JPH1195635A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1195635A JPH1195635A JP9270432A JP27043297A JPH1195635A JP H1195635 A JPH1195635 A JP H1195635A JP 9270432 A JP9270432 A JP 9270432A JP 27043297 A JP27043297 A JP 27043297A JP H1195635 A JPH1195635 A JP H1195635A
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- JP
- Japan
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- waste toner
- transport
- auger
- transport auger
- image forming
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のクリーニング装置で生じた廃トナーを
一括して搬送する際に停止するのを防止することができ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複数のクリーニング装置により除去され
た廃トナーを、廃トナーの搬送経路の上流側にある第1
搬送オーガ31,33,39と、第1搬送オーガ31,
33,39からの廃トナーを廃トナー収容手段25に搬
送するために廃トナーの搬送経路の下流側にある第2搬
送オーガ41,43を有し、廃トナーの搬送経路の上流
側から廃トナーの搬送経路の下流側にかけて、廃トナー
の搬送量が多く設定されている。これにより、複数のク
リーニング装置9,11,13Aで生じた廃トナーを一
括して搬送する際に、装置が停止するのを防止する。
一括して搬送する際に停止するのを防止することができ
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 複数のクリーニング装置により除去され
た廃トナーを、廃トナーの搬送経路の上流側にある第1
搬送オーガ31,33,39と、第1搬送オーガ31,
33,39からの廃トナーを廃トナー収容手段25に搬
送するために廃トナーの搬送経路の下流側にある第2搬
送オーガ41,43を有し、廃トナーの搬送経路の上流
側から廃トナーの搬送経路の下流側にかけて、廃トナー
の搬送量が多く設定されている。これにより、複数のク
リーニング装置9,11,13Aで生じた廃トナーを一
括して搬送する際に、装置が停止するのを防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式を用
いた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
いた複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置は、高機能、高画質
を追求するあまり、複雑な構成となっており、構成部品
数が多くなっている。このことにより、廃トナーを除去
するためのクリーニング装置も、複数搭載されるように
なってきている。
を追求するあまり、複雑な構成となっており、構成部品
数が多くなっている。このことにより、廃トナーを除去
するためのクリーニング装置も、複数搭載されるように
なってきている。
【0003】このような状況の中で、廃トナー回収装置
は、従来通りに搬送オーガを使用したものが主流であ
り、クリーニング装置の複雑化とともに、その搬送経路
が複雑になってきている。
は、従来通りに搬送オーガを使用したものが主流であ
り、クリーニング装置の複雑化とともに、その搬送経路
が複雑になってきている。
【0004】これに対して、特開平4−318886号
公報に開示されているように、複数のクリーニング装置
で生じた廃トナーを一か所に集中させることにより、メ
ンテナンス作業性を向上させるという技術がある。
公報に開示されているように、複数のクリーニング装置
で生じた廃トナーを一か所に集中させることにより、メ
ンテナンス作業性を向上させるという技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複数のクリー
ニング装置で生じた廃トナーを一か所に集中させたため
に、複数台分の廃トナーを一括させた搬送パイプ内で廃
トナーが凝固して搬送オーガの作動が停止してしまうと
いう問題がある。特に、前述した特開平4−31888
6号公報では、3台のクリーニング装置で生じた廃トナ
ーを最終的に一本の搬送オーガでしかも斜め上方に持ち
上げながら搬送している場合には、特に上記問題が生じ
やすい。
ニング装置で生じた廃トナーを一か所に集中させたため
に、複数台分の廃トナーを一括させた搬送パイプ内で廃
トナーが凝固して搬送オーガの作動が停止してしまうと
いう問題がある。特に、前述した特開平4−31888
6号公報では、3台のクリーニング装置で生じた廃トナ
ーを最終的に一本の搬送オーガでしかも斜め上方に持ち
上げながら搬送している場合には、特に上記問題が生じ
やすい。
【0006】そこで本発明は上記課題を解消し、複数の
クリーニング装置で生じた廃トナーを一括して搬送する
際に停止するのを防止することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
クリーニング装置で生じた廃トナーを一括して搬送する
際に停止するのを防止することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、転写で残ったトナーを廃トナーとして除去するため
のクリーニング装置を複数有し、各クリーニング装置に
おいて除去された廃トナーをクリーニング装置の外に排
出するために廃トナーの搬送経路の上流側にある第1搬
送オーガと、第1搬送オーガによりクリーニング装置か
ら排出された廃トナーを廃トナー収容手段に搬送するた
めに廃トナーの搬送経路の下流側にある第2搬送オーガ
とを有する画像形成装置において、廃トナーの搬送経路
の上流側の第1搬送オーガから廃トナーの搬送経路の下
流側の第2搬送オーガにかけて廃トナー搬送量が、多く
設定されていることを特徴とする。
は、転写で残ったトナーを廃トナーとして除去するため
のクリーニング装置を複数有し、各クリーニング装置に
おいて除去された廃トナーをクリーニング装置の外に排
出するために廃トナーの搬送経路の上流側にある第1搬
送オーガと、第1搬送オーガによりクリーニング装置か
ら排出された廃トナーを廃トナー収容手段に搬送するた
めに廃トナーの搬送経路の下流側にある第2搬送オーガ
とを有する画像形成装置において、廃トナーの搬送経路
の上流側の第1搬送オーガから廃トナーの搬送経路の下
流側の第2搬送オーガにかけて廃トナー搬送量が、多く
設定されていることを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、廃トナー
の搬送経路の上流側から廃トナーの搬送経路の下流側に
かけて第2搬送オーガの廃トナー搬送量が、多く設定さ
れているので、廃トナーの搬送経路の中で、クリーニン
グ装置内の廃トナーの単位時間当たりの廃トナー搬送量
が多く、無理な搬送が生じることなく、廃トナーの搬送
経路中の搬送オーガがロック状態になること、すなわち
複数のクリーニング装置で生じた廃トナーを一括して搬
送する際に、廃トナーの詰まりによる搬送オーガの停止
が防止できる。
の搬送経路の上流側から廃トナーの搬送経路の下流側に
かけて第2搬送オーガの廃トナー搬送量が、多く設定さ
れているので、廃トナーの搬送経路の中で、クリーニン
グ装置内の廃トナーの単位時間当たりの廃トナー搬送量
が多く、無理な搬送が生じることなく、廃トナーの搬送
経路中の搬送オーガがロック状態になること、すなわち
複数のクリーニング装置で生じた廃トナーを一括して搬
送する際に、廃トナーの詰まりによる搬送オーガの停止
が防止できる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、第2搬送オーガは、廃トナーを第1搬
送オーガから廃トナー収容手段に搬送し、搬送された廃
トナーを廃トナー収容手段内に分散させることを特徴と
する。
の発明において、第2搬送オーガは、廃トナーを第1搬
送オーガから廃トナー収容手段に搬送し、搬送された廃
トナーを廃トナー収容手段内に分散させることを特徴と
する。
【0010】この請求項2に記載の発明では、第2搬送
オーガが、搬送された廃トナーを廃トナー収容手段内に
分散させるので、廃トナー収容手段内に片寄って廃トナ
ーを収容してしまうことがない。
オーガが、搬送された廃トナーを廃トナー収容手段内に
分散させるので、廃トナー収容手段内に片寄って廃トナ
ーを収容してしまうことがない。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1又は請
求項2に記載の発明において、第1搬送オーガからの廃
トナーは、第2搬送オーガに対して垂直下方に落下され
ることを特徴とする。
求項2に記載の発明において、第1搬送オーガからの廃
トナーは、第2搬送オーガに対して垂直下方に落下され
ることを特徴とする。
【0012】この請求項3に記載の発明では、第1搬送
オーガからの廃トナーを垂直下方に落下させるので、第
1搬送オーガと第2オーガの間隔が大きくても、廃トナ
ーを斜め方向に移すのに比べて、廃トナーが第1搬送オ
ーガから第2搬送オーガに確実に移動できる。
オーガからの廃トナーを垂直下方に落下させるので、第
1搬送オーガと第2オーガの間隔が大きくても、廃トナ
ーを斜め方向に移すのに比べて、廃トナーが第1搬送オ
ーガから第2搬送オーガに確実に移動できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の画像形成装置の内
部構造を示しており、図2はこの画像形成装置の背面側
を示している。
に基づいて説明する。図1は本発明の画像形成装置の内
部構造を示しており、図2はこの画像形成装置の背面側
を示している。
【0014】図1において、感光体1はR方向に回転す
る。この感光体1の周囲付近には、帯電器3、露光装置
5、現像器7、感光体クリーニング器9、中間転写体1
1、転写器13、中間転写体クリーニング器15、定着
器17、給紙トレイ19、21、23、廃トナータンク
(廃トナー収容手段)25、廃トナーの搬送装置等を備
えている。
る。この感光体1の周囲付近には、帯電器3、露光装置
5、現像器7、感光体クリーニング器9、中間転写体1
1、転写器13、中間転写体クリーニング器15、定着
器17、給紙トレイ19、21、23、廃トナータンク
(廃トナー収容手段)25、廃トナーの搬送装置等を備
えている。
【0015】感光体クリーニング器(クリーニング装
置)9は、クリーニングブレード29と搬送オーガ31
を有している。中間転写体クリーニング器(クリーニン
グ装置)15は、クリーニングブレード33と搬送オー
ガ35を有している。転写器13は、クリーニング装置
13Aを有し、このクリーニング装置13Aはクリーニ
ングブレード37と搬送オーガ39及び転写ローラ42
を有している。
置)9は、クリーニングブレード29と搬送オーガ31
を有している。中間転写体クリーニング器(クリーニン
グ装置)15は、クリーニングブレード33と搬送オー
ガ35を有している。転写器13は、クリーニング装置
13Aを有し、このクリーニング装置13Aはクリーニ
ングブレード37と搬送オーガ39及び転写ローラ42
を有している。
【0016】廃トナー搬送装置は、図1に示す第1搬送
オーガとしての搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送
オーガ39を有し、さらに図2及び図3に示す第2搬送
オーガとしての搬送オーガ41、43を有している。
オーガとしての搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送
オーガ39を有し、さらに図2及び図3に示す第2搬送
オーガとしての搬送オーガ41、43を有している。
【0017】これらの搬送オーガ31、搬送オーガ3
5、搬送オーガ39は、上記各クリーニング装置である
感光体クリーニング器9、中間転写体クリーニング器1
5、そしてクリーニング装置13Aにおいて除去された
廃トナーを、各クリーニング装置の外に排出する。搬送
オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ39は、その
順で設定位置が低くなっている。図2に示すように、搬
送オーガ31は最も高い位置にある感光体廃トナー搬送
ジョイント口45において、搬送オーガ35は中間の位
置にある中間転写体廃トナー搬送ジョイント口47にお
いて、そして搬送オーガ39が最も低い位置の紙転写器
廃トナー搬送ジョイント口49において廃トナー案内部
51に対して接続されている。搬送オーガ31、搬送オ
ーガ35、搬送オーガ39は、望ましくは感光体1の回
転軸と平行叉は傾斜している。
5、搬送オーガ39は、上記各クリーニング装置である
感光体クリーニング器9、中間転写体クリーニング器1
5、そしてクリーニング装置13Aにおいて除去された
廃トナーを、各クリーニング装置の外に排出する。搬送
オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ39は、その
順で設定位置が低くなっている。図2に示すように、搬
送オーガ31は最も高い位置にある感光体廃トナー搬送
ジョイント口45において、搬送オーガ35は中間の位
置にある中間転写体廃トナー搬送ジョイント口47にお
いて、そして搬送オーガ39が最も低い位置の紙転写器
廃トナー搬送ジョイント口49において廃トナー案内部
51に対して接続されている。搬送オーガ31、搬送オ
ーガ35、搬送オーガ39は、望ましくは感光体1の回
転軸と平行叉は傾斜している。
【0018】また、図2及び図3に示す別の搬送オーガ
41、43は、搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送
オーガ39により各クリーニング装置から排出された廃
トナーを、図1乃至図3に示す廃トナータンク25側に
搬送する。
41、43は、搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送
オーガ39により各クリーニング装置から排出された廃
トナーを、図1乃至図3に示す廃トナータンク25側に
搬送する。
【0019】搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オ
ーガ39の下流端は、図2に示すように搬送オーガ41
の上流端側の上部に位置して、廃トナーガイド部49で
接続されている。搬送オーガ41は図2に示すように廃
トナー案内部51と廃トナータンク25との間で斜めに
配置されており、図3に示すように搬送オーガ41の下
流端は廃トナータンク25の上部側の搬送オーガ43の
上流端に対して廃トナータンク搬送ジョイント口53で
接続されている。搬送オーガ43は、搬送オーガ41で
運ばれた廃トナーを、廃トナータンク25内に分散する
ものである。
ーガ39の下流端は、図2に示すように搬送オーガ41
の上流端側の上部に位置して、廃トナーガイド部49で
接続されている。搬送オーガ41は図2に示すように廃
トナー案内部51と廃トナータンク25との間で斜めに
配置されており、図3に示すように搬送オーガ41の下
流端は廃トナータンク25の上部側の搬送オーガ43の
上流端に対して廃トナータンク搬送ジョイント口53で
接続されている。搬送オーガ43は、搬送オーガ41で
運ばれた廃トナーを、廃トナータンク25内に分散する
ものである。
【0020】搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オ
ーガ39と、搬送オーガ41、43は、それぞれ図示し
ないモータの動作により回転するようになっている。そ
して、搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ3
9と、搬送オーガ41、43の廃トナーの搬送量(搬送
能力)は、本実施の形態では次のように設定されてい
る。
ーガ39と、搬送オーガ41、43は、それぞれ図示し
ないモータの動作により回転するようになっている。そ
して、搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ3
9と、搬送オーガ41、43の廃トナーの搬送量(搬送
能力)は、本実施の形態では次のように設定されてい
る。
【0021】
【表1】
【0022】表は、各搬送オーガの能力の一例を示して
おり、(搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ
39の搬送量)<搬送オーガ41の搬送量<搬送オーガ
43の搬送量、となっている。
おり、(搬送オーガ31、搬送オーガ35、搬送オーガ
39の搬送量)<搬送オーガ41の搬送量<搬送オーガ
43の搬送量、となっている。
【0023】また、単位時間当たりの最大現像量<(搬
送オーガ31の搬送量+搬送オーガ35の搬送量+搬送
オーガ39の搬送量)<搬送オーガ43の搬送量、とな
っている。
送オーガ31の搬送量+搬送オーガ35の搬送量+搬送
オーガ39の搬送量)<搬送オーガ43の搬送量、とな
っている。
【0024】このように、廃トナーの搬送経路の上流側
における廃トナー搬送量に比べて、廃トナーの搬送経路
の下流側における廃トナー搬送量が、多く設定されてい
る次に、上記画像形成装置の動作を説明する。感光体1
は、帯電器3により所定の電圧に一様に帯電される。コ
ンタクトガラス上に配置された原稿の内容には露光器5
が光を照射して、その反射光である露光5Aにより露光
することにより、感光体1上には静電潜像が形成され
る。その後、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
4色を具備した現像器7により、1スキャンについて一
色ずつ順次現像し、中間転写体11に順次転写紙され
る。この中間転写体11上で色重ねを行って、転写器1
3で転写紙Pに対して一括転写され、定着器17で定着
されてカラーコピー画像を得る。
における廃トナー搬送量に比べて、廃トナーの搬送経路
の下流側における廃トナー搬送量が、多く設定されてい
る次に、上記画像形成装置の動作を説明する。感光体1
は、帯電器3により所定の電圧に一様に帯電される。コ
ンタクトガラス上に配置された原稿の内容には露光器5
が光を照射して、その反射光である露光5Aにより露光
することにより、感光体1上には静電潜像が形成され
る。その後、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの
4色を具備した現像器7により、1スキャンについて一
色ずつ順次現像し、中間転写体11に順次転写紙され
る。この中間転写体11上で色重ねを行って、転写器1
3で転写紙Pに対して一括転写され、定着器17で定着
されてカラーコピー画像を得る。
【0025】また、転写紙Pに1色画像を形成する場合
には、中間転写体11に転写された後、そのまま色重ね
せずに転写紙Pに転写される。
には、中間転写体11に転写された後、そのまま色重ね
せずに転写紙Pに転写される。
【0026】感光体1上のトナー像は、転写器13の作
用により、転写紙Pの裏面に付与された電荷と感光体1
との静電荷によって転写紙Pに転写される。転写により
残った感光体1上に残った転写残トナーは、クリーニン
グ器9のクリーニングブレード29により感光体1から
かき落とされて廃トナーとなる。また、中間転写体11
上に残った転写残トナーは、クリーニングブレード33
でかき落とされて廃トナーとなる。さらに、転写ローラ
42に残った地汚れトナーは、転写器13のクリーニン
グブレード37によりかき落とされて廃トナーとなる。
用により、転写紙Pの裏面に付与された電荷と感光体1
との静電荷によって転写紙Pに転写される。転写により
残った感光体1上に残った転写残トナーは、クリーニン
グ器9のクリーニングブレード29により感光体1から
かき落とされて廃トナーとなる。また、中間転写体11
上に残った転写残トナーは、クリーニングブレード33
でかき落とされて廃トナーとなる。さらに、転写ローラ
42に残った地汚れトナーは、転写器13のクリーニン
グブレード37によりかき落とされて廃トナーとなる。
【0027】このようにして除去された廃トナーは、や
はりクリーニング器9の搬送オーガ31、中間転写体1
1の搬送オーガ33、そして転写器13の搬送オーガ3
9で搬送されて、図2に示す感光体廃トナー搬送ジョイ
ント口45、中間転写体廃トナー搬送ジョイント口4
7、紙転写器廃トナー搬送ジョイント口49の位置にお
いて図2に示す廃トナー搬送部51に排出されて、さら
に廃トナーは廃トナー搬送部51を垂直落下して搬送オ
ーガ41に至る。そして廃トナーは、この搬送オーガ4
1により搬送オーガ43に搬送されて、搬送オーガ43
は廃トナータンク25内に分散して収容される。
はりクリーニング器9の搬送オーガ31、中間転写体1
1の搬送オーガ33、そして転写器13の搬送オーガ3
9で搬送されて、図2に示す感光体廃トナー搬送ジョイ
ント口45、中間転写体廃トナー搬送ジョイント口4
7、紙転写器廃トナー搬送ジョイント口49の位置にお
いて図2に示す廃トナー搬送部51に排出されて、さら
に廃トナーは廃トナー搬送部51を垂直落下して搬送オ
ーガ41に至る。そして廃トナーは、この搬送オーガ4
1により搬送オーガ43に搬送されて、搬送オーガ43
は廃トナータンク25内に分散して収容される。
【0028】このようにして廃トナーを廃トナータンク
25内に収容する際には、上述したように、各搬送オー
ガの搬送力に予め大小関係を設定して、廃トナーの搬送
経路中の上流側から下流側にかけて単位時間当たりの廃
トナーの搬送量を多くしているので、無理な搬送が生じ
ることなく、廃トナーの搬送経路中の搬送オーガにロッ
ク状態が生じる。すなわち廃トナーの詰まりによる搬送
オーガの停止が防止できる。
25内に収容する際には、上述したように、各搬送オー
ガの搬送力に予め大小関係を設定して、廃トナーの搬送
経路中の上流側から下流側にかけて単位時間当たりの廃
トナーの搬送量を多くしているので、無理な搬送が生じ
ることなく、廃トナーの搬送経路中の搬送オーガにロッ
ク状態が生じる。すなわち廃トナーの詰まりによる搬送
オーガの停止が防止できる。
【0029】ところで、本発明は上記実施の形態に限定
されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更
ができる。例えば、画像形成装置は、複写機に限らず感
光体を用いるファクシミリやプリンタ等を含むものであ
る。また、搬送オーガの数は3個に限らず上流側の搬送
オーガは1つ又は2つ又は4つ以上あってもよく、下流
側の搬送オーガは1つ又は3つ以上あってもよい。
されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更
ができる。例えば、画像形成装置は、複写機に限らず感
光体を用いるファクシミリやプリンタ等を含むものであ
る。また、搬送オーガの数は3個に限らず上流側の搬送
オーガは1つ又は2つ又は4つ以上あってもよく、下流
側の搬送オーガは1つ又は3つ以上あってもよい。
【0030】第1搬送オーガ31、35、39と第2搬
送オーガ41、43とは、第1搬送オーガより第2搬送
オーガの搬送量が多ければ回転数、コイル直径及びコイ
ルピッチを変えることに限らず、コイル直径やコイルピ
ッチを同じにして、回転数のみを変えるものや、コイル
直径叉はコイルピッチのみを変えるものであっても良
い。
送オーガ41、43とは、第1搬送オーガより第2搬送
オーガの搬送量が多ければ回転数、コイル直径及びコイ
ルピッチを変えることに限らず、コイル直径やコイルピ
ッチを同じにして、回転数のみを変えるものや、コイル
直径叉はコイルピッチのみを変えるものであっても良
い。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、廃トナ
ーの搬送経路の上流側から廃トナーの搬送経路の下流側
にかけて第2排出手段の廃トナー搬送量が、多く設定さ
れている。従って、廃トナーの搬送経路の中で、クリー
ニング装置内の廃トナーの短時間当たりの廃トナー搬送
量が多く、無理な搬送が生じることない。このため、廃
トナーの搬送経路中の搬送オーガにロック状態、すなわ
ち複数のクリーニング装置で生じた廃トナーを一括して
搬送する際に、廃トナーの詰まりによる搬送オーガの停
止を防止できる。
ーの搬送経路の上流側から廃トナーの搬送経路の下流側
にかけて第2排出手段の廃トナー搬送量が、多く設定さ
れている。従って、廃トナーの搬送経路の中で、クリー
ニング装置内の廃トナーの短時間当たりの廃トナー搬送
量が多く、無理な搬送が生じることない。このため、廃
トナーの搬送経路中の搬送オーガにロック状態、すなわ
ち複数のクリーニング装置で生じた廃トナーを一括して
搬送する際に、廃トナーの詰まりによる搬送オーガの停
止を防止できる。
【0032】請求項2に記載の発明によれば、第2搬送
オーガが、搬送された廃トナーを廃トナー収容手段内に
分散させるので、廃トナー収容手段内に片寄って廃トナ
ーを収容してしまうのを防止できる。
オーガが、搬送された廃トナーを廃トナー収容手段内に
分散させるので、廃トナー収容手段内に片寄って廃トナ
ーを収容してしまうのを防止できる。
【0033】請求項3に記載の発明によれば、第1搬送
オーガからの廃トナーを垂直下方に落下させるので、第
1搬送オーガと第2オーガの間隔が大きくても、廃トナ
ーを斜め方向に移すのに比べて廃トナーが第1搬送オー
ガから第2搬送オーガに確実に移動できる。
オーガからの廃トナーを垂直下方に落下させるので、第
1搬送オーガと第2オーガの間隔が大きくても、廃トナ
ーを斜め方向に移すのに比べて廃トナーが第1搬送オー
ガから第2搬送オーガに確実に移動できる。
【図1】本発明の画像形成装置の内部構造を示す正面図
である。
である。
【図2】図1に示す画像形成装置の背面図である。
【図3】廃トナータンクとその周辺部分を示す側面図で
ある。
ある。
P 転写紙 1 感光体 9 感光体クリーニング器(クリーニング装置) 13A クリーニング装置 15 中間転写体クリーニング器(クリーニング装
置) 25 廃トナータンク(廃トナー収容手段) 31,35,39 搬送オーガ(第1搬送オーガ) 41,43 搬送オーガ(第2搬送オーガ)
置) 25 廃トナータンク(廃トナー収容手段) 31,35,39 搬送オーガ(第1搬送オーガ) 41,43 搬送オーガ(第2搬送オーガ)
Claims (3)
- 【請求項1】 転写で残ったトナーを廃トナーとして除
去するためのクリーニング装置を複数有し、各クリーニ
ング装置において除去された廃トナーをクリーニング装
置の外に排出するために廃トナーの搬送経路の上流側に
ある第1搬送オーガと、第1搬送オーガによりクリーニ
ング装置から排出された廃トナーを廃トナー収容手段に
搬送するために廃トナーの搬送経路の下流側にある第2
搬送オーガとを有する画像形成装置において、 廃トナーの搬送経路の上流側の第1搬送オーガから廃ト
ナーの搬送経路の下流側の第2搬送オーガにかけて廃ト
ナー搬送量が、多く設定されていることを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 第2搬送オーガは、廃トナーを第1搬送
オーガから廃トナー収容手段に搬送し、搬送された廃ト
ナーを廃トナー収容手段内に分散させることを特徴とす
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 第1搬送オーガからの廃トナーは、第2
搬送オーガに対して垂直下方に落下されることを特徴と
する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270432A JPH1195635A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9270432A JPH1195635A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195635A true JPH1195635A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17486206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9270432A Pending JPH1195635A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195635A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005331655A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びクリーニング装置 |
JP2011186137A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Canon Inc | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2012103314A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Canon Inc | トナー回収装置及び画像形成装置 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9270432A patent/JPH1195635A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005331655A (ja) * | 2004-05-19 | 2005-12-02 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びクリーニング装置 |
JP4590935B2 (ja) * | 2004-05-19 | 2010-12-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置 |
JP2011186137A (ja) * | 2010-03-08 | 2011-09-22 | Canon Inc | クリーニング装置及び画像形成装置 |
JP2012103314A (ja) * | 2010-11-08 | 2012-05-31 | Canon Inc | トナー回収装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041027 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050302 |