JP3892121B2 - 作業足場台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に、建築工事現場において室内高所等での作業を行うための作業足場台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の作業足場台としては種々のものが提供されており、例えば、現在市場で使用されているあアルミ合金製の可搬式の作業足場台は、その脚部が外管と外管内を摺動する外管とで構成され、その中の多くは内管に刻まれた凹凸部の所望位置に外管に取り付けられたストッパ−が作用して外管がロックされ、脚部の伸縮をある程度の寸法で調整していた。
【0003】
また、脚部の使用時には開脚するが、長手方向に作用する水平荷重に対抗するために、天板から脚部の外管にブレ−スを取り付ける。そのブレ−スは天板の側部にセットされ、開脚時に予め取り付け可能な位置に取り付けられた外管のピンに差し込み、ブレ−スとして作用させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、外管に取り付けられたストッパ−を内管に刻まれた凹凸部に係合させて脚部の伸縮を調整するようにしたものは、現場での作業状況により、内管に刻まれた凹凸部にコンクリ−トのノロ等が付着してストッパ−が作用しなくなり、脚部を使用したい寸法で使用できず、またそのノロ等の付着を落とす作業には大変な手間がかかり、さらにストッパ−が内管に刻まれた凹凸部に係合する部分が外観から見えないために、確実に外管がロックされているかどうかが分からないという問題点があった。
【0005】
また、天板と脚部の外管とにブレ−スを取り付けるようにしたものは、開脚後に別作業でブレ−スをセットしなければならないため、セット忘れやセットが面倒なため、ブレ−スをセットしないことが度々あり、ブレ−スがないために脚部とブレ−スのヒンジ部分に予想以上の荷重が加わり、ヒンジ部分を壊してしまったり、また作業足場台全体がねじれ、天板と脚部の接合部にガタが早くくるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、天板部の両端に連結部材を介して折曲可能となるよう連結された一対の伸縮可能な脚部の外脚部材と内脚部材とをロックでき、しかも外観を目視できるロック機構を備え、ブレ−スは脚部を開脚した時にセットされ、ブレ−スとしての機能が発揮できるようにした作業足場台を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る作業用足場は、作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業足場台において、上記脚部は外脚部材とこの外脚部材内を摺動自在な内脚部材とで伸縮自在に構成されると共に、上記内脚部材には長手方向に延びる凹部を有し、上記脚部に内脚部材を外脚部材の所望位置で停止できるようにしたロック機構が形成され、該ロック機構は外脚部材及び内脚部材の上記凹部にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複数のロック用貫通穴と、そのロック用貫通穴に先端が挿通されるピン部材と、外脚部材に設けられ、ピン部材を駆動する駆動手段とからなり、上記駆動手段は外脚部材に回動自在に設けられ、ピン部材をロック用貫通穴に対して出入り自在に駆動する回動レバ−と、ピン部材をロック用貫通穴に向けて常時付勢するバネ部材とからなり、上記ピン部材が外脚部材と内脚部材とのロック用貫通穴を貫通したときには、外脚部材と内脚部材とがロックされ、上記回動レバーが回動されて上記ピン部材の先端が凹部内に位置したときには、外脚部材に対して内脚部材を可動させることができることを特徴とする作業足場台。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の構成に加え、上記外脚部材にカバ−が取り付けられ、そのカバ−内に上記回動レバ−の操作部と上記ピン部材及びバネ部材が配置され、そのカバ−に回動レバ−の操作部を操作可能とする操作用穴が設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめ、天板部と脚部とが所定角度で維持される状態を補助するためのブレ−スを備えた作業足場台において、上記ブレ−スは2つのハ−フブレ−ス本体とからなり、一方のハ−フブレ−ス本体の一端は天板部に回動自在に装着され、他方のハ−フブレ−ス本体の一端は脚部に回動自在に装着され、これら2つのハ−フブレ−ス本体の他端は枢着され、2つのハ−フブレ−ス本体の他端側にこれらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持するようにしたロック機構が形成され、上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられた係止部材と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に回動自在に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記係止部材に係合する係止鉤部を一端側に形成したブレ−スストッパ−と、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が形成された一端側を上記係止部材に向けて常時付勢するバネ部材ばねとからなることを特徴とする。
【0012】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の構成に加え、上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に形成された相対向する一対の連結片の間に出入り自在な係止ピンと、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、該係止ピンを可動させるブレ−スストッパ−と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記一対の連結片の間に入り込んでいる上記係止ピンに係合する係止鉤部が形成された回動片と、上記ブレ−スストッパ−を係止ピンが上記一対の連結片の間に入るよう常時付勢するバネ部材ばねとからなることを特徴とする。
【0013】
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業足場台において、上記天板部は可撓性を有していることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について説明する。
【0015】
[発明の実施の形態1]
図1は本発明の実施の形態1に係る作業足場台を例示する正面図、図2は同作業足場台を例示する側面図、図3は同作業足場台を例示する平面図、図4は図3のA−A断面図、図5は同作業足場台のロック機構により脚部伸縮時を例示する一部省略縦断面図、図6は同作業足場台のロック機構により脚部伸縮時を例示する一部省略横断面図、図7は同作業足場台のロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図、図8は同作業足場台のロック機構により脚部固定時を例示する一部省略横断面図である。
【0016】
図において、Sは主に、建築工事現場において室内高所等での作業を行うための本発明の作業足場台を示し、この作業足場台Sは、作業者の足場板部分となる適宜金属製の天板部1の長手方向の両端縁に、連結部3を介して一対の伸縮可能な脚部2を折曲可能に連結せしめて、左右の脚部2を折り畳み自在なるように構成されている。
【0017】
更に、この作業足場台Sは、脚部2を、略断面楕円形の管材で構成される外脚部材4と、この外脚部材4内を摺動自在な略断面楕円形の管材で内側に凹部5aを有して構成される内脚部材5とで伸縮自在に構成し、しかも内脚部材5を外脚部材4の所望位置で停止できるようにしたロック機構6が形成されている。そのロック機構6の詳細な構成は後述する。
【0018】
この作業足場台Sの天板部1は可撓性を有し所定の強度を有する例えば樹脂材料(勿論金属製でも良い)で形成されている。この天板部1はその両側上縁と中央にそれぞれリブ1aが設けられると共に、滑り止め機能等を発揮する多数の貫通孔1bが形成されている。ここでの「可撓性を有し所定の強度を有する」とは、人が天板部1に乗ったときに変形するが、破壊しないような強度を有すると言うことである。
【0019】
このように、天板部1を可撓性を有する材料で形成したのは、一対の脚部2の足場が多少傾斜していたり、多少の段差がある場合に、一対の脚部2の脚長が同じで、天板部1が剛体であれば、作業足場台Sはガタつくが、天板部1に可撓性を持たせれば撓んで変形することにより、作業足場台Sがガタつくのを防止するためである。
【0020】
作業足場台Sの一対の脚部2は、その使用時には天板部1に対して正面略ハ字状に開き(図1参照)、その不使用時には天板部1の下面に重なるように折り畳まれる。そして、脚部2は側面略ハ字状に配置される一対の外脚部材4相互を複数の踏み桟7で連結すると共に、外脚部材4内に内脚部材5を夫々摺動自在に装着するようにして構成されている。
【0021】
また、天板部1と脚部2には天板部1と脚部2を所定角度で維持される状態を補助するためのブレ−ス8が連結されている。このブレ−ス8は枢着された2つのハ−フブレ−ス本体8a,8bとからなり、これらハ−フブレ−ス本体8a,8bが真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持するようにしたロック機構9が形成されている。そのロック機構9の詳細な構成は後述する。
【0022】
脚部2のロック機構6は外脚部材4及び内脚部材5にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複数のロック用貫通穴11a,11bと、そのロック用貫通穴11a,11bに先端が挿通されるピン部材12と、外脚部材4に連結された踏み桟7に回動自在に設けられ、ピン部材12をロック用貫通穴11aに対して出入り自在に駆動する回動レバ−13と、ピン部材12をロック用貫通穴11a,11bに向けて常時付勢するバネ部材である伸長コイルスプリング14とで構成されている。この回動レバ−13と伸長コイルスプリング14とでピン部材12を駆動する駆動手段が構成される。
【0023】
ロック用貫通穴11aは外脚部材4にその長手方向に所定間隔を置いて複数設けられており、ロック用貫通穴11bも内脚部材5にその長手方向にロック用貫通穴11aと同様の間隔をを置いて複数設けられている。なお、ロック用貫通穴11bは内脚部材5に設けられた凹部5aに形成されている。
【0024】
また、ピン部材12は外脚部材4にボルト15で踏み桟7に載置された状態で取り付けられた略U字状の取付金具16に可動自在に装着され、回動レバ−13は踏み桟7に枢支ピン13dで回動自在に取り付けられている。その回動レバ−13の先端側に形成された係合溝13aにピン部材12の先端側に設けられた係止ピン12aが係合させられており、回動レバ−13を回動させることにより、ピン部材12が取付金具16に対して進退動し、外脚部材4及び内脚部材5のロック用貫通穴11a,11bに出入りする。
【0025】
そのピン部材12には伸長コイルスプリング14が挿通されており、その伸長コイルスプリング14の一端は取付金具16に固定され、その他端はピン部材12に固定されてピン部材12をロック用貫通穴11a,11bに向けて常時付勢している。
【0026】
17は外脚部材4と踏み桟7とに端部が固定されたカバ−で、ピン部材12と伸長コイルスプリング14と取付金具16と回動レバ−13の一部を覆っている。
【0027】
次に、本発明の実施の形態1の作業足場台の脚部の伸縮について説明する。
【0028】
作業足場台を使用する際には、一対の脚部2を天板部1に対して図1に示すように正面略ハ字状に開いて設置場所に設置する。このとき、設置場所に段差があるときは天板部1を水平にするために、一対の脚部2の脚長を調整する必要がある。
【0029】
そこで、例えば、図1に示す右側の脚部2の脚長を短くする場合、外脚部材4を内脚部材5内に挿入して脚長を短くしていき、望んだ脚長で外脚部材4のロック用貫通穴11aに内脚部材5のロック用貫通穴11bが整合したときに、図7及び図8に示すように伸長コイルスプリング14によって付勢されたピン部材12がロック用貫通穴11a,11bを貫通し、外脚部材4と内脚部材5がロックされ、脚部2の脚長が短く調整されることになる。
【0030】
また、その設置場所での作業が終わり、次の設置場所で脚部2の脚長を調整する必要があるときには、回動レバ−13を回動操作して図5及び図6に示すようにピン部材12をロック用貫通穴11a,11bから抜けるように可動させれば、外脚部材4に対して内脚部材5を可動させることができ、脚部2の脚長を適宜に調整することができ、前述と同様に望んだ脚長で外脚部材4のロック用貫通穴11aに内脚部材5のロック用貫通穴11bが整合したときに、ピン部材12によって外脚部材4と内脚部材5がロックされ、脚部2の脚長が短く調整される。
【0031】
上述したように、ピン部材12が外脚部材4と内脚部材5とに設けられたロック用貫通穴11a,11bを貫通することにより、確実に外脚部材4と内脚部材5がロックされ、ロック用貫通穴11a,11bを貫通したピン部材12の先端が外脚部材4から飛び出すことにより、そのピン部材12の先端を目視することで、ロックしている状態を確認することができ、安心して作業台上の作業が行える。
【0032】
また、ピン部材12のストロ−クを最少限にするために、ロック用貫通穴11bは内脚部材5に設けられた凹部5aに形成されているため、ピン部材12の先端が凹部5a内に位置するときには外脚部材4に対して内脚部材5を可動させることができ、ピン部材12を可動させる回動レバ−13の移動量が少なくて済み、作業時間の短縮ができる。
【0033】
さらに、外脚部材4と踏み桟7とに端部が固定されたカバ−17で、ピン部材12と伸長コイルスプリング14と取付金具16と回動レバ−13の一部を覆っているから、ロック機構9の大部分がカバ−17内に収納され、見栄えがよい。
【0034】
図9は同作業足場台のもう一つのロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図である。
【0035】
図9に示すロック機構6は図5から図7のロック機構6の変形例で、図5等の実施例と相違する構成は、ピン部材12と伸長コイルスプリング14と取付金具16と回動レバ−13の一部が踏み桟7の下方に設けられ、回動レバ−13の操作部分が踏み桟7の上方に設けられ、その操作部分だけがカバ−17で覆われ、そのカバ−17に操作用穴17aが設けられていることである。
【0036】
この変形例は、基本的な構成と動作は図5等の実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除する際に、カバ−17の操作用穴17aに指を入れ、回動レバ−13の操作部分を脚部2の方に引くようにしたもので、カバ−17で回動レバ−13の操作部分が覆われているため、ロック機構9のロックを解除する回動レバ−13の誤操作がされにくいものである。
【0037】
図10は同作業足場台のさらにもう一つのロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図、図11は同作業足場台のさらにもう一つのロック機構のカバ−を取り除いた状態を別の角度から例示する一部省略側面図である。
【0038】
図10、11に示すロック機構6は図5から図7のロック機構6のもう一つの変形例で、図5等の実施例と相違する構成は、回動レバ−13が踏み桟7の上方に設けられ、踏み桟7の上方に設けられたカバ−17に回動レバ−13の全体とピン部材12が覆われていることと、さらに回動レバ−13がカバ−17に設けられた枢着ピン17aに回動自在に取り付けられ、その回動レバ−13の先端側に設けられた係合長孔13bにピン部材12の係止ピン12aが係合され、枢着ピン17aに巻き付けられた巻きバネ14aが回動レバ−13を脚部2に向けて常時付勢し、ピン部材12を外脚部材4と内脚部材5とに設けられたロック用貫通穴11a,11bに貫通させるようにしていることと、カバ−17に回動レバ−13の中央部分が操作できる操作用穴17aが設けられていることである。
【0039】
この変形例は、基本的な構成と動作は図5等のの実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除する際に、カバ−17の操作用穴17aに指を入れ、回動レバ−13の操作部分を脚部2と反対の方向に引くようにしたもので、カバ−17で回動レバ−13の全体が覆われているため、ロック機構9のロックを解除する回動レバ−13の誤操作がされにくいものである。
【0040】
図12は同作業足場台のブレ−スをロック機構により水平にロックした状態を例示する一部省略側面図、図13は図12のB−B線断面図である。
【0041】
図において、このブレ−ス8は2つのブレ−ス本体8aと8bとからなり、一方のハ−フブレ−ス本体8aの一端は天板部1に回動自在に装着され、他方のハ−フブレ−ス本体8bの一端は脚部2に回動自在に装着されている。これら2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bの他端にはブレ−スヒンジ金具20がビス21でそれぞれ取り付けられ、これらブレ−スヒンジ金具20によって2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bの他端下側が枢着されている。
【0042】
そして、これら2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bにはこれらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持するようにしたロック機構9が前述したように形成されている。
【0043】
このロック機構9は一方のハ−フブレ−ス本体8aの他端側のブレ−スヒンジ金具20の両側面に設けられた係止部材である係止ピン22と、他方のハ−フブレ−ス本体8bの他端側のブレ−スヒンジ金具20に回動自在に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bが真直ぐ水平状態になったときに係止ピン22に係合する係止鉤穴部24を一端両側にそれぞれ形成した断面コ字状のブレ−スストッパ−23と、ブレ−スストッパ−23の係止鉤部24が形成された一端側を係止ピン22に向けて常時付勢する板バネ25とで構成されている。
【0044】
なお、板バネ25はハ−フブレ−ス本体8bの他端側のブレ−スヒンジ金具20の上面に一端が固定されており、その他端がブレ−スストッパ−23の他端側を常時上方に押し上げ、ブレ−スストッパ−23の一端側を係止ピン22に向けて付勢するようにしている。
【0045】
次に、本発明の実施の形態1の作業足場台のブレ−スが水平状態にロックされる場合について説明する。
【0046】
作業足場台Sを使用する際には、一対の脚部2を天板部1に対して正面略ハ字状に開く。そうすると、今まで折り畳まれていたブレ−ス8の2つのブレ−ス本体8aと8bは水平状態になり、ハ−フブレ−ス本体8bに設けられているブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24を有する一端側は板バネ25によってハ−フブレ−ス本体8aに設けられている係止ピン22に向けて付勢されているため、2つのブレ−ス本体8aと8bが水平状態になったときに、ブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24が係止ピン22に係合し、その係合状態は板バネ25の付勢力によって維持されるため、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bは水平状態に維持されることになる。
【0047】
また、その作業足場台Sの使用が終わり、天板部1に対して一対の脚部2を折り畳むときには、ブレ−スストッパ−23の板バネ25によって押し上げられている他端を板バネ25の付勢力に抗して押し下げれば、ブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24が係止ピン22から離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ−23を押しながら2つのブレ−ス本体8aと8bを折り曲げれば、後は2つのブレ−ス本体8aと8bはブレ−スヒンジ金具20によって回動自在に枢着されているだけであるから、2つのブレ−ス本体8aと8bは折り畳むことができる。
【0048】
上述したように、ハ−フブレ−ス本体8bに設けられているブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24を有する一端側は板バネ25によってハ−フブレ−ス本体8aに設けられている係止ピン22に向けて付勢されているため、一対の脚部2を天板部1に対して正面略ハ字状に開き、折り畳まれていたブレ−ス8の2つのブレ−ス本体8aと8bが水平状態になると、ブレ−スストッパ−23の係止鉤穴部24が係止ピン22に自動的に係合し、その係合状態は板バネ25の付勢力によって維持されるため、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bは水平状態に維持されることにより、ブレ−ス8のセット忘れを防止できる。
【0049】
また、別作業としてブレ−ス8をセットする手間が省け、完全にブレ−ス8がセットできることで脚部2のヒンジ等の連結部3を破壊することがなくなった。また、ブレ−ス8がないことで、足場全体がねじれ、接合部にガタがきて踏み桟7等の脱落等の事故に発展する可能性も少なくなった。
【0050】
図14は同作業足場台のブレ−スをもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する斜視図、図15は図14のC−C線断面図である。
【0051】
図14、15に示すロック機構9は図12、13のロック機構9のもう一つの変形例で、図12等の実施例と相違する構成は、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bがブレ−スヒンジ20aで直接枢着されていることと、一方のハ−フブレ−ス本体8aの上面に図12の係止ピン22の代わりに係止穴22aが設けられ、他方のハ−フブレ−ス本体8b内にレバ−状のブレ−スストッパ−23aが枢着され、その係止穴22aにはブレ−スストッパ−23aの一端側に設けられた係止鉤部24aが係合し、ブレ−スストッパ−23aの他端側がハ−フブレ−ス本体8b内に設けられた伸長コイルスプリング25aによって押し下げられ、ブレ−スストッパ−23aの係止鉤部24aがハ−フブレ−ス本体8aの係止穴22aに向けて常時付勢されていること、ブレ−スストッパ−23aの他端側の中央部の下縁部がハ−フブレ−ス本体8bの下縁から突出して操作部23bとしていることである。
【0052】
この変形例は、基本的な構成と動作は図12等のの実施例と同様で、ロック機構9のロックを解除する際に、ブレ−スストッパ−23aの伸長コイルスプリング25aによって押し下げられているブレ−スストッパ−23aの他端側の操作部23bを伸長コイルスプリング25aの付勢力に抗して押し上げれば、ブレ−スストッパ−23aの係止鉤部24aが係止穴22aから離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ−23aの操作部23bを押しながら2つのブレ−ス本体8aと8bを折り曲げれば、後は2つのブレ−ス本体8aと8bはブレ−スヒンジ金具20によって回動自在に枢着されているだけであるから、2つのブレ−ス本体8aと8bは折り畳むことができる。
【0053】
この変形例は、ロック機構9が2つのハ−フブレ−ス本体8a、8b内に収納されているから、ブレ−ス8の幅が小さくて済み、見栄えもよく、スペ−スの無い場所に使いやすい。
【0054】
図16は同作業足場台のブレ−スをさらにもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する斜視図、図17は同作業足場台のブレ−スを折り曲げた状態を例示する斜視図、図18は同作業足場台のブレ−スをさらにもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する断面図である。
【0055】
図16、17、18に示すロック機構9は図12、13のロック機構9のさらにもう一つの変形例である。
【0056】
この変形例のロック機構9は、ハ−フブレ−ス本体8bがブレ−スヒンジピン20bで回動自在に取り付けられたハ−フブレ−ス本体8aの他端側に形成された相対向する一対の連結片28の一方の連結片28を貫通して一対の連結片28の間に出入り自在な係止ピン29と、一方のハ−フブレ−ス本体8aの他端側の側部にリベット30で略中央部がシ−ソ−状態に取り付けられ、一端側が係止ピン29に固定されて係止ピン29を可動させるブレ−スストッパ−31と、他方のハ−フブレ−ス本体8bの他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体8a,8bが真直ぐ水平状態になったときに一対の連結片28の間に入り込んでいる係止ピン29に係合する係合孔32bが形成された回動片32と、ブレ−スストッパ−31を係止ピン29が一対の連結片28の間に入るよう常時付勢する伸長コイルスプリング33とで構成されている。
【0057】
この伸長コイルスプリング33は、その一端がハ−フブレ−ス本体8aの一方の側壁内面に固定され、他端がハ−フブレ−ス本体8aの他方の側壁を貫通してブレ−スストッパ−31の他端側を外方に押圧し、ブレ−スストッパ−31の一端側に固定された係止ピン29を一対の連結片28の間に入るよう常時付勢している。
【0058】
この変形例は、折り畳まれていたブレ−ス8の2つのハ−フブレ−ス本体8aと8bが水平状態に近づくと、伸長コイルスプリング33がブレ−スストッパ−31の一端側に固定された係止ピン29を一対の連結片28の間に入るよう常時付勢されているため、ハーフブレース本体8bのテーパ部32aを係止ピン29の先端部が摺動して案内された後、係合孔32bに係止ピン29が係合し、その係合状態は伸長コイルスプリング33の付勢力によって維持されるため、2つのハ−フブレ−ス本体8a、8bは水平状態に維持される。
【0059】
また、天板部1に対して一対の脚部2を折り畳むときには、ブレ−スストッパ−31の伸長コイルスプリング33によって外方に押圧されている他端を板バネ25の付勢力に抗して内方に押し下げれば、係止ピン29がブレ−スストッパ−23の係合孔32bから離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ−23を押しながら2つのブレ−ス本体8aと8bを折り曲げれば、後は2つのブレ−ス本体8aと8bは折り畳むことができる。
【0060】
この変形例のロック機構9はハ−フブレ−ス本体8aの他端側に形成された相対向する一対の連結片28にハ−フブレ−ス本体8bが回動自在に取り付けられ、そのハ−フブレ−ス本体8bに係合孔32bが形成され、ハ−フブレ−ス本体8aの一対の連結片28に係止ピン29が出入りするようにロック機構9が殆ど2つのハ−フブレ−ス本体8a、8b内に収納されているから、ブレ−ス8の幅が小さくて済み、見栄えもよく、スペ−スの無い場所に使いやすい。
【0061】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載の発明によれば、作業者の足場板部分となる天板部の両端に折曲可能に連結された一対の伸縮可能な脚部は外脚部材と、この外脚部材内を摺動自在な内脚部材とで伸縮自在に構成されると共に、内脚部材を外脚部材の所望位置で停止できるようにしたロック機構が形成され、該ロック機構は外脚部材及び内脚部材にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複数のロック用貫通穴と、そのロック用貫通穴に先端が挿通されるピン部材と、外脚部材に設けられ、ピン部材を駆動する駆動手段とを備えているので、ピン部材が外脚部材と内脚部材とに設けられたロック用貫通穴を貫通することにより、確実に外脚部材と内脚部材がロックされ、ロック用貫通穴を貫通したピン部材の先端が外脚部材から飛び出すことにより、そのピン部材の先端を目視することで、ロックしている状態を確認することができ、安心して作業台上の作業が行えるという効果がある。
【0062】
また、上記駆動手段は外脚部材に回動自在に設けられ、ピン部材をロック用貫通穴に対して出入り自在に駆動する回動レバ−と、ピン部材をロック用貫通穴に向けて常時付勢するバネ部材とからなるので、外脚部材と内脚部材とのロック用貫通穴がすれば、バネ部材の付勢力によってピン部材がロック用貫通穴を貫通して外脚部材に内脚部材が自動的にロックされ、またピン部材によって外脚部材と内脚部材がロックされている場合に、バネ部材の付勢力に抗して回動レバ−を操作してピン部材をロック用貫通穴から抜けるように可動させれば、簡単に外脚部材に対して内脚部材を可動させることができという効果がある。
【0063】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、上記外脚部材にカバ−が取り付けられ、そのカバ−内に上記回動レバ−の操作部と上記ピン部材及びバネ部材が配置され、そのカバ−に回動レバ−を操作可能とする操作用穴が設けられているので、ロック機構の大部分がカバ−内に収納され、見栄えがよく、またロック機構のロックを解除する際に、カバ−の操作用穴に指を入れ、回動レバ−を操作しなければならず、回動レバ−の誤操作がされにくいという効果がある。
【0064】
請求項3に記載の発明によれば、作業者の足場板部分となる天板部とその天板部の両端に連結された一対の伸縮可能な脚部とが所定角度で維持される状態を補助するためのブレ−スは、上記ブレ−スは2つのハ−フブレ−ス本体とからなり、一方のハ−フブレ−ス本体の一端は天板部に回動自在に装着され、他方のハ−フブレ−ス本体の一端は脚部に回動自在に装着され、これら2つのハ−フブレ−ス本体の他端は枢着され、2つのハ−フブレ−ス本体の他端側にこれらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持するようにしたロック機構が形成されているので、2つのブレ−ス本体が水平状態になると、ロック機構が動作して2つのハ−フブレ−ス本体を自動的に水平状態を維持することにより、ブレ−スのセット忘れを防止でき、また、別作業としてブレ−スをセットする手間が省け、完全にブレ−スがセットできることで脚部のヒンジ等の連結部を破壊することがなくなり、またブレ−スがないことで、足場全体がねじれ、接合部にガタがきて踏み桟等の脱落等の事故に発展する可能性も少なくなるという効果を有する。
【0065】
また、上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられた係止部材と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に回動自在に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記係止部材に係合する係止鉤部を一端側に形成したブレ−スストッパ−と、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が形成された一端側を上記係止部材に向けて常時付勢するバネ部材とからなるので、ロック機構のロックを解除する際に、ブレ−スストッパ−の操作部を押圧操作し、バネ部材の付勢力に抗して可動させれば、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が係止部材から離れて両者の係合が解除されるため、ブレ−スストッパ−の操作部を操作しながら2つのブレ−ス本体を折り曲げれることにより、2つのブレ−ス本体を簡単に折り畳むことができ、操作性がよいという効果がある。
【0066】
請求項4に記載の発明によれば、請求項3の効果に加え、上記ブレ−スのロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に形成された相対向する一対の連結片の間に出入り自在な係止ピンと、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、該係止ピンを可動させるブレ−スストッパ−と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記一対の連結片の間に入り込んでいる上記係止ピンに係合する係止鉤部が形成された回動片と、上記ブレ−スストッパ−を係止ピンが上記一対の連結片の間に入るよう常時付勢するバネ部材ばねとからなるので、ロック機構が殆ど2つのハ−フブレ−ス本体内に収納されているから、ブレ−スの幅が小さくて済み、見栄えもよく、スペ−スの無い場所に使いやすいという効果がある。
【0067】
請求項5に記載の発明によれば、作業足場台の作業者の足場板部分となる天板部は可撓性を有しているので、天板部の両端に連結された一対の脚部の足場が多少傾斜していたり、多少の段差がある場合に、天板部が剛性であれば、作業足場台はガタつくが、天板部が可撓性のために撓んで変形することにより、作業足場台がガタつくのが防止されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施の形態に係る作業足場台を例示する正面図である。
【図2】図2は同作業足場台を例示する側面図である。
【図3】図3は同作業足場台を例示する平面図である。
【図4】図4は図3のA−A線断面図である。
【図5】図5は同作業足場台のロック機構により脚部伸縮時を例示する一部省略縦断面図である。
【図6】図6は同作業足場台のロック機構により脚部伸縮時を例示する一部省略横断面図である。
【図7】図7は同作業足場台のロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図である。
【図8】図8は同作業足場台のロック機構により脚部固定時を例示する一部省略横断面図である。
【図9】図9は同作業足場台のもう一つのロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図である。
【図10】図10は同作業足場台のさらにもう一つのロック機構により脚部固定時を例示する一部省略縦断面図である。
【図11】図11は同作業足場台のさらにもう一つのロック機構のカバ−を取り除いた状態を別の角度から例示する一部省略側面図である。
【図12】図12は同作業足場台のブレ−スをロック機構により水平にロックした状態を例示する一部省略側面図である。
【図13】図13は図12のB−B線断面図である。
【図14】図14は同作業足場台のブレ−スをもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する斜視図である。
【図15】図15は図14の(b)のC−C線断面図である。
【図16】図16は同作業足場台のブレ−スをさらにもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する斜視図である。
【図17】図17は同作業足場台のブレ−スを折り曲げた状態を例示する斜視図である。
【図18】図18は同作業足場台のブレ−スをさらにもう一つのロック機構により水平にロックした状態を例示する断面図である。
【符号の説明】
1 天板部
2 脚部
4 外脚部材
5 内脚部材
6 ロック機構
11a ロック用貫通穴
11b ロック用貫通穴
12 ピン部材
13 回動レバ−(駆動手段)
20 伸長コイルスプリング(駆動手段)

Claims (5)

  1. 作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業足場台において、
    上記脚部は外脚部材とこの外脚部材内を摺動自在な内脚部材とで伸縮自在に構成されると共に、上記内脚部材には長手方向に延びる凹部を有し、
    上記脚部に内脚部材を外脚部材の所望位置で停止できるようにしたロック機構が形成され、
    該ロック機構は外脚部材及び内脚部材の上記凹部にそれぞれ長手方向に間隔を置いて設けられた複数のロック用貫通穴と、そのロック用貫通穴に先端が挿通されるピン部材と、外脚部材に設けられ、ピン部材を駆動する駆動手段とからなり、
    上記駆動手段は外脚部材に回動自在に設けられ、ピン部材をロック用貫通穴に対して出入り自在に駆動する回動レバ−と、ピン部材をロック用貫通穴に向けて常時付勢するバネ部材とからなり、
    上記ピン部材が外脚部材と内脚部材とのロック用貫通穴を貫通したときには、外脚部材と内脚部材とがロックされ、上記回動レバーが回動されて上記ピン部材の先端が凹部内に位置したときには、外脚部材に対して内脚部材を可動させることができることを特徴とする作業足場台。
  2. 上記外脚部材にカバ−が取り付けられ、そのカバ−内に上記回動レバ−の操作部と上記ピン部材及びバネ部材が配置され、そのカバ−に回動レバ−の操作部を操作可能とする操作用穴が設けられていることを特徴とする請求項1記載の作業足場台。
  3. 作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめ、天板部と脚部とが所定角度で維持される状態を補助するためのブレ−スを備えた作業足場台において、上記ブレ−スは2つのハ−フブレ−ス本体とからなり、一方のハ−フブレ−ス本体の一端は天板部に回動自在に装着され、他方のハ−フブレ−ス本体の一端は脚部に回動自在に装着され、これら2つのハ−フブレ−ス本体の他端は枢着され、2つのハ−フブレ−ス本体の他端側にこれらハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに水平状態を維持するようにしたロック機構が形成され、
    上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられた係止部材と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に回動自在に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記係止部材に係合する係止鉤部を一端側に形成したブレ−スストッパ−と、ブレ−スストッパ−の係止鉤部が形成された一端側を上記係止部材に向けて常時付勢するバネ部材ばねとからなることを特徴とする作業足場台。
  4. 上記ロック機構は、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に形成された相対向する一対の連結片の間に出入り自在な係止ピンと、一方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、該係止ピンを可動させるブレ−スストッパ−と、他方のハ−フブレ−ス本体の他端側に設けられ、2つのハ−フブレ−ス本体が真直ぐ水平状態になったときに上記一対の連結片の間に入り込んでいる上記係止ピンに係合する係止鉤部が形成された回動片と、上記ブレ−スストッパ−を係止ピンが上記一対の連結片の間に入るよう常時付勢するバネ部材ばねとからなることを特徴とする請求項3に記載の作業足場台。
  5. 作業者の足場板部分となる天板部の両端に、一対の伸縮可能な脚部を、連結部材を介して折曲可能となるよう連結せしめた作業足場台において、上記天板部は可撓性を有していることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の作業足場台。
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