JPH1191990A - 原稿自動搬送装置 - Google Patents

原稿自動搬送装置

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JPH1191990A
JPH1191990A JP27225697A JP27225697A JPH1191990A JP H1191990 A JPH1191990 A JP H1191990A JP 27225697 A JP27225697 A JP 27225697A JP 27225697 A JP27225697 A JP 27225697A JP H1191990 A JPH1191990 A JP H1191990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿を1枚ずつ分離する分離要素の摩擦係数
の低下を検知して原稿給紙不良を未然に防止し得る原稿
自動搬送装置の提供を目的としている。 【解決手段】 本発明は、セットされた原稿を1枚ずつ
分離して画像読取り位置まで自動搬送する原稿自動搬送
装置6において、給紙方向に回転する回転体11と、回
転体11に圧接しつつ回転し、給紙された原稿を回転体
11と共働して1枚ずつ分離する分離ローラ12と、分
離ローラ12の回転状態を検知する検知手段50と、検
知手段50からの検知情報に基づいて原稿の給紙動作を
制御する制御手段とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等の画像形
成装置に設けられ、セットされた原稿を原稿読取り位置
に向けて1枚ずつ送り込む原稿自動搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、セットされた複数枚の原稿を1枚
ずつ分離して読取り位置まで搬送する方式としては、所
定の分離負荷手段を有する分離コロと給紙コロとによっ
て原稿を1枚ずつ分離して給紙する方式(FRR方式)
が広く採用されている。
【0003】分離コロと給紙コロは、経時的もしくは原
稿の汚れ等が付着することによって、その摩擦係数が下
がるが、摩擦係数が一定以上低下すると、重送や不送り
等が生じ、正確な分離給紙を行なうことができなくな
る。そのため、従来においては、分離コロや給紙コロを
定期的に清掃および交換等することによって、このよう
な不具合が生じないようにしている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】しかし、分離コロや
給紙コロの摩擦係数の低下度合いは、搬送される原稿の
種類や使用環境等によって大きく異なるため、定期的な
清掃や交換だけで原稿給紙不良を未然に防止することは
困難である。
【0005】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、原稿を1枚ずつ分離
する分離要素の摩擦係数の低下を検知して原稿給紙不良
を未然に防止し得る原稿自動搬送装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、セットされた原稿を1枚
ずつ分離して画像読取り位置まで自動搬送する原稿自動
搬送装置において、給紙方向に回転する回転体と、前記
回転体に圧接しつつ回転し、給紙された原稿を回転体と
共働して1枚ずつ分離する分離ローラと、分離ローラの
回転状態を検知する検知手段とを具備することを特徴と
する。
【0007】この請求項1に記載の発明によれば、検知
手段によって分離ローラと回転体との間の摩擦係数の変
化を検知でき、原稿の給紙不良を防止できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、原稿が分離ローラと回転体との間に給
紙されるまでの所定の時間、前記検知手段によって分離
ローラの線速と回転体の線速との差が検知されることを
特徴とする。
【0009】この請求項2に記載の発明によれば、検知
手段によって分離ローラと回転体との間の摩擦係数の変
化を精度良く検知することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、検知手段からの検知情報に基づいて原
稿の給紙動作を制御する制御手段を備え、分離ローラと
回転体の線速差が設定された値を越えると、前記制御手
段によって原稿の給紙動作が停止されることを特徴とす
る。
【0011】この請求項3に記載の発明によれば、制御
手段によって原稿の搬送不良を未然に防止できる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、給紙状態の異常を知らせる警告手段を
具備し、分離ローラと回転体の線速差が設定された値を
越えると、前記警告手段が給紙状態の異常を知らせるこ
とを特徴とする。
【0013】この請求項4に記載の発明によれば、オペ
レータに給紙異常を警告することができ、搬送不良を防
止するための適切な処理が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施形態について説明する。
【0015】図1は、本実施形態に係る自動原稿搬送装
置(以下、単にADFという)6を示している。図示の
ように、ADF6は、画像読取装置を有する複写機1の
上部に装着されている。複写機1の上面には、スリット
ガラス(読取位置)2とコンタクトガラス3とが設けら
れている。スリットガラス2とコンタクトガラス3の下
方には、画像読取手段としての露光ランプ4および第1
ミラー5等が設けられている。複写機1の画像読取手段
は、コンタクトガラス3にセットされた原稿Pを読取る
際には、露光ランプ4と第1ミラー5とがコンタクトガ
ラス3の下方で図中左右方向に移動して原稿面を読み取
り、また、スリットガラス2を介して原稿Pを読取る際
には、露光ランプ4と第1ミラー5とがスリットガラス
2の下方に停止した状態で原稿面を読み取るようになっ
ている。なお、このような形態における画像読み取り方
式は公知であるためその詳細な説明を省略するが、露光
ランプ4から原稿面に向けて照射された光の原稿面から
の反射光は、第1ミラー5や図示しないレンズによって
CCD等の結像素子に送られ、この結像素子で結像され
る。
【0016】ADF6の下面には、コンタクトガラス3
に載置された原稿Pを覆ってコンタクトガラス3に押圧
するとともに原稿Pの読取り時の白基準となる反射板7
が設けられている。なお、ADF6は、図示しないヒン
ジを介して複写機1に連結されており、複写機1の上面
に対して接離自在となっている。
【0017】ADF6の上部には原稿載置台9が設けら
れており、この原稿載置台9には複数枚の原稿Pからな
る原稿束がセットされるようになっている。原稿載置台
9にセットされた原稿Pは、その上面に呼出コロ10が
当接して回転することによって、給紙ベルト11と分離
コロ(分離ローラ)12との間の分離部Dに送り出され
るようになっている。この分離部Dでは、給紙ベルト1
1が搬送方向に回転する一方、分離コロ12によって原
稿Pが最上部から1枚ずつ分離されて給紙される。この
場合、分離コロ12には、搬送方向と逆方向に回転する
駆動軸からトルクリミッタ等の回動負荷軸受け51を介
して、回転力が伝達される。これにより、分離コロ12
は、分離部Dに進入する原稿が0もしくは1枚の場合に
は給紙方向に回動し、原稿が2枚以上分離部Dに進入し
た場合には停止もしくは逆転するようになっている。
【0018】なお、呼出コロ10の原稿搬送方向下流側
にはストッパ部材13が設けられている。このストッパ
部材13は、原稿載置台9に載置された原稿Pを衝止し
て、原稿Pが給紙ベルト11側に進入することを防止す
る。また、給紙ベルト11は任意の角度θで分離コロ1
2に加圧接触している。また、分離コロ12は後述する
回転検知手段50を有している。
【0019】呼出コロ10の下方には押上板14が設け
られている。この押上板14は、図示しないソレノイド
によって搬送方向上流側の回動支点14aを中心に回動
して、その先端側を呼出コロ10に対して近接または離
隔するようになっている。すなわち、押上板14は、複
写機1側のコピースタートスイッチが押されると、呼出
コロ10に対して離隔する実線位置から呼出コロ10に
近接する一点鎖線位置へと移動して、原稿Pを呼出コロ
10に押し付け、呼出コロ10による原稿Pの送出を可
能とする。
【0020】給紙ベルト11は、駆動コロ15と従動コ
ロ16とに掛け渡されて、ケース17内に収容されてい
る。駆動コロ15は、ADF6の本体に着脱可能に取り
付けられて回転駆動する軸15aに取り付けられてい
る。駆動コロ15と軸15aとの間にはワンウェイクラ
ッチ21が設けられており、このクラッチ21を介して
駆動コロ15が図中時計回りに回転して給紙ベルト11
を駆動する。
【0021】一方、従動コロ16は、スプリング20に
よって駆動コロ15から離隔する方向に付勢されつつ支
持されている。したがって、給紙ベルト11にはスプリ
ング20によって一定の張力が付与される。また、ケー
ス17は、軸15aを中心に回動自在に支持されてい
る。なお、前記呼出コロ10はこのケース17に取り付
けられている。
【0022】ケース17は、開閉可能な給紙部カバー1
8によって押えられることにより、位置決めされるよう
になっている。また、このようにケース17が位置決め
されることによって、給紙ベルト11が分離コロ12に
加圧接触し、呼出コロ10が位置決めされるようになっ
ている。逆に、給紙部カバー18が開方向に回動されて
いる状態で、ケース17が軸15aを支点に同一方向に
回動すると、呼出コロ10および給紙ベルト11による
原稿Pへの押し付け力が解除される。なお、給紙部カバ
ー18は、支点19を中心に回動自在に取付けられてい
る。
【0023】呼出コロ10には、図示しないギャップク
ラッチを介して、軸15aの駆動が伝達されるようにな
っている。このギャップクラッチは、軸15aの駆動を
所定角度回転する間に呼出コロ10へ伝達するように噛
み合い部を形成した部材であり、逆に給紙ベルト11に
より給紙される原稿Pによって呼出コロ10が連れ回る
際には駆動を伝達する噛み合いが外れるようになってい
る。このため、最上部の原稿Pの後端が呼出コロ10か
ら抜けると、所定角度回転するまで軸15aの回転は呼
出コロ10に伝達されず、その間に後続する原稿Pとの
紙間が開く構成になっている。なお、このような機能を
発揮するために、ギャップクラッチの代わりに、駆動コ
ロ15および呼出コロ10を電磁クラッチやスプリング
クラッチを介して駆動するようにしても良い。
【0024】給紙ベルト11および分離コロ12によっ
て分離された原稿Pは、図示しないモータによって回転
駆動する第1搬送コロ23および従動コロ24によって
反転経路25に沿って反転されつつ送られて、スリット
ガラス2に向かって搬送される。なお、従動コロ24
は、給紙部カバー18の支点19を中心に回動自在に支
持されたレバー26に取付けられている。また、レバー
26の先端は、その端部が給紙部カバー18に取り付け
られたスプリング27によって押圧されている。したが
って、従動コロ24は、スプリング27の付勢力によっ
て、第1搬送コロ23に対して加圧接触される。また、
図中Sはレジストセンサである。このレジストセンサS
によって原稿Pの先端が検知されると、原稿Pの送りタ
イミングを合わせるために原稿Pが一且停止される。
【0025】第1搬送コロ23および従動コロ24によ
って搬送された原稿Pは、反転ガイド28により案内さ
れてスリットガラス2上を通過した後、反転排紙ガイド
29によってすくい上げられるように案内されて排紙経
路30に通紙される。また、排紙経路30に通紙された
原稿Pは、第2搬送コロ32と従動コロ38との間およ
び排紙コロ34と従動コロ35との間で挟持されつつ搬
送(搬出)され、除電ブラシ36によって除電された後
に、外装カバー37上に排紙される。
【0026】なお、スリットガラス2上を原稿Pが通過
する際には、露光ランプ4や第1ミラー5等によって原
稿画像の読取りが行なわれるが、この場合、スリットガ
ラス2の上方に設けられた反射ガイド部材31によって
露光ランプ4からの光が反射され、また、反射ガイド部
材31が読取時の白基準となる。
【0027】一方、コンタクトガラス3上を覆う前記反
射板7は加圧板38の下面に設けられており、この加圧
板38はコンタクトガラス3上に載置された原稿Pをガ
ラス3に加圧するようになっている。加圧板38は支点
39を介してメインフレーム40に回動自在に取付けら
れている。
【0028】メインフレーム40は、その端部が従動コ
ロ35の軸に取付けられ、ADF6の本体に固定されて
いる。また、メインフレーム40は、コンタクトガラス
3を覆う面積を有しており、その上面に取り付けられた
外装カバー37と共に原稿排紙台を構成している。
【0029】また、加圧板38には、リンク41を介し
て、補助フレーム42が連結されている。補助フレーム
42は、メインフレーム40の外周部を狭持するように
断面が略コの字状に形成され、支点43を介してメイン
フレーム40に回動自在に連結されている。また、メイ
ンフレーム40にはマグネット44が設けられており、
このマグネット44は補助フレーム42を吸着してい
る。なお、補助フレーム42はその全体が金属によって
形成されているが、プラスチック等の弾性部材によって
形成されていても良い。なお、プラスチック等の弾性部
材によって形成する場合には、マグネット44に吸着さ
れる部分を金属で形成する必要がある。
【0030】補助フレーム42の先端部(図中、左端
部)には、排紙経路30の一部を構成するガイド板42
aが形成されており、ガイド板42aには従動コロ33
が回転自在に設けられている。ガイド板42aにはスタ
ンプユニット45が設けられており、このスタンプユニ
ット45は、ソレノイドによってスタンプをガイド板4
2aから出没させることにより、スリットガラス2を通
過した原稿Pの搬送方向下流側の所定位置に済スタンプ
を押印するようになっている。このように、スタンプを
押印すれば、読取り終了の確認や原稿Pの重送不良の確
認を行なうことができる。
【0031】また、補助フレーム42のガイド板42a
の近傍部分には、ユーザによる把持が可能な取手46が
設けられている。また、メインフレーム40にはストッ
パー47が設けられている。このストッパー47は、補
助フレーム42の基端部(図中、右端部)に当接し、補
助フレーム42が支点43を中心に反時計回りに所定量
以上回動するのを防止する。
【0032】図2は、分離コロ12の回転状態を検出し
て分離コロ12の摩擦係数の低下度合いを判別するため
の検出装置の回路図を概略的に示している。図示のよう
に、分離コロ12を回転させる駆動軸にはロータリーエ
ンコーダ63が取り付けられており、このエンコーダ6
3は前記駆動軸の回転状態に応じて所定のパルス信号を
出力するようになっている。エンコーダ63から出力さ
れるパルス信号は、周期計測部64に送信されてその周
期が測定される。すなわち、ロータリーエンコーダ63
と周期計測部64は、回転数をパルス信号に変換して取
り出すとともにそれを処理して分離コロ12の回動状態
を検知する前述の回動検知手段50を構成している。
【0033】また、図中61は、給紙ベルト11および
呼出コロ10を駆動させる軸15aに回転力を伝達する
給紙モータであり、この給紙モータ61側からも軸15
aの回転状態に応じた所定のパルス信号が周期計測部6
2に送信されてその周期が測定されるようになってい
る。
【0034】各周期計測部62,64での計測結果は比
較器65に送られ、この比較器65で分離コロ12と給
紙ベルト11との線速差が算出される。そして、比較器
65で算出された線速差データはCPU60に送られ、
CPU60はこのデータに基づいて給紙モータ61の動
作を制御する。なお、CPU60には、他に、警告表示
装置67が接続されている。
【0035】次に、前記検出装置の動作をADF6の動
作とともに説明する。
【0036】まず、複写機1側のコピースタートスイッ
チが押されると、押上板14が、呼出コロ10に対して
離隔する実線位置から呼出コロ10に近接する一点鎖線
位置へと移動する。これにより、ストッパ部材13に衝
止されて給紙ベルト11側に進入することが禁止されて
いた原稿載置台9上の複数枚(1枚でも可)の原稿P
は、給紙モータ61により駆動する呼出コロ10に押し
付けられ、呼出コロ10によって分離部Dへと送出され
る。この場合、給紙ベルト11および分離コロ12にも
同時に給紙モータ61により駆動がかかる。
【0037】原稿Pが原稿セット位置から分離部Dに進
入するまでの所定の時間、回動検知手段50によって分
離コロ12の回転状態が検知され、この回転状態が比較
部65で給紙モータ61側のパルス信号と比較される。
すなわち、エンコーダ63と給紙モータ61の各パルス
信号から、分離コロ12の線速と給紙ベルト11の線速
との差が検出される。この時、分離コロ12が給紙ベル
ト11と同方向に所定の線速以上(例えば、給紙ベルト
11の線速の70%以上)で回転している場合には、C
PU60は、分離コロ12が正常に回転動作していると
判断し、給紙モータ61の動作状態を維持する。したが
って、原稿Pが分離部Dへと給紙されて分離コロ12に
よって1枚ずつ搬送される。また、分離コロ12が給紙
ベルト11と同方向に所定の線速以下(例えば、給紙ベ
ルト11の線速の70%以下)で回転している場合に
は、CPU60は、分離コロ12の摩擦係数が低下した
と判断し、給紙モータ61の動作状態を維持しつつ警告
表示装置67を介して給紙部(分離コロ12あるいは給
紙ベルト11)の清掃または交換を警告する。さらに、
分離コロ12が給紙ベルト11と同方向に殆ど回転せず
或いは逆回転する場合には、CPU60は、分離コロ1
2の摩擦係数の低下により給紙不良が発生すると判断
し、給紙モータ61の駆動を停止するとともに警告表示
装置67を介して給紙部の清掃または交換を警告する。
【0038】本発明は、上述した実施の形態に限らず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、CPU60が給紙モータ61の制御を行わず
に、比較データにもとづいて警告表示装置67が警告表
示のみを行うものであっても良い。
【0039】以上説明したように、本実施形態のADF
6は、分離コロ12の回転状態を検出して分離コロ12
の摩擦係数の低下度合いを判別することができるため、
すなわち、分離コロ12と給紙ベルト11との間の摩擦
係数の変化を検知できるため、原稿給紙不良を未然に防
止することができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、検知手
段によって分離ローラと回転体との間の摩擦係数の変化
を検知でき、原稿の給紙不良を防止できる。
【0041】請求項2に記載の発明によれば、検知手段
によって分離ローラと回転体との間の摩擦係数の変化を
精度良く検知することができる。
【0042】請求項3に記載の発明によれば、制御手段
によって原稿の搬送不良を未然に防止できる。
【0043】請求項4に記載の発明によれば、オペレー
タに給紙異常を警告することができ、搬送不良を防止す
るための適切な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る原稿自動搬送装置の
概略図である。
【図2】分離コロの回転状態を検出して分離コロの摩擦
係数の低下度合いを判別するための検出装置の回路図で
ある。
【符号の説明】
6 ADF(原稿自動搬送装置) 11 給紙ベルト(回転体) 12 分離コロ(分離ローラ) 50 回動検知手段(検知手段) 60 CPU(制御手段) 63 エンコーダ(検知手段) 65 比較器(検知手段) 67 警告表示装置(警告手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セットされた原稿を1枚ずつ分離して画
    像読取り位置まで自動搬送する原稿自動搬送装置におい
    て、 給紙方向に回転する回転体と、 前記回転体に圧接しつつ回転し、給紙された原稿を回転
    体と共働して1枚ずつ分離する分離ローラと、 分離ローラの回転状態を検知する検知手段と、 を具備することを特徴とする原稿自動搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、原稿が分離ローラと回
    転体との間に給紙されるまでの所定の時間、分離ローラ
    の線速と回転体の線速との差を検知することを特徴とす
    る請求項1に記載の原稿自動搬送装置。
  3. 【請求項3】検知手段からの検知情報に基づいて原稿の
    給紙動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、
    分離ローラと回転体の線速差が設定された値を越える
    と、原稿の給紙動作を停止することを特徴とする請求項
    2に記載の原稿自動搬送装置。
  4. 【請求項4】給紙状態の異常を知らせる警告手段を具備
    し、分離ローラと回転体の線速差が設定された値を越え
    ると、前記警告手段が給紙状態の異常を知らせることを
    特徴とする請求項2に記載の原稿自動搬送装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018154471A (ja) * 2017-03-17 2018-10-04 キヤノン株式会社 画像形成装置及び給送装置
JP2018184264A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、及び画像形成装置

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JP2018184264A (ja) * 2017-04-26 2018-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 給紙装置、及び画像形成装置

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