JPH1194885A - バックアップ電圧検査装置 - Google Patents
バックアップ電圧検査装置Info
- Publication number
- JPH1194885A JPH1194885A JP9272231A JP27223197A JPH1194885A JP H1194885 A JPH1194885 A JP H1194885A JP 9272231 A JP9272231 A JP 9272231A JP 27223197 A JP27223197 A JP 27223197A JP H1194885 A JPH1194885 A JP H1194885A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- power supply
- memory
- supply line
- power source
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Power Sources (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電源遮断時にバッテリでバックアップされ
るメモリの電圧低下を検出し、メモリデータの異常を判
断する方法を提供する。 【解決手段】電源ラインに接続した電源ＶＣＣとバッテ
リ１とメモリ３を備える電子装置に、電源ラインに接続
したスイッチ４と、スイッチ４の他端とグランドに接続
したコンデンサ５と、スイッチ４と並列に接続したダイ
オード７３と、接続点の電圧を入力してメモリ３の最小
動作電圧である基準電圧を下回れば信号を出力するコン
パレータ６とを備えたバックアップ電圧検査装置２を設
ける。
るメモリの電圧低下を検出し、メモリデータの異常を判
断する方法を提供する。 【解決手段】電源ラインに接続した電源ＶＣＣとバッテ
リ１とメモリ３を備える電子装置に、電源ラインに接続
したスイッチ４と、スイッチ４の他端とグランドに接続
したコンデンサ５と、スイッチ４と並列に接続したダイ
オード７３と、接続点の電圧を入力してメモリ３の最小
動作電圧である基準電圧を下回れば信号を出力するコン
パレータ６とを備えたバックアップ電圧検査装置２を設
ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、停電などで電源
が不慮に遮断されるようなことがあった場合に、バッテ
リが接続されて電力を供給し、メモリのデータを保護す
る電子装置において、メモリデータの保護状態の良否を
判別するために使われるバックアップ電圧の検査装置に
関する。
が不慮に遮断されるようなことがあった場合に、バッテ
リが接続されて電力を供給し、メモリのデータを保護す
る電子装置において、メモリデータの保護状態の良否を
判別するために使われるバックアップ電圧の検査装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、メモリを備えた電子装置は、停電
などで電源が不慮に遮断されてメモリデータが失われる
のを防ぐため、電子装置にバックアップ用のバッテリを
備え、電源が遮断するとバッテリの電流が自動的に電源
ラインに流れるような回路構成としたり、電源の遮断を
検出してバッテリを電子装置の電源ラインに接続したり
する機構が用いられている。この機構により電源が遮断
しても速やかにバッテリの電力が電源ラインに供給され
るので、メモリの電源端子の電圧は低下することなく一
定に維持されてデータの消失が防がれるのである。そし
て、バッテリのバックアップが正常に行われて、メモリ
データが失われなかったかどうかのチェックをするた
め、バッテリの電圧のみを常時監視し、予め設定した基
準電圧と比較するという方法が取られ、それによってメ
モリデータの正常と異常の判別をしていた。
などで電源が不慮に遮断されてメモリデータが失われる
のを防ぐため、電子装置にバックアップ用のバッテリを
備え、電源が遮断するとバッテリの電流が自動的に電源
ラインに流れるような回路構成としたり、電源の遮断を
検出してバッテリを電子装置の電源ラインに接続したり
する機構が用いられている。この機構により電源が遮断
しても速やかにバッテリの電力が電源ラインに供給され
るので、メモリの電源端子の電圧は低下することなく一
定に維持されてデータの消失が防がれるのである。そし
て、バッテリのバックアップが正常に行われて、メモリ
データが失われなかったかどうかのチェックをするた
め、バッテリの電圧のみを常時監視し、予め設定した基
準電圧と比較するという方法が取られ、それによってメ
モリデータの正常と異常の判別をしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、バッテリによるメモリのバックアップ期間中に結露
や短絡などによってバックアップ電圧の瞬間的な低下が
あるような場合は、バッテリ電圧を常時監視していても
正確に測ることができず、バックアップの異常を漏れな
く検出することはできなかった。そのためメモリのデー
タが破壊されている危険があっても、その危険を検出す
る手段がなく、データが正しいものとして後処理に使用
され、誤った判断や処理がされて電子装置の信頼性を損
なうという大きな問題があった。そこで、本発明は瞬間
的なバックアップ電圧の低下を検出して保持し、バック
アップ期間中のメモリのデータが正常にバックアップさ
れていたかどうかを判定する手段を提供する。
は、バッテリによるメモリのバックアップ期間中に結露
や短絡などによってバックアップ電圧の瞬間的な低下が
あるような場合は、バッテリ電圧を常時監視していても
正確に測ることができず、バックアップの異常を漏れな
く検出することはできなかった。そのためメモリのデー
タが破壊されている危険があっても、その危険を検出す
る手段がなく、データが正しいものとして後処理に使用
され、誤った判断や処理がされて電子装置の信頼性を損
なうという大きな問題があった。そこで、本発明は瞬間
的なバックアップ電圧の低下を検出して保持し、バック
アップ期間中のメモリのデータが正常にバックアップさ
れていたかどうかを判定する手段を提供する。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、本発明のバックアップ電圧検査装置は、電源ライン
に接続された電源と、該電源の遮断時に前記電源ライン
に電力を供給するバッテリと、前記電源ラインに接続さ
れてデータを保持するメモリとを備えた電子装置におい
て、前記電源ラインに一端を接続されてＣＰＵによりオ
ン／オフ制御可能なスイッチと、該スイッチの他端とグ
ランドに接続されたコンデンサと、前記電源ラインにア
ノードを接続され前記スイッチと前記コンデンサの接続
点にカソードを接続されたダイオードと、該接続点の電
圧を入力して前記メモリの最小動作電圧である基準電圧
を下回れば信号を出力するコンパレータと、からなるこ
とを特徴としたのである。このように構成することによ
り、電源遮断時の最小電圧を確実に保持することができ
るので、メモリデータが正常かどうかを正しく判断でき
るのである。
に、本発明のバックアップ電圧検査装置は、電源ライン
に接続された電源と、該電源の遮断時に前記電源ライン
に電力を供給するバッテリと、前記電源ラインに接続さ
れてデータを保持するメモリとを備えた電子装置におい
て、前記電源ラインに一端を接続されてＣＰＵによりオ
ン／オフ制御可能なスイッチと、該スイッチの他端とグ
ランドに接続されたコンデンサと、前記電源ラインにア
ノードを接続され前記スイッチと前記コンデンサの接続
点にカソードを接続されたダイオードと、該接続点の電
圧を入力して前記メモリの最小動作電圧である基準電圧
を下回れば信号を出力するコンパレータと、からなるこ
とを特徴としたのである。このように構成することによ
り、電源遮断時の最小電圧を確実に保持することができ
るので、メモリデータが正常かどうかを正しく判断でき
るのである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図１は本発明のバックアップ電圧検
査装置を用いた電子装置の要部回路図、図２は本発明の
バックアップ電圧検査装置の回路図、図３は動作説明図
である。図において、ＶＣＣは電子装置の電源、１は電
源ＶＣＣが遮断したときに接続されるバッテリであり、
それぞれダイオード７１、７２を介して電子装置の電源
ラインに接続されている。２は電源ラインの電圧の最小
値を検出する本発明のメモリのバックアップ電圧検出装
置、３は電源ラインに接続され、電子装置に備えられた
メモリである。このような構成において通常は電源ＶＣ
Ｃがメモリ３を含む電子装置全体の電力を供給し、電源
ラインに一定電圧が印加されている。電源が遮断する
と、電源ＶＣＣの電圧は０Ｖとなるが、バッテリ１の電
力が電源ラインに供給されるので電源ラインの電圧であ
るＶＣＢ８は一定に保持される。図２は本発明のバック
アップ電圧検査装置２の内部回路を示す図である。図に
おいて、４は一端を電源ラインに接続されたスイッチ、
５は一端がスイッチ4 に接続され、他端がグランドに接
続されたコンデンサ、６はスイッチ4 とコンデンサ5 の
接続点の電圧を入力し、予め設定した基準電圧と比較す
るコンパレータである。スイッチ4 には電源ライン８に
カソードを接続したダイオード７３が並列接続されてい
る。スイッチ４は電源ＶＣＣから電力を供給されて動作
するので、電源ＶＣＣが電力を供給しているときはスイ
ッチ４はオンし、電源ＶＣＣが遮断したときはスイッチ
４はオフする。コンパレータ６の基準電圧はメモリ３が
動作する最小電圧が設定されており、電源ライン８の電
圧がこの電圧を下回るとコンパレータ６は出力をＨｉに
する。このような構成のもとで電源ＶＣＣが遮断したと
きの動作を図3 を用いて説明する。ｔ１で電源ＶＣＣが
遮断するまでは電源ＶＣＣの電圧はＨｉの状態にあり、
スイッチはオンの状態、電源ラインの電圧ＶＣＢ８はＨ
ｉの状態、コンパレータ６の入力電圧ＶｍｉｎもＨｉで
ある。ｔ１以降は電源ＶＣＣの電圧がＬｏになり、スイ
ッチはオフになる。メモリ３などが電力を消費するので
電源ラインの電圧ＶＣＢ８は徐々に降下し、それにつれ
てコンパレータ６の入力電圧Ｖｍｉｎも徐々に降下す
る。ｔ２で結露などにより一時的に電圧が電源ラインの
電圧ＶＣＢ８が低下しても、他の回路に付属するコンデ
ンサにチャージされた電荷のため結露が無くなると電源
ラインの電圧ＶＣＢ８は回復し、その前の状態に継続し
て電圧が降下する。電源ラインの電圧ＶＣＢ８が一時的
に降下したｔ２以降の僅かの時間の間に、コンデンサ５
にチャージされた電荷はダイオード７３を通って放電す
るので、電源ラインの電圧ＶＣＢ８が復帰しても最低電
圧が保持される。この電圧がメモリ３の最低動作電圧よ
り下回っていれば、電源ＶＣＣが復帰したｔ３以降にメ
モリ３のデータが正常であるか異常であるかを判定する
信号を出力する。ＣＰＵはメモリ３のデータが正常であ
るか異常であるかの判定後、スイッチをオンすることに
よりコンデンサ５はＶＣＢまでチャージされる。このよ
うに、電源遮断中の瞬間的な電圧低下を検知するのでメ
モリデータの異常を知ることができるのである。
基づいて説明する。図１は本発明のバックアップ電圧検
査装置を用いた電子装置の要部回路図、図２は本発明の
バックアップ電圧検査装置の回路図、図３は動作説明図
である。図において、ＶＣＣは電子装置の電源、１は電
源ＶＣＣが遮断したときに接続されるバッテリであり、
それぞれダイオード７１、７２を介して電子装置の電源
ラインに接続されている。２は電源ラインの電圧の最小
値を検出する本発明のメモリのバックアップ電圧検出装
置、３は電源ラインに接続され、電子装置に備えられた
メモリである。このような構成において通常は電源ＶＣ
Ｃがメモリ３を含む電子装置全体の電力を供給し、電源
ラインに一定電圧が印加されている。電源が遮断する
と、電源ＶＣＣの電圧は０Ｖとなるが、バッテリ１の電
力が電源ラインに供給されるので電源ラインの電圧であ
るＶＣＢ８は一定に保持される。図２は本発明のバック
アップ電圧検査装置２の内部回路を示す図である。図に
おいて、４は一端を電源ラインに接続されたスイッチ、
５は一端がスイッチ4 に接続され、他端がグランドに接
続されたコンデンサ、６はスイッチ4 とコンデンサ5 の
接続点の電圧を入力し、予め設定した基準電圧と比較す
るコンパレータである。スイッチ4 には電源ライン８に
カソードを接続したダイオード７３が並列接続されてい
る。スイッチ４は電源ＶＣＣから電力を供給されて動作
するので、電源ＶＣＣが電力を供給しているときはスイ
ッチ４はオンし、電源ＶＣＣが遮断したときはスイッチ
４はオフする。コンパレータ６の基準電圧はメモリ３が
動作する最小電圧が設定されており、電源ライン８の電
圧がこの電圧を下回るとコンパレータ６は出力をＨｉに
する。このような構成のもとで電源ＶＣＣが遮断したと
きの動作を図3 を用いて説明する。ｔ１で電源ＶＣＣが
遮断するまでは電源ＶＣＣの電圧はＨｉの状態にあり、
スイッチはオンの状態、電源ラインの電圧ＶＣＢ８はＨ
ｉの状態、コンパレータ６の入力電圧ＶｍｉｎもＨｉで
ある。ｔ１以降は電源ＶＣＣの電圧がＬｏになり、スイ
ッチはオフになる。メモリ３などが電力を消費するので
電源ラインの電圧ＶＣＢ８は徐々に降下し、それにつれ
てコンパレータ６の入力電圧Ｖｍｉｎも徐々に降下す
る。ｔ２で結露などにより一時的に電圧が電源ラインの
電圧ＶＣＢ８が低下しても、他の回路に付属するコンデ
ンサにチャージされた電荷のため結露が無くなると電源
ラインの電圧ＶＣＢ８は回復し、その前の状態に継続し
て電圧が降下する。電源ラインの電圧ＶＣＢ８が一時的
に降下したｔ２以降の僅かの時間の間に、コンデンサ５
にチャージされた電荷はダイオード７３を通って放電す
るので、電源ラインの電圧ＶＣＢ８が復帰しても最低電
圧が保持される。この電圧がメモリ３の最低動作電圧よ
り下回っていれば、電源ＶＣＣが復帰したｔ３以降にメ
モリ３のデータが正常であるか異常であるかを判定する
信号を出力する。ＣＰＵはメモリ３のデータが正常であ
るか異常であるかの判定後、スイッチをオンすることに
よりコンデンサ５はＶＣＢまでチャージされる。このよ
うに、電源遮断中の瞬間的な電圧低下を検知するのでメ
モリデータの異常を知ることができるのである。
【０００６】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、バッ
テリバックアップ中に結露や瞬間的な短絡によりバッテ
リ電圧が瞬間的に低下しても、その最小値を電源投入後
に読み取ることができ、メモリバックアップが正常かど
うかの判定が可能となるので、メモリを備えた電子装置
の運用を誤ることがないという効果がある。
テリバックアップ中に結露や瞬間的な短絡によりバッテ
リ電圧が瞬間的に低下しても、その最小値を電源投入後
に読み取ることができ、メモリバックアップが正常かど
うかの判定が可能となるので、メモリを備えた電子装置
の運用を誤ることがないという効果がある。
【図１】本発明のバックアップ電圧検査装置を用いた電
子装置の要部回路図
子装置の要部回路図
【図２】本発明のバックアップ電圧検査装置の回路図
【図３】動作説明図
ＶＣＣ 電源 １ バッテリ ２ バックアップ電圧検査装置 ３ メモリ ４ スイッチ ５ コンデンサ ６ コンパレータ ７１，７２，７３ ダイオード ８ 電源ラインの電圧ＶＣＢ Ｖｍｉｎ コンデンサ５の電圧
Claims (1)
- 【請求項１】電源ラインに接続された電源と、該電源の
遮断時に前記電源ラインに電力を供給するバッテリと、
前記電源ラインに接続されてデータを保持するメモリと
を備えた電子装置において、 前記電源ラインに一端を接続され、ＣＰＵによりオン／
オフ制御可能なスイッチと、 該スイッチの他端とグランドに接続されたコンデンサ
と、 前記電源ラインにアノードを接続され、前記スイッチと
前記コンデンサの接続点にカソードを接続されたダイオ
ードと、 該接続点の電圧を入力して前記メモリの最小動作電圧で
ある基準電圧を下回れば信号を出力するコンパレータ
と、からなることを特徴とするバックアップ電圧検査装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272231A JPH1194885A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | バックアップ電圧検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9272231A JPH1194885A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | バックアップ電圧検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1194885A true JPH1194885A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17510955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9272231A Pending JPH1194885A (ja) | 1997-09-17 | 1997-09-17 | バックアップ電圧検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1194885A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104020335A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-09-03 | 华为技术有限公司 | 确定芯片的最低工作电压的方法、装置和芯片 |
| CN109239496A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-01-18 | 福州福光电子有限公司 | 一种蓄电池组在线保持装置的检测装置及方法 |
-
1997
- 1997-09-17 JP JP9272231A patent/JPH1194885A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104020335A (zh) * | 2014-05-30 | 2014-09-03 | 华为技术有限公司 | 确定芯片的最低工作电压的方法、装置和芯片 |
| CN109239496A (zh) * | 2018-10-18 | 2019-01-18 | 福州福光电子有限公司 | 一种蓄电池组在线保持装置的检测装置及方法 |
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