JPH1197704A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents

半導体装置およびその作製方法

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JPH1197704A
JPH1197704A JP27345597A JP27345597A JPH1197704A JP H1197704 A JPH1197704 A JP H1197704A JP 27345597 A JP27345597 A JP 27345597A JP 27345597 A JP27345597 A JP 27345597A JP H1197704 A JPH1197704 A JP H1197704A
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JP
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film
gate electrode
insulating film
forming
region
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JP27345597A
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Kouyuu Chiyou
宏勇 張
Yuugo Gotou
裕吾 後藤
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な工程(配線分断工程)を必要としない
生産性の高いプロセス、TFT作製に必要なマスクの数
を減らす新規な工程及び構造を得ることを課題とする。 【解決手段】 ゲイト電極の上面には、ヒロックの発生
を防ぐ陽極酸化膜を設け、ゲイト電極側面には、ウィス
カーの発生を防ぐサイドウォールを設ける構成とした。
こうすることで、複雑な工程(配線分断工程)を必要と
しない生産性の高いプロセス、TFT作製に必要なマス
クの数を減らす新規な工程及び構造を得ることができ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本願発明は、薄膜半導体を用
いた半導体装置およびその作製方法に関する。特に、絶
縁基板上に形成された薄膜トランジスタ(TFT)およ
びその作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりLDD(ライトドープドレイ
ン)領域を備えた薄膜トランジスタの構造が知られてい
る。LDD領域は、チャネル領域とドレイン領域との間
に形成される電界の強度を緩和し、薄膜トランジスタの
OFF電流値の低減、劣化の防止の役割を果たしてい
る。
【0003】従来のLDD領域を備えた半導体装置の概
要工程を図9に示す。最初に、この従来例での半導体装
置の工程について述べる。 1)符号900で示す絶縁基板上に島状の半導体薄膜を
形成する。 2)半導体薄膜を覆ってゲイト絶縁膜917を形成す
る。 3)導電体からなる膜を積層し、パターニングすること
でゲイト電極920を得る。 4)ゲイト電極920をマスクにn型にドープを弱くイ
オン注入またはイオンドーピングを行い、チャネル領
域、低濃度領域を形成する。 5)全面に絶縁膜を堆積し、これを上方からRIEによ
り異方性エッチングすることにより、図Aに示すよう
に、ゲイト電極側壁に側部絶縁膜912、913を形成
する。 6)第1のレジスト941により、第2のトランジスタ
を保護して、かかる絶縁膜を側壁に有するゲイト電極を
マスクにさらに第1の導電型のイオン注入またはイオン
ドーピングを行うことにより、領域906、910を高
濃度にドープし、チャネル領域との間に低濃度領域90
7、909を残す。 7)第1のレジストを除去して、第1のトランジスタを
第2のレジストパターンにより保護して、同様に第2の
導電型のイオン注入またはイオンドーピングを行う。 8)さらに、第2のレジストを除去して、半導体装置間
を絶縁分離する厚い絶縁膜918を形成し、ソース電
極、ドレイン電極を形成して、TFTトランジスタを得
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】年々、生産性を向上さ
せるために、加工基板の大型化が進み、最近では550
×650mmのガラス基板が主流になっている。今後も
さらなる基板の大型化が進むと考えられている。基板が
大型化することで、1枚の大型基板(シート)で複数の
パネルが作製できるため、生産性が向上する。
【0005】大型基板を使用するため、バス配線材料と
しては低抵抗で安価に入手可能なアルミニウムが適して
いる。しかし、アルミニウムを主成分とする材料からな
る配線とした場合、熱処理によりヒロック、ウィスカー
が発生し、TFT素子製造の歩留り、生産性の低下を引
き起こしていた。
【0006】ここで、アルミ電極の上面に発生するヒロ
ックとは、アルミニウムの成長成分がぶつかりあうこと
で盛り上がりが生じてしまう現象をいう。また、アルミ
電極の側面に発生するウィスカーは、アルミの異常成長
によって刺状の成長が行われてしまう現象をいう。この
ヒロックやウィスカーの成長距離は数μmにも達するこ
とがある。
【0007】そこで、従来では、アルミニウム膜にスカ
ンジウム(Sc)やチタン(Ti)やイットリウム
(Y)を0.04〜1.0重量%含有させ、高真空成膜
で形成することで、ヒロックやウィスカーの発生を抑制
していた。
【0008】しかし、大型ガラス基板を用いた場合、ヒ
ロックが発生しにくい配線を高真空成膜で形成するため
には長時間の真空引きが必要なため産業上不利であっ
た。
【0009】これらの問題点に対して、配線を強化し、
また、自己整合的にLDD領域を形成するために、ゲイ
ト電極を陽極酸化する構成が知られている。陽極酸化膜
の形成により、ヒロックやウィスカーの発生は抑えるこ
とができたが、陽極酸化工程を加えることで、配線パタ
ーンを全て接続し、通電させなければならないので、パ
ターニングによる配線分断工程が必須となり、TFT素
子自身の小型化、パターンの微細化を困難なものにして
いた。
【0010】また、アルミ配線の上表面に酸化珪素膜や
窒化珪素膜等の膜を積層することで、ヒロックを防止す
る構成が知られているが、密着性が悪く、ピーリングと
いう別な問題が発生していた。また、このピーリング
は、配線が細くなるにつれて顕著に発生していた。
【0011】従って、複雑な工程を必要としない生産性
の高いプロセス、TFT作製に必要なマスクの数を減ら
す新規な工程および構造が望まれていた。
【0012】また、前述したような従来の薄膜トランジ
スタの作製工程においては、サイドウォール形成時にお
ける異方性エッチング(弗素エッチングガス、プラズマ
衝撃)により、ゲイト電極および配線にダメージを受け
るという問題が生じていた。
【0013】本発明のより具体的な課題は、ヒロック等
の発生を防止し、LDD構造を有する生産性の高い薄膜
トランジスタの作製方法およびその構造を提供すること
にある。従って、本発明は、TFTの新規な構造と簡単
な製造工程を提供することに関する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本明細書で開示する本発
明の構成は、絶縁表面を有する基板上に、ソース領域
と、ドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領
域の間に形成されているチャネル領域と、前記ソース領
域と前記チャネル領域の間および前記ドレイン領域と前
記チャネル領域の間に低不純物領域が形成され、少なく
とも前記チャネル領域上に形成されたゲイト絶縁膜と、
前記チャネル領域の上方において前記ゲイト絶縁膜上に
形成されたゲイト電極と、前記ゲイト電極の側壁に接し
て第1の絶縁膜と、前記ゲイト電極の上部表面に接して
第2の絶縁膜と、を有していることを特徴とする半導体
装置である。
【0015】なお、上記構成において、第1の絶縁膜は
概略三角形状である。
【0016】なお、上記構成において、第2の絶縁膜は
陽極酸化膜である。
【0017】また、他の発明の構成は、絶縁表面を有す
る基板上に非単結晶膜を形成する工程と、前記非単結晶
膜上にゲイト絶縁膜を形成する工程と、前記ゲイト絶縁
膜上に導電膜を形成する工程と、前記導電膜上に保護層
を形成する工程と、前記導電膜をチャネル領域を覆う領
域でゲイト電極に形成する工程と、第1次不純物ドーピ
ングを行う工程と、前記ゲイト電極および前記保護層を
覆って絶縁膜を形成する工程と、異方性エッチングを行
うことによって、前記絶縁膜をエッチングし、ゲイト電
極側面に概略三角形状の絶縁膜を残す工程と、第1次不
純物ドーピングより高濃度の第2次不純物ドーピングを
行う工程と、を有する半導体装置の作製方法である。
【0018】また、他の発明の構成は、絶縁表面を有す
る基板上に非単結晶膜を形成する工程と、前記非単結晶
膜上にゲイト絶縁膜を形成する工程と、前記ゲイト絶縁
膜上に導電膜を形成する工程と、前記導電膜上に保護層
を形成する工程と、前記導電膜をチャネル領域を覆う領
域でゲイト電極に形成する工程と、不純物ドーピングを
行う工程と、前記ゲイト電極および前記保護層を覆って
絶縁膜を形成する工程と、異方性エッチングを行うこと
によって、前記絶縁膜をエッチングし、ゲイト電極側面
に概略三角形状の絶縁膜を残す工程と、ソース/ドレイ
ン領域にシリサイド層を形成する工程と、を有する半導
体装置の作製方法である。
【0019】本発明においては、ゲイト電極の上面のみ
に接する密着性のよい陽極酸化膜でなる保護膜を設け、
ゲイト電極側面に接して、概略三角形状の絶縁膜(サイ
ドウォール)を設ける構造とする。このサイドウォール
の幅は1μm以下が好ましい。
【0020】ゲイト電極の上面のみに設けられた保護膜
は、ヒロックの発生を防ぎ、異方性エッチング(弗素エ
ッチングガス、プラズマ衝撃)からゲイト電極および配
線を防ぐことができる。さらに、この保護膜は、レーザ
ー光や熱からゲイト電極および配線を防ぐことができ
る。また、ゲイト電極側面に設けられたサイドウォール
は、ウィスカーの発生を十分防ぐことができる。また、
これらのゲイト電極の上面および側面の保護膜は、複雑
な工程(配線の分断工程等)を経ることなく、簡易に形
成することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の作製工程を
示している。ここではNチャネル型TFTにのみ着目し
て作製方法を示す。そのため、図2(C)、図3(A)
の不純物の導入工程に関する説明は省略した。
【0022】まず、図1(A)の工程において、基板1
00上に図示しない酸化珪素からなる下地膜上に、プラ
ズマCVD法やLPCVD法によってアモルファスもし
くは多結晶のシリコン膜を30〜100nmの厚さに成
膜し、エキシマレーザ光を照射して、多結晶珪素膜を形
成した。なお、非晶質珪素膜の結晶化方法として、SP
Cと呼ばれる熱結晶化法、赤外線を照射するRTA法、
熱結晶化とレーザアニールとを用いる方法等を用いるこ
とができる。この結晶化したシリコン膜をパターニング
して、TFTのソース領域、ドレイン領域、チャネル形
成領域を構成する島状の半導体層102を形成する。
【0023】次に、図1(B)の工程において、島状の
半導体層を覆う絶縁膜117を形成する。この絶縁膜
は、プラズマCVD法によって、一酸化二窒素(N2
O)とモノシラン(SiH4 )との混合ガスを原料ガス
にして、厚さ120nmに形成した。その後、スパッタ
法でアルミニウム膜を200〜500nmの厚さに形成
し、アルミニウム膜の表面に、ヒロックやウィスカーの
発生を防ぐ薄膜102を10〜30nmの厚さに形成す
る。この薄膜は、陽極酸化によって形成することが好ま
しい。
【0024】次に、図1(C)の工程において、パター
ニングして、上面に薄膜103を有するゲイト電極12
0を形成する。
【0025】この後、しきい値電圧の制御をするために
チャネル領域に13族または15族から選ばれた元素を
イオン注入法またはイオンド─ピング法により注入する
工程を加えてもよい。このような技術はチャネルドープ
技術として知られている。また、図1(A)の段階でこ
の工程を加えてもよい。この場合、マイナス側にシフト
したしきい値電圧をプラス側に動かす場合には13族元
素(代表的にはボロン)を添加し、逆にプラス側にシフ
トしたしきい値電圧をマイナス側に動かす場合には15
族元素(代表的にはリン)を添加すればよい。
【0026】次に、図1(D)の工程において、イオン
ドーピング法によって島状の半導体層102にゲイト電
極120をマスクにして、リンイオンを自己整合的にド
ーピングをする。この結果、弱いN型領域(N−領域)
104、105が形成される。
【0027】次に、図2(A)の工程において、絶縁性
の被膜(酸化珪素膜等)118を形成する。この絶縁性
の被膜は、ゲイト電極側面への被覆性が優れていること
が重要である。
【0028】次に、図2(B)の工程において、絶縁性
の被膜118をドライエッチング法等の手段によって異
方性エッチングする。この結果、ソース/ドレイン領域
の表面は露出され、ゲイト電極の側面にサイドウォール
112、113が残る。
【0029】次に、N型の不純物、例えばPがイオン注
入またはイオンドーピングにより、トランジスタの領域
に導入される。その結果、島状の半導体膜中にチャネル
領域を挟むようにN型領域が形成される。
【0030】本発明では、LDD構造が、ゲイト電極の
側壁に形成されるサイドウォールを使うことにより、非
常に簡単に作製することができる。安価に半導体装置を
得るには、ガラス基板上にTFTを形成するために低温
プロセスである必要があり、このためゲイト電極とし
て、通常のMOSデバイスで使われるポリシリコンの代
わりに低温で形成できる低抵抗な材料が使われる。具体
的には、モリブテン(Mo)、タングステン(W)、プ
ラチナ(Pt)、クロム(Cr)、チタン(Ti)、コ
バルト(Co)、アルミニウム(Al)、または、これ
らの内すくなくとも1種類を主成分とする合金が挙げら
れるが、本発明においては、Alを用いることが望まし
い。
【0031】次に、図3(B)の工程において、KrF
のエキシマレーザを照射することによりアニールして導
入した不純物を活性化する。この時、絶縁性の被膜11
8は、レーザ光または高熱からゲイト電極を保護する役
目も果している。
【0032】次に、図3(C)の工程において、全面に
酸化珪素膜からなる層間絶縁膜150を堆積し、これに
コンタクトホールを形成した後、ソース/ドレイン電極
131、130を形成することにより、基板上にLDD
構造を有するNチャネル型TFTとPチャネル型TFT
を備えた構造が得られる。
【0033】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこの実施例に限定されないことは勿論である。 〔実施例1〕本実施例においては、ゲイト電極の上面が
陽極酸化膜で保護され、側面がサイドウォールで保護さ
れている半導体装置の作製工程を図1〜3を用いて詳述
する。
【0034】まず、絶縁表面を有するガラス基板100
を用意する。本実施例では、ガラス基板を用いたが、絶
縁表面を有する基板であれば、ガラス基板に限定されな
い。この基板100上に図示しない酸化珪素からなる2
00nmの厚さの下地膜を形成し、その上に、プラズマ
CVD法やLPCVD法によってアモルファスシリコン
膜を30〜100nm、好ましくは50〜80nmの厚
さに形成する。そして、500℃以上、好ましくは80
0〜900℃の温度で熱アニールを行い、シリコン膜を
結晶化させる。また、熱アニールによってシリコン膜を
結晶化させる際に、触媒元素を添加することによって、
シリコンの結晶化を促進させてもよい。この結晶化した
シリコン膜をパターニングして、Pチャネル型TFTと
Nチャネル型TFTの島状の半導体層102を形成す
る。〔図1(A)〕
【0035】次に、島状の半導体層を覆う絶縁膜117
を形成する。この絶縁膜は、プラズマCVD法によっ
て、一酸化二窒素(N2 O)とモノシラン(SiH4
との混合ガスを原料ガスにして、100〜150nm、
ここでは厚さ120nmに形成した。その後、スパッタ
法でアルミニウム膜を300nmの厚さに形成し、アル
ミニウム膜の表面に、ヒロックやウィスカーの発生を防
ぐ陽極酸化膜103を10〜30nmの厚さに形成す
る。本実施例は、陽極酸化膜で形成したが、ヒロックや
ウィスカーの発生を防ぎ、且つ、後の工程である異方性
エッチングのストッパーの役目を果たす膜であれば特に
限定されない。〔図1(B)〕
【0036】その後、パターニングして、上面に薄膜1
03を有するゲイト電極120を形成する。〔図1
(C)〕
【0037】次に、イオンドーピング法によって島状の
半導体層102にゲイト電極120をマスクにして、リ
ンイオンを自己整合的にドーピングをする。ドーピング
ガスはフォスフィン(PH2 )を用いる。この時のドー
ズ量は1×1012〜5×1013原子/cm2 とする。こ
の結果、弱いN型領域(N−領域)104、105が形
成される。
【0038】次に、絶縁性の被膜118を厚さ200〜
1000nm、ここでは酸化珪素膜を300nmに形成
する。この絶縁性の被膜は、ゲイト電極側面への被覆性
が優れていることが重要である。〔図2(A)〕
【0039】その後、絶縁性の被膜118をドライエッ
チング法等の手段によって異方性エッチングする。この
結果、ソース/ドレイン領域の表面は露出され、ゲイト
電極の側面にサイドウォール112、113が残る。ま
た、ゲイト電極の上面は、陽極酸化膜で保護されてい
る。〔図2(B)〕
【0040】次に、Pチャネル型TFTがレジストマス
ク141により保護され、この状態でN型の不純物、例
えばPがイオン注入またはイオンドーピングにより、ト
ランジスタの領域に導入される。その結果、チャネル領
域108a、低濃度不純物領域107a、109a、高
濃度不純物領域106a、110aが形成される。〔図
2(C)〕
【0041】次に、Nチャネル型TFTがレジストマス
ク142により保護され、この状態でP型の不純物、例
えばBがイオン注入またはイオンドーピングにより、ト
ランジスタの領域に導入される。その結果、チャネル領
域108b、低濃度不純物領域107b、109b、高
濃度不純物領域106b、110bが形成される。〔図
3(A)〕
【0042】次に、レジストマスク142が除去され、
エネルギーが350mJのKrFのエキシマレーザを照
射することによりアニールして導入した不純物を活性化
する。〔図3(B)〕
【0043】次に、全面に層間絶縁膜150を堆積し、
これにコンタクトホールを形成した後、ソース/ドレイ
ン電極131、130を形成する。こうして、基板上に
LDD構造を有するNチャネル型TFTとPチャネル型
TFTを備えた構造が得られる。〔図3(C)〕
【0044】このようにして得られたNチャネル型TF
TとPチャネル型TFTとを相補的に組み合わせてCM
OS回路を形成することができる。このCMOS回路を
周辺回路に用い、Nチャネル型TFTを画素マトリクス
回路に用いた素子基板と対向電極403を有する対向基
板402を貼り合わせた装置の断面図を図4に示す。素
子基板と対向基板の間には、液晶405が挟持されてお
り、その液晶を配向させるために配向膜401、404
が形成されている。
【0045】また、この装置の素子基板について詳しく
説明する。CMOS回路を用いて、駆動回路(ドライバ
ー回路)やその他のロジック回路(D/Aコンバータ、
γ補正回路、メモリ等)を構成する。また、Nチャネル
型TFTを用いて画素マトリクスを構成する。
【0046】そして、アクティブマトリクス型液晶表示
素子基板を駆動回路とその他のロジック回路と画素マト
リクスとで構成する。こうして作製した素子基板の外観
を図5に示す。図5において、501は基板であり、そ
の上には本願発明のTFTからなる画素マトリクス回路
502、ソース側駆動回路503、ゲイト側駆動回路5
04、ロジック回路505が構成されている。
【0047】〔実施例2〕本実施例においては、ソース
/ドレイン領域にシリサイドを有する半導体装置の構成
図を図6に示し、その作製方法を以下に詳述する。実施
例1における工程〔図2(B)〕までは、同様に形成す
る。
【0048】実施例1における工程により、図2(B)
と同様の構造が得られたら、全面に適当な金属、例え
ば、チタン、モリブテン、タングステン、白金、パラジ
ウム等の被膜を基板全面に形成する。
【0049】そして、適切な温度でのアニールやレーザ
ーもしくはフラッシュランプ等でのアニール等によって
この金属膜とソース/ドレイン領域のシリコンとを反応
させてシリサイド層606a、610a、606b、6
10bを形成する。金属膜は、その他の材料、例えば、
酸化珪素や窒化珪素、あるいはゲイト電極の酸化物層を
構成する酸化アルミニウムや酸化チタン、酸化タンタル
等とは反応しないで、金属状態のままである。このよう
に、基板上にはシリサイドと金属膜とが同時に存在する
が、適当なエッチャントによって、金属膜のみを選択的
にエッチングすることができる。この際に、本発明の特
徴であるゲイト電極の上面に酸化物層が存在することは
重要である。というのは、この酸化物層によって、金属
膜とゲイト電極が直接に反応しないからである。
【0050】本実施例におけるシリサイド層に用いられ
るシリサイドの種類としては、Tiを用いてTiSi,TiSi
2 、Mo用いてMoSi2 、Wを用いてWSi2,W(SiAl)2、TiSi
2 を用いてTi7Si12Al5、Pd2Si を用いてPd4SiAl3を利用
することができる。しかしながら、Tiを用いてTiSiやTi
Si2 を利用することが、処理温度の問題や、接触抵抗,
シート抵抗の問題から好ましい。
【0051】次に、全面に層間絶縁膜を堆積し、これに
コンタクトホールを形成した後、ソース/ドレイン電極
を形成する。こうして、図6に示すように、ソース/ド
レイン領域がシリサイド層で形成された構造を有するN
チャネル型TFTとPチャネル型TFTを備えた構造が
得られる。
【0052】〔実施例3〕本実施例においては、ゲイト
電極が複数の積層で形成されている半導体装置の構成図
を図7に示し、その作製方法を以下に詳述する。実施例
1とは、ゲイト電極形成時の工程以外は同じ工程を経て
作製する。本実施例においては、アルミニウム膜を形成
する前に、チタン(Ti)、または、モリブデン(M
o)を主成分とする膜を1層設ける構成とする。この工
程により、第1電極であるアルミ電極の下層に第2電極
701、702が設けられる。こうすることで、450
度以上の熱処理により、アルミニウムとシリコンが反応
するのを防ぐことができる。
【0053】〔実施例4〕図8に示す半導体回路は、実
施例1乃至実施例3で作製されるTFTを用いた三次元
構造の半導体回路の一例を示している。図8は下側にT
FT層、上側にイメージセンサを積層した三次元回路で
ある。
【0054】図8において、23は層間絶縁膜であり、
また、21は光電変換層であり非晶質珪素膜等を用いる
ことができる。その上には上部電極(透明導電膜)22
が設けられ、光を受光して電気信号に変換する受光部を
構成している。
【0055】なお、TFTの作製行程は実施例1乃至実
施例3で既に説明したので省略する。また、三次元回路
を構成するための積層技術は、公知の手段を用いれば良
い。ただし、上側のTFT層を形成する場合、下層のT
FTの耐熱性を考慮する必要がある。
【0056】例えば、下層を本願発明のTFTで構成
し、上層を従来の低温形成のTFTとする構成でも良
い。また、下層のTFTを耐熱性の高い材料で形成して
おき、上層にも本願発明のTFTを形成する様な構造と
しても良い。また、上層となるイメージセンサは受光部
だけで構成し、下層のTFTで上層の受光部を制御する
構成としても良い。
【0057】〔実施例5〕本明細書で開示する発明は、
TFT(Thin Film Transistor、薄膜トランジスタ)に
代表される半導体装置を利用した電気光学装置に応用す
ることが可能である。電気光学装置としては、液晶表示
装置、EL(エレクトロルミネッセンス)表示装置、E
C(エレクトロクロミックス)表示装置などが挙げられ
る。
【0058】また、応用商品としてはTVカメラ、パー
ソナルコンピュータ、カーナビゲーション、TVプロジ
ェクション、ビデオカメラ等が挙げられる。それら応用
用途の簡単な説明を図10を用いて行う。
【0059】図10(A)はTVカメラであり、本体2
001、カメラ部2002、表示装置2003、操作ス
イッチ2004で構成される。表示装置2003はビュ
ーファインダーとして利用される。
【0060】図10(B)はパーソナルコンピュータで
あり、本体2101、カバー部2102、キーボード2
103、表示装置2104で構成される。表示装置21
04はモニターとして利用され、対角十数インチもサイ
ズが要求される。
【0061】図10(C)はカーナビゲーションであ
り、本体2201、表示装置2202、操作スイッチ2
203、アンテナ2204で構成される。表示装置22
02はモニターとして利用されるが、地図の表示が主な
目的なので解像度の許容範囲は比較的広いと言える。
【0062】図10(D)はTVプロジェクションであ
り、本体2301、光源2302、表示装置2303、
ミラー2304、2305、スクリーン2306で構成
される。表示装置2303に映し出された画像がスクリ
ーン2306に投影されるので、表示装置2303は高
い解像度が要求される。
【0063】図10(E)はビデオカメラであり、本体
2401、表示装置2402、接眼部2403、操作ス
イッチ2404、テープホルダー2405で構成され
る。表示装置2402に映し出された撮影画像は接眼部
2403を通してリアルタイムに見ることができるの
で、使用者は画像を見ながらの撮影が可能となる。
【0064】以上の様に、本発明の応用範囲は極めて広
く、様々な半導体回路を有する製造品に適用することが
可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明により、大型ガラス基板を用いて
も、複雑な工程を必要としない生産性の高いプロセス
で、ヒロックやウィスカー等からゲイト電極および配線
を保護する構造を得ることができた。 また、本発明の
作製工程では、分断工程の必要な陽極酸化工程を用いな
いので、TFT素子自身の小型化、パターンの微細化が
可能である。さらに、本発明の作製工程では、LDD構
造を簡易に得ることができ、且つ、ゲイト電極や配線が
保護されているため、信頼性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の作製工程図
【図2】 本発明の作製工程図
【図3】 本発明の作製工程図
【図4】 実施例1の断面構造図
【図5】 アクティブマトリクス素子基板の外観図
【図6】 実施例2の断面構造図
【図7】 実施例3の断面構造図
【図8】 本発明のTFTを用いた応用例
【図9】 従来の作製工程図
【図10】 半導体装置の応用例を示す図。
【符号の説明】
100 ガラス(または石英)基板 102 島状半導体層 103 陽極酸化膜 104、105 低濃度不純物領域 106a、110a 高濃度不純物領域(Nチャネル
型TFT) 106b、110b 高濃度不純物領域(Pチャネル
型TFT) 107a、109a 低濃度不純物領域(Nチャネル
型TFT) 107b、109b 低濃度不純物領域(Pチャネル
型TFT) 108 チャネル領域 112、113 サイドウォール 117 ゲイト絶縁膜 119 アルミニウム膜 120 ゲイト電極 130 ドレイン配線 131 ソース配線 141、142 レジスト 150 層間絶縁膜
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図4】
【図5】
【図3】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁表面を有する基板上に、ソース領域
    と、ドレイン領域と、前記ソース領域と前記ドレイン領
    域の間に形成されているチャネル領域と、前記ソース領
    域と前記チャネル領域の間および前記ドレイン領域と前
    記チャネル領域の間に低不純物領域が形成され、少なく
    とも前記チャネル領域上に形成されたゲイト絶縁膜と、
    前記チャネル領域の上方において前記ゲイト絶縁膜上に
    形成されたゲイト電極と、前記ゲイト電極の側壁に接し
    て第1の絶縁膜と、前記ゲイト電極の上部表面に接して
    第2の絶縁膜と、を有していることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、第1の絶縁膜は概略
    三角形状であることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、第2の絶縁膜は陽極
    酸化膜であることを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 絶縁表面を有する基板上に非単結晶膜を
    形成する工程と、前記非単結晶膜上にゲイト絶縁膜を形
    成する工程と、前記ゲイト絶縁膜上に導電膜を形成する
    工程と、前記導電膜上に保護層を形成する工程と、前記
    導電膜をチャネル領域を覆う領域でゲイト電極に形成す
    る工程と、第1次不純物ドーピングを行う工程と、前記
    ゲイト電極および前記保護層を覆って絶縁膜を形成する
    工程と、異方性エッチングを行うことによって、前記絶
    縁膜をエッチングし、ゲイト電極側面に概略三角形状の
    絶縁膜を残す工程と、第1次不純物ドーピングより高濃
    度の第2次不純物ドーピングを行う工程と、を有する半
    導体装置の作製方法。
  5. 【請求項5】 絶縁表面を有する基板上に非単結晶膜を
    形成する工程と、前記非単結晶膜上にゲイト絶縁膜を形
    成する工程と、前記ゲイト絶縁膜上に導電膜を形成する
    工程と、前記導電膜上に保護層を形成する工程と、前記
    導電膜をチャネル領域を覆う領域でゲイト電極に形成す
    る工程と、不純物ドーピングを行う工程と、前記ゲイト
    電極および前記保護層を覆って絶縁膜を形成する工程
    と、異方性エッチングを行うことによって、前記絶縁膜
    をエッチングし、ゲイト電極側面に概略三角形状の絶縁
    膜を残す工程と、ソース/ドレイン領域にシリサイド層
    を形成する工程と、を有する半導体装置の作製方法。
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