JPH119593A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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Publication number
JPH119593A
JPH119593A JP17020197A JP17020197A JPH119593A JP H119593 A JPH119593 A JP H119593A JP 17020197 A JP17020197 A JP 17020197A JP 17020197 A JP17020197 A JP 17020197A JP H119593 A JPH119593 A JP H119593A
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JP
Japan
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vcr
ultrasonic diagnostic
recording
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image
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Application number
JP17020197A
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English (en)
Inventor
Shunichi Saito
俊一 斎藤
Ayanori Sawada
文徳 沢田
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Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH119593A publication Critical patent/JPH119593A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】媒体に記録された一連の超音波診断画像の患者
情報を迅速且つ容易に検索することができる超音波診断
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】超音波診断装置1は超音波画像変換回路
2、画像表示装置3、CPU回路5、記憶回路6、タイ
マー回路7、A/D変換回路8、D/A変換回路9を備
えている。また本装置1にはVCR4が接続されてお
り、制御信号入力端子10及び同信号の出力端子11、
ビデオ信号入力端子12及び同信号の出力端子13、音
声信号入力端子14及び同信号の出力端子15を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生体に対して超音波
の送受信を行ない、その断層像や血流情報を得る超音波
診断装置に関し、特にビデオカセットレコーダ(Video
Cassette Recorder 、以下、「VCR」と略称する)を
備えた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波診断装置により特に動画として得
られた超音波診断画像を保存するために、従来では超音
波診断装置のビデオ入出力端子にVCRを接続し、この
ビデオ入出力端子から出力される映像信号をビデオカセ
ットテープに録画(記録)するようにしている。
【0003】医師による診断あるいは治療によって得ら
れる患者の超音波診断画像には種々の情報が付随する
が、これには例えば患者番号、患者氏名、年齢、性別、
日時等を表す情報(以下、これらを総称して「患者情
報」と称する。)がある。この患者情報は、例えば文字
データから成り、超音波診断画像の画像データの一部を
構成する。このため超音波診断画像をビデオカセットテ
ープに記録すると、超音波診断画像の画像データ中に患
者情報を含めて記録することができる。また、超音波画
像を録画する際に帳票等の管理用紙を用い、患者情報を
書面により別途記録することも行われている。
【0004】ここで、後の診断又は治療等において患者
情報の記録内容を参照するためには、ビデオカセットテ
ープを先頭(あるいは所定の位置)から再生し、一連の
超音波診断画像をモニタ等に表示させ、当該表示画像中
の患者情報を人間の目で確認しなければならない。この
ような表示画像の確認は、記録画像の数が多い場合、非
常に手間と時間を要する。
【0005】また、上述したように帳票等の管理用紙を
用いて書面により患者情報を記録する場合、帳票への記
入漏れ等の人為的なミスが発生すると、ビデオカセット
テープに記録された画像と帳票に記載された付属情報と
の対応関係が取れなってしまうという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した事情
を考慮してなされたものであり、媒体に記録された一連
の超音波診断画像の患者情報を迅速且つ容易に検索する
ことができる超音波診断装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は次のように構成されている。
本発明の超音波診断装置は、被検体の超音波診断画像を
得る超音波プローブと、前記超音波診断画像に付随する
被検体情報を入力する入力手段と、前記超音波診断画像
および被検体情報を表示する表示手段と、複数の前記超
音波診断画像及び前記被検体情報を記録媒体に順次記録
する記録手段とを具備する超音波診断装置において、前
記記録手段を制御することにより前記記録媒体上におけ
る記録開始位置の頭出し動作を繰り返し行なうととも
に、個々の記録開始位置に記録された被検体情報を再生
する再生手段と、前記再生手段による再生結果として得
られる複数の被検体情報を一覧表示する一覧表示手段と
を具備する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は本発明の第1実施形態に係る超
音波診断装置の構成を示すブロック図である。同図に示
すように、超音波診断装置1は超音波画像変換回路2、
画像表示装置3、CPU回路5、記憶回路6、タイマー
回路7、A/D変換回路8、D/A変換回路9を備えて
いる。また本装置1にはVCR4が接続されており、制
御信号入力端子10及び同信号の出力端子11、ビデオ
信号入力端子12及び同信号の出力端子13、音声信号
入力端子14及び同信号の出力端子15を備えている。
一方、これに対応してVCR4は制御信号入力端子16
及び同信号の出力端子17、ビデオ信号入力端子18及
び同信号の出力端子19、音声信号入力端子20及び同
信号の出力端子21を備えている。なお、超音波診断装
置1とVCR4とを同一の筐体に収めるように構成して
も良い。
【0009】VCR4は、録画/再生/早送り/巻き戻
し/停止といった基本的な機能に加え、次のような機能
を有している。すなわち、録画開始時にビデオカセット
テープに頭出し信号を記録する機能、および外部機器か
ら頭出し動作が指示されている状態における早送り/巻
き戻し動作中に、テープから頭出し信号を検出すると再
生動作に移行する機能を有している。
【0010】さらにVCR4は、外部機器からの制御信
号入力あるいは外部機器へのステータス信号出力といっ
た信号入出力機能を有している。この機能によれば、外
部機器から制御信号を入力しその信号に従って動作を行
なわせることができ、或は現在の装置の動作状況を表す
ステータス信号を外部機器に対して出力させることがで
きる。
【0011】超音波診断装置1のCPU回路5は制御信
号出力端子11を介して制御信号を出力することがで
き、これによりVCR4を制御することが可能である。
また、制御信号入力端子10から入力したステータス信
号に基づいてVCR4の動作状況を知ることができる。
なお、同図において太実線は種々のデータの流れを表
し、破線は制御信号及びステータス信号の流れを表す。
【0012】ここで、VCR4に超音波診断画像を記録
(録画)する場合の動作について説明する。超音波診断
装置1においては、超音波プローブの駆動により被検体
(以下、患者と記す)に向けて超音波が送波されると共
にその反射波の受波が行われる。これにより受信された
超音波信号は超音波画像変換回路2に入力され、ここで
画像表示信号に変換される。
【0013】また、超音波診断装置1には、患者の超音
波診断/検査が行なわれる前に患者に関する情報(例え
ば患者番号、患者氏名、年齢、性別)が図示しない入力
装置から入力されており、この情報は記憶回路6によっ
て記憶されている。また、日付けあるいは時刻といった
情報がタイマー回路7により取得されており、この情報
も記憶回路6によって記憶される。CPU回路5は、記
憶回路6に記憶されているこのような患者情報及び日付
情報(以下、これらを総称して「患者情報」と称する)
を読み出し、これを表示用データに変換して超音波画像
変換回路2に送出する。超音波画像変換回路2は、超音
波画像に患者情報を埋め込むように、超音波プローブか
ら得られる超音波画像信号にその表示用データを合成す
るとともに、これを最終的な画像表示信号に変換して出
力する。変換された画像表示信号は画像表示装置3に送
られ、超音波画像が表示される。これと同時に、画像表
示信号がビデオ信号出力端子13に出力される。
【0014】画像表示装置3における表示内容は例えば
以下の3種類である。 (1) 超音波プローブからの超音波診断画像 (2) ビデオ信号入力端子から入力されたビデオ映像 (3) 表示用の文字データに変換された文字情報(患者情
報) CPU回路5により上記3種類の表示内容の中からその
一つが選択され、かかる選択に応じて超音波画像変換回
路2が制御される。これによって超音波画像変換回路2
から所定の画像表示信号が画像表示装置3に送られて表
示が行われる。なお、通常時は超音波プローブからの超
音波画像を表示するものとなっている。
【0015】ところで、患者の超音波画像が表示されて
いる時に、超音波診断装置1の操作スイッチSW(図示
しない)の操作に基づく録画指示が操作者によってなさ
れると、次のような処理が行われる。すなわち、CPU
回路5はVCR4に対して録画を指示するとともに、記
憶回路6に保管されている患者情報(タイマー回路7か
らの日付け情報を含む)を読み出す。患者情報を表すデ
ジタル信号はD/A変換回路9によりアナログ信号に変
換されて音声出力端子15から出力される。
【0016】VCR4は録画の指示を受け取ると、ビデ
オ信号入力端子18からの画像信号、及び音声信号入力
端子20からの音声信号(すなわち患者情報を表すアナ
ログ信号)を入力し、ビデオカセットテープ(VCRテ
ープ)に対するこれらの信号の記録を開始する。ここ
で、VCRテープの記録開始位置には頭出し信号を記録
する。なお、VCRテープへの記録は患者情報の信号記
録が終了した後に、再度、上述した操作スイッチSWに
よる録画停止の指示がなされるまで継続して行われる。
【0017】図2は、本実施形態に係るVCRテープの
フォーマットを模式的に示す図である。同図に示すよう
に、VCRテープTの録画位置に頭出し信号H1 を記録
し、この頭出し信号H1 に続いて超音波診断画像及び患
者情報D1 を記録する。これに続く領域には次回の録画
に係るH2 及びD2 を順次記録することとし、頭出し信
号Hによって区別される複数の超音波診断画像をVCR
テープTに記録する。なお、ここでは超音波診断画像を
映像トラックに、患者情報を音声トラックに記録するも
のとなっている。
【0018】次に、VCRテープに記録された画像の患
者情報を検索する機能について説明する。上述した処理
によって既に画像が記録されたVCRテープがVCR4
に挿入されている状態において、操作スイッチSWによ
りVCRテープの患者情報検索の指示がなされると、以
下に示す処理が行われる。
【0019】(1) CPU回路5はVCR4に対し、VC
Rテープの巻き戻し動作を指示し、VCR4が巻き戻し
動作を終了した状態を検知するまで待機する。VCR4
の動作状態は、制御信号入力端子10からのステータス
信号に基づいて検知する。
【0020】(2) 巻き戻し動作の終了状態を検知する
と、CPU回路5はVCR4に対し、録画開始の頭出し
動作の指示及び早送り動作の指示を出す。 (3) VCR4はVCRテープの頭出し信号を検出するま
で早送り動作を行ない、頭出し信号を検出したら再生動
作に移行する。
【0021】(4) CPU回路5はVCR4が再生動作を
開始した状態を上記ステータス信号に基づいて検知する
と、音声信号入力端子14からのアナログ信号を受信
し、このアナログ信号をA/D変換回路8によりデジタ
ルデータに変換して読み出し、これを画像の患者情報と
して記憶する。
【0022】(5) 再生動作は、1画像分の患者情報が読
み出されるまで行なわれる。 (6) 患者情報の読み出しを終了すると、CPU回路5は
VCR4に対し、次の録画開始のための頭出し動作の指
示及び早送り動作の指示を出す。
【0023】(7) VCR4が次の録画開始のための頭出
し動作を終えると、CPU回路5は次の患者情報の読み
出しを行なう。読み出された患者情報は記憶回路6に追
加記憶される。
【0024】(8) 上記(6) 及び(7) の動作が繰り返され
ることにより、VCRテープの終端まで患者情報の検索
が行なわれる。 (9) VCR4が早送り動作を行なったの後にVCRテー
プの終端を検出した状態にあることをCPU回路5が検
知すると、CPU回路5はVCR4に対しVCRテープ
の巻き戻し動作を指示する。
【0025】(10)VCR4が巻き戻し動作を終了した時
点で患者情報検索処理を終了する。 上述したような患者情報検索処理によって得られた患者
情報は、操作スイッチSWの操作によって例えば「VC
R患者情報検索機能」が選択されることにより表示され
る。この場合、CPU回路5はVCRテープの検索結果
として一時的に記憶されている患者情報の文字データを
表示データに変換し、超音波画像変換回路2に送る。C
PU回路5は超音波画像変換回路2の表示出力信号の出
力態様を「文字情報表示」に切り替えることにより、画
像表示装置3により患者情報からなる検索結果を表示す
る。図3は、この場合における画像表示装置3の表示画
面の一例を模式的に示している。
【0026】以上説明したVCRテープの患者情報検索
は、その検索処理中において画像表示装置3を使用しな
いため、患者の超音波診断/検査と同時に並行して行な
うことができる。言い換えれば、患者情報の検索を行な
っている最中に、患者から得られた超音波画像を表示さ
せることができる。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、超音波診断装置の操作者(使用者)は操作スイッチ
SWを操作(押下)するという簡明な操作を行なうだけ
で、VCRテープに記録されている画像の患者情報の検
索を自動的に行なうことができる。また、このような患
者情報の検索は、本来の超音波画像の診断/検査と同時
に並行して行なうことができる。このため患者の超音波
検査とVCRテープ内の患者情報の検索とを効率良く行
なうことができ、作業の迅速化を図れる。また、検索に
よって得られた患者情報を記憶装置に記憶するようにし
ているので、超音波診断装置の使用者はいつでもVCR
テープ内の画像の患者情報を迅速に参照することができ
る。
【0028】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態を説明する。図4は本発明の第2実施形態に係る超
音波診断装置の構成を示すブロック図である。同図に示
すように、超音波診断装置1は超音波画像変換回路2、
画像表示装置3、CPU回路5、記憶回路6、タイマー
回路7を備えている。また本装置1にはVCR4が接続
されており、制御信号入出力端子8、ビデオ信号入力端
子9及び同信号の出力端子10を備えている。一方、こ
れに対応してVCR4は制御信号入出力端子11、ビデ
オ信号入力端子12及び同信号の出力端子13を備えて
いる。なお、超音波診断装置1とVCR4とを同一の筐
体に収めるように構成しても良い。
【0029】VCR4は、録画/再生/早送り/巻き戻
し/停止といった基本的な機能に加え、次のような機能
を有している。すなわち、録画開始時にビデオカセット
テープに頭出し信号を記録する機能、および外部機器か
ら頭出し動作が指示されている状態における早送り/巻
き戻し動作中に、テープから頭出し信号を検出すると再
生動作に移行する機能を有している。
【0030】さらにVCR4は、外部機器からの制御信
号入力あるいは外部機器へのステータス信号出力といっ
た信号入出力機能を有している。この機能によれば、外
部機器から制御信号を入力しその信号に従って動作を行
なわせることができ、或は現在の装置の動作状況を表す
ステータス信号を外部機器に対して出力させることがで
きる。
【0031】超音波診断装置1のCPU回路5は制御信
号入出力端子8を介して制御信号を出力することがで
き、これによりVCR4を制御することが可能である。
また、制御信号入出力端子8から入力したステータス信
号に基づいてVCR4の動作状況を知ることができる。
なお、同図において太実線は種々のデータの流れを表
し、破線は制御信号及びステータス信号の流れを表す。
【0032】ここで、VCR4に超音波診断画像を記録
(録画)する場合の動作について説明する。超音波診断
装置1においては、超音波プローブの駆動により被検体
(以下、患者と記す)に向けて超音波が送波されると共
にその反射波の受波が行われる。これにより受信された
超音波信号は超音波画像変換回路2に入力され、ここで
画像表示信号に変換される。
【0033】また、超音波診断装置1には、患者の超音
波診断/検査が行なわれる前に患者に関する情報(例え
ば患者番号、患者氏名、年齢、性別)が図示しない入力
装置から入力されており、この情報は記憶回路6によっ
て記憶されている。また、日付けあるいは時刻といった
情報がタイマー回路7により取得されており、この情報
も記憶回路6によって記憶される。CPU回路5は、記
憶回路6に記憶されているこのような患者情報及び日付
情報(以下、これらを総称して「患者情報」と称する)
を読み出し、これを表示用データに変換して超音波画像
変換回路2に送出する。超音波画像変換回路2は、超音
波画像に患者情報を埋め込むように、超音波プローブか
ら得られる超音波画像信号にその表示用データを合成す
るとともに、これを最終的な画像表示信号に変換して出
力する。変換された画像表示信号は画像表示装置3に送
られ、超音波画像が表示される。これと同時に、画像表
示信号がビデオ信号出力端子10に出力される。また、
上記患者情報の表示用データは、超音波プローブからの
画像表示信号(コンディションコード)に埋め込まれ
る。コンディションコードとは、超音波診断画像の再表
示のための種々の設定情報を表すコードであって、計測
の方式等に応じたラベルが付けられている。
【0034】画像表示装置3における表示内容は例えば
以下の3種類である。 (1) 超音波プローブからの超音波診断画像 (2) ビデオ信号入力端子から入力されたビデオ映像 (3) 表示用の文字データに変換された文字情報(患者情
報) CPU回路5により上記3種類の表示内容の中からその
一つが選択され、かかる選択に応じて超音波画像変換回
路2が制御される。これによって超音波画像変換回路2
から所定の画像表示信号が画像表示装置3に送られて表
示が行われる。なお、通常時は超音波プローブからの超
音波画像を表示するものとなっている。
【0035】ところで、患者の超音波画像が表示されて
いる時に、超音波診断装置1の操作スイッチSW(図示
しない)の操作に基づく録画指示が操作者によってなさ
れると、次のような処理が行われる。すなわち、CPU
回路5はVCR4に対して録画を指示するとともに、記
憶回路6に保管されている患者情報(タイマー回路7か
らの日付け情報を含む)を読み出す。
【0036】VCR4は録画の指示を受け取ると、ビデ
オ信号入力端子12からの画像信号を入力し、ビデオカ
セットテープ(VCRテープ)に対するこれらの信号の
記録を開始する。ここで、VCRテープの記録開始位置
には頭出し信号を記録する。なお、VCRテープへの記
録は患者情報の信号記録が終了した後に、再度、上述し
た操作スイッチSWによる録画停止の指示がなされるま
で継続して行われる。
【0037】図5は、本実施形態に係るVCRテープの
フォーマットを模式的に示す図である。同図に示すよう
に、VCRテープTの録画位置に頭出し信号H1 を記録
し、この頭出し信号H1 に続いて、ラベル及び患者情報
を含むコンディションコードを記録し、これに続いて超
音波診断画像D1 を記録する。これに続く領域には次回
の録画に係るH2 及びC2及びD2 を順次記録すること
とし、頭出し信号Hによって区別される複数の超音波診
断画像をVCRテープTに記録する。
【0038】次に、VCRテープに記録された画像の患
者情報を検索する機能について説明する。上述した処理
によって既に画像が記録されたVCRテープがVCR4
に挿入されている状態において、操作スイッチSWによ
りVCRテープの患者情報検索の指示がなされると、以
下に示す処理が行われる。
【0039】(1) CPU回路5はVCR4に対し、VC
Rテープの巻き戻し動作を指示し、VCR4が巻き戻し
動作を終了した状態を検知するまで待機する。VCR4
の動作状態は、制御信号入出力端子11からのステータ
ス信号に基づいて検知する。
【0040】(2) 巻き戻し動作の終了状態を検知する
と、CPU回路5はVCR4に対し、録画開始の頭出し
動作の指示及び早送り動作の指示を出す。 (3) VCR4はVCRテープの頭出し信号を検出するま
で早送り動作を行ない、頭出し信号を検出したら再生動
作に移行する。
【0041】(4) CPU回路5はVCR4が再生動作を
開始した状態を上記ステータス信号に基づいて検知する
と、ビデオ信号入力端子10から入力したビデオ信号の
コンディションコードから患者情報を読み出し、これを
画像の患者情報として記憶する。
【0042】(5) 再生動作は、1画像分の患者情報が読
み出されるまで行なわれる。 (6) 患者情報の読み出しを終了すると、CPU回路5は
VCR4に対し、次の録画開始のための頭出し動作の指
示及び早送り動作の指示を出す。
【0043】(7) VCR4が次の録画開始のための頭出
し動作を終えると、CPU回路5は次の患者情報の読み
出しを行なう。読み出された患者情報は記憶回路6に追
加記憶される。
【0044】(8) 上記(6) 及び(7) の動作が繰り返され
ることにより、VCRテープの終端まで患者情報の検索
が行なわれる。 (9) VCR4が早送り動作を行なったの後にVCRテー
プの終端を検出した状態にあることをCPU回路5が検
知すると、CPU回路5はVCR4に対しVCRテープ
の巻き戻し動作を指示する。
【0045】(10)VCR4が巻き戻し動作を終了した時
点で患者情報検索処理を終了する。 上述したような患者情報検索処理によって得られた患者
情報は、操作スイッチSWの操作によって例えば「VC
R再生機能」が選択されることにより、患者情報のラベ
ルとして一覧表示される。図6は、この場合における画
像表示装置3の表示画面の一例を模式的に示している。
【0046】以上説明したVCRテープの患者情報検索
は、その検索処理中において画像表示装置3を使用しな
いため、患者の超音波診断/検査と同時に並行して行な
うことができる。言い換えれば、患者情報の検索を行な
っている最中に、患者から得られた超音波画像を表示さ
せることができる。
【0047】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、超音波診断装置の操作者(使用者)は操作スイッチ
SWを操作(押下)するという簡明な操作を行なうだけ
で、VCRテープに記録されている画像の患者情報の検
索を自動的に行なうことができる。また、このような患
者情報の検索は、本来の超音波画像の診断/検査と同時
に並行して行なうことができる。このため患者の超音波
検査とVCRテープ内の患者情報の検索とを効率良く行
なうことができ、作業の迅速化を図れる。また、検索に
よって得られた患者情報を記憶装置に記憶するようにし
ているので、超音波診断装置の使用者はいつでもVCR
テープ内の画像の患者情報を迅速に参照することができ
る。
【0048】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず種々変形して実施可能である。例えば上記実施形態
において述べた記録媒体はビデオカセットテープに限定
されず、光磁気ディスク(MO)あるいは書き込み可能
なコンパクトディスク(CD−R)等を用いても良い。
【0049】
【発明の効果】本発明によれば、媒体に記録された一連
の超音波診断画像の患者情報を迅速且つ容易に検索する
ことができる超音波診断装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る超音波診断装置の
概略構成を示すブロック図。
【図2】上記第1実施形態に係るVCRテープのフォー
マットを模式的に示す図。
【図3】上記第1実施形態に係る画像表示装置3の表示
画面の一例を模式的に示す図。
【図4】本発明の第2実施形態に係る超音波診断装置の
概略構成を示すブロック図。
【図5】上記第2実施形態に係るVCRテープのフォー
マットを模式的に示す図。
【図6】上記第2実施形態に係る画像表示装置3の表示
画面の一例を模式的に示す図。
【符号の説明】
1…超音波診断装置 2…超音波画像変換回路 3…画像表示装置 4…VCR 5…CPU回路 6…記憶回路 7…タイマー回路 8…A/D変換回路 9…D/A変換回路 10…制御信号入力端子 11…制御信号出力端子 12…ビデオ信号入力端子 13…ビデオ信号出力端子 14…音声信号入力端子 15…音声信号出力端子 16…制御信号入力端子 17…制御信号出力端子 18…ビデオ信号入力端子 19…ビデオ信号出力端子 20…音声信号入力端子 21…音声信号出力端子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体の超音波診断画像を得る超音波プ
    ローブと、前記超音波診断画像に付随する被検体情報を
    入力する入力手段と、前記超音波診断画像および被検体
    情報を表示する表示手段と、複数の前記超音波診断画像
    及び前記被検体情報を記録媒体に順次記録する記録手段
    とを具備する超音波診断装置において、 前記記録手段を制御することにより前記記録媒体上にお
    ける記録開始位置の頭出し動作を繰り返し行なうととも
    に、個々の記録開始位置に記録された被検体情報を再生
    する再生手段と、 前記再生手段による再生結果として得られる複数の被検
    体情報を一覧表示する一覧表示手段とを具備することを
    特徴とする超音波診断装置。
  2. 【請求項2】 前記一覧表示手段による一覧表示の内容
    に基づき、所定の被検体情報を操作者が選択可能とする
    ための選択手段と、 前記選択手段により選択された被検体情報及びその超音
    波診断画像を検索する検索手段とを具備することを特徴
    とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 【請求項3】 前記記録媒体は、映像トラック及び音声
    トラックを有し、 前記記録手段は、前記超音波診断画像を映像トラックに
    記録し、前記被検体情報を音声トラックに記録すること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  4. 【請求項4】 前記記録手段は、前記被検体情報を前記
    超音波診断画像のコンディションコードとして記録する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載
    の超音波診断装置。
JP17020197A 1997-06-26 1997-06-26 超音波診断装置 Pending JPH119593A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17020197A JPH119593A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 超音波診断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006094974A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 超音波診断装置

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JP2006094974A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Toshiba Corp 超音波診断装置

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