JPH07333329A - ミサイル誘導レーダ装置 - Google Patents

ミサイル誘導レーダ装置

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JPH07333329A
JPH07333329A JP6130400A JP13040094A JPH07333329A JP H07333329 A JPH07333329 A JP H07333329A JP 6130400 A JP6130400 A JP 6130400A JP 13040094 A JP13040094 A JP 13040094A JP H07333329 A JPH07333329 A JP H07333329A
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JP
Japan
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horn
antenna
target
missile
guided
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JP6130400A
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English (en)
Inventor
Kenji Horiuchi
健志 堀内
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホーンアンテナから目標に対して放射される
誘導電波の放射量を制御することができるミサイル誘導
レーダ装置を得る。 【構成】 パルス送信機1と受信機7を送受切換器6を
介してメインアンテナ5に接続する。誘導波送信機2の
出力を分配器3配分し、メインアンテナ5及びホーン制
御装置4を介してホーンアンテナ4に給電させる。受信
機7の出力信号が信号処理器8に出力されるように接続
する。信号処理器8の制御信号の出力先として、メイン
アンテナ5、ホーン制御装置9を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標とする航空機を
追尾し、誘導ミサイルに対し誘導電波を送信するミサイ
ル誘導レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のミサイル誘導レーダ装置の
一例を示した図である。図において1はパルス送信機、
2は誘導波送信機、3は分配器、4はホーンアンテナ、
5はメインアンテナ、6は送受切換器、7は受信機、8
は信号処理器である。
【0003】次に動作を説明する。パルス送信機1では
一定のパルス繰返し周期を持った送信パルスaが生成さ
れ、送受切換器6を介してメインアンテナ5に給電され
る。誘導波送信機2では連続波を増幅した誘導電波bが
生成され、分配器3を介して、ホーンアンテナ4及びメ
インアンテナ5に給電される。次いでホーンアンテナ4
とメインアンテナ5の動作について図10を用いて説明
する。図10は、ミサイル誘導レーダ装置が目標15を
追尾し、誘導電波bを目標15に対して照射し、誘導ミ
サイル16の誘導を行っている状況を示している。ここ
でメインアンテナ5から放射される送信パルスa及び誘
導電波bの放射パターンはメインアンテナパターンkと
して示され、さらにメインアンテナパターンkは、メイ
ンビームとサイドローブに区分される。ミサイル誘導レ
ーダ装置は、メインアンテナ5のメインビームが目標1
5の方向に常に指向されるように、メインアンテナ5を
角度制御し、目標15の追尾を行う。
【0004】次に、誘導ミサイル16の動作を図11〜
図13を用いて説明する。誘導ミサイル16は、ミサイ
ル誘導レーダ装置のメインアンテナ5より放射され、目
標15により反射された送信パルスa及び誘導電波bを
前方アンテナ17より受信し、このうち誘導電波bのみ
を目標反射波gとして分離する。また、誘導ミサイル1
6の、後方部に備えられた後方アンテナ18より、ミサ
イル誘導レーダ装置のメインアンテナ5のサイドローブ
より放射された誘導電波bを直接波hとして受信する。
次に内部に設けられた信号処理制御部19において、目
標反射波g及び直接波hの周波数分析を行う。図12
は、誘導ミサイル16の前方アンテナ17が受信する電
波を説明した図である。図中、ミサイル誘導レーダ装置
のメインアンテナ5のメインビーム及びサイドローブか
ら放射され、地表面で反射した誘導電波はそれぞれメイ
ンビームクラッタi及びサイドローブクラッタjとして
示されている。ここで誘導ミサイル16の前方アンテナ
17は目標反射波f、メインビームクラッタi及びサイ
ドローブクラッタjを受信する。このため誘導ミサイル
16は内部の信号処理制御部19において前方アンテナ
17から受信した電波の周波数分析を行うことにより、
目標反射波gをメインビームクラッタi及びサイドロー
ブクラッタjから分離している。図13を用いて信号処
理制御部19で行われる周波数分析の動作を説明する。
目標15を用誘導ミサイル16に対して接近する方向に
飛行する場合、目標反射波gはメインビームクラッタi
及びサイドローブクラッタjに対して、周波数が高い領
域に観測される。この周波数の差異を利用して、信号処
理制御部19では目標反射波gを分離識別することがで
きる。信号処理制御部19では、さらに後方アンテナ1
8より受信した直接波hの周波数分析を行う。これらの
周波数分析により得られた目標反射波gと直接波hの周
波数データ、前方アンテナ17の指向方向を制御するア
ンテナ角度データを用いて、目標15の方向へ、誘導ミ
サイルを飛行制御する。
【0005】次いでホーンアンテナ4の動作を図10を
用いて説明する。メインアンテナ5のメインアンテナパ
ターンkにおいて、サイドローブは角度方向に広がりを
持つ放射パターンであり、電気的特性によって特定の角
度において誘導電波の放射特性が劣化するナル点が存在
する。このため、誘導ミサイル16は目標15に対して
飛しょうする間、メインアンテナパターンkのナル点の
方位方向を通過する際、後方アンテナ18より受信する
直接波hの受信電力が劣化する。一方、ホーンアンテナ
4より放射される誘導電波bの放射パターンは図中のホ
ーンアンテナパターンlで示され、角度方向に一様の広
がりを持つ特徴を有している。このため一般のミサイル
誘導レーダ装置は、誘導ミサイルに対する誘導電波の放
射をメインアンテナ5及びホーンアンテナ4より行い、
メインアンテナパターンkのナル点における直接波gの
放射特性の劣化を改善している。
【0006】目標15で反射された送信パルスaは、受
信パルスcとしてメインアンテナ5により受信される。
次いで受信機7において、受信パルスcは増幅・検波さ
れた後、デジタル化される。
【0007】信号処理器8はメインアンテナ5を目標1
5の方向に指向するように角度制御し、目標15の追尾
を行うとともに、受信機7からの出力信号、メインアン
テナ5の指向方向、外部機器より入力した自機高度・速
度データdをもとに目標15の距離、方位、高度及び速
度データを算出する機能を備えている。ミサイル誘導レ
ーダ装置から目標15までの距離Rは、パルス送信機1
が送信パルスaを目標15に対して送信し、その反射波
を受信パルスcとして、受信機7が受信するまでの時間
tを計測することにより数1により求められる。但しC
は光速とする。
【0008】
【数1】
【0009】次いで信号処理器8の行う、目標15の方
位データの検出について、図14を用いて説明する。メ
インアンテナ5が受信した受信パルスcの振幅が最大に
なるように、信号処理器8はアンテナ角度制御信号eに
より、メインアンテナ5の指向方向を角度制御する。こ
のとき得られるメインアンテナの水平方向の角度データ
θ(AZ)及び垂直方向の角度データθ(EL)が、ミ
サイル誘導レーダ装置を搭載している航空機の飛行方向
に対する目標15の方位データとして用いられる。次
に、図14を用いて信号処理器8が行う、目標15の高
度算出について説明する。ミサイル誘導レーダ装置から
目標15までの距離Rは、数1より求められる。目標1
5の垂直方向の方位データθ(EL)は、メインアンテ
ナ5の角度データより得られ、自機の高度データhは外
部機器より入力される。この時、目標15の高度Hは数
2で求められる。
【0010】
【数2】
【0011】次いで信号処理8の速度データの算出につ
いて図15を用いて説明する。この図は信号処理器8が
受信パルスcの周波数分析により、目標15の周波数ス
ペクトラムをクラッタのスペクトラムと分離し、その周
波数Fを検出することができることを示している。検出
した周波数F、目標15の方位データθ(AZ)、θ
(EL)及び外部機器より入力した自機速度データVを
用いて、目標15の速度Vtは数3によって算出でき
る。但し、λは送信パルスの搬送波の波長とする。
【0012】
【数3】
【0013】以上のようにして目標とする航空機を追尾
し、目標の距離、方位、高度及び速度データを算出する
ことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のミサイル誘導レ
ーダ装置は以上のように構成されているので、目標が下
方に位置し、かつ離遠方向に飛行する状況において、こ
れを追尾し、誘導ミサイルに対し誘導電波を送信する場
合、ホーンアンテナ及びメインアンテナのサイドローブ
より放射された誘導電波が地表面で反射して発生したサ
イドローブクラッタと、目標からの目標反射波が周波数
領域において競合し、誘導ミサイル内の信号処理制御部
の周波数分析で、目標反射波を識別することができず、
誘導ミサイルの目標方向に対する飛行制御が実施できな
くなるという問題点があった。
【0015】この発明は上記のような問題点を改善する
ためになされたものであり、目標が下方に位置し、かつ
離遠方向に飛行する場合、誘導ミサイル内の信号処理制
御部の周波数分析において、目標反射波の識別を改善
し、誘導ミサイルが目標に対して飛行制御が可能である
ように、ホーンアンテナから目標に対して放射される誘
導電波を制御することができるミサイル誘導レーダ装置
を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1によ
るミサイル誘導レーダ装置は、ホーンアンテナから放射
される誘導電波を、ホーン制御信号に基づき制御できる
ホーン制御装置を設け、信号処理部において自機と目標
の高度関係及び目標の速度と距離に基づいて、誘導電波
のホーンアンテナからの放射の実施を判断するととも
に、ホーン制御装置に対し、ホーン制御信号を出力する
ものである。
【0017】また、この発明の実施例2によるミサイル
誘導レーダ装置は、ホーン制御装置内にステップ減衰器
を設け、ホーン制御信号によりこのステップ減衰器の減
衰量を制御するものである。
【0018】また、この発明の実施例3によるミサイル
誘導レーダ装置は、ホーン制御装置内にフェーズシフタ
を設け、ホーン制御信号によりこのフェーズシフタの位
相量を制御するものである。
【0019】また、この発明の実施例4によるミサイル
誘導レーダ装置は、ホーン制御装置内に水平方向から垂
直方向へ可動性を有するアクチュエータを設け、その可
動部にホーンアンテナの取付け台を固定し、ホーン制御
信号により、このアクチュエータの移動角を制御するも
のである。
【0020】また、この発明の実施例5によるミサイル
誘導レーダ装置は、異なるアンテナゲインを有するホー
ンアンテナを複数設け、さらにホーン制御装置内に給電
切換えスイッチを設け、ホーン制御信号により、この給
電切換えスイッチを制御し、1つのホーンアンテナに対
し誘導電波の給電を行うものである。
【0021】
【作用】この発明の実施例1〜5によるミサイル誘導レ
ーダ装置によれば、ホーンアンテナから目標に対して放
射される誘導電波の放射量を制御することができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の実施例1の構成を示す図
であり、図中、1〜8は従来の装置と全く同一のもので
ある。9はホーン制御装置である。
【0023】次に、動作を図1及び図2を用いて説明す
る。パルス送信機1で生成された送信パルスaは、送受
切換器6を介してメインアンテナ5に給電される。ま
た、誘導波送信機2により発生した誘導電波bは分配器
3により所定の電力比に分配され、メインアンテナ5と
ホーン制御装置9を介して、ホーンアンテナ4に給電さ
れる。ホーンアンテナ4は、メインアンテナ5の上部に
固定され、誘導電波bを空間に放射する。メインアンテ
ナ5の指向する方向は目標の方向にアンテナ角度制御信
号eにより角度制御される。メインアンテナ5は、送信
パルスaと誘導電波bを結合し、そのメインビームによ
り、これらを目標に対して照射する。目標により反射さ
れた送信パルスaは受信パルスbとして、ミサイル誘導
レーダ装置のメインアンテナ5より受信され、受信機7
により増幅・検波された後、デジタル化される。次いで
信号処理器8では、目標の方向にメインアンテナ5が指
向されるように、メインアンテナ5に対しアンテナ角度
制御信号eを出力するとともに、受信機7からの入力信
号、メインアンテナ5の指向方向、外部機器から入力し
た自機高度・速度データをもとに目標の距離、方位、高
度及び速度データを算出する。また、信号処理器8はこ
れらのデータをもとに、誘導電波のホーンアンテナから
の放射制御を行う。この制御動作について次に、図2を
用いて説明する。信号処理器5は、自機及び目標の高度
データを比較し、目標が自機よりも下方に位置するかを
判定する。また、目標の速度データをモニタし、目標が
離遠方向に飛行しているかを判定する。さらに、メイン
アンテナのサイドローブのナル点から放射された誘導電
波が到達し得る最大の距離がシーカレンジとして、この
シーカレンジと目標の距離を比較し、目標の距離がシー
カレンジ以内であるかを判定する。信号処理器5は、い
ずれの判定条件も満足された場合、ホーン制御装置9に
対してホーン制御信号fを出力し、誘導電波bのホーン
アンテナ4への給電の遮断制御を行う。
【0024】ここで、この発明の実施例1に係わる誘導
ミサイルの動作について、図3及び図4を用いて説明す
る。図3は、ミサイル誘導レーダ装置が下方に位置しか
つ離遠方向に飛行する目標15を追尾し、これに対して
誘導電波bを照射して状況を示している。この状況にお
いて誘導ミサイル16の前方部に備えられた前方アンテ
ナ17は、目標反射波g、メインビームクラッタi及び
サイドローブクラッタjを受信する。これらの受信波
は、次に信号処理制御部19において周波数分析が行わ
れる。図4は、この周波数分析の動作を説明したもので
ある。図4(a)は誘導電波をメインアンテナ5及びホ
ーンアンテナ4から放射した場合の受信波の周波数スペ
クトラムを示しており、図4(b)は誘導電波をメイン
アンテナ5のみから放射した場合の受信波の周波数スペ
クトラムを示している。図4(a)においては目標反射
波gの周波数スペクトルがサイドローブクラッタiと周
波数領域において競合し、周波数分析で目標反射波が識
別できないことを示している。これに対して、図4
(b)においては、メインアンテナ5のサイドローブか
ら放射された誘導電波の地表面での反射波のみがサイド
ローブクラッタiとして観測されるため、サイドローブ
クラッタiのレベルが抑圧され、周波数分析において目
標反射波gの識別が改善される。なお、図4(b)の場
合、誘導ミサイル16の後方アンテナ18では、メイン
アンテナ5のサイドローブより放射された誘導波のみ直
接波hとして受信されるが、その受信レベルは信号処理
制御部19が誘導ミサイル16の飛行制御を充分に行う
ことができる値である。
【0025】実施例2.上記実施例1では、ホーンアン
テナ4への誘導電波bの給電を、ホーン制御装置9を用
いて、信号処理器8の出力するホーン制御信号fにより
制御しているが、図5に示す実施例2では、ホーン制御
装置9の中にステップ減衰器10を設け、ホーン制御信
号fによりこのステップ減衰器10の減衰量を制御する
ものとしている。これにより、ホーンアンテナ4への誘
導電波bの給電量を段階的に制御することができる。
【0026】実施例3.図6に示す実施例3では、ホー
ン制御装置9の中にフェーズシフタ11を設け、ホーン
制御信号fによりこのフェーズシフタ11の移相量を制
御するものとしている。誘導電波bは連続波を増幅した
電波であり、フェーズシフタ11の移相量を制御するこ
とにより、ホーンアンテナ4へ給電される誘導電波bの
給電量を、段階的に制御することと同様の動作を期待で
きる。
【0027】実施例4.図7に示す実施例4では、ホー
ン制御装置9の中に水平方向から垂直方向への可動性を
有するアクチュエータ12を設け、その可動部にホーン
アンテナの取付け台13を固定し、ホーン制御信号fに
より、このアクチュエータ12の移動角を制御するもの
としている。ホーンアンテナ4から放射される誘導電波
の放射量は、垂直方向の0゜から90゜の角度変化に対
して、一様に減少するパターン特性を有しており、ホー
ンアンテナ4の指向方向を目標の方向から変化させるこ
とにより、目標に対し放射される誘導電波bの放射量を
段階的に制御することと同様の動作をさせることができ
る。
【0028】実施例5.図8に示す実施例5では、異な
るアンテナゲインを有するホーンアンテナ4を複数設け
るとともに、ホーン制御装置9の中に給電切換えスイッ
チ14を設け、ホーン制御信号fによりこの給電切換え
スイッチ14を制御し、1つのホーンアンテナ4に対し
て誘導電波bの給電を行うものとしている。これにより
ホーンアンテナ4から目標に対し放射される誘導電波b
の放射量を、段階的に制御することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、ホーン
アンテナから目標とする航空機に対して放射される誘導
電波の放射量を制御することが可能であり、目標が下方
に位置しかつ離遠方向に飛行する場合に、誘導ミサイル
内の信号処理制御部の周波数分析において目標反射波の
識別を改善し、誘導ミサイルが目標に対して飛行制御が
実施できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるミサイル誘導レーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】ミサイル誘導レーダ装置の信号処理器における
誘導電波の制御動作の説明図である。
【図3】ミサイル誘導レーダ装置、目標及び誘導ミサイ
ルの関係を示す説明図である。
【図4】誘導ミサイルの信号処理制御部における周波数
分析の説明図である。
【図5】この発明の実施例2によるミサイル誘導レーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3によるミサイル誘導レーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の実施例4によるミサイル誘導レーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の実施例5によるミサイル誘導レーダ
装置の構成を示すブロック図である。
【図9】従来方式のミサイル誘導レーダ装置の一例の構
成を示すブロック図である。
【図10】ミサイル誘導レーダ装置のメインアンテナパ
ターン及びホーンアンテナパターンの説明図である。
【図11】誘導ミサイルの構成を示す説明図である。
【図12】ミサイル誘導レーダ装置、目標及び誘導ミサ
イルの関係を示す説明図である。
【図13】誘導ミサイルの信号処理制御部における周波
数分析の説明図である。
【図14】ミサイル誘導レーダ装置の信号処理器におけ
る目標の方位データ及び高度データの算出の説明図であ
る。
【図15】ミサイル誘導レーダ装置の信号処理器におけ
る目標の速度データの算出の説明図である。
【符号の説明】
1 パルス送信機 2 誘導波送信機 3 分配器 4 ホーンアンテナ 5 メインアンテナ 6 送受切換器 7 受信機 8 信号処理器 9 ホーン制御装置 10 ステップ減衰器 11 フェーズシフタ 12 アクチュエータ 13 取付け台 14 給電切換えスイッチ 15 目標 16 誘導ミサイル 17 前方アンテナ 18 後方アンテナ 19 信号処理制御部 a 送信パルス b 誘導電波 c 受信パルス d 自機高度・速度データ e アンテナ角度制御信号 f ホーン制御信号 g 目標反射波 h 直接波 i メインビームクラッタ j サイドローブクラッタ k メインアンテナパターン l ホーンアンテナパターン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標とする航空機を追尾し、誘導ミサイ
    ルに対し誘導電波を送信するミサイル誘導レーダ装置に
    おいて、送信パルスを生成するパルス送信機と、誘導ミ
    サイルの誘導電波の生成を行う誘導波送信機と、上記誘
    導波送信機の生成した誘導電波の一部を空間に放射する
    ホーンアンテナと、上記ホーンアンテナへの誘導電波の
    給電をホーン制御信号に基づき制御するホーン制御装置
    と、上記送信パルスと上記誘導電波を結合し、これらを
    空間に放射するとともに、上記目標から反射された上記
    送信パルスを受信パルスとして受信するメインアンテナ
    と、上記受信パルスを増幅・検波後デジタル化する受信
    機と、上記メインアンテナが上記目標の方向に指向され
    るように制御し、上記目標の追尾を行うとともに、上記
    受信機の出力信号、メインアンテナの指向方向及び外部
    機器により入力した自機高度・速度データをもとに上記
    目標の距離、方位、高度及び速度データを算出し、自機
    と上記目標の高度関係及び上記目標の速度・距離に基づ
    き、誘導電波の上記ホーンアンテナからの放射の制御を
    判断し、上記ホーン制御装置に対しホーン制御信号を出
    力する信号処理器を具備したミサイル誘導装置。
  2. 【請求項2】 ホーン制御装置内にステップ減衰器を設
    け、ホーン制御信号によりこのステップ減衰器の減衰量
    を制御することにより、ホーンアンテナから空間に放射
    される誘導電波の放射量を段階的に制御することを特徴
    とする請求項1記載のミサイル誘導レーダ装置。
  3. 【請求項3】 ホーン制御装置内にフェーズシフタを設
    け、ホーン制御信号によりこのフェーズシフタの移相量
    を制御することにより、ホーンアンテナから空間に放射
    される誘導電波の放射量を段階的に制御することを特徴
    とする請求項1記載のミサイル誘導レーダ装置。
  4. 【請求項4】 ホーン制御装置内に水平方向から垂直方
    向への可動性を有するアクチュエータを設け、その可動
    部にホーンアンテナの取付け台を固定し、ホーン制御信
    号により、このアクチュエータの移動角を制御すること
    により、ホーンアンテナから誘導ミサイル方向に放射さ
    れる誘導電波の放射量を段階的に制御することを特徴と
    する請求項1記載のミサイル誘導レーダ装置。
  5. 【請求項5】 異なるアンテナゲインを有するホーンア
    ンテナを複数設けるとともに、ホーン制御装置内に給電
    切換えスイッチを設け、ホーン制御信号によりこの給電
    切換えスイッチを制御し、1つのホーンアンテナに対し
    誘導電波の給電を行うことにより、ホーンアンテナから
    誘導ミサイル方向に放射される誘導電波の放射量を段階
    的に制御することを特徴とする請求項1記載のミサイル
    誘導レーダ装置。
JP6130400A 1994-06-13 1994-06-13 ミサイル誘導レーダ装置 Pending JPH07333329A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011163968A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Mitsubishi Electric Corp レーダ装置
JP2020529757A (ja) * 2017-08-08 2020-10-08 アイピーコム ゲーエムベーハー ウント コー. カーゲー 異常な高度にあるデバイスからの干渉の低減

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