JP2013185956A - 誘導飛しょう体及び近接目標検出装置 - Google Patents

誘導飛しょう体及び近接目標検出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 飛しょう体本体が目標に接近したことを判定する際、FM−CW信号を送信電波として用いた場合、クラッタやマルチパスまたは複数目標など、同時に複数の反射波を受信すると、目標の相対速度・相対距離を観測できなくなる。
【解決手段】本発明に係る誘導飛しょう体は、送信電波を空間に放射すると共に、目標からの反射電波を受信する送受信アンテナと、前記反射電波に基づいて目標に向け追尾させる誘導部を備え、前記誘導部は位相変調CW信号を生成する位相変調器を備え、前記送受信アンテナが当該位相変調CW信号を送信し前記目標から受信した反射電波に基づき、追尾した前記目標が近接したか否かを判断する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、近接目標検出装置を搭載し、近接した目標の検出信号によって信管を起動させる誘導飛しょう体に関する。
従来、送受信アンテナに目標追尾機能と近接信管機能を兼用させることで、誘導飛翔体構成の簡易化及び小型軽量化を可能とした誘導飛翔体の技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−94940号公報
従来、飛しょう体本体が目標に接近したことを判定する際にFM−CW信号を送信電波として用いた場合、クラッタやマルチパスまたは複数目標など、同時に複数の反射波を受信してしまう際は、目標の相対速度・相対距離を観測できなくなることがあるという課題があった。
また、近接信管モード時の受信アンテナのパターンをペンシルビームとし、このペンシルビームを高速走査することにより目標を検知する場合、相対速度が高くなった際はペンシルビームの向いていない角度からの目標の接近を検知できないという課題があった。
この発明に係る誘導飛しょう体は、送信電波を空間に放射すると共に、目標からの反射電波を受信する送受信アンテナと、前記反射電波に基づいて目標に向け追尾する誘導信号を出力する誘導部と、前記誘導信号に基づいて機体を操舵する操舵部を備え、前記誘導部は位相変調CW信号を生成する位相変調器を備え、前記送受信アンテナが当該位相変調器が生成した位相変調CW信号を送信し、前記目標から受信した反射電波に基づいて、追尾した前記目標が近接したか否かを判断する。
この発明に係る誘導飛しょう体によれば、送受信アンテナ及び誘導部における構成の簡易化・小型軽量化が図れるとともに、複数反射波の受信環境下でも目標の相対速度・相対距離を観測可能で、かつ目標の接近を漏れなく検知することが可能となる。
この発明の実施の形態1に係る誘導飛しょう体の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る誘導飛しょう体の近接目標検出時の送信信号の位相変調パターンの一例である。 この発明の実施の形態1に係る誘導飛しょう体の近接目標検出時のアンテナパターンである。
この発明による近接目標検出装置及びこの装置を搭載した誘導飛しょう体の一実施の形態を図1〜図3を参照して詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る近接目標検出装置を搭載した誘導飛しょう体の一実施の形態を示す構成図である。飛しょう体本体2は推進装置24の推力により飛しょうし、誘導部21が目標1を補足・追尾、および誘導制御を実施し、操舵装置25によって目標1に近づくように飛しょうする。
誘導部21は、受信器211、送受信用の信号処理器212、位相変調器213aを内蔵したことを特徴とする送信用の励振器213等で構成される。
ここで、送受信アンテナ22は、アンテナ素子群221、能動回路222及び分配・比較器223からなり、送信電波10を送信し目標反射電波11を受信する。アンテナ素子群221は面アレー状に配置された複数のアンテナ素子で構成される。また、能動回路222は、各アンテナ素子に対応して接続され、それぞれ移相器を内蔵した複数の送受信モジュールで構成される。この能動回路222は分配・比較器223を介して、誘導部21の受信器211並びに励振器213に接続されている。
このように、本実施の形態に係る誘導飛しょう体は、送受信モジュールの移相器制御による任意のアンテナパターン形成と送受信制御とにより電子走査可能なアクティブフェーズドアレイアンテナが構成される。そして、目標1への電波送受信が可能となるとともに、第1〜第3の切替器214〜216により、目標に向けてパルス送信ビームを指向して補足追尾を行う誘導モードと、目標に接近することによるエクリプスを検知して、弾頭有効範囲まで目標が近接したかを検知する近接信管モードに切り替わるように構成されている。なお、誘導モードから近接信管モードへの切り替えは信号処理器212において判断し、第1〜第3の切替器214〜216を制御している。
ここで、誘導モード時には、励振器213は目標捜索及び追尾用の一定繰り返し周期のパルスレーダ波信号を生成し、送受信アンテナ22の分配・比較器223を介して電力分配され、能動回路222の各対応する送受信モジュールに供給される。
誘導信号処理回路212aで生成された誘導モード時の送受信制御およびビーム制御用移相器制御信号は、第3の切替器216を介して能動回路222の送受信モジュールに供給され、各送受信モジュール内の送受切替器及び移相器を制御し、アンテナ素子群221で形成された補足追尾用の単一ビームは目標1を含む空間を走査し、目標1位置を補足し、追尾する。
一方、近接信管モード時には、近接信管回路212bが近接信管モード時の励振器制御信号および励振器内の位相変調器制御信号と、近接信管モード時用の送受信制御およびビーム制御用移相器制御信号をそれぞれ生成する。
近接信管モード時の励振器制御信号および励振器内の位相変調器制御信号は第2の切替回路215を介して励振器213に供給される。これを受けた励振器213は、励振器213に内蔵された位相変調器213aによって、送信用位相変調CW信号を生成する。図2は、送信用位相変調CW信号の一例である。図2のように、励振器213は、たとえば0度と180度(π)で位相変調を行った近接信管モード時の送信用位相変調CW信号を生成し、送受信アンテナ22の分配・比較器223に供給する。
また、近接信管回路212bで生成された近接信管モード時用の送受信制御およびビーム制御用移相器制御信号は、第3の切替器216を介して、送受信アンテナ22の能動回路222に供給され、送受信制御するよう構成されている。
ここで、近接信管モード時用の送受信制御およびビーム制御用移相器制御信号は、能動回路222を制御し、平面アレイ状に配列されたアンテナ素子群221の中で中央部付近で2群を選択し、一方の複数のアンテナ素子群を送信用に、また送信用に選択した素子群とは別の複数のアンテナ素子を受信用となるよう切替制御する。
図3は、誘導飛しょう体の近接目標検出時のアンテナパターンの一例である。
送信用アンテナは、図3に実線で示すように広角のビーム(シーカ送信ビーム)22aを形成して位相変調CW信号を目標1に向け継続的に送信する。また、受信アンテナは、図3に実線で示したような広角のビーム(シーカ受信ビーム)22bを形成して、送信用のビーム22aにより形成された空間域をもれなくカバーするように構成した。
なお、送信用アンテナは必ずしも中心でなくてもよく、受信アンテナも同心円に配置しなくてもよい。すなわち、たとえば、中心付近の1素子を送信用とし、別の1素子を受信用とすることも可能である。
つまり、近接目標検出では、面アレイ上のアンテナ素子群221の中の一部のアンテナ素子群で広角のビームを形成し、別の一部のアンテナ素子群からの位相変調CW送信電波からの目標1からの反射電波を、漏れなく受信するように構成したものである。
従って、近接信管モード時は、励振器213からの送信用位相変調CW信号が、近接信管回路212bからの近接信管モード時の送受信制御およびビーム制御用移相器制御信号により、送受信制御及び送信ビーム制御されて目標1方向を含む広角で放射される。そして、接近した目標1からの反射位相変調CW信号は受信器211、第1の切替器214を介して近接信管回路212bに供給され、ここで位相変調が復調され、起爆信号を生成し弾頭部23に供給される。
図2に示すように位相変調のパターンを符号化し、送信した符号パターンと受信した符号パターンの照合を近接信管処理回路212bにて実施することにより、目標1からの送信波と受信波の時間差を取得でき、目標1までの距離を測定できる。
なお、図2においては一例として6bitの符号パターンを記載したが、bit数および符号のパターンは、目標との相対速度や、クラッタやマルチパスなどを考慮した運用高度により適切なbit数およびパターンを選択しても良い。
近接信管では、弾頭部23に供給される起爆信号のタイミングが重要である。
このため、接近による会合タイミングの予測を必要とするが、予測のためには目標1と飛しょう体本体2との相対距離および距離の変化率から求められる相対速度の情報が必要となる。
本実施の形態に係る誘導飛しょう体によれば、送信波を位相変調CWとしたことで、送信波と受信波の位相変調の符号パターンの比較により、相対距離およびその変化率である相対速度の観測が可能である。
このようにして、本実施の形態に係る近接信管処理では、近接信管処理回路212bにおける送受信制御及び受信信号の演算処理によって、目標1との相対距離及び相対速度の観測が可能になる。
そして、これら目標1との方向、相対距離及び相対速度の情報から目標1の接近状況及び会合タイミングを予測演算することが出来る。
近接信管処理回路212bは、この計算結果に基づいて、目標1接近を判定して、その最適距離に達したときのトリガとなる起爆信号を生成し、弾頭部23に出力する。弾頭部23はその起爆信号に応じて弾頭を動作させる。
なお、位相変調CW波による送信用ビームは、既に接近した距離の短い目標1を捕らえるだけであるから、送受信アンテナ22からの送信電力は比較的小さくて良い。
以上のように、この実施の形態に係る飛しょう体は、飛しょう体本体2は、に搭載され、目標1を追随するための電波の送受信を行う送受信アンテナ22と、この送受信アンテナ22に対して電波を供給し、送受信アンテナ22が受信した目標反射電波に基づいて誘導信号を生成して飛しょう体本体2を目標1に追随させる誘導部21と、弾頭部23および操舵装置25を備える。
誘導部21は、送受信アンテナ22が受信した目標反射電波に基づいて飛しょう体本体2が目標1に接近したことを判定して起爆信号を生成する近接信号処理回路212bと、この近接信号処理回路212bで生成した起爆信号を弾頭部23に供給するように構成される。
また、誘導部21は、切替器214、215、216を設け、受信器211と励振器213を誘導時と近接信管作動時とで兼用するように構成し、励振器213に位相変調器を213aを内蔵する構成とした。
これにより、構成部品の軽減が実現し、設計を含む製造の簡易化が可能となるとともに、複数反射波の受信環境下でも目標の相対速度・相対距離を観測可能かつ目標の接近を漏れなく検知することが可能となる。
また、上記構成によれば、送受信アンテナも誘導時と近接信管作動時とで兼用するので、構成の簡略化が可能となり、小型軽量化された誘導飛しょう体を実現することができ、簡素化された誘導飛しょう体を実現できる。
1 目標、2 飛しょう体本体、10 送信電波、11 目標反射電波、21 誘導部、211 受信器、212 信号処理器、212a 誘導信号処理回路、212b 近接信号処理回路、213 励振器、213a 位相変調器、214 第1の切替器、215 第2の切替器、216 第3の切替器、22 送受信アンテナ、22a シーカ送信ビーム、22b シーカ受信ビーム、221 アンテナ素子群、222 能動回路、223 分配・比較器、23 弾頭部、24 推進装置、25 操舵装置。

Claims (5)

  1. 送信電波を空間に放射すると共に、目標からの反射電波を受信する送受信アンテナと、前記反射電波に基づいて目標に向け追尾する誘導信号を出力する誘導部と、前記誘導信号に基づいて機体を操舵する操舵部を備え、
    前記誘導部は位相変調CW信号を生成する位相変調器を備え、前記送受信アンテナが当該位相変調器が生成した位相変調CW信号を送信し、前記目標から受信した反射電波に基づいて、追尾した前記目標が近接したか否かを判断することを特徴とする誘導飛しょう体。
  2. 前記送受信アンテナは、面アレー状に配置された複数のアンテナ素子からなるアンテナ素子群と、前記アンテナ素子の各々に対応して接続され、移相器を内蔵した複数の送受信モジュールからなる能動回路と、分配器から構成されたフェーズドアレイアンテナであり、
    2群に分けられた前記アンテナ素子のうち、一方は送信用アンテナとして前記位相変調CW信号を送信し、他方は受信アンテナとして動作することを特徴とする請求項1記載の誘導飛しょう体。
  3. 前記送受信アンテナは、目標を補足追尾する誘導モード時は一定繰り返し周期のパルスレーダ波信号を送信し、目標の近接を判断する近接信管モード時は前記誘導モード時よりも広角で前記位相変調CW信号を送信することを特徴とする請求項1、2いずれか記載の誘導飛しょう体。
  4. 前記誘導部は、位相変調により符号化された前記位相変調CW信号の送信信号パターンと、受信した信号の受信信号パターンを照合することにより、目標までの相対距離および相対速度を観測することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載の誘導飛しょう体。
  5. 送信電波を空間に放射すると共に、目標からの反射電波を受信する送受信アンテナと、前記反射電波に基づいて目標に向け追尾させる誘導部を備え、
    前記誘導部は位相変調CW信号を生成する位相変調器を備え、前記送受信アンテナが当該位相変調器が生成した位相変調CW信号を送信し、前記目標から受信した反射電波に基づいて、追尾した前記目標が近接したか否かを判断することを特徴とする近接目標検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6797339B1 (ja) * 2020-03-13 2020-12-09 三菱電機株式会社 レーダ装置

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