JPH1197618A - シリコンウェハーの接合方法 - Google Patents
シリコンウェハーの接合方法Info
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Abstract
接合の信頼性の高い半導体素子の製造を可能にする。 【解決手段】 2枚以上のシリコンウェハーと、前記シ
リコンウェハーの間に配置されたアルミニウムとからな
る構成部材を加圧状態でアルミニウムの融点以下の温度
に加熱し、冷却して接合する。また、2枚以上のシリコ
ンウェハーと、前記シリコンウェハーの間に配置された
アルミニウムおよびニッケルとからなる構成部材を加圧
状態で700℃以下の温度に加熱し、冷却して接合す
る。
Description
ンダイオードの製造工程におけるシリコンウェハーの積
層を接合するためなどに適用される接合方法に関する。
合が可能で比較的接合界面の接着性の信頼も高い、錫−
鉛系のはんだ材によるはんだ付けが歴史的にも古くから
用いられている。高圧シリコンダイオードにおいても例
外ではない。
中の鉛が地球環境汚染等で問題視されている。高圧シリ
コンダイオードにおいても例外ではない。一方、はんだ
メーカにおいては鉛を含まないはんだ材料の開発に注力
しているのが現状であると共に、市場に出回りつつある
鉛を含まないはんだは、接合条件および接合界面の信頼
性においても未だに研究段階である。
による地球環境汚染を抑えた接合材により接合界面の信
頼性の高い半導体素子の製造を可能にする接合方法を提
供することにある。
ロールを要せず、量産性もよい接合方法も提供する。
に、本発明のシリコンウェハーの接合方法は、2枚以上
のシリコンウェハーと、前記シリコンウェハーの間に配
置されたアルミニウムとからなる構成部材を加圧状態で
加熱する工程と、冷却する工程と、を備えている。
以下温度まで加熱し、かつその温度に保持して、シリコ
ンとアルミニウムとを合金化させる工程であると好まし
い。
として、またはシリコンに蒸着して配置されているとよ
い。
は、シリコンとアルミニウムの合金化が始まる温度直下
まで昇温する工程であり、冷却する工程は、シリコンと
アルミニウムの共晶温度以下の温度までに冷却し、かつ
その温度に保持し合金化させ、室温まで冷却する工程で
あってもよく、また、加熱する工程は、シリコンとアル
ミニウムの共晶温度より低い温度まで昇温し、かつその
温度に保持する工程でも接合可能である。
シリコンウェハーの他の接合方法は、ニッケルでメッキ
された2枚以上のシリコンウェハーと、前記ニッケルメ
ッキされたシリコンウェハーの間に配置されたアルミニ
ウム、錫、銅、および銀のうち1種からなる薄層とから
なる構成部材を加圧状態で加熱する工程と、冷却する工
程と、を備えている。
まで加熱し、かつその温度に保持して、シリコンとニッ
ケルおよび前記薄層を構成する金属とを拡散接合させる
工程であるとより好ましい。
コンウェハー上のニッケルめっきに蒸着して配置されて
いるとよい。
のシリコンウェハーの他の接合方法は、2枚以上のシリ
コンウェハーと、ニッケルメッキされ、前記シリコンウ
ェハーの間に配置されたアルミニウム、錫、銅、および
銀のうち1種からなる薄層とからなる構成部材を加圧状
態で加熱する工程と、冷却する工程と、を備えている。
まで加熱し、かつその温度に保持して、シリコンとニッ
ケルおよび前記薄層を構成する金属とを拡散接合させる
工程であるとより好ましい。
する。
アルミニウムを主成分とするアルミニウム材料も含んで
いる。
面を対向させ、その間に同サイズのアルミニウム箔を挿
入、もしくはシリコンウェハーに、アルミニウムを蒸着
し、加圧状態で、アルミニウムの融点以下の温度に加熱
することにより、シリコンウェハーのシリコンとアルミ
ニウム箔、もしくは蒸着したアルミニウムが反応し、合
金化を始める。そして、冷却する。アルミニウム蒸着面
とアルミニウム蒸着面は拡散接合をする。シリコンウェ
ハーのサイズとしては、限定はされないが、直径7.6
2〜12.7cmである。挿入するアルミニウムの厚さ
は、3〜15μm、好ましくは、5〜10μmであり、
蒸着されたアルミニウムの厚さは、1〜5μm、好まし
くは、2〜3μmである。また、加圧力は2〜30kg
/cm2、好ましくは、5〜20kg/cm2 である。
ミニウムからなる構成部材を加熱し、冷却する工程には
3通りある。
点である577℃より高い温度まで加熱し、その温度で
保持し、次いで室温に冷却するものである。ここでの好
ましい加熱温度は、577〜600℃であり、保持時間
は、1〜15分、好ましくは2〜3分である。
点である577℃より高い温度、かつ合金化が始まる温
度直下まで加熱し、合金化が始まると同時に、577℃
以下で合金化を促進させる温度領域に降温し、その温度
で保持し、次いで室温に冷却するものである。ここでの
好ましい加熱温度は577〜約595℃であり、降温す
る温度は550〜575℃、好ましくは570〜572
℃である。保持時間は、1〜15分、好ましくは、2〜
3分である。
点より低い温度まで加熱し、その温度で保持し、そして
室温に冷却するものである。ここでの好ましい加熱温度
は、550℃以上577℃未満である。保持時間は、3
〜45分、好ましくは25〜40分である。
未接合部もしくはボイドのない健全な接合部を有する。
しない第二の接合方法としては、まず、2枚以上のシリ
コンウェハーの接合すべき面を対向させ、その間にニッ
ケルとアルミニウムもしくはアルミニウムの代替金属を
薄層として配置し、加圧状態で、昇温させる。ここで、
「薄層」とは、箔および蒸着膜のことである。このシリ
コンウェハーの接合面間のニッケルと、アルミニウムも
しくはアルミニウム代替金属の配置状態としては、3通
りある。1つめは、2枚以上のニッケルめっきを施した
シリコンウェハー同士を接合すべき面を対向させ、その
間に同サイズのアルミニウム(または代替金属)の箔を
挿入するものである。2つめは、シリコンウェハーにニ
ッケルめっきを施し、さらにアルミニウム(または代替
金属)を蒸着し、このシリコンウェハー同士を接合すべ
き面を対向させるものである。3つめは、シリコンウェ
ハーのニッケルめっき、アルミニウム(または代替金
属)の蒸着工程でのシリコンウェハーの破損防止対策と
し、前述の2つの処理は行わず、代わりにシリコンウェ
ハーと同サイズのアルミニウム(または代替金属)の箔
にニッケルメッキを施し、接合すべき面を対向させ、か
つ2枚以上積層させたシリコンウェハーの間に挿入する
ものである。これらの構成部材を加圧状態で、昇温させ
た結果、シリコンとニッケル、およびニッケルとアルミ
ニウム(または代替金属)とが相互拡散をおこし、ある
いは、3金属のごく一部が互いに相互拡散する。
は、錫、銅、銀、黄銅、およびアルミニウム合金などが
挙げられ、好ましくは、錫、銅、および銀である。ま
た、昇温させる温度は、450〜700℃、好ましく
は、550〜600℃である。シリコンウェハーのサイ
ズとしては、限定はされないが、直径7.62〜12.
7cmである。ニッケルめっきの厚さは、0.5〜5μ
m、好ましくは、1〜2μmである。挿入するアルミニ
ウムの厚さは、3〜15μm、好ましくは、5〜10μ
mであり、蒸着されたアルミニウムの厚さは、1〜5μ
m、好ましくは、2〜3μmである。また、加圧力は、
2〜30kg/cm2 、好ましくは、5〜20kg/c
m2 である。
せた結果、未接合部もしくは、ボイドの無い健全な接合
部が得られる。なお、第二の接合法により接合された接
合部は金属間化合物を形成するため、融点は、接合温度
より高いことが特徴である。
らの実施例に限定されるものではない。
のシリコンウェハー(1)の接合すべき面を対向させ1
0枚積層させた。その際シリコンウェハーの接合すべき
面の間に直径3インチ、厚さ15μmのアルミニウム箔
(2)を挿入し、真空装置を有し、かつその真空状態内
で加熱と加圧とを行える接合装置の加熱加圧部に上記構
成の構成部材を配置し、3インチのシリコンウェハーに
対し700kgの荷重を付加した。その後、ロータリー
ポンプによる真空引き、窒素ガス流入の置換操作を3回
繰り返し、真空装置内の酸素、水蒸気などを十分に追放
した後、窒素ガスを10リットル/min流し続け、室
温から約50℃/minの昇温速度で600℃まで昇温
した。600℃到達後、その温度で3分間にわたって保
持し、室温まで冷却し接合された構成部材を取り出し
た。取り出した構成部材の外周部にはアルミニウムとシ
リコンの共晶合金が、はみ出し凝固していた。
度であったが、この昇温中に接合装置に取り付けられて
いるリニアーゲージにより、595℃近傍にて接合部材
を含めた加圧構成部材に高さの減少が約130μm見ら
れた。この減少分は、取り出した接合部材の外周部に見
られた、はみ出したアルミニウムとシリコンの共晶合金
であった。
リコンウェハー(1)に、アルミニウム(3)を1μm
蒸着し、接合すべき面を対向させ、10枚積層させ、後
は、実施例1と同条件で接合を行った。本実施例で接合
した構成部材の外観は、構成部材の外周部にはみ出しの
ない良好なものであった。
合金化が始まる約595℃より5℃低い590℃に設定
した。
るまでの条件は、実施例1と同様にした。590℃到達
後、窒素ガスを100リットル/minと流量増加し、
アルミニウムとシリコンの共晶温度である577℃より
5℃低い572℃近傍まで急冷し、その温度で3分間に
わたって保持すると同時に窒素ガス流量を10リットル
/minに戻した。その後、室温まで冷却し、構成部材
を取り出した。本実施例で接合した構成部材の外観は、
構成部材の外周部にはみ出しのない良好なものであっ
た。
着(3)し、接合すべき面を対向させ10枚積層させ接
合を行った。接合構成を図2に示す。
ンウェハーは、接合面のみ蒸着を行い、間の8枚は、両
面にアルミニウムを蒸着した。
m、および5μmの3種類を用い、それぞれ実施例4、
5、および6とした。接合条件は、実施例3と同様に行
った。3種類の厚さのアルミニウム蒸着シリコンを用い
た構成部材の外観はどれも、構成部材の外周部にはみ出
しのない良好なものであった。
到達温度をアルミニウムとシリコンの共晶温度577℃
より約5℃低い572℃に設定し、接合を行った。設定
温度到達までの条件は、実施例3と同様に行った。
を、3分、15分、および30分とし、それぞれ実施例
7、8、および9とした。各々の保持時間経過後、室温
まで冷却し、構成部材を取り出した。得られた構成部材
の外観はどれも、構成部材の外周部にはみ出しのない良
好なものであった。
達温度をアルミニウムとシリコンの共晶温度577℃よ
り約5℃低い572℃に設定し、接合を行った。設定温
度到達までの条件は、実施例3と同様に行った。
を、3分、15分、および30分とし、それぞれ実施例
10、11、および12とした。各々の保持時間経過
後、室温まで冷却し、構成部材を取り出した。得られた
構成部材の外観はどれも、構成部材の外周部にはみ出し
のない良好なものであった。
達温度をアルミニウムとシリコンの共晶温度577℃よ
り約5℃低い572℃に設定し、接合を行った。設定温
度到達までの条件は、実施例3と同様に行った。
を、3分、15分、および30分とし、それぞれ実施例
13、14、および15とした。各々の保持時間経過
後、室温まで冷却し、構成部材を取り出した。得られた
構成部材の外観はどれも、構成部材の外周部にはみ出し
のない良好なものであった。
達温度をアルミニウムとシリコンの共晶温度577℃よ
り約5℃低い572℃に設定し、接合を行った。設定温
度到達までの条件は、実施例3と同様に行った。
を、3分、15分、および30分とし、それぞれ実施例
16、17、および18とした。各々の保持時間経過
後、室温まで冷却し、構成部材を取り出した。得られた
構成部材の外観はどれも、構成部材の外周部にはみ出し
のない良好なものであった。
部材の接合状態を詳細に調査するため断面観察を行っ
た。その結果、アルミニウム箔を用いて共晶点以上(6
00℃)に加熱し、その温度で保持して、その後室温に
冷却して接合した構成部材(実施例1)の接合界面は、
図4(A)のように、接合面積の約35%程度に相当す
る空洞(7)が、確認された。この空洞つまりボイド
は、次のように発生する。600℃に加熱することによ
り、シリコンウェハーのシリコンの一部とアルミニウム
の全部が595℃近傍で短時間で反応し、アルミニウム
とシリコンの共晶合金(5)が生成される。そして、こ
の生成した共晶合金は、ボリュームが有りすぎ、また加
圧下にあるため、シリコンウェハーの間に保有出来ず、
外周部へのはみ出し(6)も起こる。そして、このはみ
出しも瞬間に発生するので、ボイドも併発する。しか
し、同じ条件でアルミニウム蒸着を用いて接合した構成
部材(実施例2)の接合界面は、図4(B)のように、
未接合部ならびにボイドなどの接合部欠陥は見られなか
った。
直下に加熱し、その後共晶点より低い温度に降温して、
その温度で保持してから室温に冷却して接合した構成部
材(実施例2〜6)の接合界面は、図4(B)のよう
に、未接合部およびボイドなどの接合欠陥は見られなか
った。
温度で保持し、室温に冷却して接合された構成部材のう
ち、保持時間が30分の実施例9、12、15、および
18は、アルミニウム箔あるいはアルミニウム蒸着の厚
さに関係なく、図4(B)のように十分な接合性が認め
られた。しかし、保持時間が3分、15分の実施例7、
8、10、11、13、14、16、および17は、接
合面積の5〜15%の未接合部分が認められ、接合時間
不足である。
れた直径3インチ、厚さ200μmのシリコンウェハー
(1)を接合すべき面を対向させ、10枚積層させた。
その際シリコンウェハーの接合すべき面の間に直径3イ
ンチ、厚さ10μmのアルミニウム箔(2)を挿入し、
真空装置を持ち、かつその真空状態内で加熱と加圧とを
行える接合装置の加熱加圧部に上記構成の構成部材を配
置し、3インチのシリコンウェハーに対し700kgの
荷重を付加した。その後、ロータリーポンプによる真空
引き、窒素ガス流入の置換操作を3回繰り返し、真空装
置内の酸素、水蒸気などを十分に追放した後、窒素ガス
を10リットル/min流し続け、室温から約50℃/
minの昇温速度で700℃まで昇温した。700℃到
達後、その温度を3分間保持し、室温まで冷却し構成部
材を取り出した。
例19と同様に構成部材を製造し、それぞれ実施例20
および21とした。
によって接合された構成部材はどれも、構成部材の外周
部にはみ出しのない非常に良好なものであった。断面観
察からも、異なる3点の到達温度によって接合された構
成部材の接合界面は、図4(C)に示すように、未接合
部ならびにボイド等の接合部欠陥は見られなかった。ま
た、断面部を電子プローブマイクロアナライザーにより
分析を行ったところ、実施例19〜21で用いた部材中
最も融点の低いアルミニウムは、単体での存在は認めら
れず、定量分析値およびアルミニウム−ニッケル系2元
状態図から金属間化合物形態は、NiAl3 (8)と判
断でき、融点は1100℃以上に達する。
めっきと次に5μmのアルミニウム蒸着を行い、シリコ
ンウェハーを接合すべき面を対向させ、10枚積層させ
た。その後、実施例19に示す接合法により、到達温度
を600℃に設定し同様の接合を行った。実施例19と
同様に外観上も良好であり、断面観察からも図4(C)
に示すように、未接合部ならびにボイド等の接合部欠陥
は、見られなかった。
mのアルミニウム箔の両面にニッケルを1μmめっき
し、接合すべき面を対向させ10枚積層させたシリコン
ウェハーの間に挿入し、到達温度を600℃に設定し、
実施例19〜22と同様の接合を行った。本実施例で
も、外観上も断面観察からも、図4(C)に示すように
未接合部ならびにボイド等の接合部欠陥は、見られず良
好な接合性を示した。
視されている鉛を含有する錫−鉛系のはんだを使うこと
なく、アルミニウムを用いたシリコンとの共晶反応、ま
たは拡散接合により、シリコンウェハー同士の積層接合
を可能にしたものであり、接合界面の欠陥も皆無に近い
接合性を得る。また、ニッケルめっきを用いることによ
り、さらに、精度の良い温度コントロールを必要とせ
ず、量産性も向上することができる。さらに、ニッケル
を用いた構成部材の拡散接合により、接合部の融点が、
接合温度より高くなる。また、このシリコンウェハーに
メッキされてニッケルの密着性を向上させるために行う
熱処理を行わずに、拡散接合により兼ね備えることによ
り、工程を一つ減らすことができる。
構成部材を示す断面図である。
の構成部材を示す断面図である。
面図である。
の断面の模式図である。
の合金)
Claims (12)
- 【請求項1】 2枚以上のシリコンウェハーと、前記シ
リコンウェハーの間に配置されたアルミニウムとからな
る構成部材を加圧状態で加熱する工程と、冷却する工程
と、を備えることを特徴とするシリコンウェハーの接合
方法。 - 【請求項2】 前記加熱する工程が、アルミニウムの融
点以下の温度まで加熱し、かつその温度に保持して、シ
リコンとアルミニウムとを合金化させる工程であること
を特徴とする請求項1に記載のシリコンウェハーの接合
方法。 - 【請求項3】 前記アルミニウムが、アルミニウム箔と
して配置されていることを特徴とする請求項2に記載の
シリコンウェハーの接合方法。 - 【請求項4】 前記アルミニウムが、シリコンに蒸着し
て配置されていることを特徴とする請求項2に記載のシ
リコンウェハーの接合方法。 - 【請求項5】 前記加熱する工程が、シリコンとアルミ
ニウムの合金化が始まる温度直下まで昇温する工程であ
り、前記冷却する工程は、シリコンとアルミニウムの共
晶温度以下の温度までに冷却し、かつその温度に保持し
合金化させ、室温まで冷却する工程であることを特徴と
する請求項3または4に記載のシリコンウェハーの接合
方法。 - 【請求項6】 前記加熱する工程が、シリコンとアルミ
ニウムの共晶温度より低い温度まで昇温し、かつその温
度に保持する工程であることを特徴とする請求項3また
は4に記載のシリコンウェハーの接合方法。 - 【請求項7】 ニッケルでメッキされた2枚以上のシリ
コンウェハーと、前記ニッケルメッキされたシリコンウ
ェハーの間に配置されたアルミニウム、錫、銅、および
銀のうち1種からなる薄層とからなる構成部材を加圧状
態で加熱する工程と、冷却する工程と、を備えることを
特徴とするシリコンウェハーの接合方法。 - 【請求項8】 前記加熱する工程が、700℃以下の温
度まで加熱し、かつその温度に保持して、シリコンとニ
ッケルおよび前記薄層を構成する金属とを拡散接合させ
る工程であることを特徴とする請求項7に記載のシリコ
ンウェハーの接合方法。 - 【請求項9】 前記薄層が、箔として配置されているこ
とを特徴とする請求項8に記載のシリコンウェハーの接
合方法。 - 【請求項10】 前記薄層が、シリコンウェハー上のニ
ッケルめっきに蒸着して配置されていることを特徴とす
る請求項8に記載のシリコンウェハーの接合方法。 - 【請求項11】 2枚以上のシリコンウェハーと、ニッ
ケルメッキされ、前記シリコンウェハーの間に配置され
たアルミニウム、錫、銅、および銀のうち1種からなる
薄層とからなる構成部材を加圧状態で加熱する工程と、
冷却する工程と、を備えることを特徴とするシリコンウ
ェハーの接合方法。 - 【請求項12】 前記加熱する工程が、700℃以下の
温度まで加熱し、かつその温度に保持して、シリコンと
ニッケルおよび前記薄層を構成する金属とを拡散接合さ
せる工程であることを特徴とする請求項11に記載のシ
リコンウェハーの接合方法。
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JP25683497A JP3733708B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | アルミニウムを用いるシリコンウェハーの接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005144452A Division JP4333634B2 (ja) | 2005-05-17 | 2005-05-17 | シリコンウェハーの接合方法 |
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Family Applications (1)
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JP25683497A Expired - Lifetime JP3733708B2 (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | アルミニウムを用いるシリコンウェハーの接合方法 |
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JP (1) | JP3733708B2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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JP2009135486A (ja) * | 2008-11-07 | 2009-06-18 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | はんだ接合方法 |
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1997
- 1997-09-22 JP JP25683497A patent/JP3733708B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN111739808B (zh) * | 2020-07-07 | 2024-03-29 | 黄山市恒悦电子有限公司 | 一种环保螺栓型电力电子整流芯片成型工艺 |
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