JPH1194939A - 近接目標検出装置及びこの装置を搭載した誘導飛翔体 - Google Patents

近接目標検出装置及びこの装置を搭載した誘導飛翔体

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JPH1194939A
JPH1194939A JP9258846A JP25884697A JPH1194939A JP H1194939 A JPH1194939 A JP H1194939A JP 9258846 A JP9258846 A JP 9258846A JP 25884697 A JP25884697 A JP 25884697A JP H1194939 A JPH1194939 A JP H1194939A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミサイル等の誘導飛翔体における目標追尾機
能と、近接信管機能とをコンパクトに本体内に構成し、
小形軽量化とシステムの簡易化を図る。 【解決手段】 飛翔体本体2に搭載され、送信部(励振
器213)から伝送された送信パルスレーダ波を空間に
放射するとともに、その目標1からの反射電波を受信す
る送受信アンテナ22と、この送受信アンテナ22で受
信された目標1からの反射電波に基づいて、前記飛翔体
本体2の飛翔誘導信号を生成し、飛翔体本体2を目標1
に向け追随させる誘導手段212aと、前記送受信アン
テナ22からパルスレーダ波を送信し、受信された目標
1からの反射パルスレーダ波に基づいて、前記飛翔体本
体2が目標1に接近したことを判定する近接目標検出手
段212bとを具備する。このように、搭載した送受信
アンテナ22に目標追尾機能と近接信管機能とを兼用さ
せたので、構成の重複部分が共通化され、誘導飛翔体構
成の簡易化及び小形軽量化が可能となった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばミサイル
等の誘導飛翔体に搭載され、飛翔体本体が追随中の目標
に接近したことを検出する近接目標検出装置、及びその
近接目標検出装置を搭載し、近接した目標の検出信号に
よって信管を起動させ、搭載した弾頭を爆発させる誘導
飛翔体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来のミサイル等の誘導飛翔体
システムでは、図5に示すように、目標1の方向に向け
飛翔する飛翔体本体2により構成される。
【0003】飛翔体本体2には、これを目標1方向に向
け飛翔させる推進部2aとともに、パルスレーダ波を送
受信する送受信アンテナ2bと、この送受信アンテナ2
bに接続され、操舵装置を有する誘導部2cと、目標1
の接近を捕らえ起爆信号を生成する近接信管2d、及び
その起爆信号に起動される弾頭部2e等が搭載されてい
る。
【0004】そこで、飛翔体本体2の送受信アンテナ2
bは、誘導部2cからの送信電波を目標1に対し送信す
るとともに目標1からの反射電波を受信し、受信信号は
誘導部2cに供給される。
【0005】飛翔体本体2が推進部2aの推力により目
標1方向に向け飛翔を開始した後は、誘導部2cは、送
受信アンテナ2bでの受信信号を導入し、その受信信号
に基づいて目標1位置を捕らえ、目標1を追尾しつつ目
標1との会合点に向け飛翔すべく誘導信号を生成し、誘
導部2cの操舵装置に供給制御するよう構成されてい
る。
【0006】また、飛翔体本体2が、推進部2aの推力
と誘導部2cの操舵装置の操作により目標1に接近した
とき、近接信管2dの形成したビームによる目標1の検
出信号から起爆信号を生成し、その起爆信号を弾頭部2
eに供給して、弾頭部2eを爆発させるよう構成され
た。
【0007】なお、近接信管2dでの目標検出用ビーム
の形成には、光波あるいは電波が使用され、近接信管2
dはその光波ビームあるいは電波ビームにより、接近す
る目標1からの反射ドプラ信号を検出し起爆信号を生成
するが、その検出レベルの識別から効果的に爆発させる
ための最適なタイミングを求めていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
ミサイル等の誘導飛翔体システムでは、飛翔体本体には
その目標追尾のための誘導部における送受信系と、これ
とは別に近接目標検出のための近接信管における送受信
系との2つの送受信系を別個に備えたから、構成は大と
なり、小形軽量化を阻害する要因となっていた。
【0009】特に近年は、追尾機能の向上のために一層
の小形軽量化と、システムとしての運用や装備の効率化
等の要請から、構成の簡易化等が要望されていた。
【0010】そこでこの発明は、上記の事情に鑑みてな
されたもので、簡易な構成で、しかもより小形軽量化を
実現し得る近接目標検出装置及びこの装置を搭載した誘
導飛翔体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による近接目標検
出装置は、飛翔体本体に搭載され、ペンシルビーム状の
アンテナパターンを円錐状に走査し、パルスレーダ波を
空間に放射し目標からの反射信号を受信する送受信アン
テナと、この送受信アンテナに接続された送受信器と、
この送受信器で検出された目標からのパルスレーダ波反
射信号に基づいて、前記飛翔体本体が目標に接近したこ
とを判定する近接目標検出手段とを具備することを特徴
とする。
【0012】このように、本発明の近接目標検出装置
は、飛翔体本体に目標追尾用の送受信アンテナを備え、
起爆信号をその送受信アンテナから得られた目標反射電
波を基に生成するので、従来のように近接信管用ビーム
形成によるアンテナ及び受信部を別途設けることなく構
成でき、小形軽量化とシステムとしての簡易化が可能と
なった。
【0013】また、本発明による誘導飛翔体は、飛翔体
本体に搭載され、送信部から伝送されたパルスレーダ波
を空間に放射するとともに、その目標からの反射電波を
受信する送受信アンテナと、この送受信アンテナで受信
された目標からの反射電波に基づいて、前記飛翔体本体
の飛翔誘導信号を生成し、飛翔体本体を目標に向け追尾
させる誘導手段と、前記送受信アンテナで受信された目
標からの反射電波に基づいて、前記飛翔体本体が目標に
接近したことを検出し、前記送受信アンテナにペンシル
ビーム状のアンテナパターンを円錐状に走査し、パルス
レーダ波を空間に放射し目標からの反射信号を受信する
近接目標検出手段と、この近接目標検出手段で受信され
た目標からの反射信号を基に起爆信号を生成する近接目
標検出手段と、この近接目標検出手段で生成された起爆
信号に基づいて爆発する弾頭部とを具備することを特徴
とする。
【0014】このように、本発明の誘導飛翔体は、飛翔
体本体に送受信アンテナを備え、この送受信アンテナで
受信された目標反射電波を基に目標を追尾し、併せて弾
頭部に供給する起爆信号をも生成することから、従来必
要とした近接信管固有の送受信アンテナ及びこれに接続
された送受信信号処理系の大部分が兼用可能となり、シ
ステム構成の簡易化と、誘導飛翔体の小形化が実現可能
となった。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明による近接目標検
出装置及びこの装置を搭載した誘導飛翔体の一実施の形
態を図1ないし図4を参照して詳細に説明する。なお、
図5に示した従来の誘導飛翔体と同一構成には同一符号
を付し、詳細な説明は省略する。
【0016】すなわち、図1はこの発明による近接目標
検出装置を搭載した誘導飛翔体の一実施の形態を示す構
成図で、従来と同様に、飛翔体本体2が推進部2aの推
力により目標方向に向け飛翔を開始すると、誘導部21
からのパルスレーダ波による送信電波が送受信アンテナ
22を介して、目標1に向け放射される。
【0017】図2は、誘導部21及び送受信アンテナ2
2の詳細回路を示したもので、誘導部21は、受信器2
11、送受信用の信号処理器212、送信用の励振器2
13及び操舵装置214等で構成され、誘導部21は送
受信機能を備えている。
【0018】一方、送受信アンテナ22は、アンテナ素
子群221、能動回路222及び分配・比較器223か
らなり、アンテナ素子群221は面アレー状に配置され
た複数のアンテナ素子で構成され、また能動回路222
は、各アンテナ素子に対応して接続されそれぞれ移相器
を内蔵した複数の送受信モジュールで構成され、この能
動回路222は分配・比較器223を介して、誘導部2
1の受信器211並びに励振器213に接続されてい
る。
【0019】従って、送受信アンテナ22は、送受信モ
ジュールの移相器制御による任意のアンテナパターン形
成と送受信制御とにより電子走査可能なアクティブフェ
ーズドアレイアンテナが構成され、励振器213からの
送信信号を図3に示すように、目標1方向に向け送信す
るとともに、目標1からの反射電波を受信し、受信器2
11に供給する。
【0020】そこで、誘導部21の受信器211は、目
標1からの反射受信信号の供給を受け、第1の切替器2
15を介して信号処理器212に供給し、目標1追尾時
は信号処理器212の誘導信号処理回路212aに、ま
た近接信管作動時は近接信管回路212bへと切替え供
給するように構成されている。
【0021】そこで、飛翔体本体2が目標を捕らえ、か
つ推進部2aの推力により追尾を行うときは、誘導信号
処理回路212aは、誘導モード励振制御信号及び誘導
モード送受信・位相制御信号を生成し、誘導モード励振
制御信号は第2の切替器216を介して励振器213に
供給される。これを受けた励振部213は、目標捜索及
び追尾用の一定繰り返し周期の送信パルスレーダ信号を
生成し、送受信アンテナ22の分配・比較器223に供
給する。
【0022】分配・比較器223は送受信アンテナ22
の開口部において、図3に示すように目標捜索及び追尾
用の単一ビームパターンを形成するように送信電力を分
配し、能動回路222の各対応する送受信モジュールに
供給する。
【0023】また、誘導信号処理回路212aで生成さ
れた誘導モード送受信・位相制御信号は第3の切替器2
17を介して、送受信アンテナ22の能動回路222に
供給され、各送受信モジュール内の送受切替器及び移相
器を制御し、アンテナ素子群221で形成された捜索・
追尾用の単一ビームは、目標1を含む空間を走査し、目
標1位置を捕捉する。
【0024】従って、目標1追尾時に、目標1で反射さ
れた送信繰り返しパルス信号は、送受信アンテナ22を
介して信号処理器21の受信器211で増幅及び周波数
変換された後、第1の切替器215を介して誘導信号処
理回路212aに供給される。ここで従来と同様に、目
標反射信号から得られる目標1の方位及び距離等の情報
から、誘導信号が生成され操舵装置214に供給され、
飛翔体本体2は目標1との会合地点に向け誘導飛翔され
る。
【0025】なお、送受信アンテナ22による目標1の
追尾では、2個の一部重なり合ったアンテナパターンを
用いて角度誤差を検出するいわゆる振幅モノパルス方式
を採用して、目標1方向及び距離情報を得ても良い。
【0026】一方、近接信管作動時には、近接信管回路
212bが近接モード励振制御信号及び近接モード送受
信・位相制御信号をそれぞれ生成し、近接モード励振制
御信号は第2の切替え回路216を介して励振器213
に供給され、これを受けた励振器213は、近接モード
送信パルスレーダ信号を生成し、送受信アンテナ22の
分配・比較器223に供給する。また、近接信管回路2
12bで生成された近接モード送受信・位相制御信号は
第3の切替器217を介して、送受信アンテナ22の能
動回路222に供給され、送受信制御するよう構成され
ている。
【0027】このときの、近接モード送受信・位相制御
信号は、能動素子222の移相器を制御し、図4に示す
ように、ペンシルビーム状のアンテナパターン22aを
飛翔体本体の機軸Z方向を回転軸として円錐状となるよ
うに走査せしめるものである。なお、図4において機軸
Z方向に対する傾斜角度は、略45度となるように示し
ているが、最適となるよう任意の角度に可変制御できる
よう構成することができる。
【0028】従って、近接信管作動時の励振器213か
らの送信パルスレーダ信号が、近接信管回路212bか
らの近接モード送受信・位相制御信号により、送受信制
御及び送信ビーム制御されて図4に示すパターンにより
目標1方向に向け放射され、接近した目標1からの反射
パルスレーダ信号は、従来の近接信管での目標検出ビー
ムによる目標反射信号と同様に、受信器211、第1の
切替器215を介して、近接信管回路212bに供給さ
れ、ここで起爆信号を生成し弾頭部2eに供給される。
【0029】従って、この実施の形態では、送信時の送
受信アンテナ22、誘導・近接モード励振制御信号及び
誘導・励振モード送信位相制御信号を生成する信号処理
器212、及び励振器213によって送信部が構成さ
れ、受信時の送受信アンテナ22、受信器211、及び
この受信器211からの受信信号を受ける信号処理器2
12によって受信部が構成される。
【0030】そこで誘導モードから近接モードへの切替
え操作についてであるが、一般に、パルスレーダにより
空間を走査し、遠方の目標1を捕らえるためには、目標
までの探知距離に見合う送信パルス電力を必要するか
ら、相当のパルスの時間幅及び尖頭電圧が要求される。
また送受切替えにより、送信パルスが出力中は、能動回
路222以降の受信回路は遮断されているが、飛翔体本
体2が目標1に次第に接近し、目標1までの距離が短く
なると、目標1からの反射パルス信号は送信パルスの時
間幅の中に入ってしまい目標からの反射信号が得られな
い状態となる。
【0031】そこで、受信器211は、送受信アンテナ
22からの目標反射パルス信号が入力されなくなったこ
とを検知して切替信号を生成し、第1ないし第3の各切
替器215〜217を操作して誘導モードから近接モー
ドへと切替え、誘導信号処理回路212aに代え、上述
のように、近接信管回路212bからの出力信号、すな
わち近接モード励振制御信号が励振器213に、また近
接モード送受信・位相制御信号が能動回路222に供給
される。なお、受信器211の切替信号は、目標反射信
号の繰り返しレーダパルス信号の受信が途絶えたこと等
を判断して出力されるものであり、例えばパルス整形回
路及びCRの時定数回路との組み合わせ回路により実現
できる。
【0032】このようにして、誘導モードから近接モー
ドへの切替え操作が行われ、励振器213は前述のよう
に、円錐状のビーム走査のもとに、励振器213からの
パルスレーダ信号を空間に放射する。
【0033】また、パルスレーダ信号を円錐状にビーム
走査することに代えて、円錐状のビームを形成し、空間
に放射しても良い。
【0034】また、近接モード送受信・位相制御信号の
能動回路222の制御において、平面アレイ状に配列さ
れたアンテナ素子群221を中央部とその外側周縁部と
に区分し、中央部の複数のアンテナ素子をCWレーダ信
号の送信用に、またその外側のドーナツ状に配置された
複数のアンテナ素子を受信用となるよう切替え制御して
も良い。その場合、中央部の送信用アンテナは広いビー
ムを形成してパルスレーダ信号を目標1方向に向け継続
的に送信し、外側の受信用アンテナは、図4に示したよ
うに単一ビーム(ペンシルビームパターン)22aを形
成して送信用の広いビームにより形成された空間域内を
円錐状に高速走査するよう構成できる。
【0035】つまり、近接目標検出では、面アレイ状の
アンテナ素子群221の中の外側に配列された複数のア
ンテナ素子でシャープなビームを形成して走査し、中央
部の複数のアンテナ素子によるパルス、CWあるいはF
M−CWの送信電波の目標1からの反射電波を、繰り返
し走査のタイミングで受信するように構成しても良い。
【0036】近接信管では、弾頭部2eに供給される起
爆信号のタイミングが重要であるがこの実施の形態で
は、アンテナパターンの走査方向を機軸方向に対して可
変制御して近接処理を行うことができる。よって、誘導
信号処理回路212aが観測した目標1との間の相対距
離及び相対速度に基づき、最適な弾頭起爆タイミングを
得ることができる機軸方向アンテナパターン走査方向を
予め計算してアンテナパターンを形成し、目標からの反
射信号を受信したときにトリガとなる起爆信号を生成し
て弾頭部2eに出力するので、弾頭部2eはその起爆信
号に応動して効果的に弾頭を爆発させることができる。
【0037】なお、送信パルスレーダ波等による送信用
ビームは、従来の近接信管用のビームに対応するもので
あり、既に接近した距離の短い目標1を捕らえるだけで
あるから、送受信アンテナ22からの送信電力は比較的
小さくて良い。
【0038】以上のように、この実施の形態では、飛翔
体本体2に搭載され、目標1を追随するための電波の送
受信を行う送受信アンテナ22と、この送受信アンテナ
22に対して電波を供給し、送受信アンテナ22が受信
した目標反射電波に基づいて誘導信号を生成して飛翔体
本体2を目標4に追随させるとともに、送受信アンテナ
22が受信した目標反射電波に基づいて飛翔体本体2が
目標1に接近したことを判定して起爆信号を生成する誘
導部21とを設け、誘導部21内の切替器215〜21
6により、誘導時と近接信管作動時とで送受信アンテナ
22とともに誘導部21を兼用するように構成したの
で、構成部品の軽減が実現し、設計を含む製造の簡易化
が可能となった。
【0039】また、上記構成により、送受信アンテナも
誘導時と近接信管作動時とで兼用するので、構成の簡略
化が可能となり、小形軽量化された誘導飛翔体を実現す
ることができ、簡素化された誘導飛翔体を実現できる。
【0040】
【発明の効果】以上説明のように、この発明による近接
目標検出装置及びこの装置を搭載し誘導飛翔体は、誘導
飛翔体単独で目標追尾飛翔と近接信管機能とを有し、か
つ送受信アンテナ及び誘導部の主要な構成を共通化した
ことから、構成の簡易化と小形軽量化を実現することが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による誘導飛翔体の一実施の形態を示す
構成図である。
【図2】図1に示した誘導飛翔体の送受信アンテナ及び
誘導部の詳細構成を示す回路図である。
【図3】図1に示した誘導飛翔体の目標追尾時のアンテ
ナパターン図である。
【図4】図1に示した誘導飛翔体の近接目標検出時のア
ンテナパターン図である。
【図5】従来の誘導飛翔体の構成を示すシステム構成図
である。
【符号の説明】
1 目標 2 飛翔体本体 21 誘導部 211 受信器 212 信号処理器 212a 誘導信号処理回路 212b 近接信号処理回路 213 励振器 214 操舵装置 215,216,217 切替器 22 送受信アンテナ 221 アンテナ素子群 222 能動回路 223 分配・比較器 2e 弾頭部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛翔体本体に搭載され、ペンシルビーム
    状のアンテナパターンを円錐状に走査し、パルスレーダ
    波を空間に放射し目標からの反射信号を受信する送受信
    アンテナと、 この送受信アンテナに接続された送受信器と、 この送受信器で検出された目標からのパルスレーダ波反
    射信号に基づいて、前記飛翔体本体が目標に接近したこ
    とを判定する近接目標検出手段とを具備することを特徴
    とする近接目標検出装置。
  2. 【請求項2】 前記送受信アンテナを、フェーズドアレ
    イアンテナで構成したことを特徴とする請求項1記載の
    近接目標検出装置。
  3. 【請求項3】 前記送受信アンテナは、前記円錐状に走
    査させるアンテナパターンの走査方向を、飛翔体本体の
    機軸方向に対し、可変制御できることを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の近接目標検出装置。
  4. 【請求項4】 飛翔体本体に搭載され、送信部から伝送
    されたパルスレーダ波を空間に放射するとともに、その
    目標からの反射電波を受信する送受信アンテナと、 この送受信アンテナで受信された目標からの反射電波に
    基づいて、前記飛翔体本体の飛翔誘導信号を生成し、飛
    翔体本体を目標に向け追尾させる誘導手段と、 前記送受信アンテナで受信された目標からの反射電波に
    基づいて、前記飛翔体本体が目標に接近したことを検出
    し、前記送受信アンテナにペンシルビーム状のアンテナ
    パターンを円錐状に走査し、パルスレーダ波を空間に放
    射し目標からの反射信号を受信する近接目標検出手段
    と、 この近接目標検出手段で受信された目標からの反射信号
    を基に起爆信号を生成する近接目標検出手段と、 この近接目標検出手段で生成された起爆信号に基づいて
    爆発する弾頭部とを具備することを特徴とする誘導飛翔
    体。
  5. 【請求項5】 前記送受信アンテナを、フェーズドアレ
    イアンテナで構成したことを特徴とする請求項4記載の
    誘導飛翔体。
  6. 【請求項6】 前記送受信アンテナは、前記円錐状に走
    査させるアンテナパターンの走査方向を、飛翔体本体の
    機軸方向に対し、可変制御できることを特徴とする請求
    項4または請求項5記載の誘導飛翔体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6208789B1 (en) 1997-07-22 2001-03-27 Sharp Kabushiki Kaisha Probe, method of its manufacturing, and probe-type memory
JP2010181075A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Toshiba Corp 誘導装置
JP2010181074A (ja) * 2009-02-04 2010-08-19 Toshiba Corp 誘導装置
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