JPH1198624A - 板金筐体の組立方法 - Google Patents
板金筐体の組立方法Info
- Publication number
- JPH1198624A JPH1198624A JP9256590A JP25659097A JPH1198624A JP H1198624 A JPH1198624 A JP H1198624A JP 9256590 A JP9256590 A JP 9256590A JP 25659097 A JP25659097 A JP 25659097A JP H1198624 A JPH1198624 A JP H1198624A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet metal
- assembling
- metal parts
- double
- sheet
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て工程の複雑化を防止するとともに後
処理の必要性を無くし、組み立て時間を大幅に短縮する
とともに、高剛性の筐体を提供することを目的とする。 【構成】 板金を接合して構成する板金筐体の組立方法
において、前記板金の接続を両面テープの接着により行
う。
処理の必要性を無くし、組み立て時間を大幅に短縮する
とともに、高剛性の筐体を提供することを目的とする。 【構成】 板金を接合して構成する板金筐体の組立方法
において、前記板金の接続を両面テープの接着により行
う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御盤や配電盤等
において、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法
に関する。
において、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制御盤や配電盤等における板金筐
体は、鉄やアルミニュウム合金の金属板材を、溶融溶接
やスポット溶接、ボルト、リベット、接着剤、接着剤と
リベットの併用等により板金同士を接続する方法で組み
立てられていた。
体は、鉄やアルミニュウム合金の金属板材を、溶融溶接
やスポット溶接、ボルト、リベット、接着剤、接着剤と
リベットの併用等により板金同士を接続する方法で組み
立てられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記方
法の従来技術によれば、以下に示すような問題点があっ
た。溶融溶接による組み立てでは、溶接時の熱により板
金に歪みが生じ、歪みを除去する作業に多大な時間を要
するという問題があった。
法の従来技術によれば、以下に示すような問題点があっ
た。溶融溶接による組み立てでは、溶接時の熱により板
金に歪みが生じ、歪みを除去する作業に多大な時間を要
するという問題があった。
【0004】また、接着剤を用いた組み立てでは、接着
剤の配合,かく拌や塗布に多大な時間を要する。また、
接合時に接着剤のはみ出しが生じ、はみ出し接着剤の除
去に時間を要する。さらに、そのまま接着剤が硬化した
場合は、外観上不適当な製品となってしまうという問題
があった。また、スポット溶接,ボルト,リベット等の
組み立てでは、点接合であるので、剛性の確保が困難で
あるという問題があった。
剤の配合,かく拌や塗布に多大な時間を要する。また、
接合時に接着剤のはみ出しが生じ、はみ出し接着剤の除
去に時間を要する。さらに、そのまま接着剤が硬化した
場合は、外観上不適当な製品となってしまうという問題
があった。また、スポット溶接,ボルト,リベット等の
組み立てでは、点接合であるので、剛性の確保が困難で
あるという問題があった。
【0005】本発明は、以上の問題点に鑑み、熱等の負
荷を掛けることなく且つ変形しない材料により板金同士
を強固に接合する方法を得て、組み立て工程の複雑化を
防止するとともに後処理の必要性を無くし、組み立て時
間を大幅に短縮するとともに、高剛性の筐体を提供する
ことを目的とする。
荷を掛けることなく且つ変形しない材料により板金同士
を強固に接合する方法を得て、組み立て工程の複雑化を
防止するとともに後処理の必要性を無くし、組み立て時
間を大幅に短縮するとともに、高剛性の筐体を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、所定の形状及び接着力を有する接着材料
により板金同士を面接合するようにする。すなわち、本
発明は、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法に
おいて、前記板金の接続を両面テープの接着により行う
ことを特徴とする。
め、本発明は、所定の形状及び接着力を有する接着材料
により板金同士を面接合するようにする。すなわち、本
発明は、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法に
おいて、前記板金の接続を両面テープの接着により行う
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。図1は本発明の一実施の形態による制御盤または
配電盤の組み立て工程を示すフローチャートである。ま
ず、板金の抜き,切断加工を行った後(S1)、曲げ加
工を施し(S2)、筐体を構成する板金部品を製作す
る。
する。図1は本発明の一実施の形態による制御盤または
配電盤の組み立て工程を示すフローチャートである。ま
ず、板金の抜き,切断加工を行った後(S1)、曲げ加
工を施し(S2)、筐体を構成する板金部品を製作す
る。
【0008】次に、製作された板金部品表面に付着して
いる加工油や塵埃をウエスや溶剤等を用いて除去する
(S3)。S3で表面が浄化された部品に両面テープを
貼り、板金部品同士を貼り合わせて、筐体組み立てを行
う(S4)。両面テープの接着で、筐体に必要な強度は
十分に得られる。本実施の形態においては、組み立て時
にリベット締結を施す(S5)。リベット締結の併用に
より、長期間の耐クリープ性の向上、筐体の導電性(ア
ース確保)、両面テープの浮き防止、高温時(焼き付け
塗装等)での強度確保、位置決め性の向上が得られる。
いる加工油や塵埃をウエスや溶剤等を用いて除去する
(S3)。S3で表面が浄化された部品に両面テープを
貼り、板金部品同士を貼り合わせて、筐体組み立てを行
う(S4)。両面テープの接着で、筐体に必要な強度は
十分に得られる。本実施の形態においては、組み立て時
にリベット締結を施す(S5)。リベット締結の併用に
より、長期間の耐クリープ性の向上、筐体の導電性(ア
ース確保)、両面テープの浮き防止、高温時(焼き付け
塗装等)での強度確保、位置決め性の向上が得られる。
【0009】筐体の組み立て後、下地塗装(S6)、中
塗り塗装(S7)、仕上げ塗装(S8)を施す。なお、
本実施の形態は本発明の方法を制御盤または配電盤の組
み立て工程に適用した例であるが、同じ組み立て工程に
より卓を組み立てることが可能である。
塗り塗装(S7)、仕上げ塗装(S8)を施す。なお、
本実施の形態は本発明の方法を制御盤または配電盤の組
み立て工程に適用した例であるが、同じ組み立て工程に
より卓を組み立てることが可能である。
【0010】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く、本発明によれ
ば、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法におい
て、前記板金の接続を両面テープの接着により行うの
で、所定の形状及び接着力を有する接着材料により板金
同士を面接合することができる。これにより、熱等の負
荷を掛けることなく且つ変形しない材料により板金同士
を強固に接合することが可能となり、溶接によらないた
め熱による歪みが生じず、また接着剤を使用しないため
接着剤の配合,かく拌,塗布,はみ出し等も生じず、組
み立て工程の複雑化を防止するとともに後処理の必要性
が無くなり、組み立て時間を大幅に短縮するとともに、
高剛性の筐体を提供するという効果がある。
ば、板金を接合して構成する板金筐体の組立方法におい
て、前記板金の接続を両面テープの接着により行うの
で、所定の形状及び接着力を有する接着材料により板金
同士を面接合することができる。これにより、熱等の負
荷を掛けることなく且つ変形しない材料により板金同士
を強固に接合することが可能となり、溶接によらないた
め熱による歪みが生じず、また接着剤を使用しないため
接着剤の配合,かく拌,塗布,はみ出し等も生じず、組
み立て工程の複雑化を防止するとともに後処理の必要性
が無くなり、組み立て時間を大幅に短縮するとともに、
高剛性の筐体を提供するという効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示すフローチャートで
ある。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 板金を接合して構成する板金筐体の組立
方法において、 前記板金の接続を両面テープの接着により行うことを特
徴とする板金筐体の組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9256590A JPH1198624A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 板金筐体の組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9256590A JPH1198624A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 板金筐体の組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198624A true JPH1198624A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17294751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9256590A Pending JPH1198624A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 板金筐体の組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1198624A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050114830A (ko) * | 2004-06-02 | 2005-12-07 | 동국중전기 주식회사 | 실사컬러 절연 엠보싱 몰드 제어함 및 그 제조방법 |
CN108687526A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-10-23 | 常康华 | 一种复合钣金加工机 |
WO2019122226A1 (en) | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Solvay Specialty Polymers Usa, Llc | A METHOD OF MAKING A PEEK-PEmEK COPOLYMER AND COPOLYMER OBTAINED FROM THE METHOD |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP9256590A patent/JPH1198624A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20050114830A (ko) * | 2004-06-02 | 2005-12-07 | 동국중전기 주식회사 | 실사컬러 절연 엠보싱 몰드 제어함 및 그 제조방법 |
WO2019122226A1 (en) | 2017-12-20 | 2019-06-27 | Solvay Specialty Polymers Usa, Llc | A METHOD OF MAKING A PEEK-PEmEK COPOLYMER AND COPOLYMER OBTAINED FROM THE METHOD |
CN108687526A (zh) * | 2018-05-29 | 2018-10-23 | 常康华 | 一种复合钣金加工机 |
CN108687526B (zh) * | 2018-05-29 | 2020-11-10 | 苏州市天烨钣金制品有限公司 | 一种复合钣金加工机 |
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