転の前端側
となる刃縁2bの刃先2dにより、工作物先端を凸型円
錐状に切削しうることが分かる。
【0013】工具は上記のような工作を可能とするもの
である限り、種々の寸法及び寸法比等で形成することが
できる。例えば、支軸2の下端2b側をもっと短くし
て、同側をチャックで固定したときは、チャックの外周
に両刃セグメント3の配列が被さる程度とする方が凹型
円錐面加工をより安定・確実に行うことができるできる
であろう。また、両刃セグメント3は少なくとも3個が
等間隔配列されておれば、加工作業に不都合はない。
【0014】図5A及びBは、互いに融着すべき実質上
同一径のポリエチレン管6a及び6bの先端に円錐型の
凸状テーパ面7a及び凹状テーパ面7bを切削形成した
状態を示すものであり、これらの先端テーパ面7a及び
7bは図6及び7に示すようなヒータ装置により加熱融
着される。なお、ポリエチレン管6bの代わりに前述し
た種々のポリエチレン製配管部品を用いる場合も凹状テ
ーパ面7bは同様に切削可能であるため、以下の説明に
おいては「他方のポリエチレン管6b」にこれらのポリ
エチレン製配管部品をも含むものとする。但し、ポリエ
チレン製配管部品としては、すでに述べたとおり凹状テ
ーパ縁を予め成形したものを用いることができる。
【0015】図6に示す通り、ヒータ装置8は上端にコ
ード引出し部兼把手9を突設した直方体からなるヒータ
充填ブロック10と、このヒータ充填ブロック10の下
側面に面接触・固定された上端を有する熱良導体製の熱
盤11と、この熱盤11の一方の盤面に固定された開き
角80°〜100°、好ましくは90°の円錐孔(図6
には現れない)を有する熱良導体製の円錐孔ブロック1
2と、この熱盤11の他方の盤面に固定された熱良導体
製の頂角(円錐面上の対向母線間の角度)80°〜10
0°、好ましくは90°の円錐体ブロック13とからな
っている。
【0016】ヒータ充填ブロック10はそれ自体金属等
の熱良導体からなり、充填したヒータにより加熱されて
その熱を熱盤11に伝達する。熱盤11は図7に示す通
り、円錐孔14を含み且つ同軸のネジ挿通孔15を有す
る円錐孔ブロック12と、この円錐孔14と対称性を有
し且つ同軸のネジ孔16を有する円錐体ブロック13
を、自身の両面間に設けたネジ挿通孔と整合させ、ネジ
17によってその両面に固定したものである。これらの
円錐孔ブロック12及び円錐体ブロック13の各円錐面
12a及び13aには、溶融したポリエチレン管のテー
パ面が融着せず容易にその面から離脱できるための離型
膜として、例えばテトラフルオルエチレン重合体(商標
「テフロン」)膜が形成される。
【0017】上記のように構成されたヒータ装置8に通
電し、その円錐孔ブロック12及び円錐体ブロック13
の各円錐面12a及び13aに対して、図7に仮想線で
示すようにそれぞれポリエチレン管6a及び6b先端の
凸状テーパ面7a及び凹状テーパ面7bをあてがうと、
これらの面は200〜300℃、好ましくは250℃前
後に加熱されて溶融する。そして、これらの凸状テーパ
面7a及び凹状テーパ面7bをその溶融状態において互
いに突き合わせ圧接すると、図8に示すように一方のポ
リエチレン管6a側に偏った外周隆起8aと、他方のポ
リエチレン管6b側に偏った内周隆起8bとの間にテー
パ接合面7が形成された状態において、両ポリエチレン
管6a及び6bは互いに接合される。
【0018】前述したとおり、両ポリエチレン管は突き
合わせ時において概ね整合しておれば、突き合わせ後の
圧接過程において完全に軸整合して上記のような接合状
態が得られ、その接合面積もテーパ角度に応じて大きく
なるため両者の接着強度も従来の直角端−接合方式(図
9)のものより大きくなる。即ち、従来の接合方式にお
いてはポリエチレン管6a、6bの外周隆起8a’、8
a”と、内周隆起8b’、8b”との間に直角で短い接
合面7’が形成されるのみであるため、両者間の接着強
度及び引っ張り強度が本発明のものに及ばないことは明
らかである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上述べたとおり、ポリエチ
レン管と、ポリエチレン管又はポリエチレン製配管部品
の突き合わせ融着における位置決めと、接合強度を大き
く改善する新規の方法を提供するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法に用いるテーパ縁切削工具の一実
施例を示す側面図である。
【図2】図1の切削工具の上面を示す平面図である。
【図3】図1の切削工具の内側斜面を示すための一部破
断─側断面図である。
【図4】図1の切削工具の両刃セグメントを外周から見
た状態を示すためのA−A矢視断面図である。
【図5】補完的なテーパ縁を切削形成した状態を示す一
対のポリエチレン管の先端部を、A及びBにおいてそれ
ぞれ示す一部破断─部分側面図である。
【図6】本発明の方法に用いるヒータ装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図7】図6のヒータ装置の要部を示す部分側断面図で
ある。
【図8】本発明の方法において、互いのテーパ面を融着
・接合した一対のポリエチレン管の先端部を示す一部破
断側面図である。
【図9】従来の方法において、互いの直角端面を融着・
接合した一対のポリエチレン管の先端部を示す一部破断
側面図である。
【符号の説明】
1 切削工具 2 支軸 3 両刃セグメント 4 付け根部 5 保持環 6a、6b ポリエチレン管 7a、7b テーパ縁 8 ヒータ装置 9 コード引出し部兼把手 10 ヒータ充填ブロック 11 熱盤 12 円錐孔ブロック 13 円錐体ブロック
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年5月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】上記の方法を実施するにあたり、本発明に
おいては単純な構造を有する新規の管端切削工具を用い
ることにより、ポリエチレン管等の先端縁を簡単かつ迅
速に前記のような凸状テーパ縁に仕上げることができ
さらにこのような凸状及び凹状テーパ縁に対応した円錐
形状を有する新規のヒータ装置を用いることにより、迅
速・確実に加熱及び溶融できるようにしたものである。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエチレン管と、ポリエチレン製チー
    ズ、エルボ及びソケット等の継手又はキャップ等の配管
    部品とを突き合わせ融着する方法であって、 a)前記ポリエチレン製継手又は配管部品として、融着
    すべき先端内縁が40〜50°傾斜した凹状テーパ縁と
    して成形されたものを用い、 b)融着すべき前記ポリエチレン管の先端外縁を前記凹
    状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾斜した凸状テーパ縁
    となるように切削し、 c)前記ポリエチレン管の切削された凸状テーパ縁、及
    び前記ポリエチレン製継手又は配管部品の成形された凹
    状テーパ縁を、それぞれヒータ素子の接触加熱面として
    形成された円錐孔面及び円錐突起面にあてがって溶融
    し、 d)前記ポリエチレン管の溶融した凸状テーパ縁、及び
    ポリエチレン製継手又は配管部品の成形された管又は配
    管部品の溶融した凹状テーパ縁を互いに突き合わせて圧
    接することにより、ポリエチレン管同士、又はポリエチ
    レン管とポリエチレン製配管部品とを突き合わせ融着す
    る方法。
  2. 【請求項2】 実質上同一径のポリエチレン管同士、又
    はポリエチレン管とポリエチレン製チーズ、エルボ及び
    キャップ等の配管部品とを突き合わせ融着する方法であ
    って、 a)融着すべき一方のポリエチレン管の先端外縁を40
    〜50°傾斜した凸状テーパ縁となるように切削すると
    ともに、融着すべき他方のポリエチレン管又は配管部品
    の先端内縁を前記凸状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾
    斜した凹状テーパ縁となるように切削し、 b)前記一方のポリエチレン管の切削された凸状テーパ
    縁、及び他方のポリエチレン管又は配管部品の切削され
    た凹状テーパ縁を、それぞれヒータ素子の接触加熱面と
    して形成された円錐孔面及び円錐突起面にあてがって溶
    融し、 c)前記一方のポリエチレン管の溶融した凸状テーパ
    縁、及び他方のポリエチレン管又は配管部品の溶融した
    凹状テーパ縁を互いに突き合わせて圧接することによ
    り、ポリエチレン管同士、又はポリエチレン管とポリエ
    チレン製配管部品とを突き合わせ融着する方法。
  3. 【請求項3】 実質上同一径のポリエチレン管同士、又
    はポリエチレン管とポリエチレン製チーズ、エルボ及び
    キャップ等の配管部品とを突き合わせ融着するにあた
    り、融着すべき一方のポリエチレン管の先端外縁を40
    〜50°傾斜した凸状テーパ縁となるように切削すると
    ともに、融着すべき他方のポリエチレン管又は配管部品
    の先端内縁を前記凸状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾
    斜した凹状テーパ縁となるように切削するための工具で
    あって、 a)突出した両端を有する支軸と、 b)前記支軸から開き角80°〜100°の同軸円錐面
    に沿って放射状に延びる少なくとも3本の等角度配置さ
    れた両刃セグメントと、 c)前記少なくとも3本の両刃セグメントの内端部を前
    記支軸に固定して、前記同軸円錐面に沿った等角度配置
    を与えるためのセグメント付け根部と、 d)前記少なくとも3本の両刃セグメントの外端部を固
    定した前記支軸と同軸のセグメント保持環とからなり、 e)前記少なくとも3本の両刃セグメントにおいて、所
    定の一方向の支軸回転に関する前端側の刃縁を、後端側
    の刃縁よりも凸型円錐面から僅かに持ち上げる配置とす
    るか、その前端側の刃先が後端側の刃先より上位となる
    ように仕上げたことにより、前記所定の一方向の支軸回
    転において前記少なくとも3本の両刃セグメントに沿っ
    た円錐の内側及び外側に接するポリエチレン管又はポリ
    エチレン製配管部品の先端に、それぞれ凸状及び凹状テ
    ーパ縁を切削形成するための円錐面切削工具。
  4. 【請求項4】 前記同軸円錐面の開き角を90°とした
    ことを特徴とする請求項3記載の円錐面切削工具。
  5. 【請求項5】 一方のポリエチレン管の先端外縁を40
    °〜50°傾斜した凸状テーパ縁となるように形成し、
    実質上同一径の他方のポリエチレン管又は配管部品の先
    端内縁を前記凸状テーパ縁と実質上同一角度だけ傾斜し
    た凹状テーパ縁となるように形成した上で、互いに突き
    合わせ融着するために用いられるヒータであって、 a)ヒータ充填ブロックと、 b)前記ヒータ充填ブロックの一側面に面接触・固定さ
    れた部分を有する熱良導体製の熱盤と、 c)前記熱盤に固定された開き角80°〜100°の円
    錐孔を有する熱良導体製の円錐孔ブロックと、 d)前記熱盤に固定された熱良導体製の頂角80°〜1
    00°の円錐体ブロックとからなり、 e)前記ポリエチレン管の凸状テーパ縁を、前記円錐孔
    ブロックの円錐孔面に圧接させるとともに、前記ポリエ
    チレン管又は配管部品の凹状テーパ縁を前記円錐体ブロ
    ックの円錐突起面に圧接させることにより、これらのテ
    ーパ縁を互いに突き合わせ融着可能に加熱・溶融するた
    めの補合円錐型融着用ヒータ。
  6. 【請求項6】 前記円錐孔の開き角、及び前記前記円錐
    体ブロックの頂角を90°としたことを特徴とする請求
    項5記載の円錐型融着用ヒータ。
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