JPH1197954A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH1197954A
JPH1197954A JP9270337A JP27033797A JPH1197954A JP H1197954 A JPH1197954 A JP H1197954A JP 9270337 A JP9270337 A JP 9270337A JP 27033797 A JP27033797 A JP 27033797A JP H1197954 A JPH1197954 A JP H1197954A
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capacitor
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JP9270337A
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Yoshihiro Shirai
誉浩 白井
Nobuitsu Yamashita
伸逸 山下
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Canon Inc
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F3/00Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
    • H03F3/34DC amplifiers in which all stages are DC-coupled
    • H03F3/343DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only
    • H03F3/347DC amplifiers in which all stages are DC-coupled with semiconductor devices only in integrated circuits

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)
  • Picture Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像出力用として3Vの電源電圧で動作可能
である増幅回路を提供する。 【解決手段】 増幅回路は、第1の入力端子1、第2の
入力端子2、第1の出力端子3、第2の出力端子4、第
1の出力端子3に電流を出力する第1のGmアンプ5、
第2の出力端子4に電流を出力する第2のGmアンプ6
を有する。また、抵抗値R1,R2の帰還抵抗9,10
を設けて出力インピーダンスおよび入出力ゲインを一定
にする。映像信号は交流的に出力されて受信側で終端す
るので、第1の出力端子3に接続される容量カップリン
グ11を介して出力される。また、映像信号にサグが発
生することを防止するために、容量カップリング後の映
像信号を第2の入力端子に帰還させる帰還回路を設け、
出力端子における周波数特性の低下を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラなど
に搭載され、映像信号などを特定の出力インピーダンス
で出力する増幅回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像信号を出力する増幅回路は、
出力インピーダンスを75Ωに特定しているので、75
Ω終端における信号の2倍の大きさの信号を低インピー
ダンス出力増幅回路で駆動し、75Ωの抵抗を介して出
力していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の増幅回路では、振幅1Vppの映像信号を出力する
場合、低インピーダンス出力増幅回路で2Vppの信号
を出力する必要があり、低インピーダンス出力増幅回路
をバイポーラトランジスタのプッシュプル回路で構成し
た場合、電源電圧として最低4V程度が必要となる。
【0004】また、低インピーダンス出力増幅回路をコ
レクタ出力で構成した場合、電源電圧を多少下げること
は可能であるが、それでも3V程度の電源電圧で動作さ
せることは難しい。
【0005】近年、携帯機器ではバッテリを長持ちさせ
るために電源電圧が低電圧化されており、ビデオカメラ
においても3V電源での動作が要求されるが、従来では
対応することができなかった。
【0006】そこで、本発明は映像出力用として3Vの
電源電圧で動作可能である増幅回路を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の増幅回路は、第1の入力
端子、第2の入力端子、第1の出力端子および第2の出
力端子を有し、前記第1の入力端子の電圧と前記第2の
入力端子の電圧との差電圧に比例した電流を前記第1の
出力端子から出力すると共に、前記差電圧に比例した電
流を前記第2の出力端子から出力する増幅回路におい
て、前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続
されていることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の増幅回路では、請求項1
に係る増幅回路において前記第1の出力端子から出力さ
れる電流は、前記第2の出力端子から出力される電流に
対し、数十倍から数百倍大きいことを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の増幅回路は、請求項1に
係る増幅回路においてバンドギャップ電圧を生成するバ
ンドギャップ回路と、前記バンドギャップ電圧が入力さ
れるPN接合および外部抵抗が直列に接続され、絶対温
度に比例する電流を生成する電流生成回路と、該生成さ
れた電流に比例した電流を駆動電流とする差動入力回路
とを備え、コンダクタンスが温度変化しないように構成
されたことを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の増幅回路は、請求項1に
係る増幅回路において前記第1の出力端子および前記第
2の出力端子間に第1の抵抗を接続し、前記第2の出力
端子および接地間に第2の抵抗を接続し、前記第1の入
力端子に信号を入力して前記第1の出力端子から信号が
出力されることを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の増幅回路は、請求項1に
係る増幅回路において前記第1の出力端子および前記第
2の出力端子間に第1の抵抗を接続し、前記第2の出力
端子および接地間に第2の抵抗を接続し、前記第1の出
力端子と第1のコンデンサの一端子を接続し、該第1の
コンデンサの他端子と前記第2の出力端子との間に、第
2のコンデンサもしくは第2のコンデンサと第3の抵抗
を直列に接続し、前記第2の出力端子および前記接地間
に第3のコンデンサと第4の抵抗を直列に接続し、前記
第1の入力端子に信号を入力して前記第1のコンデンサ
の他端子から信号が出力されることを特徴とする。
【0012】請求項6に記載の増幅回路は、請求項1に
係る増幅回路において前記第1の出力端子および前記第
2の出力端子間に第1の抵抗を接続し、前記第2の出力
端子および接地間に第2の抵抗を接続し、前記第1の出
力端子と第1のコンデンサの一端子を接続し、該第1の
コンデンサの他端子と前記接地間に第3の抵抗を複数接
続し、該第3の抵抗間の接続点と前記第2の出力端子と
の間に、第2のコンデンサもしくは第2のコンデンサと
第4の抵抗を直列に接続し、前記第2の出力端子および
前記接地間に第3のコンデンサと第5の抵抗を直列に接
続し、前記第1の入力端子に信号を入力して前記第1の
コンデンサの他端子から信号が出力されることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の増幅回路の実施の形態に
ついて説明する。図1は実施の形態における増幅回路の
基本的構成を示す図である。図において、1は第1の入
力端子、2は第2の入力端子、3は第1の出力端子、4
は第2の出力端子、5は第1の出力端子3に電流を出力
する第1のGmアンプ、6は第2の出力端子4に電流を
出力する第2のGmアンプである。
【0014】図2は入出力ゲインを決定する際に入力に
信号源が接続された増幅回路の構成を示す図である。図
において、7は入力信号源、8は終端抵抗、9、10は
帰還抵抗である。ここで、第1のGmアンプ5および第
2のGmアンプ6のコンダクタンス(Gm)をそれぞれ
Gm1、Gm2とし、終端抵抗8および帰還抵抗9,1
0の抵抗値をそれぞれRおよびR1,R2とする。ま
た、入力信号をvinとし、第1の出力端子3および第
2の出力端子4の電圧をそれぞれv1,v2とすると、
第1の出力端子3および第2の出力端子4におけるキル
ヒホッフの第1法則により、数式(1)、(2)が得ら
れる。
【0015】 Gm1(vin−v2)−v1/R−(v1−v2)/R1=0 ……… (1) Gm2(vin−v2)−v2/R2+(v1−v2)/R1=0 ……… (2) 数式(1)、(2)よりv1をvinで表すと、数式
(3)となる。
【0016】 v1=R(R1Gm1+R2Gm1+R2Gm2)/(R(1+R2Gm1 +R2Gm2)+R1+R2+R1R2Gm2)・vin ……… (3) これにより、R,R1,R2,Gm1,Gm2の値をそ
れぞれ決めることで、入出力ゲインが決定される。
【0017】図3は出力インピーダンスを決定する際に
出力に信号源が接続された増幅回路の構成を示す図であ
る。出力インピーダンスを計算する際、前回と同様に第
1の出力端子3および第2の出力端子4におけるキルヒ
ホッフの第1法則により、数式(4)、(5)を得る。
【0018】 (v1−vin)/R+Gm1v2+(v1−v2)/R1=0 ……… (4) v2/R2+Gm2v2−(v1−v2)/R1=0 ……… (5) 数式(4)、(5)よりv1をvinで表すと、数式
(6)となる。
【0019】 v1=(R1+R2+R1R2Gm2)/(R1+R2+R1R2Gm2+ 1+R2Gm1+R2Gm2)・vin ……… (6) ここで、第1の出力端子3から回路側を見た出力インピ
ーダンスをZとすると、数(6)は数式(7)となり、
出力インピーダンスZは数式(8)で示される。
【0020】 v1=(Z/(Z+R))vin ……… (7) Z=(R1+R2+R1R2Gm2)/(1+R2(Gm1+Gm2)) ……… (8) 以上示したように、抵抗値R1・Rとして精度のよい外
部抵抗を用い、Gm1,Gm2の精度を良くすること
で、終端抵抗Rで受けた際の出力インピーダンスと入出
力ゲインが一定である増幅回路を実現することが可能と
なる。
【0021】したがって、出力インピーダンスが75Ω
になるように、帰還をかけて終端時の出力レベル調整す
ることにより3V電源で動作可能な増幅回路を構成する
ことができる。
【0022】つぎに、増幅回路のサグ補正について説明
する。映像信号は交流的に出力され、受信側で終端する
ので、通常、容量カップリング(コンデンサ)を介して
出力される。図4は容量カップリングを介して出力され
る増幅回路の構成を示す図である。
【0023】容量カップリング11を介して終端される
場合、映像信号の低周波数側ではRCの時定数で周波数
特性が低下するので、映像信号にサグが発生し、画面内
で輝度ムラが生じてしまう。
【0024】これを防止するためには、容量カップリン
グ後の映像信号を第2の入力端子に帰還させ、出力端子
における周波数特性の低下を補正することが必要とな
る。
【0025】図5は容量カップリング後の映像信号を第
2の入力端子に帰還させる帰還回路が設けられた増幅回
路の構成を示す図である。図6は図5と同様に容量カッ
プリング後の映像信号を第2の入力端子に帰還させる帰
還回路が設けられた増幅回路の構成を示す図である。図
5の帰還回路では終端抵抗がないときの安定性が良く、
図6の帰還回路では周波数特性が良い。図7は図5ある
いは図6の増幅回路における各部の信号波形を示すタイ
ミングチャートである。
【0026】尚、図5では容量カップリング11の出力
側端子および第2の出力端子間に抵抗およびコンデンサ
が直列に接続されているが、コンデンサだけを接続して
もよい。図6では容量カップリング11の出力側端子お
よび接地間に直列に接続された2つの抵抗の接続点と第
2の出力端子との間に、抵抗およびコンデンサが直列に
接続されているが、コンデンサだけを接続してもよい。
【0027】図8は図1の増幅回路の構成を具体的に示
す図である。この増幅回路は、バンドギャップ(Ban
dgap)回路12を有し、Bandgap回路12で
発生したBandgap電圧をNPNトランジスタ(T
r)13のベースに入力し、そのエミッタおよび接地
(GND)間に外付抵抗14を接続した構成を有する。
【0028】ここで、Bandgap回路12について
説明する。図9はBandgap回路12の動作原理を
示す図である。Bandgap回路はシリコンのバンド
ギャップ(Bandgap)電圧(約1.2V)を出力
する回路であり、温度により変動しない特性を有する。
具体的にはサイズの違う2つのトランジスタ(1:N)
のうちN倍のサイズのエミッタに抵抗Raを付け、同じ
ベース電位を与えて同じコレクタ電流が流れるようにす
る。このとき流れるコレクタ電流iは数式(9)で示す
値となる。Tは絶対温度てあり、kはボルツマン定数、
qは電荷である。
【0029】 i=kT・lnN/(Ra・q) ……… (9) ここで、このコレクタ電流iを抵抗Rbに流し、その両
端電圧をベースエミッタ間電圧Vbeに加算してBan
dgap電圧になるようにすると、数式(10)に示す
ように温度で変動しない電圧Vbandgapが得られる。
【0030】 Vbandgap=Vbe+(Rb/Ra)・(k・lnN/q)・T ……… (10) 数式(10)より、Bandgap電圧Vbandgapから
ベースエミッタ間電圧Vbeを引いた電圧は絶対温度T
に比例することが分かる。この電圧を抵抗Rで電流変換
すると、その電流は絶対温度Tに比例する。
【0031】また、差動入力回路に電流Iを流したとき
のコンダクタンスgmは数式(11)に示すようにな
る。
【0032】 gm=q・I/(k・T) ……… (11) したがって、絶対温度Tに比例した電流を差動入力回路
に流すことにより温度に依らないコンダクタンスgmを
作ることができる。
【0033】このように、図8のNPNトランジスタ
(Tr)13のコレクタ電流は絶対温度に比例すること
となる。そして、NPNトランジスタ13のコレクタ電
流をミラーしてエミッタ接続差動入力回路15,16に
流すことにより、エミッタ接続差動入力回路15,16
は温度に依存しない特性のコンダクタンス(Gm)を有
することになる。
【0034】さらに、エミッタ接続差動入力回路15,
16の出力電流は、トランジスタ17,18でミラーさ
れて第2の出力端子4に出力され、トランジスタ19,
20でミラーされて第1の出力端子3に出力される。
【0035】サグ補正を伴う増幅回路では、部品コスト
およびサイズの観点から帰還回路のコンデンサは小さい
方が良く、そのためには帰還回路に使用する抵抗は大き
い方がよい。一方、図3から求めた出力インピーダンス
を小さくするにはGm1>>Gm2とすればよく、この
とき、Z≒R1(Gm2/Gm1)となる。
【0036】例えば、R1を数10KΩにした場合、Z
を75ΩにするにはGm1とGm2の比率は約100倍
程度に設定すればよい。一方、ミラーの精度や消費電流
を考慮すると、Gm1とGm2の比率は数十倍から数百
倍に設定することが妥当である。この場合、第1の出力
端子から出力される電流は、第2の出力端子から出力さ
れる電流に対して数十倍から数百倍大きくなる。
【0037】このように、本実施形態の増幅回路では、
出力インピーダンスが75Ωになるように帰還をかけて
終端時の出力レベルを調整することができるので、第1
の出力端子の信号振幅が1Vppである場合、3V電源
での動作が可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の増幅回路によ
れば、第1の入力端子、第2の入力端子、第1の出力端
子および第2の出力端子を有し、前記第1の入力端子の
電圧と前記第2の入力端子の電圧との差電圧に比例した
電流を前記第1の出力端子から出力すると共に、前記差
電圧に比例した電流を前記第2の出力端子から出力する
増幅回路において、前記第2の出力端子と前記第2の入
力端子とが接続されているので、適当な帰還回路を設け
ることにより第2の出力端子は第1の出力端子の出力イ
ンピーダンスを一定に保つように動作し、第1の出力端
子は特定の出力インピーダンスを持った出力端子として
動作する。したがって、出力インピーダンスが75Ωに
なるように帰還をかけて終端時の出力レベルを調整する
ことができ、第1の出力端子の信号振幅が1Vppであ
る場合、従来の映像出力増幅器の出力振幅2Vppと異
なり、3V電源での動作が可能となる。これにより、電
源電圧3Vで動作可能である映像出力用の増幅回路を提
供することができる。このように、ビデオカメラなどの
携帯機器で電源電圧を3Vとすることができ、3Vと5
Vの両方の電源を有する場合と比べ、電源構成の簡略化
によるコストダウンやバッテリ持ち時間の長時間化など
の性能向上が達成される。
【0039】請求項2に記載の増幅回路によれば、前記
第1の出力端子から出力される電流は、前記第2の出力
端子から出力される電流に対し、数十倍から数百倍大き
いので、出力インピーダンスを小さくすることができ
る。
【0040】請求項3に記載の増幅回路によれば、バン
ドギャップ電圧を生成するバンドギャップ回路と、前記
バンドギャップ電圧が入力されるPN接合および外部抵
抗が直列に接続され、絶対温度に比例する電流を生成す
る電流生成回路と、該生成された電流に比例した電流を
駆動電流とする差動入力回路とを備え、コンダクタンス
が温度変化しないように構成されたので、温度安定性に
優れた増幅回路を提供できる。
【0041】請求項4に記載の増幅回路によれば、前記
第1の出力端子および前記第2の出力端子間に第1の抵
抗を接続し、前記第2の出力端子および接地間に第2の
抵抗を接続し、前記第1の入力端子に信号を入力して前
記第1の出力端子から信号が出力されるので、出力イン
ピーダンスおよび入出力ゲインを一定にすることができ
る。
【0042】請求項5に記載の増幅回路によれば、前記
第1の出力端子および前記第2の出力端子間に第1の抵
抗を接続し、前記第2の出力端子および接地間に第2の
抵抗を接続し、前記第1の出力端子と第1のコンデンサ
の一端子を接続し、該第1のコンデンサの他端子と前記
第2の出力端子との間に、第2のコンデンサもしくは第
2のコンデンサと第3の抵抗を直列に接続し、前記第2
の出力端子および前記接地間に第3のコンデンサと第4
の抵抗を直列に接続し、前記第1の入力端子に信号を入
力して前記第1のコンデンサの他端子から信号が出力さ
れるので、その周波数特性の低下を補正できるため、映
像信号にサグが発生することを防止し、また終端抵抗が
ないときの安定性を良好にすることができる。
【0043】請求項6に記載の増幅回路によれば、前記
第1の出力端子および前記第2の出力端子間に第1の抵
抗を接続し、前記第2の出力端子および接地間に第2の
抵抗を接続し、前記第1の出力端子と第1のコンデンサ
の一端子を接続し、該第1のコンデンサの他端子と前記
接地間に第3の抵抗を複数接続し、該第3の抵抗間の接
続点と前記第2の出力端子との間に、第2のコンデンサ
もしくは第2のコンデンサと第4の抵抗を直列に接続
し、前記第2の出力端子および前記接地間に第3のコン
デンサと第5の抵抗を直列に接続し、前記第1の入力端
子に信号を入力して前記第1のコンデンサの他端子から
信号が出力されるので、請求項5と同様にその周波数特
性の低下を補正できるため、映像信号にサグが発生する
ことを防止し、また周波数特性を良好にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態における増幅回路の基本的構成を示
す図である。
【図2】入出力ゲインを決定する際に入力に信号源が接
続された増幅回路の構成を示す図である。
【図3】出力インピーダンスを決定する際に出力に信号
源が接続された増幅回路の構成を示す図である。
【図4】容量カップリングを介して出力される増幅回路
の構成を示す図である。
【図5】容量カップリング後の映像信号を第2の入力端
子に帰還させる帰還回路が設けられた増幅回路の構成を
示す図である。
【図6】図5と同様に容量カップリング後の映像信号を
第2の入力端子に帰還させる帰還回路が設けられた増幅
回路の構成を示す図である。
【図7】図5あるいは図6の増幅回路における各部の信
号波形を示すタイミングチャートである。
【図8】図1の増幅回路の構成を具体的に示す図であ
る。
【図9】Bandgap回路12の動作原理を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 第1の入力端子 2 第2の入力端子 3 第1の出力端子 4 第2の出力端子 5 第1のGmアンプ 6 第2のGmアンプ 9、10 帰還抵抗 11 容量カップリング

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力端子、第2の入力端子、第1
    の出力端子および第2の出力端子を有し、 前記第1の入力端子の電圧と前記第2の入力端子の電圧
    との差電圧に比例した電流を前記第1の出力端子から出
    力すると共に、 前記差電圧に比例した電流を前記第2の出力端子から出
    力する増幅回路において、 前記第2の出力端子と前記第2の入力端子とが接続され
    ていることを特徴とする増幅回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の出力端子から出力される電流
    は、前記第2の出力端子から出力される電流に対し、数
    十倍から数百倍大きいことを特徴とする請求項1記載の
    増幅回路。
  3. 【請求項3】 バンドギャップ電圧を生成するバンドギ
    ャップ回路と、 前記バンドギャップ電圧が入力されるPN接合および外
    部抵抗が直列に接続され、絶対温度に比例する電流を生
    成する電流生成回路と、 該生成された電流に比例した電流を駆動電流とする差動
    入力回路とを備え、 コンダクタンスが温度変化しないように構成されたこと
    を特徴とする請求項1記載の増幅回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の出力端子および前記第2の出
    力端子間に第1の抵抗を接続し、 前記第2の出力端子および接地間に第2の抵抗を接続
    し、 前記第1の入力端子に信号を入力して前記第1の出力端
    子から信号が出力されることを特徴とする請求項1記載
    の増幅回路。
  5. 【請求項5】 前記第1の出力端子および前記第2の出
    力端子間に第1の抵抗を接続し、 前記第2の出力端子および接地間に第2の抵抗を接続
    し、 前記第1の出力端子と第1のコンデンサの一端子を接続
    し、 該第1のコンデンサの他端子と前記第2の出力端子との
    間に、第2のコンデンサもしくは第2のコンデンサと第
    3の抵抗を直列に接続し、 前記第2の出力端子および前記接地間に第3のコンデン
    サと第4の抵抗を直列に接続し、 前記第1の入力端子に信号を入力して前記第1のコンデ
    ンサの他端子から信号が出力されることを特徴とする請
    求項1記載の増幅回路。
  6. 【請求項6】 前記第1の出力端子および前記第2の出
    力端子間に第1の抵抗を接続し、 前記第2の出力端子および接地間に第2の抵抗を接続
    し、 前記第1の出力端子と第1のコンデンサの一端子を接続
    し、 該第1のコンデンサの他端子と前記接地間に第3の抵抗
    を複数接続し、 該第3の抵抗間の接続点と前記第2の出力端子との間
    に、第2のコンデンサもしくは第2のコンデンサと第4
    の抵抗を直列に接続し、 前記第2の出力端子および前記接地間に第3のコンデン
    サと第5の抵抗を直列に接続し、 前記第1の入力端子に信号を入力して前記第1のコンデ
    ンサの他端子から信号が出力されることを特徴とする請
    求項1記載の増幅回路。
JP9270337A 1997-09-18 1997-09-18 増幅回路 Pending JPH1197954A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9270337A JPH1197954A (ja) 1997-09-18 1997-09-18 増幅回路
US09/150,564 US6091294A (en) 1997-09-18 1998-09-10 Amplifier circuit
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