JPH1193399A - 作業足場台 - Google Patents

作業足場台

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JPH1193399A
JPH1193399A JP27658297A JP27658297A JPH1193399A JP H1193399 A JPH1193399 A JP H1193399A JP 27658297 A JP27658297 A JP 27658297A JP 27658297 A JP27658297 A JP 27658297A JP H1193399 A JPH1193399 A JP H1193399A
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Yutaka Morita
豊 森田
Hiroshi Eda
宏 江田
Takashi Nagumo
隆司 南雲
Takahiro Hoshino
高弘 星野
Keiichi Kaneko
恵一 金子
Tomejiro Imai
留次郎 今井
Katsuyuki Hoshino
克之 星野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天板部の両端に折曲可能に連結された一対の
伸縮可能な脚部の外脚部材と内脚部材とをロックでき、
しかも外観を目視できるロック機構を備えるようにした
こと。 【解決手段】 作業者の足場板部分となる天板部1の両
端に、一対の伸縮可能な脚部2を連結部材3を介して折
曲可能となるよう連結せしめた作業足場台において、上
記脚部は外脚部材4とこの外脚部材内を摺動自在な内脚
部材5とで伸縮自在に構成されると共に、上記脚部に内
脚部材を外脚部材の所望位置で停止できるようにしたロ
ック機構6が形成され、該ロック機構は外脚部材及び内
脚部材にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複
数のロック用貫通穴11a,11bと、そのロック用貫
通穴に先端が挿通されるピン部材12と、外脚部材に設
けられ、ピン部材を駆動する回動レバ−13と伸長コイ
ルスプリング14とからなる駆動手段とで構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、建築工事現
場において室内高所等での作業を行うための作業足場台
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の作業足場台としては種々
のものが提供されており、例えば、現在市場で使用され
ているあアルミ合金製の可搬式の作業足場台は、その脚
部が外管と外管内を摺動する外管とで構成され、その中
の多くは内管に刻まれた凹凸部の所望位置に外管に取り
付けられたストッパ−が作用して外管がロックされ、脚
部の伸縮をある程度の寸法で調整していた。
【0003】また、脚部の使用時には開脚するが、長手
方向に作用する水平荷重に対抗するために、天板から脚
部の外管にブレ−スを取り付ける。そのブレ−スは天板
の側部にセットされ、開脚時に予め取り付け可能な位置
に取り付けられた外管のピンに差し込み、ブレ−スとし
て作用させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、外管に
取り付けられたストッパ−を内管に刻まれた凹凸部に係
合させて脚部の伸縮を調整するようにしたものは、現場
での作業状況により、内管に刻まれた凹凸部にコンクリ
−トのノロ等が付着してストッパ−が作用しなくなり、
脚部を使用したい寸法で使用できず、またそのノロ等の
付着を落とす作業には大変な手間がかかり、さらにスト
ッパ−が内管に刻まれた凹凸部に係合する部分が外観か
ら見えないために、確実に外管がロックされているかど
うかが分からないという問題点があった。
【0005】また、天板と脚部の外管とにブレ−スを取
り付けるようにしたものは、開脚後に別作業でブレ−ス
をセットしなければならないため、セット忘れやセット
が面倒なため、ブレ−スをセットしないことが度々あ
り、ブレ−スがないために脚部とブレ−スのヒンジ部分
に予想以上の荷重が加わり、ヒンジ部分を壊してしまっ
たり、また作業足場台全体がねじれ、天板と脚部の接合
部にガタが早くくるという問題点があった。
【0006】そこで、本発明は、天板部の両端に連結部
材を介して折曲可能となるよう連結された一対の伸縮可
能な脚部の外脚部材と内脚部材とをロックでき、しかも
外観を目視できるロック機構を備え、ブレ−スは脚部を
開脚した時にセットされ、ブレ−スとしての機能が発揮
できるようにした作業足場台を提供することを課題とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、作業者の足場板部分と
なる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を連結部材
を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業足場台に
おいて、上記脚部は外脚部材とこの外脚部材内を摺動自
在な内脚部材とで伸縮自在に構成されると共に、上記脚
部に内脚部材を外脚部材の所望位置で停止できるように
したロック機構が形成され、該ロック機構は外脚部材及
び内脚部材にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられ
た複数のロック用貫通穴と、そのロック用貫通穴に先端
が挿通されるピン部材と、外脚部材に設けられ、ピン部
材を駆動する駆動手段とからなることを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、上記駆動手段は
外脚部材に回動自在に設けられ、ピン部材をロック用貫
通穴に対して出入り自在に駆動する回動レバ−と、ピン
部材をロック用貫通穴に向けて常時付勢するバネ部材と
からなることを特徴とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、上記外脚部材に
カバ−が取り付けられ、そのカバ−内に上記回動レバ−
の操作部と上記ピン部材及びバネ部材が配置され、その
カバ−に回動レバ−の操作部を操作可能とする操作用穴
が設けられていることを特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、作業者の足場板
部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を連
結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめ、天板部
と脚部とが所定角度で維持される状態を補助するための
ブレ−スを備えた作業足場台において、上記ブレ−スは
2つのハ−フブレ−ス本体とからなり、一方のハ−フブ
レ−ス本体の一端は天板部に回動自在に装着され、他方
のハ−フブレ−ス本体の一端は脚部に回動自在に装着さ
れ、これら2つのハ−フブレ−ス本体の他端は枢着さ
れ、2つのハ−フブレ−ス本体の他端側にこれらハ−フ
ブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態
を維持するようにしたロック機構が形成されていること
を特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、上記ロック機構
は一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられた係止
部材と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に回動自在
に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状
態になったときに上記係止部材に係合する係止鉤部を一
端側に形成したブレ−スストッパ−と、ブレ−スストッ
パ−の係止鉤部が形成された一端側を上記係止部材に向
けて常時付勢するバネ部材ばねとからなることを特徴と
する。
【0012】請求項6に記載の発明は、上記ロック機構
は一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に形成された相対
向する一対の連結片の間に出入り自在な係止ピンと、一
方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、該係止ピ
ンを可動させるブレ−スストッパ−と、他方のハ−フブ
レ−ス本体の他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス
本体が真直ぐ水平状態になったときに上記一対の連結片
の間に入り込んでいる上記係止ピンに係合する係止鉤部
が形成された回動片と、上記ブレ−スストッパ−を係止
ピンが上記一対の連結片の間に入るよう常時付勢するバ
ネ部材ばねとからなることを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、作業者の足場板
部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、
連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業
足場台において、上記天板部は可撓性を有していること
を特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0015】[発明の実施の形態1]図1は本発明の実
施の形態1に係る作業足場台を例示する正面図、図2は
同作業足場台を例示する側面図、図3は同作業足場台を
例示する平面図、図4は図3のA−A断面図、図5は同
作業足場台のロック機構により脚部伸縮時を例示する一
部省略縦断面図、図6は同作業足場台のロック機構によ
り脚部伸縮時を例示する一部省略横断面図、図7は同作
業足場台のロック機構により脚部固定時を例示する一部
省略縦断面図、図8は同作業足場台のロック機構により
脚部固定時を例示する一部省略横断面図である。
【0016】図において、Sは主に、建築工事現場にお
いて室内高所等での作業を行うための本発明の作業足場
台を示し、この作業足場台Sは、作業者の足場板部分と
なる適宜金属製の天板部1の長手方向の両端縁に、連結
部3を介して一対の伸縮可能な脚部2を折曲可能に連結
せしめて、左右の脚部2を折り畳み自在なるように構成
されている。
【0017】更に、この作業足場台Sは、脚部2を、略
断面楕円形の管材で構成される外脚部材4と、この外脚
部材4内を摺動自在な略断面楕円形の管材で内側に凹部
5aを有して構成される内脚部材5とで伸縮自在に構成
し、しかも内脚部材5を外脚部材4の所望位置で停止で
きるようにしたロック機構6が形成されている。そのロ
ック機構6の詳細な構成は後述する。
【0018】この作業足場台Sの天板部1は可撓性を有
し所定の強度を有する例えば樹脂材料(勿論金属製でも
良い)で形成されている。この天板部1はその両側上縁
と中央にそれぞれリブ1aが設けられると共に、滑り止
め機能等を発揮する多数の貫通孔1bが形成されてい
る。ここでの「可撓性を有し所定の強度を有する」と
は、人が天板部1に乗ったときに変形するが、破壊しな
いような強度を有すると言うことである。
【0019】このように、天板部1を可撓性を有する材
料で形成したのは、一対の脚部2の足場が多少傾斜して
いたり、多少の段差がある場合に、一対の脚部2の脚長
が同じで、天板部1が剛体であれば、作業足場台Sはガ
タつくが、天板部1に可撓性を持たせれば撓んで変形す
ることにより、作業足場台Sがガタつくのを防止するた
めである。
【0020】作業足場台Sの一対の脚部2は、その使用
時には天板部1に対して正面略ハ字状に開き(図1参
照)、その不使用時には天板部1の下面に重なるように
折り畳まれる。そして、脚部2は側面略ハ字状に配置さ
れる一対の外脚部材4相互を複数の踏み桟7で連結する
と共に、外脚部材4内に内脚部材5を夫々摺動自在に装
着するようにして構成されている。
【0021】また、天板部1と脚部2には天板部1と脚
部2を所定角度で維持される状態を補助するためのブレ
−ス8が連結されている。このブレ−ス8は枢着された
2つのハ−フブレ−ス本体8a,8bとからなり、これ
らハ−フブレ−ス本体8a,8bが真直ぐ水平状態にな
ったときに水平状態を維持するようにしたロック機構9
が形成されている。そのロック機構9の詳細な構成は後
述する。
【0022】脚部2のロック機構6は外脚部材4及び内
脚部材5にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた
複数のロック用貫通穴11a,11bと、そのロック用
貫通穴11a,11bに先端が挿通されるピン部材12
と、外脚部材4に連結された踏み桟7に回動自在に設け
られ、ピン部材12をロック用貫通穴11aに対して出
入り自在に駆動する回動レバ−13と、ピン部材12を
ロック用貫通穴11a,11bに向けて常時付勢するバ
ネ部材である伸長コイルスプリング14とで構成されて
いる。この回動レバ−13と伸長コイルスプリング14
とでピン部材12を駆動する駆動手段が構成される。
【0023】ロック用貫通穴11aは外脚部材4にその
長手方向に所定間隔を置いて複数設けられており、ロッ
ク用貫通穴11bも内脚部材5にその長手方向にロック
用貫通穴11aと同様の間隔をを置いて複数設けられて
いる。なお、ロック用貫通穴11bは内脚部材5に設け
られた凹部5aに形成されている。
【0024】また、ピン部材12は外脚部材4にボルト
15で踏み桟7に載置された状態で取り付けられた略U
字状の取付金具16に可動自在に装着され、回動レバ−
13は踏み桟7に枢支ピン13dで回動自在に取り付け
られている。その回動レバ−13の先端側に形成された
係合溝13aにピン部材12の先端側に設けられた係止
ピン12aが係合させられており、回動レバ−13を回
動させることにより、ピン部材12が取付金具16に対
して進退動し、外脚部材4及び内脚部材5のロック用貫
通穴11a,11bに出入りする。
【0025】そのピン部材12には伸長コイルスプリン
グ14が挿通されており、その伸長コイルスプリング1
4の一端は取付金具16に固定され、その他端はピン部
材12に固定されてピン部材12をロック用貫通穴11
a,11bに向けて常時付勢している。
【0026】17は外脚部材4と踏み桟7とに端部が固
定されたカバ−で、ピン部材12と伸長コイルスプリン
グ14と取付金具16と回動レバ−13の一部を覆って
いる。
【0027】次に、本発明の実施の形態1の作業足場台
の脚部の伸縮について説明する。
【0028】作業足場台を使用する際には、一対の脚部
2を天板部1に対して図1に示すように正面略ハ字状に
開いて設置場所に設置する。このとき、設置場所に段差
があるときは天板部1を水平にするために、一対の脚部
2の脚長を調整する必要がある。
【0029】そこで、例えば、図1に示す右側の脚部2
の脚長を短くする場合、外脚部材4を内脚部材5内に挿
入して脚長を短くしていき、望んだ脚長で外脚部材4の
ロック用貫通穴11aに内脚部材5のロック用貫通穴1
1bが整合したときに、図7及び図8に示すように伸長
コイルスプリング14によって付勢されたピン部材12
がロック用貫通穴11a,11bを貫通し、外脚部材4
と内脚部材5がロックされ、脚部2の脚長が短く調整さ
れることになる。
【0030】また、その設置場所での作業が終わり、次
の設置場所で脚部2の脚長を調整する必要があるときに
は、回動レバ−13を回動操作して図5及び図6に示す
ようにピン部材12をロック用貫通穴11a,11bか
ら抜けるように可動させれば、外脚部材4に対して内脚
部材5を可動させることができ、脚部2の脚長を適宜に
調整することができ、前述と同様に望んだ脚長で外脚部
材4のロック用貫通穴11aに内脚部材5のロック用貫
通穴11bが整合したときに、ピン部材12によって外
脚部材4と内脚部材5がロックされ、脚部2の脚長が短
く調整される。
【0031】上述したように、ピン部材12が外脚部材
4と内脚部材5とに設けられたロック用貫通穴11a,
11bを貫通することにより、確実に外脚部材4と内脚
部材5がロックされ、ロック用貫通穴11a,11bを
貫通したピン部材12の先端が外脚部材4から飛び出す
ことにより、そのピン部材12の先端を目視すること
で、ロックしている状態を確認することができ、安心し
て作業台上の作業が行える。
【0032】また、ピン部材12のストロ−クを最少限
にするために、ロック用貫通穴11bは内脚部材5に設
けられた凹部5aに形成されているため、ピン部材12
の先端が凹部5a内に位置するときには外脚部材4に対
して内脚部材5を可動させることができ、ピン部材12
を可動させる回動レバ−13の移動量が少なくて済み、
作業時間の短縮ができる。
【0033】さらに、外脚部材4と踏み桟7とに端部が
固定されたカバ−17で、ピン部材12と伸長コイルス
プリング14と取付金具16と回動レバ−13の一部を
覆っているから、ロック機構9の大部分がカバ−17内
に収納され、見栄えがよい。
【0034】図9は同作業足場台のもう一つのロック機
構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図であ
る。
【0035】図9に示すロック機構6は図5から図7の
ロック機構6の変形例で、図5等の実施例と相違する構
成は、ピン部材12と伸長コイルスプリング14と取付
金具16と回動レバ−13の一部が踏み桟7の下方に設
けられ、回動レバ−13の操作部分が踏み桟7の上方に
設けられ、その操作部分だけがカバ−17で覆われ、そ
のカバ−17に操作用穴17aが設けられていることで
ある。
【0036】この変形例は、基本的な構成と動作は図5
等の実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除する
際に、カバ−17の操作用穴17aに指を入れ、回動レ
バ−13の操作部分を脚部2の方に引くようにしたもの
で、カバ−17で回動レバ−13の操作部分が覆われて
いるため、ロック機構9のロックを解除する回動レバ−
13の誤操作がされにくいものである。
【0037】図10は同作業足場台のさらにもう一つの
ロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面
図、図11は同作業足場台のさらにもう一つのロック機
構のカバ−を取り除いた状態を別の角度から例示する一
部省略側面図である。
【0038】図10、11に示すロック機構6は図5か
ら図7のロック機構6のもう一つの変形例で、図5等の
実施例と相違する構成は、回動レバ−13が踏み桟7の
上方に設けられ、踏み桟7の上方に設けられたカバ−1
7に回動レバ−13の全体とピン部材12が覆われてい
ることと、さらに回動レバ−13がカバ−17に設けら
れた枢着ピン17aに回動自在に取り付けられ、その回
動レバ−13の先端側に設けられた係合長孔13bにピ
ン部材12の係止ピン12aが係合され、枢着ピン17
aに巻き付けられた巻きバネ14aが回動レバ−13を
脚部2に向けて常時付勢し、ピン部材12を外脚部材4
と内脚部材5とに設けられたロック用貫通穴11a,1
1bに貫通させるようにしていることと、カバ−17に
回動レバ−13の中央部分が操作できる操作用穴17a
が設けられていることである。
【0039】この変形例は、基本的な構成と動作は図5
等のの実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除す
る際に、カバ−17の操作用穴17aに指を入れ、回動
レバ−13の操作部分を脚部2と反対の方向に引くよう
にしたもので、カバ−17で回動レバ−13の全体が覆
われているため、ロック機構9のロックを解除する回動
レバ−13の誤操作がされにくいものである。
【0040】図12は同作業足場台のブレ−スをロック
機構により水平にロックした状態を例示する一部省略側
面図、図13は図12のB−B線断面図である。
【0041】図において、このブレ−ス8は2つのブレ
−ス本体8aと8bとからなり、一方のハ−フブレ−ス
本体8aの一端は天板部1に回動自在に装着され、他方
のハ−フブレ−ス本体8bの一端は脚部2に回動自在に
装着されている。これら2つのハ−フブレ−ス本体8
a、8bの他端にはブレ−スヒンジ金具20がビス21
でそれぞれ取り付けられ、これらブレ−スヒンジ金具2
0によって2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bの他端
下側が枢着されている。
【0042】そして、これら2つのハ−フブレ−ス本体
8a、8bにはこれらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平
状態になったときに水平状態を維持するようにしたロッ
ク機構9が前述したように形成されている。
【0043】このロック機構9は一方のハ−フブレ−ス
本体8aの他端側のブレ−スヒンジ金具20の両側面に
設けられた係止部材である係止ピン22と、他方のハ−
フブレ−ス本体8bの他端側のブレ−スヒンジ金具20
に回動自在に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体8
a、8bが真直ぐ水平状態になったときに係止ピン22
に係合する係止鉤穴部24を一端両側にそれぞれ形成し
た断面コ字状のブレ−スストッパ−23と、ブレ−スス
トッパ−23の係止鉤部24が形成された一端側を係止
ピン22に向けて常時付勢する板バネ25とで構成され
ている。
【0044】なお、板バネ25はハ−フブレ−ス本体8
bの他端側のブレ−スヒンジ金具20の上面に一端が固
定されており、その他端がブレ−スストッパ−23の他
端側を常時上方に押し上げ、ブレ−スストッパ−23の
一端側を係止ピン22に向けて付勢するようにしてい
る。
【0045】次に、本発明の実施の形態1の作業足場台
のブレ−スが水平状態にロックされる場合について説明
する。
【0046】作業足場台Sを使用する際には、一対の脚
部2を天板部1に対して正面略ハ字状に開く。そうする
と、今まで折り畳まれていたブレ−ス8の2つのブレ−
ス本体8aと8bは水平状態になり、ハ−フブレ−ス本
体8bに設けられているブレ−スストッパ−23の係止
鉤穴部24を有する一端側は板バネ25によってハ−フ
ブレ−ス本体8aに設けられている係止ピン22に向け
て付勢されているため、2つのブレ−ス本体8aと8b
が水平状態になったときに、ブレ−スストッパ−23の
係止鉤穴部24が係止ピン22に係合し、その係合状態
は板バネ25の付勢力によって維持されるため、2つの
ハ−フブレ−ス本体8a、8bは水平状態に維持される
ことになる。
【0047】また、その作業足場台Sの使用が終わり、
天板部1に対して一対の脚部2を折り畳むときには、ブ
レ−スストッパ−23の板バネ25によって押し上げら
れている他端を板バネ25の付勢力に抗して押し下げれ
ば、ブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24が係止ピ
ン22から離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−
スストッパ−23を押しながら2つのブレ−ス本体8a
と8bを折り曲げれば、後は2つのブレ−ス本体8aと
8bはブレ−スヒンジ金具20によって回動自在に枢着
されているだけであるから、2つのブレ−ス本体8aと
8bは折り畳むことができる。
【0048】上述したように、ハ−フブレ−ス本体8b
に設けられているブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部
24を有する一端側は板バネ25によってハ−フブレ−
ス本体8aに設けられている係止ピン22に向けて付勢
されているため、一対の脚部2を天板部1に対して正面
略ハ字状に開き、折り畳まれていたブレ−ス8の2つの
ブレ−ス本体8aと8bが水平状態になると、ブレ−ス
ストッパ−23の係止鉤穴部24が係止ピン22に自動
的に係合し、その係合状態は板バネ25の付勢力によっ
て維持されるため、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8
bは水平状態に維持されることにより、ブレ−ス8のセ
ット忘れを防止できる。
【0049】また、別作業としてブレ−ス8をセットす
る手間が省け、完全にブレ−ス8がセットできることで
脚部2のヒンジ等の連結部3を破壊することがなくなっ
た。また、ブレ−ス8がないことで、足場全体がねじ
れ、接合部にガタがきて踏み桟7等の脱落等の事故に発
展する可能性も少なくなった。
【0050】図14は同作業足場台のブレ−スをもう一
つのロック機構により水平にロックした状態を例示する
斜視図、図15は図14のC−C線断面図である。
【0051】図14、15に示すロック機構9は図1
2、13のロック機構9のもう一つの変形例で、図12
等の実施例と相違する構成は、2つのハ−フブレ−ス本
体8a、8bがブレ−スヒンジ20aで直接枢着されて
いることと、一方のハ−フブレ−ス本体8aの上面に図
12の係止ピン22の代わりに係止穴22aが設けら
れ、他方のハ−フブレ−ス本体8b内にレバ−状のブレ
−スストッパ−23aが枢着され、その係止穴22aに
はブレ−スストッパ−23aの一端側に設けられた係止
鉤部24aが係合し、ブレ−スストッパ−23aの他端
側がハ−フブレ−ス本体8b内に設けられた伸長コイル
スプリング25aによって押し下げられ、ブレ−ススト
ッパ−23aの係止鉤部24aがハ−フブレ−ス本体8
aの係止穴22aに向けて常時付勢されていること、ブ
レ−スストッパ−23aの他端側の中央部の下縁部がハ
−フブレ−ス本体8bの下縁から突出して操作部23b
としていることである。
【0052】この変形例は、基本的な構成と動作は図1
2等のの実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除
する際に、ブレ−スストッパ−23aの伸長コイルスプ
リング25aによって押し下げられているブレ−ススト
ッパ−23aの他端側の操作部23bを伸長コイルスプ
リング25aの付勢力に抗して押し上げれば、ブレ−ス
ストッパ−23aの係止鉤部24aが係止穴22aから
離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ
−23aの操作部23bを押しながら2つのブレ−ス本
体8aと8bを折り曲げれば、後は2つのブレ−ス本体
8aと8bはブレ−スヒンジ金具20によって回動自在
に枢着されているだけであるから、2つのブレ−ス本体
8aと8bは折り畳むことができる。
【0053】この変形例は、ロック機構9が2つのハ−
フブレ−ス本体8a、8b内に収納されているから、ブ
レ−ス8の幅が小さくて済み、見栄えもよく、スペ−ス
の無い場所に使いやすい。
【0054】図16は同作業足場台のブレ−スをさらに
もう一つのロック機構により水平にロックした状態を例
示する斜視図、図17は同作業足場台のブレ−スを折り
曲げた状態を例示する斜視図、図18は同作業足場台の
ブレ−スをさらにもう一つのロック機構により水平にロ
ックした状態を例示する断面図である。
【0055】図16、17、18に示すロック機構9は
図12、13のロック機構9のさらにもう一つの変形例
である。
【0056】この変形例のロック機構9は、ハ−フブレ
−ス本体8bがブレ−スヒンジピン20bで回動自在に
取り付けられたハ−フブレ−ス本体8aの他端側に形成
された相対向する一対の連結片28の一方の連結片28
を貫通して一対の連結片28の間に出入り自在な係止ピ
ン29と、一方のハ−フブレ−ス本体8aの他端側の側
部にリベット30で略中央部がシ−ソ−状態に取り付け
られ、一端側が係止ピン29に固定されて係止ピン29
を可動させるブレ−スストッパ−31と、他方のハ−フ
ブレ−ス本体8bの他端側に設けられ、2つのハ−フブ
レ−ス本体8a,8bが真直ぐ水平状態になったときに
一対の連結片28の間に入り込んでいる係止ピン29に
係合する係合孔32bが形成された回動片32と、ブレ
−スストッパ−31を係止ピン29が一対の連結片28
の間に入るよう常時付勢する伸長コイルスプリング33
とで構成されている。
【0057】この伸長コイルスプリング33は、その一
端がハ−フブレ−ス本体8aの一方の側壁内面に固定さ
れ、他端がハ−フブレ−ス本体8aの他方の側壁を貫通
してブレ−スストッパ−31の他端側を外方に押圧し、
ブレ−スストッパ−31の一端側に固定された係止ピン
29を一対の連結片28の間に入るよう常時付勢してい
る。
【0058】この変形例は、折り畳まれていたブレ−ス
8の2つのハ−フブレ−ス本体8aと8bが水平状態に
近づくと、伸長コイルスプリング33がブレ−スストッ
パ−31の一端側に固定された係止ピン29を一対の連
結片28の間に入るよう常時付勢されているため、ハー
フブレース本体8bのテーパ部32aを係止ピン29の
先端部が摺動して案内された後、係合孔32bに係止ピ
ン29が係合し、その係合状態は伸長コイルスプリング
33の付勢力によって維持されるため、2つのハ−フブ
レ−ス本体8a、8bは水平状態に維持される。
【0059】また、天板部1に対して一対の脚部2を折
り畳むときには、ブレ−スストッパ−31の伸長コイル
スプリング33によって外方に押圧されている他端を板
バネ25の付勢力に抗して内方に押し下げれば、係止ピ
ン29がブレ−スストッパ−23の係合孔32bから離
れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ−
23を押しながら2つのブレ−ス本体8aと8bを折り
曲げれば、後は2つのブレ−ス本体8aと8bは折り畳
むことができる。
【0060】この変形例のロック機構9はハ−フブレ−
ス本体8aの他端側に形成された相対向する一対の連結
片28にハ−フブレ−ス本体8bが回動自在に取り付け
られ、そのハ−フブレ−ス本体8bに係合孔32bが形
成され、ハ−フブレ−ス本体8aの一対の連結片28に
係止ピン29が出入りするようにロック機構9が殆ど2
つのハ−フブレ−ス本体8a、8b内に収納されている
から、ブレ−ス8の幅が小さくて済み、見栄えもよく、
スペ−スの無い場所に使いやすい。
【0061】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、作業者の足場板部分となる天板部の
両端に折曲可能に連結された一対の伸縮可能な脚部は外
脚部材と、この外脚部材内を摺動自在な内脚部材とで伸
縮自在に構成されると共に、内脚部材を外脚部材の所望
位置で停止できるようにしたロック機構が形成され、該
ロック機構は外脚部材及び内脚部材にそれぞれ長手方向
に間隔を置いて設けられた複数のロック用貫通穴と、そ
のロック用貫通穴に先端が挿通されるピン部材と、外脚
部材に設けられ、ピン部材を駆動する駆動手段とを備え
ているので、ピン部材が外脚部材と内脚部材とに設けら
れたロック用貫通穴を貫通することにより、確実に外脚
部材と内脚部材がロックされ、ロック用貫通穴を貫通し
たピン部材の先端が外脚部材から飛び出すことにより、
そのピン部材の先端を目視することで、ロックしている
状態を確認することができ、安心して作業台上の作業が
行えるという効果がある。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
の効果に加え、上記駆動手段は外脚部材に回動自在に設
けられ、ピン部材をロック用貫通穴に対して出入り自在
に駆動する回動レバ−と、ピン部材をロック用貫通穴に
向けて常時付勢するバネ部材とからなるので、外脚部材
と内脚部材とのロック用貫通穴がすれば、バネ部材の付
勢力によってピン部材がロック用貫通穴を貫通して外脚
部材に内脚部材が自動的にロックされ、またピン部材に
よって外脚部材と内脚部材がロックされている場合に、
バネ部材の付勢力に抗して回動レバ−を操作してピン部
材をロック用貫通穴から抜けるように可動させれば、簡
単に外脚部材に対して内脚部材を可動させることができ
という効果がある。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、請求項
1、2の効果に加え、上記外脚部材にカバ−が取り付け
られ、そのカバ−内に上記回動レバ−の操作部と上記ピ
ン部材及びバネ部材が配置され、そのカバ−に回動レバ
−を操作可能とする操作用穴が設けられているので、ロ
ック機構の大部分がカバ−内に収納され、見栄えがよ
く、またロック機構のロックを解除する際に、カバ−の
操作用穴に指を入れ、回動レバ−を操作しなければなら
ず、回動レバ−の誤操作がされにくいという効果があ
る。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、作業者の
足場板部分となる天板部とその天板部の両端に連結され
た一対の伸縮可能な脚部とが所定角度で維持される状態
を補助するためのブレ−スは、上記ブレ−スは2つのハ
−フブレ−ス本体とからなり、一方のハ−フブレ−ス本
体の一端は天板部に回動自在に装着され、他方のハ−フ
ブレ−ス本体の一端は脚部に回動自在に装着され、これ
ら2つのハ−フブレ−ス本体の他端は枢着され、2つの
ハ−フブレ−ス本体の他端側にこれらハ−フブレ−ス本
体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持する
ようにしたロック機構が形成されているので、2つのブ
レ−ス本体が水平状態になると、ロック機構が動作して
2つのハ−フブレ−ス本体を自動的に水平状態を維持す
ることにより、ブレ−スのセット忘れを防止でき、ま
た、別作業としてブレ−スをセットする手間が省け、完
全にブレ−スがセットできることで脚部のヒンジ等の連
結部を破壊することがなくなり、またブレ−スがないこ
とで、足場全体がねじれ、接合部にガタがきて踏み桟等
の脱落等の事故に発展する可能性も少なくなるという効
果を有する。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、請求項4
の効果に加え、上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−
ス本体の他端側に設けられた係止部材と、他方のハ−フ
ブレ−ス本体の他端側に回動自在に設けられ、2つのハ
−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記
係止部材に係合する係止鉤部を一端側に形成したブレ−
スストッパ−と、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が形成
された一端側を上記係止部材に向けて常時付勢するバネ
部材とからなるので、ロック機構のロックを解除する際
に、ブレ−スストッパ−の操作部を押圧操作し、バネ部
材の付勢力に抗して可動させれば、ブレ−スストッパ−
の係止鉤部が係止部材から離れて両者の係合が解除され
るため、ブレ−スストッパ−の操作部を操作しながら2
つのブレ−ス本体を折り曲げれることにより、2つのブ
レ−ス本体を簡単に折り畳むことができ、操作性がよい
という効果がある。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、請求項
4、5の効果に加え、上記ブレ−スのロック機構は、一
方のハ−フブレ−ス本体の他端側に形成された相対向す
る一対の連結片の間に出入り自在な係止ピンと、一方の
ハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、該係止ピンを
可動させるブレ−スストッパ−と、他方のハ−フブレ−
ス本体の他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体
が真直ぐ水平状態になったときに上記一対の連結片の間
に入り込んでいる上記係止ピンに係合する係止鉤部が形
成された回動片と、上記ブレ−スストッパ−を係止ピン
が上記一対の連結片の間に入るよう常時付勢するバネ部
材ばねとからなるので、ロック機構が殆ど2つのハ−フ
ブレ−ス本体内に収納されているから、ブレ−スの幅が
小さくて済み、見栄えもよく、スペ−スの無い場所に使
いやすいという効果がある。
【0067】請求項7に記載の発明によれば、作業足場
台の作業者の足場板部分となる天板部は可撓性を有して
いるので、天板部の両端に連結された一対の脚部の足場
が多少傾斜していたり、多少の段差がある場合に、天板
部が剛性であれば、作業足場台はガタつくが、天板部が
可撓性のために撓んで変形することにより、作業足場台
がガタつくのが防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る作業足場台を
例示する正面図である。
【図2】図2は同作業足場台を例示する側面図である。
【図3】図3は同作業足場台を例示する平面図である。
【図4】図4は図3のA−A線断面図である。
【図5】図5は同作業足場台のロック機構により脚部伸
縮時を例示する一部省略縦断面図である。
【図6】図6は同作業足場台のロック機構により脚部伸
縮時を例示する一部省略横断面図である。
【図7】図7は同作業足場台のロック機構により脚部固
定時を例示する一部省略縦断面図である。
【図8】図8は同作業足場台のロック機構により脚部固
定時を例示する一部省略横断面図である。
【図9】図9は同作業足場台のもう一つのロック機構に
より脚部固定時を例示する一部省略縦断面図である。
【図10】図10は同作業足場台のさらにもう一つのロ
ック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図
である。
【図11】図11は同作業足場台のさらにもう一つのロ
ック機構のカバ−を取り除いた状態を別の角度から例示
する一部省略側面図である。
【図12】図12は同作業足場台のブレ−スをロック機
構により水平にロックした状態を例示する一部省略側面
図である。
【図13】図13は図12のB−B線断面図である。
【図14】図14は同作業足場台のブレ−スをもう一つ
のロック機構により水平にロックした状態を例示する斜
視図である。
【図15】図15は図14の(b)のC−C線断面図で
ある。
【図16】図16は同作業足場台のブレ−スをさらにも
う一つのロック機構により水平にロックした状態を例示
する斜視図である。
【図17】図17は同作業足場台のブレ−スを折り曲げ
た状態を例示する斜視図である。
【図18】図18は同作業足場台のブレ−スをさらにも
う一つのロック機構により水平にロックした状態を例示
する断面図である。
【符号の説明】
1 天板部 2 脚部 4 外脚部材 5 内脚部材 6 ロック機構 11a ロック用貫通穴 11b ロック用貫通穴 12 ピン部材 13 回動レバ−(駆動手段) 20 伸長コイルスプリング(駆動手段)
フロントページの続き (72)発明者 金子 恵一 群馬県勢多郡東村神戸538−2 (72)発明者 今井 留次郎 埼玉県川口市前川1−21−10 (72)発明者 星野 克之 群馬県勢多郡粕川村月田786

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業者の足場板部分となる天板部の両端
    に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可
    能となるよう連結せしめた作業足場台において、 上記脚部は外脚部材とこの外脚部材内を摺動自在な内脚
    部材とで伸縮自在に構成されると共に、上記脚部に内脚
    部材を外脚部材の所望位置で停止できるようにしたロッ
    ク機構が形成され、該ロック機構は外脚部材及び内脚部
    材にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複数の
    ロック用貫通穴と、そのロック用貫通穴に先端が挿通さ
    れるピン部材と、外脚部材に設けられ、ピン部材を駆動
    する駆動手段とからなることを特徴とする作業足場台。
  2. 【請求項2】 上記駆動手段は外脚部材に回動自在に設
    けられ、ピン部材をロック用貫通穴に対して出入り自在
    に駆動する回動レバ−と、ピン部材をロック用貫通穴に
    向けて常時付勢するバネ部材とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の作業足場台。
  3. 【請求項3】 上記外脚部材にカバ−が取り付けられ、
    そのカバ−内に上記回動レバ−の操作部と上記ピン部材
    及びバネ部材が配置され、そのカバ−に回動レバ−の操
    作部を操作可能とする操作用穴が設けられていることを
    特徴とする請求項2記載の作業足場台。
  4. 【請求項4】 作業者の足場板部分となる天板部の両端
    に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可
    能となるよう連結せしめ、天板部と脚部とが所定角度で
    維持される状態を補助するためのブレ−スを備えた作業
    足場台において、 上記ブレ−スは2つのハ−フブレ−ス本体とからなり、
    一方のハ−フブレ−ス本体の一端は天板部に回動自在に
    装着され、他方のハ−フブレ−ス本体の一端は脚部に回
    動自在に装着され、これら2つのハ−フブレ−ス本体の
    他端は枢着され、2つのハ−フブレ−ス本体の他端側に
    これらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったと
    きに水平状態を維持するようにしたロック機構が形成さ
    れていることを特徴とする作業足場台。
  5. 【請求項5】 上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−
    ス本体の他端側に設けられた係止部材と、他方のハ−フ
    ブレ−ス本体の他端側に回動自在に設けられ、2つのハ
    −フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記
    係止部材に係合する係止鉤部を一端側に形成したブレ−
    スストッパ−と、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が形成
    された一端側を上記係止部材に向けて常時付勢するバネ
    部材ばねとからなることを特徴とする請求項4記載の作
    業足場台。
  6. 【請求項6】 上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−
    ス本体の他端側に形成された相対向する一対の連結片の
    間に出入り自在な係止ピンと、一方のハ−フブレ−ス本
    体の他端側に設けられ、該係止ピンを可動させるブレ−
    スストッパ−と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に
    設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態
    になったときに上記一対の連結片の間に入り込んでいる
    上記係止ピンに係合する係止鉤部が形成された回動片
    と、上記ブレ−スストッパ−を係止ピンが上記一対の連
    結片の間に入るよう常時付勢するバネ部材ばねとからな
    ることを特徴とする請求項4記載の作業足場台。
  7. 【請求項7】 作業者の足場板部分となる天板部の両端
    に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可
    能となるよう連結せしめた作業足場台において、 上記天板部は可撓性を有していることを特徴とする作業
    足場台。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155828A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Alinco Inc 作業台
CN102653987A (zh) * 2012-04-18 2012-09-05 浙江亚厦装饰股份有限公司 一种室内装饰的登高架
KR101299565B1 (ko) * 2012-11-20 2013-08-23 유수원 작업대의 원터치형 다리 절첩장치

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