JPH1194217A - 焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法 - Google Patents
焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法Info
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- JPH1194217A JPH1194217A JP27527697A JP27527697A JPH1194217A JP H1194217 A JPH1194217 A JP H1194217A JP 27527697 A JP27527697 A JP 27527697A JP 27527697 A JP27527697 A JP 27527697A JP H1194217 A JPH1194217 A JP H1194217A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 前処理が不要であり、コストが比較的安い、
焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代
替方法を提供する。 【構成】 可燃物含有廃棄物物を前処理なしの状態で焼
却灰とともにロータリーキルン式溶融炉へ投入し、撹拌
しつつ十分に燃焼し溶融されてスラグ化されることを特
徴とする焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物によ
る燃料代替方法である。
焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代
替方法を提供する。 【構成】 可燃物含有廃棄物物を前処理なしの状態で焼
却灰とともにロータリーキルン式溶融炉へ投入し、撹拌
しつつ十分に燃焼し溶融されてスラグ化されることを特
徴とする焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物によ
る燃料代替方法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は焼却灰溶融処理における
可燃物含有廃棄物による燃料代替方法に関する。本明細
書において、「可燃物含有廃棄物」とは、例えば、プラ
スチック工場で発生する廃プラスチック、都市ごみ処理
場で発生する粗大ごみ破砕残渣、シュレッダーダストな
どを含むものである。
可燃物含有廃棄物による燃料代替方法に関する。本明細
書において、「可燃物含有廃棄物」とは、例えば、プラ
スチック工場で発生する廃プラスチック、都市ごみ処理
場で発生する粗大ごみ破砕残渣、シュレッダーダストな
どを含むものである。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
可燃物含有廃棄物をガス化、液化あるいは固形燃料とし
て再利用する方法が提案されているが、燃料として再利
用するためにエネルギーが必要であり、また、場合によ
っては、可燃物含有廃棄物の分別、粉砕、洗浄等の前処
理が必要であり、コストが高く、労力を要し、処理可能
量がわずかであるという問題点がある。
可燃物含有廃棄物をガス化、液化あるいは固形燃料とし
て再利用する方法が提案されているが、燃料として再利
用するためにエネルギーが必要であり、また、場合によ
っては、可燃物含有廃棄物の分別、粉砕、洗浄等の前処
理が必要であり、コストが高く、労力を要し、処理可能
量がわずかであるという問題点がある。
【０００３】ロータリーキルン式溶融炉以外の溶融炉を
用いて、可燃物含有廃棄物を燃料代替えとして用い、焼
却灰を溶融しようと試みた場合、前処理として、可燃物
含有廃棄物を焼却灰と同等寸法に細かく粉砕しなければ
ならず、実用操業は、コストや粉砕設備設置の面から、
難しい。
用いて、可燃物含有廃棄物を燃料代替えとして用い、焼
却灰を溶融しようと試みた場合、前処理として、可燃物
含有廃棄物を焼却灰と同等寸法に細かく粉砕しなければ
ならず、実用操業は、コストや粉砕設備設置の面から、
難しい。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記問題点は、請求項１
に記載の本発明に係る焼却灰溶融処理における可燃物含
有廃棄物による燃料代替方法、すなわち、ごみ回収した
ままで前処理無しの状態の可燃物含有廃棄物と焼却灰と
を時間あたり定量ずつロータリーキルン式溶融炉へ投入
し、１２００℃以上の温度に保たれたロータリーキルン
式溶融炉中で可燃物含有廃棄物と焼却灰との混合物が撹
拌され、燃焼・溶融されてスラグ化されることを特徴と
する焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃
料代替方法によって、解決される。
に記載の本発明に係る焼却灰溶融処理における可燃物含
有廃棄物による燃料代替方法、すなわち、ごみ回収した
ままで前処理無しの状態の可燃物含有廃棄物と焼却灰と
を時間あたり定量ずつロータリーキルン式溶融炉へ投入
し、１２００℃以上の温度に保たれたロータリーキルン
式溶融炉中で可燃物含有廃棄物と焼却灰との混合物が撹
拌され、燃焼・溶融されてスラグ化されることを特徴と
する焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃
料代替方法によって、解決される。
【０００５】本発明の好ましい実施態様においては、請
求項２に記載のように、ロータリーキルン式溶融炉から
排出された溶融スラグが水中に投入され、スラグコンベ
アによって搬送され、水砕スラグとして回収され、一
方、ロータリーキルン式溶融炉から排出された排ガスが
二次燃焼室に導入され完全燃焼されるとともに有害物質
を完全に分解された後に、冷却され、続いて、バグフィ
ルタによってダストを分離した後に大気中に放出され
る。
求項２に記載のように、ロータリーキルン式溶融炉から
排出された溶融スラグが水中に投入され、スラグコンベ
アによって搬送され、水砕スラグとして回収され、一
方、ロータリーキルン式溶融炉から排出された排ガスが
二次燃焼室に導入され完全燃焼されるとともに有害物質
を完全に分解された後に、冷却され、続いて、バグフィ
ルタによってダストを分離した後に大気中に放出され
る。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る焼却灰溶融処
理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法の実施
形態について、添付図面を参照して、詳細に説明する。
理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法の実施
形態について、添付図面を参照して、詳細に説明する。
【０００７】図１は本発明に係る焼却灰溶融処理におけ
る可燃物含有廃棄物による燃料代替方法の実施形態にお
いて用いた設備の概略図である。焼却灰１をクレーン３
によって上方のホッパ４へ投入する。上方のホッパ４の
底部から側方へ伸びるスクリューフィーダ５が設置され
ており、焼却灰が時間あたり定量の一定速度で供給され
る。同様に、未粉砕かつ未前処理状態の可燃物含有廃棄
物２をクレーン３によって下方のホッパ６へ投入する。
下方のホッパ６の底部から側方へ伸びるスクリューフィ
ーダ７が設置されており、可燃物含有廃棄物が時間あた
り定量の一定速度で供給される。スクリューフィーダ５
の排出端及びスクリューフィーダ７の排出端は下方へ伸
びる垂直ダクト２０に連結されている。垂直ダクト２０
の下端には押し込みプッシャー８が設置されており、定
常的に落下してくる焼却灰と可燃物含有廃棄物をロータ
リーキルン式溶融炉９の投入口へと供給している。もち
ろん、スクリューフィーダ５の回転速度を増減すること
により、焼却灰の供給速度を所定の範囲内で変更するこ
とができ、スクリューフィーダ７の回転速度を増減する
ことにより、可燃物含有廃棄物の供給速度を所定の範囲
内で変更することができる。そして、焼却灰と可燃物含
有廃棄物の合計の供給速度に応じて押し込みプッシャー
８の押し込み周期を調整し、焼却灰と可燃物含有廃棄物
が垂直ダクト２０内に多量に滞留し詰まることがないよ
うにしている。垂直ダクト２０の下端とロータリーキル
ン式溶融炉９の投入口との間は傾斜ダクト２１によって
接続されている。
る可燃物含有廃棄物による燃料代替方法の実施形態にお
いて用いた設備の概略図である。焼却灰１をクレーン３
によって上方のホッパ４へ投入する。上方のホッパ４の
底部から側方へ伸びるスクリューフィーダ５が設置され
ており、焼却灰が時間あたり定量の一定速度で供給され
る。同様に、未粉砕かつ未前処理状態の可燃物含有廃棄
物２をクレーン３によって下方のホッパ６へ投入する。
下方のホッパ６の底部から側方へ伸びるスクリューフィ
ーダ７が設置されており、可燃物含有廃棄物が時間あた
り定量の一定速度で供給される。スクリューフィーダ５
の排出端及びスクリューフィーダ７の排出端は下方へ伸
びる垂直ダクト２０に連結されている。垂直ダクト２０
の下端には押し込みプッシャー８が設置されており、定
常的に落下してくる焼却灰と可燃物含有廃棄物をロータ
リーキルン式溶融炉９の投入口へと供給している。もち
ろん、スクリューフィーダ５の回転速度を増減すること
により、焼却灰の供給速度を所定の範囲内で変更するこ
とができ、スクリューフィーダ７の回転速度を増減する
ことにより、可燃物含有廃棄物の供給速度を所定の範囲
内で変更することができる。そして、焼却灰と可燃物含
有廃棄物の合計の供給速度に応じて押し込みプッシャー
８の押し込み周期を調整し、焼却灰と可燃物含有廃棄物
が垂直ダクト２０内に多量に滞留し詰まることがないよ
うにしている。垂直ダクト２０の下端とロータリーキル
ン式溶融炉９の投入口との間は傾斜ダクト２１によって
接続されている。
【０００８】ロータリーキルン式溶融炉９は中空円筒状
であり、その中心軸は水平から約１〜８度傾斜して、図
１においては左が上流で右が下流であり、下流側は上流
側に比べわずかに低くなっている。上流開口端の投入部
には不図示の固定プレートがロータリーキルン式溶融炉
９に対し気密を保ちつつ摺動可能に取り付けられてい
る。固定プレートに隣接して傾斜ダクト２１が設けてあ
り、その下端は固定プレートを貫通してロータリーキル
ン式溶融炉９の投入部に至っている。また、不図示の加
熱バーナーも固定プレートを貫通して、加熱バーナーの
火炎はロータリーキルン式溶融炉９の中に導入される。
ロータリーキルン式溶融炉９は中心軸のまわりに所定範
囲の速度で回転する。下流開口端は排出部である。焼却
灰と可燃物含有廃棄物はロータリーキルン式溶融炉内に
おいて、１２００℃以上の温度に加熱され、十分に撹拌
されつつ、上流から下流へ向かってゆっくりと十分に時
間をかけて送られる。その途中で、可燃物含有廃棄物は
十分に燃焼し、その可燃物含有廃棄物の燃焼熱が加熱バ
ーナーの火炎の燃焼熱に加わり、可燃物含有廃棄物の燃
焼残渣と焼却灰が溶融されて、ほぼ均質の溶融スラグが
生成される。
であり、その中心軸は水平から約１〜８度傾斜して、図
１においては左が上流で右が下流であり、下流側は上流
側に比べわずかに低くなっている。上流開口端の投入部
には不図示の固定プレートがロータリーキルン式溶融炉
９に対し気密を保ちつつ摺動可能に取り付けられてい
る。固定プレートに隣接して傾斜ダクト２１が設けてあ
り、その下端は固定プレートを貫通してロータリーキル
ン式溶融炉９の投入部に至っている。また、不図示の加
熱バーナーも固定プレートを貫通して、加熱バーナーの
火炎はロータリーキルン式溶融炉９の中に導入される。
ロータリーキルン式溶融炉９は中心軸のまわりに所定範
囲の速度で回転する。下流開口端は排出部である。焼却
灰と可燃物含有廃棄物はロータリーキルン式溶融炉内に
おいて、１２００℃以上の温度に加熱され、十分に撹拌
されつつ、上流から下流へ向かってゆっくりと十分に時
間をかけて送られる。その途中で、可燃物含有廃棄物は
十分に燃焼し、その可燃物含有廃棄物の燃焼熱が加熱バ
ーナーの火炎の燃焼熱に加わり、可燃物含有廃棄物の燃
焼残渣と焼却灰が溶融されて、ほぼ均質の溶融スラグが
生成される。
【０００９】溶融スラグは、ロータリーキルン式溶融炉
９の排出部から連続的に排出され、連通ダクト２２中を
通って貯水中に落下し、水中で急冷され水砕スラグが得
られるが、水砕スラグ１７はスラグコンベア１０によっ
て回収される。
９の排出部から連続的に排出され、連通ダクト２２中を
通って貯水中に落下し、水中で急冷され水砕スラグが得
られるが、水砕スラグ１７はスラグコンベア１０によっ
て回収される。
【００１０】一方、排ガスは、連通ダクト２２の上部に
隣接する約８００℃以上の高温に保たれた二次燃焼室１
１に導入され、その未燃焼ガスが完全燃焼され、廃棄物
燃焼により発生する有害物質（例えば、ダイオキシン）
は完全に分解される。その後に、一次冷却室１２で約４
００℃まで冷却される。水平ダクト２３を通り、次に、
空気予熱器１３を通過して熱交換され、二次冷却室１４
でさらに冷却される。次に、バグフィルタ１５において
ダストを回収された後に、煙突１６から大気中に放出さ
れる。
隣接する約８００℃以上の高温に保たれた二次燃焼室１
１に導入され、その未燃焼ガスが完全燃焼され、廃棄物
燃焼により発生する有害物質（例えば、ダイオキシン）
は完全に分解される。その後に、一次冷却室１２で約４
００℃まで冷却される。水平ダクト２３を通り、次に、
空気予熱器１３を通過して熱交換され、二次冷却室１４
でさらに冷却される。次に、バグフィルタ１５において
ダストを回収された後に、煙突１６から大気中に放出さ
れる。
【００１１】
【実施例】表１に実施例において処理原料として用いた
焼却灰の成分を示す。
焼却灰の成分を示す。
【表１】
【００１２】表２に実施例において用いた可燃物含有廃
棄物の成分を示す。
棄物の成分を示す。
【表２】 本実施例の可燃物含有廃棄物の発熱量は８４８０ｋｃａ
ｌ／ｋｇと高い。
ｌ／ｋｇと高い。
【００１３】図２は、ロータリーキルン式溶融炉への可
燃物含有廃棄物投入量と加熱バーナーの燃料消費量との
関係を示す。発熱量３０００ｋｃａｌ／ｋｇの可燃物含
有廃棄物については、約２５０ｋｇ／ｈｒの供給速度で
ロータリーキルン式溶融炉へ投入すると、加熱バーナー
の燃料消費量が１／２に削減することができる。また、
発熱量８０００ｋｃａｌ／ｋｇの可燃物含有廃棄物につ
いては、約１００ｋｇ／ｈｒの供給速度でロータリーキ
ルン式溶融炉へ投入すると、加熱バーナーの燃料消費量
が１／２になり、大幅に節約することができる。さら
に、発熱量３０００ｋｃａｌ／ｋｇの低発熱量の可燃物
含有廃棄物であっても、約２５０ｋｇ／ｈｒの高速度で
焼却し処理することができる。
燃物含有廃棄物投入量と加熱バーナーの燃料消費量との
関係を示す。発熱量３０００ｋｃａｌ／ｋｇの可燃物含
有廃棄物については、約２５０ｋｇ／ｈｒの供給速度で
ロータリーキルン式溶融炉へ投入すると、加熱バーナー
の燃料消費量が１／２に削減することができる。また、
発熱量８０００ｋｃａｌ／ｋｇの可燃物含有廃棄物につ
いては、約１００ｋｇ／ｈｒの供給速度でロータリーキ
ルン式溶融炉へ投入すると、加熱バーナーの燃料消費量
が１／２になり、大幅に節約することができる。さら
に、発熱量３０００ｋｃａｌ／ｋｇの低発熱量の可燃物
含有廃棄物であっても、約２５０ｋｇ／ｈｒの高速度で
焼却し処理することができる。
【００１４】表３はバグフィルタの出口における排ガス
の分析値を示す。ＣＯは０〜３０ｐｐｍであり、ＳＯｘ
は１．８ｐｐｍであり、ＮＯｘは検出不能であり、有害
物質が極めて少ないことがわかる。
の分析値を示す。ＣＯは０〜３０ｐｐｍであり、ＳＯｘ
は１．８ｐｐｍであり、ＮＯｘは検出不能であり、有害
物質が極めて少ないことがわかる。
【表３】
【００１５】
【発明の効果】本発明に係る焼却灰溶融処理における可
燃物含有廃棄物による燃料代替方法においては、焼却灰
溶融のためにロータリーキルン式溶融炉を用いているの
で、可燃物含有廃棄物をごみ回収したままで前処理無し
の状態で十分に燃焼でき、可燃物含有廃棄物を簡便に処
理することができ、かつ、可燃物含有廃棄物の燃焼熱を
焼却灰溶融のための熱量の一部として活用でき、燃料消
費量を約１／２とし大幅に低減することができる。
燃物含有廃棄物による燃料代替方法においては、焼却灰
溶融のためにロータリーキルン式溶融炉を用いているの
で、可燃物含有廃棄物をごみ回収したままで前処理無し
の状態で十分に燃焼でき、可燃物含有廃棄物を簡便に処
理することができ、かつ、可燃物含有廃棄物の燃焼熱を
焼却灰溶融のための熱量の一部として活用でき、燃料消
費量を約１／２とし大幅に低減することができる。
【００１６】本発明に係る焼却灰溶融処理における可燃
物含有廃棄物による燃料代替方法においては、ロータリ
ーキルン式溶融炉からの排ガスを高温の二次燃焼室で完
全燃焼し、有害物質を完全に分解した後に大気中へ排出
するので、環境を害することなく、安全性に優れてい
る。
物含有廃棄物による燃料代替方法においては、ロータリ
ーキルン式溶融炉からの排ガスを高温の二次燃焼室で完
全燃焼し、有害物質を完全に分解した後に大気中へ排出
するので、環境を害することなく、安全性に優れてい
る。
【図１】本発明に係る焼却灰溶融処理における可燃物含
有廃棄物による燃料代替方法の実施形態において用いた
設備の概略図である。
有廃棄物による燃料代替方法の実施形態において用いた
設備の概略図である。
【図２】本発明の実施例におけるロータリーキルン式溶
融炉への可燃物含有廃棄物投入量と加熱バーナーの燃料
消費量との関係を示す。
融炉への可燃物含有廃棄物投入量と加熱バーナーの燃料
消費量との関係を示す。
１ 焼却灰 ２ 可燃物含有廃棄物 ３ クレーン ４ ホッパ ５ スクリューフィーダ ６ ホッパ ７ スクリューフィーダ ８ 押し込みプッシャー ９ ロータリーキルン式溶融炉 １０ スラグコンベア １１ 二次燃焼室 １２ 一次冷却室 １３ 空気余熱器 １４ 二次冷却室 １５ バグフィルタ １６ 煙突 １７ 水砕スラグ ２０ 垂直ダクト ２１ 傾斜ダクト ２２ 連通ダクト ２３ 水平ダクト ２４ ダクト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｆ２３Ｊ 1/02 Ｆ２３Ｊ 1/02 Ｃ 15/00 15/00 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 ごみ回収したままで前処理無しの状態の
可燃物含有廃棄物と焼却灰とを時間あたり定量ずつロー
タリーキルン式溶融炉へ投入し、１２００℃以上の温度
に保たれたロータリーキルン式溶融炉中で可燃物含有廃
棄物と焼却灰との混合物が撹拌され、燃焼・溶融されて
スラグ化されることを特徴とする焼却灰溶融処理におけ
る可燃物含有廃棄物による燃料代替方法。 - 【請求項２】 ロータリーキルン式溶融炉から排出され
た溶融スラグが水中に投入され、スラグコンベアによっ
て搬送され、水砕スラグとして回収され、一方、ロータ
リーキルン式溶融炉から排出された排ガスが二次燃焼室
に導入され完全燃焼されるとともに有害物質を完全に分
解された後に、冷却され、続いて、バグフィルタによっ
てダストを分離した後に大気中に放出されることを特徴
とする請求項１に記載の焼却灰溶融処理における可燃物
含有廃棄物による燃料代替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27527697A JPH1194217A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27527697A JPH1194217A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1194217A true JPH1194217A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17553179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27527697A Pending JPH1194217A (ja) | 1997-09-22 | 1997-09-22 | 焼却灰溶融処理における可燃物含有廃棄物による燃料代替方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1194217A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105509065A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-04-20 | 苏州华周胶带有限公司 | 一种废弃垃圾环保焚烧装置 |
-
1997
- 1997-09-22 JP JP27527697A patent/JPH1194217A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105509065A (zh) * | 2015-12-11 | 2016-04-20 | 苏州华周胶带有限公司 | 一种废弃垃圾环保焚烧装置 |
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