JPH1192737A - 感熱性ディレードタック粘着剤 - Google Patents

感熱性ディレードタック粘着剤

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JPH1192737A
JPH1192737A JP20763398A JP20763398A JPH1192737A JP H1192737 A JPH1192737 A JP H1192737A JP 20763398 A JP20763398 A JP 20763398A JP 20763398 A JP20763398 A JP 20763398A JP H1192737 A JPH1192737 A JP H1192737A
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JP
Japan
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heat
natural rubber
rubber latex
sensitive
graft
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JP20763398A
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English (en)
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Hiroshi Yamada
博 山田
Masanaka Nagamoto
正仲 長本
Akira Ichikawa
晃 市川
Hiroyuki Kaya
宏幸 茅
Yukinori Motosugi
享律 元杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
REJITEKKUSU KK
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
REJITEKKUSU KK
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被着体に対する粘着力、特に塩化ビニルシー
トやポリエチレンシート等に対する接着力が強く、かつ
耐ブロッキング性に優れた感熱性ディレードタック粘着
剤を提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂及び熱可融性物質を含有す
る感熱性ディレードタック粘着剤において、該熱可塑性
樹脂がビニル系モノマーをグラフト共重合した天然ゴム
ラテックスであることを特徴とする感熱性ディレードタ
ック粘着剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常温では非粘着性
であるが加熱により活性化され粘着性が発現し、その後
加熱源を取り去った後でも長時間粘着性が持続する感熱
性ディレードタック粘着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱性ディレードタック粘着剤は、
(「接着便覧」第12版、第(131〜135)頁、昭
和55年、高分子刊行会発行)に具体的な実例が記載さ
れているように、基本的には熱可塑性樹脂と熱可融性物
質(代表的には固体可塑剤)及び粘着付与剤を含有して
いる。熱可塑性樹脂は粘着力・接着力の根源となるもの
であり、また熱可融性物質は常温では固体である為樹脂
に可塑性を与えないが、加熱により溶融して樹脂を膨潤
あるいは軟化させて粘着性を発現させる。さらに粘着付
与剤は粘着剤性を向上させる働きをする。感熱性ディレ
ードタック粘着剤中の熱可融性物質は加熱により溶融し
た後はゆっくりと結晶化する為に、熱源を取り除いた後
も粘着性を長時間持続させる。しかし、従来の感熱性デ
ィレードタック粘着剤は、粘着性発現後の粘着力が十分
ではなかった。
【0003】これらの問題を解決するために、特開平6
−57226号や特開平6−57233号においては、
熱可塑性樹脂としてガラス転移点0℃以上のエチレン−
酢酸ビニル共重合体又はガラス転移点−5℃以上の熱可
塑性樹脂(エチレン−酢酸ビニル共重合体を除く)等を
用いることが提案されている。しかし、これらはステン
レス板等に対する粘着力は非較的良好な結果が得られて
いるものの、塩化ビニルシートやポリエチレンシート等
に対する粘着力は、未だ実用レベルに達していない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の感熱性ディレードタック粘着剤にみられる欠点を克服
し、各被着体に対する粘着力、特に塩化ビニルシートや
ポリエチレンシート等に対する粘着力が強く、且つ耐ブ
ロッキング性が優れた感熱性ディレードタック粘着剤を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、粘着力と
耐ブロッキング性との両立を図るため、鋭意検討の結
果、感熱性ディレードタック粘着剤中の熱可塑性樹脂と
して、スチレングラフト共重合天然ゴムラテックスを含
有させることによって、上記課題が解決できることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】本発明によれば、第一に、熱可塑性樹脂、
及び常温固体で熱時溶融し熱可塑性樹脂を軟化又は溶解
する熱可融性物質を含有する感熱性ディレードタック粘
着剤において、該熱可塑性樹脂がビニル系モノマーをグ
ラフト共重合した天然ゴムラテックスを含有することを
特徴とする感熱性ディレードタック粘着剤が提供され
る。
【0007】第二に、更に粘着付与剤を含有することを
特徴とする上記第一の感熱性ディレードタック粘着剤が
提供される。
【0008】第三に、ビニル系モノマーをグラフト共重
合した天然ゴムラテックスの数平均分子量が10,00
0〜1,000,000であることを特徴とする上記第
一、第二又は第三の感熱性ディレードタック粘着剤が提
供される。
【0009】第四に、ビニル系モノマーをグラフト共重
合した天然ゴムラテックスが、天然ゴムラテックス10
0重量部に対してビニル系モノマーを10から100重
量部グラフト共重合してなる熱可塑性樹脂であることを
特徴とする上記第一、第二又は第三の感熱性ディレード
タック粘着剤が提供される。
【0010】第五に、ビニル系モノマーをグラフト共重
合した天然ゴムラテックスが、メタクリル酸アルキルエ
ステルグラフト共重合天然ゴムラテックスであることを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の感熱性ディ
レードタック粘着剤が提供される。
【0011】第六に、メタクリル酸アルキルエステルグ
ラフト共重合天然ゴムラテックスが、メタクリル酸メチ
ルグラフト共重合天然ゴムラテックスであることを特徴
とする上記第五の感熱性ディレードタック粘着剤が提供
される。
【0012】第七に、ビニル系モノマーをグラフト共重
合した天然ゴムラテックスが、スチレングラフト共重合
天然ゴムラテックスであることを特徴とする上記第一〜
四のいずれかに記載の感熱性デイレードタックの粘着剤
が提供される。
【0013】第八に、感熱性ディレードタック粘着剤中
の熱可融性物質の比率が30〜70重量%であることを
特徴とする上記第一〜七のいずれかに記載の感熱性ディ
レードタック粘着剤が提供される。
【0014】第九に、感熱性ディレードタック粘着剤中
の粘着付与剤の比率が3〜30重量%であることを特徴
とする上記第二〜八のいずれかに記載の感熱性ディレー
ドタック粘着剤が提供される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を更に詳細に説明す
る。感熱性ディレードタック粘着剤は、一般に、加熱に
より粘着力・接着力を付与する主な成分である熱可塑性
樹脂、加熱により溶融し粘着剤に粘着性を発現させる作
用を有する熱可融性物質を主成分とし、好ましくは更
に、粘着性を向上させる粘着付与剤等を含有する。
【0016】本発明の感熱性ディレードタック粘着剤
は、該熱可塑性樹脂として特にビニル系モノマーをグラ
フト共重合した天然ゴムラテックを使用したものであ
る。これらのビニル系モノマーをグラフト共重合した天
然ゴムラテックスのうち、特にビニル系モノマーをグラ
フト共重合した天然ゴムラテックスの数平均分子量が1
0,000から1,000,000である共重合体、更
に好ましくは50,000から500,000の共重合
体であり、これを使用することにより、各被着体、特に
塩化ビニルシートやポリエチレンシートに対する粘着力
が強く、かつ耐ブロッキング性も良好となる。
【0017】また、これらのビニル系モノマーをグラフ
ト共重合した天然ゴムラテックスのうち、特に好ましい
ものはビニル系モノマーのグラフト率が天然ゴムラテッ
クスに対して10〜100%(天然ゴム100重量部に
対してビニル系モノマー10〜100重量部の割合)の
共重合体、更に好ましいものは20〜70%の共重合体
である。これらのラテックスを使用することにより、各
被着体、特に塩化ビニルシートやポリエチレンシートに
対する粘着力が更に強くなり、かつ耐ブロッキング性も
更に良好となる。
【0018】本発明の感熱性ディレードタック粘着剤
は、該熱可塑性樹脂としてビニル系モノマーをグラフト
共重合した天然ゴムラテックスを使用したものである。
ビニル系モノマーとしては、例えばスチレン、カルボキ
シル基付加体、メタクリル酸エステル、ヒドロキシル基
付加体、酢酸ビニル、アクリロニトリル、アクリルアミ
ド、グリシジルメタクリレート等があげられるが、必ず
しもこれらに限定されるものではない。
【0019】これらのビニル系モノマーをグラフト共重
合した天然ゴムラテックスのうち、特にスチレンモノマ
ー又はメタクリル酸メチルモノマーをグラフト共重合し
た天然ゴムラテックスを使用することにより、各被着
体、特に塩化ビニルシートやポリエチレンシートに対す
る粘着力が強く、かつ耐ブロッキング性も良好となる。
【0020】本発明の感熱性ディレードタック粘着剤
は、該熱可塑性樹脂として特にビニル系モノマーをグラ
フト共重合した天然ゴムラテックスを使用したものであ
るが、必要に応じて、例えば、天然ゴムラテックス、グ
ラフト共重合天然ゴムラテックス、ポリ酢酸ビニル、ポ
リメタクリル酸エステル、合成ゴム、酢酸ビニル−アク
リル酸2−エチルヘキシル共重合体、酢酸ビニル−エチ
レン共重合体、ビニルピロリドン−スチレン共重合体、
ビニルピロリドン−アクリル酸エステル共重合体、スチ
レン−ブタジエン共重合体、アクリル−ブタジエン共重
合体、スチレン−アクリル共重合体等の高分子樹脂との
併用も可能である。
【0021】本発明で使用される熱可融性物質の代表的
なものとしては固体可塑剤があり、具体的には以下に例
示するものが単独でもしくは2種類以上の組合せで使用
できるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。
フタル酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジ
シクロヘキシル、フタル酸ジヒドロアビエチル、イソフ
タル酸ジメチル、安息香酸スクローズ、二安息香酸エチ
レングリコール、三安息香酸トリメチロールエタン、三
安息香酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリット、
八酢酸スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル、N−
シクロヘキシル−p−トルエンスルホンアミド等。
【0022】感熱性ディレードタック粘着剤中の熱可融
性物質の含有率は、好ましくは30〜70重量%であ
り、更に好ましくは35〜65重量%である。熱可融性
物質の含有率が30重量%未満及び70%を超えた場合
には、いずれも粘着力の低下となる。
【0023】前記成分に加え、本発明で好ましく併用さ
れる粘着付与剤としては、以下に例示するものが使用で
きるが、必ずしもこれらに限定されるものではない。ロ
ジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水添ロジンまたはそ
れらのグリセリン、ペンタエリスリトール等のエステ
ル、樹脂酸ダイマー等)、テルペン樹脂系、石油樹脂
系、フェノール樹脂系、キシレン樹脂系等。感熱性ディ
レードタック粘着剤中の粘着付与剤の融点又は軟化点
は、好ましくは70℃以上で、更に好ましくは70〜2
00℃である。70℃未満になると、耐ブロッキング性
が低下する。又、感熱性ディレードタック粘着剤中の粘
着付与剤の含有率は、好ましくは3〜30重量%で、更
に好ましくは5〜25重量%である。3重量%未満であ
ると粘着力が低下し、30重量%を超えると耐ブロッキ
ング性が低下する。
【0024】本発明の感熱性ディレードタック粘着剤に
おいては、上記成分以外に、ブロッキング防止の為に、
酸化チタン、アルミナ、コロイダルシリカ、カオリン、
タルク等の無機物や、パラフィン、天然ワックス、合成
ワックス、天然油脂、ポリスチレン粉体等の有機物を、
更に必要に応じて分散剤や消泡剤、増粘剤等も使用する
ことができる。
【0025】
【実施例】次に、本発明を実施例により、更に詳細に説
明する。なお、以下に示す部及び%は、いずれも重量基
準である。
【0026】 実施例1 〔A液〕熱可融性物質分散液 フタル酸ジシクロヘキシル 40部 ポリビニルアルコール(30%水溶液) 4部 アミン系分散剤 4部 水 52部 上記組成からなる混合物を、平均粒径が1.0μmとな
るようにサンドミルを用いて分散して分散液〔A液〕を
得た。 〔B液〕感熱性粘着剤分散液 メタクリル酸メチルグラフト共重合 天然ゴムラテックス分散液(50%) 50部 熱可融性物質分散液〔A液〕 100部 上記組成からなる感熱性粘着剤分散液〔B液〕を80g
/m2の片面コート紙の裏面に乾燥後重量25g/m2
なるように塗布乾燥し、感熱性粘着シートを得た。
【0027】実施例2 実施例1において、〔B液〕の感熱性粘着剤分散液に、
ロジンエステル分散液(軟化点50℃)(固形分50
%)35部を加えた以外は実施例1と同様にして、実施
例2の感熱性粘着シートを得た。
【0028】実施例3 実施例2において、〔B液〕のメタクリル酸メチルグラ
フト共重合天然ゴムラテックスのグラフト化率を40%
から25%(メタクリル酸メチル/天然ゴム=25/1
00)に変えたものを用いた以外は実施例2と同様にし
て、実施例3の感熱性粘着シートを得た。
【0029】実施例4 実施例2において、〔B液〕のメタクリル酸メチルグラ
フト共重合天然ゴムラテックスのグラフト化率を40%
から65%(メタクリル酸メチル/天然ゴム=65/1
00)に変えたものを用いた以外は実施例2と同様にし
て、実施例4の感熱性粘着シートを得た。
【0030】実施例5 実施例2において、〔B液〕のロジンエステル分散液を
軟化点100℃から125℃のものに変えた以外は実施
例2と同様にして、実施例5の感熱性粘着シートを得
た。
【0031】実施例6 実施例2において、〔B液〕のメタクリル酸メチルグラ
フト共重合天然ゴムラテックス分散液(50%)の代わ
りに、グラフト化率40%のスチレングラフト共重合天
然ゴムラテックス分散液(50%)を用いた以外は実施
例2と同様にして、実施例6の感熱性粘着シートを得
た。
【0032】実施例7 実施例6のスチレングラフト共重合天然ゴムラテックス
のグラフト化率を40%から25%に変えた(スチレン
/天然ゴム=25/100)以外は実施例6と同様にし
て、実施例7の感熱粘着シートを得た。
【0033】実施例8 実施例2の〔B液〕のメタクリル酸メチルグラフト共重
合天然ゴムラテックスの代わりにグリシジルメタクリレ
ートグラフト共重合天然ゴムラテックス(グリシジルメ
タクリレート/天然ゴム=40/100)を使用した以
外は実施例2と同様にして、実施例8の感熱性粘着シー
トを得た。
【0034】実施例9 実施例2の〔A液〕のフタル酸ジシクロヘキシル40部
の代わりにフタル酸ジフェニル40部を使用した以外は
実施例2と同様にして、実施例9の感熱性粘着シートを
得た。
【0035】比較例1 実施例2において〔B液〕のメタクリル酸メチルグラフ
ト共重合天然ゴムラテックスの代りに、スチレン−アク
リル共重合体(昭和高分子社製:ポリゾールAT−20
40、固形分40%)を用いた以外は、実施例2と同様
にして、比較例1の感熱性粘着シートを得た。
【0036】比較例2 実施例2の〔B液〕のメタクリル酸メチルグラフト共重
合天然ゴムラテックスの代りに、カルボキシ化スチレン
−アクリル共重合体(武田薬品社製:SA−22、固形
分47%)を用いた以外は、実施例2と同様にして、比
較例2の感熱性粘着シートを得た。
【0037】以上のようにして得られた感熱性粘着シー
トに関して、感熱性ディレードタック粘着剤層の熱活性
化に伴う粘着力、及び感熱性粘着シートのコート紙表面
と感熱性ディレードタック粘着剤層とを接触したときの
耐ブロッキング性について、以下に示す試験を行い、評
価した。その結果を表1に示す。
【0038】<粘着性>上記のごとく得られた感熱記録
用ラベルを恒温糟(90℃)に1分間入れて裏面の感熱
粘着剤層を熱活性化させ、サンプルを被着体(塩化ビニ
ルラップ、ポリエチレンラップ)に貼り付けてその粘着
力を以下のようなランクで評価した。 (評価基準) ◎:強く粘着した ○:粘着した △:やや粘着した
【0039】<耐ブロッキング性>同一の感熱性粘着シ
ートサンプルのコート紙表面と感熱性ディレードタック
粘着剤層とを接触させ、2kg/cm2の圧力で50
℃、Dryの条件下で24時間試験した後、室温で放置
後サンプルを剥がし、その時の耐ブロッキング性を以下
のようなランクで評価した。 (評価基準) ◎:ブロッキング発生なし(ハクリ音なし) ○:ブロッキング発生なし(ハクリ音あり) △:若干ブロッキング発生
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明の感熱性ディレードタック粘着剤
は、感熱性ディレードタック粘着剤を構成する熱可塑性
樹脂として、ビニル系モノマーをグラフト共重合した天
然ゴムラテックスを含有させたことにより、各被着体、
特に塩化ビニルシート、ポリエチレンシートに対する粘
着力が強く且つ耐ブロッキング性にも優れている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 晃 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 茅 宏幸 神奈川県愛甲郡愛川町中津3318−2 株式 会社レヂテックス内 (72)発明者 元杉 享律 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂、及び常温固体で熱時溶融
    し熱可塑性樹脂を軟化又は溶解する熱可融性物質を含有
    する感熱性ディレードタック粘着剤において、該熱可塑
    性樹脂がビニル系モノマーをグラフト共重合した天然ゴ
    ムラテックスを含有することを特徴とする感熱性ディレ
    ードタック粘着剤。
  2. 【請求項2】 更に粘着付与剤を含有することを特徴と
    する請求項1記載の感熱性ディレードタック粘着剤。
  3. 【請求項3】 ビニル系モノマーをグラフト共重合した
    天然ゴムラテックスの数平均分子量が10,000〜
    1,000,000であることを特徴とする請求項1又
    は2記載の感熱性ディレードタック粘着剤。
  4. 【請求項4】 ビニル系モノマーをグラフト共重合した
    天然ゴムラテックスが、天然ゴムラテックス100重量
    部に対してビニル系モノマーを10から100重量部グ
    ラフト共重合してなる熱可塑性樹脂であることを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載の感熱性ディレード
    タック粘着剤。
  5. 【請求項5】 ビニル系モノマーをグラフト共重合した
    天然ゴムラテックスが、メタクリル酸アルキルエステル
    グラフト共重合天然ゴムラテックスであることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれかに記載の感熱性ディレード
    タック粘着剤。
  6. 【請求項6】 メタクリル酸アルキルエステルグラフト
    共重合天然ゴムラテックスがメタクリル酸メチルグラフ
    ト共重合天然ゴムラテックスであることを特徴とする請
    求項5記載の感熱性ディレードタック粘着剤。
  7. 【請求項7】 ビニル系モノマーをグラフト共重合した
    天然ゴムラテックスが、スチレングラフト共重合天然ゴ
    ムラテックスであることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の感熱性デイレードタックの粘着剤。
  8. 【請求項8】 感熱性ディレードタック粘着剤中の熱可
    融性物質の比率が30〜70重量%であることを特徴と
    する請求項1〜7のいずれかに記載の感熱性ディレード
    タック粘着剤。
  9. 【請求項9】 感熱性ディレードタック粘着剤中の粘着
    付与剤の比率が3〜30重量%であることを特徴とする
    請求項2〜8のいずれかに記載の感熱性ディレードタッ
    ク粘着剤。
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