JPH1195751A - マルチ音源用楽音信号生成方法、マルチ音源装置及びプログラムを記録した媒体 - Google Patents

マルチ音源用楽音信号生成方法、マルチ音源装置及びプログラムを記録した媒体

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JPH1195751A
JPH1195751A JP9259003A JP25900397A JPH1195751A JP H1195751 A JPH1195751 A JP H1195751A JP 9259003 A JP9259003 A JP 9259003A JP 25900397 A JP25900397 A JP 25900397A JP H1195751 A JPH1195751 A JP H1195751A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の音源方式による楽音信号を効率的に生
成することができるマルチ音源用楽音信号生成方法、マ
ルチ音源装置、又はプログラムを記録した媒体を提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 楽音信号生成開始を指示する指示手段
と、複数の音源方式の中から楽音信号を生成すべき音源
方式を指定する指定手段と、楽音信号生成開始が指示さ
れると、複数の音源方式に共通する第1の処理を行う共
通処理手段(5)と、第1の処理の結果を用いて、指定
された音源方式独特の処理により楽音信号を生成する楽
音信号生成手段(TC)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音信号生成技術
に関し、特に複数の音源方式による楽音信号を同時に生
成するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】音源には、例えば、PCM音源、FM音
源、物理モデル音源等、種々の方式がある。各音源方式
は、楽音波形の生成方式が異なるため、独特な音色を生
成することができる。例えば、物理モデル音源は、弦楽
器や管楽器の音色生成に適している。
【0003】演奏者は、電子楽器を用いて、メロディパ
ートと伴奏パートの両者を演奏することができる。一般
的に、メロディパートと伴奏パートとは、音色を変えた
い場合が多い。例えば、メロディパートを弦楽器の音色
とし、伴奏パートを鍵盤楽器の音色とすることができ
る。その場合、典型的な例としてメロディパートには表
現力の高い物理モデル音源、伴奏音には比較的安価に多
くの発音数を確保できるPCM音源あるいはFM音源に
よりそれぞれ楽音信号を生成することができれば理想的
である。
【0004】上記のように、音源装置は方式によって、
得手不得手な音色というものがある。従って、使用する
音色ごとにその音色の楽音の発生を得意とする方式の音
源装置を使うようにすれば、楽曲の中でメロディ音がよ
り映えるような演奏、あるいはより重厚な伴奏が実現で
きる。従来技術において、このような演奏を実現するた
めには、各種異なる方式の音源装置を複数、MIDIな
どによって接続して複数方式混在の音源システムを構築
すればよいが、物理的な装置規模が大きくなり、かつ高
価になってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】音源は、方式が異なっ
ていても、互いに多少の共通部分を有する。複数の音源
装置を用いると、その共通部分を重複して持つことにな
るので、効率が悪くかつコストが高くなる。
【0006】本発明の目的は、複数の音源方式による楽
音信号を効率的に生成することができるマルチ音源用楽
音信号生成方法、マルチ音源装置、又はプログラムを記
録した媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一観点によれ
ば、(a)楽音信号生成開始を指示する工程と、(b)
複数の音源方式の中から楽音信号を生成すべき音源方式
を指定する工程と、(c)前記楽音信号生成開始が指示
されると、複数の音源方式に共通する第1の処理を行う
工程と、(d)前記第1の処理の結果を用いて、前記指
定された音源方式独特の処理により楽音信号を生成する
工程とを含むマルチ音源用楽音信号生成方法が提供され
る。
【0008】音源方式を指定して、楽音信号の生成開始
を指示すれば、その音源方式に応じた楽音信号を生成す
ることができる。複数の音源方式に共通する第1の処理
を行った後に、音源方式に応じた処理を行うことによ
り、複数の音源方式による楽音信号を効率的に生成する
ことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施例によるマ
ルチ音源装置の概念図である。
【0010】音源TCは、例えば3種類の音源TC1,
TC2,TC3を有する。音源TC1〜TC3は、例え
ばPCM音源、FM音源、物理モデル音源である。音源
TCには、その他、フォルマント音源等を含ませてもよ
い。
【0011】共通制御部5は、複数の音源方式において
共通に使用される制御部である。音源TC1〜TC3
は、共通制御部5に含まれる制御部を有さず、各々の音
源方式にのみ必要な独自の制御部を有する。すなわち、
複数の音源方式のうち、共通部分を共通制御部5に配置
し、独自部分を音源TC1〜TC3に配置する。
【0012】入力信号INは、例えばキーオン/オフ、
キーコード、音色情報、タッチ情報等であり、マルチ音
源装置に入力される。
【0013】共通制御部5は、例えば位相発生器1、エ
ンベロープジェネレータ(EG)2、低周波発振器(L
FO)3、デジタルコントロールフィルタ(DCF)4
を有する。
【0014】位相発生器1は、入力信号IN中のキーコ
ードに応じて位相データを生成し、音源TCに供給す
る。位相データは、PCM音源とFM音源とで共通に使
用することができるデータである。位相データの詳細
は、後に説明する。
【0015】エンベロープジェネレータ2は、例えば楽
音の音量に相当する楽音波形のエンベロープを生成し、
音源TCに供給する。エンベロープは、全ての音源方式
で共通に使用することができる。また、エンベロープ波
形は、音量の他、他のパラメータとして用いることもで
きる。
【0016】低周波発振器3は、低周波信号波形を生成
し、音源TCに供給する。低周波信号波形は、種々のパ
ラメータとして全ての音源方式で共通に使用することが
できる。例えば、楽音に付与する効果を制御するための
パラメータとして使用することができる。
【0017】デジタルコントロールフィルタ4は、音源
TCにて生成される楽音信号に対してフィルタ処理を行
い、種々の効果を楽音に付与することができる。
【0018】音源TC1〜TC3は、入力信号IN中の
音色情報に応じて、所定のものだけが動作する。例え
ば、弦楽器の音色が指定されれば、物理モデル音源TC
3だけが動作し、他の音源TC1,TC2はみかけ上存
在しない。
【0019】音源TCは、楽音信号OUTを出力する。
楽音信号OUTは、音源TC1〜TC3のうちのいずれ
かにより生成される楽音信号であってもよいし、複数の
音源がそれぞれ生成した楽音信号の合成信号であっても
よい。なお、音源TCで一旦生成した楽音信号を共通制
御部5に戻し、デジタルコントロールフィルタ4等の処
理を行った後、再び音源TCに入力し、楽音信号OUT
として出力してもよい。
【0020】図2は、本実施例によるマルチ音源装置の
より具体的な構成を示すブロック図である。
【0021】演奏イベント発生部11は、例えば演奏操
作子(鍵盤等)及び/又は自動演奏装置(シーケンサ
等)であり、演奏イベントを生成する。演奏イベント
は、例えばキーオン/オフイベントであり、ユニット制
御部13に供給される。
【0022】音色情報発生部12は、例えば音色指定操
作子及び音色データメモリを有し、音色情報(音色パラ
メータ)を生成する。音色情報は、演奏者が音色を指定
すると、その音色に応じて生成され、ユニット制御部1
3に供給される。
【0023】ユニット制御部13は、演奏イベント及び
音色情報に応じて、制御パラメータを生成し、1又は複
数の共通制御ユニット14に供給する。
【0024】共通制御ユニット14は、n種類のユニッ
ト14−1〜14−nを有する。楽音を発生させる際に
は、音色に応じて音源方式が決まり、音源方式に応じて
共通制御ユニット14−1〜14−nのうちの1つ又は
複数が決まる。
【0025】第1の共通制御ユニット14−1は、例え
ば音高制御情報発生部16、低周波発振器(LFO)1
7及びエンベロープジェネレータ(EG)18を有す
る。他の共通制御ユニット14−2〜14−nは、ユニ
ット14−1と同じ制御部を有してもよいし、異なる制
御部を有してもよい。
【0026】第1の共通制御ユニット14−1は、例え
ばPCM音源の基本音色を生成するために必要なユニッ
トである。FM音源や物理モデル音源等において、複雑
な音色を生成する際には複数の共通制御ユニット14が
使用される。詳細は、後に説明する。
【0027】共通制御ユニット14は、ユニット制御部
13から制御パラメータを受け、及び/又は楽音波形発
生ユニット15からフィードバックした楽音信号WAV
Eを受け、楽音パラメータを楽音発生ユニット15に供
給する。
【0028】楽音波形発生ユニット15は、m種類の音
源を実現するためのm種類のユニット15−1〜15−
mを有する。音色(楽器)に応じて音源方式が決まり、
音源方式に応じて楽音波形発生ユニット15−1〜15
−mのうちの1つが決まる。基本的に、1つの音色は、
1つの音源により生成されるが、複数の音源を組み合わ
せて1つの楽音を生成することも考えられる。また、m
個の楽音発生ユニットはm種類の方式の音源と上記した
が、m=a×bとして、a種類の方式の楽音発生ユニッ
トをb個ずつ用意する、あるいはc種類の方式の楽音発
生ユニットをそれぞれd1、d2、…dc個ずつ(d1
+d2+…+dc=m)用意した音源システムとしても
よい。
【0029】楽音波形発生ユニット15は、音源の独自
の楽音波形発生部を有し、楽音信号WAVEを出力す
る。
【0030】本実施例によるマルチ音源装置は、複数種
類の音源を選択的に使用することができる。次に、音源
の例として、図3にPCM音源、図4にFM音源、図5
に物理モデル音源の構成を示す。
【0031】図3は、PCM音源の構成例を示すブロッ
ク図である。PCM音源は、基本的には波形メモリに記
憶した楽音信号波形を読み出して、楽音信号を生成す
る。
【0032】共通制御ユニット14−1は、図2に示す
ものと同じであり、位相データ21a,波形データ21
b,フィルタ係数21c,振幅制御データ21dを出力
する。
【0033】位相データ21aは、例えばキーコードを
基に共通制御ユニット14−1中の音高制御情報発生部
16(図2)により生成される。フィルタ係数21c及
び振幅制御データ21dは、例えば共通制御ユニット1
4−1中のエンベロープジェネレータ18(図2)によ
り生成される。
【0034】波形メモリ22は、楽音波形をデジタル形
式で記憶している。波形データ21bは、波形メモリ2
2中の波形の種類を特定する。位相データ21bは、波
形メモリ22中の読み出し位相(アドレス)を特定し、
楽音の音高を決める。波形メモリ22は、波形データ2
1b及び位相データ21aに応じた楽音波形をフィルタ
23に出力する。
【0035】フィルタ23は、波形メモリ22から供給
される楽音波形に対してフィルタ係数21cに応じたフ
ィルタ処理を行い、振幅制御部24に出力する。フィル
タ処理は、例えば所定周波数範囲を通過させるバンドパ
スフィルタである。
【0036】振幅制御部24は、振幅制御データ21d
に応じて楽音波形の振幅を制御し、楽音信号WAVEを
出力する。振幅制御部24は、例えば乗算器であり、楽
音波形に振幅制御データ21dを乗算し、楽音の振幅を
制御する。
【0037】なお、フィルタ23及び振幅制御部24
は、定型的な構成になり易いので、共通制御ユニット1
4−1中に含ませてもよい。
【0038】PCM音源のより具体的な構成は、例えば
特公昭62−11358号公報の第3図に記載されてい
る。
【0039】図4は、FM音源の構成例を示すブロック
図である。FM音源は、記憶した波形を読み出すのでは
なく、楽音信号波形を合成する方式である。
【0040】例えば2つの共通制御ユニット14−1,
14−2が使用される。共通制御ユニット14−1は、
第1の位相データ31aと第1の振幅制御データ31b
を生成し、正弦波発生部33に供給する。共通制御ユニ
ット14−2は、第2の位相データ31cと第2の振幅
制御データ31dを生成し、正弦波発生部34に供給す
る。
【0041】PCM音源と同様に、例えば、位相データ
31a,31cは音高制御情報発生部16(図2)によ
り生成され、振幅制御データ31b,31dはエンベロ
ープジェネレータ18(図2)により生成される。
【0042】FM音源(図2の楽音波形発生ユニット1
5)32は、1又は2以上のオペレータの組み合わせ
(アルゴリズム)により音色が決まる。正弦波発生部3
3が第1のオペレータに相当し、正弦波発生部34が第
2のオペレータに相当する。
【0043】正弦波発生部33は、位相データ31a及
び振幅制御データ31bに応じて、正弦波を生成し、正
弦波発生部34に供給する。正弦波発生部34は、供給
された正弦波に対し、位相データ31b及び振幅制御デ
ータ31dに応じた変調を行い、楽音信号WAVEを出
力する。
【0044】さらに、その楽音信号WAVEを正弦波発
生部35で変調してもよい。その場合は、オペレータが
3つになる。オペレータは、2つでもよいし、3以上で
もよい。基本的に、各オペレータに1つの共通制御ユニ
ット14が割り当てられる。
【0045】FM音源32は、複数のオペレータに対応
する複数のチャンネルを用いて演算してもよい、複数の
オペレータを1つの構成としてまとめて演算してもよ
い。
【0046】FM音源のより具体的な構成は、例えば特
公昭57−43920号公報の第5図に記載されてい
る。
【0047】図5は、物理モデル音源の構成例を示すブ
ロック図である。物理モデル音源は、楽器の物理的構成
を回路的に近似し、楽音信号を発生させる方式であり、
特に音色の表現を細かく生々しく制御したい場合に適し
ている。
【0048】物理モデル音源(図2の楽音波形発生ユニ
ット15)42は、励振部43と共鳴振動体シミュレー
ト部44を有する。物理モデル音源42には、モデリン
グデータ41cが供給される。モデリングデータ41c
は、物理モデル音源42の構成や特性を決め、例えば管
楽器や弦楽器等のモデリング対象を特定する。
【0049】励振部43には、励振信号41aが供給さ
れる。励振信号41aは、例えば吹奏圧や弓速を表す信
号であり、共通制御ユニット中のエンベロープジェネレ
ータにより生成してもよいし、演奏操作子に応じたデー
タを用いてもよい。励振部43は、励振信号41aをト
リガとして、励振を開始する。
【0050】共鳴振動体シミュレート部44には、物理
モデル音高制御情報41bが供給される。音高制御情報
41bは、例えば管長や弦長を表す情報であり、音高を
決める。音高制御情報41bは、共通制御ユニット中の
低周波発振器やエンベロープジェネレータによる時変動
信号を、演奏操作子のデータに付加することにより生成
してもよい。
【0051】シミュレート部44は、ループ回路を有
し、励振部43からの励振信号をループ回路に供給して
循環させ、振動体の共鳴をシミュレートする。また、シ
ミュレート部44は、励振部43との間でもループを構
成する。物理モデル音源42は、楽音信号WAVEを出
力する。共通制御ユニットの数は、モデリングの規模及
び制御量により変化する。
【0052】物理モデル音源のより具体的な構成は、例
えば特開昭63−40199号公報に記載されており、
管楽器モデルは図16、17に、弦楽器(バイオリン)
モデルは図18に記載されている。
【0053】図6は、マルチ音源装置をソフト音源とし
て実現するための構成を示す。ソフト音源は、ハード音
源と同じ機能をソフトウエアにより実現するものであ
る。
【0054】バスライン59には、CPU51、RAM
53、ROM54、メモリデバイス55、ネットワーク
インタフェース56、演奏操作子57、パネル(ディス
プレイ及び設定操作子)58、拡張インタフェース及び
拡張バス60が接続される。
【0055】メモリデバイス55は、ハードディスクド
ライブ、フロッピディスクドライブ、CD−ROMドラ
イブ、光磁気ドライブ等である。メモリデバイス55
は、マルチ音源を実現するための音源ドライバや各種パ
ラメータを記憶する。また、メモリデバイス55は、自
動演奏プログラムや自動演奏データをも記憶する。
【0056】上記の音源ドライバや自動演奏プログラム
等は、所定の指示に応じて、メモリデバイス55からR
AM53にコピーされる。RAM53のメモリマップ
を、後に図7及び図8を参照しながら説明する。
【0057】パネル58は、それぞれインタフェースを
備えたディスプレイ及び設定操作子を有する。設定操作
子は、音色や効果等を設定するための操作子である。デ
ィスプレイは、設定操作子により設定された情報等を表
示する。
【0058】演奏操作子57は、例えば鍵盤、ブレスコ
ントローラ等である。演奏者は、演奏操作子57を操作
することにより、所定の音高の楽音を発音させることが
できる。
【0059】ROM54は、図7(A)に示すように、
起動プログラムを記憶する。マルチ音源装置の電源がオ
ンされると、その起動プログラムに従い、メモリデバイ
ス55からオペレーティングシステム(OS)や音源ド
ライバ等がRAM53にコピーされる。その後、オペレ
ーティングシステムに従って、動作する。
【0060】音源ドライバの起動が指示されると、CP
U51は、RAM53に記憶されている音源ドライバに
従い、音源を準備する。楽音信号の生成は、演奏者によ
る演奏操作又は自動演奏により行われる。すなわち、演
奏者が演奏操作子57を操作すると、その操作に応じて
楽音信号が生成される。また、自動演奏が指示される
と、自動演奏プログラムが起動し、自動演奏データに応
じて楽音信号が生成される。
【0061】CPU51は、タイマ52を内蔵する。タ
イマ52は、時間情報を生成する。CPU51は、その
時間情報に応じて、所定のタイミングで発音処理等を行
う。
【0062】CPU51は、バスライン59、拡張イン
タフェース及び拡張バス60を介して、D/A変換器
(DAC)62に楽音信号を供給する。D/A変換器6
2は、楽音信号をデジタル形式からアナログ形式に変換
し、サウンドシステム63に供給する。サウンドシステ
ム63は、アンプ及びスピーカを有し、アナログ形式の
楽音信号を増幅して発音する。
【0063】なお、D/A変換器62は、コーデック回
路(CODEC)を用いてもよい。コーデック回路は、
ミキシング機能を備えたD/A変換器及びA/D変換器
を有する。
【0064】音源ドライバを用意する代わりに、音源L
SIを用いてもよい。その場合、音源LSIとして、音
源部61を拡張インタフェース及び拡張バス60に接続
すればよい。CPU51は、演奏操作子、設定操作子又
は自動演奏データ等の情報を、音源部61に供給する。
音源部61は、音源ドライバと同じ機能を有し、楽音信
号をD/A変換器62に出力する。
【0065】ネットワークインタフェース56は、例え
ばモデム、イーサネット用インタフェース、MIDI用
インタフェース、RS−232C用インタフェースであ
り、種々のネットワークに接続することができる。
【0066】音源ドライバや各種パラメータ等をメモリ
デバイス55に記憶させておき、それをRAM53に読
み込むことにより、音源ドライバ等の追加やバージョン
アップ等が容易に行える。CD−ROM(コンパクトデ
ィスク−リード・オンリィ・メモリ)ドライブは、CD
−ROMに記憶されている動作プログラムや各種データ
を読み出す装置である。読み出した動作プログラムや各
種データは、ハードディスクにストアされる。動作プロ
グラムの新規インストールやバージョンアップ等が容易
に行える。
【0067】ネットワークインターフェース56はLA
N(ローカルエリアネットワーク)やインターネット、
電話回路等の通信ネットワークに接続されており、該通
信ネットワークを介して、サーバコンピュータと接続さ
れる。メモリデバイス55内に上記音源ドライバ等が記
憶されていない場合、サーバコンピュータから音源ドラ
イバ等をダウンロードすることができる。クライアント
となるマルチ音源装置は、ネットワークインターフェー
ス56及び通信ネットワークを介してサーバコンピュー
タへ音源ドライバ等のダウンロードを要求するコマンド
を通信する。サーバコンピュータは、このコマンドを受
け、要求された音源ドライバ等を、通信ネットワークを
介してマルチ音源装置へ配信する。マルチ音源装置がネ
ットワークインタフェース56を介して、音源ドライバ
等を受信してメモリデバイス55に蓄積することによ
り、ダウンロードが完了する。
【0068】なお、本実施例は、本実施例に対応する音
源ドライバ等をインストールした市販のパーソナルコン
ピュータ等によって、実施させるようにしてもよい。そ
の場合には、本実施例に対応する音源ドライバ等を、C
D−ROMやフロッピディスク等の、コンピュータが読
み込むことができる記憶媒体に記憶させた状態で、ユー
ザーに提供してもよい。そのパーソナルコンピュータ等
が、LAN、インターネット、電話回線等の通信ネット
ワークに接続されている場合には、通信ネットワークを
介して、動作プログラムや各種データ等をパーソナルコ
ンピュータ等に提供してもよい。
【0069】また、マルチ音源装置は、パーソナルコン
ピュータの他、電子楽器、ゲーム機、カラオケ装置、テ
レビ等の形態として適用してもよい。
【0070】図7(B)は、上記のRAM53のメモリ
マップを示す。RAM53は、オペレーティングシステ
ム(OS)を記憶する領域71、音源ドライバを記憶す
る領域72、データバッファを形成する領域73、アプ
リケーション(例えば、自動演奏プログラム)を記憶す
る領域74を有する。
【0071】データバッファ領域73は、波形データバ
ッファ75、チャンネルバッファ76、演奏イベントバ
ッファ77を有する。
【0072】波形データバッファ75は、波形演算結果
を記憶するバッファWAVEBUF、チャンネル毎の波
形出力バッファWAVE1〜WAVEa、全てのチャン
ネルの波形出力を累算したバッファACCMを有する。
【0073】演奏イベントバッファ77は、自動演奏プ
ログラムに従って順次生成される演奏イベントを記憶す
る。音源ドライバは、この演奏イベントに応じて楽音信
号を生成する。
【0074】チャンネルバッファ76は、jチャンネル
分のバッファch1〜chjを有する。各チャンネルバ
ッファは、同様な構成を有する。例えば、第1チャンネ
ルのバッファch1は、発音情報を格納するバッファF
LG1、共通制御パラメータを格納するバッファCPA
RBUF1、音源特有の制御パラメータを格納するバッ
ファTYPPARBUF1を有する。
【0075】バッファFLG1は、キーオンイベントに
より発音開始を指示されていることを示すフラグKEY
_ON、キーコード(音高)を示すレジスタKC、キー
オン時のタッチ情報(イニシャルタッチ、アフタタッ
チ)を示すレジスタTOUCH、音色番号を示すレジス
タPAR_NO、音源方式を示すレジスタTG_TYP
E、キーオフイベントにより消音を指示されていること
を示すフラグKEY_OFFを有する。
【0076】音色番号PAR_NOが決まれば、音源方
式TG_TYPEが決まる。音源方式TG_TYPE
は、発音時に決定される。例えば、負荷状態を判断し
て、負荷が重いときには、負荷の軽い音源方式に変更し
て、音源方式TG_TYPEを設定してもよい。
【0077】図8は、RAM53に記憶される音色パラ
メータセット80を示す。音色パラメータセット80
は、メモリデバイス55(図6)からRAM53にロー
ドされる。
【0078】音色パラメータセット80は、h個の音色
に対応するh個の音色パラメータTC1〜TChを有す
る。各音色パラメータは、全て同様な構成である。
【0079】例えば、第1音色のパラメータTC1は、
k個の定数パラメータCONST1〜CONSTk、k
個の低周波発振器用パラメータLFOPAR1〜LFO
PARk、k個のエンベロープジェネレータ用パラメー
タEGPAR1〜EGPARk、k個の結合演算子CO
MB1〜COMBk(複数のパラメータの結合演算子で
あり、例えば乗算である)、j個の音高パラメータPI
TCH1〜PITCHjを有する。
【0080】さらに、第1音色のパラメータTC1は、
PCM音源特有のパラメータPCMPAR、FM音源特
有のパラメータFMPAR、物理モデル音源特有のパラ
メータPHSMDLPARを有する。上記の音源特有の
パラメータは、少なくとも1種類持てばよい。
【0081】さらに、第1音色のパラメータTC1は、
共通制御ユニット使用数COM(例えばPCM音源の標
準音色の場合は1である)、楽音信号生成の演算量AL
GO(例えば1つの共通制御ユニットの演算量を1とす
る)を有する。
【0082】なお、第1音色パラメータTC1内に音源
方式TG_TYPEを含ませてもよい。
【0083】図9は、上記の音色パラメータTC1を基
にした演算方法を示す概念図である。
【0084】定数CONST1〜kは、k個の演算結合
器81に直接供給される。パラメータLFOPAR1〜
kは、k個の低周波発振器82に供給される。k個の低
周波発振器82は低周波信号を生成してk個の演算結合
器81に供給する。パラメータEGPAR1〜kは、k
個のエンベロープジェネレータ83に供給される。k個
のエンベロープジェネレータ83はエンベロープを生成
してk個の演算結合器81に供給する。
【0085】結合演算子COMB1〜kは、k個の演算
結合器81に供給される。k個の演算結合器81は、結
合演算子COMB1〜kに応じて、定数CONST1〜
k、低周波信号、エンベロープ、及び所定チャンネルで
出力中の楽音信号WAVExの各パラメータを所定の演
算子で演算し、共通制御パラメータ制御部86に供給す
る。
【0086】音高パラメータPITCH1〜jは、j個
の位相発生器84及び物理モデル音高制御情報発生器8
5に供給される。位相発生器84は位相データを生成
し、物理モデル音高制御情報発生器85は物理モデル音
高情報41b(図5)を生成し、それぞれ共通制御パラ
メータ生成部86に供給する。なお、上記の位相パラメ
ータは、演奏イベント中のキーコードをも加味したもの
である。
【0087】共通制御パラメータ生成部86には、その
他、演奏操作データ(演奏イベント)PLAYINF
O、及び所定チャンネルで出力中の楽音信号WAVEy
が供給される。演奏操作データPLAYINFOは、タ
ッチ情報やピッチベンド情報等を含む。
【0088】共通制御パラメータ生成部86は、共通制
御パラメータを生成して、バッファCPARBUF(図
7(B))に格納する。
【0089】パラメータPCMPAR,FMPAR,P
HSMDLPARは、音源別制御パラメータ生成部87
に供給される。音源別制御パラメータ生成部87には、
その他、演奏操作データPLAYINFO、所定チャン
ネルで出力中の楽音信号WAVEz、及び音源方式TG
_TYPEが供給される。
【0090】音源別制御パラメータ生成部87は、音源
方式TG_TYPEに応じた音源別制御パラメータを生
成し、バッファTYPPARBUF(図7(B))に格
納する。
【0091】各チャンネルのパラメータバッファPAR
BUFは、上記の共通パラメータバッファCPARBU
F及び音源別パラメータバッファTYPPARBUFを
有する。音源方式に応じた楽音波形発生ユニットには、
パラメータバッファPARBUF、音源方式TG_TY
PE、キーオン/オフを含む演奏操作データPLAYI
NFOが供給される。
【0092】図10は、CPUが処理するメインルーチ
ンを示すフローチャートである。ステップSA1では、
メモリデバイスやネットワークインタフェース等の初期
設定を行う。
【0093】ステップSA2では、オペレーティングシ
ステム(OS)をメモリデバイスからRAMにロード
し、OSを起動する。
【0094】ステップSA3では、OS管理下の処理を
行う。例えば、メモリ領域の割り当てを行う。
【0095】ステップSA4では、タスク管理(tas
k switcher)を行う。タスク管理は、複数の
タスクを並列的に処理したり、各タスクに優先度を設け
ることができる。
【0096】ステップSA5では、起動が指示されてい
るタスクの種類を判断する。タスクは、例えば、アプリ
ケーション1、アプリケーションn、ドライバ1、ドラ
イバ/システムである。
【0097】アプリケーション1の起動が指示される
と、ステップSA6で演奏操作イベントの検出又は発生
処理を行い、ステップSA4へ戻る。例えば、演奏者が
演奏操作子を操作したときに、演奏操作イベントを生成
する。
【0098】アプリケーションnの起動が指示される
と、ステップSA7でワープロや通信等のアプリケーシ
ョンの処理を行い、ステップSA4へ戻る。
【0099】ドライバ1の起動が指示されると、ステッ
プSA8で音源ドライバ(楽音発生処理)の処理を行
い、ステップSA4へ戻る。音源ドライバの処理の詳細
は、後に図11〜図14のフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0100】ドライバ/システムの起動が指示される
と、ステップSA9でシステム管理の処理を行い、ステ
ップSA4へ戻る。システム管理は、例えば新規タスク
のロードやウィンドウ表示の処理である。
【0101】上記のステップSA8における音源ドライ
バは、1サンプル周期毎に起動してサンプル単位の波形
を生成してもよいし、CPUが空いている期間中、波形
を連続して生成し、バッファに蓄積してもよい。
【0102】図11、図12及び図13は、図10のス
テップSA8における音源ドライバの詳細を示すフロー
チャートである。
【0103】ステップSB1では、イベント検出処理を
行う。イベントは、例えばキーオンイベント又はキーオ
フイベントであり、演奏操作子の操作等により生成され
る。
【0104】ステップSB2では、検出されたイベント
がキーオンイベントであるか否かをチェックする。キー
オンイベントであるときにはキーオンの処理を行うため
ステップSB3へ進み、キーオンイベントでないときに
はキーオンの処理を行わずに図12のステップSB8へ
進む。
【0105】ステップSB3では、発音処理中であるチ
ャンネルchの共通制御ユニット使用数COM(図8)
と音源方式別負荷数ALGO(図8)との合計と、CP
Uの負荷状況をチェックする。
【0106】ステップSB4では、上記のチェックによ
りシステム負荷限界以内であるか否かをチェックする。
限界以内であれば、キーオンの処理が可能であるので、
ステップSB5でチャンネル番号ch_noの割り当て
を行い、ステップSB7へ進む。限界を超えていれば、
キーオンの処理ができないので、ステップSB6でトラ
ンケート処理を行ってチャンネルを確保してからステッ
プSB7へ進む。トランケート処理の詳細は、後に図1
4のフローチャートを参照しながら説明する。
【0107】ステップSB7では、図7(B)のレジス
タFLG(ch_no)に、音色番号PAR_NOと音
源方式TG_TYPEとキーコードKCとタッチ情報T
OUCHを書き込み、さらに、キーオン中であることを
記録するためフラグKEY_ONを1にし、フラグKE
Y_OFFを0にする。その後、図12のステップSB
8へ進む。
【0108】ステップSB8では、フラグKEY_ON
=1になっている発音チャンネルのチャンネル番号ch
_noをチェックする。音源ドライバの処理は1サンプ
ル毎に行われるので、発音開始時だけでなく、発音中の
時もフラグKEY_ON=1になっている。フラグKE
Y_ON=1であるチャンネル番号ch_noは、0、
1又は複数である。複数の場合は、処理すべきチャンネ
ルの順番を決め、チャンネルの数だけ以下のループ処理
を繰り返す。
【0109】ステップSB9では、レジスタiに1をセ
ットする。レジスタiは、処理対象である共通制御ユニ
ットの番号を格納するレジスタである。
【0110】ステップSB10では、共通制御ユニット
演算処理を行う。この処理は、上記の図9の処理に相当
し、共通制御パラメータを生成し、バッファCPARB
UFに格納する前に一時的にバッファCCU_BUFに
バッファリングする。
【0111】ステップSB11では、上記のバッファC
CU_BUFの内容をバッファCPARBUF〔ch_
no,i〕にコピーする。バッファCPARBUF〔c
h_no,i〕は、チャンネル番号ch_noの第i番
目の共通制御ユニットの共通制御パラメータを格納する
バッファである。
【0112】ステップSB12では、レジスタiとレジ
スタCOM(ch_no)の値が同じか否かをチェック
する。すなわち、全ての共通制御ユニットの処理が終了
したか否かをチェックする。レジスタCOM(ch_n
o)は、図8に示すものと同一であり、チャンネル番号
ch_noの共通制御ユニット使用数である。
【0113】終了していないときには、ステップSB1
3でレジスタiをインクリメントし、ステップSB10
へ戻り、次の共通制御ユニットの処理を行う。全ての共
通制御ユニットの処理が終了したときには、ステップS
B14へ進む。
【0114】ステップSB14では、チャンネル番号c
h_noの音源方式TG_TYPE〔ch_no〕がP
CM音源、FM音源、物理モデル音源のうちのいずれで
あるかをチェックする。
【0115】PCM音源であるときには、ステップSB
15でPCM音源方式による波形発生処理を行い、その
波形をサンプル単位でバッファWAVEBUFに格納
し、ステップSB18へ進む。PCM音源の処理は、図
3に示した処理に相当する。
【0116】FM音源であるときには、ステップSB1
6でFM音源方式による波形発生処理を行い、その波形
をサンプル単位でバッファWAVEBUFに格納し、ス
テップSB18へ進む。FM音源の処理は、図4に示し
た処理に相当する。図4は、共通制御ユニットを2つ使
用する場合を示す。その場合は、2回のループ処理によ
り波形発生処理を行ってもよいし、それらをまとめて1
回の処理で波形発生処理を行ってもよい。
【0117】物理モデル音源であるときには、ステップ
SB17で物理モデル音源方式による波形発生処理を行
い、その波形をサンプル単位でバッファWAVEBUF
に格納し、ステップSB18へ進む。物理モデル音源の
処理は、図5に示した処理に相当する。
【0118】ステップSB18では、上記のバッファW
AVEBUFをチャンネル番号ch_noのバッファW
AVE〔ch_no〕にコピーし、レジスタACCMに
バッファWAVEBUFの値を加算する。レジスタAC
CMは、全てのチャンネルの波形値の累算値を格納する
ためのレジスタである。
【0119】ステップSB19では、キーオンしている
全てのチャンネルの処理が終了しているか否かをチェッ
クする。終了していないときには、ステップSB20で
次のキーオンチャンネルのチャンネル番号ch_noを
セットし、ステップSB21へ進む。ステップSB21
では、レジスタiに1をセットし、ステップSB10へ
戻り、次のチャンネルの処理を行う。全てのキーオンチ
ャンネルの処理が終了したときには、ステップSB22
へ進む。
【0120】ステップSB22では、レジスタACCM
の波形値に応じた楽音信号を出力する。楽音信号は、D
/A変換器に供給され、サウンドシステムから発音され
る。その後、図13のステップSB23へ進む。
【0121】ステップSB23では、キーオフイベント
が発生しているか否かをチェックする。発生していれ
ば、ステップSB24で対応チャンネルをキーオフする
ため、チャンネル番号ch_noのレジスタFLG(c
h_no)中のフラグKEY_OFFを1にし、ステッ
プSB25へ進む。キーオフイベントが発生していなけ
れば、直接ステップSB25へ進む。
【0122】ステップSB25では、フラグKEY_O
FF=1としてキーオフが指定されているチャンネル番
号ch_noに対応するチャンネルのキーオフ波形を発
生してD/A変換器に出力する。この処理は、上記のス
テップSB8〜SB22と同様な処理をキーオフについ
て行う処理である。
【0123】ステップSB26で出力レベルをチェック
し、ステップSB27で発音が終了しているか否かを判
断する。出力レベルが十分に小さければ、発音が終了し
ていると判断することができる。発音が終了していれ
ば、ステップSB28でレジスタFLG(ch_no)
中のフラグKEY_ONを0にし、ステップSB29へ
進む。発音が終了していなければ、直接ステップSB2
9へ進む。
【0124】ステップSB29では、全てのキーオフチ
ャンネルについて処理が終了したか否かをチェックす
る。終了していなければ、ステップSB30で次のキー
オフ指定チャンネルのチャンネル番号ch_noをセッ
トし、ステップSB25へ戻り、次のチャンネルの処理
を行う。全てのキーオフチャンネルの処理が終了すれ
ば、音源ドライバの処理を終了する。
【0125】図14は、図11のステップSB6におけ
るトランケート処理の詳細を示すフローチャートであ
る。
【0126】ステップSC1では、発音中のチャンネル
の出力レベルをチェックし、出力レベルの低い順に順番
付けを行う。
【0127】ステップSC2では、インデックスchi
dxを初期化する。インデックスchidxは、出力レ
ベルの低い方から高い方に順次チャンネル番号を示すも
のである。以下、出力レベルが低いチャンネルから順番
にトランケートして行く。
【0128】ステップSC3では、レジスタΣcomに
0をセットする。レジスタΣcomは、各チャンネルの
共通制御ユニット使用数の総数を格納するためのレジス
タである。
【0129】ステップSC4では、発音中のチャンネル
ch(chidx)は、音高KCが全ての発音中のチャ
ンネルの中で最低の音高であり、かつ出力レベルが所定
値aより小さいか否かの条件を判断する。条件を満たす
ときには、ステップSC7でチャンネルch(chid
x)のトランケート処理を行い、ステップSC5へ進
む。条件を満たさないときには、トランケート処理を行
わずにステップSC8へ進む。
【0130】ステップSC5では、レジスタCOM(c
hidx)とレジスタALGO(chidx)の値をレ
ジスタΣcomに加算する。レジスタCOM(chid
x)はチャンネル番号chidxの共通制御ユニット使
用数であり、レジスタALGO(chidx)はチャン
ネル番号chidxの音源独自の負荷数である。
【0131】ステップSC6では、レジスタΣcomが
今回のキーオンイベントの音色のCOM+ALGOより
も大きいか否かをチェックする。すなわち、新たなキー
オンイベントに基づく発音を行うために十分なチャンネ
ルが確保できたか否かをチェックする。
【0132】未だチャンネルを確保できない場合には、
他のチャンネルもトランケート処理するため、ステップ
SC8でインデックスchidxを更新し、ステップS
C4へ戻り、次に小さな出力レベルのチャンネルの処理
を行う。
【0133】チャンネルを確保できた場合には、ステッ
プSC9で新たなキーオンイベントに空いたチャンネル
番号ch_noを割り当て、トランケート処理を終了す
る。
【0134】以上のように、出力レベルの低い順番でト
ランケート処理を行う。その際、レジスタCOM及びA
LGOの値に応じて負荷数を求め、新たなキーオンイベ
ントに基づく発音が可能なチャンネル数だけトランケー
トを行う。トランケートは、発音状況又はCPUの負荷
状態に応じて行われる。音源方式によりCPUの負荷は
変化するので、新たなキーオンイベントの音源方式(音
色)に応じて、トランケートするチャンネル数が変化す
る。
【0135】なお、ステップSC7のトランケート処理
は、トランケート対象チャンネルが1つ決まる毎にその
チャンネルのトランケートを行うものであるが、全ての
トランケート対象チャンネルを決めてからまとめて全て
のチャンネルをトランケートしてもよい。
【0136】トランケートは、急激に音量を下げるとク
リックノイズが発生するので、クリックノイズが発生し
ないように音量を下げ、空きチャンネルを生成する必要
がある。トランケート処理の詳細は、特公昭62−47
316号公報に記載されている。当該公報の第1、2、
3、5、8図等にトランケート対象として選ばれた発音
チャンネルに対し、ダンプ信号(急速減衰を指示)を与
えて、減衰完了により空きチャンネルとして新たな楽音
発生を割り当て可能とする技術が開示されている。
【0137】本実施例によるマルチ音源装置は、複数の
音源方式に共通する処理部を共通制御ユニットにて共用
するので、効率がよく、コストが低く、音源装置又は音
源ドライバの小型化を図ることができる。
【0138】ハード音源の場合は最大チャンネル数が固
定されるが、ソフト音源であれば最大チャンネル数はダ
イナミックに変更可能であり、その上限はCPUの能力
又はメモリ容量に依存する。
【0139】以上実施例に沿って本発明を説明したが、
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の音源方式に共通する第1の処理を行った後に、音
源方式に応じた処理を行うことにより、複数の音源方式
による楽音信号を効率的に生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例によるマルチ音源装置の概念
図である。
【図2】 本実施例によるマルチ音源装置の構成図であ
る。
【図3】 PCM音源の構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】 FM音源の構成例を示すブロック図である。
【図5】 物理モデル音源の構成例を示すブロック図で
ある。
【図6】 マルチ音源装置のハード構成図である。
【図7】 図7(A)はROM、図7(B)はRAMの
メモリマップである。
【図8】 音色パラメータセットの構成を示す図であ
る。
【図9】 共通制御ユニットの動作を説明するためのブ
ロック図である。
【図10】 CPUが行うメインルーチンの処理を示す
フローチャートである。
【図11】 図10のステップSA8に示す音源ドライ
バの詳細を示すフローチャートである。
【図12】 図11の処理に続くフローチャートであ
る。
【図13】 図12の処理に続くフローチャートであ
る。
【図14】 図11のステップSB6に示すトランケー
ト処理の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 位相発生器、 2 エンベロープジェネレータ
(EG)、 3 低周波発振器(LFO)、 4
デジタルコントロールフィルタ(DCF)、5 共通制
御部、 TC 音源、 11 演奏イベント発生
部、 12音色情報発生部、 13 ユニット制御
部、 14 共通制御ユニット、15 楽音波形発生
ユニット、 WAVE 楽音信号、 21a 位相デ
ータ、 21b 波形データ、 21c フィルタ
係数、 21d 振幅制御データ、 22 波形メ
モリ、 23 フィルタ、 24 振幅制御部、
31a 第1の位相データ、 31b 第1の振幅
制御データ、31c 第2の位相データ、 31d
第2の振幅制御データ、 33 正弦波発生、 3
4 正弦波発生部、 35 正弦波発生部、 41
a 励振信号、 41b 物理モデル音高制御情報、
41c モデリングデータ、 42 物理モデル
音源、 43 励振部、 44 共鳴振動体シミュ
レート部、 51 CPU、 52 タイマ、
53 RAM、 54ROM、 55 メモリデバ
イス、 56 ネットワークインタフェース、 5
7 演奏操作子、 58 ディスプレイ及び設定操作
子、 59バスライン、 60 拡張インタフェー
ス及び拡張バス、 61 音源部、62 D/A変換
器(DAC)、 63 サウンドシステム、 71
オペレーティングシステム(OS)領域、 72 音
源ドライバ領域、 73データバッファ領域、 7
4 アプリケーション領域、 75 波形バッファ、
76 チャンネルバッファ、 77 演奏イベン
トバッファ、80 音色パラメータセット、 81
演算結合器、 82 低周波発振器、 83 エン
ベロープジェネレータ、 84 位相発生器、 8
5 物理モデル音高情報発生器、 86 共通制御パ
ラメータ生成部、 87 音源別制御パラメータ生成
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 マルチ音源用楽音信号生成方法、マル
チ音源装置及びプログラムを記録した媒体

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)楽音信号生成開始を指示する工程
    と、 (b)複数の音源方式の中から楽音信号を生成すべき音
    源方式を指定する工程と、 (c)前記楽音信号生成開始が指示されると、複数の音
    源方式に共通する第1の処理を行う工程と、 (d)前記第1の処理の結果を用いて、前記指定された
    音源方式独特の処理により楽音信号を生成する工程とを
    含むマルチ音源用楽音信号生成方法。
  2. 【請求項2】 さらに、(e)前記工程(a)の後、発
    音チャンネルを割り当てる工程であって、前記工程
    (c)又は(d)で要求される負荷に応じて発音チャン
    ネルを割り当てることができるか否かを判断し、発音チ
    ャンネルを割り当てることができないときにはトランケ
    ート処理を行う工程を含む請求項1記載のマルチ音源用
    楽音信号生成方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(e)は、前記工程(c)又は
    (d)で要求される負荷に応じた発音チャンネル数だけ
    トランケート処理を行う請求項2記載のマルチ音源用楽
    音信号生成方法。
  4. 【請求項4】 (a)楽音信号生成開始を指示する手順
    と、 (b)複数の音源方式の中から楽音信号を生成すべき音
    源方式を指定する手順と、 (c)前記楽音信号生成開始が指示されると、複数の音
    源方式に共通する第1の処理を行う手順と、 (d)前記第1の処理の結果を用いて、前記指定された
    音源方式独特の処理により楽音信号を生成する手順とを
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    媒体。
  5. 【請求項5】 さらに、(e)前記手順(a)の後、発
    音チャンネルを割り当てる手順であって、前記手順
    (c)又は(d)で要求される負荷に応じて発音チャン
    ネルを割り当てることができるか否かを判断し、発音チ
    ャンネルを割り当てることができないときにはトランケ
    ート処理を行う手順を含む請求項4記載のプログラムを
    記録した媒体。
  6. 【請求項6】 前記手順(e)は、前記手順(c)又は
    (d)で要求される負荷に応じた発音チャンネル数だけ
    トランケート処理を行う請求項5記載のプログラムを記
    録した媒体。
  7. 【請求項7】 楽音信号生成開始を指示する指示手段
    と、 複数の音源方式の中から楽音信号を生成すべき音源方式
    を指定する指定手段と、 前記楽音信号生成開始が指示されると、複数の音源方式
    に共通する第1の処理を行う共通処理手段と、 前記第1の処理の結果を用いて、前記指定された音源方
    式独特の処理により楽音信号を生成する楽音信号生成手
    段とを有するマルチ音源装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記楽音信号生成開始が指示さ
    れると、発音チャンネルを割り当てる手段であって、前
    記共通処理手段又は前記楽音信号生成手段で要求される
    負荷に応じて発音チャンネルを割り当てることができる
    か否かを判断し、発音チャンネルを割り当てることがで
    きないときにはトランケート処理を行うトランケート手
    段を有する請求項7記載のマルチ音源装置。
  9. 【請求項9】 前記トランケート手段は、前記共通処理
    手段又は前記楽音信号生成手段で要求される負荷に応じ
    た発音チャンネル数だけトランケート処理を行う請求項
    8記載のマルチ音源装置。
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