JPH1195341A - 画像形成装置および方法 - Google Patents
画像形成装置および方法Info
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- JPH1195341A JPH1195341A JP25355297A JP25355297A JPH1195341A JP H1195341 A JPH1195341 A JP H1195341A JP 25355297 A JP25355297 A JP 25355297A JP 25355297 A JP25355297 A JP 25355297A JP H1195341 A JPH1195341 A JP H1195341A
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- exposure head
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 露光ヘッドの露光性能の経時変化により生じ
る画像劣化を緩和する。 【解決手段】 キャリッジ80に露光ヘッド70と受光
センサ81を搭載し、画像形成に先立って、キャリッジ
80を主走査方向に走査して、主走査方向の露光量分布
を受光センサ81により検出する。その検出結果に基づ
き画像形成時の露光量が均一となるように露光量を制御
する。
る画像劣化を緩和する。 【解決手段】 キャリッジ80に露光ヘッド70と受光
センサ81を搭載し、画像形成に先立って、キャリッジ
80を主走査方向に走査して、主走査方向の露光量分布
を受光センサ81により検出する。その検出結果に基づ
き画像形成時の露光量が均一となるように露光量を制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ等
に係わるもので、詳しくは、感光感圧紙を使用する場合
に、カラー光源により画像を形成するカラー光源の露光
量を補正する画像形成装置および方法に関するものであ
る。
に係わるもので、詳しくは、感光感圧紙を使用する場合
に、カラー光源により画像を形成するカラー光源の露光
量を補正する画像形成装置および方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、サイカラー(ザ・ミードコーポレ
ーションの登録商標)方式のカラープリンタにおいて
は、サイカラーカプセル(以後、サイリスと呼ぶ。)を
塗布したサイカラーフィルムを利用し、図9のようなカ
ラープリンタの構成を採用している。
ーションの登録商標)方式のカラープリンタにおいて
は、サイカラーカプセル(以後、サイリスと呼ぶ。)を
塗布したサイカラーフィルムを利用し、図9のようなカ
ラープリンタの構成を採用している。
【0003】図9により、従来のカラープリンタの構成
を詳細に説明する。図9において、カラープリンタ本体
20では、カートリッジ30内に装填されたサイカラー
フィルム10がリフト板31から加圧されながら、給紙
ローラ40から1枚ごとに搬送供給される(図中A方
向)。紙給紙センサ45でサイカラーフィルム10の先
端が検知され、サイカラーフィルム10は副走査ローラ
50とピンチローラ60により高精度にステップ送りさ
れ、露光ヘッド70によりプラテン140において露光
された後、加圧ヒータ100から伝熱された加圧板11
0により加熱されながら、圧定着ローラ120と加圧ロ
ーラ130により圧力定着後、B方向に排紙される。
を詳細に説明する。図9において、カラープリンタ本体
20では、カートリッジ30内に装填されたサイカラー
フィルム10がリフト板31から加圧されながら、給紙
ローラ40から1枚ごとに搬送供給される(図中A方
向)。紙給紙センサ45でサイカラーフィルム10の先
端が検知され、サイカラーフィルム10は副走査ローラ
50とピンチローラ60により高精度にステップ送りさ
れ、露光ヘッド70によりプラテン140において露光
された後、加圧ヒータ100から伝熱された加圧板11
0により加熱されながら、圧定着ローラ120と加圧ロ
ーラ130により圧力定着後、B方向に排紙される。
【0004】上記に使用されるサイカラーフィルム10
は、図10に示すように、各R.G.B光に反応するサ
イリス11と透明PET層15、白色PET層16、デ
ィベロッパ層17により構成されている。
は、図10に示すように、各R.G.B光に反応するサ
イリス11と透明PET層15、白色PET層16、デ
ィベロッパ層17により構成されている。
【0005】サイリス11は、R光(赤色光)に反応硬
化するC(シアン)サイリス14、G光(緑色光)に反
応硬化するM(マゼンタ)サイリス13、B光(青色
光)に反応硬化するY(イエロー)サイリス12の3種
類のカプセル状サイリスがあり、それらは、ディベロッ
パ層17に含有され、さらに前記ディベロッパ層17は
透明PET層15と白色PET層16により挟まれた3
層構成になっている。
化するC(シアン)サイリス14、G光(緑色光)に反
応硬化するM(マゼンタ)サイリス13、B光(青色
光)に反応硬化するY(イエロー)サイリス12の3種
類のカプセル状サイリスがあり、それらは、ディベロッ
パ層17に含有され、さらに前記ディベロッパ層17は
透明PET層15と白色PET層16により挟まれた3
層構成になっている。
【0006】上記のサイリス11は、それぞれに対応し
た光に露光されるとカプセルが硬化し、圧力定着を行っ
ても発色しないが、露光していないサイリス11は、加
圧することで、カプセルが破壊され、ディベロッパ層1
7に含有した顕色剤と反応し発色する。
た光に露光されるとカプセルが硬化し、圧力定着を行っ
ても発色しないが、露光していないサイリス11は、加
圧することで、カプセルが破壊され、ディベロッパ層1
7に含有した顕色剤と反応し発色する。
【0007】次にカラープリンタ本体20内の露光ヘッ
ド70の構成について、図11を使って説明する。
ド70の構成について、図11を使って説明する。
【0008】露光ヘッド70は、光源である冷陰極管7
1からの光を色フィルタ73のRフィルタ部73a、G
フィルタ部73b、Bフィルタ部73cによりR,G,
Bの波長の光に分光し、シャッタLCD74のR開孔部
74a、G開孔部74b、B開孔部74cにより光源を
絞って前記サイリスフィルム10に露光するように構成
している。
1からの光を色フィルタ73のRフィルタ部73a、G
フィルタ部73b、Bフィルタ部73cによりR,G,
Bの波長の光に分光し、シャッタLCD74のR開孔部
74a、G開孔部74b、B開孔部74cにより光源を
絞って前記サイリスフィルム10に露光するように構成
している。
【0009】シャッタLCD74の各開孔部は、形成す
る画像の解像度に適合した開孔径をなし、主走査方向に
サイリスフィルム10の印画幅かそれ以上の数だけ、前
記解像度にあった間隔で配置され、さらに個々の開孔部
は、LCDの印加電圧により開孔率を制御するので、開
孔部から発生する光量を制御可能になしている。
る画像の解像度に適合した開孔径をなし、主走査方向に
サイリスフィルム10の印画幅かそれ以上の数だけ、前
記解像度にあった間隔で配置され、さらに個々の開孔部
は、LCDの印加電圧により開孔率を制御するので、開
孔部から発生する光量を制御可能になしている。
【0010】次に前記露光ヘッド70のLCDシャッタ
74の光量を制御する従来の方法を図12の回路ブロッ
ク図で説明する。露光ヘッド70からの光量分布を測定
器より測定し、測定したデータをもとに光量分布を均一
になるように補正データ160を作る。作られた補正デ
ータ160は、ROM153に格納される。
74の光量を制御する従来の方法を図12の回路ブロッ
ク図で説明する。露光ヘッド70からの光量分布を測定
器より測定し、測定したデータをもとに光量分布を均一
になるように補正データ160を作る。作られた補正デ
ータ160は、ROM153に格納される。
【0011】クロック信号発生回路151からのクロッ
クによりアドレスカインタ156からカウンタ値を出力
し、アドレス制御回路157よりLCDドライバ回路1
59に対して適切なアドレス信号をROM153に出力
する。ROM153は、前記アドレス値にあった補正デ
ータ160をラッチ回路154に出力し、1ライン分の
データがセットされると、LCDドライバ回路159に
出力する。ドライバ159はこのデータに基づきLCD
シャッタ74の開孔部の制御を行い、光量の均一性を確
保する。以上のような構成と制御によって、従来は、画
像形成を行っていた。
クによりアドレスカインタ156からカウンタ値を出力
し、アドレス制御回路157よりLCDドライバ回路1
59に対して適切なアドレス信号をROM153に出力
する。ROM153は、前記アドレス値にあった補正デ
ータ160をラッチ回路154に出力し、1ライン分の
データがセットされると、LCDドライバ回路159に
出力する。ドライバ159はこのデータに基づきLCD
シャッタ74の開孔部の制御を行い、光量の均一性を確
保する。以上のような構成と制御によって、従来は、画
像形成を行っていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の、サイカラー方式のカラープリンタの構成で
は、初期の状態および環境が一定範囲内では、光量を均
一にして、露光量を一定にすることで良好な画像を得る
ことが可能であるが、使用時間が増え経時変化や使用環
境による温度変化に対しては、初期の補正データのみで
露光補正を行っていたので、光量を均一に制御すること
は不可能であり、良好な画像を形成することができない
という不具合が生じていた。
た従来の、サイカラー方式のカラープリンタの構成で
は、初期の状態および環境が一定範囲内では、光量を均
一にして、露光量を一定にすることで良好な画像を得る
ことが可能であるが、使用時間が増え経時変化や使用環
境による温度変化に対しては、初期の補正データのみで
露光補正を行っていたので、光量を均一に制御すること
は不可能であり、良好な画像を形成することができない
という不具合が生じていた。
【0013】具体的に図13の波形データを用いてこの
不具合を説明する。図13(a)は、露光補正前の露光
ヘッドの光量分布である。横軸は、サイリスフィルムの
主走査方向の位置であり、縦軸は、露光ヘッドからの発
光光量の測定値(lux)である。前記の光量分布は、
露光ヘッド70内の冷陰極管71の発光分布をそのまま
反映した波形であり、LCDシャッタ74の開孔部での
補正は行っていない。
不具合を説明する。図13(a)は、露光補正前の露光
ヘッドの光量分布である。横軸は、サイリスフィルムの
主走査方向の位置であり、縦軸は、露光ヘッドからの発
光光量の測定値(lux)である。前記の光量分布は、
露光ヘッド70内の冷陰極管71の発光分布をそのまま
反映した波形であり、LCDシャッタ74の開孔部での
補正は行っていない。
【0014】図13(b)は、前記図13(a)の波形
を補正データ160を基にLCDシャッタ74の開孔率
を制御し、成形した例を示す。この波形をみると、サイ
リスフィルム10に対して必要な露光量をフィルム幅
で、均一に露光するように制御されているのがわかる。
しかしながら、経時変化後では、従来例では正確に露光
補正が不可能であることを図14の波形データを用いて
説明する。
を補正データ160を基にLCDシャッタ74の開孔率
を制御し、成形した例を示す。この波形をみると、サイ
リスフィルム10に対して必要な露光量をフィルム幅
で、均一に露光するように制御されているのがわかる。
しかしながら、経時変化後では、従来例では正確に露光
補正が不可能であることを図14の波形データを用いて
説明する。
【0015】図14(c)は、経時変化後の露光補正前
の露光ヘッドの光量分布である。前記図13(a)の波
形と比較すると主走査位置の両端で発光光量がダウンし
ている。これは、冷陰極管71が点灯時間とともに両端
部の光量がダウンするために起こる現象である。この図
14(c)の波形を前記と同じ補正データ160を基
に、波形成形したデータが図14(d)である。初期の
補正データ160を基に露光補正しているので、両端部
の光量ダウンを補正できず、両端部あたりが必要露光量
を確保することができていない。図14の場合は、経時
変化の場合であるが、使用環境の変化においても同様の
現象が発生する。
の露光ヘッドの光量分布である。前記図13(a)の波
形と比較すると主走査位置の両端で発光光量がダウンし
ている。これは、冷陰極管71が点灯時間とともに両端
部の光量がダウンするために起こる現象である。この図
14(c)の波形を前記と同じ補正データ160を基
に、波形成形したデータが図14(d)である。初期の
補正データ160を基に露光補正しているので、両端部
の光量ダウンを補正できず、両端部あたりが必要露光量
を確保することができていない。図14の場合は、経時
変化の場合であるが、使用環境の変化においても同様の
現象が発生する。
【0016】このように、従来のカラープリンタの露光
補正では、経時変化や使用環境変化に対応することが不
可能であり、良好な画像を得ることが不可能である。
補正では、経時変化や使用環境変化に対応することが不
可能であり、良好な画像を得ることが不可能である。
【0017】そこで、本発明の目的は、上述したような
従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであっ
て、経時変化や使用環境変化に対応でき、常に良好な画
像が得られる画像形成装置および方法を提供することに
ある。
従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであっ
て、経時変化や使用環境変化に対応でき、常に良好な画
像が得られる画像形成装置および方法を提供することに
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、感光感圧紙を露光ヘッド
により露光することにより画像形成を行い、露光量を補
正可能な画像形成装置において、前記露光ヘッドからの
光を受光して露光量を検知し、露光量を示すデータを出
力する受光手段と、前記露光ヘッドおよび前記受光手段
を主走査方向および副走査方向に走査可能とする搬送手
段と、前記画像形成に先立って、搬送手段により前記露
光ヘッドおよび前記受光手段を走査させ、各主走査位置
で前記受光手段から出力されるデータを記憶する記憶手
段と、当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形
成における前記露光ヘッドの露光量を制御する制御手段
とを具えたことを特徴とする。
るために、請求項1の発明は、感光感圧紙を露光ヘッド
により露光することにより画像形成を行い、露光量を補
正可能な画像形成装置において、前記露光ヘッドからの
光を受光して露光量を検知し、露光量を示すデータを出
力する受光手段と、前記露光ヘッドおよび前記受光手段
を主走査方向および副走査方向に走査可能とする搬送手
段と、前記画像形成に先立って、搬送手段により前記露
光ヘッドおよび前記受光手段を走査させ、各主走査位置
で前記受光手段から出力されるデータを記憶する記憶手
段と、当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形
成における前記露光ヘッドの露光量を制御する制御手段
とを具えたことを特徴とする。
【0019】請求項2の発明は、請求項1に記載の画像
形成装置において、画像形成時において、前記露光ヘッ
ドから前記受光手段への光が画像形成対象の感光感圧紙
により遮断されるように該受光手段は配置され、画像形
成時に前記受光手段から出力されるデータに基づき画像
形成対象の感光感圧紙の紙幅方向の紙端を検出する紙端
検出手段をさらに具えたことを特徴とする。
形成装置において、画像形成時において、前記露光ヘッ
ドから前記受光手段への光が画像形成対象の感光感圧紙
により遮断されるように該受光手段は配置され、画像形
成時に前記受光手段から出力されるデータに基づき画像
形成対象の感光感圧紙の紙幅方向の紙端を検出する紙端
検出手段をさらに具えたことを特徴とする。
【0020】請求項3の発明は、請求項2に記載の画像
形成装置において、前記紙端検出手段は副走査方向の各
位置での前記紙端位置を検出することにより、前記感光
感圧紙の斜行量をも検出し、当該検出された斜行量にも
基づいて前記制御手段は前記画像形成における露光ヘッ
ドの露光量を制御することを特徴とする。
形成装置において、前記紙端検出手段は副走査方向の各
位置での前記紙端位置を検出することにより、前記感光
感圧紙の斜行量をも検出し、当該検出された斜行量にも
基づいて前記制御手段は前記画像形成における露光ヘッ
ドの露光量を制御することを特徴とする。
【0021】請求項4の発明は、感光感圧紙を露光ヘッ
ドにより露光することにより画像形成を行い、露光量を
補正可能な画像形成方法において、前記露光ヘッドから
の光を受光して露光量を検知し、露光量を示すデータを
出力する受光手段を前記露光ヘッドと共に主走査方向お
よび副走査方向に走査可能となし、前記画像形成に先立
って、前記露光ヘッドおよび前記受光手段を走査させ、
各主走査位置で前記受光手段から出力されるデータを記
憶し、当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形
成における前記露光ヘッドの露光量を制御することを特
徴とする。
ドにより露光することにより画像形成を行い、露光量を
補正可能な画像形成方法において、前記露光ヘッドから
の光を受光して露光量を検知し、露光量を示すデータを
出力する受光手段を前記露光ヘッドと共に主走査方向お
よび副走査方向に走査可能となし、前記画像形成に先立
って、前記露光ヘッドおよび前記受光手段を走査させ、
各主走査位置で前記受光手段から出力されるデータを記
憶し、当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形
成における前記露光ヘッドの露光量を制御することを特
徴とする。
【0022】請求項5の発明は、請求項4に記載の画像
形成方法において、画像形成時において、前記露光ヘッ
ドから前記受光手段への光が画像形成対象の感光感圧紙
により遮断されるように該受光手段は配置され、画像形
成時に前記受光手段から出力されるデータに基づき画像
形成対象の感光感圧紙の紙幅方向の紙端を検出すること
を特徴とする。
形成方法において、画像形成時において、前記露光ヘッ
ドから前記受光手段への光が画像形成対象の感光感圧紙
により遮断されるように該受光手段は配置され、画像形
成時に前記受光手段から出力されるデータに基づき画像
形成対象の感光感圧紙の紙幅方向の紙端を検出すること
を特徴とする。
【0023】請求項6の発明は、請求項5に記載の画像
形成方法において、前副走査方向の各位置での前記紙端
位置を検出することにより、前記感光感圧紙の斜行量を
も検出し、当該検出された斜行量にも基づいて前記画像
形成における露光ヘッドの露光量を制御することを特徴
とする。
形成方法において、前副走査方向の各位置での前記紙端
位置を検出することにより、前記感光感圧紙の斜行量を
も検出し、当該検出された斜行量にも基づいて前記画像
形成における露光ヘッドの露光量を制御することを特徴
とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明のサイカラー方式のカラー
プリンタの概略構成を示す。まず、図1により本実施形
態における装置全体の概略について説明する。カラープ
リンタ本体20では、カートリッジ30内に装填された
サイカラーフィルム10をリフト板31から加圧しなが
ら、給紙ローラ40から1枚ごとに搬送供給し(図中A
方向)、サイカラーフィルム10を副走査ローラ50と
ピンチローラ60により高精度にステップ送りする。さ
らに、露光ヘッド70により露光された後、加熱ヒータ
100から伝熱された加熱板110により加熱されなが
ら、圧定着ローラ120と加圧ローラ130により圧力
定着後、B方向に排紙する。
プリンタの概略構成を示す。まず、図1により本実施形
態における装置全体の概略について説明する。カラープ
リンタ本体20では、カートリッジ30内に装填された
サイカラーフィルム10をリフト板31から加圧しなが
ら、給紙ローラ40から1枚ごとに搬送供給し(図中A
方向)、サイカラーフィルム10を副走査ローラ50と
ピンチローラ60により高精度にステップ送りする。さ
らに、露光ヘッド70により露光された後、加熱ヒータ
100から伝熱された加熱板110により加熱されなが
ら、圧定着ローラ120と加圧ローラ130により圧力
定着後、B方向に排紙する。
【0026】キャリッジ80は、露光ヘッド70に対向
した面上に案内レール90上を摺動しながら主走査方向
に移動可能に構成されており、キャリッジ80内には、
露光ヘッド70の光量を受光可能な位置に受光センサ8
1が実装されている。キャリッジ80はキャリッジモー
タ83(図2参照)によりキャリッジベルト82を介し
て駆動が伝達される。
した面上に案内レール90上を摺動しながら主走査方向
に移動可能に構成されており、キャリッジ80内には、
露光ヘッド70の光量を受光可能な位置に受光センサ8
1が実装されている。キャリッジ80はキャリッジモー
タ83(図2参照)によりキャリッジベルト82を介し
て駆動が伝達される。
【0027】図2は、図1のキャリッジ80の概略構成
を示す。図2において、キャリッジ80は案内レール9
0に案内されながら、D方向あるいはE方向(図中指
示)に移動可能に構成され、キャリッジ80内には受光
センサ81が露光ヘッド70に対向する位置で実装さ
れ、キャリッジベルト82の一部を固定している。キャ
リッジベルト82は、キャリッジモータ83からプーリ
を介して駆動が伝達され、キャリッジベルト82を介し
てキャリッジ80に駆動が伝達される。
を示す。図2において、キャリッジ80は案内レール9
0に案内されながら、D方向あるいはE方向(図中指
示)に移動可能に構成され、キャリッジ80内には受光
センサ81が露光ヘッド70に対向する位置で実装さ
れ、キャリッジベルト82の一部を固定している。キャ
リッジベルト82は、キャリッジモータ83からプーリ
を介して駆動が伝達され、キャリッジベルト82を介し
てキャリッジ80に駆動が伝達される。
【0028】キャリッジ80の下部には、加熱ヒータ1
00と加熱板110が配置され、加熱ヒータ100から
発生した熱を加熱板110に伝熱し、サイリスフィルム
10に伝熱する。ここで、サイリスフィルム10を加熱
する目的は、サイリス11のカプセルの硬化速度を促進
するためおよび、圧力定着後の発色反応を促進するため
である。次に図3により本実施形態の露光補正装置の制
御について説明する。図3は、本発明の露光補正装置を
制御する制御回路の構成を示す。図3において、受光セ
ンサ81からの光量データをA/D変換回路150で量
子化し、RAM152に格納する。ここで前記の補正デ
ータ160が格納されたROM153とRAM152の
データをクロック信号発生回路151からのクロックに
よりアドレスカウンタ156からカウンタ値を出力し、
アドレス制御回路157により同じアドレスのデータを
補正データ回路158に出力する。この補正データ回路
158内で、RAM152とROM153の差分を演算
し、補正データを1ライン分つくり、LCDドライバ回
路159に出力し、LCDシャッタ74の開孔部の制御
を行って光量の均一性を確保する。
00と加熱板110が配置され、加熱ヒータ100から
発生した熱を加熱板110に伝熱し、サイリスフィルム
10に伝熱する。ここで、サイリスフィルム10を加熱
する目的は、サイリス11のカプセルの硬化速度を促進
するためおよび、圧力定着後の発色反応を促進するため
である。次に図3により本実施形態の露光補正装置の制
御について説明する。図3は、本発明の露光補正装置を
制御する制御回路の構成を示す。図3において、受光セ
ンサ81からの光量データをA/D変換回路150で量
子化し、RAM152に格納する。ここで前記の補正デ
ータ160が格納されたROM153とRAM152の
データをクロック信号発生回路151からのクロックに
よりアドレスカウンタ156からカウンタ値を出力し、
アドレス制御回路157により同じアドレスのデータを
補正データ回路158に出力する。この補正データ回路
158内で、RAM152とROM153の差分を演算
し、補正データを1ライン分つくり、LCDドライバ回
路159に出力し、LCDシャッタ74の開孔部の制御
を行って光量の均一性を確保する。
【0029】図4は、本発明の露光補正装置により露光
ヘッド70の光量波形が補正される状態を示した説明図
である。図4(a)は、露光補正前の露光ヘッドの光量
分布である。横軸は、サイリスフィルムの主走査方向の
位置であり、縦軸は、露光ヘッドからの発光光量の測定
値(lux)である。前記の光量分布は、露光ヘッド7
0内の冷陰極管71の発光分布をそのまま反映した波形
であり、LCDシャッタ74の開孔部での補正は行って
いない。
ヘッド70の光量波形が補正される状態を示した説明図
である。図4(a)は、露光補正前の露光ヘッドの光量
分布である。横軸は、サイリスフィルムの主走査方向の
位置であり、縦軸は、露光ヘッドからの発光光量の測定
値(lux)である。前記の光量分布は、露光ヘッド7
0内の冷陰極管71の発光分布をそのまま反映した波形
であり、LCDシャッタ74の開孔部での補正は行って
いない。
【0030】図4(b)は、前記図4(a)の波形を受
光センサ81から取り込み、その光量データが格納され
た前記RAM152を基にLCDシャッタ74の開孔率
を制御し、整形したものである。この波形をみると、サ
イリスフィルム10に対して必要な露光量をフィルム幅
で、均一に露光するように制御されているのがわかる。
光センサ81から取り込み、その光量データが格納され
た前記RAM152を基にLCDシャッタ74の開孔率
を制御し、整形したものである。この波形をみると、サ
イリスフィルム10に対して必要な露光量をフィルム幅
で、均一に露光するように制御されているのがわかる。
【0031】図5は、本発明の露光補正装置により光量
を補正するための処理手順を示す。図5において、カラ
ープリンタの電源ON時に露光補正スタート(S11)
を行い、キャリッジ80がホームポジションかどうかを
検出する(S12)。ここで、ホームポジションにいな
い場合、キャリッジ80をホームポジションに戻し(S
13)、次に露光ヘッド内の冷陰極管71を点灯する。
を補正するための処理手順を示す。図5において、カラ
ープリンタの電源ON時に露光補正スタート(S11)
を行い、キャリッジ80がホームポジションかどうかを
検出する(S12)。ここで、ホームポジションにいな
い場合、キャリッジ80をホームポジションに戻し(S
13)、次に露光ヘッド内の冷陰極管71を点灯する。
【0032】冷陰極管71の光量が一定になり安定する
まで待機(wait)し(S15)、キャリッジモータ83を
駆動し、キャリッジの走査を行う(S16)。次にキャ
リッジ80内の受光センサ81で検出した光量データを
A/D変換回路150で量子化しRAM152に格納す
る(S17)。
まで待機(wait)し(S15)、キャリッジモータ83を
駆動し、キャリッジの走査を行う(S16)。次にキャ
リッジ80内の受光センサ81で検出した光量データを
A/D変換回路150で量子化しRAM152に格納す
る(S17)。
【0033】ROM153に格納された補正データ16
0とRAMデータ152をアドレス制御回路157で同
期して読み出し(S18)、補正データ回路158にて
差分を演算して補正データを生成する(S19)。この
補正データによりシャッタLCD74の開孔部を制御
し、露光ヘッドの光量分布を図4(b)のように均一に
する(S20)。
0とRAMデータ152をアドレス制御回路157で同
期して読み出し(S18)、補正データ回路158にて
差分を演算して補正データを生成する(S19)。この
補正データによりシャッタLCD74の開孔部を制御
し、露光ヘッドの光量分布を図4(b)のように均一に
する(S20)。
【0034】以上のような構成および制御を行うことに
より、印画する前に、初期に前記キャリッジ80を走査
し、受光センサ81からの光量データを基に露光量の補
正を行っているので、従来例での経時変化や使用環境変
化にも対応することができ、常に良好な印画を得ること
ができる。
より、印画する前に、初期に前記キャリッジ80を走査
し、受光センサ81からの光量データを基に露光量の補
正を行っているので、従来例での経時変化や使用環境変
化にも対応することができ、常に良好な印画を得ること
ができる。
【0035】(他の実施形態)図6は、本発明の露光補
正装置の他の実施形態であるサイリスフィルム10の先
端部10aを検知する状態を示す。図6のようにサイリ
スフィルム10が搬送されて露光ヘッド70の手前まで
きた状態になった時、キャリッジ80をサイリスフィル
ム10の中央まで移動する。この状態で、露光ヘッド7
0内の冷陰極管71を点灯し、その光量をキャリッジ8
0内の受光センサ81により検出する。サイリスフィル
ム10は副走査ローラ50により搬送され、やがて先端
部10aが露光ヘッド上にきた時、発光が遮断され、受
光センサ81が光量変化を検知する。このように制御す
ることで、サイリスフィルムの先端検知を行うことがで
き、従来例での紙検知センサ45が不要になる。
正装置の他の実施形態であるサイリスフィルム10の先
端部10aを検知する状態を示す。図6のようにサイリ
スフィルム10が搬送されて露光ヘッド70の手前まで
きた状態になった時、キャリッジ80をサイリスフィル
ム10の中央まで移動する。この状態で、露光ヘッド7
0内の冷陰極管71を点灯し、その光量をキャリッジ8
0内の受光センサ81により検出する。サイリスフィル
ム10は副走査ローラ50により搬送され、やがて先端
部10aが露光ヘッド上にきた時、発光が遮断され、受
光センサ81が光量変化を検知する。このように制御す
ることで、サイリスフィルムの先端検知を行うことがで
き、従来例での紙検知センサ45が不要になる。
【0036】図7は、本発明の露光補正装置のサイリス
フィルム10の後端部10bを検知する状態を示す。図
6の場合と同様に露光補正装置を制御することで後端部
10bを検知することが可能になる。図8は、本発明の
露光補正装置の第2の実施形態であるサイリスフィルム
10の側端部10c(図2記載)をキャリッジ80の受
光センサ81により検知し、正規の位置からのズレ量を
演算し、露光ヘッド内の発光位置をシフトする制御を説
明するためのフローチャートである。
フィルム10の後端部10bを検知する状態を示す。図
6の場合と同様に露光補正装置を制御することで後端部
10bを検知することが可能になる。図8は、本発明の
露光補正装置の第2の実施形態であるサイリスフィルム
10の側端部10c(図2記載)をキャリッジ80の受
光センサ81により検知し、正規の位置からのズレ量を
演算し、露光ヘッド内の発光位置をシフトする制御を説
明するためのフローチャートである。
【0037】図8において、発光位置調整をスタートす
る(S30)。まず、サイリスフィルム10をキャリッ
ジ走査位置まで搬送したかどうかを検知する(S3
1)。搬送されていない時はキャリッジまでサイリスフ
ィルム10を搬送する(S32)。
る(S30)。まず、サイリスフィルム10をキャリッ
ジ走査位置まで搬送したかどうかを検知する(S3
1)。搬送されていない時はキャリッジまでサイリスフ
ィルム10を搬送する(S32)。
【0038】次に、キャリッジがホームポジションに存
在しているかどうか検知し(S33)、キャリッジ80
がホームポジションにいない時はホームポジションまで
戻す(S34)。そして、露光ヘッド70内の冷陰極管
71を点灯する(S35)。冷陰極管71の光量が一定
になり安定するまでwaitし(S36)、キャリッジモー
タ83を駆動し、キャリッジ80の走査を行う(S3
7)。
在しているかどうか検知し(S33)、キャリッジ80
がホームポジションにいない時はホームポジションまで
戻す(S34)。そして、露光ヘッド70内の冷陰極管
71を点灯する(S35)。冷陰極管71の光量が一定
になり安定するまでwaitし(S36)、キャリッジモー
タ83を駆動し、キャリッジ80の走査を行う(S3
7)。
【0039】次にキャリッジ80内の受光センサ81で
検出した光量データをA/D変換回路150で量子化し
RAM152に格納する(S38)。RAM152に格
納されたデータを読み出して光量の変化点を検出する
(S39)。検出した変化点のアドレスと正規な状態で
のサイリスフィルムの側端部10cのアドレスを比較
し、差分をズレ量として演算し、露光ヘッド70の発光
するスタート位置のアドレスをズレ量を補正した位置に
シフトする(S40)。このシフトによりシャッタLC
D74の発光位置がシフトされる(S41)。
検出した光量データをA/D変換回路150で量子化し
RAM152に格納する(S38)。RAM152に格
納されたデータを読み出して光量の変化点を検出する
(S39)。検出した変化点のアドレスと正規な状態で
のサイリスフィルムの側端部10cのアドレスを比較
し、差分をズレ量として演算し、露光ヘッド70の発光
するスタート位置のアドレスをズレ量を補正した位置に
シフトする(S40)。このシフトによりシャッタLC
D74の発光位置がシフトされる(S41)。
【0040】以上のような制御を行うことにより、サイ
リスフィルム10の先端、後端の検知を行うことができ
紙先端検知センサが不要となる。さらにサイリスフィル
ムが斜行等により露光ヘッドに対してずれた状態になっ
た場合でも、ズレ量を検出して露光ヘッドの発光位置を
シフトするので、画像欠けのない良好な印画を得ること
が可能になる。特に枠のない画像を印画するときには有
効である。
リスフィルム10の先端、後端の検知を行うことができ
紙先端検知センサが不要となる。さらにサイリスフィル
ムが斜行等により露光ヘッドに対してずれた状態になっ
た場合でも、ズレ量を検出して露光ヘッドの発光位置を
シフトするので、画像欠けのない良好な印画を得ること
が可能になる。特に枠のない画像を印画するときには有
効である。
【0041】以上説明したように本実施形態では露光ヘ
ッドに対向した面上にキャリッジ走査による受光センサ
を配置した構成にしたことにより、印画する前に、初期
に前記キャリッジを走査し、受光センサからの光量デー
タを基に露光量の補正を行っているので、経時変化や使
用環境変化にも対応することができ、常に良好な印画を
得ることができる。
ッドに対向した面上にキャリッジ走査による受光センサ
を配置した構成にしたことにより、印画する前に、初期
に前記キャリッジを走査し、受光センサからの光量デー
タを基に露光量の補正を行っているので、経時変化や使
用環境変化にも対応することができ、常に良好な印画を
得ることができる。
【0042】さらに本実施形態では、サイリスフィルム
幅以上にキャリッジ走査を可能にし、また、露光ヘッド
の発光部をサイリスフィルム幅以上に有した構成にする
ことにより、サイリスフィルムの先端、後端の検知を行
うことができ紙先端検知センサが不要となり、さらにサ
イリスフィルムが斜行等により露光ヘッドに対してずれ
た状態になった場合でも、ズレ量を検出して露光ヘッド
の発光位置をシフトするので、画像欠けのない良好な印
画を得ることが可能になる。特に枠のない画像を印画す
るときには有効である。
幅以上にキャリッジ走査を可能にし、また、露光ヘッド
の発光部をサイリスフィルム幅以上に有した構成にする
ことにより、サイリスフィルムの先端、後端の検知を行
うことができ紙先端検知センサが不要となり、さらにサ
イリスフィルムが斜行等により露光ヘッドに対してずれ
た状態になった場合でも、ズレ量を検出して露光ヘッド
の発光位置をシフトするので、画像欠けのない良好な印
画を得ることが可能になる。特に枠のない画像を印画す
るときには有効である。
【0043】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、4の
発明によれば、露光ヘッドと共に主走査方向に搬送され
た受光手段により、露光量の分布を測定できるので、経
時変化により露光ヘッドの性能が劣化したり、環境変化
により露光性能が変化してもその変化に対応して、露光
量の分布を均一にすることができる。
発明によれば、露光ヘッドと共に主走査方向に搬送され
た受光手段により、露光量の分布を測定できるので、経
時変化により露光ヘッドの性能が劣化したり、環境変化
により露光性能が変化してもその変化に対応して、露光
量の分布を均一にすることができる。
【0044】請求項2、5の発明によれば、感光感圧紙
により露光ヘッドからの光が遮断されるので、受光手段
の受光量が紙端部で変化し、この変化により感光感圧紙
の紙端部の位置を検出することができる。また、紙幅セ
ンサとしても受光手段を兼用できるので、製造コストの
低減に寄与することができる。
により露光ヘッドからの光が遮断されるので、受光手段
の受光量が紙端部で変化し、この変化により感光感圧紙
の紙端部の位置を検出することができる。また、紙幅セ
ンサとしても受光手段を兼用できるので、製造コストの
低減に寄与することができる。
【0045】請求項3、6の発明によれば、画像形成時
における感光感圧紙の斜行を検出し、斜行により生じる
露光量分布の変化に対しても対応することができる。
における感光感圧紙の斜行を検出し、斜行により生じる
露光量分布の変化に対しても対応することができる。
【図1】本発明のサイカラー方式のカラープリンタの概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本発明のサイカラー方式のカラープリンタの露
光補正装置の一実施形態であるキャリッジ部の概略構成
図である。
光補正装置の一実施形態であるキャリッジ部の概略構成
図である。
【図3】本発明の露光補正装置を制御する回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】本発明の露光補正装置により露光ヘッドの光量
波形が補正される状態を説明するための説明図である。
波形が補正される状態を説明するための説明図である。
【図5】本発明の露光補正装置により光量を補正するた
めのフローチャートである。
めのフローチャートである。
【図6】本発明の露光補正装置によりサイリスフィルム
の先端および後端を検知する状態を示した説明図であ
る。
の先端および後端を検知する状態を示した説明図であ
る。
【図7】本発明の露光補正装置によりサイリスフィルム
の側淡を検知する状態を示した説明図である。
の側淡を検知する状態を示した説明図である。
【図8】本発明の露光補正装置により露光ヘッドの発光
位置を補正するためのフローチャートである。
位置を補正するためのフローチャートである。
【図9】従来のサイカラー方式のカラープリンタの概略
構成図である。
構成図である。
【図10】サイカラー方式のカラープリンタに使用する
サイカラーフィルムの断面図である。
サイカラーフィルムの断面図である。
【図11】従来のサイカラープリンタの露光ヘッド部の
概略構成図である。
概略構成図である。
【図12】従来の露光ヘッドを駆動する回路のブロック
図である。
図である。
【図13】従来の露光ヘッドの光量波形が補正される状
態を説明するための説明図である。
態を説明するための説明図である。
【図14】従来の露光ヘッドの経時変化後の光量波形が
補正される状態を説明するための説明図である。
補正される状態を説明するための説明図である。
10 サイリスフィルム 10a サイリスフィルム先端部 10b サイリスフィルム後端部 10c サイリスフィルム側端部 11 サイリス 12 Yサイリス 13 Mサイリス 14 Cサイリス 15 透明PET層 16 白色PET層 17 ディベロッパ層 20 本体部 30 カートリッジ 31 リフト板 40 給紙ローラ 45 紙検知センサ 50 副走査ローラ 60 ピンチローラ 70 露光ヘッド 71 冷陰極管 72 反射板 73 色フィルタ 73a Rフィルタ部 73b Gフィルタ部 73c Bフィルタ部 74 LCDシャッタ 74a R開孔部 74b G開孔部 74c B開孔部 80 キャリッジ 81 受光センサ 82 キャリッジベルト 83 キャリッジモータ 90 案内レール 100 加熱ヒータ 110 加熱板 120 圧定着ローラ 130 加圧ローラ 140 プラテン板 150 A/D変換回路 151 クロック信号発生回路 152 RAM 153 ROM 154 ラッチ回路 155 基準データパラレル変換回路 156 アドレスカウンタ 157 アドレス制御回路 158 補正データ回路 159 LCDドライバ回路 160 補正データ
Claims (6)
- 【請求項1】 感光感圧紙を露光ヘッドにより露光する
ことにより画像形成を行い、露光量を補正可能な画像形
成装置において、 前記露光ヘッドからの光を受光して露光量を検知し、露
光量を示すデータを出力する受光手段と、 前記露光ヘッドおよび前記受光手段を主走査方向および
副走査方向に走査可能とする搬送手段と、 前記画像形成に先立って、搬送手段により前記露光ヘッ
ドおよび前記受光手段を走査させ、各主走査位置で前記
受光手段から出力されるデータを記憶する記憶手段と、 当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形成にお
ける前記露光ヘッドの露光量を制御する制御手段とを具
えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
て、画像形成時において、前記露光ヘッドから前記受光
手段への光が画像形成対象の感光感圧紙により遮断され
るように該受光手段は配置され、画像形成時に前記受光
手段から出力されるデータに基づき画像形成対象の感光
感圧紙の紙幅方向の紙端を検出する紙端検出手段をさら
に具えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
て、前記紙端検出手段は副走査方向の各位置での前記紙
端位置を検出することにより、前記感光感圧紙の斜行量
をも検出し、当該検出された斜行量にも基づいて前記制
御手段は前記画像形成における露光ヘッドの露光量を制
御することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 感光感圧紙を露光ヘッドにより露光する
ことにより画像形成を行い、露光量を補正可能な画像形
成方法において、 前記露光ヘッドからの光を受光して露光量を検知し、露
光量を示すデータを出力する受光手段を前記露光ヘッド
と共に主走査方向および副走査方向に走査可能となし、 前記画像形成に先立って、前記露光ヘッドおよび前記受
光手段を走査させ、各主走査位置で前記受光手段から出
力されるデータを記憶し、 当該記憶されたデータに基づいて、以後の画像形成にお
ける前記露光ヘッドの露光量を制御することを特徴とす
る画像形成方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の画像形成方法におい
て、画像形成時において、前記露光ヘッドから前記受光
手段への光が画像形成対象の感光感圧紙により遮断され
るように該受光手段は配置され、画像形成時に前記受光
手段から出力されるデータに基づき画像形成対象の感光
感圧紙の紙幅方向の紙端を検出することを特徴とする画
像形成方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載の画像形成方法におい
て、前副走査方向の各位置での前記紙端位置を検出する
ことにより、前記感光感圧紙の斜行量をも検出し、当該
検出された斜行量にも基づいて前記画像形成における露
光ヘッドの露光量を制御することを特徴とする画像形成
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25355297A JPH1195341A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 画像形成装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25355297A JPH1195341A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 画像形成装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1195341A true JPH1195341A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17252962
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25355297A Pending JPH1195341A (ja) | 1997-09-18 | 1997-09-18 | 画像形成装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1195341A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219824A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-06 | Citizen Watch Co Ltd | 光プリンタ |
-
1997
- 1997-09-18 JP JP25355297A patent/JPH1195341A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002219824A (ja) * | 2001-01-25 | 2002-08-06 | Citizen Watch Co Ltd | 光プリンタ |
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