JPH1195894A - 複合画像形成装置 - Google Patents

複合画像形成装置

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JPH1195894A
JPH1195894A JP9275048A JP27504897A JPH1195894A JP H1195894 A JPH1195894 A JP H1195894A JP 9275048 A JP9275048 A JP 9275048A JP 27504897 A JP27504897 A JP 27504897A JP H1195894 A JPH1195894 A JP H1195894A
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JP
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function mode
mode
composite image
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image forming
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JP9275048A
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Takeo Ohashi
威夫 大橋
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機能モード設定ための操作を最小限に抑え、
操作性の良好な複合画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 メモリ制御部に、各機能モードが操作部
において入力され作動された回数が機能モード別に記録
保持されるモード選択回数格納部を備え、システム制御
部がモード選択回数の最も多い機能モードを優先機能モ
ードとして取得する。キー入力部からの作動条件のキー
入力のないまま所定時間が経過してタイマーがオーバー
フローすると(ステップ2;Y)、システム制御部がこ
れを検知し、上記優先機能モードを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばファクシミ
リとプリンタ等の複数の機能を備えた複合画像形成装置
に関し、更に詳細には、機能モードを設定するための操
作が極力少なく抑えられており、操作性の良好な複合画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、複写機やファクシミリ等などの事
務機の複合化が進み、1台で複写、ファクシミリ通信、
プリントアウト等様々な機能を持つ複合画像形成装置が
実現化されている。この様な複合画像形成装置は、操作
パネル等の操作部を備えており、この操作部によって各
機能における作動条件を設定したり、各機能を作動させ
る機能モードを選択し切替えるようになっている。ま
た、機能モードは、操作部からの入力によって設定され
る他、例えばファクシミリの受信時等に自動的に実行さ
れるようになっている。この様な複合画像形成装置で
は、事前に他の機能を使用していた場合には、機能モー
ドを切り替える必要があるので、複写機やファクシミリ
等の単一機能の機器よりも必要な操作が多くなり面倒で
あるという欠点がある。また、設定されている機能モー
ドと実行されている機能モードとが一致しない場合があ
り、まぎらわしい欠点がある。
【0003】そのため、操作性の向上を目的として、特
開平8−202483号公報に記載されるように、操作
キー等による入力が一定期間無く、且つ設定されている
モードの機能が動作していない時には予め設定されたデ
フォルトモードに切り替え、操作部から設定された機能
モードが動作中でなくかつ他の機能モードの機能が実行
されているときはその動作中の機能モードに切り替える
等の制御を行う技術が提案されている。この技術では、
デフォルトモードに設定する操作を省略することがで
き、また、実際に動作中の機能モードを容易に知ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術では、デフォルトモードが使用者における各機能の使
用状況とは無関係に決められていて使用者によってはデ
フォルトモードから機能モードを切り替える作業が頻繁
に必要となったり、デフォルトモードが固定されている
ため使用者の使用傾向の変遷によりデフォルトモード以
外の機能モードへ切り替える作業が多くなっていく等、
操作性があまり向上しない場合がある問題点がある。ま
た、デフォルトモード以外の機能の実行中にデフォルト
モードに移行しても、デフォルトモードに必要な複合画
像形成装置の各部が使用されていると実際にはデフォル
トモードでは作動せず、操作者にとって紛らわしく、こ
の点からも操作性が良好でない問題点がある。
【0005】本発明は、上述のような課題を解決するた
めになされたもので、機能モード設定ための操作が極力
少なく抑えられており、操作性の良好な複合画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、少なくとも2つ以上の異
なる機能を有し、設定された機能モードで作動する複合
画像形成装置であって、前記各機能を作動させる機能モ
ードの選択その他の前記複合画像形成装置の作動条件の
設定を入力する操作部と、前記機能モードの使用度をも
とに、前記機能モードのうちから優先機能モードを取得
する優先機能モード取得手段と、前記操作部からの作動
条件が入力されてから次の入力のないまま所定時間が経
過したことを検知する入力後時間検知手段と、前記入力
後時間検知手段により前記所定時間の経過が検知される
と、前記優先機能モードを設定する優先機能モード設定
手段とを具備する複合画像形成装置を提供するものであ
る。また、請求項2に記載の発明は、少なくとも2つ以
上の異なる機能を有する複合画像形成装置であって、前
記各機能を作動させる機能モードの選択その他の前記複
合画像形成装置の作動条件の設定を入力する操作部と、
前記機能モードのうちから優先機能モードを取得する優
先機能モード取得手段と、前記操作部からの作動条件が
入力されてから次の入力のないまま所定時間が経過した
ことを検知する入力後時間検知手段と、前記複合画像形
成装置の各部の作動状態から、前記複合画像形成装置が
前記優先機能モードで作動可能かどうかを判断する判断
手段と、前記入力後時間検知手段により前記所定時間の
経過が検知され、且つ前記複合画像形成装置が前記優先
機能モードで作動可能な場合に、前記優先機能モードを
設定する、優先機能モード設定手段とを具備する複合画
像形成装置を提供するものである。また、請求項3に記
載の発明は、少なくとも2つ以上の異なる機能を有する
複合画像形成装置であって、前記各機能を作動させる機
能モードの選択その他の前記複合画像形成装置の作動条
件の設定を入力する操作部と、時刻と、時刻に対応して
優先的にしようする機能モードとを設定する優先使用権
設定手段と、時刻検知手段と、前記優先使用権設定手段
において、前記時刻検知手段により検知された時刻に対
応して設定されている機能モードを、優先機能モードと
して取得する優先機能モード取得手段と、前記操作部か
らの作動条件が入力されてから次の入力のないまま所定
時間が経過したことを検知する入力後時間検知手段と
前記入力後時間検知手段により前記所定時間の経過が検
知されると、前記優先機能モードを設定する優先機能モ
ード設定手段とを具備する複合画像形成装置を提供する
ものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、請求項1に記載の発明の実
施の形態について、図1から図3を参照しながら詳細に
説明する。図1は、本発明の複合画像形成装置の第1の
実施形態の構成を示すブロック図である。
【0008】本実施形態の複合画像形成装置1は、図1
に示すように、ファクシミリ通信を行う回線制御部1
1、複合画像形成装置1の機能(コピー、ファイリン
グ、ファクシミリ、及びプリンタ)のモード(機能モー
ド)等の作動条件を入力・表示するための操作制御部1
2、原稿画像を画像データに変換する画像読み取り制御
部13、画像データを画像として紙等の記録媒体に出力
するプリント制御部15、画像データ等を記憶するメモ
リ制御部16、原稿の自動送りを行うDF制御部17、
システム制御部14、及び、タイマ18を備えている。
【0009】回線制御部11は、画像データの伸長圧縮
部114を有し、送信・受信同期のためのバッファメモ
リ113を介し、データの変調・復調を行うモデム11
2を有し、公衆回線の制御を行うNCU(Network Cont
rol Unit)111で通信プロトコルによりデータの送受
信を行う。操作制御部12は、本実施形態の複合画像形
成装置1のユーザーが機能モードその他の作動条件を入
力設定するためのキー入力部(操作部)121、ユーザ
ーに機器の操作フロー及び状態を通知する表示部122
からなる操作ユニット部である。
【0010】画像読み取り制御部13は、光学ユニット
のCCDイメージセンサ131と、読み取り動作を制御
するスキャナ制御部132とを備えており、ファクシミ
リ送信原稿やコピー原稿を露光走査して得た像光を画像
信号に変換し、この画像信号をデジタル化する。メモリ
制御部16は、プログラムのワーク用に用いられるRA
M161及び各種プログラムやデータが予め格納された
ROM162、EPROM163を含んでいる。RAM
161は読み込んだり受信した画像データを蓄積、保持
する。EPROM163は、各機能モードが操作部にお
いて入力され作動された回数が機能モード別に記録保持
されるモード選択回数格納部と、システム制御部14に
より取得された後述の優先機能モードを記憶する優先モ
ード格納部とを備えている。
【0011】プリント制御部15は、レーザーユニット
のLD変調部152、転写紙搬送を行う給紙制御部15
3、及び印字制御のタイミング制御を行うシーケンス制
御部151から構成される。
【0012】システム制御部14は、これらの各制御部
を制御する。このシステム制御部14は、EPROM1
63のモード選択回数格納部に保持されている選択入力
回数の最も多い機能モードを優先機能モードとして取得
する優先機能モード取得手段として機能する。取得され
た優先機能モードはEPROM163の優先モード格納
部に出力され、優先機能モードが書き換えられる。
【0013】図2は、本実施形態の複合画像形成装置1
のソフト的構成図である。この図2に示すように、本実
施形態においては、上述の各制御部(回線制御部11、
操作制御部12、画像読み取り制御部13、システム制
御部14、プリント制御部15、メモリ制御部16、D
F制御部17)を資源調停部25のシステム制御部14
を介して物理的に接続し、システム制御部14(資源調
停部25)により排他制御管理を行い、これらの制御部
を一資源として複数のアプリケーションソフト20(コ
ピー21、ファイリング22、FAX23、プリンタ2
4)に従い作動させて複数の機能を達成する。
【0014】FAXアプリケーションソフト23によ
り、送信を行おうとすると、このアプリケーション動作
に必要な制御部は画像読み取り制御部13、回線制御部
11、及び操作制御部12であり、その他の制御部は必
要とされない。従って、画像読み取り制御13、回線制
御部11、及び操作制御部12を必要とする他の機能モ
ードは、設定しても動作させることができず、画像読み
取り制御13、回線制御部11、及び操作制御部12を
必要としない機能モードのみが設定し動作させることが
可能である。従来技術の複合画像形成装置においては、
ユーザーからしても複数のアプリケーションからなるメ
ッセージは、理解しやすいものではなかった。特に、カ
ラー画像出力機器(複数色画像形成装置)においては、
あるアプリケーションには、必須だが、別のアプリケー
ションからみた場合、表示の必要のないものが存在して
いた。本発明は、そのような動作中の各部へのアクセス
を制限し且つ、操作性のあるモードのメッセージ表示を
行うものである。
【0015】続いて上記構成の本実施形態の複合画像形
成装置1の動作について説明する。図3は本実施形態の
モード切り替え処理における動作を示すフローチャート
である。
【0016】本実施形態の複合画像形成装置1では、電
源投入後、メモリ制御部16に記憶されている初期モー
ドが設定され、この初期モードの表示画面(初期画面)
が表示され、同時に、タイマ18による計時が開始され
る(ステップ1)。そして、キー入力部121からの作
動条件のキー入力のないまま所定時間が経過してタイマ
18がオーバーフローすると(ステップ2;Y)、シス
テム制御部14がこれを検知し、EPROM163のモ
ード選択回数格納部に格納されている選択回数の最も多
い機能モードを優先機能モードとして取得しこの優先機
能モードをEPROM163の優先モード格納部に格納
する。そしてシステム制御部14は、この優先機能モー
ドを設定し、表示部122の表示を優先機能モードに合
わせて変更する(ステップ3)。この時、初期モードと
優先機能モードとが同じであればそのままのモード設定
及び画面表示となる。そして再びタイマ18による計時
とキー入力の監視が継続され、ステップ2からの過程を
繰り返す。
【0017】所定時間の経過前に(ステップ2;N)キ
ー入力部121からの作動条件のキー入力があった場合
(ステップ4;Y)には、タイマ18をリセットする
(ステップ5)。そしてキー入力がモード切替キーでな
い場合には(ステップ6;N)対応する作動条件の設定
等のキー入力に従った処理を行い(ステップ7)、キー
入力がモード切り替えキーであった場合には(ステップ
6;Y)、入力された機能モードが作動可能かどうかを
判断する(ステップ8)。この判断は、画像形成装置の
各制御部のうち作動している制御部が、入力された機能
モードに必要な場合には作動不可能であり、作動してい
る制御部が入力された機能モードに不要な場合には作動
可能であると判断する。そして、入力された機能モード
が作動可能である場合には(ステップ8;Y)、機能モ
ードを入力された機能モードに移行し、EPROM16
3のモード選択回数格納部における入力された機能モー
ドのカウントをアップし(ステップ9)、同時に、表示
部122の表示を入力された機能モードに対応するもの
に変更する(ステップ10)。入力された機能モードが
作動不可能と判断された場合には(ステップ8;N)、
機能モード及び画面表示を変更することなくそのまま再
びタイマ18による計時とキー入力の監視を行い、ステ
ップ2からの過程を繰り返す。
【0018】所定時間の経過前に(ステップ2;N)キ
ー入力部121からの作動条件のキー入力が無い場合
(ステップ4;N)には、さらにタイマ18による計時
とキー入力の監視を行い、ステップ2からの過程を繰り
返す。
【0019】この様に、本実施形態の複合画像形成装置
1によると、各機能モードについてキー入力部121か
ら入力され作動された回数を頻度として頻度の高い機能
モードが優先機能モードとして決定され、キー入力部1
21からの作動条件のキー入力のないまま所定時間が経
過した場合には(ステップ2;Y)優先機能モードへ自
動的に切り替えられるので、使用者の使用頻度に応じた
自動的な機能モードの設定が可能となり、機能モード設
定ための操作が極力減少され、良好な操作性を得ること
ができる。本実施形態の複合画像形成装置1によると、
キー入力部121からの入力により機能モードを切り替
える(ステップ6;Y)にあたり、現機能モードと選択
された機能モードの機能の動作に必要となる資源を管理
し、選択された機能モードの複合動作が可能な場合にの
み(ステップ8;Y)機能モードを移行するので、操作
が紛らわしくなく、良好な操作性を得ることができる。
【0020】次に、請求項1及び請求項2に記載の発明
の実施の形態(第2の実施形態)について説明する。
尚、本実施形態において前述の第1の実施形態と同様の
装置及びステップについては同一の符号を付し、説明は
省略する。図4は、本実施形態のモード切り替え処理に
おける動作を示すフローチャートである。本実施形態の
複合画像形成装置1では、図4に示すように、キー入力
部121からの作動条件のキー入力のないまま所定時間
が経過してタイマ18がオーバーフローすると(ステッ
プ2;Y)、システム制御部14は、選択回数の最も多
い機能モードを優先機能モードとして取得しEPROM
163の優先モード格納部に格納するとともに、現在作
動している機能モードを確認し、優先機能モードで作動
が可能かどうかを判断する(ステップ3’)。この判断
は、画像形成装置の各制御部のうち作動している制御部
が、優先機能モードに必要な場合には作動不可能であ
り、作動している制御部が優先機能モードに不要な場合
には作動可能であると判断する。
【0021】そして、優先機能モード作動可能と判断さ
れた場合にのみ(ステップ3’;Y)機能モードを優先
モードに移行し表示画面を変更する(ステップ3)。優
先機能モードでの作動が不可能と判断された場合には
(ステップ3;N)機能モード及び画面表示を変更する
ことなくそのまま再びタイマ18による計時とキー入力
の監視を行い、ステップ2からの過程を繰り返す。本実
施形態の複合画像形成装置1において、上述のように、
優先機能モードが作動可能と判断された場合にのみ優先
機能モードへ移行し表示画面を変更すること以外は、前
述の第1の実施形態と同様である。
【0022】この様に、本実施形態の複合画像形成装置
1によると、各機能モードについてキー入力部121か
ら入力され作動された回数を頻度として頻度の高い機能
モードが優先機能モードとして決定され、キー入力部1
21からの作動条件のキー入力のないまま所定時間が経
過した場合には(ステップ2;Y)優先機能モードへ自
動的に切り替えられるので、使用者の使用頻度に応じた
自動的な機能モードの設定が可能となり、機能モード設
定ための操作が極力減少され、良好な操作性を得ること
ができる。本実施形態の複合画像形成装置1によると、
機能モードを優先機能モードに切り替える(ステップ
3)にあたり、設定されている機能モードと優先機能モ
ードの動作に必要となる資源を管理し、優先機能モード
との複合動作が可能な場合にのみ機能モードを移行し表
示を変更するので、優先機能モードへの移行及び表示の
変更後直ちに優先機能モードによる動作が可能であり、
操作が紛らわしくなく、良好な操作性を得ることができ
る。本実施形態の複合画像形成装置1によると、キー入
力部121からの入力により機能モードを切り替える
(ステップ6;Y)にあたり、現機能モードと選択され
た機能モードの機能の動作に必要となる資源を管理し、
選択された機能モードの複合動作が可能な場合にのみ
(ステップ8;Y)機能モードを移行するので、操作が
紛らわしくなく、良好な操作性を得ることができる。
【0023】次に、請求項3に記載の発明の実施の形態
(第3の実施形態)について説明する。尚、本実施形態
において前述の第1の実施形態と同様の装置及びステッ
プについては同一の符号を付し、説明は省略する。本実
施形態の複合画像形成装置1においては、EPROM1
63は、選択回数格納部は備えておらず、また、優先モ
ード格納部には、例えば、20:00〜8:00はFA
Xモード、8:00〜20:00はコピーモードという
ように、複数の機能モードが、時間帯別の優先機能モー
ドとして、当該時間帯と対応して予め格納されている。
そしてシステム制御部14は、タイマ18から現在時刻
を検知し、現在時刻に対応する優先機能モードをEPR
OM163の優先モード格納部から取得するようになっ
ている。
【0024】図5は、本実施形態のモード切り替え処理
における動作を示すフローチャートである。本実施形態
の複合画像形成装置1では、図5に示すように、キー入
力部121からの作動条件のキー入力のないまま所定時
間が経過してタイマ18がオーバーフローすると(ステ
ップ2;Y)、システム制御部14がタイマ18から時
刻を検知し(ステップ3’’)、EPROM163か
ら、現在時刻に対応する優先機能モードを取得する。そ
して、この優先機能モードを設定し、この機能モードに
合わせて表示部122の表示を変更する(ステップ
3)。また、キー入力部121からモード切替キーによ
る入力があり、入力された機能モードが作動可能と判断
された場合には(ステップ8;Y)、機能モードの移行
のみを行い、入力された機能モードのカウントは行わな
い(ステップ9’)。
【0025】本実施形態の複合画像形成装置1におい
て、これら以外の構成及び動作は、前述の第1の実施形
態と同様である。
【0026】本実施形態の複合画像形成装置1による
と、キー入力部121からの作動条件のキー入力のない
まま所定時間が経過した場合には、時間帯に応じて予め
決定された優先機能モードに自動的に切り替えられるの
で、時間帯による使用環境に応じた自動的な機能モード
の設定が可能となり、機能モード設定ための操作が極力
減少され、良好な操作性を得ることができる。本実施形
態の複合画像形成装置1によると、キー入力部121か
らの入力により機能モードを切り替える(ステップ6;
Y)にあたり、現機能モードと選択された機能モードの
機能の動作に必要となる資源を管理し、選択された機能
モードの複合動作が可能な場合にのみ(ステップ8;
Y)機能モードを移行するので、操作が紛らわしくな
く、良好な操作性を得ることができる。
【0027】尚、本発明は、上述の実施形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおい
て適宜変更可能である。例えば、本発明の適用される複
合画像形成装置は、2つ以上の機能を有していればよ
く、上記各実施形態のように、コピー、ファイリング、
ファクシミリ、プリンタとしての4つ機能を備えていな
くてもく、例えばコピーとファクシミリのみ等の上述の
機能のうちの2つ、または3つの機能のみを備えたもの
や、これら以外の機能をあわせて2つ以上の機能を備え
たものであればよい。また、複合画像形成装置は上述の
各制御部とタイマ18とにより構成されていなくてもよ
く、これらの他に音声出力部等を備えたり、また、コピ
ーとプリンタとしての機能のみの複合画像形成装置とし
て回線制御部を備えないものとすること等もできる。
【0028】更に、上記実施形態において説明した、各
動作、各処理等に対しては、それらを含む上位概念とし
ての各手段(〜手段)、部、装置により、実施形態を構
成することが可能である。例えば、「表示部122の表
示も、移行された優先機能モードに合わせて変更する
(ステップ3)」との記載に対して表示変更手段や表示
変更部を構成したり、「キー入力がモード切り替えキー
であった場合には、入力された機能モードが作動可能か
どうかを判断する(ステップ8)」との記載に対して入
力モード切替判断手段や入力モード切替判断部を構成す
るようにしてもよい。
【0029】請求項2に記載の発明と請求項3に記載の
発明とを組み合わせた実施形態とすることもできる。具
体的には、第3の実施形態のシステム制御部14が、ス
テップ3の前に第2の実施形態のステップ3’を行うよ
うにしてもよい。
【0030】上記第1の実施形態及び第2の実施形態に
おいては、優先モード取得手段としてのシステム制御部
は、機能モードの使用度としてのキー入力部121から
入力され作動された機能モードの回数のみから優先機能
モードを取得しているが、機能モードの使用度と他のパ
ラメータとの組み合わせにより優先機能モードを取得し
てもよい。例えば、実施形態1及び実施形態2に実施形
態3を組み合わせることで、20:00〜8:00はF
AXモードに設定し、それ以外の未設定時間の8:00
〜20:00は使用の頻度の最も大きい機能モードを優
先機能モードとしてもよい。また、20:00〜8:0
0はコピーモード以外で最も使用の頻度の大きい機能モ
ード、8:00〜20:00はプリンタモード以外で最
も使用の頻度の大きい機能モードとする等、使用の頻度
と時間帯との両方から優先機能モードを取得するように
してもよい。
【0031】上記各実施形態においては操作部としてキ
ー入力により作動条件を入力するキー入力部121を用
いているが、表示部の表示をマウスでポイントするもの
やタッチパネル等としたり、これらを合わせてたものと
することもできる。
【0032】上記第1の実施形態及び第2の実施形態に
おいては、優先モード取得手段としてのシステム制御部
は、機能モードの使用度として所定期間内にキー入力部
121において各機能が選択された回数をもとに優先機
能モードを取得しているが、機能モードの使用度は、使
用者における各機能モードの使用傾向の指標となるもの
であればよく、例えば、電源オン時からの選択回数等の
上記実施形態以外の頻度としたり、例えば、所定期間内
の各機能の作動時間等の頻度以外のパラメータとするこ
ともできる。
【0033】上記各実施形態では、システム制御部14
が、ROM162に記憶されたプログラムにより各種処
理を実行するようになっているが、外部の記憶媒体から
プログラムを読み込んで実行するようにしてもよい。
【0034】上記第3の実施形態において、メモリ制御
部16にEPROM163を備えず、時間帯別の優先機
能モードはROM162に格納させておき、優先機能モ
ード取得手段としてのシステム制御部14は、ROMか
ら時刻に対応する優先機能モードを取得するようにして
もよい。また、上記各実施形態において、常に電源をO
Nしておく場合には、EPROM163に代えて、モー
ド選択回数格納部及び有せモード格納部をRAM161
に備えることもできる。
【0035】上記第1の実施形態及び第2の実施形態に
おいて、優先機能モード取得手段としてのシステム制御
部14は、EPROM163のモード選択回数格納部の
リセット直前に保持されている各機能モードの選択入力
回数の最も多いものを優先機能モードとして取得するよ
うにしてもよい。この場合、優先機能モードの取得及び
優先機能モードの優先モード格納部への格納は、タイマ
18のオーバーフロー毎に行う必要はなく、例えば電源
オンして最初の時のみ等とすることができる。
【0036】上記第1の実施形態から第3の実施形態に
おいて、モード切り替えキーの入力があり(ステップ
6;Y)、入力された機能モードが作動不可能と判断さ
れた場合には(ステップ8;N)、機能モードが作動不
可能である旨または機能モードを変更しない旨の表示や
音声告知、作動可能な機能モードの表示等をさせてもよ
い。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によると、操作部からの作動条件の入力のないまま
所定時間が経過した場合に、機能モードが使用の度合い
の高い優先機能モードへ自動的に切り替えられるので、
機能モード設定ための操作が極力減少され、良好な操作
性を得ることができる。
【0038】請求項2に記載の発明によると、作動され
ている機能モードとの複合動作が可能な場合にのみ機能
モードが優先機能モードに切り替えられるので、優先機
能モードへの移行及び表示の変更後直ちに優先機能モー
ドによる動作が可能であり、操作が紛らわしくなく、良
好な操作性を得ることができる。
【0039】請求項3に記載の発明によると、操作部か
らの作動条件の入力のないまま所定時間が経過した場合
に、時間帯に応じて予め決定された優先機能モードへ自
動的に切り替えられるので、時間帯による使用環境に応
じた自動的な機能モードの設定が可能となり、機能モー
ド設定ための操作が極力減少され、良好な操作性を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合画像形成装置の第1の実施形態の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1の複合画像形成装置のソフト的構成図であ
る。
【図3】図1の複合画像形成装置のモード切り替え処理
における動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の複合画像形成装置の他の実施形態のモ
ード切り替え処理における動作を示すフローチャートで
ある。
【図5】本発明の複合画像形成装置の他の実施形態のモ
ード切り替え処理における動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 複合画像形成装置 11 回線制御部 12 操作制御部 13 画像読み取り制御部 14 システム制御部 15 プリント制御部 16 メモリ制御部 17 DF制御部 18 タイマ 121 キー入力部 122 表示部 161 RAM 162 ROM 163 EPROM

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の異なる機能を有
    し、設定された機能モードで作動する複合画像形成装置
    であって、 前記各機能を作動させる機能モードの選択その他の前記
    複合画像形成装置の作動条件の設定を入力する操作部
    と、 前記機能モードの使用度をもとに、前記機能モードのう
    ちから優先機能モードを取得する優先機能モード取得手
    段と、 前記操作部からの作動条件が入力されてから次の入力の
    ないまま所定時間が経過したことを検知する入力後時間
    検知手段と、 前記入力後時間検知手段により前記所定時間の経過が検
    知されると、前記優先機能モードを設定する優先機能モ
    ード設定手段とを具備することを特徴とする複合画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上の異なる機能を有す
    る複合画像形成装置であって、 前記各機能を作動させる機能モードの選択その他の前記
    複合画像形成装置の作動条件の設定を入力する操作部
    と、 前記機能モードのうちから優先機能モードを取得する優
    先機能モード取得手段と、 前記操作部からの作動条件が入力されてから次の入力の
    ないまま所定時間が経過したことを検知する入力後時間
    検知手段と、 前記複合画像形成装置の各部の作動状態から、前記複合
    画像形成装置が前記優先機能モードで作動可能かどうか
    を判断する判断手段と、 前記入力後時間検知手段により前記所定時間の経過が検
    知され、且つ前記複合画像形成装置が前記優先機能モー
    ドで作動可能な場合に、前記優先機能モードを設定す
    る、優先機能モード設定手段とを具備することを特徴と
    する複合画像形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つ以上の異なる機能を有す
    る複合画像形成装置であって、 前記各機能を作動させる機能モードの選択その他の前記
    複合画像形成装置の作動条件の設定を入力する操作部
    と、 時刻と、時刻に対応して優先的に使用する機能モードと
    を設定する優先使用権設定手段と、 時刻検知手段と、 前記優先使用権設定手段において、前記時刻検知手段に
    より検知された時刻に対応して設定されている機能モー
    ドを、優先機能モードとして取得する優先機能モード取
    得手段と、 前記操作部からの作動条件が入力されてから次の入力の
    ないまま所定時間が経過したことを検知する入力後時間
    検知手段と、 前記入力後時間検知手段により前記所定時間の経過が検
    知されると、前記優先機能モードを設定する優先機能モ
    ード設定手段とを具備することを特徴とする複合画像形
    成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013034573A (ja) * 2011-08-05 2013-02-21 Daikoku Denki Co Ltd 遊技情報表示装置

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