JPH1194338A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1194338A
JPH1194338A JP9275122A JP27512297A JPH1194338A JP H1194338 A JPH1194338 A JP H1194338A JP 9275122 A JP9275122 A JP 9275122A JP 27512297 A JP27512297 A JP 27512297A JP H1194338 A JPH1194338 A JP H1194338A
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光好 辰巳
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一郎 本郷
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福幸 野田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一般使用者に操作が分かりやすく、空清運転の
操作性を向上させることができ、しかも簡単で便利な空
気調和機を提供する。 【解決手段】冷房・暖房などの空気調和運転の運転/停
止を指示する空調運転操作釦28と、電気集塵機11の
運転/停止を指示する空清運転操作釦29とを並べて配
置させた第1の操作面22を設け、この第1の操作面2
2の空調および空清の両運転操作釦間に運転/停止に関
連する表示を行う表示領域30を配設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気集塵機を内蔵
し、空気清浄機能を備えた空気調和機本体の運転制御装
置を改良した空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機本体の運転条件等を
設定する運転制御装置として従来からワイヤレス式のリ
モートコントロール装置が用いられている。このリモー
トコントロール装置では使用者のキー操作に応じて各種
の運転条件、例えば冷房、暖房、除湿等の各運転モー
ド、運転オン/オフ、室内設定温度、タイマー時刻、タ
イマー時間などを設定し、その運転条件の設定内容を液
晶表示部で表示し、かつ空気調和機本体へ向けて赤外線
光によって送信する構成になっている。
【0003】また、空気調和機本体内に電気集塵機を内
蔵し、空気清浄機能を備えた空気調和機が開発されてい
る。この種の空気調和機用のリモートコントロール装置
では例えば、図16(A)に示すように、リモートコン
トロール装置の本体a内に空気調和機の暖房、冷房ある
いは除湿運転等の空気調和(空調)運転のON,OFF
を操作する「運転/停止」用の操作釦bと、空気清浄
(空清)運転のON,OFFを操作する「空清」用の操
作釦cと、その他の各種設定用の複数の操作釦dとが設
けられている。
【0004】そして、従来構成のものにあっては電気集
塵機による空清運転は、空気調和機能の1つとして考え
られているため、リモートコントロール装置の本体aに
は空調運転が主体で各操作釦が設置されている。例え
ば、図16(A)に示すように、空調運転の「運転/停
止」用の操作釦bは他の操作釦dから離れた場所に単独
で独立に配置され、空清用の操作釦cはその他の各種設
定用の複数の操作釦dと並べて配置されている。
【0005】また、空調運転中に空清運転を開始する場
合には空清用の操作釦cを押し、空清運転中に空調運転
を開始する場合は、図16(B)に示すように別の「運
転切換」釦eを押すようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成のものは空清運転中に空調運転を開始する場合に
は「運転/停止」用の操作釦bや、「空清」用の操作釦
cとは別の「運転/切換」用の操作釦eを押す必要があ
るので、その操作が繁雑で、一般の使用者には分かりに
くい問題がある。
【0007】また、「運転/停止」用の操作釦bの「運
転/停止」の表示は、一般的に運転の動作を表すもので
あるのに対して、「空清」用の操作釦cの「空気清浄」
の表示は、運転の種類を表すものである。そして、「運
転/停止」用の操作釦bと、「空清」用の操作釦cとの
間には他の操作釦dが配置されている。そのため、一般
の使用者にとっては、「運転/停止」用の操作釦bで空
調運転のON/OFFを行ない、「空清」用の操作釦c
で空清運転のON/OFFを行なうことが直感的に理解
しにくいので、リモートコントロール装置全体の使い方
が分かり難い問題がある。
【0008】さらに、近年、花粉症などへの対応として
室内における空気清浄の重要性が浸透し、空気清浄機能
のみの運転が多用される傾向がある。このため、空清運
転の操作性を向上させることが要望されているのが実情
である。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、一般使用者に操作が分かりやすく、空清運転の操
作性を向上させることができ、しかも簡単で便利な空気
調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、電気
集塵機を内蔵した空気調和機において、冷房・暖房など
の空気調和運転の運転/停止を指示する空調運転操作釦
と、前記電気集塵機の運転/停止を指示する空清運転操
作釦とを並べて配置させた操作部を設け、この操作部の
前記空調および空清の両運転操作釦間に運転/停止に関
連する表示を行う領域を配設したことを特徴とする空気
調和機である。
【0011】請求項2の発明は、電気集塵機を内蔵した
空気調和機において、冷房・暖房などの空気調和運転の
運転と、この空気調和運転及び前記電気集塵機の運転の
停止を指示する空調運転操作釦と、前記電気集塵機の運
転/停止を指示する空清運転操作釦とを並設させた操作
部を設け、この操作部の前記空調および空清の両運転操
作釦間に運転/停止に関連する表示を行う領域を配設し
たことを特徴とする空気調和機である。そして、請求項
1および請求項2の発明では、操作部に並べて配置させ
た空調および空清の両運転操作釦間の領域を目視させる
ことにより、空調運転操作釦と、空清運転操作釦とがそ
れぞれの運転/停止に関連することを正確に理解させ、
一般使用者に操作が分かりやすく、特に空清運転の操作
性を向上させるようにしたものである。
【0012】請求項3の発明は、前記操作部は、開閉可
能な蓋体と、この蓋体外に露出状態で保持される第1の
操作面と、前記蓋体によって開閉される第2の操作面と
を備え、前記第1の操作面に少なくとも前記空調および
空清の両運転操作釦を配設し、前記空調および空清の両
運転操作釦以外の各種運転状態を設定するための設定操
作釦を前記第2の操作面に配設したことを特徴とする請
求項1または2に記載の空気調和機である。そして、請
求項3の発明では蓋体外に露出状態で保持される第1の
操作面に空調および空清の両運転操作釦を配設すること
により、蓋体によって開閉される第2の操作面に配設し
た各種運転状態を設定するための他の設定操作釦との区
別を行ない易くして操作性を向上させるようにしたもの
である。
【0013】請求項4の発明は、前記操作部は、設定さ
れた各種運転状態を表示する液晶表示部が設けられてい
ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空
気調和機である。そして、請求項4の発明では操作部の
液晶表示部の表示を目視することにより、設定された各
種運転状態を簡単に確認できるようにしたものである。
【0014】請求項5の発明は、前記操作部は、ワイヤ
レスリモコンであることを特徴とする請求項1〜4のい
ずれかに記載の空気調和機である。そして、請求項5の
発明ではワイヤレスリモコンの操作部によって、操作部
の操作性を向上させるようにしたものである。
【0015】請求項6の発明は、前記操作部は、前記各
操作釦の色を異ならせたものであることを特徴とする請
求項1〜5のいずれかに記載の空気調和機である。そし
て、請求項6の発明では操作釦の色の違いにより、各操
作釦を簡単に識別できるようにして各操作釦の押し間違
いを低減し、操作部の操作性を向上させるようにしたも
のである。
【0016】請求項7の発明は、前記操作部は、前記各
操作釦に対応する運転機能を表示する表示手段が設けら
れていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
載の空気調和機である。そして、請求項7の発明では表
示手段の表示内容を目視することにより、各操作釦に対
応する運転機能を確認できるようにして操作部の操作性
を向上させるようにしたものである。
【0017】請求項8の発明は、前記運転機能の表示手
段は、前記各操作釦の上に印刷されていることを特徴と
する請求項7に記載の空気調和機である。そして、請求
項8の発明では各操作釦の上に印刷された表示内容を目
視することにより、各操作釦に対応する運転機能を簡単
に確認できるようにして操作部の操作性を向上させ、か
つ製造を簡易化するようにしたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1乃至図12を参照して説明する。図3は本実施の
形態の空気調和機のヒートポンプ式の冷凍サイクルを示
すものである。図3中で、1は圧縮機、2は四方切換
弁、3は室内側熱交換器、4は膨張弁、5は室外側熱交
換器である。
【0019】ここで、圧縮機1にはインバータ装置6を
接続させている。さらに、圧縮機1は四方切換弁2、膨
張弁4および室外側熱交換器5とともに、図示しない室
外ユニット内に組み込まれている。この室外ユニットに
は室外側熱交換器5の近傍位置に配置される室外ファン
7が装着されている。
【0020】また、室内側熱交換器3は図1および図2
に示す室内ユニット8内に組み込まれている。この室内
ユニット8にはさらに横流ファンである室内ファン9が
装着されている。そして、この室内ユニット8は、図示
しない室外ユニットと接続されて、暖房・冷房・ドライ
といった空気調和運転の機能を発揮するようになってい
る。
【0021】さらに、本実施の形態の室内ユニット1に
は、空気清浄機10が内蔵されている。この空気清浄機
10は電気集塵機11と、この電気集塵機11の側方に
並置される脱臭フィルタ12とから構成されている。こ
こで、電気集塵機11と脱臭フィルタ12とは、室内側
熱交換器3の前面上部にそれぞれ独立に並べて配置され
ている。なお、電気集塵機11は高電圧発生回路13に
接続されている。そして、本実施の形態の室内ユニット
1は空気清浄機10の駆動により、脱臭フィルタ12に
よって脱臭されるとともに、電気集塵機11の電極によ
って空気中の微細な浮遊塵埃が帯電され、かつ集塵され
る。これにより、空気清浄の機能も発揮するようになっ
ている。
【0022】なお、本明細書では空調運転とは、電気集
塵機11の運転以外の空気調和機の運転(冷房、暖房、
ドライなど)を意味し、エアコン運転とは空調運転また
は電気集塵機11の単独運転、空調運転及び電気集塵機
11の併用運転のすべてを含んだ意味で使用する。
【0023】また、図3中で、参照符号14は本実施の
形態の空気調和機の制御回路である。この制御回路14
にはインバータ装置6、室外ファン7のファンモータ制
御用の室外ファン制御回路15、外気温センサ16、室
内ファン9のファンモータ制御用の室内ファン制御回路
17、室温センサ18および高電圧発生回路12がそれ
ぞれ接続されている。
【0024】さらに、本実施の形態の空気調和機にはワ
イヤレス式のリモートコントローラ(操作部)19が付
属されている。ここで、室内ユニット8には赤外線受光
部20が設けられている。そして、制御回路14にはこ
のリモートコントローラ19からの指示信号が赤外線光
によって送信されるようになっている。
【0025】また、図4(A),(B)は本実施の形態
のリモートコントローラ19を示すものである。このリ
モートコントローラ19の本体には上面の略下半部に上
下方向にスライド可能な扉(蓋体)21が設けられてい
る。この扉21は図4(A)に示す閉状態と、図4
(B)に示す開状態とにスライド開閉可能に設けられて
いる。
【0026】さらに、リモートコントローラ19の本体
上面には略上半部に扉21の外に露出状態で保持される
第1の操作面22、この第1の操作面22の下方に扉2
1によって開閉される第2の操作面23がそれぞれ設け
られている。
【0027】また、第1の操作面22には液晶表示部2
4と、2つの温度設定釦25,26と、運転時間選択釦
27と、冷房・暖房などの空気調和運転の運転/停止を
指示する空調運転操作釦28と、電気集塵機11の運転
/停止を指示する空清運転操作釦29とがそれぞれ設け
られている。ここで、空調運転操作釦28と空清運転操
作釦29とは並べて配置されている。なお、これらの空
調運転操作釦28による空気調和運転と、空清運転操作
釦29による空気清浄運転とは互いに独立していて、他
方の運転状態に影響されずに、ON/OFFすることが
可能になっている。さらに、空調運転と空清運転の両方
がONの時、空調運転操作釦28のボタンを押すだけ
で、空調運転と空清運転の両方がOFFするように設定
されている。
【0028】また、リモートコントローラ19の第1の
操作面22には空調および空清の両運転操作釦28,2
9間に運転/停止に関連する表示を行う表示領域30が
配設されている。この表示領域30には運転のON/O
FFを意味する例えば、「運転/停止」の文字が黒字で
印刷されている。ここで、リモートコントローラ19の
本体全体は灰色に着色されている。そして、空調運転操
作釦28はピンク色、空清運転操作釦29は白色にそれ
ぞれ着色されている。なお、空調運転操作釦28のピン
ク色の釦表面にはそれに対応する運転機能を表示する
「エアコン」の文字(表示手段)が黒字で印刷されてい
る。さらに、空清運転操作釦29の白色の釦表面にはそ
れに対応する運転機能を表示する「空清」の文字(表示
手段)が黒字で印刷されている。
【0029】また、液晶表示部24には第1の操作面2
2および第2の操作面23上の各操作釦の操作に対応し
た各種運転条件を文字、イラスト、マークなどで適宜選
択的に表示するようになっている。図5は液晶表示部2
4に表示される表示内容をすべて点灯させた全点灯状態
を示すものである。すなわち、本実施の形態の液晶表示
部24には図5に示すように送信時に点灯する送信表示
部31と、空調運転時の運転モードを表示する空調運転
モード表示部32と、空調または空清の運転時に点灯す
るON表示部33と、タイマ時刻表示部34と、時計表
示部35と、空清の運転時に点灯する空清ON表示部3
6と、風量表示部37と、設定温度表示部38などが設
けられている。
【0030】また、第2の操作面23には空調および空
清の両運転操作釦28,29以外の各種運転状態を設定
するための設定操作釦、例えば図4(B)に示すように
ドライ運転用釦40、クリーンドライ釦42、スイング
/風向切換釦43、風量切換釦44、運転切換釦45、
まろやか運転釦46、タイマー入り釦47、タイマー切
釦48、タイマー調節釦49、予約釦50、取消し釦5
1などが設けられている。ここで、ドライ運転用釦40
は居住者に風を当てない除湿運転を設定するためのもの
である。
【0031】また、クリーンドライ釦42は空調のドラ
イ運転モード(ドライ運転用釦40の操作による運転と
同じモード)で、空気清浄機10を併用する空調と空清
の併用運転を設定するためのものである。そして、この
クリーンドライ釦42は空清運転と空調のドライ運転と
を1回の操作で、同時ON/OFFが可能になってい
る。
【0032】さらに、スイング/風向切換釦43は吹出
ルーバーのスイング動作のオン,オフの設定と、吹出ル
ーバーの方向(吹出風の方向)の設定とを切換えるため
のものである。また、風量切換釦44は吹出風量を設定
するためのもの、運転切換釦45は冷房、暖房、自動、
ドライ、送風等の各運転モードを設定するためのもの、
まろやか運転釦46は就寝中に適した快適運転を設定す
るためのもの、タイマー入り釦47はタイマーによる運
転開始時刻を設定するためのもの、タイマー切釦48は
タイマーによる運転停止時刻を設定するためのもの、タ
イマー調節釦49はタイマーによる運転時間を設定する
ためのものである。
【0033】なお、リモートコントローラ19の本体内
には動作電源としての図示しない電池の収納室が形成さ
れている。そして、この収納室内に電池が着脱可能に収
納されている。
【0034】次に、上記構成の本実施の形態の作用につ
いて説明する。まず、空気調和機の運転停止状態ではリ
モートコントローラ19の液晶表示部24には図6に示
すように前回の運転時の設定が表示されている。このと
き、ON表示部33はON表示マークが消えたオフ状態
で保持されている。
【0035】また、本実施の形態の空気調和機ではリモ
ートコントローラ19の動作は図9のフローチャートに
したがって次のように制御される。すなわち、このリモ
ートコントローラ19の動作開始時には最初のステップ
S1で空調運転操作釦28のON/OFF状態が判断さ
れる。ここで、空調運転操作釦28がON状態と判断さ
れた場合には次のステップS2に進み、空調運転操作釦
28がOFF状態と判断された場合には次のステップS
3に進む。
【0036】また、ステップS2では空気調和機が空調
運転停止中か否かが判断される。ここで、空調運転停止
中と判断された場合には次のステップS4に進み、空調
運転停止中と判断されない場合には次のステップS5に
進む。
【0037】そして、ステップS4では空調運転のON
指令が出力されるとともに、リモートコントローラ19
の液晶表示部24におけるON表示部33にON表示マ
ークが点灯され、空調運転のON表示が行なわれる。さ
らに、ステップS5では空調運転のOFF指令が出力さ
れるとともに、リモートコントローラ19の液晶表示部
24におけるON表示部33のON表示マークが消され
る。これにより、空調運転OFF表示が行なわれる。
【0038】また、ステップS3では空清運転操作釦2
9のON/OFF状態が判断される。ここで、空清運転
操作釦29がON状態と判断された場合には次のステッ
プS6に進み、空清運転操作釦29がOFF状態と判断
された場合には次のステップS7に進む。
【0039】また、ステップS6では空気調和機が空清
運転中か否かが判断される。ここで、空清運転中と判断
された場合には次のステップS8に進み、空清運転中と
判断されない場合には次のステップS9に進む。
【0040】そして、ステップS8では空清運転のOF
F指令が出力されるとともに、リモートコントローラ1
9の液晶表示部24における空清ON表示部36のON
表示マークが消される。これにより、空清運転OFF表
示が行なわれる。
【0041】また、ステップS9では空清運転のON指
令が出力されるとともに、図7(A)に示すようにリモ
ートコントローラ19の液晶表示部24における空清O
N表示部36のON表示マークが点灯され、空清運転の
ON表示が行なわれる。このとき、ON表示部33にO
N表示マークが点灯される。
【0042】また、ステップS7ではクリーンドライ釦
42のON/OFF状態が判断される。ここで、クリー
ンドライ釦42がON状態と判断された場合には次のス
テップS10に進み、クリーンドライ釦42がOFF状
態と判断された場合にはスタート状態に戻される。
【0043】そして、ステップS10では空調(ドラ
イ)運転+空清運転のON指令が出力されるとともに、
図7(B)に示すようにリモートコントローラ19の液
晶表示部24におけるON表示部33にON表示マーク
が点灯され、空調運転のON表示が行なわれる。さら
に、空調運転モード表示部32で「ドライ」の文字が表
示され、ドライ運転状態が表示されるとともに、空清O
N表示部36のON表示マークが点灯され、空清運転の
ON表示が行なわれる。
【0044】また、本実施の形態の空気調和機の動作は
リモートコントローラ19からの指示信号に基いて図1
0のフローチャートにしたがって次のように制御され
る。すなわち、本実施の形態の空気調和機の動作開始時
には最初のステップS1でリモートコントローラ19か
らの空調運転のON指令の有無が判断される。ここで、
空調運転のON指令が有りと判断された場合には次のス
テップS2に進み、空調運転のON指令が無しと判断さ
れた場合には次のステップS3に進む。
【0045】また、ステップS2では空調運転指令が自
動運転か否かが判断される。ここで、自動運転と判断さ
れた場合には次のステップS4に進み、自動運転ではな
いと判断された場合には次のステップS5に進む。
【0046】そして、ステップS4では図11または図
12に基づき運転モード及び設定温度が次の通り決定さ
れる。すなわち、図11は本実施の形態の空気調和機の
自動運転において、室温センサ18によって検出される
室温Taにより運転モード、設定温度Tsを決定する一
例を説明するための特性図である。ここで、室温Taは
Ta1<Ta2<Ta3<Ta4の関係になっている。
そして、運転モード及び設定温度の設定は次の通りであ
る。
【0047】(1)室温TaがTa1以下の場合には設
定温度Ts1の暖房運転モードが設定される。 (2)室温TaがTa2〜Ta1の範囲内の場合には設
定温度Ts2の暖房運転モードが設定される。 (3)室温TaがTa3〜Ta2の範囲内の場合には送
風運転モードが設定される。 (4)室温TaがTa4〜Ta3の範囲内の場合には設
定温度Ts3の冷房運転モードが設定される。室温Ta
がTa4以上の場合には設定温度Ts4の冷房運転モー
ドが設定される。
【0048】また、図12は本実施の形態の空気調和機
の自動運転において、室温Ta及び外気温Toにより運
転モード、設定温度Tsを決定する一例を説明するため
の特性図である。ここで、室温TaはTa1<Ta2<
Ta3<Ta4、外気温ToはTo1<To2<To3
<To4の関係になっている。そして、運転モード及び
設定温度の設定は次の通りである。
【0049】(1)室温TaがTa1以下で、かつ外気
温ToがTo3以下の場合には設定温度Ts1の暖房運
転モードが設定される。 (2)室温TaがTa2〜Ta1の範囲内で、かつ外気
温ToがTo4以下の場合には設定温度Ts2の暖房運
転モードが設定される。 (3)室温TaがTa2以上で、かつ外気温ToがTo
4以上の場合には次の(4)および(5)の冷房運転条
件範囲を除いた範囲で送風運転モードが設定される。 (4)室温TaがTa4〜Ta3の範囲内で、かつ外気
温ToがTo1以上の場合には設定温度Ts3の冷房運
転モードが設定される。 (5)室温TaがTa4以上で、かつ外気温ToがTo
2以上の場合には設定温度Ts4の冷房運転モードが設
定される。
【0050】なお、これ以外にも各種の自動モード選択
が考えられる。要は、室温や、外気温、湿度などの少な
くともいずれか1つのパラメータを用いて、モードを選
択するものが自動運転である。
【0051】続いて、次のステップ6ではステップS4
で決定された運転モード及び設定温度で本実施の形態の
空気調和機の空調自動運転が行なわれる。さらに、ステ
ップS5ではリモートコントローラ19からの空調運転
指令に基づく空調運転が実施される。
【0052】また、ステップS3では空調運転+空清運
転のON指令(クリーンドライ釦42のON指令)の有
無が判断される。ここで、クリーンドライ釦42のON
指令が有りと判断された場合には次のステップS7に進
み、クリーンドライ釦42のON指令が無しと判断され
た場合には次のステップS8に進む。
【0053】そして、ステップS7では電気集塵機11
の電極に通電され、続いて、前述した次のステップS2
に進む。さらに、ステップS2では自動運転ではないと
判断され、次のステップS5で、リモートコントローラ
19からの空調運転指令に基づく空調運転が実施され
る。これにより、空調のドライ運転モードで、空気清浄
機10を併用する空調と空清の併用運転が行なわれる。
【0054】また、ステップS8では空清運転ON指令
の有無が判断される。ここで、空清運転ON指令が有り
と判断された場合には次のステップS9に進み、空清運
転ON指令が無しと判断された場合には次のステップS
10に進む。
【0055】そして、ステップS9では電気集塵機11
の電極に通電される。これにより、空気清浄機10単独
による空清運転が行なわれる。また、ステップS10で
は空清運転OFF指令の有無が判断される。ここで、空
清運転OFF指令が有りと判断された場合には次のステ
ップS11に進み、空清運転OFF指令が無しと判断さ
れた場合には次のステップS12に進む。
【0056】また、ステップS11では電気集塵機11
の電極に通電停止が行なわれ、空気清浄機10による空
清運転が停止される。さらに、ステップS12では全停
止指令の有無が判断される。ここで、全停止指令が有り
と判断された場合には次のステップS13に進み、空調
運転が停止されるとともに、電気集塵機11の電極に通
電停止が行なわれ、空気清浄機10による空清運転が停
止される。なお、ステップS12で全停止指令が無しと
判断された場合にはスタート状態に戻される。そこで、
上記構成のものにあっては次の効果を奏する。すなわ
ち、本実施の形態の空気調和機ではリモートコントロー
ラ19の第1の操作面22に冷房・暖房などの空気調和
運転の運転/停止を指示する空調運転操作釦28と、電
気集塵機11の運転/停止を指示する空清運転操作釦2
9とを並べて配置させ、この第1の操作面22の空調お
よび空清の両運転操作釦28,29間に運転/停止に関
連する表示を行う表示領域30を配設し、この表示領域
30に運転のON/OFFを意味する「運転/停止」の
文字を黒字で印刷したものである。これにより、第1の
操作面22に並べて配置させた空調および空清の両運転
操作釦28,29間の表示領域30を目視させることに
より、空調運転操作釦28と、空清運転操作釦29とが
それぞれの運転/停止に関連することを正確に理解させ
ることができるので、一般使用者にリモートコントロー
ラ19の操作が直感的に分かりやすく、特に従来に比べ
て空清運転の操作性を向上させることができる。
【0057】さらに、扉21の外に露出状態で保持され
る第1の操作面22に空調および空清の両運転操作釦2
8,29を配設したので、扉21によって開閉される第
2の操作面23に配設した各種運転状態を設定するため
の他の設定操作釦40〜51との区別を行ない易くする
ことができる。そのため、リモートコントローラ19の
操作性をさらに向上させることができる。
【0058】また、空調運転操作釦28による空調運転
と、空清運転操作釦29による空清運転とを互いに独立
させているので、空清運転中に空調運転をしたい場合
は、空調運転操作釦28を押せば良く、逆に空調運転中
に空清運転をしたい場合は、空清運転操作釦29を押せ
ば良い。そのため、従来では特に空清運転の操作が繁雑
で分かりにくいという欠点が解消できる。
【0059】さらに、空調運転の除湿運転は、吹出温度
を下げない健康に良い空調であり、また、部屋内の空気
をきれいにする空清運転も、健康に良い。そのため、そ
の2つの運転を同時に行なう頻度は他の組み合せに比べ
て多くなる傾向がある。したがって、本実施の形態では
クリーンドライ釦42の1回の操作で空調運転の除湿運
転と、空清運転との同時運転のON/OFFが行なえる
ようにしたので、便利である。
【0060】また、本実施の形態ではワイヤレスリモコ
ンのリモートコントローラ19の液晶表示部24の表示
を目視することにより、設定された各種運転状態を簡単
に確認できるようにしたので、空気調和機の操作性をさ
らに高めることができる。
【0061】さらに、リモートコントローラ19の本体
全体を灰色に着色し、空調運転操作釦28をピンク色、
空清運転操作釦29を白色にそれぞれ着色したので、2
つの操作釦28,29の色の違いにより、各操作釦2
8,29を簡単に識別できるようにしている。そのた
め、各操作釦28,29の押し間違いを低減し、リモー
トコントローラ19の操作性を向上させることができ
る。
【0062】また、本実施の形態では空調運転操作釦2
8のピンク色の釦表面にそれに対応する運転機能を表示
する「エアコン」の文字を黒字で印刷するとともに、空
清運転操作釦29の白色の釦表面にそれに対応する運転
機能を表示する「空清」の文字を黒字で印刷したので、
製造を簡易化することができる。さらに、リモートコン
トローラ19における第1の操作面22の各操作釦2
8,29の表示内容を目視することにより、各操作釦2
8,29に対応する運転機能を簡単に確認できるので、
リモートコントローラ19の操作性を一層向上させるこ
とができる。
【0063】また、図13(A),(B)は第1の実施
の形態のリモートコントローラ19の変形例を示すもの
である。本変形例は第1の実施の形態のリモートコント
ローラ19のクリーンドライ釦42に代えて図13
(A)に示すようにクリーン自動釦61を設けたもので
ある。このクリーン自動釦61は空調の自動運転モード
で、空気清浄機10を併用する空調と空清の併用運転を
設定するためのものである。そして、このクリーンドラ
イ釦42は空清運転と空調の自動運転とを1回の操作
で、同時ON/OFFが可能になっている。
【0064】また、本変形例の使用時にはリモートコン
トローラ19の動作を示す図9のフローチャートのう
ち、ステップS7とステップS10とが図13(B)に
示すステップS7AとステップS10Aとに変更され
る。上記の変更以外は構造、制御ともに第1の実施の形
態と同一であるため、説明を省略する。
【0065】本変形例では図9のフローチャートのステ
ップS3で空清運転操作釦29がOFF状態と判断され
た場合に図13(B)のステップS7Aに進む。このス
テップS7Aではクリーン自動釦61のON/OFF状
態が判断される。ここで、クリーン自動釦61がON状
態と判断された場合には次のステップS10Aに進み、
クリーン自動釦61がOFF状態と判断された場合には
スタート状態に戻される。
【0066】そして、ステップS10Aでは空調(自
動)運転+空清運転のON指令が出力されるとともに、
図7(C)に示すようにリモートコントローラ19の液
晶表示部24におけるON表示部33にON表示マーク
が点灯され、空調運転のON表示が行なわれる。さら
に、空調運転モード表示部32で「自動」の文字が表示
され、自動運転状態が表示されるとともに、空清ON表
示部36のON表示マークが点灯され、空清運転のON
表示が行なわれる。
【0067】したがって、本変形例ではクリーン自動釦
61の1回の操作で空調運転の自動運転と、空清運転と
の同時運転のON/OFFが行なえるようにしたので、
便利である。そして、このクリーン自動運転の場合には
空気調和機の本体側で環境状態に応じて空調運転モード
が前述した通り、図11または図12に基づき自動的に
選択される。
【0068】また、図14は本発明の第2の実施の形態
を示すものである。本実施の形態は第1の実施の形態の
空調運転操作釦28(図4(A),(B)参照)によっ
て冷房・暖房などの空気調和運転の運転と、この空気調
和運転及び電気集塵機11の運転の停止を指示するよう
にしたものである。
【0069】そして、本実施の形態の空気調和機ではリ
モートコントローラ19の動作は図14のフローチャー
トにしたがって第1の実施の形態と略同様に制御される
(図9参照)。なお、図14のフローチャートで第1の
実施の形態の図9のフローチャートと異なる部分はステ
ップS2およびステップS5の部分である。
【0070】すなわち、本実施の形態のステップS2で
は空気調和機が全停止中か否かが判断される。ここで、
全停止中と判断された場合には次のステップS4に進
み、全停止中と判断されない場合には次のステップS5
に進む。
【0071】そして、ステップS4では空調運転のON
指令が出力されるとともに、リモートコントローラ19
の液晶表示部24におけるON表示部33にON表示マ
ークが点灯され、空調運転のON表示が行なわれる。さ
らに、ステップS5では全運転のOFF指令が出力され
るとともに、リモートコントローラ19の液晶表示部2
4におけるON表示部33のON表示マークが消され
る。これにより、全運転のOFF表示が行なわれる。な
お、上記の変更以外は構造、制御ともに第1の実施の形
態と同一であるため、説明を省略する。
【0072】そこで、上記構成のものにあっては冷房・
暖房などの空気調和運転の運転と、この空気調和運転及
び電気集塵機11の運転の停止を指示する空調運転操作
釦28を設けたものである。そして、リモートコントロ
ーラ19の第1の操作面22に本実施の形態の空調運転
操作釦28と空清運転操作釦29とを第1の実施の形態
と同様に並べて配置させ、この第1の操作面22の空調
および空清の両運転操作釦28,29間に運転/停止に
関連する表示を行う表示領域30を配設し、この表示領
域30に運転のON/OFFを意味する「運転/停止」
の文字を黒字で印刷したものである。これにより、第1
の実施の形態と同様に第1の操作面22に並べて配置さ
せた空調および空清の両運転操作釦28,29間の表示
領域30を目視させることにより、空調運転操作釦28
と、空清運転操作釦29とがそれぞれの運転/停止に関
連することを正確に理解させることができるので、一般
使用者にリモートコントローラ19の操作が直感的に分
かりやすく、特に従来に比べて空清運転の操作性を向上
させることができる効果がある。
【0073】また、図15(A)〜(C)は本発明の他
の実施の形態を示すものである。図15(A)は本発明
の第3の実施の形態を示すものである。本実施の形態で
は第1の実施の形態のリモートコントローラ19におけ
る第1の操作面22の表示領域30の表示を「ON/O
FF」の文字に変更したものである。
【0074】そこで、上記構成のものにあっては第1の
操作面22に並べて配置させた空調および空清の両運転
操作釦28,29間の表示領域30を目視させることに
より、空調運転操作釦28と、空清運転操作釦29とが
それぞれの運転/停止に関連することを正確に理解させ
ることができるので、一般使用者にリモートコントロー
ラ19の操作が直感的に分かりやすく、特に従来に比べ
て空清運転の操作性を向上させることができる効果があ
る。
【0075】また、図15(B)は本発明の第4の実施
の形態を示すものである。本実施の形態では第1の実施
の形態のリモートコントローラ19における第1の操作
面22の表示領域30の表示を図15(B)に示すよう
に変更したものである。
【0076】すなわち、本実施の形態では空調および空
清の両運転操作釦28,29間の下方部位に「運転/停
止」の文字を黒字で印刷し、空調および空清の各運転操
作釦28,29と「運転/停止」の文字との間に引き出
し線を加入したものである。そして、この場合も第1,
第2の各実施の形態と同様の効果が得られる。
【0077】また、図15(C)は本発明の第5の実施
の形態を示すものである。本実施の形態では第1の実施
の形態のリモートコントローラ19における第1の操作
面22の表示領域30の表示を図15(C)に示すよう
に変更したものである。
【0078】すなわち、本実施の形態では空調および空
清の両運転操作釦28,29間に「運転/停止」の文字
を黒字で印刷し、かつ空調運転操作釦28の上側に「エ
アコン」の文字、空清運転操作釦29の上側に「空清」
の文字をそれぞれ黒字で印刷したものである。そして、
この場合も第1〜第3の各実施の形態と同様の効果が得
られる。
【0079】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、冷房・暖房な
どの空気調和運転の運転/停止を指示する空調運転操作
釦と、前記電気集塵機の運転/停止を指示する空清運転
操作釦とを並べて配置させた操作部を設け、この操作部
の前記空調および空清の両運転操作釦間に運転/停止に
関連する表示を行う領域を配設したので、一般使用者に
操作が分かりやすく、空清運転の操作性を向上させるこ
とができ、しかも簡単で便利となる。
【0081】請求項2の発明によれば、冷房・暖房など
の空気調和運転の運転と、この空気調和運転及び電気集
塵機の運転の停止を指示する空調運転操作釦と、電気集
塵機の運転/停止を指示する空清運転操作釦とを並設さ
せた操作部を設け、この操作部の空調および空清の両運
転操作釦間に運転/停止に関連する表示を行う領域を配
設したので、一般使用者に操作が分かりやすく、空清運
転の操作性を向上させることができ、しかも簡単で便利
となる。
【0082】請求項3の発明によれば、請求項1または
2に記載の操作部に、開閉可能な蓋体と、この蓋体外に
露出状態で保持される第1の操作面と、蓋体によって開
閉される第2の操作面とを設け、空調および空清の両運
転操作釦を第1の操作面に配設し、空調および空清の両
運転操作釦以外の各種運転状態を設定するための設定操
作釦を第2の操作面に配設したので、蓋体外に露出状態
で保持される第1の操作面に空調および空清の両運転操
作釦を配設することにより、蓋体によって開閉される第
2の操作面に配設した各種運転状態を設定するための他
の設定操作釦との区別を行ない易くして操作性を向上さ
せることができる。
【0083】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれかに記載の操作部に、設定された各種運転状態を
表示する液晶表示部を設けたので、操作部の液晶表示部
の表示を目視することにより、設定された各種運転状態
を簡単に確認できるようにして操作性を向上させること
ができる。
【0084】請求項5の発明によれば、請求項1〜4の
いずれかに記載の操作部を、ワイヤレスリモコンにした
ので、ワイヤレスリモコンの操作部によって、操作部の
操作性を向上させることができる。
【0085】請求項6の発明によれば、請求項1〜5の
いずれかに記載の操作部の各操作釦の色を異ならせたの
で、操作釦の色の違いにより、各操作釦を簡単に識別で
きるようにして各操作釦の押し間違いを低減し、操作部
の操作性を向上させることができる。
【0086】請求項7の発明によれば、請求項1〜6の
いずれかに記載の操作部に各操作釦に対応する運転機能
を表示する表示手段を設けたので、表示手段の表示内容
を目視することにより、各操作釦に対応する運転機能を
確認できるようにして操作部の操作性を向上させること
ができる。
【0087】請求項8の発明によれば、請求項7に記載
の運転機能の表示手段を各操作釦の上に印刷させたの
で、各操作釦の上に印刷された表示内容を目視すること
により、各操作釦に対応する運転機能を簡単に確認でき
るようにして操作部の操作性を向上させ、かつ製造を簡
易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における空気調和機
の室内ユニットの外観を示す斜視図。
【図2】同実施の形態の室内ユニットの縦断面図。
【図3】同実施の形態の空気調和機の冷凍サイクルを示
す概略構成図。
【図4】同実施の形態の空気調和機のリモートコントロ
ーラを示すもので、(A)は蓋体を閉じた状態を示す正
面図、(B)は蓋体を開いた状態を示す正面図。
【図5】同実施の形態の空気調和機におけるリモートコ
ントローラの液晶表示部の全点灯状態を示す平面図。
【図6】同実施の形態の空気調和機における液晶表示部
の運転停止状態の表示パターンを示す平面図。
【図7】同実施の形態の空気調和機の運転状態における
液晶表示部の各表示パターンを示すもので、(A)は空
清単独運転中の表示パターンを示す平面図、(B)はク
リーンドライ釦操作後の表示パターンを示す平面図、
(C)はクリーン自動釦操作後の表示パターンを示す平
面図。
【図8】同実施の形態の空気調和機の運転状態における
液晶表示部の他の各表示パターンを示すもので、(A)
は暖房中の表示パターンを示す平面図、(B)は暖房と
空清とが同時運転中の表示パターンを示す平面図、
(C)は空気調和機の運転中にエアコン釦が押された後
の全停止状態の表示パターンを示す平面図。
【図9】同実施の形態の空気調和機におけるリモートコ
ントローラの操作制御用のフローチャート。
【図10】同実施の形態の空気調和機本体の制御用のフ
ローチャート。
【図11】同実施の形態の空気調和機の自動運転におい
て、室温Taにより運転モード、設定温度Tsを決定す
る一例を説明するための特性図。
【図12】同実施の形態の空気調和機の自動運転におい
て、室温Ta及び外気温Toにより運転モード、設定温
度Tsを決定する一例を説明するための特性図。
【図13】本発明の変形例を示すもので、(A)はリモ
ートコントローラの扉を開いた状態を示す正面図、
(B)は空気調和機におけるリモートコントローラの操
作制御用のフローチャートの要部を示す図。
【図14】本発明の第2の実施の形態の空気調和機にお
けるリモートコントローラの操作制御用のフローチャー
ト。
【図15】本発明の他の実施の形態を示すもので、
(A)は第3の実施の形態の空気調和機におけるリモー
トコントローラの空調および空清の両運転操作釦間の領
域の表示状態を示す要部の平面図、(B)は第4の実施
の形態の空気調和機におけるリモートコントローラの空
調および空清の両運転操作釦間の領域の表示状態を示す
要部の平面図、(C)は第5の実施の形態の空気調和機
におけるリモートコントローラの空調および空清の両運
転操作釦間の領域の表示状態を示す要部の平面図。
【図16】従来の空気調和機におけるリモートコントロ
ーラを示すもので、(A)は「運転/停止」用の操作釦
および「空清」用の操作釦の配設状態を示す要部の平面
図、(B)は運転切換え釦の配設状態を示す要部の平面
図。
【符号の説明】
11 電気集塵機 22 第1の操作面 28 空調運転操作釦 29 空清運転操作釦 30 表示領域

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気集塵機を内蔵した空気調和機におい
    て、冷房・暖房などの空気調和運転の運転/停止を指示
    する空調運転操作釦と、前記電気集塵機の運転/停止を
    指示する空清運転操作釦とを並べて配置させた操作部を
    設け、この操作部の前記空調および空清の両運転操作釦
    間に運転/停止に関連する表示を行う領域を配設したこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 電気集塵機を内蔵した空気調和機におい
    て、冷房・暖房などの空気調和運転の運転と、この空気
    調和運転及び前記電気集塵機の運転の停止を指示する空
    調運転操作釦と、前記電気集塵機の運転/停止を指示す
    る空清運転操作釦とを並設させた操作部を設け、この操
    作部の前記空調および空清の両運転操作釦間に運転/停
    止に関連する表示を行う領域を配設したことを特徴とす
    る空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記操作部は、開閉可能な蓋体と、この
    蓋体外に露出状態で保持される第1の操作面と、前記蓋
    体によって開閉される第2の操作面とを備え、前記第1
    の操作面に少なくとも前記空調および空清の両運転操作
    釦を配設し、前記空調および空清の両運転操作釦以外の
    各種運転状態を設定するための設定操作釦を前記第2の
    操作面に配設したことを特徴とする請求項1または2に
    記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記操作部は、設定された各種運転状態
    を表示する液晶表示部が設けられていることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれかに記載の空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記操作部は、ワイヤレスリモコンであ
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空
    気調和機。
  6. 【請求項6】 前記操作部は、前記各操作釦の色を異な
    らせたものであることを特徴とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】 前記操作部は、前記各操作釦に対応する
    運転機能を表示する表示手段が設けられていることを特
    徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気調和機。
  8. 【請求項8】 前記運転機能の表示手段は、前記各操作
    釦の上に印刷されていることを特徴とする請求項7に記
    載の空気調和機。
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