JPH1196712A - 磁気記録装置 - Google Patents
磁気記録装置Info
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- JPH1196712A JPH1196712A JP9262363A JP26236397A JPH1196712A JP H1196712 A JPH1196712 A JP H1196712A JP 9262363 A JP9262363 A JP 9262363A JP 26236397 A JP26236397 A JP 26236397A JP H1196712 A JPH1196712 A JP H1196712A
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- optical
- hologram
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/012—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic disks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/58—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
- G11B5/596—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks
- G11B5/59677—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on disks with optical servo tracking
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
- Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォーカス調整、光軸調整等を簡略化又は省
略可能な光学系を有した薄型の磁気記録装置を得る。 【解決手段】 記録媒体５０に光を照射するホログラム
部１０ａは光路１０ａ１と第１の光学的回折手段１０ａ
６と第２の光学的回折手段１０ａ７と光学的集光手段１
０ａ８と第１の反射面１０ａ２に対して第１の所定角度
を設けられた第１の入出力面１０ａ４と第２の反射面１
０ａ３に対して第２の所定角度を設けられて光を位置検
出用トラック５０ａに垂直となるように射出する第２の
入出力面１０ａ５とを設けられている。
略可能な光学系を有した薄型の磁気記録装置を得る。 【解決手段】 記録媒体５０に光を照射するホログラム
部１０ａは光路１０ａ１と第１の光学的回折手段１０ａ
６と第２の光学的回折手段１０ａ７と光学的集光手段１
０ａ８と第１の反射面１０ａ２に対して第１の所定角度
を設けられた第１の入出力面１０ａ４と第２の反射面１
０ａ３に対して第２の所定角度を設けられて光を位置検
出用トラック５０ａに垂直となるように射出する第２の
入出力面１０ａ５とを設けられている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明はディスク状の記録
媒体に光を投射して磁気ヘッドの位置決めを行う技術に
係わり、例えば、光学系の組立及び調整が容易な薄型の
磁気記録装置に関するものである。
媒体に光を投射して磁気ヘッドの位置決めを行う技術に
係わり、例えば、光学系の組立及び調整が容易な薄型の
磁気記録装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】今日、磁気記録装置に着脱可能な記録媒
体のサイズは３．５インチが主流であるが、そのトラッ
ク密度は約２１００〜２５００ＴＰＩ（トラック／イン
チ）にも達し、その記録容量は１００〜１２０Ｍバイト
を有する。このような高記録密度の情報の記録或いは消
去又は再生を可能とするために、記録媒体に磁気ヘッド
の位置決めのために光トラッキングサーボ用の位置検出
用トラック溝を設け、記録トラックヘの磁気ヘッドの位
置決めに際して、その位置検出用トラック溝を利用した
閉ループ光学的サーボを行っている。
体のサイズは３．５インチが主流であるが、そのトラッ
ク密度は約２１００〜２５００ＴＰＩ（トラック／イン
チ）にも達し、その記録容量は１００〜１２０Ｍバイト
を有する。このような高記録密度の情報の記録或いは消
去又は再生を可能とするために、記録媒体に磁気ヘッド
の位置決めのために光トラッキングサーボ用の位置検出
用トラック溝を設け、記録トラックヘの磁気ヘッドの位
置決めに際して、その位置検出用トラック溝を利用した
閉ループ光学的サーボを行っている。
【０００３】図７は従来の磁気記録装置の光学系を示す
説明図である。図において、５０はディスク状の記録媒
体、５０ａは記録媒体５０の片面に同心円状に所定の長
さのトラック溝を連続的に設けられた位置検出用トラッ
ク溝、５０ｂは記録媒体５０を保護するカートリッジ部
である。５１は情報の記録或いは消去又は記録した情報
の再生を行うための磁気ヘッドであり、支持ばね５１ａ
に接着されてキャリッジ機構部（不図示）に設けられ、
その磁気ギャップ部（不図示）を記録媒体５０の位置検
出用トラック溝５０ａ側の面に摺動する。
説明図である。図において、５０はディスク状の記録媒
体、５０ａは記録媒体５０の片面に同心円状に所定の長
さのトラック溝を連続的に設けられた位置検出用トラッ
ク溝、５０ｂは記録媒体５０を保護するカートリッジ部
である。５１は情報の記録或いは消去又は記録した情報
の再生を行うための磁気ヘッドであり、支持ばね５１ａ
に接着されてキャリッジ機構部（不図示）に設けられ、
その磁気ギャップ部（不図示）を記録媒体５０の位置検
出用トラック溝５０ａ側の面に摺動する。
【０００４】また、５２は発受光部であり、発光部であ
るレーザーダイオード５２ａ（以下ＬＤ５２ａと称す）
と受光部であるフォトダイオード５２ｂ（以下ＰＤ５２
ｂと称す）とを設けられている。また、５３はホログラ
ム部であり、ＬＤ５２ａからの光を複数の光に分光する
光学要素（不図示）と、記録媒体５０からの反射光をＰ
Ｄ５２ｂに導く光学要素（不図示）とを設けられてい
る。
るレーザーダイオード５２ａ（以下ＬＤ５２ａと称す）
と受光部であるフォトダイオード５２ｂ（以下ＰＤ５２
ｂと称す）とを設けられている。また、５３はホログラ
ム部であり、ＬＤ５２ａからの光を複数の光に分光する
光学要素（不図示）と、記録媒体５０からの反射光をＰ
Ｄ５２ｂに導く光学要素（不図示）とを設けられてい
る。
【０００５】また、５４はホログラム部５３からの光を
集光すると共に反射光をホログラム部５３に導くレン
ズ、５５はレンズ５４からの光を記録媒体５０に導くと
共に記録媒体５０からの反射光をレンズ５４に導くミラ
ーである。なお、符号５２〜５５を付した構成により光
学系を構成する。また、この光学系と磁気ヘッド５１、
支持ばね５１ａはキャリッジ機構部（不図示）に設けら
れており、記録媒体５０の半径方向に同時に移動可能に
形成されている。
集光すると共に反射光をホログラム部５３に導くレン
ズ、５５はレンズ５４からの光を記録媒体５０に導くと
共に記録媒体５０からの反射光をレンズ５４に導くミラ
ーである。なお、符号５２〜５５を付した構成により光
学系を構成する。また、この光学系と磁気ヘッド５１、
支持ばね５１ａはキャリッジ機構部（不図示）に設けら
れており、記録媒体５０の半径方向に同時に移動可能に
形成されている。
【０００６】次に動作を図により説明する。記録媒体５
０は媒体駆動モータ（不図示）により一定速度で回転す
る。磁気ヘッド５１は、支持ばね５１ａに支持されて、
その磁気ギャップ部が記録媒体５０上を摺動する。
０は媒体駆動モータ（不図示）により一定速度で回転す
る。磁気ヘッド５１は、支持ばね５１ａに支持されて、
その磁気ギャップ部が記録媒体５０上を摺動する。
【０００７】ここで、閉ループ光学的サーボ制御につい
て説明すると、ＬＤ５２ａが発光した光はホログラム部
５３を介して主に３つの光に分光され、その３つの光は
レンズ５４により集光されて３つの光としてミラー５５
に導かれる。ミラー５５はそれら光ビームを記録媒体５
０に導く。なお、３つの光が位置検出用トラック溝部５
０ａに照射される場合、その位置検出用トラック溝部５
０ａに対して３つの光が並ぶ方向が所定の角度を成すよ
うに、装置製造時に発受光部５２の位置を調整されてい
る。
て説明すると、ＬＤ５２ａが発光した光はホログラム部
５３を介して主に３つの光に分光され、その３つの光は
レンズ５４により集光されて３つの光としてミラー５５
に導かれる。ミラー５５はそれら光ビームを記録媒体５
０に導く。なお、３つの光が位置検出用トラック溝部５
０ａに照射される場合、その位置検出用トラック溝部５
０ａに対して３つの光が並ぶ方向が所定の角度を成すよ
うに、装置製造時に発受光部５２の位置を調整されてい
る。
【０００８】ミラー５５により記録媒体５０に導かれた
３つの光は、それぞれ記録媒体５０又は記録媒体５０に
設けられた位置検出用トラック溝部５０ａに対する照射
状態により異なる強度の反射光としてミラー５５側に反
射する。ミラー５５側に反射した３つの反射光は、ミラ
ー５５によりレンズ５４に導かれ、レンズ５４を介して
ホログラム部５３に導かれ、さらにホログラム部５３に
よりＰＤ５２ｂに導かれる。
３つの光は、それぞれ記録媒体５０又は記録媒体５０に
設けられた位置検出用トラック溝部５０ａに対する照射
状態により異なる強度の反射光としてミラー５５側に反
射する。ミラー５５側に反射した３つの反射光は、ミラ
ー５５によりレンズ５４に導かれ、レンズ５４を介して
ホログラム部５３に導かれ、さらにホログラム部５３に
よりＰＤ５２ｂに導かれる。
【０００９】ＰＤ５２ｂは３つの反射光を受光して、そ
れぞれの受光強度に応じて検出信号を出力する。サーボ
制御部（不図示）はＰＤ５２ｂからの検出信号を受け、
その内容に応じてキャリッジ機構部（不図示）を駆動す
る駆動信号を出力する。キャリッジ機構部に設けられた
磁気ヘッド（正確には磁気ギャップ部）が所定のトラッ
クに配置されるまで閉ループ光学的サーボ制御が行われ
る。
れぞれの受光強度に応じて検出信号を出力する。サーボ
制御部（不図示）はＰＤ５２ｂからの検出信号を受け、
その内容に応じてキャリッジ機構部（不図示）を駆動す
る駆動信号を出力する。キャリッジ機構部に設けられた
磁気ヘッド（正確には磁気ギャップ部）が所定のトラッ
クに配置されるまで閉ループ光学的サーボ制御が行われ
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録装置は
以上のように構成されているので、３つの光を記録媒体
５０（又は位置検出用トラック溝５０ａ）に正確に結像
させる必要がある。その光の焦点精度は±５０μｍを要
するものであり、この±５０μｍの精度を要する焦点調
整は、通常レンズ５４の位置を調整することにより行わ
れているが、ホログラム部５３、レンズ５４、ミラー５
５等が個別の部品であるため各々の相対位置を微妙に調
整する必要があり、さらにレンズ５４の傾きなども考慮
しなければならず、焦点調整作業は困難であった。
以上のように構成されているので、３つの光を記録媒体
５０（又は位置検出用トラック溝５０ａ）に正確に結像
させる必要がある。その光の焦点精度は±５０μｍを要
するものであり、この±５０μｍの精度を要する焦点調
整は、通常レンズ５４の位置を調整することにより行わ
れているが、ホログラム部５３、レンズ５４、ミラー５
５等が個別の部品であるため各々の相対位置を微妙に調
整する必要があり、さらにレンズ５４の傾きなども考慮
しなければならず、焦点調整作業は困難であった。
【００１１】また、発受光部５２が精度良く信号を検出
するために、位置検出用トラック溝部５０ａに対する光
の光軸のアライメント作業も発受光部５２、ホログラム
部５３、レンズ５４、ミラー５５が個別の部品であるた
めに非常に困難であった。
するために、位置検出用トラック溝部５０ａに対する光
の光軸のアライメント作業も発受光部５２、ホログラム
部５３、レンズ５４、ミラー５５が個別の部品であるた
めに非常に困難であった。
【００１２】また、ホログラム部５３、レンズ５４、ミ
ラー５５等は個別の部品であるので位置調整が困難であ
ると共に光学系の小型化や薄型化が困難であり、磁気記
録装置を小型化又は薄型化できない等の問題点がある。
ラー５５等は個別の部品であるので位置調整が困難であ
ると共に光学系の小型化や薄型化が困難であり、磁気記
録装置を小型化又は薄型化できない等の問題点がある。
【００１３】なお、特開平４−２１９６４０号公報に
は、磁気記録装置の分野ではないが、光学系をホログラ
ム部分に集約する技術が開示されている。しかしなが
ら、これは磁気記録装置の分野の技術ではないので、磁
気ヘッド５１が摺動することにより、面振れが発生する
記録媒体５０上の位置検出用トラック溝５０ａに正確に
垂直に光を照射することが難しく、そのためには、ミラ
ーやレンズ等の他の部品を必要とし、焦点調整作業等が
同様に困難となる。
は、磁気記録装置の分野ではないが、光学系をホログラ
ム部分に集約する技術が開示されている。しかしなが
ら、これは磁気記録装置の分野の技術ではないので、磁
気ヘッド５１が摺動することにより、面振れが発生する
記録媒体５０上の位置検出用トラック溝５０ａに正確に
垂直に光を照射することが難しく、そのためには、ミラ
ーやレンズ等の他の部品を必要とし、焦点調整作業等が
同様に困難となる。
【００１４】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、第１の目的は、光学系を集約し
て薄型の磁気記録装置を得ること。第２の目的は、焦点
調整や光軸調整等を簡略化又は省略可能な光学系を有す
る磁気記録装置を得ることである。
ためになされたもので、第１の目的は、光学系を集約し
て薄型の磁気記録装置を得ること。第２の目的は、焦点
調整や光軸調整等を簡略化又は省略可能な光学系を有す
る磁気記録装置を得ることである。
【００１５】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解消する
ために、この発明の磁気記録装置は、ディスク状記録媒
体に情報を記録又は記録された情報を再生する磁気ヘッ
ド部と、この磁気ヘッド部に設けられた通光部を介して
前記記録媒体に光を照射すると共に前記記録媒体からの
反射光を受光する光学ユニット部と、前記磁気ヘッド部
と前記光学ユニット部とを搭載して移動するキャリッジ
と、前記光学ユニット部の受光強度に基づいて前記キャ
リッジを駆動し前記磁気ヘッド部を所定の位置に配置す
る制御部とを備え、前記光学ユニット部はホログラム部
とこのホログラム部に光を照射する発光部と前記ホログ
ラム部を介して前記反射光を受光して受光強度を前記制
御部に出力する受光部とを設けられ、前記ホログラム部
は第１の反射面とこの第１の反射面に平行に配置された
第２の反射面とにより形成されて前記第１、第２の反射
面間にて光をジグザグ状に伝搬する光路とこの光路に配
置されて前記発光部からの光を複数の光に分光する第１
の光学的回折手段と前記光路に配置されて前記光路を通
る光の進行方向を変更させる第２の光学的回折手段と前
記光路に配置されて前記光路を通る光を集光する光学的
集光手段と前記第１の反射面に対して第１の所定角度を
設けられて前記発光部からの光を前記第１の光学的回折
手段に導く第１の入出力面と前記第２の反射面に対して
第２の所定角度を設けられて前記複数の光を前記記録媒
体の位置検出用トラックに垂直となるように射出する第
２の入出力面とを設けられているものである。
ために、この発明の磁気記録装置は、ディスク状記録媒
体に情報を記録又は記録された情報を再生する磁気ヘッ
ド部と、この磁気ヘッド部に設けられた通光部を介して
前記記録媒体に光を照射すると共に前記記録媒体からの
反射光を受光する光学ユニット部と、前記磁気ヘッド部
と前記光学ユニット部とを搭載して移動するキャリッジ
と、前記光学ユニット部の受光強度に基づいて前記キャ
リッジを駆動し前記磁気ヘッド部を所定の位置に配置す
る制御部とを備え、前記光学ユニット部はホログラム部
とこのホログラム部に光を照射する発光部と前記ホログ
ラム部を介して前記反射光を受光して受光強度を前記制
御部に出力する受光部とを設けられ、前記ホログラム部
は第１の反射面とこの第１の反射面に平行に配置された
第２の反射面とにより形成されて前記第１、第２の反射
面間にて光をジグザグ状に伝搬する光路とこの光路に配
置されて前記発光部からの光を複数の光に分光する第１
の光学的回折手段と前記光路に配置されて前記光路を通
る光の進行方向を変更させる第２の光学的回折手段と前
記光路に配置されて前記光路を通る光を集光する光学的
集光手段と前記第１の反射面に対して第１の所定角度を
設けられて前記発光部からの光を前記第１の光学的回折
手段に導く第１の入出力面と前記第２の反射面に対して
第２の所定角度を設けられて前記複数の光を前記記録媒
体の位置検出用トラックに垂直となるように射出する第
２の入出力面とを設けられているものである。
【００１６】また、この発明の磁気記録装置は、光学ユ
ニット部を保持するホルダー部を有し、前記ホルダー部
は磁気ヘッド部のスライダー部を固着された支持部に固
定されているものである。
ニット部を保持するホルダー部を有し、前記ホルダー部
は磁気ヘッド部のスライダー部を固着された支持部に固
定されているものである。
【００１７】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部の第２の入出力面から射出される光が記録媒体の
位置検出用トラック面上で結像するように前記ホログラ
ム部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられている
ものである。
ラム部の第２の入出力面から射出される光が記録媒体の
位置検出用トラック面上で結像するように前記ホログラ
ム部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられている
ものである。
【００１８】また、この発明の磁気記録装置は、焦点位
置調整部は光学ユニット部を保持するホルダー部に設け
られているものである。
置調整部は光学ユニット部を保持するホルダー部に設け
られているものである。
【００１９】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部の第２の入出力面から記録媒体の位置検出用トラ
ック面に射出される光の光軸が前記位置検出用トラック
に対して９０度±１度となるように前記ホログラム部の
傾斜を規制する傾斜規制手段を設けられているものであ
る。
ラム部の第２の入出力面から記録媒体の位置検出用トラ
ック面に射出される光の光軸が前記位置検出用トラック
に対して９０度±１度となるように前記ホログラム部の
傾斜を規制する傾斜規制手段を設けられているものであ
る。
【００２０】また、この発明の磁気記録装置は、傾斜規
制手段は焦点位置調整部に設けられているものである。
制手段は焦点位置調整部に設けられているものである。
【００２１】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部の第２の入出力面からは一直線上を通る複数の光
が射出され、記録媒体の位置検出用トラックに対する前
記複数の光の位置を調整するアライメント調整用位置決
め部を有するものである。
ラム部の第２の入出力面からは一直線上を通る複数の光
が射出され、記録媒体の位置検出用トラックに対する前
記複数の光の位置を調整するアライメント調整用位置決
め部を有するものである。
【００２２】また、この発明の磁気記録装置は、アライ
メント調整用位置決め部は光学ユニット部を保持するホ
ルダー部に設けられているものである。
メント調整用位置決め部は光学ユニット部を保持するホ
ルダー部に設けられているものである。
【００２３】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部は板状で透明であり、前記ホログラム部の第２の
入出力面は磁気ヘッド部の媒体摺動面から２．０ｍｍ以
上２．５ｍｍ以下の範囲内に配置されているものであ
る。
ラム部は板状で透明であり、前記ホログラム部の第２の
入出力面は磁気ヘッド部の媒体摺動面から２．０ｍｍ以
上２．５ｍｍ以下の範囲内に配置されているものであ
る。
【００２４】また、この発明の磁気記録装置は、ホログ
ラム部は発光部に対向する面のうち、第１の入出力面を
除き前記発光部からの光の波長に対する反射防止膜を設
けられているものである。
ラム部は発光部に対向する面のうち、第１の入出力面を
除き前記発光部からの光の波長に対する反射防止膜を設
けられているものである。
【００２５】また、この発明の磁気記録装置は、反射防
止膜はつや消しの黒色塗装により設けられているもので
ある。
止膜はつや消しの黒色塗装により設けられているもので
ある。
【００２６】
実施の形態１．この発明の一実施の形態を説明する。図
１は実施の形態１による磁気記録装置の分解斜視図、図
２は図３に示す第２の磁気ヘッド部の斜視図、図３は図
２に示す磁気ヘッド部の分解斜視図、図４は図２に示す
ＡＡ’による断面図である。図１において、１は記録媒
体５０（図７に示す）を着脱可能に保持するホルダー、
２はスライドカムであり、記録媒体５０の着脱方向に移
動することにより、ホルダー１を着脱方向に直交してフ
レーム２１側又はその逆方向に移動させる。３はスライ
ドカム２を移動させるローディングモーター、４はホル
ダー１の上板に回動可能に枢支されたシャッターオープ
ナーであり、記録媒体５０の着脱時にカートリッジ部５
０ｂに設けられたシャッターを開閉する。５はスライド
カム２を記録媒体５０の装着位置で保持するラッチ部、
６は記録媒体５０の排出を指示するためのボタン部であ
る。上述の符号１〜６を付した構成により、記録媒体５
０を着脱するローディング機構部を形成する。
１は実施の形態１による磁気記録装置の分解斜視図、図
２は図３に示す第２の磁気ヘッド部の斜視図、図３は図
２に示す磁気ヘッド部の分解斜視図、図４は図２に示す
ＡＡ’による断面図である。図１において、１は記録媒
体５０（図７に示す）を着脱可能に保持するホルダー、
２はスライドカムであり、記録媒体５０の着脱方向に移
動することにより、ホルダー１を着脱方向に直交してフ
レーム２１側又はその逆方向に移動させる。３はスライ
ドカム２を移動させるローディングモーター、４はホル
ダー１の上板に回動可能に枢支されたシャッターオープ
ナーであり、記録媒体５０の着脱時にカートリッジ部５
０ｂに設けられたシャッターを開閉する。５はスライド
カム２を記録媒体５０の装着位置で保持するラッチ部、
６は記録媒体５０の排出を指示するためのボタン部であ
る。上述の符号１〜６を付した構成により、記録媒体５
０を着脱するローディング機構部を形成する。
【００２７】また、７は第１の磁気ヘッド部であり、記
録媒体５０の一方の面に摺動して、その面を磁化して情
報の記録或いは消去を行い、又は磁化された情報を検出
する。８は一端側に第１の磁気ヘッド７を設けられてそ
れを支持するアームであり、その他端側はキャリッジ１
２に揺動可能に支持されている。また、アーム８は第１
の磁気ヘッド７が記録媒体５０に摺動可能なように記録
媒体５０側にばね等により付勢されている。
録媒体５０の一方の面に摺動して、その面を磁化して情
報の記録或いは消去を行い、又は磁化された情報を検出
する。８は一端側に第１の磁気ヘッド７を設けられてそ
れを支持するアームであり、その他端側はキャリッジ１
２に揺動可能に支持されている。また、アーム８は第１
の磁気ヘッド７が記録媒体５０に摺動可能なように記録
媒体５０側にばね等により付勢されている。
【００２８】図１、図２において、９は第２の磁気ヘッ
ド部であり、記録媒体５０の他方の面（即ち、図７に示
す位置検出用トラック溝５０ａ側の面）に摺動して、そ
の記録面を磁化して情報の記録或いは消去を行い、又は
磁化された情報を検出する。１０は光学ユニットであ
り、レンズ、光学的回折素子等々を有するホログラム部
と発光部、受光部等々を含んでいる。上述の符号９及び
１０を付した構成により光磁気ヘッド部１１を形成す
る。
ド部であり、記録媒体５０の他方の面（即ち、図７に示
す位置検出用トラック溝５０ａ側の面）に摺動して、そ
の記録面を磁化して情報の記録或いは消去を行い、又は
磁化された情報を検出する。１０は光学ユニットであ
り、レンズ、光学的回折素子等々を有するホログラム部
と発光部、受光部等々を含んでいる。上述の符号９及び
１０を付した構成により光磁気ヘッド部１１を形成す
る。
【００２９】図１において、１２はキャリッジであり、
アーム８、第２の磁気ヘッド９、光学ユニット１０を支
持する。１３はガイド軸であり、記録媒体５０の半径方
向に対してキャリッジ１２を案内する。１４はキャリッ
ジ駆動モータであり、記録媒体５０の半径方向にキャリ
ッジ１２を移動させる。上述の符号７〜１４を付した構
成によりキャリッジ機構部を形成する。
アーム８、第２の磁気ヘッド９、光学ユニット１０を支
持する。１３はガイド軸であり、記録媒体５０の半径方
向に対してキャリッジ１２を案内する。１４はキャリッ
ジ駆動モータであり、記録媒体５０の半径方向にキャリ
ッジ１２を移動させる。上述の符号７〜１４を付した構
成によりキャリッジ機構部を形成する。
【００３０】また、１５は媒体駆動モータであり、ハブ
１５ａにより記録媒体５０を保持して回転する。１６は
制御部であり、外部のシステム側との信号の送受信、キ
ャリッジ機構部に対しての閉ループ光学的サーボ制御及
び媒体駆動モータ１５の回転制御等々を行う。
１５ａにより記録媒体５０を保持して回転する。１６は
制御部であり、外部のシステム側との信号の送受信、キ
ャリッジ機構部に対しての閉ループ光学的サーボ制御及
び媒体駆動モータ１５の回転制御等々を行う。
【００３１】また、１７は上部カバー、１８は前部カバ
ー、１９は下部カバー、２０は外部装置（不図示）に取
り付けられる際の取り付け部材、２１はアルミダイカス
ト製のフレームであり、上述の符号１〜２０を付した構
成を取り付け又は収納している。２２は光磁気記録装置
であり、上述の符号１〜２１を付した構成を含む。
ー、１９は下部カバー、２０は外部装置（不図示）に取
り付けられる際の取り付け部材、２１はアルミダイカス
ト製のフレームであり、上述の符号１〜２０を付した構
成を取り付け又は収納している。２２は光磁気記録装置
であり、上述の符号１〜２１を付した構成を含む。
【００３２】図２、図３において、９ａは磁気コア部で
あり、磁気ギャップ部９ａ１を有すると共にコイル（不
図示）を巻回されている。９ｂはスライダー部てあり、
磁気コア部９ａを保持する。９ｂ１はスライダー部９ｂ
に切り欠きを形成して設けられた通光部であり、光ユニ
ット１０からの位置決め用の光が通過する。
あり、磁気ギャップ部９ａ１を有すると共にコイル（不
図示）を巻回されている。９ｂはスライダー部てあり、
磁気コア部９ａを保持する。９ｂ１はスライダー部９ｂ
に切り欠きを形成して設けられた通光部であり、光ユニ
ット１０からの位置決め用の光が通過する。
【００３３】また、９ｃはスライダー部９ｂを固着され
た支持部であり、ステンレススチール製の板材を加工し
て形成されている。なお、支持部９ｃはステンレススチ
ールに限らず、十分な強度があれば樹脂材料を成形加工
したものでも良い。また、９ｃ１は支持部９ｃに設けら
れた第１の取付部であり、その記録媒体５０に対向する
面にスライダー部９ｂを固着されている。９ｃ２は位置
決め用の光を通過させるための通光部であり、第１の取
付部９ｃ１に所定の大きさの穿孔を設けて形成されてい
る。９ｃ３は支持部９ｃに設けられた第２の取付部であ
り、光学ユニット１０を支持する。
た支持部であり、ステンレススチール製の板材を加工し
て形成されている。なお、支持部９ｃはステンレススチ
ールに限らず、十分な強度があれば樹脂材料を成形加工
したものでも良い。また、９ｃ１は支持部９ｃに設けら
れた第１の取付部であり、その記録媒体５０に対向する
面にスライダー部９ｂを固着されている。９ｃ２は位置
決め用の光を通過させるための通光部であり、第１の取
付部９ｃ１に所定の大きさの穿孔を設けて形成されてい
る。９ｃ３は支持部９ｃに設けられた第２の取付部であ
り、光学ユニット１０を支持する。
【００３４】また、９ｃ４は第１の取付部９ｃ１と第２
の取付部９ｃ３との段差により形成される空間である収
納部、９ｃ５及び９ｃ６はそれぞれ支持部９ｃに設けら
れた切り欠き部、９ｃ７は第２の取付部９ｃ３に設けら
れた雌ねじ部である。なお、第２の磁気ヘッド部９は符
号９ａ〜９ｃ７を付した構成を含む。
の取付部９ｃ３との段差により形成される空間である収
納部、９ｃ５及び９ｃ６はそれぞれ支持部９ｃに設けら
れた切り欠き部、９ｃ７は第２の取付部９ｃ３に設けら
れた雌ねじ部である。なお、第２の磁気ヘッド部９は符
号９ａ〜９ｃ７を付した構成を含む。
【００３５】また、１０ａはホログラム部であり、レン
ズ、光学的回折素子等々を有し、例えば、厚さ１．２ｍ
ｍ、幅２ｍｍ、長さ３ｍｍの透明なプラスチック板を用
いて形成されている。１０ｂは光を発光する発光部であ
り、レーザーダイオードが用いられている。１０ｃは光
を受光する受光部であり、フォトダイオードが用いられ
ている。なお、受光部１０ｃは受光素子が設けられてお
り、複数の光を受光することができる。１０ｄは発光部
１０ｂと受光部１０ｃとを所定の位置に配置されている
発受光ユニット部、１０ｄ１は発受光ユニット部１０ｄ
に設けられた取付部であり、ホログラム部１０ａを接着
剤等により固着されている。
ズ、光学的回折素子等々を有し、例えば、厚さ１．２ｍ
ｍ、幅２ｍｍ、長さ３ｍｍの透明なプラスチック板を用
いて形成されている。１０ｂは光を発光する発光部であ
り、レーザーダイオードが用いられている。１０ｃは光
を受光する受光部であり、フォトダイオードが用いられ
ている。なお、受光部１０ｃは受光素子が設けられてお
り、複数の光を受光することができる。１０ｄは発光部
１０ｂと受光部１０ｃとを所定の位置に配置されている
発受光ユニット部、１０ｄ１は発受光ユニット部１０ｄ
に設けられた取付部であり、ホログラム部１０ａを接着
剤等により固着されている。
【００３６】また、１０ｅは外部と信号の授受を行うた
めの端子部であり、発光部１０ｂと受光部１０ｃとに電
気的に接続されている。１０ｆはフレキシブルケーブル
であり、端子部１０ｅに接続されて制御部１６と光学ユ
ニット１０との間の信号を中継する。１０ｇは発受光ユ
ニット部１０ｄを保持するホルダー部である。
めの端子部であり、発光部１０ｂと受光部１０ｃとに電
気的に接続されている。１０ｆはフレキシブルケーブル
であり、端子部１０ｅに接続されて制御部１６と光学ユ
ニット１０との間の信号を中継する。１０ｇは発受光ユ
ニット部１０ｄを保持するホルダー部である。
【００３７】また、１０ｇ１はホルダー部１０ｇに設け
られた焦点位置調整部であり、縦溝状に形成されて、記
録媒体５０（図７に示す）の位置検出用トラック溝５０
ａが設けられた面と直交する方向である方向Ｂ又は方向
Ｃに発受光ユニット部１０ｄを移動可能とすることによ
りその取付位置を調整可能とし、光学ユニット１０の焦
点位置の調整を可能としている。
られた焦点位置調整部であり、縦溝状に形成されて、記
録媒体５０（図７に示す）の位置検出用トラック溝５０
ａが設けられた面と直交する方向である方向Ｂ又は方向
Ｃに発受光ユニット部１０ｄを移動可能とすることによ
りその取付位置を調整可能とし、光学ユニット１０の焦
点位置の調整を可能としている。
【００３８】なお、焦点位置調整部１０ｇ１は光学ユニ
ット１０から記録媒体５０に照射する光の光軸の記録媒
体５０に対する垂直方向の傾きを規制する傾斜規制手段
でもある。即ち、焦点位置調整部１０ｇ１はホログラム
部１０ａから射出される光の光軸が、記録媒体に対して
９０度±１度以内となるように、その寸法Ｄ、Ｅ、Ｆ
を、発受光ユニット部１０ｄの寸法Ｇ、Ｈ、Ｉに対し
て、Ｄ＝Ｇ±０．０５ｍｍ、Ｅ＝Ｈ±０．０５ｍｍとし
ているので、発受光ユニット部１０ｄの傾きを規制する
ことができる。なお、例えば、寸法Ｄは４ｍｍ±０．０
５ｍｍ、寸法Ｅは９ｍｍ±０．０５ｍｍ、寸法Ｆは３ｍ
ｍであり、寸法Ｇは４ｍｍ、寸法Ｈは９ｍｍ、寸法Ｉは
２ｍｍである。
ット１０から記録媒体５０に照射する光の光軸の記録媒
体５０に対する垂直方向の傾きを規制する傾斜規制手段
でもある。即ち、焦点位置調整部１０ｇ１はホログラム
部１０ａから射出される光の光軸が、記録媒体に対して
９０度±１度以内となるように、その寸法Ｄ、Ｅ、Ｆ
を、発受光ユニット部１０ｄの寸法Ｇ、Ｈ、Ｉに対し
て、Ｄ＝Ｇ±０．０５ｍｍ、Ｅ＝Ｈ±０．０５ｍｍとし
ているので、発受光ユニット部１０ｄの傾きを規制する
ことができる。なお、例えば、寸法Ｄは４ｍｍ±０．０
５ｍｍ、寸法Ｅは９ｍｍ±０．０５ｍｍ、寸法Ｆは３ｍ
ｍであり、寸法Ｇは４ｍｍ、寸法Ｈは９ｍｍ、寸法Ｉは
２ｍｍである。
【００３９】また、１０ｇ２はホルダー部１０ｇに設け
られたアライメント調整用位置決め部であり、ホルダー
部１０ｇの側部に弧状の窪みを形成することにより設け
られている。このアライメント調整用位置決め部１０ｇ
２は、それぞれを結ぶ線分上に発光部１０ｂがほぼ配置
されるようにホルダー部１０ｇに設けられている。アラ
イメント調整用位置決め部１０ｇ２は光学ユニット１０
から記録媒体５０に照射される一直線上に並んだ３つの
光の位置調整のために、方向Ｂ又は方向Ｃに直交した面
上で光学ユニット１０の取付角度の調整を可能とする。
１０ｇ３は取付部であり、雌ねじ部９ｃ７に螺合するね
じ（不図示）のねじ部分が余裕をもって貫通できる貫通
孔を設けられている。なお、光学ユニット１０は符号１
０ａ〜１０ｇ３を付した構成を含む。
られたアライメント調整用位置決め部であり、ホルダー
部１０ｇの側部に弧状の窪みを形成することにより設け
られている。このアライメント調整用位置決め部１０ｇ
２は、それぞれを結ぶ線分上に発光部１０ｂがほぼ配置
されるようにホルダー部１０ｇに設けられている。アラ
イメント調整用位置決め部１０ｇ２は光学ユニット１０
から記録媒体５０に照射される一直線上に並んだ３つの
光の位置調整のために、方向Ｂ又は方向Ｃに直交した面
上で光学ユニット１０の取付角度の調整を可能とする。
１０ｇ３は取付部であり、雌ねじ部９ｃ７に螺合するね
じ（不図示）のねじ部分が余裕をもって貫通できる貫通
孔を設けられている。なお、光学ユニット１０は符号１
０ａ〜１０ｇ３を付した構成を含む。
【００４０】図４において、Ｊはホログラム部１０ａの
第２の入出力面１０ａ５（図５に示す）から記録媒体５
０までの距離であり、２．０ｍｍ〜２．５ｍｍの範囲に
設定される。
第２の入出力面１０ａ５（図５に示す）から記録媒体５
０までの距離であり、２．０ｍｍ〜２．５ｍｍの範囲に
設定される。
【００４１】図５はホログラム部１０ａの詳細説明図で
ある。図において、図２〜図４と同一符号は同一又は相
当部分を示し説明を省略する。１０ａ１は入射した光を
ジクザク状に伝搬させる光路であり、ホログラム部１０
ａの互いに平行かつ所定の間隔を有した第１の反射面１
０ａ２、第２の反射面１０ａ３により形成される。
ある。図において、図２〜図４と同一符号は同一又は相
当部分を示し説明を省略する。１０ａ１は入射した光を
ジクザク状に伝搬させる光路であり、ホログラム部１０
ａの互いに平行かつ所定の間隔を有した第１の反射面１
０ａ２、第２の反射面１０ａ３により形成される。
【００４２】また、１０ａ４は第１の入出力面であり、
第１の反射面１０ａ２に対して第１の所定の角度θ１
（例えば、θ１を３４度としても良い。）を設けられて
第２の反射面１０ａ３に連なって設けられている。１０
ａ５は第２の入出力面であり、第２の反射面１０ａ３に
対して第２の所定の角度θ２（例えば、θ２を３４度と
しても良い。）を設けられて第１の反射面１０ａ２に連
なって設けられている。
第１の反射面１０ａ２に対して第１の所定の角度θ１
（例えば、θ１を３４度としても良い。）を設けられて
第２の反射面１０ａ３に連なって設けられている。１０
ａ５は第２の入出力面であり、第２の反射面１０ａ３に
対して第２の所定の角度θ２（例えば、θ２を３４度と
しても良い。）を設けられて第１の反射面１０ａ２に連
なって設けられている。
【００４３】また、１０ａ６は光路１０ａ１に配置され
て発光部１０ｂからの光を複数の光に分光する反射型の
第１の光学的回折格子であり、例えば、ピッチ１３．１
μｍ、深さ０．０５μｍの矩形状の回折格子である。１
０ａ７は第２の光学的回折格子であるビームスプリッタ
ーであり、第１の光学的回折格子１０ａ６からの複数の
光のうち、０次反射光を反射型のフレネルレンズ１０ａ
８に反射すると共に記録媒体５０（図７に示す）からの
複数の反射光の一次回折光を第１の反射面１０ａ２に反
射する。
て発光部１０ｂからの光を複数の光に分光する反射型の
第１の光学的回折格子であり、例えば、ピッチ１３．１
μｍ、深さ０．０５μｍの矩形状の回折格子である。１
０ａ７は第２の光学的回折格子であるビームスプリッタ
ーであり、第１の光学的回折格子１０ａ６からの複数の
光のうち、０次反射光を反射型のフレネルレンズ１０ａ
８に反射すると共に記録媒体５０（図７に示す）からの
複数の反射光の一次回折光を第１の反射面１０ａ２に反
射する。
【００４４】また、１０ａ９は発光部１０ｂが発光する
光の波長に対する反射を防止する反射防止膜であり、ホ
ログラム部１０ａの発光部１０ｂ対向面のうち、第１の
入出力面１０ａ４を除いた部分をつや消しの黒色塗装を
設けることにより形成されている。なお、発光部１０ｂ
が発光する光の波長である８０００オングストロームに
対して、黒色塗装とすることによりほとんど反射を防止
でき、つや消しとすることにより反射防止の効果を向上
することができる。
光の波長に対する反射を防止する反射防止膜であり、ホ
ログラム部１０ａの発光部１０ｂ対向面のうち、第１の
入出力面１０ａ４を除いた部分をつや消しの黒色塗装を
設けることにより形成されている。なお、発光部１０ｂ
が発光する光の波長である８０００オングストロームに
対して、黒色塗装とすることによりほとんど反射を防止
でき、つや消しとすることにより反射防止の効果を向上
することができる。
【００４５】また、ホログラム部１０ａから記録媒体５
０に射出される位置決め用の光はその拡大図に示す光Ｋ
１、Ｋ２、Ｋ３のように一直線上に並んだ３つの光とな
る。なお、これら光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３は位置検出用トラ
ック溝５０ａが設けられた面に対して垂直である。ま
た、ホログラム部１０ａから受光部１０ｃに射出される
記録媒体５０からの反射光はその拡大図に示す反射光Ｌ
１、Ｌ２、Ｌ３のように３つの反射光である。
０に射出される位置決め用の光はその拡大図に示す光Ｋ
１、Ｋ２、Ｋ３のように一直線上に並んだ３つの光とな
る。なお、これら光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３は位置検出用トラ
ック溝５０ａが設けられた面に対して垂直である。ま
た、ホログラム部１０ａから受光部１０ｃに射出される
記録媒体５０からの反射光はその拡大図に示す反射光Ｌ
１、Ｌ２、Ｌ３のように３つの反射光である。
【００４６】次に動作を図により説明する。まず、光学
ユニット１０の焦点調整について説明する。図６は光学
系の調整を示す説明図である。第２の磁気ヘッド部９の
摺動面側を下方として焦点調整治具３０にセットし、そ
の上方からホルダー部１０ｇをセットして取付部１０ｇ
３を貫通させたねじを雌ねじ部９ｃ７に螺合してホルダ
ー部１０ｇを第２の取付部９ｃ３に仮固定する。次に、
ハンドリング部３１により吸引式のエアーチャッキング
により保持された発受光ユニット部１０ｄを焦点位置調
整部１０ｇ１（図３に示す）に挿入し、発光部１０ｂか
ら光を発光する。次に、発光部１０ｂからの光はホログ
ラム部１０ａにより、３つの光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３として
第２の磁気ヘッド部９の通光部９ｂを通過して焦点調整
治具３０にビームアナライザ３０ａにより焦点距離及び
スポット径が測定される。その測定結果はハンドリング
部３１に出力され、ハンドリング部３１はその出力に基
づいて発受光ユニット部１０ｄを上又は下（即ち、図３
に示す方向Ｂ又は方向Ｃ）に移動させ、スポット径が最
小となる所定の焦点距離が得られたところで発受光ユニ
ット部１０ｄの位置を決める。その後、接着剤等により
発受光ユニット部１０ｄを焦点位置調整部１０ｇ１に固
着する。
ユニット１０の焦点調整について説明する。図６は光学
系の調整を示す説明図である。第２の磁気ヘッド部９の
摺動面側を下方として焦点調整治具３０にセットし、そ
の上方からホルダー部１０ｇをセットして取付部１０ｇ
３を貫通させたねじを雌ねじ部９ｃ７に螺合してホルダ
ー部１０ｇを第２の取付部９ｃ３に仮固定する。次に、
ハンドリング部３１により吸引式のエアーチャッキング
により保持された発受光ユニット部１０ｄを焦点位置調
整部１０ｇ１（図３に示す）に挿入し、発光部１０ｂか
ら光を発光する。次に、発光部１０ｂからの光はホログ
ラム部１０ａにより、３つの光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３として
第２の磁気ヘッド部９の通光部９ｂを通過して焦点調整
治具３０にビームアナライザ３０ａにより焦点距離及び
スポット径が測定される。その測定結果はハンドリング
部３１に出力され、ハンドリング部３１はその出力に基
づいて発受光ユニット部１０ｄを上又は下（即ち、図３
に示す方向Ｂ又は方向Ｃ）に移動させ、スポット径が最
小となる所定の焦点距離が得られたところで発受光ユニ
ット部１０ｄの位置を決める。その後、接着剤等により
発受光ユニット部１０ｄを焦点位置調整部１０ｇ１に固
着する。
【００４７】なお、焦点調整時において、焦点位置調整
部１０ｇ１が光軸の傾きを規制する傾斜規制手段を兼ね
ているので、光軸は記録媒体５０の位置検出用トラック
溝５０ａが設けられた面に対して９０度±１度の範囲内
に規制されている。また、ハンドリング部３１が上下す
る際、スポット位置をビームアナライザ３０ａにより測
定することで発受光ユニット部１０ｄの傾斜量を検出し
傾斜量を制御しても良い。
部１０ｇ１が光軸の傾きを規制する傾斜規制手段を兼ね
ているので、光軸は記録媒体５０の位置検出用トラック
溝５０ａが設けられた面に対して９０度±１度の範囲内
に規制されている。また、ハンドリング部３１が上下す
る際、スポット位置をビームアナライザ３０ａにより測
定することで発受光ユニット部１０ｄの傾斜量を検出し
傾斜量を制御しても良い。
【００４８】次に、光学ユニット１０のアライメント調
整について説明する。焦点の調整をして発受光ユニット
部１０ｄの固着の後、アライメント調整用位置決め部１
０ｇ２（図３に示す）の弧状の窪みにほぼ一致する直径
のピン（不図示）をそれぞれアライメント調整用位置決
め部１０ｇ２に係合させて２つのアライメント調整用位
置決め部１０ｇ２により、ホルダー部１０ｇごと発受光
ユニット部１０ｄの角度の調整を可能なように設定す
る。次に、発光部１０ｂから光を発光すると、その光は
ホログラム部１０ａを介して３つの光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３
（図３に示す）として出力される。次に、ビームアナラ
イザ３０ａにより、光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３のそれぞれの位
置及び相対位置が測定され、測定結果がハンドリング部
３１に出力される。ハンドリング部３１はその出力を基
に、ビームアナライザ３０ａの測定結果が所定の取付位
置を示すように、発受光ユニット部１０ｄの角度を微小
調整する。次に、ビームアナライザ３０ａの測定結果が
所定の取付位置を示した後、雌ねじ部９ｃ７に螺合され
たねじをさらに締めてホルダー部１０ａを第２の磁気ヘ
ッド部９に本固定する。
整について説明する。焦点の調整をして発受光ユニット
部１０ｄの固着の後、アライメント調整用位置決め部１
０ｇ２（図３に示す）の弧状の窪みにほぼ一致する直径
のピン（不図示）をそれぞれアライメント調整用位置決
め部１０ｇ２に係合させて２つのアライメント調整用位
置決め部１０ｇ２により、ホルダー部１０ｇごと発受光
ユニット部１０ｄの角度の調整を可能なように設定す
る。次に、発光部１０ｂから光を発光すると、その光は
ホログラム部１０ａを介して３つの光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３
（図３に示す）として出力される。次に、ビームアナラ
イザ３０ａにより、光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３のそれぞれの位
置及び相対位置が測定され、測定結果がハンドリング部
３１に出力される。ハンドリング部３１はその出力を基
に、ビームアナライザ３０ａの測定結果が所定の取付位
置を示すように、発受光ユニット部１０ｄの角度を微小
調整する。次に、ビームアナライザ３０ａの測定結果が
所定の取付位置を示した後、雌ねじ部９ｃ７に螺合され
たねじをさらに締めてホルダー部１０ａを第２の磁気ヘ
ッド部９に本固定する。
【００４９】次に、第２の磁気ヘッド９のアジマス調整
治具（不図示）にセットして磁気ギャップ部９ａ１と記
録トラック（不図示）とのアジマス調整を行い、第２の
取付部９ｃ３（図２に示す）をキャリッジ１２（図１に
示す）に接着剤等により固着する。
治具（不図示）にセットして磁気ギャップ部９ａ１と記
録トラック（不図示）とのアジマス調整を行い、第２の
取付部９ｃ３（図２に示す）をキャリッジ１２（図１に
示す）に接着剤等により固着する。
【００５０】次に、光磁気ヘッド部１１の動作を図によ
り説明する。図５に示す発光部１０ｂより光を発光する
と、その光はホログラム部１０ａの第１の入出力面１０
ａ４により第１の屈折角度（この実施の形態１では１
２．５度）屈折して光路１０ａ１内に進入し、第１の反
射面１０ａ２上に設けられた第１の光学的回折格子１０
ａ６に導かれる。なお、発光部１０ｂの発光する光のう
ち、第１の入出力面１０ａ４以外に照射される光は、ほ
とんど反射防止膜１０ａ９により反射を防止されるので
受光部１０ｃに対して悪影響を与える虞がない。
り説明する。図５に示す発光部１０ｂより光を発光する
と、その光はホログラム部１０ａの第１の入出力面１０
ａ４により第１の屈折角度（この実施の形態１では１
２．５度）屈折して光路１０ａ１内に進入し、第１の反
射面１０ａ２上に設けられた第１の光学的回折格子１０
ａ６に導かれる。なお、発光部１０ｂの発光する光のう
ち、第１の入出力面１０ａ４以外に照射される光は、ほ
とんど反射防止膜１０ａ９により反射を防止されるので
受光部１０ｃに対して悪影響を与える虞がない。
【００５１】次に、第１の光学的回折格子１０ａ６に導
かれた光は、第１の光学的回折格子１０ａ６により３つ
の１直線上に並んだ光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３に分光されて第
２の反射面１０ａ３上に設けられたビームスプリッター
１０ａ７に導かれる。光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３はビームスプ
リッター１０ａ７によりそれぞれの０次反射光が第１の
反射面１０ａ２上に設けられたフレネルレンズ１０ａ８
に導かれる。
かれた光は、第１の光学的回折格子１０ａ６により３つ
の１直線上に並んだ光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３に分光されて第
２の反射面１０ａ３上に設けられたビームスプリッター
１０ａ７に導かれる。光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３はビームスプ
リッター１０ａ７によりそれぞれの０次反射光が第１の
反射面１０ａ２上に設けられたフレネルレンズ１０ａ８
に導かれる。
【００５２】次に、光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３はフレネルレン
ズ１０ａ８により集光されて第２の反射面１０ａ３に導
かれ、第２の反射面１０ａ３により第２の入出力面１０
ａ５に向けて反射して、第２の入出力面１０ａ５により
第２の屈折角度屈折して記録媒体５０の位置検出用トラ
ック溝５０ａが設けられた面に垂直に射出される。な
お、第２の所定角度θ２を設けられた第２の入出力面に
より光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３は垂直に射出されるので通光部
９ｂ１を通過することができる。
ズ１０ａ８により集光されて第２の反射面１０ａ３に導
かれ、第２の反射面１０ａ３により第２の入出力面１０
ａ５に向けて反射して、第２の入出力面１０ａ５により
第２の屈折角度屈折して記録媒体５０の位置検出用トラ
ック溝５０ａが設けられた面に垂直に射出される。な
お、第２の所定角度θ２を設けられた第２の入出力面に
より光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３は垂直に射出されるので通光部
９ｂ１を通過することができる。
【００５３】次に、光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３は第２の磁気ヘ
ッド９に設けられた通光部９ｂ１を貫通して記録媒体５
０の位置検出用トラック溝５０ａに照射され、その位置
検出用トラック溝５０ａに対する照射具合により、強度
の異なる反射光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３として通光部９ｂ１を
貫通してホログラム部１０ａに戻る。
ッド９に設けられた通光部９ｂ１を貫通して記録媒体５
０の位置検出用トラック溝５０ａに照射され、その位置
検出用トラック溝５０ａに対する照射具合により、強度
の異なる反射光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３として通光部９ｂ１を
貫通してホログラム部１０ａに戻る。
【００５４】次に、反射光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３は第２の入
出力面１０ａ５により第２の屈折角度屈折して光路１０
ａ１に進入し、第２の反射面１０ａ３により反射してフ
レネルレンズ１０ａ８に導かれる。反射光Ｌ１、Ｌ２、
Ｌ３はフレネルレンズ１０ａ８により集光されてビーム
スプリッター１０ａ７に導かれ、ビームスプリッター１
０ａ７によりその１次回折光が第１の反射面１０ａ２に
導かれる。反射光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３は第１の反射面１０
ａにより第１の入出力面１０ａ４に反射し、第１の入出
力面１０ａ４により屈折して受光部１０ｃに導かれる。
出力面１０ａ５により第２の屈折角度屈折して光路１０
ａ１に進入し、第２の反射面１０ａ３により反射してフ
レネルレンズ１０ａ８に導かれる。反射光Ｌ１、Ｌ２、
Ｌ３はフレネルレンズ１０ａ８により集光されてビーム
スプリッター１０ａ７に導かれ、ビームスプリッター１
０ａ７によりその１次回折光が第１の反射面１０ａ２に
導かれる。反射光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３は第１の反射面１０
ａにより第１の入出力面１０ａ４に反射し、第１の入出
力面１０ａ４により屈折して受光部１０ｃに導かれる。
【００５５】次に、光Ｌ１、Ｌ２、Ｌ３を受光した受光
部１０ｃは、その受光強度に応じて検出信号を制御部１
６に出力する。制御部１６はその検出信号に基づいてキ
ャリッジ駆動モーター１４を駆動してキャリッジ１２を
移動し、第１、第２の磁気ヘッド部７、９を所定のトラ
ック位置に配置する。
部１０ｃは、その受光強度に応じて検出信号を制御部１
６に出力する。制御部１６はその検出信号に基づいてキ
ャリッジ駆動モーター１４を駆動してキャリッジ１２を
移動し、第１、第２の磁気ヘッド部７、９を所定のトラ
ック位置に配置する。
【００５６】以上のように、この実施の形態１に示す磁
気記録装置２２によれば、磁気ヘッド部９の支持部９ｃ
に固定された光学ユニット部１０のホログラム部１０ａ
は、互いに平行な第１の反射面１０ａ２と第２の反射面
１０ａ３により形成される光路１０ａ１を有して、その
光路１０ａ１により光をジグザグ状に伝搬させて光路長
を確保すると共に、光路１０ａ１内に第１の光学的回折
格子１０ａ６、ビームスプリッター１０ａ７、フレネル
レンズ１０ａ８等の光学要素を配置して光学系を小型化
すると共に、第２の反射面１０ａ３との間で第２の所定
の角度を設けられた第２の入出力面１０ａ５により、記
録媒体５０に面振れ等が生じても通光部９ｂ１を介し光
Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３を記録媒体５０の位置検出用トラック
５０ａが設けられた面に垂直に照射できるので第２の入
出力面１０ａ５と記録媒体５０との間にミラーやレンズ
等を設けなくて済み、第２の入出力面１０ａ５と記録媒
体５０との間隔Ｊを２．０ｍｍ〜２．５ｍｍとすること
ができ、装置の薄型化を図ることができる。
気記録装置２２によれば、磁気ヘッド部９の支持部９ｃ
に固定された光学ユニット部１０のホログラム部１０ａ
は、互いに平行な第１の反射面１０ａ２と第２の反射面
１０ａ３により形成される光路１０ａ１を有して、その
光路１０ａ１により光をジグザグ状に伝搬させて光路長
を確保すると共に、光路１０ａ１内に第１の光学的回折
格子１０ａ６、ビームスプリッター１０ａ７、フレネル
レンズ１０ａ８等の光学要素を配置して光学系を小型化
すると共に、第２の反射面１０ａ３との間で第２の所定
の角度を設けられた第２の入出力面１０ａ５により、記
録媒体５０に面振れ等が生じても通光部９ｂ１を介し光
Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３を記録媒体５０の位置検出用トラック
５０ａが設けられた面に垂直に照射できるので第２の入
出力面１０ａ５と記録媒体５０との間にミラーやレンズ
等を設けなくて済み、第２の入出力面１０ａ５と記録媒
体５０との間隔Ｊを２．０ｍｍ〜２．５ｍｍとすること
ができ、装置の薄型化を図ることができる。
【００５７】また、記録媒体５０に垂直に光Ｋ１、Ｋ
２、Ｋ３を照射できるホログラム部１０ａを固着された
発受光ユニット部１０ｄを、記録媒体５０の位置検出用
トラック溝５０ａが設けられた面と直交する方向に容易
に移動させることができる焦点位置調整部１０ｇ１を有
するホルダー部１０ｇを設けられているので、光学ユニ
ット１０の焦点位置の調整を容易にすることができる。
２、Ｋ３を照射できるホログラム部１０ａを固着された
発受光ユニット部１０ｄを、記録媒体５０の位置検出用
トラック溝５０ａが設けられた面と直交する方向に容易
に移動させることができる焦点位置調整部１０ｇ１を有
するホルダー部１０ｇを設けられているので、光学ユニ
ット１０の焦点位置の調整を容易にすることができる。
【００５８】また、焦点位置調整部１０ｇ１は光学ユニ
ット１０から記録媒体５０に垂直に射出される光Ｋ１、
Ｋ２、Ｋ３の光軸の傾きを±１度に規制する傾斜規制手
段でもあるので、焦点調整がより容易となると共に、光
Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３の出力を効率的に用いることができ
る。
ット１０から記録媒体５０に垂直に射出される光Ｋ１、
Ｋ２、Ｋ３の光軸の傾きを±１度に規制する傾斜規制手
段でもあるので、焦点調整がより容易となると共に、光
Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３の出力を効率的に用いることができ
る。
【００５９】また、光学ユニット１０から記録媒体５０
に照射される一直線上に並んだ光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３のス
ポット位置を調整するためのアライメント調整用位置決
め部を有するホルダー部１０ｇを設けられているので、
アライメント調整を容易にすることができる。
に照射される一直線上に並んだ光Ｋ１、Ｋ２、Ｋ３のス
ポット位置を調整するためのアライメント調整用位置決
め部を有するホルダー部１０ｇを設けられているので、
アライメント調整を容易にすることができる。
【００６０】また、光学ユニット１０を第２の磁気ヘッ
ド部９の支持部９ｃに固定して第２の磁気ヘッド部９と
光学ユニット１０とを一体とした光磁気ユニット部１１
としたので、焦点位置やアライメント位置等がずれるこ
となく、容易に持ち運び等をすることができる。
ド部９の支持部９ｃに固定して第２の磁気ヘッド部９と
光学ユニット１０とを一体とした光磁気ユニット部１１
としたので、焦点位置やアライメント位置等がずれるこ
となく、容易に持ち運び等をすることができる。
【００６１】また、ホログラム部１０ａの発光部１０ｂ
対向面のうち、第１の入出力面１０ａ４を除いて反射防
止膜１０ａ９を設けられているので、発光部１０ｂから
の光のうち、光路１０ａ１に進入しない光の反射を防止
できるので、発光部１０ｂの近傍に配置された受光部１
０ｃに悪影響を与えるのを防止できる。
対向面のうち、第１の入出力面１０ａ４を除いて反射防
止膜１０ａ９を設けられているので、発光部１０ｂから
の光のうち、光路１０ａ１に進入しない光の反射を防止
できるので、発光部１０ｂの近傍に配置された受光部１
０ｃに悪影響を与えるのを防止できる。
【００６２】
【発明の効果】この発明の磁気記録装置によれば、ディ
スク状記録媒体に情報を記録又は記録された情報を再生
する磁気ヘッド部と、この磁気ヘッド部に設けられた通
光部を介して記録媒体に光を照射すると共に記録媒体か
らの反射光を受光する光学ユニット部と、磁気ヘッド部
と光学ユニット部とを搭載して移動するキャリッジと、
光学ユニット部の受光強度に基づいてキャリッジを駆動
し磁気ヘッド部を所定の位置に配置する制御部とを備
え、光学ユニット部はホログラム部とこのホログラム部
に光を照射する発光部とホログラム部を介して反射光を
受光して受光強度を制御部に出力する受光部とを設けら
れ、ホログラム部は第１の反射面とこの第１の反射面に
平行に配置された第２の反射面とにより形成されて第
１、第２の反射面間にて光をジグザグ状に伝搬する光路
とこの光路に配置されて発光部からの光を複数の光に分
光する第１の光学的回折手段と光路に配置されて光路を
通る光の進行方向を変更させる第２の光学的回折手段と
光路に配置されて光路を通る光を集光する光学的集光手
段と第１の反射面に対して第１の所定角度を設けられて
発光部からの光を第１の光学的回折手段に導く第１の入
出力面と第２の反射面に対して第２の所定角度を設けら
れて複数の光を記録媒体の位置検出用トラックに垂直と
なるように射出する第２の入出力面とを設けられている
ので、ホログラム部は互いに平行な第１の反射面と第２
の反射面により形成される光路を有して、その光路によ
り光をジグザグ状に伝搬させて光路長を確保すると共
に、光路内に第１の光学的回折手段、第２の光学的回折
手段、光学的集光手段等の光学要素を配置して光学系を
小型化すると共に、第２の反射面との間で第２の所定の
角度を設けられた第２の入出力面により、光を記録媒体
の位置検出用トラックに垂直に照射するので、第２の入
出力面と記録媒体との間にレンズやミラー等を設けなく
て済み、装置の薄型化を図ることができる。
スク状記録媒体に情報を記録又は記録された情報を再生
する磁気ヘッド部と、この磁気ヘッド部に設けられた通
光部を介して記録媒体に光を照射すると共に記録媒体か
らの反射光を受光する光学ユニット部と、磁気ヘッド部
と光学ユニット部とを搭載して移動するキャリッジと、
光学ユニット部の受光強度に基づいてキャリッジを駆動
し磁気ヘッド部を所定の位置に配置する制御部とを備
え、光学ユニット部はホログラム部とこのホログラム部
に光を照射する発光部とホログラム部を介して反射光を
受光して受光強度を制御部に出力する受光部とを設けら
れ、ホログラム部は第１の反射面とこの第１の反射面に
平行に配置された第２の反射面とにより形成されて第
１、第２の反射面間にて光をジグザグ状に伝搬する光路
とこの光路に配置されて発光部からの光を複数の光に分
光する第１の光学的回折手段と光路に配置されて光路を
通る光の進行方向を変更させる第２の光学的回折手段と
光路に配置されて光路を通る光を集光する光学的集光手
段と第１の反射面に対して第１の所定角度を設けられて
発光部からの光を第１の光学的回折手段に導く第１の入
出力面と第２の反射面に対して第２の所定角度を設けら
れて複数の光を記録媒体の位置検出用トラックに垂直と
なるように射出する第２の入出力面とを設けられている
ので、ホログラム部は互いに平行な第１の反射面と第２
の反射面により形成される光路を有して、その光路によ
り光をジグザグ状に伝搬させて光路長を確保すると共
に、光路内に第１の光学的回折手段、第２の光学的回折
手段、光学的集光手段等の光学要素を配置して光学系を
小型化すると共に、第２の反射面との間で第２の所定の
角度を設けられた第２の入出力面により、光を記録媒体
の位置検出用トラックに垂直に照射するので、第２の入
出力面と記録媒体との間にレンズやミラー等を設けなく
て済み、装置の薄型化を図ることができる。
【００６３】また、この発明の磁気記録装置によれば、
光学ユニット部を保持するホルダー部を有し、ホルダー
部は磁気ヘッド部のスライダー部を固着された支持部に
固定されているので光学ユニット部と磁気ヘッド部との
相対位置のずれを防止でき、焦点位置等のずれを防止で
きる。
光学ユニット部を保持するホルダー部を有し、ホルダー
部は磁気ヘッド部のスライダー部を固着された支持部に
固定されているので光学ユニット部と磁気ヘッド部との
相対位置のずれを防止でき、焦点位置等のずれを防止で
きる。
【００６４】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部の第２の入出力面から射出される光が記録
媒体の位置検出用トラック上で結像するようにホログラ
ム部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられている
ので、ホログラム部から射出される光の焦点調整を容易
にすることができる。
ホログラム部の第２の入出力面から射出される光が記録
媒体の位置検出用トラック上で結像するようにホログラ
ム部の位置を調整する焦点位置調整部を設けられている
ので、ホログラム部から射出される光の焦点調整を容易
にすることができる。
【００６５】また、この発明の磁気記録装置によれば、
焦点位置調整部は光学ユニット部を保持するホルダー部
に設けられているので、効率的に、さらに容易にホログ
ラム部から射出される光の焦点調整をすることができ
る。
焦点位置調整部は光学ユニット部を保持するホルダー部
に設けられているので、効率的に、さらに容易にホログ
ラム部から射出される光の焦点調整をすることができ
る。
【００６６】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部の第２の入出力面から記録媒体の位置検出
用トラック面に射出される光の光軸が位置検出用トラッ
クに対して９０度±１度となるようにホログラム部の傾
斜を規制する傾斜規制手段を設けられているので、焦点
調整をより容易にすることができる。
ホログラム部の第２の入出力面から記録媒体の位置検出
用トラック面に射出される光の光軸が位置検出用トラッ
クに対して９０度±１度となるようにホログラム部の傾
斜を規制する傾斜規制手段を設けられているので、焦点
調整をより容易にすることができる。
【００６７】また、この発明の磁気記録装置によれば、
傾斜規制手段は焦点位置調整部に設けられているので、
焦点調整時のホログラム部の傾斜を効率的に規制するこ
とができる。
傾斜規制手段は焦点位置調整部に設けられているので、
焦点調整時のホログラム部の傾斜を効率的に規制するこ
とができる。
【００６８】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部の第２の入出力面からは一直線上を通る複
数の光か射出され、記録媒体の位置検出用トラックに対
する複数の光の位置を調整するアライメント調整用位置
決め部を有するので、位置検出用トラックに対する複数
の光の位置を容易に調整することができる。
ホログラム部の第２の入出力面からは一直線上を通る複
数の光か射出され、記録媒体の位置検出用トラックに対
する複数の光の位置を調整するアライメント調整用位置
決め部を有するので、位置検出用トラックに対する複数
の光の位置を容易に調整することができる。
【００６９】また、この発明の磁気記録装置によれば、
アライメント調整用位置決め部は光学ユニット部を保持
するホルダー部に設けられているので、効率的に光学ユ
ニットから位置検出用トラック照射される光の位置を調
整することができる。
アライメント調整用位置決め部は光学ユニット部を保持
するホルダー部に設けられているので、効率的に光学ユ
ニットから位置検出用トラック照射される光の位置を調
整することができる。
【００７０】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部は板状で透明であり、ホログラム部の第２
の入出力面は磁気ヘッド部の媒体摺動面から２．０ｍｍ
以上２．５ｍｍ以下の範囲内に配置されているので、薄
型の磁気記録装置とすることができる。
ホログラム部は板状で透明であり、ホログラム部の第２
の入出力面は磁気ヘッド部の媒体摺動面から２．０ｍｍ
以上２．５ｍｍ以下の範囲内に配置されているので、薄
型の磁気記録装置とすることができる。
【００７１】また、この発明の磁気記録装置によれば、
ホログラム部は発光部に対向する面のうち、第１の入出
力面を除き発光部からの光の波長に対する反射防止膜を
設けられているので、発光部１０ｂの光のうち、光路に
進入しない光の反射を防止できるので、受光部に悪影響
を与えるのを防止できる。
ホログラム部は発光部に対向する面のうち、第１の入出
力面を除き発光部からの光の波長に対する反射防止膜を
設けられているので、発光部１０ｂの光のうち、光路に
進入しない光の反射を防止できるので、受光部に悪影響
を与えるのを防止できる。
【００７２】また、この発明の磁気記録装置によれば、
反射防止膜はつや消しの黒色塗装により設けられている
ので、容易な構成で反射防止をすることができる。
反射防止膜はつや消しの黒色塗装により設けられている
ので、容易な構成で反射防止をすることができる。
【図１】 この発明の実施の形態１による磁気記録装置
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図２】 図１に示す第２の磁気ヘッド部を示す斜視図
である。
である。
【図３】 図２に示す第２の磁気ヘッド部を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図４】 図２に示すＡＡ’による断面図である。
【図５】 図３に示すホログラム部を示す詳細説明図で
ある。
ある。
【図６】 光学系の調整を示す説明図である。
【図７】 従来の磁気記録装置の光学系を示す説明図で
ある。
ある。
１ ホルダー、２ カライドカム、３ ローディングモ
ーター、４ シャッターオープナー、５ ラッチ部、６
ローディング機構部、７ 第１の磁気ヘッド部、８
アーム、９ 第２の磁気ヘッド部、９ａ 磁気コア部、
９ａ１ 磁気ギャップ部、９ｂ スライダー部、９ｂ１
通光部、９ｃ 支持部、９ｃ１ 第１の取付部、９ｃ
２ 通光部、９ｃ３ 第２の取付部、９ｃ４ 収納部、
９ｃ５、９ｃ６ 切り欠き部、９ｃ７ 雌ねじ部、１０
光学ユニット、１０ａ ホログラム部、１０ａ１ 光
路、１０ａ２ 第１の反射面、１０ａ３ 第２の反射
面、１０ａ４ 第１の入出力部、１０ａ５ 第２の入出
力部、１０ａ６ 第１の光学的回折格子、１０ａ７ ビ
ームスプリッター、１０ａ８ フレネルレンズ、１０ａ
９ 反射防止膜、１０ｂ 発光部、１０ｃ 受光部、１
０ｄ 発受光ユニット部、１０ｅ 端子部、１０ｆ フ
レキシブルケーブル、１０ｇ ホルダー部、１０ｇ１
焦点調位置調整部、１０ｇ２ アライメント調整用位置
決め部、１０ｇ３ 取付部、１１ 光磁気ヘッド部、１
２ キャリッジ、１３ ガイド軸、１４キャリッジ駆動
モータ、１５ 媒体駆動モータ、１６ 制御部、１７
上部カバー、１８ 前部カバー、１９ 下部カバー、２
０ 取付部材、２１ フレーム、２２ 磁気記録装置。
ーター、４ シャッターオープナー、５ ラッチ部、６
ローディング機構部、７ 第１の磁気ヘッド部、８
アーム、９ 第２の磁気ヘッド部、９ａ 磁気コア部、
９ａ１ 磁気ギャップ部、９ｂ スライダー部、９ｂ１
通光部、９ｃ 支持部、９ｃ１ 第１の取付部、９ｃ
２ 通光部、９ｃ３ 第２の取付部、９ｃ４ 収納部、
９ｃ５、９ｃ６ 切り欠き部、９ｃ７ 雌ねじ部、１０
光学ユニット、１０ａ ホログラム部、１０ａ１ 光
路、１０ａ２ 第１の反射面、１０ａ３ 第２の反射
面、１０ａ４ 第１の入出力部、１０ａ５ 第２の入出
力部、１０ａ６ 第１の光学的回折格子、１０ａ７ ビ
ームスプリッター、１０ａ８ フレネルレンズ、１０ａ
９ 反射防止膜、１０ｂ 発光部、１０ｃ 受光部、１
０ｄ 発受光ユニット部、１０ｅ 端子部、１０ｆ フ
レキシブルケーブル、１０ｇ ホルダー部、１０ｇ１
焦点調位置調整部、１０ｇ２ アライメント調整用位置
決め部、１０ｇ３ 取付部、１１ 光磁気ヘッド部、１
２ キャリッジ、１３ ガイド軸、１４キャリッジ駆動
モータ、１５ 媒体駆動モータ、１６ 制御部、１７
上部カバー、１８ 前部カバー、１９ 下部カバー、２
０ 取付部材、２１ フレーム、２２ 磁気記録装置。
Claims (11)
- 【請求項１】 ディスク状記録媒体に情報を記録又は記
録された情報を再生する磁気ヘッド部と、この磁気ヘッ
ド部に設けられた通光部を介して前記記録媒体に光を照
射すると共に前記記録媒体からの反射光を受光する光学
ユニット部と、前記磁気ヘッド部と前記光学ユニット部
とを搭載して移動するキャリッジと、前記光学ユニット
部の受光強度に基づいて前記キャリッジを駆動し前記磁
気ヘッド部を所定の位置に配置する制御部とを備え、前
記光学ユニット部はホログラム部とこのホログラム部に
光を照射する発光部と前記ホログラム部を介して前記反
射光を受光して受光強度を前記制御部に出力する受光部
とを設けられ、前記ホログラム部は第１の反射面とこの
第１の反射面に平行に配置された第２の反射面とにより
形成されて前記第１、第２の反射面間にて光をジグザグ
状に伝搬する光路とこの光路に配置されて前記発光部か
らの光を複数の光に分光する第１の光学的回折手段と前
記光路に配置されて前記光路を通る光の進行方向を変更
させる第２の光学的回折手段と前記光路に配置されて前
記光路を通る光を集光する光学的集光手段と前記第１の
反射面に対して第１の所定角度を設けられて前記発光部
からの光を前記第１の光学的回折手段に導く第１の入出
力面と前記第２の反射面に対して第２の所定角度を設け
られて前記複数の光を前記記録媒体の位置検出用トラッ
クに垂直となるように射出する第２の入出力面とを設け
られていることを特徴とする磁気記録装置。 - 【請求項２】 光学ユニット部を保持するホルダー部を
有し、前記ホルダー部は磁気ヘッド部のスライダー部を
固着された支持部に固定されていることを特徴とする請
求項１に記載の磁気記録装置。 - 【請求項３】 ホログラム部の第２の入出力面から射出
される光が記録媒体の位置検出用トラック上で結像する
ように前記ホログラム部の位置を調整する焦点位置調整
部を設けられていることを特徴とする請求項１又は２に
記載の磁気記録装置。 - 【請求項４】 焦点位置調整部は光学ユニット部を保持
するホルダー部に設けられていることを特徴とする請求
項３に記載の磁気記録装置。 - 【請求項５】 ホログラム部の第２の入出力面から記録
媒体の位置検出用トラックに射出される光の光軸が前記
位置検出用トラックに対して９０度±１度となるように
前記ホログラム部の傾斜を規制する傾斜規制手段を設け
られていることを特徴とする請求項３に記載の磁気記録
装置。 - 【請求項６】 傾斜規制手段は焦点位置調整部に設けら
れていることを特徴とする請求項５に記載の磁気記録装
置。 - 【請求項７】 ホログラム部の第２の入出力面からは一
直線上を通る複数の光が射出され、記録媒体の位置検出
用トラックに対する前記複数の光の位置を調整するため
のアライメント調整用位置決め部を有することを特徴と
する請求項１又は２に記載の磁気記録装置。 - 【請求項８】 アライメント調整用位置決め部は光学ユ
ニット部を保持するホルダー部に設けられていることを
特徴とする請求項７に記載の磁気記録装置。 - 【請求項９】 ホログラム部は板状で透明であり、前記
ホログラム部の第２の入出力面は磁気ヘッド部の媒体摺
動面から２．０ｍｍ以上２．５ｍｍ以下の範囲内に配置
されていることを特徴とする請求項１に記載の磁気記録
装置。 - 【請求項１０】 ホログラム部は発光部に対向する面の
うち、第１の入出力面を除き前記発光部からの光の波長
に対する反射防止膜を設けられていることを特徴とする
請求項１に記載の磁気記録装置。 - 【請求項１１】 反射防止膜はつや消しの黒色塗装によ
り設けられていることを特徴とする請求項１０に記載の
磁気記録装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262363A JPH1196712A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 磁気記録装置 |
| TW087102212A TW364991B (en) | 1997-09-26 | 1998-02-17 | Magnetic recording apparatus |
| US09/065,583 US6055122A (en) | 1997-09-26 | 1998-04-24 | Magnetic recording apparatus having a reduced thickness |
| CNB981155367A CN1183514C (zh) | 1997-09-26 | 1998-07-01 | 磁记录装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9262363A JPH1196712A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 磁気記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1196712A true JPH1196712A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17374709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9262363A Pending JPH1196712A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | 磁気記録装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6055122A (ja) |
| JP (1) | JPH1196712A (ja) |
| CN (1) | CN1183514C (ja) |
| TW (1) | TW364991B (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4467656B2 (ja) * | 1999-02-09 | 2010-05-26 | キヤノン株式会社 | 焦点検出装置及び位置調整方法 |
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