JPH1197253A - コイル部品 - Google Patents
コイル部品Info
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- JPH1197253A JPH1197253A JP25198797A JP25198797A JPH1197253A JP H1197253 A JPH1197253 A JP H1197253A JP 25198797 A JP25198797 A JP 25198797A JP 25198797 A JP25198797 A JP 25198797A JP H1197253 A JPH1197253 A JP H1197253A
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- magnetic
- gap
- coil
- leg
- magnetic leg
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 民生用あるいは産業用電子機器に使用される
強度が高くしかも形成の工数の少ない磁心を用いた温度
上昇が低いコイル部品を安価に提供することを目的とす
る。 【解決手段】 厚み方向に押圧されて形成された磁心2
1a,21bを突き合わせて一部にギャップ23を形成
する閉磁路磁心と、上記磁心21a,21bのギャップ
23を有する磁脚22に装着されるコイル24を巻装し
たコイルボビン25とからなり、上記磁脚22はギャッ
プ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面27a,
27bを幅方向に形成している。
強度が高くしかも形成の工数の少ない磁心を用いた温度
上昇が低いコイル部品を安価に提供することを目的とす
る。 【解決手段】 厚み方向に押圧されて形成された磁心2
1a,21bを突き合わせて一部にギャップ23を形成
する閉磁路磁心と、上記磁心21a,21bのギャップ
23を有する磁脚22に装着されるコイル24を巻装し
たコイルボビン25とからなり、上記磁脚22はギャッ
プ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面27a,
27bを幅方向に形成している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は民生用あるいは産業
用電子機器に使用されるコイル部品に関するものであ
る。
用電子機器に使用されるコイル部品に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のコイル部品を図4〜図6を用いて
説明する。
説明する。
【0003】図4はコイル部品の構成を示す分解斜視
図、図5(a),(b)はコイル部品の磁心を示す要部
の平面図および正面図、図6はコイル部品の要部の断面
図である。同図によると、1a,1bは磁心、2は磁心
1a,1bの磁脚、3は二つの磁心1a,1bを突き合
わせて磁脚2の先端に形成されるギャップ、4はコイ
ル、5は上記コイル4を巻装したコイルボビンである。
二つの磁心1a,1bを突き合わせて磁脚2の先端にギ
ャップ3を形成する閉磁路磁心と、上記磁心1a,1b
のギャップ3を有する磁脚2に装着されるコイル4を巻
装したコイルボビン5とからなり、上記磁脚2はギャッ
プ方向6に徐々に狭い幅となるようなテーパー面7a,
7b,7c,7dを幅方向8および厚み方向9に形成し
て構成されている。
図、図5(a),(b)はコイル部品の磁心を示す要部
の平面図および正面図、図6はコイル部品の要部の断面
図である。同図によると、1a,1bは磁心、2は磁心
1a,1bの磁脚、3は二つの磁心1a,1bを突き合
わせて磁脚2の先端に形成されるギャップ、4はコイ
ル、5は上記コイル4を巻装したコイルボビンである。
二つの磁心1a,1bを突き合わせて磁脚2の先端にギ
ャップ3を形成する閉磁路磁心と、上記磁心1a,1b
のギャップ3を有する磁脚2に装着されるコイル4を巻
装したコイルボビン5とからなり、上記磁脚2はギャッ
プ方向6に徐々に狭い幅となるようなテーパー面7a,
7b,7c,7dを幅方向8および厚み方向9に形成し
て構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来の構成は、磁
脚2にギャップ方向6に徐々に狭い幅となるようなテー
パー面7a,7b,7c,7dを幅方向8および厚み方
向9に形成しているため、磁心1a,1bのギャップ3
とギャップ3付近のコイル4の間の距離が大きくなりギ
ャップ3付近のコイル4と鎖交するギャップ3から出る
漏れ磁束10の量が少なくなるためコイル4の発熱が小
さくなり、温度上昇の低いコイル部品が得られる。しか
しながら、この磁心1a,1bを押圧して形成する際に
テーパー面7a,7b,7c,7dに押圧の圧力が集中
するため、磁心1a,1bの素材の密度が不均等となり
磁心1a,1bの強度が低下していた。そのため磁心1
a,1bの素材の密度の均等化を図るために磁心1a,
1bの押圧回数を二回以上に分けて行う必要があり、磁
心1a,1bの形成に工数がかかり磁心1a,1bのコ
ストが高くなってしまうという課題があった。
脚2にギャップ方向6に徐々に狭い幅となるようなテー
パー面7a,7b,7c,7dを幅方向8および厚み方
向9に形成しているため、磁心1a,1bのギャップ3
とギャップ3付近のコイル4の間の距離が大きくなりギ
ャップ3付近のコイル4と鎖交するギャップ3から出る
漏れ磁束10の量が少なくなるためコイル4の発熱が小
さくなり、温度上昇の低いコイル部品が得られる。しか
しながら、この磁心1a,1bを押圧して形成する際に
テーパー面7a,7b,7c,7dに押圧の圧力が集中
するため、磁心1a,1bの素材の密度が不均等となり
磁心1a,1bの強度が低下していた。そのため磁心1
a,1bの素材の密度の均等化を図るために磁心1a,
1bの押圧回数を二回以上に分けて行う必要があり、磁
心1a,1bの形成に工数がかかり磁心1a,1bのコ
ストが高くなってしまうという課題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のコイル部品は、厚み方向に押圧されて形成さ
れた磁心を少なくとも二つ以上突き合わせて一部にギャ
ップを形成する閉磁路磁心と、上記磁心のギャップを有
する磁脚に装着されるコイルを巻装したコイルボビンと
からなり、上記磁脚はギャップ方向に徐々に狭い幅とな
るようなテーパー面を幅方向に形成したものである。
に本発明のコイル部品は、厚み方向に押圧されて形成さ
れた磁心を少なくとも二つ以上突き合わせて一部にギャ
ップを形成する閉磁路磁心と、上記磁心のギャップを有
する磁脚に装着されるコイルを巻装したコイルボビンと
からなり、上記磁脚はギャップ方向に徐々に狭い幅とな
るようなテーパー面を幅方向に形成したものである。
【0006】これにより、磁心を押圧して形成する際に
テーパー面に押圧の圧力が集中しないため、磁心の素材
の密度が均等となり磁心の強度が向上し磁心の押圧回数
が一回で行えるため、磁心の形成の工数が短縮できるた
め磁心のコストが安価となり、しかも従来品と同等の温
度上昇の低いコイル部品が得られる。
テーパー面に押圧の圧力が集中しないため、磁心の素材
の密度が均等となり磁心の強度が向上し磁心の押圧回数
が一回で行えるため、磁心の形成の工数が短縮できるた
め磁心のコストが安価となり、しかも従来品と同等の温
度上昇の低いコイル部品が得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、厚み方向に押圧されて形成された磁心を少なくとも
二つ以上突き合わせて一部にギャップを形成する閉磁路
磁心と、上記磁心のギャップを有する磁脚に装着される
コイルを巻装したコイルボビンとからなり、上記磁脚は
ギャップ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面を
幅方向に形成した構成であり、磁心の形成の工数を短縮
できるため磁心のコストが安価となり、しかも温度上昇
においては従来品に近い効果が得られる。
は、厚み方向に押圧されて形成された磁心を少なくとも
二つ以上突き合わせて一部にギャップを形成する閉磁路
磁心と、上記磁心のギャップを有する磁脚に装着される
コイルを巻装したコイルボビンとからなり、上記磁脚は
ギャップ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面を
幅方向に形成した構成であり、磁心の形成の工数を短縮
できるため磁心のコストが安価となり、しかも温度上昇
においては従来品に近い効果が得られる。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、ギャッ
プを有する磁脚の厚みは上記磁脚の最大幅より大きく形
成したものであり、上記磁脚の幅方向のテーパー面があ
る部分に対して厚み方向のテーパー面のない部分の割合
が小さくなるために、ギャップ付近のコイルと鎖交する
ギャップから出る漏れ磁束の量がさらに少なくなるため
コイルの発熱が小さくなり、コイル部品の温度上昇を従
来品と同等にすることができる。
プを有する磁脚の厚みは上記磁脚の最大幅より大きく形
成したものであり、上記磁脚の幅方向のテーパー面があ
る部分に対して厚み方向のテーパー面のない部分の割合
が小さくなるために、ギャップ付近のコイルと鎖交する
ギャップから出る漏れ磁束の量がさらに少なくなるため
コイルの発熱が小さくなり、コイル部品の温度上昇を従
来品と同等にすることができる。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、ギャッ
プを有する磁脚の最大幅で略密着して対向する一方の辺
と、上記磁脚の厚みにそれぞれ隙間を有して対向する他
方の辺とからなる筒部を有するコイルボビンを用いたも
のであり、上記磁脚の厚み方向のテーパー面がない部分
とギャップ付近のコイルの間の距離が大きくなり、ギャ
ップ付近のコイルと鎖交するギャップから出る漏れ磁束
の量がさらに少なくなり、コイルの発熱が小さくなり、
コイル部品の温度上昇を従来品と同等にすることができ
る。
プを有する磁脚の最大幅で略密着して対向する一方の辺
と、上記磁脚の厚みにそれぞれ隙間を有して対向する他
方の辺とからなる筒部を有するコイルボビンを用いたも
のであり、上記磁脚の厚み方向のテーパー面がない部分
とギャップ付近のコイルの間の距離が大きくなり、ギャ
ップ付近のコイルと鎖交するギャップから出る漏れ磁束
の量がさらに少なくなり、コイルの発熱が小さくなり、
コイル部品の温度上昇を従来品と同等にすることができ
る。
【0010】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1のコイル
部品の構成を示す分解斜視図である。同図によると、2
1a,21bは厚み方向に押圧されて形成された磁心、
22は磁心21a,21bの磁脚、23は二つの磁心2
1a,21bを突き合わせて磁脚22の先端に形成され
るギャップ、24はコイル、25は上記コイル24を巻
装したコイルボビンである。
〜図4を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1のコイル
部品の構成を示す分解斜視図である。同図によると、2
1a,21bは厚み方向に押圧されて形成された磁心、
22は磁心21a,21bの磁脚、23は二つの磁心2
1a,21bを突き合わせて磁脚22の先端に形成され
るギャップ、24はコイル、25は上記コイル24を巻
装したコイルボビンである。
【0011】上記二つの磁心21a,21bを突き合わ
せて磁脚22の先端にギャップ23を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心21a,21bのギャップ23を有する
磁脚22に装着されるコイル24を巻装したコイルボビ
ン25とからなり、上記磁脚22はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面27a,27bを幅方
向に形成して構成されている。
せて磁脚22の先端にギャップ23を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心21a,21bのギャップ23を有する
磁脚22に装着されるコイル24を巻装したコイルボビ
ン25とからなり、上記磁脚22はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面27a,27bを幅方
向に形成して構成されている。
【0012】この実施の形態1によれば、磁心21a,
21bを厚み方向に押圧して形成する際にテーパー面2
7a,27bに押圧の圧力が集中しないため、磁心21
a,21bの素材の密度が均等となり、磁心21a,2
1bの強度が向上し磁心21a,21bの押圧回数が一
回で行えるため、磁心21a,21bの形成の工数が短
縮できるため磁心21a,21bのコストが安価とな
り、しかも温度上昇においては従来品に近い効果が得ら
れる。
21bを厚み方向に押圧して形成する際にテーパー面2
7a,27bに押圧の圧力が集中しないため、磁心21
a,21bの素材の密度が均等となり、磁心21a,2
1bの強度が向上し磁心21a,21bの押圧回数が一
回で行えるため、磁心21a,21bの形成の工数が短
縮できるため磁心21a,21bのコストが安価とな
り、しかも温度上昇においては従来品に近い効果が得ら
れる。
【0013】(実施の形態2)図2は本発明の実施の形
態2のコイル部品の構成を示す分解斜視図である。同図
によると、31a,31bは厚み方向に押圧されて形成
された磁心、32は磁心31a,31bの磁脚、33は
二つの磁心31a,31bを突き合わせて磁脚32の先
端に形成されるギャップ、34はコイル、35は上記コ
イル34を巻装したコイルボビンである。
態2のコイル部品の構成を示す分解斜視図である。同図
によると、31a,31bは厚み方向に押圧されて形成
された磁心、32は磁心31a,31bの磁脚、33は
二つの磁心31a,31bを突き合わせて磁脚32の先
端に形成されるギャップ、34はコイル、35は上記コ
イル34を巻装したコイルボビンである。
【0014】上記二つの磁心31a,31bを突き合わ
せて磁脚32の先端にギャップ33を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心31a,31bのギャップ33を有する
磁脚32に装着されるコイル34を巻装したコイルボビ
ン35とからなり、上記磁脚32はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面37a,37bを幅方
向に形成して構成されている。なおギャップ33を有す
る磁脚32の厚み39は上記磁脚32の最大幅40より
大きく形成されている。
せて磁脚32の先端にギャップ33を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心31a,31bのギャップ33を有する
磁脚32に装着されるコイル34を巻装したコイルボビ
ン35とからなり、上記磁脚32はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面37a,37bを幅方
向に形成して構成されている。なおギャップ33を有す
る磁脚32の厚み39は上記磁脚32の最大幅40より
大きく形成されている。
【0015】この実施の形態2によれば、上記磁脚32
の幅方向のテーパー面37a,37bがある部品に対し
て、厚み方向のテーパー面がない部分の割合が小さくな
るため、ギャップ33付近のコイル34と鎖交するギャ
ップ33から出る漏れ磁束の量がさらに小さくなり、コ
イル34の発熱が小さくなり、コイル部品の温度上昇を
従来品とほぼ同等にすることができる。
の幅方向のテーパー面37a,37bがある部品に対し
て、厚み方向のテーパー面がない部分の割合が小さくな
るため、ギャップ33付近のコイル34と鎖交するギャ
ップ33から出る漏れ磁束の量がさらに小さくなり、コ
イル34の発熱が小さくなり、コイル部品の温度上昇を
従来品とほぼ同等にすることができる。
【0016】(実施の形態3)図3は本発明の実施の形
態3のコイル部品の構成を示す分解斜視図である。同図
によると、31a,31bは厚み方向に押圧されて形成
された磁心、32は磁心31a,31bの磁脚、33は
二つの磁心31a,31bを突き合わせて磁脚32の先
端に形成されるギャップ、44はコイル、45は上記コ
イル44を巻装したコイルボビンである。
態3のコイル部品の構成を示す分解斜視図である。同図
によると、31a,31bは厚み方向に押圧されて形成
された磁心、32は磁心31a,31bの磁脚、33は
二つの磁心31a,31bを突き合わせて磁脚32の先
端に形成されるギャップ、44はコイル、45は上記コ
イル44を巻装したコイルボビンである。
【0017】上記二つの磁心31a,31bを突き合わ
せて磁脚32の先端にギャップ33を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心31a,31bのギャップ33を有する
磁脚32に装着されるコイル44を巻装したコイルボビ
ン45とからなり、上記磁脚32はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面37a,37bを幅方
向に形成して構成されている。ギャップ33を有する磁
脚32の厚み39は上記磁脚32の最大幅40より大き
く形成されている。
せて磁脚32の先端にギャップ33を形成する閉磁路磁
心と、上記磁心31a,31bのギャップ33を有する
磁脚32に装着されるコイル44を巻装したコイルボビ
ン45とからなり、上記磁脚32はギャップ方向に徐々
に狭い幅となるようなテーパー面37a,37bを幅方
向に形成して構成されている。ギャップ33を有する磁
脚32の厚み39は上記磁脚32の最大幅40より大き
く形成されている。
【0018】なお、コイルボビン45は、ギャップ33
を有する磁脚32の最大幅40で略密着して対向する一
方の辺41a,41bと上記磁脚32の厚み39にそれ
ぞれ隙間を有して対向する他方の辺42a,42bとか
らなる筒部を有した構造となっている。
を有する磁脚32の最大幅40で略密着して対向する一
方の辺41a,41bと上記磁脚32の厚み39にそれ
ぞれ隙間を有して対向する他方の辺42a,42bとか
らなる筒部を有した構造となっている。
【0019】この実施の形態によれば、上記コイルボビ
ン45を用いたため、上記磁脚32の厚み方向のテーパ
ー面37a,37bがない部分とギャップ33付近のコ
イル44の間の距離が大きくなることで、ギャップ32
付近のコイル44と鎖交するギャップ33から出る漏れ
磁束の量がさらに少なくなり、コイル44の発熱が小さ
くなり、コイル部品の温度上昇を従来品と同等にするこ
とができる。
ン45を用いたため、上記磁脚32の厚み方向のテーパ
ー面37a,37bがない部分とギャップ33付近のコ
イル44の間の距離が大きくなることで、ギャップ32
付近のコイル44と鎖交するギャップ33から出る漏れ
磁束の量がさらに少なくなり、コイル44の発熱が小さ
くなり、コイル部品の温度上昇を従来品と同等にするこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のコイル部品は、厚
み方向に押圧されて形成された磁心を少なくとも二つ以
上突き合わせて一部にギャップを形成する閉磁路磁心
と、上記磁心のギャップを有する磁脚に装着されるコイ
ルを巻装したコイルボビンとからなり、上記磁脚はギャ
ップ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面を幅方
向に形成した構成とすることにより、磁心を押圧して形
成する際にテーパー面に押圧の圧力が集中しないため、
磁心の素材の密度が均等となり磁心の強度が向上し磁心
の押圧回数が一回で行えるようになり、磁心の形成の工
数が短縮できるため磁心のコストが安価となり、しかも
温度上昇を従来品と同等にすることができるという効果
が得られる。
み方向に押圧されて形成された磁心を少なくとも二つ以
上突き合わせて一部にギャップを形成する閉磁路磁心
と、上記磁心のギャップを有する磁脚に装着されるコイ
ルを巻装したコイルボビンとからなり、上記磁脚はギャ
ップ方向に徐々に狭い幅となるようなテーパー面を幅方
向に形成した構成とすることにより、磁心を押圧して形
成する際にテーパー面に押圧の圧力が集中しないため、
磁心の素材の密度が均等となり磁心の強度が向上し磁心
の押圧回数が一回で行えるようになり、磁心の形成の工
数が短縮できるため磁心のコストが安価となり、しかも
温度上昇を従来品と同等にすることができるという効果
が得られる。
【図1】本発明の一実施の形態によるコイル部品の分解
斜視図
斜視図
【図2】本発明の他の実施の形態によるコイル部品の分
解斜視図
解斜視図
【図3】本発明のさらに他の実施の形態によるコイル部
品の分解斜視図
品の分解斜視図
【図4】従来のコイル部品の分解斜視図
【図5】(a)同従来のコイル部品の磁心を示す要部の
平面図 (b)同要部の正面図
平面図 (b)同要部の正面図
【図6】同従来のコイル部品の要部の断面図
21a,31a 磁心 21b,31b 磁心 22,32 磁脚 23,33 ギャップ 24,34,44 コイル 25,35,45 コイルボビン 27a,37a テーパー面 27b,37b テーパー面 39 厚み 40 最大幅
Claims (3)
- 【請求項1】 厚み方向に押圧されて形成された磁心を
少なくとも二つ以上突き合わせて一部にギャップを形成
する閉磁路磁心と、上記磁心のギャップを有する磁脚に
装着されるコイルを巻装したコイルボビンとからなり、
上記磁脚はギャップ方向に徐々に狭い幅となるようなテ
ーパー面を幅方向に形成したコイル部品。 - 【請求項2】 ギャップを有する磁脚の厚みは上記磁脚
の最大幅より大きく形成した請求項1に記載のコイル部
品。 - 【請求項3】 ギャップを有する磁脚の最大幅で略密着
して対向する一方の辺と、上記磁脚の厚みにそれぞれ隙
間を有して対向する他方の辺とからなる筒部を有するコ
イルボビンを用いた請求項1に記載のコイル部品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25198797A JPH1197253A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | コイル部品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25198797A JPH1197253A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | コイル部品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1197253A true JPH1197253A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17230979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25198797A Pending JPH1197253A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | コイル部品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1197253A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220256A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社デンソー | リアクトル |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP25198797A patent/JPH1197253A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015220256A (ja) * | 2014-05-14 | 2015-12-07 | 株式会社デンソー | リアクトル |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20031222 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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